JPS58201194A - ガラス板破壊検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はガラス板の損傷、まだは破壊される際に生ずる
ガラス板の振動を検出するとともに故意にガスバーナ等
でガラス板破壊検知器に損傷を与えようとする前に温度
を検知して動作する仁とを従来のガラス板破壊検出装置
として公知となっている特開昭５２−１１６２７４号、
特開昭５４３ページ 一４１０９９号等は、いずれも温度を検知する機能がな
いだめに、例えば故意にガスバーナ等で検出装置に損傷
を与え、ガラス板を破壊して侵入することが可能である
。

本発明はこの欠点を除去したガラス板破壊検出装置に関
するものである。本発明のガラス板破壊検出装置は、１
００ＫＨ２以上の高周波成分と５０ＫＨｚ以下の低周波
成分が存在した時のみ動作するものである。したがって
、例えば砂、小石等が高速でガラス板に衝突した場合、
低周波成分、高周波成分も存在するが高周波成分が強く
出ることになり、高周波成分は動作レベルであるが低周
波レベルが低いため動作しない。一方、ガラス板を手で
だたいた場合等は低周波成分が強く出るだめ低周波レベ
ルは動作レベルであるが、高周波成分は動作レベルでな
いだめ動作しない。このように２つの周波数成分が検知
レベル以上であれば動作する。今、高周波成分のみでも
って検知するガラス板破壊検知器は、砂、小石等が高速
で衝突した場合、高周波成分が発生するだめ検知動作す
ることになり、いわゆる誤動作が生じる。本発明のガラ
ス板破壊検知器は２つの周波数成分が検知レベル以上で
あれば動作する構成であり、したがって誤動作がない。

本発明の場合、ガラス板の破壊には高周波成分と低周波
成分の画周波数が存在するだめ、ガラス破壊を確実に検
知することができる。

そして、本発明のガラス板破壊検出装置はさらに温度検
知機能をもったものである。

以下、本発明の一実施例に基いて説明する。図は本発明
の実施例の回路図であり、図において１は破壊を検出す
べきガラス板の振動を検出するだめの検知器である６２
はその検知器１からの１００ＫＨｚ以上における高周波
の所定周波数に共振する共振回路である。３はその共振
回路２からの所定レベル以上の高周波交流信号を検波す
るとともに増幅する増幅回路である。４は前記検知器１
からの５０ＫＨｚ以下における振動成分を通過させるロ
ーパスフィルタである。５は前記増幅回路３からの出力
信号と前記ローパスフィルタ４の出力信号の所定レベル
以上の論理積によって出力信号を発５ページ 生するＡＮＤ回路であり、６はそのＡＮＤ回路５の出力
信号によって駆動され、ランプ、ブザー。

ベル等の警報器８を動作させるだめの信号を発生する出
力発生回路である。７は温度を検知して信号を発生させ
、前記警報器８を動作させる温度検知回路である。９は
電源である。

そして、検知器１はガラス板の機械的振動を電気信号に
変換するだめの圧電素子で構成され、実際の使用に際し
てはガラス板に取付られる。共振回路２はコンデンサと
固定インダクタで構成して検出器１に対し直列に接続さ
れ、検知器１からの１００ＫＨ２以上における高周波の
所定周波数に共振し、低周波成分をカットするとともに
直列共振回路を構成している。増幅回路３は共振回路２
の共振信号を検波するとともに増幅するもので、抵抗と
コンデンサ、トランジスタで構成する。ムＮＩ）回路５
は接合形電界効果トランジスタを使用して前記増幅回路
３からの信号電流はゲート電圧が零または正の場合特性
上導通状態にあり、ドレイン電圧は現われない。しかし
、ゲート電極へ負の電６ページ 圧が印加された場合カットオフ状態になり、前記増幅回
路３の出力信号は次段の出力発生回路６を構成するＰＮ
Ｐ、ＮＰＮ）ランジスタで構成する回路に信号を伝える
ことにより、前記ＰＮＰ。

ＮＰＮ　）う／ジスタを導通状態にすることができる。

ローパスフィルタ４は圧電素子からなる検知器１の一端
よりの抵抗と前記接合形電界効果トランジスタの入力容
量により構成され、遮断周波数は５０ＫＨｚになってい
る。温度を検知する温度検知回路７は、温度を検知する
ものとして低融点金属によるヒユーズ、サーミスタ、キ
ュリ一点を利用したサーマルスイッチ等、一定温度で溶
断する機能を有する素子で回路の一部が構成されている
。

すなわち、ガラス板に取付けだガラス板破壊検知装置が
高温になったり、また故意にガスバーナ等の熱源により
検知器に損傷を与える前に温度検知回路７が動作して、
警報器８を動作させることができる。ここで、温度を検
知するものとして低融点金属及び一定温度で溶断する機
能を有する素子を用いれば一度動作するとガラス板破壊
検知器と７ページ しての機能がなくなるが、温度検知回路にサーミスタお
よびキュリ一点を利用したザーマルスイノチを用いるこ
とにより、検知動作後温度が下がれば初期の状態に復帰
することが可能となる。また、火災の発生によりガラス
板が高温になった時も動作が可能であり火災検知器とし
ても利用できる。

以上詳細に説明したように、本発明のガラス板破壊検知
装置は従来の検知装置に温度検知回路を付加して妨害性
能を高めだ検知装置を提供するものである。すなわち、
ガラス板が損傷まだは破壊されたとき動作し、また火災
や故意にガスバーナ等で検知装置に損傷を与えて侵入し
ようとするとき、検知装置が温度を検知して動作し警報
器を動作させることができるものである。したがって、
従来の検知装置より一段と妨害性能に対する信頼性が高
いことから、防犯用等、各種保安装置に適している。

【図面の簡単な説明】

図は本発明に係るガラス板破壊検出装置の一実施例を示
す回路図である。 １・・・・・・機械−電気変換用検出器（検知器）、２
・・・・°°共振回路、４・・・・・・ローパスフィル
タ、５・・・・・・ＡＮＤ回路、６・・・・・・出力発
生回路、７・・・・・・温度検知手段（温度検知回路）
。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）ｍ壊を検出すべきガラス板の振動を検出するだめ
   の機械−電気変換用検出器と、この検出器からの電気信
   号における１００ＫＨｚ以上の高周波の所定周波数に共
   振する共振回路と、この共振回路の出力レベルを検出す
   る回路と、前記検出器からの５０　ＫＨｚ以下における
   低周波の所定周波数を通過させるローパスフィルタと、
   このローパスフィルタからの所定レベル以上の出力信号
   と前記共振回路よりの信号とが共存した時のみ出力信号
   を発生させるＡＮＤ回路と、この人ＮＤ回路の出力信号
   に応動する出力発生回路と、さらには温度を検知する温
   度検知手段とを具備してなることを特徴とするガラス板
   破壊検出装置。 ＠）温度を検知する素子として一定温度で溶断する機能
   を有するヒユーズを用いてガラス板破壊２ページ 検出回路の一部に回路構成することを特徴とする特許請
   求の範囲第（１）項記載のガラス板破壊検出装置、 （３）温度を検知する素子としてサーミスタを使用して
   回路の一部に構成したことを特徴とする特許請求の範囲
   第（１）項記載のガラス板破壊検出装置。 （４）温度を検知する素子としてキュリ一点を利用した
   サーマルスイッチを使用して回路の一部に構成したこと
   を特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載のガラス板
   破壊検出装置。