JPS5818887B2 - コンクリ−トブロツク破断機 - Google Patents

コンクリ−トブロツク破断機

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JPS5818887B2
JPS5818887B2 JP8993878A JP8993878A JPS5818887B2 JP S5818887 B2 JPS5818887 B2 JP S5818887B2 JP 8993878 A JP8993878 A JP 8993878A JP 8993878 A JP8993878 A JP 8993878A JP S5818887 B2 JPS5818887 B2 JP S5818887B2
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JP
Japan
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blades
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JP8993878A
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JPS5518215A (en
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山下譲二
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  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
  • Crushing And Grinding (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はコンクリートブロックを挟圧、破断して、岩
石の破断面に似たブロック表面を形成する破断機の改良
に関する。
コンクリートブロックの表面に刃を少し食込む程度に圧
入させて破断することは従来公知である。
本出願人は実公昭46−19110によって上下刃を夫
々、細分割し、各分割刃が夫々ブロックの凹凸に応じた
位置で破断を生起させるようにして製品歩留りを高める
ことを提案した。
これは原理的に優れたものであるが、各分割刃をホルダ
ーから突出方向に弾圧付勢する手段、具体的には第2図
に示すようにホルダー1後壁と分割刃2後端との間にゴ
ム3を入れる点に、や\問題があった。
即ち第3図に示すように一つのブロックを破断する毎に
分割刃2の群は異った状態に摺動し、これにより分割刃
2後端には段差が生じ、ゴム3がひび割れCを作り、連
続作業をすると一日で使用に耐えなくなる。
また第4図の本発明実施例説明図中、刃12後方の鋼球
群17をゴム3に替えたとすると、下側刃12はブロッ
クBの凹面にならった形に段差を生ずるが、刃12後方
のゴム3の圧縮量が外側大、中央部小となり、圧縮応力
(加圧力)分布は第6図のようになる。
これでは刃を分割して均等加圧をはかった効果が充分に
現れず、また両外側の加圧力が中央部より高いと、ブロ
ックBに曲げ破断を起す。
さらに分割刃を弾圧付勢しているから、正常に破断した
時でも、破断の瞬間、各刃が弾性的に突進して両側破断
面をはじき飛ばし、製品を地上へ落下させ破砕する事も
少くなかった。
この発明は上述のような問題点を解決したもので、これ
を一口にいえば分割刃を弾性材で付勢することをやめ、
密室に満たした球体群により、分割刃を進退自在に受止
め、加圧力は常に等分布するようにしたのである。
第1図はこの発明の一実施例立面図で、その要部は、剛
性ホルダー11により直線状に整列させられ、また相互
隣接面を摺動して各個に出入可能に保持された多数の分
割刃12からなる一対の上下に対向する対向刃13,1
3、これら対向刃13.13間にコンクリートブロック
Bを支持する機構、この場合、対向刃の対向面に間隔を
保って配置された前後のテーブル14,14、ホルダー
11を介して対向刃13,13の一方又は双方を加圧し
、ブロックBを挟圧分断する加圧機構、例えば上下のホ
ルダーを下圧、昇圧する流体圧によるピストン装置15
.15などのネジ式、流体圧式、カム式等のプレス類似
装置等で、ホルダー11は分割刃12後端の各個出入り
を受入れる密室16と、これに満たした圧力伝達用球体
群17を有することを特徴とする。
分割刃12を整列させた対向刃13,13は上記登録ず
み考案のものと本質的には変りない。
無論、剪断刃でないから、対向刃1313の刃先は同一
平面上で対向し、この場合、上刃、下刃とも上下動する
その上下駆動、加圧機構や、ブロックBを、両刃13.
