JPS58181751A - 粉塵防止剤 - Google Patents

粉塵防止剤

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JPS58181751A
JPS58181751A JP6477182A JP6477182A JPS58181751A JP S58181751 A JPS58181751 A JP S58181751A JP 6477182 A JP6477182 A JP 6477182A JP 6477182 A JP6477182 A JP 6477182A JP S58181751 A JPS58181751 A JP S58181751A
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JP
Japan
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cement
guar gum
spraying
dust
weight
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JP6477182A
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JPH0218307B2 (ja
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健吉 平野
哲也 安藤
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Denka Co Ltd
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Denki Kagaku Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、グアーガム又はその変性体を含有してなる粉
塵防止剤に関する。本発明の粉塵防止剤は、例えば、杭
内の爆発を防止するために行なわれている岩粉吹付など
でも効果はあるが、とくにセメント吹付において著効が
あるので、以下、これを例にとって説明する。
従来、セメントを結合材とする吹付工法としては、湿式
と乾式がある。前者は、セメント、骨材及び水の材料な
ミキサで練りまぜした後、圧さく空気で圧送し、ノズル
から吹付するものであり、俵者は、セメントと骨材の空
練り混線物及び水を別々に圧ζ〈空気で送り、ノズルで
合流させながら吹付するものであって、#1とんどのト
ンネル機工に使用されている。その場合、必要強度を早
く確保するため、液状又は粉末状のセメント急結剤をセ
メント重量に対し1〜10%添加するのが普通であり、
その主成分は、けい阪ソーダ、アルミン酸ソーダ、例え
ば縦酸ソーダなどの炭酸アルカリ、例えば03A、0□
、ム9.011A70&]i’2などのカルシウムアル
ミネート又はカルシウムアルミネート無定形物などの1
種又は2s以上としたものが用りられている。
しかしながら、いずれの工法においても、吹付施工時の
粉塵や飛散ミストの発生が作業環境上の重大な問題とな
っており、それの改善が強く要望されている。
本発明は、これに応えたもので、li!1の発明は、グ
アーがム又はその変性体を含有してなるものであり、ま
た、第2の発明は、これにさらにセメント減水剤及び/
又はセメント急結剤を含有してなる粉塵防止剤である。
v下、詳しく本発明を説明する。
グアーがムは、マメ科植智のグアの種子から抽aHII
l製したも−ので、その成分は、D−がラフ) −スと
D−マンノースであり、その2成分で約80チをしめ、
他に少量のたん白質、繊維、灰分などを含んだもので、
盆子量は約20,000である。
通常、食品や医薬の凝集剤、乳化剤などの添加物として
用いられているものであるか、本発明者&ま、これをセ
メントの吹付施工時の粉塵防止剤として、すぐれた効果
がおることをみつけ九ものである。
同時に、グアーガムに限らず、その肇性体、例えば、エ
ーテル化、カルメキシルメチル化、力千オン化、ホウ酸
化、リン酸化したものであってもよく、とくに、エーテ
ル化したものは水溶性か大きいので、本発明に好適なも
のであることを合わせ確めた。このグアーガムのエーテ
ル化変性体の市販品としては、商品名「キシロガム」(
1澱化学(株)製)がある。
グアーガム又はその変性体の使用量は、セメントに対し
て0.005重量−程度から効果があるが、あまり多く
添加しても不経済となるばかりでなくセメントの強度を
低下させるので、0.05〜5重量%と< K O,1
〜1重量%程度とするのがよい。
使用法は、吹付材料を調合する任意の段階で添加するこ
とができる。その使用法を、本発明に係るグアーがム又
はその変性体を使用する際の好ましいセメント吹付条件
をあげながら説明すれば、以下の通りである。
すなわち、セメントとしては、一般には普通ポルトラン
ドセメントであるが、その他のポルトランド系セメント
、つまり、早強、超早強、中庸熱、白色のポルトランド
セメントや、例えば、シIJ 力、フライアッシュ、高
炉スラグを配合した混合セメントでおってもよく、さら
には、急硬セメント、膨張セメント、高炉水砕スラグな
どを施工対象に応じて自由に選択使用する。セメントの
