JPS58188608A - 木材用の水性処理剤 - Google Patents

木材用の水性処理剤

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JPS58188608A
JPS58188608A JP58065769A JP6576983A JPS58188608A JP S58188608 A JPS58188608 A JP S58188608A JP 58065769 A JP58065769 A JP 58065769A JP 6576983 A JP6576983 A JP 6576983A JP S58188608 A JPS58188608 A JP S58188608A
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    • C08C19/34Addition of a reagent which reacts with a hetero atom or a group containing hetero atoms of the macromolecule reacting with oxygen or oxygen-containing groups
    • C08C19/40Addition of a reagent which reacts with a hetero atom or a group containing hetero atoms of the macromolecule reacting with oxygen or oxygen-containing groups with epoxy radicals
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    • B27WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27KPROCESSES, APPARATUS OR SELECTION OF SUBSTANCES FOR IMPREGNATING, STAINING, DYEING, BLEACHING OF WOOD OR SIMILAR MATERIALS, OR TREATING OF WOOD OR SIMILAR MATERIALS WITH PERMEANT LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CHEMICAL OR PHYSICAL TREATMENT OF CORK, CANE, REED, STRAW OR SIMILAR MATERIALS
    • B27K3/00Impregnating wood, e.g. impregnation pretreatment, for example puncturing; Wood impregnation aids not directly involved in the impregnation process
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    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、木材のだめの水性処理剤に関する。
ここで木材という言葉は、開孔を有し、含浸法による施
与法を行いやすい構造を持つ総ての種類の木材及び木材
工作材料を意味する。
木材保護材という言葉は、木材を保護する殺生物性、と
くに殺虫性及び/又は殺菌性作用物質を意味する。
本発明は、木材の含浸法及び類似の技術に向けられる。
そこでは、有効かつ持続的な木材保饅が意図される。こ
れと関連して、結合剤(バインダー)及び木材保護剤が
十分な濃度で、保護されるべき木材中に深く移動(浸透
)し、そしてそこで固着することが重要であると考えら
れる。その際、事情によっては更に木材の表面で装飾的
機能を達成することができる。
本発明は、木材の塗装技術に向けられたものではない。
塗装においては、専ら木材表面における装飾的機能が意
図され、深部における作用を意図するものではない。
本発明の分野に関しては、西独国特許出願公開第302
6300号がすでに知られている。そこに記載される処
理剤(含浸剤)中の木材保護剤として、なかんずく水溶
