JPS58183672A - ヨ−ドプロパルギル化合物、その製造法及びそれを有効成分とする抗カビ剤 - Google Patents
ヨ−ドプロパルギル化合物、その製造法及びそれを有効成分とする抗カビ剤Info
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- JPS58183672A JPS58183672A JP6475982A JP6475982A JPS58183672A JP S58183672 A JPS58183672 A JP S58183672A JP 6475982 A JP6475982 A JP 6475982A JP 6475982 A JP6475982 A JP 6475982A JP S58183672 A JPS58183672 A JP S58183672A
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- JP
- Japan
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- compound
- formula
- iodopropargyl
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- antifungal agent
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、一般式(I):
IC: CCH2X (1)〔式
中、Xはピラゾリル基、トリアゾリル基、特に1.2.
4−)リアゾリル基又はテトラゾリル基を表わす〕で示
されるヨードプロパルギル化合物その製造法及びそれら
を有効成分として含有する抗カビ剤に関するものである
。
中、Xはピラゾリル基、トリアゾリル基、特に1.2.
4−)リアゾリル基又はテトラゾリル基を表わす〕で示
されるヨードプロパルギル化合物その製造法及びそれら
を有効成分として含有する抗カビ剤に関するものである
。
本発明者らはすでに、抗カビ抗生物質ピロロマイシンA
(特願昭54−166926号明細書)に端を発した抗
カビ物質に関する基礎的な研究から置換ヒロール核ヲ有
するヨードプロパルギル化合物が有用であることを見い
出した(特願昭57−6609号明細書)。さらに本発
明者らは、これら物質の改良を目的として種々の類似化
合物を合成し、それらの抗菌活性を検討して本発明に到
達した。本発明によって提供される上記式(1)のヨー
ドプロパルギル化合物は顕著な殺菌活性、特に抗真菌活
性を示す有用物質である。
(特願昭54−166926号明細書)に端を発した抗
カビ物質に関する基礎的な研究から置換ヒロール核ヲ有
するヨードプロパルギル化合物が有用であることを見い
出した(特願昭57−6609号明細書)。さらに本発
明者らは、これら物質の改良を目的として種々の類似化
合物を合成し、それらの抗菌活性を検討して本発明に到
達した。本発明によって提供される上記式(1)のヨー
ドプロパルギル化合物は顕著な殺菌活性、特に抗真菌活
性を示す有用物質である。
本発明のヨードプロパルギル化合物(I)ハ、ピラゾー
ル、トリアゾール又はテトラゾールに、不活性溶媒中塩
基の存在下で、式(2): %式%() (式中、Yはハロゲン原子もシくはスルホン酸エステル
として活性化された水酸基を表わ)〕で示されるヨード
グロビン誘導体を反応させて製造される。
ル、トリアゾール又はテトラゾールに、不活性溶媒中塩
基の存在下で、式(2): %式%() (式中、Yはハロゲン原子もシくはスルホン酸エステル
として活性化された水酸基を表わ)〕で示されるヨード
グロビン誘導体を反応させて製造される。
本発明の製造に際し使用される原料物質のうち、ヨード
プロピン誘導体(II) U公知の化合物であシ、例え
ばヨードプロパルギルアルコールK tj[化チオニル
