JPS5819548Y2 - シ−ト状印画紙の乾燥装置 - Google Patents

シ−ト状印画紙の乾燥装置

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Publication number
JPS5819548Y2
JPS5819548Y2 JP1979181178U JP18117879U JPS5819548Y2 JP S5819548 Y2 JPS5819548 Y2 JP S5819548Y2 JP 1979181178 U JP1979181178 U JP 1979181178U JP 18117879 U JP18117879 U JP 18117879U JP S5819548 Y2 JPS5819548 Y2 JP S5819548Y2
Authority
JP
Japan
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photographic paper
sheet
drying
conveyor
slat
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979181178U
Other languages
English (en)
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JPS5595137U (ja
Inventor
吉田尚司
Original Assignee
ノ−リツ鋼機株式会社
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Publication date
Application filed by ノ−リツ鋼機株式会社 filed Critical ノ−リツ鋼機株式会社
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  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は現像、定着、水洗等の所謂現像処理の施された
RCペーパーの如き感光材料のシート状印画紙の乾燥装
置の改良に関するものである。
従来より、この種シート状印画紙のドライヤーすなわち
=般に広く使用されている乾燥装置なり乾課機なりにお
けるシート状印画紙の移送用または搬送用コンベヤーと
しては、繁雑な人手による操作を必要とする上、望まし
い好結果の得られないハンガーによる吊下方式によるも
の、シート状印画紙を単に載置転送またけ乳剤面に損傷
を与えるおそれの多い挟持搬送する自転、転勤ローラ方
式によるもの、または走行コンベヤ一方式によるもの、
その他乾燥用ローラーと走行コンベヤーとの間を移行せ
しめる方式によるもの等があったが、何れも乾燥操作上
に少なからざる難点があるか、あるいは乾燥効果に支障
のあるものであった。
思うに、現像、定着、水洗等を終えたシート状印画紙を
対象としたドライヤー、すなわち乾燥装置なり乾燥機に
釦ける移送または搬送用コンベヤーとしては、上記中の
吊下方式以外のものでは、水切りなどを考慮して布製の
コンベヤーが専ら使用されてきたが、この布製のコンベ
ヤーによるときは、シート状印画紙のコンベヤーに接し
ていない乳剤面の表側が強力な乾燥作用を受けることに
よるカーリングに対する配慮が必要となるばかりでなく
、コンベヤー自体の蛇行に対する適切な処置の外、汚れ
と破損による取換えに多くの手間も必要とすることなど
の避けることのできない欠点が、この種装置のスピード
アンプにつれてt−Jtす顕著になってきた。
その後、米国特許第3325911号明細書の如く、接
触している一対の網状ベルトの間にシート状印画紙を挾
持して送り、乾燥操作のスピード化を図った方式のもの
も開発せられたが、これは現像処理施行直後の柔らかい
乳剤面に網状ベルトが接触するため、両画を損傷させて
し甘う危険性は避は得ないという懸念があり、余り普及
しなかった。
そこで、本考案者は、これlでの各形式のシート状印画
紙のドライヤーにあ゛ける各種の移送捷たは搬送用コン
ベヤーに代えて通風用透孔を備え、かつ蛇行の少ないス
ラットで形成した通風用透孔付スラットコンベヤーを採
用し、これを上下に二条配し、対峙せしめられる表側部
分の間隙は、乾燥によるシー生状印画紙のカーリングの
度合が大きくなり、これを載せた下部の通風用透孔付ス
ラットコンベヤー上で移動する虞れがある程度になれば
、その両縁が上部のスラットコンベヤーの表側に接触し
支承される程度となし、かつシート状印画紙の送入口側
より送出口側に向って同速度で同方向に走行せしめ、下
部の通風用透孔付スラットコンベヤー上に載置され搬送
されろシー14印画紙の表裏両側より熱風(温風をも含
む)を供給可能となすことによって、前記の如き難点な
り支障、渣たは欠点なり懸念なりを皆無ならしめた乾燥
装置の提供を可能となしたもので、以下本考案を図示の
