JPS58194897A - 新規dna,その製造方法およびそれで形質転換させた宿主 - Google Patents
新規dna,その製造方法およびそれで形質転換させた宿主Info
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- JPS58194897A JPS58194897A JP7702082A JP7702082A JPS58194897A JP S58194897 A JPS58194897 A JP S58194897A JP 7702082 A JP7702082 A JP 7702082A JP 7702082 A JP7702082 A JP 7702082A JP S58194897 A JPS58194897 A JP S58194897A
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- Japan
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- dna
- gene
- hbv
- surface antigen
- adw
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K14/00—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
- C07K14/005—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from viruses
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N2730/00—Reverse transcribing DNA viruses
- C12N2730/00011—Details
- C12N2730/10011—Hepadnaviridae
- C12N2730/10111—Orthohepadnavirus, e.g. hepatitis B virus
- C12N2730/10122—New viral proteins or individual genes, new structural or functional aspects of known viral proteins or genes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、新規なり N Aに関する。さらに詳しくは
、本発明は、遺伝子操作の手法により創製しftニー
a d w型B型肝炎つィルスの表面抗原構造遺伝子2
表面抗原前駆体をコードする遺伝子およびコア抗原構造
遺伝子の1種以上を含有するDNAに関するものである
。
、本発明は、遺伝子操作の手法により創製しftニー
a d w型B型肝炎つィルスの表面抗原構造遺伝子2
表面抗原前駆体をコードする遺伝子およびコア抗原構造
遺伝子の1種以上を含有するDNAに関するものである
。
ヒトB型肝炎は、D N I+ウィルスの1種であるB
型肝炎つィルス(Hepatitis B virus
;以下、HBVと略称することもある)の感染によっ
て発症する。HBVは、デン粒子としてその性状が知ら
れておシ、このウィルス粒子の表面にはHBV表面抗原
(以下、HBsAgと略称する)、粒子内部に一部分単
鎖部分をもつ二重鎖環状DNA、HBVコア抗原(以下
、HBcAgと略称する)、HBV e抗原(HBe
Ag )が存在し、また二重鎖DNAの単鎖部分を修復
する酵素として内在性DNA合成酵素の活性が検出され
ている。HBVDNAは分子量2. l X I Oダ
ルトンで約3200の塩基対を有する。HBsAgの抗
原性は共通抗原のa’(i7中心にad、r 、ad
w 、ayr 、aywの4種類が知られており、この
うちayw型HB V3− はD N A 4基配列がすでに決定されており、その
HBsAg構造遺伝子およびHBcAg構造遺伝子のゲ
ノム上の位置も決定されている。しかし、adW型構造
遺伝子についてはDNA塩基配列もゲノム上の位置も知
られておらず、またこれを含む組換えDNAの創製に成
功したとの報告もなされていない。
型肝炎つィルス(Hepatitis B virus
;以下、HBVと略称することもある)の感染によっ
て発症する。HBVは、デン粒子としてその性状が知ら
れておシ、このウィルス粒子の表面にはHBV表面抗原
(以下、HBsAgと略称する)、粒子内部に一部分単
鎖部分をもつ二重鎖環状DNA、HBVコア抗原(以下
、HBcAgと略称する)、HBV e抗原(HBe
Ag )が存在し、また二重鎖DNAの単鎖部分を修復
する酵素として内在性DNA合成酵素の活性が検出され
ている。HBVDNAは分子量2. l X I Oダ
ルトンで約3200の塩基対を有する。HBsAgの抗
原性は共通抗原のa’(i7中心にad、r 、ad
w 、ayr 、aywの4種類が知られており、この
うちayw型HB V3− はD N A 4基配列がすでに決定されており、その
HBsAg構造遺伝子およびHBcAg構造遺伝子のゲ
ノム上の位置も決定されている。しかし、adW型構造
遺伝子についてはDNA塩基配列もゲノム上の位置も知
られておらず、またこれを含む組換えDNAの創製に成
功したとの報告もなされていない。
HBsAgおよびそのAfJ駆体(preHBsAg
)はHBVの感染防御のためのワクチンとして使用可能
であり、この目的のためにはHBIJ子の混在しないH
BsAg、p+reHBsAgを得ることが望まれる。
)はHBVの感染防御のためのワクチンとして使用可能
であり、この目的のためにはHBIJ子の混在しないH
BsAg、p+reHBsAgを得ることが望まれる。
また、HBcAgは、HBV感染の早期診断の念めの診
断用試薬として使用できる。すなわちI(B■に感染す
ると抗HBs抗体が血中に現われる前に、抗HBc抗体
が出現するので、これを検出することによすHBV感染
の有無を早期に判定できる。このHBcAgを得るには
一度デン粒子を集め、この中のHBcAge分離しなけ
ればならない。しか17、ダン粒子中に含まれるHBc
Agil″t@量であ4− るため、これを大皿に得る方法の確立が望まれていた。
断用試薬として使用できる。すなわちI(B■に感染す
ると抗HBs抗体が血中に現われる前に、抗HBc抗体
が出現するので、これを検出することによすHBV感染
の有無を早期に判定できる。このHBcAgを得るには
一度デン粒子を集め、この中のHBcAge分離しなけ
ればならない。しか17、ダン粒子中に含まれるHBc
Agil″t@量であ4− るため、これを大皿に得る方法の確立が望まれていた。
本発明者らはかかる技術的背景の下に鋭意研究した結果
、adw型HBV DNAを単離し、ad、 w型H
BsA、g構造遺伝子(以下、a、 d w型HBsA
g遺伝子と略称する)、adw型preHBBAgをコ
ードする遺伝子(以下、adw型1)reHBsAg遺
伝子と略称する)、adw型HBCAg構造遺伝子(以
下、adw型HBcAg遺伝子と略称する)を含む組換
えDNAの創製に成功した。さらにこのa、 d、 w
型HBV DNAの全塩基配列全決定するとともに、
上記した各遺伝子のDNA1n基配列ならびにゲノム上
の位置を決定した。これにより、組換えDNAで形質転
換させた宿主を培養して■BY粒子の混在しないHBe
Ag 、preHBsAgならびにHBcAge大量に
生産する途を開いた1゜すなわち、本発明は、tl c