又は臭化チオニルのごときハロゲン化剤を反応させてヨ
ードゾロパルギルハライドとするか、あるいバドルエン
スルホニルクロリド、ベンゼンスルホニルp O!Jド
又ハ無水メタンスルホン酸ノヨウナエステル化剤を反応
させてヨードプロ/4ルギルアルコール・スルホネート
として得られるものである。さらに本発明の化合物の創
造に使用される他方の原料物質であるピラゾール、トリ
アゾール及びテトラゾールはよく知られた化合物で、す
でに市販に供されているものであシ容易に入手可能であ
る。
プロピン誘導体(II) U公知の化合物であシ、例え
ばヨードプロパルギルアルコールK tj[化チオニル
又は臭化チオニルのごときハロゲン化剤を反応させてヨ
ードゾロパルギルハライドとするか、あるいバドルエン
スルホニルクロリド、ベンゼンスルホニルp O!Jド
又ハ無水メタンスルホン酸ノヨウナエステル化剤を反応
させてヨードプロ/4ルギルアルコール・スルホネート
として得られるものである。さらに本発明の化合物の創
造に使用される他方の原料物質であるピラゾール、トリ
アゾール及びテトラゾールはよく知られた化合物で、す
でに市販に供されているものであシ容易に入手可能であ
る。
本発明によれば、式(I)で示されるヨードプロパルギ
ル化合物は、ピラゾール、トリアゾール又はテトラゾー
ルを不活性溶媒に溶解し、式(社)で示されるヨードプ
ロピン誘導体及び塩基を添加してピラゾール、トリアゾ
ール又はテトラゾールの環窒素原子上にヨードグロパル
ギル基を導入するN−アルキル化反応によ)製造される
。本反応に用いられる不活性溶媒の例として鉱、ベンゼ
ン、ジオキサン、ジクロルメタン、 N、 N−ジ
メチルホルムアミド等があげられ、特にN、 N−ジ
メチルホルムアミドが好ましい。まだ反応に用いられる
塩基の例としては水酸化アルカリ、炭酸アルカリ等の無
機塩基の他、有機塩基、例えばトリエチルアミン等が使
用される。反応は水酸化アルカリの使用にあたっては室
温で速やかに進行するが、副反応防止の目的で冷却下、
好ましくは0〜5°Cで行なわせるか、あるいは有機塩
基を使用して40〜60°Cに加温して行なうこともで
きる。反応混合物からの目的物である式(1)で示され
るヨードプロ/平ルギル化合物の単離は、不活性溶媒、
例えば水等の添加による晶出法又は有機溶媒、例えばト
ルエン・酢酸エチル等を用いる抽出法、あるいはそれら
に必要に応じて周知のfrII製方法、例えばシリカゲ
ルを用いたクロマトグラフィー又は有機溶媒による再結
晶法を併用して行なわれる。
ル化合物は、ピラゾール、トリアゾール又はテトラゾー
ルを不活性溶媒に溶解し、式(社)で示されるヨードプ
ロピン誘導体及び塩基を添加してピラゾール、トリアゾ
ール又はテトラゾールの環窒素原子上にヨードグロパル
ギル基を導入するN−アルキル化反応によ)製造される
。本反応に用いられる不活性溶媒の例として鉱、ベンゼ
ン、ジオキサン、ジクロルメタン、 N、 N−ジ
メチルホルムアミド等があげられ、特にN、 N−ジ
メチルホルムアミドが好ましい。まだ反応に用いられる
塩基の例としては水酸化アルカリ、炭酸アルカリ等の無
機塩基の他、有機塩基、例えばトリエチルアミン等が使
用される。反応は水酸化アルカリの使用にあたっては室
温で速やかに進行するが、副反応防止の目的で冷却下、
好ましくは0〜5°Cで行なわせるか、あるいは有機塩
基を使用して40〜60°Cに加温して行なうこともで
きる。反応混合物からの目的物である式(1)で示され
るヨードプロ/平ルギル化合物の単離は、不活性溶媒、
例えば水等の添加による晶出法又は有機溶媒、例えばト
ルエン・酢酸エチル等を用いる抽出法、あるいはそれら
に必要に応じて周知のfrII製方法、例えばシリカゲ
ルを用いたクロマトグラフィー又は有機溶媒による再結
晶法を併用して行なわれる。
本発明による新規ヨードグロパルギル化’& 物(I)
の製造の実際を、以下実施例によって説明する。
