JPS5818432B2 - 鉄基合金部材のクロム浸透処理方法 - Google Patents
鉄基合金部材のクロム浸透処理方法Info
- Publication number
- JPS5818432B2 JPS5818432B2 JP1848676A JP1848676A JPS5818432B2 JP S5818432 B2 JPS5818432 B2 JP S5818432B2 JP 1848676 A JP1848676 A JP 1848676A JP 1848676 A JP1848676 A JP 1848676A JP S5818432 B2 JPS5818432 B2 JP S5818432B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- treatment
- chromium
- temperature
- iron
- based alloy
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- Expired
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- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は鉄基合金部材のクロム浸透処理方法に関し、特
にこの種従来法を改良するものであって大型の鍛造品や
鋳造品等にも適用しうるクロム浸透処理方法に関する。
にこの種従来法を改良するものであって大型の鍛造品や
鋳造品等にも適用しうるクロム浸透処理方法に関する。
ガスタービン、ジェン1へエンジン等の高温部材は高温
の腐蝕性雰囲気で長時間使用されるため、腐蝕による損
傷が著しい。
の腐蝕性雰囲気で長時間使用されるため、腐蝕による損
傷が著しい。
そこで、従来は、ガスタービンのタービン動翼や静翼の
よなに比較的小型の高温部材については第1図に示す工
程に沿ったクロム浸透処理を施して耐蝕性の改善を行な
っていた。
よなに比較的小型の高温部材については第1図に示す工
程に沿ったクロム浸透処理を施して耐蝕性の改善を行な
っていた。
第1図において、■は最終仕上げ加工(仕上加工後、時
効処理を行なう場合もある)、■はクロム浸透処理、■
は例えば溶体化処理や溶体化および時効処理等の材質回
復熱処理である。
効処理を行なう場合もある)、■はクロム浸透処理、■
は例えば溶体化処理や溶体化および時効処理等の材質回
復熱処理である。
しかし、カスタービンのディスク材のような概略100
A”9以上の大型の高温部材についてはクロム浸透処理
を施して耐蝕性の改善を行なうという試みはなされてい
なかった。
A”9以上の大型の高温部材についてはクロム浸透処理
を施して耐蝕性の改善を行なうという試みはなされてい
なかった。
この理由は、一般にクロム浸透処理は、概略1000〜
1200℃の高温に数時間〜数十時間もの長時間保持し
て行なうため、金Muff織が変化し、強度が低下する
。
1200℃の高温に数時間〜数十時間もの長時間保持し
て行なうため、金Muff織が変化し、強度が低下する
。
従ってクロム浸透処理後、材質回復のための熱処理を行
なう必要がある。
なう必要がある。
ところが、上記のような大型の高温部材では、加工量が
多いので最終仕−i=げ加工による残留応力が大きく不
均一であり、しかも質量効果が大きいのでクロム浸透処
理や材質回復熱処理時大きな熱歪が生じたり、金属組織
が粗大化し、強度が低下する等、材質かもとの状態に回
復しない傾向があるからである。
多いので最終仕−i=げ加工による残留応力が大きく不
均一であり、しかも質量効果が大きいのでクロム浸透処
理や材質回復熱処理時大きな熱歪が生じたり、金属組織
が粗大化し、強度が低下する等、材質かもとの状態に回
復しない傾向があるからである。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、大型の高
温部材に適用しても歪がなく、しかも金属組織、強度、
材質上何ら問題のないクロム浸透処理方法を提供するも
のである。
温部材に適用しても歪がなく、しかも金属組織、強度、
材質上何ら問題のないクロム浸透処理方法を提供するも
のである。
すなわち本発明は、鉄基合金部材を最終仕上げ加工後ク
ロム浸透処理する際に、予めその金属材料の固溶化温度
以下200℃までの温度範囲で熱処理した後クロム浸透
処理することを特徴とする鉄基合金部材のクロム浸透処
理方法を要旨とするものである。
ロム浸透処理する際に、予めその金属材料の固溶化温度
以下200℃までの温度範囲で熱処理した後クロム浸透
処理することを特徴とする鉄基合金部材のクロム浸透処
理方法を要旨とするものである。
