JPS5818358Y2 - 同期回路 - Google Patents

同期回路

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JPS5818358Y2
JPS5818358Y2 JP1976018887U JP1888776U JPS5818358Y2 JP S5818358 Y2 JPS5818358 Y2 JP S5818358Y2 JP 1976018887 U JP1976018887 U JP 1976018887U JP 1888776 U JP1888776 U JP 1888776U JP S5818358 Y2 JPS5818358 Y2 JP S5818358Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
signal
phase
output
reference signal
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976018887U
Other languages
English (en)
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JPS52112751U (ja
Inventor
中村忠彦
中野健次
Original Assignee
ソニー株式会社
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Publication date
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ドロップアウト等を含む入力基準信号によっ
ても確実に同期し得るような同期回路に関するものであ
る。
一般に、入力基準信号に同期した出力信号を得るための
同期回路においては、その入力基準信号が正常に入力さ
れている場合には所望の出力信号を得られるが、外乱等
によって上記の入力基準信号にドロップアウトや信号レ
ベルの低下等を生じた場合には所望の出力信号を得るの
は困難なことであった。
例えば、フェーズロックループを利用した同期回路にお
いては、ドロップアウト等ヲ含む入力基準信号によって
も正しい出力信号を得る手段として、電圧制御型発振器
に制御電圧を供給するためのローパスフィルタ回路の過
渡応答特性を鈍くする手段があるが、そのために上記の
ローパスフィルタの時定数を大きくすると、この同期回
路によって入力基準信号と出力信号とを完全に同期する
のに要する時間が犬となってしまうので、上述のような
手段は実用的でない。
そこで、本考案は上述の如き従来の欠点を解消するため
に提案されたものであり、その要旨とするところは、フ
ェーズロックループ内において、入力基準信号と出力信
号との位相比較を行ない位相比較出力を2値の信号とし
て出力する位相比較回路ト、ローパスフィルタ構成のホ
ールド回路と、上記位相比較回路から出力される2値の
信号をサンプリングして上記ホールド回路に与えるスイ
ッチ回路と、上記入力基準信号の状態を判別して正規の
入力基準信号に応答したサンプリング制御信号を上記ス
イッチ回路に与えるサンプリング制御回路とを設け、上
記ホールド回路の出力にてフェーズロックドループの位
相制御を行ない入力基準同期信号に同期した出力信号を
得るようにしたところにある。
以下、本考案について実施例を示す図面に従い詳細に説
明する。
第1図において、1は入力基準信号の波形整形を行なう
ためのシュミントトリガ回路等から構成される波形整形
回路である。
そして、この波形整形回路1は、信号入力端子2を介し
て基準信号が印加されており、その出力信号を後述する
位相比較回路3の第1の位相比較器4の第1の信号入力
端子4aとサンプリング制御回路13のアンドゲート回
路14の第1の信号入力端子14aとに供給するととも
に、その補出力信号を第2の位相比較器5の第1の信号
入力端子5aに供給する。
3は、上記の入力基準信号の位相と後述する電圧制御型
発振回路12からの発振出力信号の位相との位相比較を
行なう位相比較回路である。
そして、この位相比較回路3において上述の第1の位相
比較器4は、その第2の信号入力端子4bに電圧制御型
発振回路12の補出力信号が印加されており、その各信
号入力端子4a 、4bK印加されている信号の位相を
比較した第1の比較信号をフリップフロップ回路60セ
ント信号入力端子6aに供給する。
ここで、上記の第1の位相比較器4は、電圧制御型発振
回路12からの補出力信号の位相が上記の波形整形回路
1からの出力信号の位相よりも進むと、その出力がハイ
レベルとなる。
また、上記の第2の位相比較器5は、その第2の信号入
力端子5bに上記の電圧制御型発振回路12からの出力
信号が印加されており、その各信号入力端子5a 、5
bに印加されている信号の位相を比較した第2の比較信
号を上記のフリップフロアブ回路6のリセット信号入力
端子6bに供給する。
ここで、上記の第2の位相比較器5は、上記の電圧制御
型発振回路12からの出力信号の位相が上記の波形整形
回路1からの補出力信号の位相より遅れると、その出力
がハイレベルとなる。
そこで、上記の第1、第2の位相比較器4,5からの信
号でトリガーされるフリップフロップ回路6は、基準信
号の位相が電圧制御型発振回路12の発振出力信号の位
相よりも遅れるとハイレベルとなり、また進むとローレ
ベルになるような位相比較信号を出力する。
7は、その制御信号入力端子7aに印加される制御信号
によって、その入力側と出力側との導通状態が制御され
るスイッチ回路である。
そして、このスイッチ回路7は、後述するサンプリング
制御回路13からの制御信号に応じて、上述した位相比
較回路3からの位相比較信号を、次に述べるホールト回
路8に選択的に導くものである。
8は、抵抗9,10とコンデンサ11とからなルローハ
スフィルタが構成されているホールド回路である。
そして、このホールド回路8は、上記のスイッチ回路7
を介して、選択的に導かれる位相比較信号によって、そ
のコンデンサ11の充電電圧が決定され、この充電電圧
を電圧制御型発振回路12の制御信号入力端子12aに
印加している。
13は、上記のスイッチ回路7の制御信号入力端子7a
に、制御信号を供給するためのサンプリング制御回路で
ある。
そして、このサンプリング制御回路13において、上述
したアンドゲート回路14は、その第2の信号入力端子
14bに第2のモノステーブルマルチバイブレータ16
の補出力信号が印加されており、上記の各信号入力端子
14a、14bに印加されている信号のアンド出力を第
1のモノステーブルマルチバイブレータ15のセント信
号入力端子に印加する。
ここで、上記第1のモノステーブルマルチバイブレーク