l、 vi型HBsAg遺伝子。
、adw型HBV DNAを単離し、ad、 w型H
BsA、g構造遺伝子(以下、a、 d w型HBsA
g遺伝子と略称する)、adw型preHBBAgをコ
ードする遺伝子(以下、adw型1)reHBsAg遺
伝子と略称する)、adw型HBCAg構造遺伝子(以
下、adw型HBcAg遺伝子と略称する)を含む組換
えDNAの創製に成功した。さらにこのa、 d、 w
型HBV DNAの全塩基配列全決定するとともに、
上記した各遺伝子のDNA1n基配列ならびにゲノム上
の位置を決定した。これにより、組換えDNAで形質転
換させた宿主を培養して■BY粒子の混在しないHBe
Ag 、preHBsAgならびにHBcAge大量に
生産する途を開いた1゜すなわち、本発明は、tl c
l、 vi型HBsAg遺伝子。
adw型preHBsAg遺伝子およびadw型HB
cAg遺伝子の1種以上を含有するI) IJ Aとり
わけ組換えDNA、それらの製造法ならびに当該組換え
DNAで形質転換させた宿主を提供するものである。
cAg遺伝子の1種以上を含有するI) IJ Aとり
わけ組換えDNA、それらの製造法ならびに当該組換え
DNAで形質転換させた宿主を提供するものである。
本発明DNAの好ましい態様は、第1図に示される塩基
配列またはその断片を有するものである。
配列またはその断片を有するものである。
第1図はHBV DNAの二重鎖全塩基配列をEco
Rエサイトから順番に示したものである。この第1図に
おいては、塩基配列11[序155〜835として示さ
れる塩基配列がHBsAg遺伝子の塩基配列であり、塩
基配列順序2849〜3183〜1〜835がpreH
BsAg遺伝子の塩基配列であり、塩基配列順序+88
4−2441がHBcAg遺伝子の塩基配列である。
Rエサイトから順番に示したものである。この第1図に
おいては、塩基配列11[序155〜835として示さ
れる塩基配列がHBsAg遺伝子の塩基配列であり、塩
基配列順序2849〜3183〜1〜835がpreH
BsAg遺伝子の塩基配列であり、塩基配列順序+88
4−2441がHBcAg遺伝子の塩基配列である。
他の観点における本発明DNAの好ましい態様は、HB
sAg遺伝子が第2図に示されるポリペプチドまたはそ
れと等価の免疫学的もしくは生物学的活性を有するボリ
ベフ゛チドをコードするものであり、またHBcAg遺
伝子が第3図に示されるポリペプチドまたはそれと等価
の免疫学的もしくは生物学的活性を有するポリペプチド
をコードするものである。本発明DN、Aは、これらの
ポリペプチドをコードしうるかぎシ、HBsA、g遺伝
子として上記配列順序155〜835で示される塩基配
列の断片を有するものであってもよく、まfc HB
cAE遺伝子として配列順序1884〜2441で示さ
れる塩基配列の断片を有するものであってもよい。
sAg遺伝子が第2図に示されるポリペプチドまたはそ
れと等価の免疫学的もしくは生物学的活性を有するボリ
ベフ゛チドをコードするものであり、またHBcAg遺
伝子が第3図に示されるポリペプチドまたはそれと等価
の免疫学的もしくは生物学的活性を有するポリペプチド
をコードするものである。本発明DN、Aは、これらの
ポリペプチドをコードしうるかぎシ、HBsA、g遺伝
子として上記配列順序155〜835で示される塩基配
列の断片を有するものであってもよく、まfc HB
cAE遺伝子として配列順序1884〜2441で示さ
れる塩基配列の断片を有するものであってもよい。
本発明のDNAIプロモーターの下流に連結されている
ことが好ましい。かかるプロモーターとしては、たとえ
ばトリプトファン(Trp)7’I:I−F=−ター、
ラクトース(Lac)プロモーター、蛋白質鎖伸長因子
T u (tufB )プロモーターなどが挙げられ、
とシわけtrplロモーターが好適である。
ことが好ましい。かかるプロモーターとしては、たとえ
ばトリプトファン(Trp)7’I:I−F=−ター、
ラクトース(Lac)プロモーター、蛋白質鎖伸長因子
T u (tufB )プロモーターなどが挙げられ、
とシわけtrplロモーターが好適である。
本願明細書および図面で用いる記号の意義は第1表に示
すとおりである。
すとおりである。
“′、以下余白)
7−
第 1 表
]) N A デオキシリボ核酸A
アデニン T ナミン G グアニン Cシトシン dA’I’P デオキンアデノンン五リン酸d
T’J’P デオキシチミジン三リン酸dGT
P デオギシグアノンン三リン酸dCTP
デオキシシチジン三リン酸ddATP ジ
デオキシアデノシン三リン酸dd’l”IiP
ジデオキンチミジン三リン酸d、 d G T P
ジデオキングアノンン三リン酸ddCTP ジ
デオキシシチジン三リン酸ATP アデノシン
三リン酸 EDTA エチレンジアミン四酢酸SDS
ドデシ/I−/硫酸ナトリウムG1y
グリシン Ala アラニン V a、 1 バリン 8− Leu ロイシン エ1e イソロイシン Ser セリン Thr スレオニン Cys シヌテイン Met メチオニン Glu クルタミン酸 Asp アスパラギン酸 Lys リジン Arg アルギニン H1日 ヒスチジン Phe フェニルアラニン Ty r f +]シン Trp )リプトファン Pro プロリン Asn アスパラギン Gln グルタミン 本発明のadw型HBsAg遺伝子、preHBsAg
遺伝子または(および)HBcAg遺伝子を含むDHA
Id、たとえばadw型HBV DNA’!iクロ−
ユングすることによって得ることができる。たとえば、
第4図に示すように、その一部に単鎖部分をもつadw
型HBVのデン粒子DNAをDNAポリメラーゼ反応に
より完全な二重鎖DNAとした後、制限酵素EcoRI
によシ切断する。一方、1ラスミドとしてのpBR32
2D N Aも同じ酵素EcoRIで切断し、両者kE
coR工部位で工部源せたもので大腸菌(Escher
icha colj、 )χ1776株全形質転換さ
せることによりa d、 w型HBVDNAをもつ組換
えDNA分子(pBF322−EcoR工/HBV93
3)f分離することができる。
アデニン T ナミン G グアニン Cシトシン dA’I’P デオキンアデノンン五リン酸d
T’J’P デオキシチミジン三リン酸dGT
P デオギシグアノンン三リン酸dCTP
デオキシシチジン三リン酸ddATP ジ
デオキシアデノシン三リン酸dd’l”IiP
ジデオキンチミジン三リン酸d、 d G T P
ジデオキングアノンン三リン酸ddCTP ジ
デオキシシチジン三リン酸ATP アデノシン
三リン酸 EDTA エチレンジアミン四酢酸SDS
ドデシ/I−/硫酸ナトリウムG1y
グリシン Ala アラニン V a、 1 バリン 8− Leu ロイシン エ1e イソロイシン Ser セリン Thr スレオニン Cys シヌテイン Met メチオニン Glu クルタミン酸 Asp アスパラギン酸 Lys リジン Arg アルギニン H1日 ヒスチジン Phe フェニルアラニン Ty r f +]シン Trp )リプトファン Pro プロリン Asn アスパラギン Gln グルタミン 本発明のadw型HBsAg遺伝子、preHBsAg
遺伝子または(および)HBcAg遺伝子を含むDHA
Id、たとえばadw型HBV DNA’!iクロ−
ユングすることによって得ることができる。たとえば、
第4図に示すように、その一部に単鎖部分をもつadw
型HBVのデン粒子DNAをDNAポリメラーゼ反応に
より完全な二重鎖DNAとした後、制限酵素EcoRI