本発明によるクロム浸透処理が適用できるものは、ガス
タービン、ジェットエンジン等のディスクや化T機装置
の反応容器等のように高温の腐蝕性雰囲気で使用される
大型の鍛造品や鋳造品で、その一般的な合金成分範囲を
第1表に示す。
タービン、ジェットエンジン等のディスクや化T機装置
の反応容器等のように高温の腐蝕性雰囲気で使用される
大型の鍛造品や鋳造品で、その一般的な合金成分範囲を
第1表に示す。
第1表において、Crは耐蝕性を増すために力「えられ
るもので、5%以下では添加効果がなく、25%以上で
は延性およびじん性が著しく損なわれ、Cは金属組織(
結晶粒)の粗大化を防止するために加えられるもので、
0.01%以下では添力[効果がなく、0.5%以上で
は加工性および延性に悪影響をおよぼし、Ti、Atは
Ni と金属間化合物Nig(A7.Ti)を析出して
合金の高温強度を得るために加えられ、Moは更に安定
した強度にするための固溶強化を得るために加えられ、
Bは強度と延性を増すために加えられ、Ni、Coは上
記元素を含有する基質を高温に長時間安定に保つために
加えられる。
るもので、5%以下では添加効果がなく、25%以上で
は延性およびじん性が著しく損なわれ、Cは金属組織(
結晶粒)の粗大化を防止するために加えられるもので、
0.01%以下では添力[効果がなく、0.5%以上で
は加工性および延性に悪影響をおよぼし、Ti、Atは
Ni と金属間化合物Nig(A7.Ti)を析出して
合金の高温強度を得るために加えられ、Moは更に安定
した強度にするための固溶強化を得るために加えられ、
Bは強度と延性を増すために加えられ、Ni、Coは上
記元素を含有する基質を高温に長時間安定に保つために
加えられる。
なお第1表に示すものの他にSi、S、P、N、Cuな
との不純物元素が含まれていてもよい。
との不純物元素が含まれていてもよい。
また本発明によるクロム浸透処理は、大型に限らず小型
の部材にも適用できるし、その他、低温の腐蝕性雰囲気
で使用される低温部材にも適用できる。
の部材にも適用できるし、その他、低温の腐蝕性雰囲気
で使用される低温部材にも適用できる。
本発明の工程を第2図に示す。
第2図中第1図と同一符号は第1図と同一工程を示す。
本発明における熱処理■は最終仕上げ加工■の後で、か
つクロム浸透処理■の前に行なうことが肝要である何故
ならばクロム浸透処理は一般に高温部材の表面に、クロ
ム含有量70%以上、厚さ数十μの表面層を形成させる
ものであって常法により行なうが、クロム浸透処理ある
いは熱処理により、歪が出た場合、クロム浸透処理層が
除去されてしまうため、クロム浸透処理後歪修正のため
の再仕上げ加工を行うことができないからである。
つクロム浸透処理■の前に行なうことが肝要である何故
ならばクロム浸透処理は一般に高温部材の表面に、クロ
ム含有量70%以上、厚さ数十μの表面層を形成させる
ものであって常法により行なうが、クロム浸透処理ある
いは熱処理により、歪が出た場合、クロム浸透処理層が
除去されてしまうため、クロム浸透処理後歪修正のため
の再仕上げ加工を行うことができないからである。
この熱処理■の温度は、最終仕上げ加工■による残留応
力の大部分が除去され、しかも金属組織の粗大化を阻止
する析出物が完全に固溶しない温度、すなわち金属材料
の固溶化温度(T’C)以下200℃までの範囲(T−
200℃)の温度、通常は約800〜1050℃とする
ことが肝要である。
力の大部分が除去され、しかも金属組織の粗大化を阻止
する析出物が完全に固溶しない温度、すなわち金属材料
の固溶化温度(T’C)以下200℃までの範囲(T−
200℃)の温度、通常は約800〜1050℃とする
ことが肝要である。
なお、固溶化温度(T’C)以上であると、結晶粒が大
きくなる傾向がある。
きくなる傾向がある。
例えばガスタービンディスク材のような高温部材では高
サイクル疲労強度が要求され、より細粒が必要である。
サイクル疲労強度が要求され、より細粒が必要である。
従って、機械的性質を損わないために、結晶粒の粗大化
を起さない溶体化温度(T℃)以下とするのである。
を起さない溶体化温度(T℃)以下とするのである。
また、残留応力をできるだけ多く除去し、歪量を少なく
するには、高い温度で熱処理すればよいのであるが、作
業性、冶金的性質(結晶粒度)、機械的性質等からは低
い温度が望ましい。
するには、高い温度で熱処理すればよいのであるが、作
業性、冶金的性質(結晶粒度)、機械的性質等からは低
い温度が望ましい。
そこで、これらの性質を満足させつつ残留応力をできる
だけ多く除去するために、下限値を固溶化温度以下72
00℃とするのである。
だけ多く除去するために、下限値を固溶化温度以下72
00℃とするのである。
本発明の熱処理バによって、最終加工仕上げ■による残