の製造の実際を、以下実施例によって説明する。
実施例1
1−11’−ヨードゾロピン−3′−イル)ピラゾール
〔化合物(1)〕 ピラゾールI 36wIt(2ミリモル)をジメチルホ
ルムアミド5dに溶解し、水酸化ナトリウム粉 □末9
0■を加え、20〜25°Cでよくかきまぜたのチ水冷
した。ヨードプロパルギルアルコール・p−)ルエンス
ルホン酸エステル0・67#(2(リモル)を加え、2
時間かきまぜたのち、20〜25°Cで一夜放置した。
〔化合物(1)〕 ピラゾールI 36wIt(2ミリモル)をジメチルホ
ルムアミド5dに溶解し、水酸化ナトリウム粉 □末9
0■を加え、20〜25°Cでよくかきまぜたのチ水冷
した。ヨードプロパルギルアルコール・p−)ルエンス
ルホン酸エステル0・67#(2(リモル)を加え、2
時間かきまぜたのち、20〜25°Cで一夜放置した。
酢酸エチル及び水を加えて反応液を抽出し、酢酸エチル
層を水洗、乾燥後、減圧濃縮すると結晶性物質が残留し
た。これをシリカゲルクロマトグラフィー(溶媒系ベン
ゼン/酢酸エチル−IQ/l) で精創し、I −(
+’−ヨードプロピンー3′−イル)ピラゾール結晶3
30■を得た。mp、94〜95°C0元素分析値二〇
31.73%、N2.20%、 N 12.61チ:
C61E(5N2Iとしての計算値: C31,03
チ、 N2.16%、N12.60チ。
層を水洗、乾燥後、減圧濃縮すると結晶性物質が残留し
た。これをシリカゲルクロマトグラフィー(溶媒系ベン
ゼン/酢酸エチル−IQ/l) で精創し、I −(
+’−ヨードプロピンー3′−イル)ピラゾール結晶3
30■を得た。mp、94〜95°C0元素分析値二〇
31.73%、N2.20%、 N 12.61チ:
C61E(5N2Iとしての計算値: C31,03
チ、 N2.16%、N12.60チ。
実施例2
1−(+’−ヨードゾロピンー3′−イル)−1,2,
4−トリアゾール〔化合物(2)]1.2.4−)リア
ゾール160■(2・3ミリモル)にツメチルホルムア
ミド3d及び水酸化すトリウム粉末qoniを加えて2
0〜25°Cで1時間かき筐ぜたのち、氷冷した。反応
液にヨードプロパルギルアルコール−p−)ルエンスル
ホン酸エステル0・67.1il(2ミlJモル)を加
え、4時間かきまぜると共に液温を徐々に室温まで上昇
させた。反応液に水20adを加え、酢酸エチル20d
で2回抽出し、合併した酢酸エチル溶液を飽和食塩水で
3回洗い、乾燥した。酢酸エチル溶液を減圧下に濃縮し
、残留した結晶性物質を少量の水−メタノール混液で洗
い、1〜(+’−El−ドブロピンー31−イル)−1
,2,4−)リアゾール結晶を得た。収t263■(5
6チ);n1i126〜12δ0C;元素分析値: C
2547チ、Hl、73%。
4−トリアゾール〔化合物(2)]1.2.4−)リア
ゾール160■(2・3ミリモル)にツメチルホルムア
ミド3d及び水酸化すトリウム粉末qoniを加えて2
0〜25°Cで1時間かき筐ぜたのち、氷冷した。反応
液にヨードプロパルギルアルコール−p−)ルエンスル
ホン酸エステル0・67.1il(2ミlJモル)を加
え、4時間かきまぜると共に液温を徐々に室温まで上昇
させた。反応液に水20adを加え、酢酸エチル20d
で2回抽出し、合併した酢酸エチル溶液を飽和食塩水で
3回洗い、乾燥した。酢酸エチル溶液を減圧下に濃縮し
、残留した結晶性物質を少量の水−メタノール混液で洗
い、1〜(+’−El−ドブロピンー31−イル)−1
,2,4−)リアゾール結晶を得た。収t263■(5
6チ);n1i126〜12δ0C;元素分析値: C
2547チ、Hl、73%。
N 18.33係: C6HaN31としての計算値:
C25,77チ、 H1,73% 、 N Ig
、03係。
C25,77チ、 H1,73% 、 N Ig
、03係。
実施例3
l−(1’−ヨードプロピン−3′−イル)テトラゾー
ル〔化合物(3)]及び2−(+’−ヨードゾロビンー