13間に支持する機構も、設計者の公知技術により、設
計条件に応じて決められる。
分割刃12のホルダー11も上記登録ずみ考案のものと
はマ同一でよく、当然、各分割刃12の各個出入すの最
大行程より大きな(深い)空間を刃12の後方に用意し
なければならない。
その空間に従来はゴム等の弾圧付勢材料を納めたのであ
るが、この発明はこれを球体群17に変えたのである。
球体として、この場合は鋼球を用いている。ゴム類と違
って鋼球は逃げ道を見つけて脱出するので、これを防ぐ
に足る程度の密室16でなければならない。
一般には第14図に示したような箱形のホルダー11と
なるので、水密にもなり易く、球体群17を潤滑油漬け
にするのも容易である。
球体群17はベアリング・ボール、メタルブラスト用鋼
粒等の在来品を流用すればよい。
なお、球体は鋼球のほか、セラミック玉、ガラス玉、硬
質樹脂玉でもよいが、直径2〜6關程度のボールベアリ
ング用ボールの不良規格品が安い値段で入手でき、不良
規格品に用途を与える意味で好ましG)。
又、この場合直径が異る数種類の寸法の鋼球例えば5朋
径のものと3間径のものを混合して使用すると充満した
球間によって生じる空隙率が小さくなり、一層好適であ
る6球体群17を収容する密室16は合方12の最大行
程を妨げぬ奥行きが必要で、例えば第4図の下側刃12
の場合、ブロックBの最大凹み深さより犬であればよい
加圧機構により加圧されるのは上下の剛性充分なホルダ
ー1であって、合方12は油圧プレスのラムのように、
鋼球群17により伝達された圧力により押出される。
そして密室16内鋼球群17が占める容積は一定である
から、ある刃12が外へ出ると、その分、他の刃12が
内側へ入る形で全部の刃12がブロックBの表面にまず
、なじみ、均等圧で押込まれる。
従って、加圧力分布は11728表面の凹凸に無関係に
、常に第5図のような均等加圧となり、はゾ全線同時に
破断を開始する。
そのため少くとも3ブ爾ツクB表面モ破断線が曲る声が
なく、牟裏の正規切断線から内部へ破断が進み、表裏破
断面が出あって分離するので不良破断ははゾなくなる。
前述の応力分布不同によるブロックB自体の曲げ破断も
起り得ない。
そして鋼球群17は圧力を受けてもゴム等のような弾圧
付勢をしないので、破断と同時に圧力を失い、割れたブ
ロックをさらにはじき飛ばす事がない。
無論、ゴムのようにひゾ割れによる交換を必要とせず、
半永久的に使用できるから資材、工数面ともに有利であ
る。
さて、ブロックの破断作業を行う場合、ブロック破断機
は紡出コンクリート粉末、粉塵をかぶるため、従来も分
割刃相互間に微粉が入り込み、刃の動きを阻害すること
があり、その場合は分解掃除を必要とする。
本発明によれば密室へ潤滑液を圧入し、球体相互間を径
でコンクリート粉末が入込む可能性のある間隙すべてに
充満、流動して外部へ排出されるようにすることによっ
て解決できる。
このため第1図及び第8,9図に示すように、下側刃の
密室16に給油口18、給油ホース19、配油管22を
付して潤滑液を送っている。
第89図の実施例はこの発明による全自動破断機である
対向刃13は上刃、下刃同形で、いずれも刃先を基部1
2aに着脱可能とし、ブロック幅に応じて刃先の数を調
節できるようにしている。
密着整列した各分割刃基部12aはホルダー11の開口
部11aに適合して納まり基部12a相互間、また基部
12aと開口部11a内壁との間で摺動、各個出入り可
能である。
基部12aがホルダー11から脱は出さないよう、段部
を押板20で止めるようにしている。
刃基部12a後端は開口部11a内奥の鋼球群17を満
たした密室16に面する。
基部12aを、この場合、11本まとめて各個出入り可
能に支持するホルダー11は、上刃用と、下刃用かはゾ
同形で、たゾ下刃用密室16は前述のとおり潤滑清掃装
置をつけているが、上刃用密室16はグリースを詰め、
潤滑のみとしている。
上刃側は、さほど粉塵をかぶらないのと、潤滑油が刃先
から遡上して、ブ田ンクBを汚すからである。
昇降フレーム25は左右の柱に沿い周知機構例えば流体
圧ピストンシリンダにより昇降、停止する。
図のようにブロックBのすぐ上に刃先が来た所で停止さ
せ、対向刃13,13の挟圧は上下の流体圧シリンダ2
4.24により、ブロックBを受板23(又はコンベア
)から少し浮かして破断する。
