JPS58196884A - 加熱式汚液処理方法 - Google Patents

加熱式汚液処理方法

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JPS58196884A
JPS58196884A JP57077519A JP7751982A JPS58196884A JP S58196884 A JPS58196884 A JP S58196884A JP 57077519 A JP57077519 A JP 57077519A JP 7751982 A JP7751982 A JP 7751982A JP S58196884 A JPS58196884 A JP S58196884A
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JP
Japan
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steam
heating
temperature
pressure
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JP57077519A
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English (en)
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Yoshimi Oshitari
忍足 義見
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
    • Y02A20/124Water desalination
    • Y02A20/138Water desalination using renewable energy
    • Y02A20/141Wind power

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  • Heat Treatment Of Water, Waste Water Or Sewage (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は原子力利用施設における放射性廃液な、  ど
の処理に大きな偉力を発揮する、加熱式汚液処理方法に
関するものである。
原子力利用施設例えば原子力発電プラントにおいては、
原子炉の冷却水、各種施設の洗浄g液なと、高レベルか
ら低レベルまでの各種のレベルの放射性癖液が排出され
る。そこで一般に加熱による濃縮法、イオン交換樹脂に
よる吸着分離法、更には沈澱凝集法などにより、撥液を
放射性微粒子と水とに分離して、放射性微粒子を貯蔵保
管し水のみを放出することが行われている。しかし現在
最も有効であるとして多く使用されている、加熱による
濃縮法の採用によっても、放出水中における放射性微粒
子の皆無化は困難であり、長年月の間に放出域の海底な
どに蓄積して環境の悪化を招くおそれがある。そこで研
究の結果加熱による濃縮法における完全分離をなし得な
い理由が、加熱温度が沸騰点またはこれに近いことによ
って発生蒸気中に飛ぶ放射性微粒子を核とする飛沫にあ
ることが明らかにされ、現在その研究の主流はこの飛沫
の除去にそそがれている。しかし現在提案されている蒸
発槽の上部に金網、多孔板などの邪魔層を設けて衝突さ
せて飛沫を除去する方法では、一旦発生した飛沫を完全
に取去ることは不可能である。またグラスウールなどの
繊維の充填層や、高性能濾過器を用いて飛沫を捕捉する
方法によっても、完全な捕捉は困難であり、しかも放射
性微粒子の蓄積による性能の低下時交換されたものが、
放射性微粒子の量を増すことになる困難があり、これら
の改良提案によっても放出水中における放射性微粒子の
皆無化は望み得ない。そこで本発明者は飛沫を発生させ
ないことが、放射性微粒子の皆無化にとって重要なポイ
ントであることに着目して研究の結果、発生蒸気中に飛
沫を発生させない特有な加熱温度が存在すると云う重要
な事実を明らかにした。そしてこの温度は処理液が水の
場合30 riを上限とすることが確認された。従って
例えば第1図に示す部分断面図のように、送入[−1(
α)から蒸発槽fb)内に送りこんだ水Cを加熱装置d
によって30°Cに加熱し、その発生蒸気に送気[](
e)から清浄な空気を送って吸湿させる。そしてこれに
より低温加熱による蒸気圧の低下にもとつく移動力の低
下を補いながら、凝縮器fに送って冷却する方法をとる
ことにより、分離された水中への放射fi:微粒子の混
入を皆無とすることができる。
−!、た第1図中に点線で示すように吸水板gk、その
一部が処理液中に浸漬されるように多数ル列に設けて、
低温加熱にもとづく蒸発量の不足を蒸発面積の増大によ
って補うことにより、放射性微粒子の画期的な大容量処
理装置を実現できる。
しかし上記のように飛沫を発生しない低温度の加熱によ
って蒸気を発生させた場合には、これに伴って凝縮器に
おける蒸気の冷却温度を低くせざるを得す、その程度は
加熱温度が30℃の場合で0〜5℃程度とすることが必
要である。従って小容量のものは問題ないとしても、例
