JPS5818885B2 - ヒユ−ム管の加熱装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ヒユーム管の型枠にコンクリートを充填して
、脱型部を一貫作業にして省力化しようとする目的であ
る。

以下その詳細を図面に就いて説明すると、前後に昇降扉
１，２を装備する所要大のスチーム室Ａの前後より内部
両側に連って運行するように、■状受枠３，４を一定間
隔毎に対向して装備するコンベアベルト５，５を装架し
、而して、前記の前後昇降扉１，２が一定時間毎にタイ
マー機構で昇降するようにし、それが上昇すると、前後
リミットスイッチ６．６′が作動して受枠３，４が一区
間運行すると、停止リミットスイッチ１１が作動して停
止し、前後昇降扉１，２が降下する第一操作と、次に前
後昇降扉１，２が上昇する際に前後シリンダー７．９が
作動して、上下する供給板８及び放出板１０によってヒ
ユーム管の型枠Ｂをコンベアベルト５，５の受枠３，４
に供給皿に脱型部Ｃに放出する第二操作を繰り返すこと
を特徴としてなる構成に係るものである。

本発明は上記のように構成しであるから、コンベアベル
トでコンクリートを充填したヒユーム管の型枠Ｂがスチ
ーム室Ａの方向に送られ、スチーム室Ａの前後昇降ｎ１
，２がタイマーで一定時間開き、その間に前後リミット
スイッチ６．６′により一定区間コンベアベルトが運行
し、停止リミットスイッチ１１で一時停止すると、前後
昇降扉１゜２が降下してスチーム室Ａを閉じ、内部の型
枠Ｂをスチームで加熱する。

次に一定時間経過後タイマーで前後昇降扉１，２が上昇
する際に前シリンダー７が作動して、前昇降扉１の直前
の受枠３゜４に、これより少し上位に位置する供給板８
が下揺動して、その先端部に転動して来て停止している
円筒形型枠Ｂを供給すると共に、後シリンダー８が作動
して、後昇降扉２の直後の受枠３４上の型枠Ｂをこれよ
り少し下位に位置する放出板１０が上揺動してその先端
部にすくい取り、更に上揺動してこの型枠Ｂを転動させ
るので、扉外の型枠Ｂは脱型部Ｃに放出され、冷却しな
い内に脱型するから、脱型を円滑にすることが出来る。

又、スチーム室Ａではコンクリートを介して、型枠の内
外から均等に加熱するから、加熱を良好にして脱型を円
滑にする。

以上の説明から明らかな通り、本発明は、■状受枠を一
定間隔毎に対向して装備するコンベアベルトを装架し、
スチーム室の前昇降扉の直前に位置する受枠にヒユーム
管の円筒形型枠を上側から供給する上下揺動供給板と、
その揺動用前シリンダーとを設けると共に、後昇降扉の
直後に位置する受枠からヒユーム管の型枠を下側からす
くい取る上下揺動放出板と、その揺動用後シリンダーと
を設けているものである。

従って本発明では、円筒形型枠の形状を最大限に利用し
て、これを供給板および放出板上で転動させることによ
り受枠上に供給し、また脱型部Ｃへ放出することができ
、極めて簡単安価な構造を有しながら脱型までを一貫作
業できる脱型加熱装置を提供し得る優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は側面図、第２図は平面図を示す。 Ａ：スチ、−ム室、Ｂ：ヒユーム管の型枠、Ｃ：脱型部
、１：前昇降扉、２：後昇降扉、３：右側受枠、４：左
側受枠、５：コンベアベルト、６：前リミットスイッチ
、６′：後リミットスイッチ、７：前シリンダー、８：
供給板、９：後シリンダー、１０：放出板、１１：停止
リミットスイッチ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 前後に昇降扉を装備する所−犬のスチーム室の前後
   より内部両側に連って運行するように、■状受枠を一定
   間隔毎に対向して装備するコンベアベルトを装架し、前
   記の前後昇降扉が一定時間毎に昇降するためのタイマー
   機構を設け、前後昇降扉が上昇するとコンベアベルトを
   作動するための前後リミットスイッチを設け、コンベア
   ベルトの受枠が一区間運行するとコンベアベルトを停止
   するための停止リミットスイッチを設け、前後昇降扉が
   上昇する際に、前昇降扉の奥前に位置する受枠にヒユー
   ム管の円筒形型枠を上側から供給する上下揺動供給板と
   、その揺動用前シリンダーとを設けると共に、赫昇降扉
   の直後に位置する受枠からヒユーム管の型枠を下側から
   すくい取る上下揺動放出板と、その揺動用後シリンダー
   とを設けてなるヒユーム管の脱型加熱装置。