3′−イル)テトラゾール〔化合物(4)〕 テトラゾール160wv(2ミリモル)をジメチルホル
ムアミド5dに溶解し、水酸化ナトリウム粉末90■を
加えてかきまぜたのち氷冷した。ヨードプロパルギルア
ルコール・p−)ルエンスルホン酸エステル0.67g
(2tリモル)ヲ加え、水冷下に4時間反応させ、更に
20〜25°Cで一夜放置した。反応液に水20mを加
え、酢酸エチル20mで2回抽出した。酢酸エチル層を
合併し、水洗、乾燥後、減圧濃縮すると無色の粗生成物
が残留した。粗生成物はシリカゲル薄層クロマトグラフ
ィー(溶媒系ベンゼン−酢酸エチル4:I比)でRf
値0・74及び0・34を示す二種の物質の混合物であ
ることが示された。混合物をシリカゲルsogを用い九
カラムクロマトグラフィー(溶媒系ベンゼン−酢酸エチ
ル5:1比)で分離N與し、Rf 値0・74を示す
分画から2−(+’−ヨードゾロピンー3′−イル)テ
トラゾール結11%+8311vカ得られた(収率39
チ)。mp、92〜95°C;元素分析値: C20,
27%、)II、30憾、 N 23.88係; C
4H3N4Iとしての計算値二C20,53%、Hl・
29%、 N 23.94循; PMRスペクトル(
δ。
ル〔化合物(3)]及び2−(+’−ヨードゾロビンー
3′−イル)テトラゾール〔化合物(4)〕 テトラゾール160wv(2ミリモル)をジメチルホル
ムアミド5dに溶解し、水酸化ナトリウム粉末90■を
加えてかきまぜたのち氷冷した。ヨードプロパルギルア
ルコール・p−)ルエンスルホン酸エステル0.67g
(2tリモル)ヲ加え、水冷下に4時間反応させ、更に
20〜25°Cで一夜放置した。反応液に水20mを加
え、酢酸エチル20mで2回抽出した。酢酸エチル層を
合併し、水洗、乾燥後、減圧濃縮すると無色の粗生成物
が残留した。粗生成物はシリカゲル薄層クロマトグラフ
ィー(溶媒系ベンゼン−酢酸エチル4:I比)でRf
値0・74及び0・34を示す二種の物質の混合物であ
ることが示された。混合物をシリカゲルsogを用い九
カラムクロマトグラフィー(溶媒系ベンゼン−酢酸エチ
ル5:1比)で分離N與し、Rf 値0・74を示す
分画から2−(+’−ヨードゾロピンー3′−イル)テ
トラゾール結11%+8311vカ得られた(収率39
チ)。mp、92〜95°C;元素分析値: C20,
27%、)II、30憾、 N 23.88係; C
4H3N4Iとしての計算値二C20,53%、Hl・
29%、 N 23.94循; PMRスペクトル(
δ。
CDC/3 ) 5−5−50pp −CH2−)
、 8.45ppm(テトラゾールCH)。
、 8.45ppm(テトラゾールCH)。
Rf値0.34の分画からはI−(+’−ヨードゾロビ
ンー3′−イル)テトラゾール結晶258qd(4られ
た(収率55%)。mp、92〜95°C;元素分析値
: 020.62%、Hl、26係、 N 23.9
6チ; C4H3N4Iとしての計算値: C20,5
3憾、 Hl、29チ、 N 23.94係;
PMRスペクトル(δ、 CDCJ3)5・30 pp
m (−CH2−’) 、 8−66 ppm (テ
トラゾールCH)。
ンー3′−イル)テトラゾール結晶258qd(4られ
た(収率55%)。mp、92〜95°C;元素分析値
: 020.62%、Hl、26係、 N 23.9
6チ; C4H3N4Iとしての計算値: C20,5
3憾、 Hl、29チ、 N 23.94係;
PMRスペクトル(δ、 CDCJ3)5・30 pp
m (−CH2−’) 、 8−66 ppm (テ
トラゾールCH)。
実施例1〜3において製造され九式(I)で示される化
合物(1)〜(4)の抗カビ活性を表1及び表2に示す
。
合物(1)〜(4)の抗カビ活性を表1及び表2に示す
。
本発明の前記式(1)で示される新規なヨードプロパル
ギル化合物は抗カビ剤として有用である。特に本発明の
