JPS58182535A - 自動車等の自動診断装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本＠明は自動車等の車体に触れることなく自動車等のエ
ンジンの良否を迅速に自動的に診断できる自動車等の自
動診断装置に関する。

従来、自動車のエンジン診断装置はエンジン各部にセン
サ類を取り付け、このセンナ類より電気、磁気、光、空
気等の変動を信号として取り出し、その信号を処理する
ことにより、メータあるいは表示器を作動させることに
より、各部の状態を計測１診断していた。したがって、
被診断自動車゛を停止させ、何らかの形でセンサを取り
付けるため瞬時測定および診断には不向であった。

特に１ガソリンスタンド等で燃料補給に立ち寄る自動車
を燃料補給の短時間の間にエンネットを閉じたまま、セ
ンサを自動車に取り付けることなく、エンジンの状態を
計測１診断することは不可能であった。

本発明者等は上記従来の欠点を除去すべく多年に亘る研
究の結果、不特定多数（約５（バ）台）の使用通程車を
総合診断装置で診断し、その診断結果を基に特にエンジ
ンのアイドリング時における各種診断項目の中から「回
転むら」に関する項目に着目してその統計を分析したと
ころ、例えば５０　ｒｐｍを越える回転むらを生ずる欄
合には、ポイント不良、点火電圧の不良、加速および出
力不足、バッテリ不良、キャブレータ調整不良、排ガス
漉度不良等の他の機能不良の影響を受けていることを発
見した。本発明は上記の知見に基き単にエンジンの回転
むらを検出することにより簡単にエンジンの健康状態を
知ることができることおよび、エンジンから発生する点
火ノイズの如き電気信号または音波信号の各周期差を計
測すること即ち角速度的検知方法によりエンジンの形式
、サイクル、気筒数等に関係なくエンジンの回転むらを
計測することができることに着目してなされたものであ
る。

本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、自動車等
のエンノンから離隔して設置され前記エンジンから発信
される電気信号または音波１６号を空間を介して受信す
る受信部と、この受信部で受信された前記信号間の各周
期を測定する周期測定部と、この周期測定部で測定され
九前記各周期間の周期差を算出する周期差算出部と、こ
の周期差ｇｔｔｉ部で算出された前記各周期差を各基準
値と比較し前記エンジンの良否を判定する良否判定部と
を具備することにより遠隔無接触で且つ迅速確実にエン
ジンを自動診断することができるとともに、自動車等の
ゲンネット等をあけることなく、ドライバが運転席に居
ながらくして計測、＃断を可能とし、かつ美観を損わず
ガソリンスタンド、トールｆ−）（高速道路入口）、自
動車メーカの生産ライン等の広範囲、な分野においてエ
ンジンのクイ、り診断１点検に威力を発揮できる自動車
等の自動診断装置を提供することを目的とする・ 以下、本発明の自動車等の自動診断装置の実施例につい
て図面に基づき説明する。第１図はその一実施例の構成
を示すブロック図である。

この１１１１１図における１は自動車エンジン（図示せ
ず）等よ如発生する信号例えば点火ノイズの如き電気ノ
イズ（電磁波）を受信する受信部であ如、この受信部１
は通常アンテナが該当する。

受信部１は受信が比較的容易表場所に設置し、特に、ガ
ソリンスタンド等では自動車の通過する床面に置くこと
が望ましい。

受信部１で受信した信号は検波増幅回路２に送出されて
検波増幅されるようになりている。

検波増幅回路２で増幅された信号、すなわち波形は波形
整形回路３に送出され、この波形整形回路Ｓにて処理し
易い波形に整形される。整形された波形は周期測定部４
に送出されその個々の）４ルスの間隔が周期測定部４に
て測定される。

測定された個々のパルスの間隔即ち各周期の周期差は周
期差算出部５で演算される。この周期差算出部５で演算
された前記各周期差は比較判定部Ｃで各基準値７と比較
され、その差が許容差に誼当するか否かの判定が行なわ
れる。この比較判定部６で判定された信号は判定結果記
録更新表示部８に送られエンジンの良否がランデ９によ
り表示される。上記各部の作動はタイ建ングコントロー
ラ回路１００指令に基いて行なわれる。