によシ切断する。一方、1ラスミドとしてのpBR32
2D N Aも同じ酵素EcoRIで切断し、両者kE
coR工部位で工部源せたもので大腸菌(Escher
icha colj、 )χ1776株全形質転換さ
せることによりa d、 w型HBVDNAをもつ組換
えDNA分子(pBF322−EcoR工/HBV93
3)f分離することができる。
次に、たとえばHB8Ag遺伝子を含む組換えDNAを
得るには、上記pBR322−EcoRI/HBV93
3を、第5図に示すように制限酵素B a、 m H1
消化により断片化し、得られるDNA断片のうちadw
型HBsAg遺伝子を含有する約1.4キロ塩基対(以
下kbp )のDNAを分離し、これをpBR322の
BamHI部位に結合させたフ“フスミド(pBR32
2−BamH工/HBV971) ’fr得る。これで
大腸菌χ1776株を形質転換させる。このようにして
形質転換させたχl 776 / pBR322−Ba
mHI/HBv971 ′f:培養するととにより上記
プラスミドを多量に得ることができる。当該プラスミド
はa、 d w型HBsAg遺伝子を含むものであり、
これからさらに分子量の小さな組換えDNAを得ること
もできる。
得るには、上記pBR322−EcoRI/HBV93
3を、第5図に示すように制限酵素B a、 m H1
消化により断片化し、得られるDNA断片のうちadw
型HBsAg遺伝子を含有する約1.4キロ塩基対(以
下kbp )のDNAを分離し、これをpBR322の
BamHI部位に結合させたフ“フスミド(pBR32
2−BamH工/HBV971) ’fr得る。これで
大腸菌χ1776株を形質転換させる。このようにして
形質転換させたχl 776 / pBR322−Ba
mHI/HBv971 ′f:培養するととにより上記
プラスミドを多量に得ることができる。当該プラスミド
はa、 d w型HBsAg遺伝子を含むものであり、
これからさらに分子量の小さな組換えDNAを得ること
もできる。
同様にして制限酵素BamH1によってHBcAg遺伝
子を含む約1.8kbpのDNAを分離し、pBR32
2に結合させた組換えDNAを得ることができる。さら
にpreHBsAg遺伝子についても同様な操作が可能
である。
子を含む約1.8kbpのDNAを分離し、pBR32
2に結合させた組換えDNAを得ることができる。さら
にpreHBsAg遺伝子についても同様な操作が可能
である。
以下に、本発明のadw型HBsAg遺伝子、HBcA
g遺伝子または(および)preHBsAg遺伝子を含
むDNAを創製例に基づいてさらに具体的に説明するが
、当該創製例はなんら本発明を制限するものではない。
g遺伝子または(および)preHBsAg遺伝子を含
むDNAを創製例に基づいてさらに具体的に説明するが
、当該創製例はなんら本発明を制限するものではない。
創製例
1、adw型HBV DNAの調製
ac1w型HB V (Phoenix Labor
atoriesDivision 、 Cente
r for Disease Control
。
atoriesDivision 、 Cente
r for Disease Control
。
(Phoenix、 Ar1z、、 U、S、A、 )
より入手冨文献1〕接種後73日目のチンパンジー(♀
1体重12kq)から、その血中にHBsAgが陽性と
なり、デン粒子の存在が電子顕微鏡で確認された血漿1
00譚lを採取、これをスビンコ5W27 ローター
(Beckman、 U、S、A、)を使って遠心(2
4000rpm 、 16時間、4℃)し、adw型H
BVを沈殿させた後、20 m M Trie−HCI
(pH7,6)30w?に懸濁した。次に同条件(5W
270−ター、24000rpm、l 5時間、4℃)
で遠心してHBVを洗い、血清成分を除去しHBVを濃
縮した。この沈殿を5tslの20 m M Tris
−HCI (pH7,6)に懸濁し、DNA合成反応に
使用するまで一20℃で貯蔵した。
より入手冨文献1〕接種後73日目のチンパンジー(♀
1体重12kq)から、その血中にHBsAgが陽性と
なり、デン粒子の存在が電子顕微鏡で確認された血漿1
00譚lを採取、これをスビンコ5W27 ローター
(Beckman、 U、S、A、)を使って遠心(2
4000rpm 、 16時間、4℃)し、adw型H
BVを沈殿させた後、20 m M Trie−HCI
(pH7,6)30w?に懸濁した。次に同条件(5W
270−ター、24000rpm、l 5時間、4℃)
で遠心してHBVを洗い、血清成分を除去しHBVを濃
縮した。この沈殿を5tslの20 m M Tris
−HCI (pH7,6)に懸濁し、DNA合成反応に
使用するまで一20℃で貯蔵した。
上記した沈殿0.8 yttを使用し、Kaplanら
の方法(文献2)に従い 3H−dTTPを含む反応液
(160mM Tris−HCI (pH7,5) 、
40mMMgCI2. l 20 m M NH4
Cl、 0.3%2−メルヵプトエタ/−/L/、Q、
5%/=−テア)P−+o 、 1.OmM dATP
、d、CTP、dGTP )中で37℃で16時間イン
キュベートしてHBV DNAの単鎖部分を二重鎖に
した(文献3)。その際、酸不溶性画分への H−dT
TPの取り込みを指標にしてDNA合成反応を確認した
。得られた反応液を超遠心機(ペックマンL5−501
0−ター5w55を便用)で遠心(35000rpm、
6時間、4℃)して、DNA合成反応後のHBVを沈殿
、採取し、1 mlのDNA抽出用緩衝液(0,02M
Tris −HCI(pH7,6) 、 0.02
M EDTA、、 1%8D8.プロディナーゼK
(1q/me ) )に懸濁し、37℃で16時間イン
キュベートした。次に0.01MTri8−HCI (
pH7,6) 、 0. l M NaC1および0.
001M EDTAで飽和した1 mlのフェノールで
2回線タンパク(文献4)を行い、水層部分をとシこれ
に0、2M NaC1,2,5倍量の99%エタノー
ルを加えて、−20℃でHBV DNAを沈殿させた
。
の方法(文献2)に従い 3H−dTTPを含む反応液
(160mM Tris−HCI (pH7,5) 、
40mMMgCI2. l 20 m M NH4
Cl、 0.3%2−メルヵプトエタ/−/L/、Q、
5%/=−テア)P−+o 、 1.OmM dATP
、d、CTP、dGTP )中で37℃で16時間イン
キュベートしてHBV DNAの単鎖部分を二重鎖に
した(文献3)。その際、酸不溶性画分への H−dT
TPの取り込みを指標にしてDNA合成反応を確認した
。得られた反応液を超遠心機(ペックマンL5−501
0−ター5w55を便用)で遠心(35000rpm、
6時間、4℃)して、DNA合成反応後のHBVを沈殿
、採取し、1 mlのDNA抽出用緩衝液(0,02M
Tris −HCI(pH7,6) 、 0.02
M EDTA、、 1%8D8.プロディナーゼK
(1q/me ) )に懸濁し、37℃で16時間イン
キュベートした。次に0.01MTri8−HCI (
pH7,6) 、 0. l M NaC1および0.
001M EDTAで飽和した1 mlのフェノールで
2回線タンパク(文献4)を行い、水層部分をとシこれ
に0、2M NaC1,2,5倍量の99%エタノー
ルを加えて、−20℃でHBV DNAを沈殿させた
。
上記操作によシ、単鎖部分が修復された完全な二重鎖a
dw型HBV DNAを得た。
dw型HBV DNAを得た。
2、adw型HBV DNAのクローニング上記1.