性の無機木材保護剤と(事実上)水不溶の有機木材保護
剤の混合物が挙げられている。
非水溶性木材保護剤は、水と相容性の有機溶剤たとえば
低級アルコール及びケトン中に予め溶解した後に、使用
時におけるように結合剤の水性溶液中に比較的低濃度で
のみ溶解されることも出来る。従って、上述した従来技
術のそのようにして得た処理剤により達成しうる、被処
理木材片中の非水溶性木材保護剤の濃度は、比較的低い
。従って達成しうる木材保護作用は、実際の必要を必ず
しも満足しない。
本発明の課題は、この欠点を解決しそして、結合剤及び
木材保護剤が慣用の方法で十分な濃度で、保護されるべ
き木材中に深く移動しそしてそこで固着することを可能
にする、木材用の改善された処理剤を提供することであ
る。
この課題は驚くべきことに、 フィン及びα−不飽和モノオレフィンの重合により得ら
れる構造単位を30モル%以下有し、500〜6000
の分子量(Mn)を持つ1.3−ブタジェンポリマー又
は異性化、部分的環化又は部分的水素化により変性され
た1、3−ブタジェンポリマーに基づ<、1100(ヨ
ウ素/ 100g)以上のヨウ素価に対応する二重結合
金量を持つ、水溶性又は水分散性の、酸化的に乾燥する
結合剤、及び(2)非水溶性の−又は複数の有機木材保
護剤又はこれと−又は複数の水溶性木材保護剤、(3)
あるいは更に含浸法及び塗装技術で慣用の添加物、但し
孔を閉鎖する添加物を除く、を含有する、木材用の水性
処理剤において、(4)結合剤が、50〜6oOmg原
子/100gの滴定可能なアミン窒素含量を持つ、アミ
ノ基を有し、しかし第四級アンモニウム基を有さないポ
リマーであること、及び (5)処理剤が酸を含み、2〜8のpH値を示し、ここ
で一方では酸性度及び酸量(中和度)、他方では塩基性
度及びアミノ基の量は、結合剤が水溶性又は水分散性で
あるように決められている ことを特徴とする処理剤により解決された。
当業者は、上述した最近の技術水準からあるいは西独国
特許出願公開第3004319号及び第3014194
号に開示されたやや遠い従来技術(結合剤として水で希
釈できるアルキド樹脂が挙げられそいる。)から、本発
明の課題の解決のための示唆を得ることは出来ない。な
る程、最後に挙げた二つの西独国特許出願公開に従って
、非水溶性有機木材保護剤を比較的高濃度で含む処理剤
を作ることは可能である。しかし、この方法で達成しう
る、被処理木材中の木材保護剤の濃度は、実際の必要を
必ずしも満たさない。比較のために含浸した試験体のペ
ンタクロルフェノール摂取量を示した比較例(西独国特
許出願公開第3014194号に従う処理剤A)を後に
示す。
本発明に従う処理剤は、有効かつ持続性の木材保護のた
めの前提を満たす。それは、西独国特許出願公開第30
26300号に開示される、含浸された試験体の水吸収
量が著しく少い程度を示す最近の技術水準の処理剤より
優れる。従ってそれが、処理された木材の水分吸収及び
放出を調節する能力においても上述の従来技術の処理剤
より優れており、従って環境条件下で応力にょって木材
中に生じるひび割れ形成が減少される。
処理剤中に含まれる結合剤は、大部分知られており、公
知法によって作ることができる(西独国特許第2838
930号、西独国特許出願公開第2911243号、同
第3026300号、西独国特許出願P3200782
明細書参照)。
結合剤の製造のだめの基礎ポリマーは好ましくは、1.
3−ブタジェンの重合によシ得られる構造単位を90モ
ル%以上、別の共重合しうる1、3−ジオレフィン及び
α−不飽和モノオレフィンの重合によシ得られる構造単
位を10モル%以下有する。
1.3−ブタジェンのホモポリマーが特に好ましい。
好tしいコモノマーは、1.3−ジオレフィン、たとえ
ばイソプレン及び1,3−ペンタジェンである。
共重合しうるα−不飽和モノオレフィンの例はスチレン
である。
基礎ポリマーは、公知法、たとえば西独国特許第118
6631号、同第1212302号、同第124111
9号、同第1251537号、同第1292853号、
同第2029416号、同第2122956号及び西独
国特許出願公告第2361782号明細書に記載される
方法によシ作ることができる。
基礎ポリマーを特徴づける分子量(Mn)は、蒸気圧浸
透法により測定される。それは、好ましくはSOO〜3
,000である。