化合物は広範囲のカビ類に対して発育阻止作用を示すと
ころから、医療を始めとし、農業及び工業の各分野にお
いて、細菌及びカビ類の生育に起因する好萱しからざる
諸条件の改善に役立つものである。すなわち、医療用に
は例えばキャンデイダ属、アスペルギルス属、トリコフ
ィトン属、クリプトコツカス属を始めとするカビ類に起
因する外部疾患の治療薬として、液剤及び軟膏の有効成
分として0.1〜5チ、好ましくはO−5〜2チの範囲
で配合し、患部に塗布して治療の目的を達することがで
きる。更にその他、医療用として病原菌、カビ類の生育
を予防し、無菌環境を保全する目的で、機械器具の消毒
剤、その他の有効成分として含有させることができる。
ギル化合物は抗カビ剤として有用である。特に本発明の
化合物は広範囲のカビ類に対して発育阻止作用を示すと
ころから、医療を始めとし、農業及び工業の各分野にお
いて、細菌及びカビ類の生育に起因する好萱しからざる
諸条件の改善に役立つものである。すなわち、医療用に
は例えばキャンデイダ属、アスペルギルス属、トリコフ
ィトン属、クリプトコツカス属を始めとするカビ類に起
因する外部疾患の治療薬として、液剤及び軟膏の有効成
分として0.1〜5チ、好ましくはO−5〜2チの範囲
で配合し、患部に塗布して治療の目的を達することがで
きる。更にその他、医療用として病原菌、カビ類の生育
を予防し、無菌環境を保全する目的で、機械器具の消毒
剤、その他の有効成分として含有させることができる。
更に本発明の式(1)で示されるヨードプロパルギル化
合物は、農業及び工業用の分野についても有用性を示す
ものである。特にこれら分野では、例えば種子、苗、木
材、農園芸作物及び木工品1紙工芸品・皮革・繊維・接
着剤、塗料・合成樹脂停の農業、工業用製品及びその製
造環境、例えに用水における腐敗菌、カビの発生は商品
の価値にとって重大な損失を招くものである。本発明の
ヨードグロノ9ルギル化合物は、農業及び工業の分野に
おける有害な細菌、カビ類に対して発育阻止作用を示す
ところからそれら分野における製品の品質保持及び環境
の保全の目的に供することができる。
合物は、農業及び工業用の分野についても有用性を示す
ものである。特にこれら分野では、例えば種子、苗、木
材、農園芸作物及び木工品1紙工芸品・皮革・繊維・接
着剤、塗料・合成樹脂停の農業、工業用製品及びその製
造環境、例えに用水における腐敗菌、カビの発生は商品
の価値にとって重大な損失を招くものである。本発明の
ヨードグロノ9ルギル化合物は、農業及び工業の分野に
おける有害な細菌、カビ類に対して発育阻止作用を示す
ところからそれら分野における製品の品質保持及び環境
の保全の目的に供することができる。
農業、工業分野における本発明のヨードプロパルギル化
合物の使用形態としては通常用いられる担体上に保持し
た製剤、即ち油溶剤、乳剤、■−スト剤、粉剤、水利剤
、エアゾール剤、防カビ性塗料等があげられる。用いら
れる担体としては、例えばクレー、メルク、ベントナイ
ト、カオリン。
合物の使用形態としては通常用いられる担体上に保持し
た製剤、即ち油溶剤、乳剤、■−スト剤、粉剤、水利剤
、エアゾール剤、防カビ性塗料等があげられる。用いら
れる担体としては、例えばクレー、メルク、ベントナイ
ト、カオリン。
無水珪酸、炭酸カルシウム等の無機性固体担体、チロシ
ン、リグロイン、キシレン、 DMF、 DMSO
等の有機溶媒系担体、ジメチルエーテル、フロンガス等
のガス担体があげられ、製剤効果をよシ高めるだめの補
助剤としては、イオン性、非イオン性の界面活性剤、並
びに酢酸ビニル、メチルセルロース等の高分子化合物等
があり、サイアペンダゾールを始めとする他の防腐、防
カビ剤やクロルデン等の殺虫剤との併用も可能である。
ン、リグロイン、キシレン、 DMF、 DMSO
等の有機溶媒系担体、ジメチルエーテル、フロンガス等
のガス担体があげられ、製剤効果をよシ高めるだめの補