15は上記の波形整形回路1からの出力信号の立上りで
セントされる。
また、上記の第1のモノステーブルマルチバイブレータ
15は、その出力信号を上記のスイッチ回路7の制御信
号入力端子7aと上記の第2のモノステーブルマルチバ
イブレータ16の立下りセント信号入力端子に供給する
ここで、上記第2のモノステーブルマルチバイブレータ
16は、上記第1のモノステーブルマルチバイブレータ
15からの出力信号の立下りでセットされ、さらに、基
準信号の繰返し周期T1と上記第1のモノステーブルマ
ルチバイブレータ15からの出力信号のパルス幅T2と
の差の時間よりも僅かに小さなパルス幅T3の出力信号
となるような時定数を有する。
そこで、上記のサンプリング制御回路13において、第
2図■に示す如く、ノイズ(図中期間T4VC示す。
)とドロップアウト(図中破線で示す。
)とを含む基準信号がアンドゲート回路14の第1の信
号入力端子14aに印加されると、第1のモノステーブ
ルマルチバイブレータ15の出力信号の立下りでセント
される第2のモノステーブルマルチバイブレータ16の
補出力信号と上記の基準信号とのアンド出力がセント信
号入力端子に印加される第1のモノステーブルマルチバ
イブレータ15から、第2図■に示す如きの制御信号が
得られる。
すなわち、第2のモノステーツルマルチバイブレータ1
6からの出力信号中のパルス幅T3の期間は、第1のモ
ノステーブルマルチバイブレータ15のセント信号入力
端子への信号印加に対してインヒビント期間となるので
、この期間中に存在する基準信号中のノイズが第1のモ
ノステーブルマルチバイブレータ15のセント信号入力
端子に印加されることなく、基準信号の立上りのみによ
って第1のモスステーブルマルチバイブレータ15をセ
ントする。
従って、第1のモノステーフルマルチバイブレータ15
は、上記の基準信号と同期した信号を出力する。
なお、上記の基準信号のドロップアウトの期変T5中は
、第1の−E/ステーブルマルチバイブレータ15がト
リガーされたいので制御信号を出力しない。
そして、上述の如きサンプリング制御回路13からの制
御信号で制御されるスイッチ回路7を介して構成されて
いるフェーズロンクループにおいては、位相比較回路3
からの位相比較信号(第2図■に示す。
)を、上記サンプリング制御回路13からの制御信号(
第2図■)に応じて、スイッチ回路7でサンプリングす
ることによって、選択的にホールド回路8に印加して、
このホールド回路8のコンデンサ11の充電電圧で電圧
制御型発振回路12の発振信号の位相が制御される。
なお、上記ホールド回路8のコンデンサ11の充電電圧
を第2図■に示す。
ここで、上記のホールド回路8のコンデンサ11の充電
電圧は、上述の如(サンプリング制御回路13からの基
準信号に同期した制御信号で上記の位相比較信号をサン
プリングすることによって決定されるので、入力基準信
号中゛のノイズの影響を受けることがないばかりでなく
、入力基準信号中にドロップアウトを生じた場合には、
上記のドロップアウトを生じる前にサンプリングした充
電電圧を保持しつづける。
従って、電圧制御型発振回路12の発振出力は、入力基
準信号中のノイズやドロップアウトの影響を受けること
な(制御される。
上述の如く、本考案によればノイズやドロップアウト等
を有する基準信号を用いても、上記のノイズやドロップ
アウト等の影響を受けることなく、基準信号に同期した
信号を得ることができる。
また、本考案においては上記の効果を得るのに、フェー
ズロックループ内のローパスフィルタの過渡応答特性を
鈍(する必要がないので、その出力信号を入力基準信号
に同期するのに要する時間が長くなることはない。
従って、所期の目的を遠戚することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示すブロック図であり、
第2図は、上記の実施例の動作を示すタイムチャートで
ある。 3・・・・・・位相比較回路、7・・・・・・スイッチ
回路、8・・・・・・ホールド回路、12・・・・・・
電圧制御型発振回路、15・・・・・・第1のモノステ
ーツルマルチバイブレータ、16・・・・・・第2のモ
ノステーブルマルチバイブレータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フェーズロックドループを有する同期回路において、入
    力基準信号と出力信号との位相比較を行ない位相比較出
    力を2値の信号として出力する位相比較回路と、ローパ
    スフィルタ構成のホールド回路と、上記位相比較回路か
    ら出力される2値の信号をサンプリングして上記ホール
    ド回路に与えるスイッチ回路と、上記入力基準信号の状
    態を判別して正規の入力基準信号に応答したサンプリン
    グ制御信号を上記スイッチ回路に与えるサンプリング制
    御回路とを設け、上記ホールド回路の出力にてフェーズ
    ロックドループの位相制御を行ない入力基準信号に同期
    した出力信号を得るようにしたことを特徴とする同期回
    路。
JP1976018887U 1976-02-20 1976-02-20 同期回路 Expired JPS5818358Y2 (ja)

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JPS52112751U JPS52112751U (ja) 1977-08-26
JPS5818358Y2 true JPS5818358Y2 (ja) 1983-04-14

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3573649A (en) * 1969-01-08 1971-04-06 Us Navy Frequency-lock circuit
JPS4827624A (ja) * 1971-08-13 1973-04-12
JPS50130346A (ja) * 1974-03-30 1975-10-15

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3573649A (en) * 1969-01-08 1971-04-06 Us Navy Frequency-lock circuit
JPS4827624A (ja) * 1971-08-13 1973-04-12
JPS50130346A (ja) * 1974-03-30 1975-10-15

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JPS52112751U (ja) 1977-08-26

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