ホモ−又はコポリマーにおいて好ましくは、オレフィン
性二重結合の40%未満がトランス構造で存在する。こ
れらのポリマーのうち、同時にオレフィン性二重結合の
40%以上がシス構造で存在するものが特に好ましい。
基礎ポリマーは、製造の際に生じた形態のま−まで、続
く官能性化のために用いられうる。しかしそれは、官能
性化の前に、あるいは事情Vこよりその後に公知法で異
性化、部分的環化又は部分的水素化によって変性される
こともできる。
変性されていないポリマーが特に好ましい。
結合剤にする途中で、種々の公知法で1.3−フ゛タジ
エンポリマー中にアミノ基を導入することができる。
従って一つの好ましい経路lは、α、β−不飽和ジカル
ボン酸又はその無水物の付加、及び場合により付加生成
物の部分的環化による変性(西独国特許出願公開第30
14196号)、及び続く第一/第三アルキレンジアミ
ン(混合)と付加生成物の反応によるアミノジカルボン
酸イミド−付加生成物の生成(西独国特許第28389
30号明細書、第7欄、実施例1及び2)を経由する。
始めに得られる付加生成物は、一般に、16〜25重量
%、好1しくけ18〜24重量%の無水マレイン酸(M
SA)及び、800〜20000分子量(Mn)、35
0(gヨウ素7100g )以上のヨウ素価及び全二重
結合金欺に対して70%以上のシスニ重結合金量を有す
るポリブタジェン84〜75重量%、好ましくは82〜
76重量%に基づく。
第一/第三アルキレンジアミンは一般式Iに対応する。
ここでRはC2〜C8アルキレン残基である。R2及び
R3は、互に独立なC1〜C6アルキル残基(C+−C
4アルコキシ基で置換さttでいることができ、その際
N原子にrjするα位は除外される。、)又は−緒にな
って−(’、CH2)5−又は−(CH2)2−0− 
(CH2)2−1即ち環である。
残基R2及びR3中の炭素原子の合計数は好ましくは8
以丁である。
一般式Iの好ましいジアミンはたとえば下記のものであ
る: N、N−ジメチル−エチレンジアミン−(1,2)。
N、N−ジエチル−エチレンジアミン−(1,2)。
N、N−ジメチル−プロピレンジアミン−(1,3)。
N、N−ジエチル−プロピレンジアミン−(1,3)。
N、N−ジエチル−テトラメチレンジアミン−(1,4
)。
2.2.N、N−テトラメチル−プロピレンジアミン−
(1,3)。
1−ジエチルアミノ−4−メチル−テトラメチレンジア
ミン−(1,4)。
N−(3−アミノプロピル)−七ルホリン及びN−(3
−アミノプロピル)−ピペリジン。
N、N−ジメチル−プロピレンジアミン−(1,3)が
好ましい、1 ジアミンの一部が、NI(3又はC1〜C6(シクロ)
アルキル第一アミン(その(シクロ)アルキル残基はC
1〜C4アル:7ギン基により置換されていることがで
き、その際N原子に対するα位は除外される。)によっ
て置き代えられることができる。
経路■により得られた結合剤は、好ましくは120ない
し300rng原−3’、/’ 100gの滴定しうる
アミン窒素含量を持つ。
好ましい経路IIは、エポキシド基を含む1,3−ブタ
ジェンポリマーを経由する。これはたとえば、リピンダ
重合プロセスで得られたポリマーをエピクロルヒドリン
により末端官能性化することによって作られる。末端エ
ポキシド基を持つこのようなポリマーは市販されている
それはまた、1.3−ブタジェンポリマーのエポキシド
基によっても得られることができ(西独国特許第283
8930号、第7欄第57行〜第8欄第5行)、ここで
場合によりビニル基もエポキシ化される。
ポリマー中の滴定しうるエポキシド酸素の含量(DIN
16945)は、一般に3〜9、好ましくは4〜8重量
%である。
エポキシド基を含む1.3−ブタジェンポリマーのアミ
ン化は、知られている(西独国特許第2838930号
、実施例3〜7、西独国特許出願公開第2911243
号及び同第3026300号、西独国特許出願P 32
00782参照)。
適当なアミンは、下記の一般式■(ジアミン)及びIl
l(モノアミン)に対応する: ここでR1−R3は、一般式■に関して述べたのと同じ
意味を持つ。R2及びR3は筐た、互に独゛立な、ヒド
ロキシル基によジ置換された(但し、N原子に対してα
位は除外される。)C1〜C6ブルキル基であることも
できる。
R4は、水素原子又は01〜C6アルキル基(ヒドロ一
