JPS58195955A - 音声入力式日本語文書処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は音節単位に発声した音声入力に基いて１文節１
ブロツクとして言語的処理を行ない、文書を作成するよ
うにした日本語文書処理装置に係り、音節単位での認識
の不確実さを１文節に対応した音節候補と文節候補をそ
れぞれ表示させることにより補正し、もって文書作成の
効率化を図ったものである。

以下本発明を説明すると、第１図は本発明に係る音声入
力式日本語文書処理装置のブロックダイアグラムであり
、第２図は本発明の要旨に係る処理フローを説明するた
めのフローチャートを示している。第１図によれば１は
音節認識部であり、マイクロフォン等を介して入力され
た音声に対し１１０音節の標準パターンとマヅチングを
取り、１文節を単位として音節候補列を出力する。例え
は、「おんせい（音声）」という入力に対して、「お」
については“お”と“は”が候補に上り、「せ」につい
ては“せ”と“え”　、「い」については“い″と“き
”が候補に上ったとした時、その類似度から１）おんせ
き、２）おんせい、３）はんせい、４）おんえい、５）
はんせき、という順序で候補が得られる。この候補の数
は処理速度の実用的な値から適当な数に定める。

これらの音節候補はコントローラ２を介して音節候補メ
モリ３に転送され、ここに一時記憶される。このコント
ローラ２は第２図の処理フローを制卸する手段であり、
各装置が接続される。音声人力後その処理フローに従い
キーボード６（第３図に平面図を示す。）に配列された
ｄ キー６ａを操作するとコントローラ２により先の音節認
識で得られた音節候補メモリーに記憶された音節候補例
について辞書５とのマツチングを取る。これは単なる単
語としてのマツチングではなく、接頭、接尾２語尾変化
、助詞等の接続を含めた処理により文法的に合致したも
のを選び出すようになっている。また、この処理におい
て各音節候補列に合致する漢字候補（複数の場合もある
。）も選ぶ。即ち、 １）おんせき　× ２）おんせい　○　音声 ３）はんせい　○　本性９本性 ４）おんえい　× ５）はんせき　○　本籍 このように、辞書照合により文法的に正しいとされた音
節候補２）、８）、５）およびその音節候補に対する漢
字変換を行なった（漢字のない場合もある。）文節候補
はそれぞれのメモリ３，４に一時記憶され表示装置７で
、例えば第４図に示す如く音節候補か上段、対応の文節
候補が下段に表示される。ここで、候補が複数個ある場
合にはまず第１候補を表示する。この順序つけは、音節
候補については音節認識における類似度（組合せを考慮
して）によってもよいが、自立語の最も長いものから（
使用頻度による）とか、最も近い時点で使われた文節を
何個か記憶しておき、その中に含まれるものを最優先と
する方法もある。文節、候補については最後の方式を合
せた優先方法を採用している。

また、第４図の表示例でも示しているように、音節候補
２文節候補とも前に数字を付し候補数を表わしている。

その場合、音節認識の結果に適当な候補がない時には数
字は“０“として第１認識結果を音節候補として表示す
る。例えば第１候補か“おんせき゛で他の候補も全て辞
書照合により不適当とされた場合。

このように辞書照合によって表示された音節候補・文節
候補がともに所期の入力しようとしたものであれば、処
理フローは　匣ロキーの操作となり、そのキー操作によ
って１文節処理が終了となる。しかし、表示された第１
候補が意図したものでない場合、例えば「おんせい」の
例をとれば、その音節候補の第１位として“はんせい′
”２か表示された時　国医下！司　キーを操作し、音節
次候補を音節候補メモリ３から呼び出し表示させ、この
操作を“おんせい゛か表示されるまで繰り返し、“おん
せいパが表示された時点で　ｔｍキーを操作する。また
、「はんせい（本姓）」を入力しようとした場合、〈音
節候補〉３はんせいく文節候補〉２本性、と表示された
時には、次の処理フローとして　ｍ　キーの操作か必要
であり、該キー操作により文節候補メモリ４から次候補
の“本姓゛′が呼び出され表示が〈文節候補〉１本性と
切換わる。数字が“１”の時は次候補がないことを示す
もので、もう一度　区ＥＩＩロキー６ｃを操作すると表
示が元に戻り、〈文節候補〉２本性となる。

然しなから、もし、音節候補中に所期の入力すべきもの
かない時は［ｍψロキー６ｄを操作してコントローラ２
に処理フローのやり直しを指示し、再度最初から音声入
力させるか、あるいは罰狙キー６ｅを操作後β２　キー
６ｆとロロキー６ｇとを適宜操作して音節候補を所望の
ものに修正する。そして、ｄキー ６ａを操作すると処理フローは辞書照合に入り、正しい
音節が選択された状態で音節候補および対応の文節候補
が表示される。

□以上のように、本発明の音声入力式日本語文書処理装
置によれば、音節単位に発声した音声入力を認識し、１
文節を１ブロツクとして辞書照合処理し、類似度から音
節候補列を得、音節候補に対応した文節候補を音節候補
と並列表示させるようにしたものであるから、音節候補
列を確認することで音Ｍ位での認識の不確実さを補正す
ることがてき、しかも文書として入力したい音節候補お
よび文節候補の判別か迅速に行なえる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る音声入力式日本語文書処理装置の
ブロック図、第２図はその処理フローを説明するフロー
チャート、第３図はキーボードの平面図、第４図は表示
例を示す表示説明図である。 １・・・音節認識部、２・・・コントローラ、３・・・
音節候補メモリ、４・・・文節候補メモリ、５・・・辞
書、６・・・キーボード、７・・・表示装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　音節単位に発声した音声入力を認識し、１文節１ブ
   ロツクとして認識結果を音節候補とそれに対応した文節
   候補と鳥により表示する手段を備えたことを特徴とする
   音声入力式日本語文書処理装置。 ２　上記手段は音節単位に発声した音声入力を認識し、
   １文節１ブロツクとして認識結果を音節候補とそれに対
   応した文節候補とにより表示し、目、つ該表示内容を次
   候補の呼出し指示毎に切替表示をするように構成したこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の音声入力式
   日本語文書処理装置。