によって得た二重鎖a、 d w型HBV DNAを、
D、NA鎖の特定の部位を認識し単鎖の付着端を生じて
DNAを切断する制限酵素EcoRIにより、100
mM Tris・HCI (pH7,5)、 7 m
MMgC12、50m M Na、CIおよび7mM
2−メルカフトエタノール存在下37’Cで消化し
て、adw型HB V D N A EcoRI断片
を得た。一方、クローニンクヘクターには大腸菌のプラ
スミドpBR322(文献5 )を使用した。この1ラ
スミドは環状DNAで、その上にはテトラサイクリン耐
性およびアンピシリン耐性に関する二つの薬剤耐性遺伝
子が存在する。また、このプラスミドDNAはEcoR
Iにより1ケ所切断されるが、EcOR工切断箇所に他
のDNAを組み込んでもアンピシリン耐性、テトラサイ
クリン耐性遺伝子は保存される。そこでI)BR322
DNAをEcoR工消化して直鎖状DNAとしfC後、
5′末端のリン酸基金アルカリ性ホスファターゼ処理に
より除去した(文献6)。このようにして得たadw型
HBV DNAおよびプラスミドDNAは各々両端に
EcoRI消化により生じた単鎖の付着端を有する。こ
れらのadw型HBV DNAEcoR工断片と p
B’R322EcoR工断片とを混合し、55 mM
Tris・HCI(pH7,6) 、 6.6 mM
MgCl2.10mMジチオスライトールおよび0.4
mM ATP存在下、14℃でT+DNA!Jガーゼを
作用させてI)NAを結合させた。得られた反応生成物
中にはpBR322由来の直鎖状DNAとadw型HB
V DNAが各々の両端にもつEcoRI付着端の塩
基の相補性により結合して生じた環状DNAが期待され
る。
によって得た二重鎖a、 d w型HBV DNAを、
D、NA鎖の特定の部位を認識し単鎖の付着端を生じて
DNAを切断する制限酵素EcoRIにより、100
mM Tris・HCI (pH7,5)、 7 m
MMgC12、50m M Na、CIおよび7mM
2−メルカフトエタノール存在下37’Cで消化し
て、adw型HB V D N A EcoRI断片
を得た。一方、クローニンクヘクターには大腸菌のプラ
スミドpBR322(文献5 )を使用した。この1ラ
スミドは環状DNAで、その上にはテトラサイクリン耐
性およびアンピシリン耐性に関する二つの薬剤耐性遺伝
子が存在する。また、このプラスミドDNAはEcoR
Iにより1ケ所切断されるが、EcOR工切断箇所に他
のDNAを組み込んでもアンピシリン耐性、テトラサイ
クリン耐性遺伝子は保存される。そこでI)BR322
DNAをEcoR工消化して直鎖状DNAとしfC後、
5′末端のリン酸基金アルカリ性ホスファターゼ処理に
より除去した(文献6)。このようにして得たadw型
HBV DNAおよびプラスミドDNAは各々両端に
EcoRI消化により生じた単鎖の付着端を有する。こ
れらのadw型HBV DNAEcoR工断片と p
B’R322EcoR工断片とを混合し、55 mM
Tris・HCI(pH7,6) 、 6.6 mM
MgCl2.10mMジチオスライトールおよび0.4
mM ATP存在下、14℃でT+DNA!Jガーゼを
作用させてI)NAを結合させた。得られた反応生成物
中にはpBR322由来の直鎖状DNAとadw型HB
V DNAが各々の両端にもつEcoRI付着端の塩
基の相補性により結合して生じた環状DNAが期待され
る。
この場合、pBR322DNAは5′末端のリン酸が除
去されているためp1322 DNA自身が1本リガ
ーゼにより結合し、安定な環状DNAとなることはない
。そこで、70 mM MnCl3.30mMCaCl
2.40mM酢酸ナトリウムからなる溶液(pH5,6
)によシ0℃で20分間インキュベート(文献7)し、
同じ溶液100μlK懸濁した大腸菌(Escheri
cha coli )χ1776株(ATCC!1&
1L31244+文献8)〔細菌数約5X10 )に
上記で得た反応液5μlを添加し、0℃で60分間イン
キュベートした。次に、この大腸菌を20μg/mlの
アンピシリン、50μg/Mtのチミジンおよび20μ
g/ Te1lのジアミノピメリン酸を含むLB寒天培
地(14’当りバク))!J7”)ン10g、バクトイ
ースト抽出物5f 、 NaC1,10f 。
去されているためp1322 DNA自身が1本リガ
ーゼにより結合し、安定な環状DNAとなることはない
。そこで、70 mM MnCl3.30mMCaCl
2.40mM酢酸ナトリウムからなる溶液(pH5,6
)によシ0℃で20分間インキュベート(文献7)し、
同じ溶液100μlK懸濁した大腸菌(Escheri
cha coli )χ1776株(ATCC!1&
1L31244+文献8)〔細菌数約5X10 )に
上記で得た反応液5μlを添加し、0℃で60分間イン
キュベートした。次に、この大腸菌を20μg/mlの
アンピシリン、50μg/Mtのチミジンおよび20μ
g/ Te1lのジアミノピメリン酸を含むLB寒天培
地(14’当りバク))!J7”)ン10g、バクトイ
ースト抽出物5f 、 NaC1,10f 。
グルコース0,8fを含む)上にまき、37’Cで2日
間培養した。生じたアンピシリン剛性コロニー中、外来
性のDNAを組み込んだ])BR322プラスミドをも
つ大腸菌は“つまようじ”法(麹9)によシ選び出した
。すなわち、つまようじに付着させてとったコロニーを
100μlの可溶化溶液(1%8DS、10%グリセロ
ール、0,02MEDTA、0.04%キシレンシアノ
−)v)に懸濁し、70°C110分間熱処理した後、
1%アガロース電気泳動を行い、pBR322よシ大き
いプラスミドをもつコロニーを選択、採取した。これに
ょシa、 d w型HBV DNAのクローニングが
完成した。
間培養した。生じたアンピシリン剛性コロニー中、外来
性のDNAを組み込んだ])BR322プラスミドをも
つ大腸菌は“つまようじ”法(麹9)によシ選び出した
。すなわち、つまようじに付着させてとったコロニーを
100μlの可溶化溶液(1%8DS、10%グリセロ
ール、0,02MEDTA、0.04%キシレンシアノ
−)v)に懸濁し、70°C110分間熱処理した後、
1%アガロース電気泳動を行い、pBR322よシ大き
いプラスミドをもつコロニーを選択、採取した。これに
ょシa、 d w型HBV DNAのクローニングが
完成した。
3、 クローニングされたadw型HBV DNAの
性質 上記のようにしてクローニングされたadw型HBV
DNAの大きさをしらべるため、上記2゜項で採取し
た組換えDNAt−有する大腸菌を20μg/*lのア
ンピシリン、50μg/gi!のチミジンおよび20μ
g/IIlのジアミノピメリン酸を含むLB培地で増殖
させ、対数増殖期に170μg /wrlになるように
クロラムフェニコールを加えて、数時間培養をつづけ、
プラスミドDNAの増幅をはかった。次に、リゾチーム
、EDTA 、 SDsを用いて細菌をこわし、プラス
ミドDNAを分離し、塩化セシウム密度勾配遠心法によ
り精製した(文献10)。得られたプラスミドI)tJ
AiEcoR工消化すると、全消化、 2 ’1cbp
のDNAと4.3kbpのDMAとに分かれた。4.3
kbp D N AはベクターであるpBR322
のDNAであり、a d−w型HBV DNAとして