般式IIの適当なジアミンはR4がHである場合(第一
/第五アルキレンジアミン)には、たとえば式■に関し
て挙げたジアミンならびにN、N−ビス−(2−ヒドロ
キシエチル)−プロピレンジアミン−(1,3)である
一般式Hの適当なジアミンは、R4がHでない場合(第
二/第三アルキレンジアミン)にはたとえばl−メチル
ビペラジン及び1〜(β−ヒドロキシエチル)−ピペラ
ジンである。
式TTIのモノアミンは次の通りである:)国−R2 +    (III) 1 ここでR1は水素原子又は01〜C6アルキル残基(ヒ
ドロキシル基又はCl−C4アルコキシ基により置換さ
れていることができ、但しN原子に対するα位は除外さ
れる。)である。
R2はC1〜C6(/クロ)アルキル残基(ヒドロキシ
ル基又はc、−C,tアルコキン基により置換されてい
ることができ、但し、N原子に対するα位は除外される
。)である。
R1及びR2は一緒になって、−(CH2)5−又は−
(CH2)2−()−(CH2)2コすなわち項である
こともてきる。
残基R1及びR2中の炭素原子の合計数は、好ましくは
8以下である。
一般式IHの適当なモノアミンは、たとえばR1が水素
原子である(第一アミン)場合:メチルアミン、エチル
アミン、プロピルアミン、ブチルアミン、ペンチルアミ
ン、ヘキ/ルアミン、2−アミノ−3−メチルブタン、
2−メトキンエチル−アミン、3−メトキノプロピルア
ミン、3−エトキ/グロビルアミン、/クロヘキンルア
ミン、エタノールアミン、2−ヒドロキ/グロビルアミ
ン、3−ヒドロキ7プロビルアミン及びインプロパツー
ルアミン、及びRが水素原子でない(第二アミン)場合
ニジメチルアミ/、ジエチルアミン、ジエチルアミン、
ジインプロピルアミン、ジブチルアミン、ジイソブチル
アミン、ジ−S−ブチルアミン、N−メチル−エチルア
ミン、N−メチル ブチル、アヒ′N−メチルーS−ブ
チルアミン、N−エチル−ブチルアミン、ビス−(2−
メトキンエチル)−アミン、ビス−(3−メトキンプロ
ヒル)−アミン、N−メチルーシクロヘキ/ルアミン、
ジェタノールアミン、ジイソプロパツールアミン、N−
メチル−エタノールアミン、1−エチルアミノ−ブタノ
ール−(2)、ピペリジン及びモルホリン、である。
第二二アミンが好捷しい。ジェタノールアミンが特に好
ましい。
Illいる全アミン量は、エボキノ化ポリマー中のエポ
キシド基含量に対して等モル門であることができる。ま
た、アミンを過剰に用い、未゛反応のアミンを反応後に
再び除去することもできる。アミンを不足に加え、エポ
キシ環の一部が変化せずに残っているようにすることも
できる。
経路Hにより得た結合剤は、好ましくは100〜300
mg原子7100gの滴定しうるアミン窒素含蓄を持つ
アミノ基含菫の増加と共に、酸で中和された結合剤の水
溶性及び水性結合剤溶液の安定性が増大する。溶解性及
び安定性は、親水性置換基を持つアミノ基(第四級アン
モニウム基を除く。)を導入することによっても改善さ
れることができる。
このようにして得た付加生成物は、酸又は酸の混合物で
の中和又は部分的中和によって、水溶性の又は水分散性
の形態にされる。酸として無機酸たとえば#L酸、塩酸
及び炭酸、及び有機酸たとえばギ酸、酢酸、プロピオン
酸及び乳酸が適当である。
殺生物性の酸、たとえばフン化水素酸、ヘキサフッ化ケ
イ酸、リン酸、硼酸、ヒ酸、安息香酸、サリチル酸及び
亜リン酸、又は殺生物性の酸性塩たとえばフッ化水素カ
リウム、又は場合によシ、金属イオンと錯体を形成する
酸たとえば酒石酸又はエチレンジアミン四酢酸が好まし
い。
水中における結合剤の十分な水溶性又は分散性を達成す
るために、加える酸の量を十分に多く選ばねばならない
。結合剤中のアミン基の濃度が高ければ高いほど、望む
効果を得るために低い中和度に調節されることができる
。一般に酸の必要最少量は、1当量のアミノ基当、90
.3〜05当量の酸である。酸の量が多くなれば、水性
結合剤溶液の安定性が上昇し、このことはたとえば、本
発明に従う処理剤中に含まれうる慣用の添加物との改善
された相容性及び高い浸透性によって特徴づけられる。
従って事情によって、1当量のアミン基当り5当量以上
の酸を用いることが合理的であシうる1、正にこの場合
に、少くとも部分的に殺生物性の酸を用いることが有利
である。
処理剤は、好ましくは3〜7のpH値を持つ。