実施例によって詳細に説明することとする。
図において、1は乾燥室にして、2は前記乾燥室形成用
の一側板に設けられた現像処理済みのシート状印画紙P
の送入口で、3は前記−側板と相対する他側板側に設け
られたシート状印画紙Pの送出口である。
4,4は送入口2と送出口3との間に設置された各別の
通風用透孔付スラットコンベヤーにして、これは、その
対峙せしめられる表側部分が前記両口2,3を上下より
挾み、かつ乾燥によるシート状印画紙Pのカーリングの
度合が大きくなり、これを載せた下部のスラットコンベ
ヤー4′上で移動する虞れがある程度になれば、カーリ
ングしたシート状印画紙Pの両縁が上部のスラットコン
ベヤー4の表側に接触し支承される程度の間隙を保って
前記送入口2側より送出口3側に向って同速度で走行せ
しめられるものであり、5、・・・、5′、・・・は前
記両通風用透孔付スラットコンベヤー4.4’の各スラ
ントに穿設した通風用透孔で、6 、6’はローラーチ
ェーン部であり、7゜7′ハトライブホイル、8,8′
はテンションホイル、9.10はフリーホイルであり、
11.・・・、 i i’。
・・・はシート状印画紙乾燥用の熱風吐出管である。
なお、図中12は現像、定着、水洗等を終えた直後のシ
ート状印画紙Pの供給用コンベヤーで、これも通風用透
孔付スラットコンベヤーにして、13はドライブホイル
、14はテンションホイル、15.16は上下の各スク
イズローラー 17は滑り台であり、各矢印は各構成部
分の駆動方向、運動方向、シート状印画紙Pの搬送方向
なり転送方向等を示すものである。
本考案になるシート状印画紙の乾燥装置は、如上の如き
構成なるをもって、その使用にあたっては、今所要の各
構成部分を駆動し、熱風を供給してより、現像、定着、
水洗等を終えた直後のシート状印画紙Pを、その乳剤面
を上にして通風用透孔付スラットコンベヤーである供給
コンヘヤー12上に載置すれば、シート状印画紙Pは矢
印方向に搬送され、各スクイズローラ15.16の間を
通り、水切り処理を受けた後、乾燥室1に訃ける送入口
2より下部の通風用透孔付スラットコンベヤー4′上に
転送される。
下部の通風用透孔付スラットコンベヤーイ上に転送載置
されたシート状印画紙Pは、乾碌室1内における上下両
通風用透孔付スラットコンベヤー4.4′の裏側に配接
されている熱風吐出管11゜・・・、11’、・・・よ
り吐き出され、上下両通風用透孔付スラットコンベヤー
4,4′の通風用透孔5.・・・5′、・・・を通って
きた熱風によって表裏より強制乾燥され、送出口3より
滑り台17上へと送り出される。
ところで、RCペーパーの如き感光材料は片面のみに乳
剤が塗布されている関係上、シート状印画紙Pの乾桑に
あたって、その表裏両側より乾燥操作を行っても乳剤面
側の収縮率が大きいので、図示の如く両縁が持ち上がる
ように湾曲、すなわちカーリングの生ずることが多いが
、仮えこの種のカーリングが生じたとしても、これを搬
送するコンベヤーはスラットコンベヤーであるから、走
行速度を早くしても従来よりのベルト式のものに訃ける
が如き蛇行をしないので、仮えカーリングの度合が小さ
く、その両縁が下部のコンベヤー4′と同速度で同方向
に走行せしめられている上部の通風用透孔付スラットコ
ンベヤー4に接触しない場合であっても、妄りに移動し
て支障をきたすようなことはなく、捷たカーリングの度
合が大きくなり、移動する虞れがある程度になれば、そ
の両縁は上部のこれも蛇行しない通風用透孔付スラット
コンベヤー4に接触支承すれ、上下の両コンベヤー4.
4’にて挾持搬送されることとなるから、乳剤面に擦り
傷は勿論のこと、その他側等の支障もなく、また弊害を
起したりすることなく、しかも乾燥操作はシート状印画
紙の両側より行なわれるので、前記の如きカーリングの
度合は一側より施すものに比べて遥かに少なく、乾燥効
率は著しく向上せしめ得て、高品質の製品が得られるこ
ととなる。
以上の記載から明らかなように、本考案になるシート状
印画紙の登燥装置は、乾燥室の相対する乾燥室形成用の
側板に設けられたシート状印画紙の送入口と送出口との
間に、対峙せしめられる表側部分が前記両日を上下より
挾み、かつ僅かの間隙を保って前記送入口側から送出口
側に向って同速度で走行すべく設置せしめられた各別の
スラットコンベヤーにおの“る介スラットには通風用透
孔を設けろと共に、前記僅かの間隙は、乾腺によるシー
ト状印画紙のカーリングの度合が大きくなり、これを載
せた下部のスラットコンベヤー上f移動する虞れがある
程度になれば、七〇両縁が上部のスラットコンベヤーの
表側に接触し支承されろ程度の間隙となす一方、両スラ
ントコンベヤーの裏側にはシート状印画紙乾燥用の熱風
吐出管を配装せしめた構成となしたるをもって・ (1)シート状印画紙Pは、シート状印画紙乾燥用の熱
風吐出管ii、i1’より吐き出され、上下の両通風用
透孔付スラットコンベヤー4,4′のそれぞれの通風用