助剤としては、イオン性、非イオン性の界面活性剤、並
びに酢酸ビニル、メチルセルロース等の高分子化合物等
があり、サイアペンダゾールを始めとする他の防腐、防
カビ剤やクロルデン等の殺虫剤との併用も可能である。
実際の使用に際しての本発明のヨードプロパルギル化合
物の含量は製剤形態に従って、広範囲に変動し得るが、
一般には0−0+〜95重量%、好ましくは0.2〜1
0重量優の範囲が適当である。
物の含量は製剤形態に従って、広範囲に変動し得るが、
一般には0−0+〜95重量%、好ましくは0.2〜1
0重量優の範囲が適当である。
農業及び工業用抗カビ剤としての製剤例を以下にあげる
。
。
製剤例1 水和剤
1− (1’−ヨードプロピン−3′−イル)ピラゾー
ル40重量部とポリオキシエチレンアル中ルアリールエ
ーテル5重量部、リグニンスルホン酸3重量部および珪
藻±52重量部を均一に粉砕混合すれは有効成分40%
を含む水利剤を得る。
ル40重量部とポリオキシエチレンアル中ルアリールエ
ーテル5重量部、リグニンスルホン酸3重量部および珪
藻±52重量部を均一に粉砕混合すれは有効成分40%
を含む水利剤を得る。
製剤例2 粒 剤
1− (+’−ヨードプロピンー3′−イル)−1゜2
.4−)リアゾール12重量部、リグニンスルホン酸カ
ルシウム1重量部、ベントナイト30重量部およびクレ
ー57重量部を均一に粉砕混合し、次に適当量の水を加
えて練合した後に造粒して乾燥すれに有効成分12係を
含む粒剤を得る。
.4−)リアゾール12重量部、リグニンスルホン酸カ
ルシウム1重量部、ベントナイト30重量部およびクレ
ー57重量部を均一に粉砕混合し、次に適当量の水を加
えて練合した後に造粒して乾燥すれに有効成分12係を
含む粒剤を得る。
製剤例3 乳 剤
1− (1’−ヨードプロピン−3′−イル)テトラゾ
ール20重蓋部、ジメチルホルムアミド30重量部、キ
シレン35重量部、ポリオキシエチレンアルキルアリー
ルエーテル15重量部を均一に混合すれば有効成分20
q6を含む乳剤を得る。
ール20重蓋部、ジメチルホルムアミド30重量部、キ
シレン35重量部、ポリオキシエチレンアルキルアリー
ルエーテル15重量部を均一に混合すれば有効成分20
q6を含む乳剤を得る。
製剤例4 粉 剤
2−(+’−ヨードプロピンー3′−イル)テトラゾー
ル3重量部、無水珪酸微粉末0・5重1部、ステアリン
酸カルシウム0・5重量部、クレー50重量部およびメ
ルク46重量部を均一に粉砕、混合すれば有効成分3チ
を含む粉剤を得る。
ル3重量部、無水珪酸微粉末0・5重1部、ステアリン
酸カルシウム0・5重量部、クレー50重量部およびメ
ルク46重量部を均一に粉砕、混合すれば有効成分3チ
を含む粉剤を得る。
横浜市緑区つつじが丘16−2
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、式(■): IC: CCH2X (1)〔式中
、Xはピラゾリル基、トリアゾリル基又はテトラゾリル
基を表わす]で示されるヨードゾロ/4ルギル化合物。 2、ピラゾール、トリアゾール又はテトラゾールに、式
(ID : IC: CCH2Y (fl’1
(式中、Yはハロダン原子又はスルホン酸エステルとし
て活性化された水酸基を表わす)で示されるヨードプロ
ピン誘導体を反応させることを特徴とする式(I) : ICミCCH2X (11(式中
、Xはピラゾリル基、トリアゾリル基又はテトラゾリル
基を表わす)で示されるヨードプロパルギル化合物の製
造法。 8、式(I): IC三CCH2X (I)(式中
、Xはピラゾリル基、トリアグリル基又はテトラゾリル
基を表わす)で示されるヨードゾロ・量ルギル化合物を
有効成分とする抗カビ剤。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6475982A JPS58183672A (ja) | 1982-04-20 | 1982-04-20 | ヨ−ドプロパルギル化合物、その製造法及びそれを有効成分とする抗カビ剤 |