適当な非水浴性木材保護剤は、たとえば2.5−ジメチ
ルフラノ−3−カルボン酸−N−メトキシ−N−シクロ
へキシルアミド、トリブチルチンベンゾエート、トリブ
チルチンナフチナート、δ−へキサクロルシクロヘキサ
ン、ペンタクロルフェノール、2−メルカプトベンズチ
アジアヅール−2、メトキシカルボニルアミノベンズイ
ミダゾール、N、N−ジメチル−N/−フェニル−N 
/−(フルオルジクロルメチルチオ)−フルファミド、
N、N−ジメチル−N’−p−)リルーN /−(フル
オルジクロルメチルチオ)−スルフアミ ド、カルバメ
ート、ジチオカルバメート、リン酸エステル、ホスホン
酸エステル、チオリン酸エステル、ジチオリン酸エステ
ル、チオノリン酸エステル、0−フェニルフェノール、
ヒドロキシキノリン誘導体、エンドスルファン及びピレ
スロイドである。
適当な水溶性木材保護材は、たとえばアルカリ金属フッ
化物、ケイ素フッ化物たとえばMgSiF6、ヒ酸アル
カリ、ホウ酸塩及び、鉛、スズ、カドミウム、ニッケル
、コバルト、マンガン、銅、水銀、岨鉛及び王制クロム
の塩、ならびに(L I 2〜C,4−/ルキシ)−ベ
ンジルジメチルアンモニウムクロライドである。
本発明に従う処理剤の製造のために、結合剤の酸性水浴
液又は分散物(これらは場合によシ、水溶性木材保護剤
を含む。)に非水溶性有機木材保護剤(これは水相容性
の溶剤に溶解されていることができる。)を添加するこ
とができる。しかし一般に、まず非水浴性木材保護剤を
結合剤に加え、これを酸の添加によって塩の形に変え、
そして続いて水の添ツノ11により(場合により史に水
溶性木材保護剤と共に)、処理剤を作り上げるのが有利
である。
含浸法及び塗装技術において慣用の添加物と1−で適当
な添加物は、たとえば顔料、皮膜防止剤、安定剤、乾燥
剤、人聞活性剤、粘度調節剤7)ひ水相容性の溶剤であ
る。
適当な水相容性の溶剤は、たとえばインク0パノール、
ブタノール、ジアセトンアルコール、プルギルセロソル
ブ、及びグリコールのジメチルエーテルである。この溶
剤は、100重量部の結合剤当り100重量部までの量
で用いられうる。好ましくは溶剤なしで行われる。
除外される、孔を閉鎖する添加物とは、その性質及び施
与の際の処理剤中におけるその濃度に基づき木材の孔の
閉鎖をひき起し、それによって意図する処理剤の深部で
の作用が著しく妨げられるような添加物を意味する。
上述した種類の添加物は、慣用の量で混入されうる。そ
のよう・な添加物の種類及び量は、常に都度の破処理物
、その使用目的ならびに処理法に従って調節され、いく
つかの予備実験によって容易に知られる。
本発明の処理剤において用いられる結合剤は酸化的に乾
燥する特性を持つ故に、それに史に別の樹脂を架橋剤と
して加えることは一般に会費ではない。もちろん、(場
合によシ熱処理の際に)架橋剤として働く別の結合剤、
たとえば水溶性又は水分散性のアミノプラスト又はフェ
ノール樹脂を併用することは、本発明が意図する効果が
連木発明の処理剤は、一般に1〜40重景%、好ましく
は5〜30重1%の結合剤含せを持ち、従来公知の総て
の方法(D I N68800 、第4葉参照)によっ
て施すされることができる。その際、達成しうる保護作
用は、当業者が知っているように、処理方法と密接に関
係する。木材を、場合によシ加圧又は減圧下で、完全な
浸漬に付す含浸法が特に自効である。
以1この実施例は、本発明を説明するだめのものである
。そこで、特記なき限9部は重量部を、パーセントは重
蓋パーセントを意味する。
実施例 本発明の処理剤中で用いられる結合剤の製造のだめの基
礎ポリマーとして、下記の特性を持′つポリブタジェン
を用いる: Mn(クロルベンゼン中、蒸気圧浸透法):約1700
ヨウ素価(gヨウ素/ 1oOg)(DIN53241
) : 445’、il(結合分布(全二l結合に対す
る%ン:73%シス及び25%トランス(l、3−ブタ
ジエ/の1.4−重合により得られる構造単位中)、2
%ビニル(1,3−ブタジェンの1.2−重合により得
られる構造単位「1り 粘度(Pa、 5)(DIN53214.20℃) :
 o、sアミノ基を持つポリマー(アミンアダクト)は
、二つの経路により作られる。
経路I(アミ/アダクト1) ポリプタジエ71462部、MSA388部(ポリブタ
ジェン−MSA付加生成物中のMSA約21%)及びN
