JPS5818378Y2 - 制御信号用発信装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、−・ウジング防止装置に用いられる制御信号
用発信装置に係わる。

集会場やホールでは音声、音楽等が全体に行き渡るよう
に複数のスピーカを配設しているが、この場合マイクロ
ホンが移動して任意のスピーカに近づくとその間で−・
クリップが発生する。

この−・クリップを防止するために、各スピーカ毎に受
信装置及びこれで制御されるスピーカの音量調節手段を
設け、一方マイクロホン側に制御信号発信器を配し、マ
イクロホンが近づくとその発信器からの制御信号を受け
てマイクロホンに近いスピーカのみの音量を低減し又は
消音しハウリングを防止するようにしたハウジング防止
装置が提案されている。

本考案は、このような−・クリップ防止装置で用いる制
御信号用発信装置に関するもので、特にマイクロホンに
対して着脱自在に付設できるようにしその使用を便なら
しめんとするものである。

以下、図面を用いて本考案の一例を説明する。

本考案は、図面に示すように電池１及び発信器２を内蔵
して成る制御信号用発信装置３を設け、そのケース本体
４の外側に−・ンドマイク５のグリップ部分５ａ又は之
にコネクター７を介して接続されたケーブル６に対して
着脱自在の取付手段としての、クリップ８を一体に取付
けて構成する。

発信器２としては例えば洩れ磁束９を信号として発信す
る磁気発信器、又は発光素子を用いて光信号を発信する
発信器、さらには電波捷たは超音波信号を発信する発信
器等を用いることが出来る。

磁気発信器の場合は磁束を用いるのでその信号は人体の
陰になっても確実にスピーカ側の受信装置で受信される
ので好寸しい。

かかる発信装置３は、その使用時には図示のようにクリ
ップ８を−・ンドマイクのグリップ部分５ａ又はケーブ
ル６に嵌着して−・ンドマイク５に一体に付設する。

また、発信装置３の不使用時にはクリップ８を介して簡
単にハンドマイク５より取外すことができる。

上述せる本考案によれば、・・クリップ防止装置に用い
る制御用発信装置３をハンドマイク５に対してマイクの
使用状態を損うことなく着脱自在に付設することが出来
るもので、斯種発信装置の取扱いを容易にすることが出
来る。

また、この発信装置３はワイヤレス・マイクを含む全て
の種類のマイクロホンに付設することが可能となる。

また、本考案は高価なハウジング防止装置を不特定多数
のマイクロホンに用いることができ、性能の向上したマ
イクロホンが現われた場合にはそれに付は換えて使用す
ることができる。

また製造側においては・・ウリング防止装置の耐用年数
の間に性能の向上したマイクロホンを開発すれば、その
マイクロホンだけを製造すればよく、製品を安価に提供
できる。

【図面の簡単な説明】

図は本考案の制御信号用発信装置をマイクロホンに取付
けた状態に示す正面図である。 １は電池、２は発信器、３は制御信号用発信装置量の全
体、５は−・ンドマイク、５ａはグリップ部分、６はケ
ーブル、８はクリップである。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 電池と該電池によりハウリング防止用の制御信号を発信
   する発信器とを内蔵するケース本体に、マイクロホンの
   グリップ又は該マイクロホンのケーブルの少なくとも一
   方に上記ケース本体を着脱自在に取付けるクリップを設
   けた制御信号用発信装置。