下刃側の潤滑清掃装置はこの例では、ホルダー11側壁
を貫通して密室16に通じる多数の給油口18と配油管
22を有し、給油ホース19を給油ポンプ(凹路)に通
じて潤滑油(液)を密室16全体へ均等に圧入している
圧入された潤滑油は鋼球群17を潤滑後1.刃基部12
a相互間、また基部12a、ホルダー開口部11a内壁
間の摺動用間隙を充満して流れ、ホルダー11外へ逸出
する。
逸出した潤滑油は上記各間隙へ入込もうきした粉塵を捕
えているので、これを濾過して再使用する事もできる。
なお、潤滑液は必ずしも油を含まなくても、鋼球を銹び
させる事なく、コンクリート粉末を捕えて排出し得るも
のであればよい。
この実施例は門形架構に上記上下刃を取付け、その架構
をくゾるコンベア・レインでブロックBを次々と送り、
上下刃間の受板23(第9図)上に来たら検出信号で停
止させ、上下刃で挟圧、分断する動作を全自動で行わせ
る装置である。
従来の、刃を弾圧付勢する方式では、前述の弾圧用ゴム
の交換作業のほか、コンクIJ −ト粉氷が刃基部とホ
ルダーとの摺動間隙、また恭部相互間隙に入込むので、
度々、分解掃除しなければならなかった。
この発明の装置はそのような手入れが不要であるから、
全自動化の効果を十分、発揮できるのである。
以上、一実施例によって説明したが、この発明は分割刃
を並べ各個出入り可能なようにホルダーに納め、その後
部の球体群奔圧力媒体きして使う事、また使用中、潤滑
液を球体群から摺動間隙へと流出させる事を主な特徴と
するもので、分割刃、ホルダー、その密室、球体群、潤
滑清掃装置、夫夫の実施形態はホルダーの支持、加圧機
構、ブロック送給、支持機構と共に、対象とするコンク
リート・ブロックその他の、設計条件により設計者の公
知技術により適宜、゛変化、応用するのは当然である。
また、このm′置はコンクリート・ブロック以外の硬質
で微粉末を発生し易い材料の破断に応用できる事も自明
である。
また上下刃に限らず、ブロックの側面を挾んで対向する
様に配置した側刃にも適用できる事はいうまでもない。
この発明は破断面つきコンクリート・ブロックの量産に
著効ある分割刃均圧方式の実施上の問題点を一掃した。
圧力媒体の鋼球群は半永久的に使用でき、圧送される潤
滑液は粉塵が入込むべき間隙に充満し流出を続けるので
、粉塵に包まれる装置でありながら、分割刃の各個動作
が保障される。
粉塵清掃の人員、時間、生産停止がなくなり、製品歩留
りが向上し、全自動化による無人運転も可能になったの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の詳細な説明図、第2図は従来の分割
刃、ホルダー断面図、第3図は従来の分割刃弾圧付勢粗
硬□質ゴムの破損状況説明図、第4図はこの発明の詳細
な説明用断面図、第5,6図は分割刃加圧力の分布図工
態、第7図はこの発明の詳細な説明図、第8,9図はこ
の発明の全自動製実施例の要部正面及び側面図で、図中
、11はホルダー、12は分割刃、13は対向刃、16
は密室、17は鋼球群、18は給油口を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 剛性ホルダーにより直線状に整列させられ、相互隣
    接面を摺動して各個に出入可能に保持された多数の分割
    刃からなる少くとも一対の対向刃を有し、この対向刃間
    にコンクリートブロックを支持し、対向刃によりコンク
    リートブロックを加圧して破断するコンクリ−ドブラン
    ク破断機において、上記ホルダーには分割刃の後端が臨
    む密室が1設けられ、この密室には圧力伝達用球体群が
    充填されていることを特徴とするコンクリートブロック
    破断機。
JP8993878A 1978-07-25 1978-07-25 コンクリ−トブロツク破断機 Expired JPS5818887B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1994005476A1 (en) * 1992-08-31 1994-03-17 New Man International Co., Ltd. Stone cutting method and device

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