えば凝縮器からの排出水量が毎時間1〜10トン程度と
なるような処理を行う場合には、冷凍機用として約10
0〜1000 KWHの大きな電力を必要とし、運転費
が高価となる。従ってその利用促進のためには、例えば
20℃前後の温度を維持する一般の冷水を、冷却に用い
うるようにするなどの冷却温度の上昇が必要であるが、
そのためには発生蒸気温度従って加熱温度の上昇が必要
である。しかし加熱温度の上昇は前記したように蒸気中
への飛沫の混入を避は得ないことから、その捷までは実
現が不可能である。
本発明は研究の結果、蒸気発生雰囲気に工夫を加えるこ
とにより、制温で加熱しても飛沫の混入を見ることな(
、高い温度の蒸気を作りつることを明か(てし、これに
もとづいて冷却温度を高めて冷却に要する運転費の低減
を図りうるようにしたものである。次に図面を用いてそ
の詳細を説明する。
従来の高温加熱における分離液中への放射性微粒子の含
有は、前記したように主として活溌な液の蒸発と液分子
の活溌な運動による液面の激しい擾乱などにもとづくし
ぶきの発生によるものである。従ってこの液面と接する
蒸気発生雰囲気に、しぶきの発生を抑制する作用をもた
せれば、液中において液分子の活溌な運動が存在してい
ても、放射性微粒子を核とする飛沫が発生蒸気中に混入
するのを確実に防ぐことができ、発生蒸気の温度を低下
させるような低温加熱による抑制手段をとる必要を全く
なくして高温の蒸気を発生できる。
本発明は以上から、蒸気発生雰囲気内の圧力を上昇させ
ると同時にその圧力を調節することしこより、飛沫の発
生を阻止しながら高温の蒸気を発生できることを着想し
てなされたもので、圧カフ)上昇方法としてはポンプな
どによる強制的加圧方法もあるが、蒸気の圧力を利用す
るのが経済的である。例えば蒸気発生雰囲気を外界と遮
断された密閉雰囲気において加熱して、発生蒸気によっ
て蒸気発生雰囲気内の圧力の上昇を図ると同時に、蒸気
の放出量従って凝縮量の調節により処理液面に加わる圧
力を、放射性微粒子を核とする飛沫の発生を抑制するに
足るものとすれば、高温度の蒸気を発生できる。この場
合必然的に圧力によって発生蒸気量は前記した低温加熱
の場合と同様に少なくなり、蒸気の移動も不活溌となる
が、これは前゛ 記第1図によって示したように吸水板
による蒸発面積の拡大と、送風による移動速度への増強
によって充分補うことができる。従って本発明によれば
凝縮温度を高めて、これに要する運転費を大きく低減で
きる大処理容量の処理装置の提供が可能となる。
第2図は本発明の一実施例を示す部分断面図であって、
蒸気の圧力を利用する方法である。図において(1)は
処理槽、(2)はその蒸発部、(5)は送風部、(4)
は凝縮部、(5)は送風部と凝縮部の連結ダクトであっ
て、外部環境と遮断された密閉雰囲気を形成する。(6
)は加熱体であって、例えは蒸発部(2)の底部に設け
られ、コックを有する送入口(2α)から送りこまれた
放射性癖液(7)を、高温例えばその沸点温度またはこ
れに近い温度で加熱する。(8)は吸水板群であって、
例えば金属板の両面(Cフェルトのような吸水性を有す
る材料を貼って形成された多数枚の吸水板を、その一部
が処理液(7)中に浸漬されるように小さい間隔で並設
して作られ、蒸発面積を液面のそれに比して例えば数1
00倍に拡大して蒸’yl Nを犬とする。(9)は処
理液の吹きかけ用ノズルで、図示しないポンプにより、
送出口(2b)から吸出された処理液(7)を吸水板群
に降りかけて吸水電を大として蒸発を促進する。(10
)は送風機、(11)は加熱用フィン、(12)は高性
能空気許過器で、こnらは送風部(6)内に設けらバる
。また(10)は冷却用フィン、(1りは水溜め槽、(
15)はその排出口で、これらは凝縮部(4)内に設け
られる。そして加熱用フィン(11)による加熱空気を
、空気濾過器(12)に通して外界と遮断された処理m
(11内の塵埃を除去して蒸発部(2)に送り、これに
より冷却用フィン(13)への蒸気の移動を促進させる
。そして凝縮により水分が除去された空気を、送風機(
10)により再び加熱用フィン(1りに循環して上記の
動作を繰返えさせる。
上記のように処理槽(1)は外部雰囲気と遮断された密
閉環境となっている。従って一定温度の加熱により吸水
板群(8)から発生した蒸気は処理槽(1)内にこもっ
て、処理槽(1)内従って蒸発部(2)内の圧力を次オ
に高くする。このため蒸気の発生量は次オに小となり、
飽和蒸気圧になると蒸気の発生は零に抑制される。そこ
で今送風機(10)により空気を循環して、冷却用フィ
ン(13)による凝縮作用を開始させると、蒸気発生雰
囲気内の圧力は下がって蒸気の発生が行われ、圧力の低
下量は凝縮量が大となるに伴い大となる。即ち凝縮量の
調節により、液面からの飛沫の発生を効果的に阻止する
に適しることによって、高温8口熱による場合と同等の
効△ 果を得ながら、高い温度の蒸気を凝縮部(4)に送るこ
とができる。従ってそれだけ冷却用フィン(16)の冷
却温度を上昇させることができ、運転費を低減できる。
実験によれば放射性癖液の加熱温度を80゛Cとしたと
き、一般に20℃前後の温度をもつ工業用水をその捷ま
用いて充分な凝縮作用が得られるのを確かめることがで