透孔5,5′を経てきた熱風(温風を含む)により両面
から同時に乾燥作用を受けるので、乾燥効果は著しく向
上セしめ得ろ割にはカーリング等は少なくなる。
(2)搬送用コンベヤーとしては通風用透孔付スラット
コンベヤー4,4′を採用したので、従来より一般に広
く利用されてきた走行コンベヤー等の如き蛇行がなくな
る結果、シート状印画紙Pに仮え少しばかりのカーリン
グ等が生じたとしても妄りに移動せしめろことなく、ま
たある程度以上のカーリング等が生ずれば、搬送用コン
ヘヤーとしての通風用透孔付スラントコンベヤー4.4
’を上下に配し、同速度で同方向に走行せしめ、この間
でシート状印画紙Pの裏面とカーリングした両縁とを支
承せしめるようにしたので、これまた妄りな移動は阻止
され、しかもカーリングしたシート状印画紙Pの乳剤面
はコンベヤーに接触するようなことがないから、写真と
して致命的な乳剤面に擦り傷を生せしめたり、シート状
印画紙Pが移動することによって引き起される支障や弊
害を皆無ならしめた。
(3)以上の性用効果が相乗的に作用し合い、従来より
のこの種の乾燥装置よりはスピードアンプが可能となる
ので、乾燥装置の小型化が可能となる。
等の優れた作用効果を奏し得るものとなし得たのである
なお、通風路は実施例の如く透孔とすることなく種々設
計し得ること、またエアディストリビュータ−を装着し
て熱風吐出管より吐出する熱風の温度と量を制御するこ
ともできるし、上下の各通風用透孔付スラットコンベヤ
ーの材質もステンレス(18−8)製のものとしたり、
アルミ合金を牙眸して軽量化の計れることは勿論であり
、本考案は種々異なる態様で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案になるシート状印画紙の乾燥装置の実施例
を示すもので、第1図はシート状印画紙の供給装置部を
も同時に図示した説明用概略図で、第2図は通風用透孔
付スラットコンベヤーの一部を切欠して示した平面図、
第3図はその正面図である。 1:乾燥室、2:シート状印画紙の送入口、3:送出口
、4.4’:上下各別の通風用透孔付スラットコンベヤ
ー 5.5’:通風用透孔、6.6’:ローラーチェー
ン部、7,7.13ニドライブホイル、8.8’、14
:テンションホイル、9゜10:フリーホイル、ii、
ti’:熱風吐出管、12:供給用コンベヤー 15.
16:スクイズローラー 17:滑り台、P:シート状
印画紙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 乾燥室の相対する乾燥室形成用の側板に設けられたシー
    ト状印画紙の送入口と送出口との間に、対峙せしめられ
    る表側部分が前記両日を上下より挾み、かつ僅かの間隙
    を保って前記送入口側から送出口側に向って同速度で走
    行すべく設置せしめられた各別のスラットコンベヤーに
    おける各スラットには通風用透孔を設けろと共に、前記
    僅かの間隙は、乾燥によるシート状印画紙のカーリング
    の度合が犬きくなり、これを載せた下部のスラットコン
    ベヤー上で移動する虞れがある程度になれば、その両縁
    が上部のスラットコンベヤーの表側に接触し支承される
    程度の間隙となす一方、両スラットコンベヤーの裏側に
    はシート状印画紙乾燥用の熱風吐出管を配装せしめたこ
    とを特徴とするシート状印画紙の乾燥装置。
JP1979181178U 1979-12-28 1979-12-28 シ−ト状印画紙の乾燥装置 Expired JPS5819548Y2 (ja)

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JPS5595137U JPS5595137U (ja) 1980-07-02
JPS5819548Y2 true JPS5819548Y2 (ja) 1983-04-22

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3325911A (en) * 1965-02-08 1967-06-20 Rolor Corp Photographic sheet material drying apparatus
JPH06589U (ja) * 1991-07-17 1994-01-11 株式会社ダイケン 空き缶潰し器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3325911A (en) * 1965-02-08 1967-06-20 Rolor Corp Photographic sheet material drying apparatus
JPH06589U (ja) * 1991-07-17 1994-01-11 株式会社ダイケン 空き缶潰し器

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