、N−ジメチル−プロピレンジアミン−(1,3)48
5部から、公知法(西独国特許第2838930号公報
第7欄、実施例1)によりアミンアダクト1を作る。
酸価(3mg為KOH/g 185mg原子の滴定可能アミン窒素7100g100
部のアミンアダクト1に50%酢mis部を添加した後
に、水で無限に希釈しうる混合物が得られる。
−経路II(アミンアダクト2〜4) ポリブタジェンを公知法で60%のH20□を用いギ酸
の存在下でエポキン化する(西独国特許第283893
0 >s公報第7欄60行〜第8欄第5行)。 得られ
たエボギシ化ポリブタジェンはF記の特性を持つ:総酸
素(%)(元素分析> : S、Oエポキシド酸素(%
XDIN16945) : 5.9粘W (Pa、 5
)(DIN53214.20℃) : 7.24708
部のエポキン化ポリブタジェンを窒素雰囲気丁で872
部のジェタノールアミンと混合し、攪拌下に190℃に
加熱する。6時間後反応を終える。得られたアミンアダ
クト2は下記の特性を持つ: 残留エポキシド酸素(%):25 145mg原子7xoogの滴定iT能アミン窒素。
同様にしてアミンアダクト3を得た: 残留エポキシド酸素(%) : 0.7232rng原
r−/100gの滴定可能アミン窒素。
同様にして、但しジェタノールアミンの代りにN、N〜
ジメチル−プロピレンジアミン−(1,3)を用いてア
ミンアダクト4を得た: 残留エポキシドW*<%) : 2.6292mg原−
!−/ 100gの滴定可能アミン窒素。
処理剤1〜4(本発明)及びA(西独国特許出願公開第
3014194号明細書による)の製造32部のアミン
アダクト1.14.6部のペンタクロルフェノールCP
CP)及び14.5部の乳酸ヲ70℃で混合する。31
4部の水の添加後に、明褐色の、軽く乳状のエマルジョ
ンが得られる。
処理剤1: pH: 2.5 固形分合歓(%) : 15.8 PCP含量(%):39 31.5部のアミンアダクト2.14.4部のpcp及
び6部の73%乳酸を約70℃で混合する。307部の
水の添加後に、明褐色の、軽く曇った溶液が得らtJL
る。
処理剤2: pH: 3.9 固形分合歓(%) : 14.0 pcp含蓋(%) : 4.0 36.1部のアミンアダクト3.17゜3部のPCP及
び7.5部の乳酸を約70℃で混合する。374部の水
の添加体・に、明褐色の、透明な溶液が得られる。
処理剤3: pH: 3.5 固形分合歓(%) : 14.0 pcp含縫(%) : 4.0 32.2部のアミンアダクト4.14.7部のpcp及
び9.0部の50%水性リン酸を約70℃で混合する。
312部の水の添加後に、灰褐色のエマルジョンが得ら
、l′シ  る 。
処理剤4: 1)H: 3.8 固形分合歓(%) : 14.0 I)CP創門(%) : 4.0 75部の、西独国特許出願公開第3014194号に従
い作られた水で希釈しうるアルキド樹脂(プチルグq子
r リコール中6:つ%)、 4部のトリエ    び26
部の10%水性苛性ソーダを混合する(中和されたアル
キド樹11ij)、jこの混合物に23部のPCP及び
10部の、エチレンオキサイド及びノニルフェノールの
付加生成物(モル比10:l)を加える。そして水で希
釈する。
処理剤A: pH: 8.3 固形分含μ(%):]5.1 pcp含#(%): 4.0 含M実験 マノ本表材(14X 22 x 50mm、試験品)を
用いて完全浸漬法(DIN52160、第2及び3葉)
に従って含浸実験を行う。結果をド記の表に示す。
2   31.9 9,1   14.23   32
.1  9,1   13.84   31.6  9
,1   14.0試験品の乾燥摂取fjt及び相対的
乾燥摂取量は下記の式により決められるニ −T 乾燥摂取敬(九)=    X100 −T W−含浸し、乾燥した木材の型開 T−未処理の乾燥した木材の電縫 ■=含浸し、乾燥前の木材の電縫 試験品のPCP乾燥摂取址の決定のために、含浸後の処
理剤中の残留PCP量を測定することによりWを間接的
に決定した。
表から判るように、相対的乾燥摂取量は都度、処理剤の
固形分合歓と良く対応する。他方、試験品の含浸のため
に用いられた過剰の液の分析実験によれば、処理剤の組
成は処理によっで変0ない唄が判った。このことから、
結合剤も木+4保護削も試験品に浸透することが明らか