きた。またそのとき蒸気発生雰囲気中における飛沫の有
無をレーザ粒度計を用いて測定したところ、その測定可
能粒径(005μ)以上の飛沫の存在を全く認めること
ができなかった。
なお加熱温度が高くなればなる程飽和蒸気圧は上昇する
ので(80℃で55011jHg、 100’Cで76
0 m Hg)、処理槽(1)の耐圧性能の向上が要求
され高価となる。従って前記のように冷水(20’C前
後)により光分な凝縮作用が可能な加熱温度とするのが
碍策である。また以上の実施例では凝縮量の調節により
圧力を調節したが、蒸気の一部の放出を併用してもよい
ま九以上では有害物′Xを含む液を有害物質と獣とに分
離する例について説明し九が、発生した蒸気なそのまま
放出する場合にも適用できる1、ただこの場合には所要
の圧力が得らルるように放出蓋を選定する心壁のあるこ
とは云うまでもない。
以上本発明な放射性IIl液の旭墳【例にとって述べた
が、6樵の液の蒸溜楕製その他に適用できる。
例えは電子工業においては部品の洗滌等に固形物の極め
て少くない純水を心壁としている。しかし現在は12〜
2μmII)51粒子が50−100 m/ I CO
である。しかし本発明の蒸溜方法によれば微粒子を全く
含有しない蒸気が得られるから、こnを冷却すれば微粒
子な含有しない純水4を得ることができる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれは有害物
質と水との分離処理を少ない運転費で確実に行いつるも
ので、その実用的効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来方法を示す部分断面図、第2図は本発明の
一実施例を示す部分断面図である。 (1)・・題・閉した処理槽、 (2)・・・蒸発部、
  (2α)・・・処理液送入口、  (2b)・・・
送出口、 (5)・・・送風部、(4)・・・凝縮部、
 (5)・・・連結ダクト、 (6)・・加熱体、(7
)・・・処理液、 (8)・・・吸水板群、 (9)・
・・ノズル、(10)・・・送風機、 (11)・・・
加熱用ライン、  (12)・・・空気濾過器、  (
15)・・・冷却用フィン、  (14)・・・水溜め
槽、  (15)・・・その排出口。 特許出願人  忍 足 義 見 代理人 弁理士 犬 塚   学 外1名 手続補上書(自発) 昭和58年1月25日 特許片長′S  若 杉 和 夫 殿 l 事件の表示 %願昭57−77519号 2 発明の名称 加熱J(汚液処理方法 3 補11をする者 事件との関係 出願人 忍  足  義  見 4代理人 東hζ郁耕宿区西新宿1−23−1 5、袖ILの×・j家 明細鉦の「発明の詳ポ11な説明」の欄66  袖iE
の内′谷 (+l 明神1書第10頁7行〔べたが、・・・・・通
用で、■ろ。」を〔べたが、各種の汚液例えば各種の油
、薩/’(Iなどに使用されるトリクロロエチレン、ア
ル二J−ルなどの各棟の溶剤などの各種の汚液の蒸溜精
製に適用できる。なおこの場合水、油、浴剤など汚液の
性質に応じて処理温度が迅汀第1イ、ことは云う捷でも
なし・。〕 と訂正する。 (2)同第10貞9行〔少くない〕を〔少ない〕とイ1
1[する。 (3)同第10頁16行〔有害物質と水〕を〔イ1”、
l、物7″Jと水などの各ね液体〕と訂正する1、 −4′

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 外界と遮断した密閉蒸気発生雰囲気内において汚液を加
    熱し、その発生蒸気圧を利用して飛沫の発生を阻止しな
    がら高温加熱処理を行うこと’に%徴とする加熱式汚液
    処理方法。
JP57077519A 1982-05-11 1982-05-11 加熱式汚液処理方法 Pending JPS58196884A (ja)

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JP57077519A JPS58196884A (ja) 1982-05-11 1982-05-11 加熱式汚液処理方法

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ID=13636212

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55124584A (en) * 1979-01-25 1980-09-25 Schering Ag Method which evaporate water from water solution and recover it when occasion demand

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55124584A (en) * 1979-01-25 1980-09-25 Schering Ag Method which evaporate water from water solution and recover it when occasion demand

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