留応力を80%以上除去でき、しかもこのように残留応
力の減少した状態で常法によるクロム浸透処理■を行な
えるため、クロム浸透処理デ■および材質回復熱処理1
「において歪の発生を極力抑えることができる。
留応力を80%以上除去でき、しかもこのように残留応
力の減少した状態で常法によるクロム浸透処理■を行な
えるため、クロム浸透処理デ■および材質回復熱処理1
「において歪の発生を極力抑えることができる。
また、本発明では熱処理バの後に修正加工■を施すこと
もできる。
もできる。
この修正加工■によって熱履歴による大きな歪を予め除
去することができる。
去することができる。
2 次に、本発明の実施例を挙げる。
実施例
外径836φ、厚さl 49mm1材質Discalo
y(26%Ni−13%Cr−3%Mo ]、、]7
5%TiAl−B−Fe基合金溶体化温度1800〜1
19000F(982〜1038°C)、米国ウェスチ
ングハウス社製商品名)からなるガスタービン・ディス
クを第2図の工程に従ってクロム浸透処理した。
y(26%Ni−13%Cr−3%Mo ]、、]7
5%TiAl−B−Fe基合金溶体化温度1800〜1
19000F(982〜1038°C)、米国ウェスチ
ングハウス社製商品名)からなるガスタービン・ディス
クを第2図の工程に従ってクロム浸透処理した。
処理条件は、
) 熱処理IV;880℃で2時間保持後空冷クロム浸
透処理11 ; 1000℃で10時間保持後炉冷 材質回復熱処理■; 溶体化処理・・・・・・1025℃で3時間保持後空冷 時効処理・・・・・・・・・732℃で5時間保持後一
旦炉冷し、次いで650℃で、 200時間保持後空 冷した。
透処理11 ; 1000℃で10時間保持後炉冷 材質回復熱処理■; 溶体化処理・・・・・・1025℃で3時間保持後空冷 時効処理・・・・・・・・・732℃で5時間保持後一
旦炉冷し、次いで650℃で、 200時間保持後空 冷した。
; 上記処理後の歪寸法測定結果を第2表に示す。
第2表において、測定位置4〜口およびA〜Dは第3図
a、bに示す同符号箇所である。
a、bに示す同符号箇所である。
なお第3図aはガスタービン・ディスクの断面図、第3
図すは第3図aの矢印α方向から視た図である。
図すは第3図aの矢印α方向から視た図である。
第2表から明らかなように、最終仕ヒげ加工■後と、ク
ロム浸透処理■および材質回復熱処理■後とでは、寸法
公差はほとんどなく、実用ヒ問題となる歪は生じていな
い。
ロム浸透処理■および材質回復熱処理■後とでは、寸法
公差はほとんどなく、実用ヒ問題となる歪は生じていな
い。
また、比較のために前記したガスタービンのディスクに
標準熱処理(溶体化処理・・・・・・1025℃で13
時間保持後空冷。
標準熱処理(溶体化処理・・・・・・1025℃で13
時間保持後空冷。
時効処理・・・・・・732℃で萱5時間保持後一旦炉
冷し、次いで650℃に20時間保持後空冷する。
冷し、次いで650℃に20時間保持後空冷する。
)したものと、上記実施例において本発明のクロム処理
をしたものとの金属組織を第4図a −cの顕微鏡写真
(500倍)に1示す。
をしたものとの金属組織を第4図a −cの顕微鏡写真
(500倍)に1示す。
第4図aは標準熱処理をしたものの内部組織、第4図す
は本発明のクロム処理をしたものの断面組織で、αはク
ロム浸透処理層、βは基質を示し、第4図Cは第4図す
の内部組織である。
は本発明のクロム処理をしたものの断面組織で、αはク
ロム浸透処理層、βは基質を示し、第4図Cは第4図す
の内部組織である。
更に、これらの2種類のディスクについてクリ;−プ破
断試験を行l、1つだ。
断試験を行l、1つだ。
その試験条件および結果を第3表に示す。
比較例
実施例と同じ材質から実施例と同じ形状のカスタービン
ディスクを製作し、熱処理■を行わない以外は実施例と
同じ処理を行った。
ディスクを製作し、熱処理■を行わない以外は実施例と
同じ処理を行った。
この結果は第4表に示す通りであった。
第4表における測定位置4〜口、A−Dは実施例と同じ
位置である。
位置である。
第4表から明らかなように、熱処理■を施さない場合は
、最終仕上げ加工1後のものに比して寸法公差がかなり
大きくなっていることが判る。
、最終仕上げ加工1後のものに比して寸法公差がかなり
大きくなっていることが判る。
参考例 1
実施例に示すDi 3ca joy合金について、01
025℃、01095℃、での熱処理■を行い、結晶粒
度を測定した。
025℃、01095℃、での熱処理■を行い、結晶粒
度を測定した。
この結果は、■についてはASTM A 3〜4、■に
ついてはASTM五2であり、熱処理■時の温度が溶体
化温度以上(■の場合)では結晶粒の粗大化が生じるこ