は3.2kbp (DD N A iiミクロ−=ング
されたことになる。このadw型HBV3,2kbpD
NAを制限酵素BamHIで消化すると約1.8kbp
DNA 、 i、4kbp DNAオヨび3゜b
7) DNAに切断されることが判明した。上記のよ
うにして得たHBV3.2kbp DNAとpBR3
221)NAとの組換えDNA’iもつ大腸菌χ177
6株を大腸菌χ 1776/pBR322−EcoRI
/HBV933と名づけた。さらに、上記の手法によっ
てpBR322EcoRI/IJBV933からHBV
l、4kbp DNAおよびHBVl、8kbpD
N A、 ’i尿採取、これらを上記28項に記した方
法と同じ方法によりそれぞれpBR322DNAの32
2DNAはBamH工により1ケ所切断され、しかも切
断箇所はテトラサイクリン1制性遺伝子上に存在するの
で、pBR322BamHI部位に他のDNA1組み込
むと、このプラスミドをもつ大腸菌はアンピシリン調性
、テトラサイクリン感受性の性質を示し、他のDNAを
組み込まないpi 322をもつ大腸菌(アンピシリン
耐性、テトラザイクリン耐性)と容易に区別出来る。そ
こで大腸菌χ+776’を上記のようにして形質転換さ
せて生じたコロニーの中からテトラサイクリン感受性の
コロニーを選択し、ついで゛つまようじ”法(文献9)
により外来性のDNA(HBV DNA断片)を組み
込んだpBR322フ”フスミドをもつ大腸菌全還び出
した(第5図参照)。ここに得られたHBV 1.4
kbp DNAを組み込んだpB′R322をもつ大腸
菌χ1776株を大腸菌χ I 776/pBR322
−Ba、mHI/HBV 971 、HBV 1,8k
bp ])NAを組み込んだpBR322’eもつ大腸
菌11776株全大腸菌χ1776/pBR322−B
amHI/HBV700とそれぞれ名付けた。
性質 上記のようにしてクローニングされたadw型HBV
DNAの大きさをしらべるため、上記2゜項で採取し
た組換えDNAt−有する大腸菌を20μg/*lのア
ンピシリン、50μg/gi!のチミジンおよび20μ
g/IIlのジアミノピメリン酸を含むLB培地で増殖
させ、対数増殖期に170μg /wrlになるように
クロラムフェニコールを加えて、数時間培養をつづけ、
プラスミドDNAの増幅をはかった。次に、リゾチーム
、EDTA 、 SDsを用いて細菌をこわし、プラス
ミドDNAを分離し、塩化セシウム密度勾配遠心法によ
り精製した(文献10)。得られたプラスミドI)tJ
AiEcoR工消化すると、全消化、 2 ’1cbp
のDNAと4.3kbpのDMAとに分かれた。4.3
kbp D N AはベクターであるpBR322
のDNAであり、a d−w型HBV DNAとして
は3.2kbp (DD N A iiミクロ−=ング
されたことになる。このadw型HBV3,2kbpD
NAを制限酵素BamHIで消化すると約1.8kbp
DNA 、 i、4kbp DNAオヨび3゜b
7) DNAに切断されることが判明した。上記のよ
うにして得たHBV3.2kbp DNAとpBR3
221)NAとの組換えDNA’iもつ大腸菌χ177
6株を大腸菌χ 1776/pBR322−EcoRI
/HBV933と名づけた。さらに、上記の手法によっ
てpBR322EcoRI/IJBV933からHBV
l、4kbp DNAおよびHBVl、8kbpD
N A、 ’i尿採取、これらを上記28項に記した方
法と同じ方法によりそれぞれpBR322DNAの32
2DNAはBamH工により1ケ所切断され、しかも切
断箇所はテトラサイクリン1制性遺伝子上に存在するの
で、pBR322BamHI部位に他のDNA1組み込
むと、このプラスミドをもつ大腸菌はアンピシリン調性
、テトラサイクリン感受性の性質を示し、他のDNAを
組み込まないpi 322をもつ大腸菌(アンピシリン
耐性、テトラザイクリン耐性)と容易に区別出来る。そ
こで大腸菌χ+776’を上記のようにして形質転換さ
せて生じたコロニーの中からテトラサイクリン感受性の
コロニーを選択し、ついで゛つまようじ”法(文献9)
により外来性のDNA(HBV DNA断片)を組み
込んだpBR322フ”フスミドをもつ大腸菌全還び出
した(第5図参照)。ここに得られたHBV 1.4
kbp DNAを組み込んだpB′R322をもつ大腸
菌χ1776株を大腸菌χ I 776/pBR322
−Ba、mHI/HBV 971 、HBV 1,8k
bp ])NAを組み込んだpBR322’eもつ大腸
菌11776株全大腸菌χ1776/pBR322−B
amHI/HBV700とそれぞれ名付けた。
さらに、前記した大腸菌χ1776/pBR322−E
coFl工/HBV933から分胤した組換えDNAp
BR322−EcoR工/HBV933’eEcoR工
で消化してHBV DNA1切シ出し、これヲT+リ
ガーゼで結合させて一度環状DNAとした。このDNA
を制限酵素AvaIで切断してpreHBsAg遺伝子
を含むI) N A ’i分離した後、T)BR322
のAvaIサイトに組み込み大腸菌χ1776に形質転
換させ念。得られた2、207kbpのpreHBsA
gDNAをもむpBR322を持つ大腸菌χ177軸を
大腸菌χ1776/pBR32,2−Ava工/HBV
80019− と名づけた。
coFl工/HBV933から分胤した組換えDNAp
BR322−EcoR工/HBV933’eEcoR工
で消化してHBV DNA1切シ出し、これヲT+リ
ガーゼで結合させて一度環状DNAとした。このDNA
を制限酵素AvaIで切断してpreHBsAg遺伝子
を含むI) N A ’i分離した後、T)BR322
のAvaIサイトに組み込み大腸菌χ1776に形質転
換させ念。得られた2、207kbpのpreHBsA
gDNAをもむpBR322を持つ大腸菌χ177軸を
大腸菌χ1776/pBR32,2−Ava工/HBV
80019− と名づけた。
4、 a、 d w型HBsAg遺伝子、preHB
sAg遺伝子。
sAg遺伝子。
E(BcAgiii伝千の同定
前記2項および3項でクローニングされたa、 dW型
HBV DNA上に存在すると考えられるadw型H
BeAg遺伝子、preHBs Ag遺伝子。
HBV DNA上に存在すると考えられるadw型H
BeAg遺伝子、preHBs Ag遺伝子。
HBcAg遺伝子の位置を確認するため、このI) N
Aの全部の塩基配列を決定した。まず大腸菌χ1776
/pBR322EcolR工/HBV933株を前記3
項に記した方法によりふやし、クロラムフエニコー/L
’を用いてプラスミドDNA1増幅して、組換えDN
A pBR322EcoRI/HBV933 ’e抽
出、精製した。このDNA全EcoR工で消化し、1.
0%アガロ−スゲ)V電気泳動法によりpBR322(
7)DNAとHBV DNA’i分離して、3.2
kbpのHBV DNA1アガロースゲルより溶出し
た。
Aの全部の塩基配列を決定した。まず大腸菌χ1776
/pBR322EcolR工/HBV933株を前記3
項に記した方法によりふやし、クロラムフエニコー/L
’を用いてプラスミドDNA1増幅して、組換えDN
A pBR322EcoRI/HBV933 ’e抽
出、精製した。このDNA全EcoR工で消化し、1.
