JPS5819309B2 - 泳者用計時測定具 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は水泳中の泳者が、泳いだ時間を自分で測定でき
る計時測定具に関する。

水泳の練習には、所定の距離などの位の時間で泳いだか
知ることが常に必要であって、それに依り上達の程度を
知り、またよりよい泳法を研究することができる。

ところがそのためには従来は泳者とは別に測定者を必要
とし、互いに緊密な連けいを必要とする等煩雑で制約が
大きく、また敢えて泳者自身が時間を測るためには、プ
ールサイドに固定された計時装置に依っていたが、計時
装置の設置されていない側からはスタート、ゴールとも
距離があって目視測定が不正確であった。

本発明は上述の事情に鑑み開発されたもので、計時器を
学部に定着するように工夫して、スタート、ストップの
操作を泳者自身で行うようになし、前述の問題点を解消
するとともに、泳者の上達を促進し、かつ拡く水泳の普
及に役立てようとするものである。

１ 以下本発明に係る測定具につき詳説するに、その構
成は、 一端に指に固定させるバンド等の留め具３、他端に腕に
固定させるバンド等の留め具３′を設け、両留め具３，
３′間の所定位置に窓口部を穿設して成るパドル１にお
いて、該パドル１の掌の側に指で操作部２Ｂ、２Ｂ′を
操作できる位置にストップウォッチ等の計時器２を定着
し、該計時器の計時表面２Ａが前記パドル１の窓口部か
ら見えるようにしたことを特徴とする。

； 以下本願発明を図面に示す一実施例に基づいて説明
する。

図中１はパドルであって、板状である。

３は留め具であり、中指にパドルを固定させるアーチ状
のゴムバンドである。

中指に限らず人差指、薬指でもよく、バンドを複数設け
てそれぞれ指に固定させることもできる。

また、留め具はゴムバンドに限らずベルト、紐等様々な
ものが考えられるが、本願考案はこれらのものに限定さ
れるものではない。

３′も同じく留め具であり、腕にパドルを固定させるア
ーチ状のゴムバンドである。

この留め具に関しても、ゴムバンドに限らずベルト、紐
等様様なものが考えられるが、本願発明はこれらのもの
に限定されるものではない。

また計時器２は、ストップウォッチ機能を持ったデジタ
ルタイプの腕時計２′を防水を施した筐体２“に内装し
、スタート、ストップの各操作部２Ｂ、２Ｂ’を該筐体
外から内部の時計の当該操作部分に当接すべく挿通しで
ある。

計時器２として防水型のストップウォッチ又は同効機能
をもった腕時計を用いる場合には、必ずしも上記筐体ｚ
丙に納める必要はないのであろう。

また計時器２は、図示実施例の如く、着装体１の内側で
字部との間に挟む構造を採る場合の他に、パドル１の外
側に該計時器２を定着し、その操作部を、例えばパドル
１を指が当る部分を切欠く等して指の自由を確保し、計
時器１を操作できるようにする等の構造とすることも可
能である。

本発明はその構成から次のような特有の作用効果を奏す
る。

即ち本発明に依る測定具を手にはめて泳ぐことに依り、
泳者自身がタイムを測定することができるわけで、従来
のように他人の手を借りる煩雑さもなく、正確で手軽な
測定が出来、自身の泳法フオームの研究等に非常な効用
がある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は表側か
らみた斜視図、第２図は裏側からみた斜視図、第３図は
使用状態図である。 １・・・・・・パドル、２・・・・・・計時器、２人・
・・・・・計時表面、２Ｂ、２Ｂ’・・・・・・操作部
、３ 、３’・・・・・留め具。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 一端に指に固定させるバンド等の留め具３、他端に
   腕に固定させるバンド等の留め具３を設け。 両留め具３，３′間の所定位置に窓口部を穿設して成る
   パドル１において、該パドル１の掌の側に指で操作部２
   Ｂ、２Ｂ′を操作できる位置にストップウォッチ等の計
   時器２を定着し、該計時器の計時表面２人が前記パドル
   １の窓口部から見えるようにしたことを特徴とする泳者
   用計時測定具。