EP19820109236 EP0080051B1 (en) | 1981-10-07 | 1982-10-06 | Heterocyclic compounds and antibacterial and antifungal compositions containing the same as active ingredients |
DE8282109236T DE3268983D1 (en) | 1981-10-07 | 1982-10-06 | Heterocyclic compounds and antibacterial and antifungal compositions containing the same as active ingredients |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6475982A JPS58183672A (ja) | 1982-04-20 | 1982-04-20 | ヨ−ドプロパルギル化合物、その製造法及びそれを有効成分とする抗カビ剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58183672A true JPS58183672A (ja) | 1983-10-26 |
JPS6330900B2 JPS6330900B2 (ja) | 1988-06-21 |
Family
ID=13267421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6475982A Granted JPS58183672A (ja) | 1981-10-07 | 1982-04-20 | ヨ−ドプロパルギル化合物、その製造法及びそれを有効成分とする抗カビ剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58183672A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4647572A (en) * | 1982-10-29 | 1987-03-03 | Meiji Seika Kaisha, Ltd. | Iodoallyl and iodopropargyl substituted tetrazoles and anti-microbial compositions thereof |
JP2008507572A (ja) * | 2004-07-30 | 2008-03-13 | ランクセス・ドイチュランド・ゲーエムベーハー | 5−ヨードテトラゾール |
-
1982
- 1982-04-20 JP JP6475982A patent/JPS58183672A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4647572A (en) * | 1982-10-29 | 1987-03-03 | Meiji Seika Kaisha, Ltd. | Iodoallyl and iodopropargyl substituted tetrazoles and anti-microbial compositions thereof |
JP2008507572A (ja) * | 2004-07-30 | 2008-03-13 | ランクセス・ドイチュランド・ゲーエムベーハー | 5−ヨードテトラゾール |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6330900B2 (ja) | 1988-06-21 |
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