0%アガロ−スゲ)V電気泳動法によりpBR322(
7)DNAとHBV DNA’i分離して、3.2
kbpのHBV DNA1アガロースゲルより溶出し
た。
次にこの3.2kbpのDNAの塩基配列をベセスダリ
サーチラボラトリーズ(米国)のM+3−チェイン・タ
ーミネイティング・シーケンシング・システムを用いて
決定した(文献+ 1 、 + 2.13)。
サーチラボラトリーズ(米国)のM+3−チェイン・タ
ーミネイティング・シーケンシング・システムを用いて
決定した(文献+ 1 、 + 2.13)。
20−
その概略は次の通りである。まず34kbp DNA
を種々の制限酵素で切断しファージM13mp7RF
DNA(文献13)の制限酵素切断部位に組み込みク
ローニングした後、大腸菌K12株由来の、TMI03
株(文献12)に感染させファージ粒子として成熟させ
る。このファージよりHBVDNA断片(二重鎖)の一
方のDNA鎖を組み込んだ単鎖のファージD N A
’c抽出、V4mし、これを鋳型に、組み込まれたDN
A断片に隣接する塩基配列と相補的な塩基配列をもつご
く短い単鎖DNAを1ライマーに、そしてdA’l’P
、dTTP 、dGTPおよびdcTP(1〜4種の基
質2 を Pでラベルしておく)全基質としてDNA合成を行
う。この時適当な濃度のDNA合成阻害剤である4種の
dci ATP 、ddTTP 、d、dGTPあるい
はd d CT P ’i−各4加えて反応させると、
これらがDNAにとり込まれた時点でDNA合成が停止
する。そこでDNh鎖f単鎖に分け、8%アクリルアミ
トゲlv電気泳動法およびラジオオートグラフィーによ
り分析すると、合成されたDNAの長さによりその了末
端の塩基が決定される。このようにして決定されたHB
V DNAの全塩基配列は第1図に示すとおりであっ
た。この第′1図ではHBV DNAの二重鎖塩基配
列をEc oRエサイトから順番に示している3、この
塩基配列順序の155番目にa d W 5 HBs
Ag iiI伝子の翻訳開始コドンATGのAが、また
1884番目(G(B cAg遺伝子の翻訳開始コドン
ATGのAが、2849番目にpreHB s A、g
遺伝子の翻訳開始コドンA’TGのA(文献+ 4 、
+ 5#照)がそれぞれ見い出される。すなわち、H
BV DyqA#i基の塩基配列順序+55−835
がa t−t w型HBsAg遺伝子。
を種々の制限酵素で切断しファージM13mp7RF
DNA(文献13)の制限酵素切断部位に組み込みク
ローニングした後、大腸菌K12株由来の、TMI03
株(文献12)に感染させファージ粒子として成熟させ
る。このファージよりHBVDNA断片(二重鎖)の一
方のDNA鎖を組み込んだ単鎖のファージD N A
’c抽出、V4mし、これを鋳型に、組み込まれたDN
A断片に隣接する塩基配列と相補的な塩基配列をもつご
く短い単鎖DNAを1ライマーに、そしてdA’l’P
、dTTP 、dGTPおよびdcTP(1〜4種の基
質2 を Pでラベルしておく)全基質としてDNA合成を行
う。この時適当な濃度のDNA合成阻害剤である4種の
dci ATP 、ddTTP 、d、dGTPあるい
はd d CT P ’i−各4加えて反応させると、
これらがDNAにとり込まれた時点でDNA合成が停止
する。そこでDNh鎖f単鎖に分け、8%アクリルアミ
トゲlv電気泳動法およびラジオオートグラフィーによ
り分析すると、合成されたDNAの長さによりその了末
端の塩基が決定される。このようにして決定されたHB
V DNAの全塩基配列は第1図に示すとおりであっ
た。この第′1図ではHBV DNAの二重鎖塩基配
列をEc oRエサイトから順番に示している3、この
塩基配列順序の155番目にa d W 5 HBs
Ag iiI伝子の翻訳開始コドンATGのAが、また
1884番目(G(B cAg遺伝子の翻訳開始コドン
ATGのAが、2849番目にpreHB s A、g
遺伝子の翻訳開始コドンA’TGのA(文献+ 4 、
+ 5#照)がそれぞれ見い出される。すなわち、H
BV DyqA#i基の塩基配列順序+55−835
がa t−t w型HBsAg遺伝子。
+884−2441がa d、 w型HBcAg遺伝子
。
。
2849−3183−1−835がadw型preHB
sAgiil伝子である。この事実は、これらの遺伝子
から翻訳されるポリペプチドの分子量がそれぞれ約25
000 、約19000と約43,000であることを
示している。
sAgiil伝子である。この事実は、これらの遺伝子
から翻訳されるポリペプチドの分子量がそれぞれ約25
000 、約19000と約43,000であることを
示している。
このようにしてHB V a d vi型のDNAの
全塩基配列が決定され、HB s Ag遺伝子、pre
HBs、Ag遺伝子、HBCAg遺伝子の位置が定めら
れた。このadw型HBV DNAの全塩基配列は従
来報告されているa y w !!ffの塩基配列と異
なり、また塩基数も異なっている。このa d、 w型
HBsAgji伝子は当然ながらayw型のHBVのH
BeAg遺伝子とその塩基配列が異なり、第1図から明
らかなように遺伝子内に介在配列をもたない。またpr
eHBsAg遺伝子、HBcAg遺伝子についても同様
である。このことは動物細胞内および微生物内のいづれ
においても、そのまま転写され、メツセンジャーRNA
として形質発現しうろことを意味する。従って、この遺
伝子をそのままか、あるいは過当なベクターに組込み、
これを例えばカルシウム−燐酸法を用いて動物細胞たと
えばヒl−肝臓細胞内へ導入することにより、その細胞
内でadw型HB++Ag+HBcAgf合成すること
ができる。
全塩基配列が決定され、HB s Ag遺伝子、pre
HBs、Ag遺伝子、HBCAg遺伝子の位置が定めら
れた。このadw型HBV DNAの全塩基配列は従
来報告されているa y w !!ffの塩基配列と異
なり、また塩基数も異なっている。このa d、 w型
HBsAgji伝子は当然ながらayw型のHBVのH
BeAg遺伝子とその塩基配列が異なり、第1図から明
らかなように遺伝子内に介在配列をもたない。またpr
eHBsAg遺伝子、HBcAg遺伝子についても同様
である。このことは動物細胞内および微生物内のいづれ
においても、そのまま転写され、メツセンジャーRNA
として形質発現しうろことを意味する。従って、この遺
伝子をそのままか、あるいは過当なベクターに組込み、
これを例えばカルシウム−燐酸法を用いて動物細胞たと
えばヒl−肝臓細胞内へ導入することにより、その細胞
内でadw型HB++Ag+HBcAgf合成すること
ができる。
またこのa’dw型HBsAg遺伝子、pre HBs
Ag遺伝子、HBcAg遺伝子を適当な調節遺伝子と結
合し、プラスミドDNAに組込んで大腸菌などの面生物
に導入した後、当該微生物を培養することにより、1(
BYの感染性がないadw型HBsAg。
Ag遺伝子、HBcAg遺伝子を適当な調節遺伝子と結
合し、プラスミドDNAに組込んで大腸菌などの面生物
に導入した後、当該微生物を培養することにより、1(
BYの感染性がないadw型HBsAg。
preHBsAg ?:安価に大量生産することができ
、かくして得られるa、 d w2J HBsAgは従
来の方法で得られたadw型HBsAgと同様にB型肝
炎ワクチンとして使用できる。
、かくして得られるa、 d w2J HBsAgは従
来の方法で得られたadw型HBsAgと同様にB型肝
炎ワクチンとして使用できる。
一般に構造遺伝子のみを採取するのは、種々の制限酵素
を用いても困難な場合が多い。しかるに、本発明により
創製されたa、 d、 w型HBsAg遺伝子は翻訳開
始コドンATGの直前で制限酵素8au3Aにより切断
されるので、調節遺伝子との結合がきわめて容易である
という特性を有するものである。
を用いても困難な場合が多い。しかるに、本発明により
創製されたa、 d、 w型HBsAg遺伝子は翻訳開
始コドンATGの直前で制限酵素8au3Aにより切断
されるので、調節遺伝子との結合がきわめて容易である
という特性を有するものである。
なお、adw型HBsAg遺伝子を微生物内で発現させ
た場合、合成されるポリペ1チドのアミノ酸配列は、第
2図に示されたアミノ酸配列からアミノ末端あるいは(
および)カルボキシル末端の若干のアミノ酸が除去され
たものであってもよい。
た場合、合成されるポリペ1チドのアミノ酸配列は、第
2図に示されたアミノ酸配列からアミノ末端あるいは(
および)カルボキシル末端の若干のアミノ酸が除去され
たものであってもよい。
また微生物内で合成されるHBsAgには、ヒト細胞内
で起りうるポリペプチドの翻訳後の修飾が見られ々い場
合もありうる。いずれの場合も、生成されたポリペプチ
ドがHBsAgと類似する抗原性を有するかぎυ、B型
肝炎のワクチンとして使用することができる。
で起りうるポリペプチドの翻訳後の修飾が見られ々い場
合もありうる。いずれの場合も、生成されたポリペプチ
ドがHBsAgと類似する抗原性を有するかぎυ、B型
肝炎のワクチンとして使用することができる。