１１２図は本発明の基本原理を説明するための説明図で
、Ｔ１〜Ｔ４はそれぞれエンジンから発生される電気ノ
イズのノｆルス周期を示す０例えば許容差をＴ１とし、
各・譬ルス周期差の絶対値即ちＩＴｔ　　Ｔｓ　ｌ　＃
　ＩＴＳ　　Ｔｓ　ｌ　＋−ＩＴ、−’ｒｉ＋１１がそ
れぞれ≦Ｔ１のときは夷の判定がなされ、〉Ｔｌｌのと
きは不良の判定が行なわれる。

第３図は第２図に示す基本原塩の処理要領を示す説明図
で、処理要領として次の２種の方式（１）連続比較方式 これは（ＴＡＩ　　Ｔ１１＋（Ｔｕｔ　　”ＡＩ　）ｌ
（ＴＡＩ−Ｔ　ｍ　ｍ　）　ｙ　（”　ｍ　ｇ−丁ムＳ
）・・・の如く連続的に各周期の比較を行う方式である
。

（２）２周期ベア比較方式 ％式％（３ −７１ｓ　）　ｓ　・・・の如（２周期のペアで比較を
行う方式である。

第４図（ム）は第１図における判定結果記録更新表示部
８の一例を示す図であり、９はランプ。

１１はランプドライバ、１２はシフトレジスタである。

第４図（１）は第４図（Ａ）の作動時の信号波形図であ
る。

１５図は本発明の他の実施例を示すブロック図であり、
第１図と同一部分には同一符号を付してその説明を省略
する。１３は波形整形回路３から出力されるパルス信号
を受ける／ｌｌスス力部であり、この／４’ルス入力部
１３からＣＰＵシステム（コンビーータ方式）１４に信
号が供給される。このＣＰＵシステム１４を使用する場
合にはプログラム制御にて行なわれるので第１図におけ
るシフトレジスタ１２を用いる必要がなく、ＣＰＵシス
テム１４の出力が直接ラングドライバ１５に供給される
ようＫなりている。

次に第１図乃至第４図によシリ上のように構成され九本
発明の自動車等の自動診断装置の作動について説明する
。エンジンは運に中にエンジン気筒内の燃料に着火して
これを燃焼させるために１点火栓に高電圧を印加して気
中放電を起こさせているので、空中に各種の電気ノイズ
を発散させている。この電気ノイズはアンテナの如き受
信部１で受信され、その信号が検波増巾回路２で検波増
巾されて波形整形回路Ｓで所望の波形に整形される。整
形された波形は周期測定部４′にて各信号ノ４ルスの周
期がタイミングコントローラ回路１０から発生されるク
ロック信号とカウンタム、カウンタＢとにより計測され
る。計測された各信号パルスの各周期が次に周期差算出
部５で１ｌｌｉａ図について前述した方法で各周期差が
演算される。周期差算出部５で演算された各周期差は比
較判定部６で各基準値７と比較され、その差が許容差に
該当するか否かの判定が行なわれて、その出力信号が第
４図図示のシフトレジスタ１２．ランプドライバ１１よ
りなる判定結果記録更新表示部８に送られエンジンの良
否がランデ９の点滅により表示される。この場合前記の
周期測定部４１周期差算用部５．比較判定部６および判
定結果記録更新表示部８の各部の作動はタインングコン
トローラ回路１００指令に基いて行なわれること言うま
でもない。

第５図に示す本発明の他の実施例はＣＰＵシステム１４
を使用する場合の例で、各信号・！ルスの周期の測定お
よび周期差の算出ならびに各周期差の各基準値との比較
判定がそれぞれＣＰＵシステム１４で所定のプログラム
制御にて行なわれるようＫなされておシ、その作動は＃
Ｉ１図について説明したものと実質的に同一であるから
その説明を省略する。

前記本発明の各実施例においてはエンジンから発信され
る信号として点火ノイズの如き電気信号を用いる場合に
ついて説明し九が、本発明は電気信号を用いるものく限
定することなく例えば音波信号を用いるようにしてもよ
い、このようにエンジンから発信され、る信号として音
波信号を用いる場合には、受信部におけるアンテナの代
シに音波受信用マイクロホンを用いるようにすればよい
。また音波信号を用いるよう圧すれば例えばディーゼル
エンジンの自動診断も可能となるものである。