である。
本発明に従う処理剤1〜4によシ含浸した試験品を積み
重ねても、それは接触面で粘着しない。
すなわち結合剤は必要な浸透挙動を示し、試験品の表面
で分離しない。
史に人から、本発明に従う処理剤1〜4によって、処理
剤Aと比べて著しく多いPCP量が試験品に持ち込まれ
うろことが判る(PCP乾燥摂取量)。
本発明の処理剤はまた、西独国特許出願公開第3026
300号に開示された最新の技術水準の対応する処理剤
よりも優れている。何故なら、後者は非水溶性の木材保
護剤のための良好な摂取能力の前提(水性処理剤中にお
ける達成可能なそれ自体の濃度)を全く満たさないから
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  1.3−ブタジェンの重合により得られる構
    造学位を70モル%以上、別の共重合しうる1、3−ジ
    オレフィン及びα−不飽和モノオレフイゾの重合により
    得られる構造単位を30モル%以下有し、500〜60
    00の分子量(富n)を持つ1.3−ブタジェンポリマ
    ー又は異性化、部分的環化又は部分的水素化により変性
    された1、3−ブタジェンポリマーに基づく、1100
    (ヨウ素/ 100g)以上のヨウ素価に対応する二重
    結合金量を持つ、水溶性又は水分散性の、酸化的に乾燥
    する結合剤、及び(2)非水溶性の−又は複数の有機木
    材保護剤又はこれと−又は複数の水溶性木材保護剤、(
    3)あるいは更に含浸法及び塗装技術で慣用の添加物、
    但し孔を閉鎖する添加物を除く、を含有する、木材用水
    性処理剤において、(4)結合剤が、50〜600mg
    原子/100gの滴定可能なアミン窒素含量を持つ、ア
    ミン基を有し、しかし第四級アンモニウム基を有さない
    ポリマーであること、及び (5)処理剤が酸を含み、2〜8のpH値を示し、ここ
    で一方では酸性度及び酸の量(中和度)、他方では塩基
    性度及びアミノ基の量は、結合剤が水溶性又は水分散性
    であるように決められている ことを特徴とする処理剤。
JP58065769A 1982-04-17 1983-04-15 木材用の水性処理剤 Granted JPS58188608A (ja)

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DE3026300C2 (de) * 1980-07-11 1984-12-20 Chemische Werke Hüls AG, 4370 Marl Verwendung von wasserlöslichen Polymerisaten auf der Basis von 1,3-Butadienpolymerisaten als Bindemittel in Holzschutzmittel enthaltenden wäßrigen Imprägnierungsmitteln für Holz und Holzwerkstoffe

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FI831250A0 (fi) 1983-04-13
JPH0337484B2 (ja) 1991-06-05
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ATE13834T1 (de) 1985-07-15
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CA1244180A (en) 1988-11-01
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FI831250L (fi) 1983-10-18
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DK166783A (da) 1983-10-18
EP0092655B1 (de) 1985-06-19
FI77051C (fi) 1989-01-10
NO159001C (no) 1988-11-23

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