またHBcA、gをHBeAg陽性の血液中にあるデン
粒子から分111iするには量的に困難である。本発明
によれば、遺伝子操作を利用してHBcA、gi大量に
製造することができる。
粒子から分111iするには量的に困難である。本発明
によれば、遺伝子操作を利用してHBcA、gi大量に
製造することができる。
HBcAgの抗原性については、HBsAgの抗原性の
亜型(sub type)と関連しているかどうか確
定していないが、HBVの他の亜型の全塩基配列が決定
され、比較された時、その共通性もより明確になると推
定される。いづれにしても少くとも同一亜型のHBVに
感染した場合には、抗HBs抗体よりも、抗H’Bc抗
体の方が先に血中に出現する(文献15)ので、抗HB
c抗体をラジオイムノアッセイ法で検出することにより
早期にHBVの感染の有無を高感度で診断できる。
亜型(sub type)と関連しているかどうか確
定していないが、HBVの他の亜型の全塩基配列が決定
され、比較された時、その共通性もより明確になると推
定される。いづれにしても少くとも同一亜型のHBVに
感染した場合には、抗HBs抗体よりも、抗H’Bc抗
体の方が先に血中に出現する(文献15)ので、抗HB
c抗体をラジオイムノアッセイ法で検出することにより
早期にHBVの感染の有無を高感度で診断できる。
文献
1、 Intervirology 3:378−3
8H1974)。
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2、 J、Virol、12: 995−1005
(1973)。
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3. 工ntervirology 10: 254
264(1978)。
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1979)。
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7、 J、Mo1.Biol 96:495 509(
1975)。
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8、 U、S、P、4,190,4959゜ 5ci
ence 195 :393−394(1977)
。
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10、 J、Bact、121 :354−362(
1975)。
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II、 Proc、Natl、 Acad、 Sci
、U、8.A、 74 :5463−5467(197
7)。
、U、8.A、 74 :5463−5467(197
7)。
12、 Nucleic Ac1ds Ee
s 8: 1731−+743(+980)。
s 8: 1731−+743(+980)。
13、M l 3 cloning /“dide
oxy″sequencingmanual pu
blisbed by BRTJ INC
,。
oxy″sequencingmanual pu
blisbed by BRTJ INC
,。
Ma、ryland U、8.A。
14、 Nature 281 : 646
−650(1979)。
−650(1979)。
15、 5cience 213:406−411
(1981)。
(1981)。
16、 Am、 J、 Med、 Sci、 2
70: 179〜l87(+975)。
70: 179〜l87(+975)。
第1図は本発明の創製例によって得られたadW型′H
BV DNAの全塩基配列を示し、第2図は本発明の
adw型HBsAg遺伝子がコードするポリペプチドの
アミノ酸配列の一例を示し、第3図は本発明のa、 d
w型HBcAg遺伝子がコードするポリペプチドのア
ミノ酸配列の一例を示す。第4〜5図は本発明の創製例
の概略図である。 第2図 、Het Glu Asn工1e Thr Ser G
ly Phe Leu GlyPro Leu Leu
Val Leu Gln Ala Gly Phe
PheLeu Leu Thr Arg 工1e Le
u Thr工1e Pro G1n5er Leu A
sp Ser Trp Trp Thr Ser Le
u AsnPhe Leu Gly Gly Ser
Pro Val Cys Leu GlyGln As
n Sar Gln Ser Pro Thr Ser
Asn HisSer Pro Thr Ser C
ys Pro Pro工le Cys Pr。 Gly Tyr Arg Trp Met Cys L
eu Arg Arg Phe工1e工le Phe
Leu Phe工1e Lau Leu Leu Cy
sLeu 工1e Phe Leu I+eu
Val Leu Ijiju Asp T
yrGin Gly Met Lau Pro Val
Cys Pro Leu工1ePro Gly Se
r Thr Thr Thr Sar Thr Gly
Pr。 Cys Lys Thr Cys Thr Thr P
ro Ala Gin GlyAsn Ser Lys
Phe Pro Ser Cys Cys Cys
ThrLys Pro Thr Asp Gly As
n Cys Thr Cys 工1ePro Ile
Pro Ser Ser Trp Ala Phe’A
la LysTyr Leu Trp Glu Trp
Ala Sar Val Arq PheSer T
rp Leu Ser Leu Leu Val Pr
o Phe ValGln Trp Phe Val
Gly Leu Ser Pro Thr ValTr
p Leu Ser Ala工1e Trp Met
Met Trp TyrTrp Gly Pro Se
r Leu Tyr Ser工1e Val 5erP
ro Phe 工le pro Leu Leu
Pro 工le Phe PheCys Leu
Trp Val Tyr工1e第3図 get Asp工le Asp Pro Tyr Ly
s Glu Phe Gly AlaThr Val
Glu Leu Leu Ser Phe Leu P
ro Ser AspPhe Phe Pro Ser
Val kr:q Asp Leu Leu Asp
ThrAla Ser Ala Leu Tyr A
rg Glu Ala Leu Glu 5arPro
Glu His Cys Ser Pro His
I(is Thr Ala LeuArg Gln A
la工1e Leu Cys Trp Gly Glu
Leu MetThr Leu Ala Thr ’
I’rp Val Gly Asn Asn I、au
GinAsp pro Ala Ser Arg A
ap Leu Val Val Asn TyrVal
Asn Thr Asn Met Gly Leu
Lys工1e Arg GlnLeu Leu Trp
Phe I(is工le Ser Cys Leu
Thr PhaGly Arg Glu Thr Va
l Leu Glu Tyr Leu Val 5er
Phe Gly Val Trp IIs Arg T
hr Pro Pro Aha TyrArq Pro
Pro Asn Ala Pro 工le Lau
Ser Thr LeuPro Glu Thr Th
r Val Val Arg Arg Arg Asp
ArgGly Arg Ser Pro Arg A
rg Arg Thr Pro Ser Pr。 Arq Arq Arg Arq Ser Gln S
er Pro Arq 1u:q ArgArq Se
r Gln Ser Arg Glu Ser Gln
C715竿4図 1°゛啼″′4ど 4、dNTP I EcoRI拗吋尤
爲萌−1−1776 ”Amp’、 Te+’ 火腸m≠+776 / pHR322−εcoR[/
H8V933$5 図 ρ8R322 犬馬i、、t−177s /Am和。、5)
BV DNAの全塩基配列を示し、第2図は本発明の
adw型HBsAg遺伝子がコードするポリペプチドの
アミノ酸配列の一例を示し、第3図は本発明のa、 d
w型HBcAg遺伝子がコードするポリペプチドのア
ミノ酸配列の一例を示す。第4〜5図は本発明の創製例
の概略図である。 第2図 、Het Glu Asn工1e Thr Ser G
ly Phe Leu GlyPro Leu Leu
Val Leu Gln Ala Gly Phe
PheLeu Leu Thr Arg 工1e Le
u Thr工1e Pro G1n5er Leu A
sp Ser Trp Trp Thr Ser Le
u AsnPhe Leu Gly Gly Ser
Pro Val Cys Leu GlyGln As
n Sar Gln Ser Pro Thr Ser
Asn HisSer Pro Thr Ser C
ys Pro Pro工le Cys Pr。 Gly Tyr Arg Trp Met Cys L
eu Arg Arg Phe工1e工le Phe