本発明は以上の如く構成されているので無接触且つ遠隔
操作で自動車等のエンジンを自動診断できるとともに、
診断開始および完了の各信号を必要とすることなく、本
装置が入力状態（通電状１ｌｌ）であれば常に診断受入
状！！！！！（診断監視状Ｍ）Ｋあり、エンジンから発
信される信号が受信できる範囲であれば常時自動診断が
可能であり、さらに表示部ではラング等の点滅により診
断結果が直ちＩｃ表示されるので遠隔した場所でもエン
ジン良否の判断が極めて迅速且つ容易に行なわれる。

従って本発明装置は自動車等の整備工場、がンリンスタ
ンド等で行なわれる従来の熟練［７た整備士の聴覚によ
る診断と置換し得ることは勿論であり、また本発明装置
は科学的診断であるから従来の聴覚による診断のような
個人差による誤診等が全くない、さらに本発明装置によ
れば例えば自動車がトールダートを通過する際にも無接
触で迅速且つ確実な診断を行い得るので特に高速道路走
行時におけるエンジントラブルを未然に防止することが
でき、またガソリンスタンド等においても無接触で迅速
且つ確実な診断を行なうことによシ顧客に対する安全確
保と省エネルだ（燃費節約）のサービス勢を提供するこ
とができる。

さらＫ例えばエンジンのサイクル中気箇数が既知であれ
ば、本発明装置におけるタイ建ングコントローラの指令
によｌ）　／４ルス数を所定時間計数してエンジンの回
転数を計測することができるので、自動車製造工場等に
おける完成車のラインテスト用にも本発明装置を適用で
きる−のである。さらに本発明装置は例えば車検場等に
おけるエンジン点検用や、遠隔操作による一般道路にお
ける不整備車の摘発および注意喚起用、およびｆ”イラ
ーの受入検査用等にも適用できるものである１本発明装
置は以上の外Ｋ例えばディーゼルエンジンの診断やその
輪自動車以外の各種多目的用のエンジン類の点検用にも
広く適用できるものである。

要するに本発８ＡＫよれば自動車等のエンジンから離隔
して設置され前記エンジンから発信される電気信号また
は音波信号を空間を介して受信する受信部と、この受信
部で受信された前記信号間の各周期を測定する周期測定
部と、この周期測迦部で測定された前記各周期間の周期
差を算出する周期差算出部と、この周期差算出部で算出
され丸前記各周期差を各基準値と比較し前記エンシンの
良否を判定する良否判定部とを具備することＫよプ遠隔
無接触で且つ迅速確実にエンジンを自動診断できる自動
車等の自動診断装置が得られるので、本発明は産業上極
めて有益なものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図１ 第２図は本発明の基本原理を説明するだめの説明図、 第３図は第２図に示す基本原理の処理要領を示す説明図
、 第４図（ム）は第１図における判定結果記録更新表示部
の一例を示す図で、＠４図（Ｂ）は第４図（Ａ）の作動
時の信号波形図、 第５図は本発明の他の実施例の構成を示すテロνり図で
ある。 １・・・受信部、２・・・検波増巾回路、３・・・波形
整形回路、４・・・絢期測定部、５・・・周期差算出部
、６・・・比較判定部、７・・・基準値、８・・・判定
結果記録更新表示部、９・・・ランプ、１ｏ・・・タイ
ミングコントローラ回路、１１・・・ランプドライバ、
１２・・・シフトレジスタ、７３・・・ノ量ルス入力部
、１４・・・ＣＰＵシステム、１５・・・ランプドライ
バ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 自動車等のエンジンから離隔して設置され前記エンジン
   から発信される電気信号または音波信号を空間を介して
   受信する受信部と、この受０５部で−ｉ信された前記信
   号間の各周期を測定する周期測定部と、この周期測定部
   で測定された前記各鳩期間の周期差を算出する周期差算
   出部と、この周期差算出部で算出された前記各周期差を
   各基準値と比較し前記エンシンの良否を判定する良否判
   定部とを具備してなることを特徴とする自動車等の自動
   診断装置。