とが判る。
ついてはASTM五2であり、熱処理■時の温度が溶体
化温度以上(■の場合)では結晶粒の粗大化が生じるこ
とが判る。
参考例 2
実施例と同じ材質から実施例と同じ形状のガスタービン
ディスクを製作し、最終仕上げ加工I後の残留応力をX
線回折法により測定し、その後732℃、800℃、8
80℃で熱の処理Wを施し、残留応力の除去量を検討し
た。
ディスクを製作し、最終仕上げ加工I後の残留応力をX
線回折法により測定し、その後732℃、800℃、8
80℃で熱の処理Wを施し、残留応力の除去量を検討し
た。
この結果は第5表に示す通りであった。
第5表より明らかなように、残留応力比が約0.2(残
留応力が80%除去)となる温度は800℃であり、こ
の温度はDiscalo34−金の溶体化温度(T=9
82〜1038℃)以下200℃(すなわち782〜8
38℃)に含まれるものである。
留応力が80%除去)となる温度は800℃であり、こ
の温度はDiscalo34−金の溶体化温度(T=9
82〜1038℃)以下200℃(すなわち782〜8
38℃)に含まれるものである。
なお、残留応力が80%除去されていれば、それに起因
する歪量は十分小さく、許容される値である。
する歪量は十分小さく、許容される値である。
以上説明したように本発明方法によれば、熱歪が生じる
ことなく、しかも金属組織の粗大化や強度の低下等の材
質劣化が生じることなく、良好なりロム浸透処理を行な
うことができる。
ことなく、しかも金属組織の粗大化や強度の低下等の材
質劣化が生じることなく、良好なりロム浸透処理を行な
うことができる。
第1図は従来法によるクロム浸透処理の工程図、第2図
は本発明法によるクロム浸透処理の工程図、第3図a
−bは本発明実施例におけるガスタービン・ディスクの
歪測定位置を示すための図で第3図aはガスタービン・
ディスクの断面図、第3図すは第3図aの矢印α方向か
ら視た図、第4図a〜Cはガスタービンディスクの金属
組織の顕微鏡写真(500倍)で第4図aは標準熱処理
をしたものの内部組織、第4図すは本発明実施例におけ
るクロム処理をしかものの断面組織、第4図Cは第4図
すの内部組織である。
は本発明法によるクロム浸透処理の工程図、第3図a
−bは本発明実施例におけるガスタービン・ディスクの
歪測定位置を示すための図で第3図aはガスタービン・
ディスクの断面図、第3図すは第3図aの矢印α方向か
ら視た図、第4図a〜Cはガスタービンディスクの金属
組織の顕微鏡写真(500倍)で第4図aは標準熱処理
をしたものの内部組織、第4図すは本発明実施例におけ
るクロム処理をしかものの断面組織、第4図Cは第4図
すの内部組織である。
Claims (1)
- 1 鉄基合金部材を最終仕上げ加工後クロム浸透処理す
る際に、予めその金属材料の固溶化温度以下200℃ま
での温度範囲で熱処理した後クロム浸透処理することを
特徴とする鉄基合金部材のクロム浸透処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1848676A JPS5818432B2 (ja) | 1976-02-24 | 1976-02-24 | 鉄基合金部材のクロム浸透処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1848676A JPS5818432B2 (ja) | 1976-02-24 | 1976-02-24 | 鉄基合金部材のクロム浸透処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52101640A JPS52101640A (en) | 1977-08-25 |
JPS5818432B2 true JPS5818432B2 (ja) | 1983-04-13 |
Family
ID=11972957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1848676A Expired JPS5818432B2 (ja) | 1976-02-24 | 1976-02-24 | 鉄基合金部材のクロム浸透処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5818432B2 (ja) |
-
1976
- 1976-02-24 JP JP1848676A patent/JPS5818432B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52101640A (en) | 1977-08-25 |
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