Leu Phe工1e Lau Leu Leu Cy
sLeu 工1e Phe Leu I+eu
Val Leu Ijiju Asp T
yrGin Gly Met Lau Pro Val
Cys Pro Leu工1ePro Gly Se
r Thr Thr Thr Sar Thr Gly
Pr。 Cys Lys Thr Cys Thr Thr P
ro Ala Gin GlyAsn Ser Lys
Phe Pro Ser Cys Cys Cys
ThrLys Pro Thr Asp Gly As
n Cys Thr Cys 工1ePro Ile
Pro Ser Ser Trp Ala Phe’A
la LysTyr Leu Trp Glu Trp
Ala Sar Val Arq PheSer T
rp Leu Ser Leu Leu Val Pr
o Phe ValGln Trp Phe Val
Gly Leu Ser Pro Thr ValTr
p Leu Ser Ala工1e Trp Met
Met Trp TyrTrp Gly Pro Se
r Leu Tyr Ser工1e Val 5erP
ro Phe 工le pro Leu Leu
Pro 工le Phe PheCys Leu
Trp Val Tyr工1e第3図 get Asp工le Asp Pro Tyr Ly
s Glu Phe Gly AlaThr Val
Glu Leu Leu Ser Phe Leu P
ro Ser AspPhe Phe Pro Ser
Val kr:q Asp Leu Leu Asp
ThrAla Ser Ala Leu Tyr A
rg Glu Ala Leu Glu 5arPro
Glu His Cys Ser Pro His
I(is Thr Ala LeuArg Gln A
la工1e Leu Cys Trp Gly Glu
Leu MetThr Leu Ala Thr ’
I’rp Val Gly Asn Asn I、au
GinAsp pro Ala Ser Arg A
ap Leu Val Val Asn TyrVal
Asn Thr Asn Met Gly Leu
Lys工1e Arg GlnLeu Leu Trp
Phe I(is工le Ser Cys Leu
Thr PhaGly Arg Glu Thr Va
l Leu Glu Tyr Leu Val 5er
Phe Gly Val Trp IIs Arg T
hr Pro Pro Aha TyrArq Pro
Pro Asn Ala Pro 工le Lau
Ser Thr LeuPro Glu Thr Th
r Val Val Arg Arg Arg Asp
ArgGly Arg Ser Pro Arg A
rg Arg Thr Pro Ser Pr。 Arq Arq Arg Arq Ser Gln S
er Pro Arq 1u:q ArgArq Se
r Gln Ser Arg Glu Ser Gln
C715竿4図 1°゛啼″′4ど 4、dNTP I EcoRI拗吋尤
爲萌−1−1776 ”Amp’、 Te+’ 火腸m≠+776 / pHR322−εcoR[/
H8V933$5 図 ρ8R322 犬馬i、、t−177s /Am和。、5)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)adw型B型肝炎ウィルスの表面抗原構造遺伝子
9表面抗原前駆体をコードする遺伝子およびコア抗原構
造遺伝子の1種以上を含有するDNA。 (2)表面抗原構造遺伝子を含有する特許請求の範囲第
1項記載のDNA0 (3)表面抗原前駆体をコードする遺伝子を含有する特
許請求の範囲第1項記載のDNA0(4)コア抗原構造
遺伝子を含有する特許請求の範囲第1項記載のDNA。 (5)第1図に示される塩基配列またはその断片を含有
する特許請求の範囲第1項〜第4項記載のDNA0 (6)表面抗原構造遺伝子が第1図において塩基配列順
序155〜835として示される塩基配列またはその断
片である特許請求の範囲第1項、第2項または第5項記
載のDNA。 (7)表面抗原前駆体をコードする遺伝子が第1図にお
いて塩基配列順序2849〜3183〜1〜835とし
て示される塩基配列またはその断片である特許請求の範
囲第1項、第3項または第5項記載のDNA0 (8)コア抗原構造遺伝子が第1図において塩基配列順
序1884〜2441として示される塩基配列またはそ
の断片である特許請求の範囲第1項。 第4項または第5項記載のDNA0 (9)表面抗原構造遺伝子が第2図に示されるポリペプ
チドまたはそれと等価の免疫学的もしくは生物学的活性
を有するポリペプチドを特徴とする特許請求の範囲第1
項、第2項、第5項または第6項記載のDNA0 QI コア抗原構造遺伝子が第3図に示されるポリペ
1チドまたはそれと等価の免疫学約4しくけ生物学的活
性を有するポリペプチドを特徴とする特許請求の範囲第
1項、第4項、第5項または第8項記載のDNA。 叩 組換えDNA分子の一部である特許請求の範囲第1
項〜第10項記載のDNA0 叫 プロモーターの下流に連絡されている特許請求の範
囲第1項〜第11項記載のDNA。 (lull ac1wQB型肝炎ウイルスデつ粒子内
のadW型B型肝炎ウィつスDNAの単鎖部分1I)N
A合成反応によカニ重鎖としたDNAおよびベクターD
NAjj、それぞれ制限酵素により切断した後に混合し
てadw型B型肝炎ウィルスDNAまたはその断片全ベ
クターDNAの切断部位間に挿入することを特徴とする
adw型B型肝炎ウィつスの表面抗原構造遺伝子9表面
抗原前駆体全コードする遺伝子およびコア抗原構造遺伝
子の1種以上を含有する組換えD N A、 17)製
造法(14)adw型B型肝炎ウイつスの表面抗原構造
遺伝子2表面抗原1aiT駆体全コードする遺伝子およ
びコア抗原構造遺伝子の1種以上を含有する組換えDN
Aで形質転換させた宿主。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7702082A JPS58194897A (ja) | 1982-05-07 | 1982-05-07 | 新規dna,その製造方法およびそれで形質転換させた宿主 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7702082A JPS58194897A (ja) | 1982-05-07 | 1982-05-07 | 新規dna,その製造方法およびそれで形質転換させた宿主 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58194897A true JPS58194897A (ja) | 1983-11-12 |
Family
ID=13622067
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7702082A Pending JPS58194897A (ja) | 1982-05-07 | 1982-05-07 | 新規dna,その製造方法およびそれで形質転換させた宿主 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58194897A (ja) |
Cited By (7)
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---|---|---|---|---|
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-
1982
- 1982-05-07 JP JP7702082A patent/JPS58194897A/ja active Pending
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US6072049A (en) * | 1987-06-22 | 2000-06-06 | Medeva Holdings B.V. | Hepatitis B surface antigen vaccine |
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US6110706A (en) * | 1987-06-22 | 2000-08-29 | Medeva Holdings B.V. | Hepatitis B surface antigen vaccine |
US6117653A (en) * | 1987-06-22 | 2000-09-12 | Medeva Holdings B.V. | Hepatitis B surface antigen vaccine |
US6589530B1 (en) | 1987-06-22 | 2003-07-08 | Medeva Holdings B.V. | Hepatitis B surface antigen vaccine |
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