使用量は、通常、250〜400Ic9/crn3でお
る。
骨材は、粒度の適当なものが使用され、その配合割合は
、モルタル吹付のときはセメントと細骨材の重置比で1
:2〜1:4、コンクI+−1付のときはセメント、細
骨材、粗骨材の重量比で1=2:1〜1:5:3とする
のが一般的である。
とくに乾式吹付工法の場合には、セメントと骨材との空
練り混線物を圧送する関係上、ホース内のつまりを防止
するために、骨材の表面付着水分を極力少なく、具体的
には4重tS程度以下K11il整、管理しkものを用
いるのが好ましい。
水蓄は、モルタル吹付のときは水セメント比45〜50
%とし、コンクリート吹付のときは40〜45%とする
のが好ましい。
本発明に係るグアーガム又はその変性体は、以上の材料
を適宜混合し、湿式又は乾式の吹付材料を調合する任意
の段階で添加することができる。
すなわち、骨材とあらかじめ混合してからセメントを加
える方法、骨材とセメントの空練り混合物を調製してか
ら添加する方法、便用水に溶解する方法等いずれであっ
てもよいが、使用水に溶解使用する方法は粉塵発生防止
効果が最も大きくなる。
以上、説明した通り、第1発明、のグアーガム又はその
変性体を粉塵防止剤として使用することにより、次のす
ぐれた効果を発揮するものである。
(1)  セメントの強度発現を低下させることなく粉
塵発生を抑制することができる。そのため、初期強[が
低くなると吹付コンクリートが剥離して工事が不可能と
なる例えばトンネル等の吹付工事では丁ぐれた威力を発
揮する。
(2)冷水でおっても溶解速度は大きいので、使用水の
温度変化によって粉塵防止効果はtXとんど変わらない
(3)粉末で使用することもできるので、取扱いが容易
となる。
(4)  ポリエチレンオキサイドなどの従来品に比べ
て、粘度が小感くても効果があるので、ホース内での詰
りを防止でき、湿式吹付に有用となる。
次に、第2の発明について説明する。
この発明は、粉塵防止効果をさらに助長するため、グア
ーガム又はその変成体とセメント減水剤及び/又はセメ
ント急結剤とを併用するところに特徴を有する・ セメント減水剤としては、減水効果の大きいもノ程好ま
しく、具体的には、リグニンスルホン置場系のもの、ナ
フタリンスルホン酸塩ホルムアルデヒド縮合物系のもの
、尿素樹脂系のもの、オキシカルボン酸塩系のものが、
特に好適である。グアーガム又はその変成体に対するそ
の混合割合は、多くても60!f%程度、好ましくは5
〜40重1i%であり、それによって、著しく粉塵防止
効果を高めることができる。従って、グアーガム又はそ
の変性体を粉末使用しても、それを便用水に溶解使用し
た場合と同勢以上の効果を発揮芒せることができる。
セメント急結剤としては、前述したものが好適に使用で
き、その混入割合は全く自由に選定することができる。
しかし、セメント急結剤に対するグアーガム又はその変
性体の割合を1〜50重量%、とくに5〜30重量−程
度とすること罠より、粉塵防止とミスト低減効果を最も
すぐれたものをこすることができ、かつ急結性状もより
好ましいものとなる。このミスト低減効果は、前記のセ
メント減水剤と併用することによりさらに高めることが
できる。すなわち、グアーがム又はその変性体単独、又
はそれとセメント減水剤とを併用しただけでは、粉塵防
止効果はあるが、ミスト低減には著効かない。つまり、
乾式吹付工事で発生する程度のミスト倉を湿式吹付工事
で発生するi11′にまでしか改善することができない
が、6成分系とすることによりこれを解決しえたもので
ある。
セメント急結剤を用いるときは、通常、悠付機に投入さ
れる直前で添加されている。本発明では、この方法は勿
論採用できるが、むしろ、別送し、吹n直前の吹付材料
(モルタル、コンクリート)に混合すれば、ミスト低減
効果は大となり、かつ、急結性状も高めることができる
以下、実施例をあけてさらに詳しく本発明を説明する。
実施例1 第1表に示す配合のコンクリートを用いて、直径21I
Iの導水路トンネルに吹付施工した。
第1表 吹付は、乾式吹付機(アリパー(株)製)を使用し、ノ
ズル先端から100肩手前のホースで別送された水と合
流させながら約4713のコンクリートを吹付し、その
間(約1時間)、10分毎に吹付場所より10rILの
定位置で粉層量を測定してその平均値を14.1ltl
シた。試験は、グアーガムをエーテル化変性した市販の
「キデロガム」(日数化学(株)製〕を用い、粉末のま
までセメントに添加した場合と使用水に溶解した場合と
について行ない、その使用量は、セメン)4対し0.1
重*S及びo、3xt%とした。そねらの結果を第2表
に示す。
また、各材令における圧縮強度を測定した結果を#!3
表に示す1強度は6時間と1日はプルアウト法(ピン引
抜き法)により、また、7日と28日はコアリングして
測定した。
第3表 w43表に示した通り、本発明の粉塵防止剤を添加して
も強度低下はしないことがわかる。
次に、商品名「キデロガム」のがわりに、市販のグアー
ガムを用いて同様な試験を行なったところ、解解性は悪
かったが、粉塵発生量と圧縮強度は、はぼ同等の好結果
を得た。
参考のため、ポリエチレンオキサイドを主i分とする市
販の粉塵低減剤を用いた以外は同様にして試験を行なっ
たところ、lW[−添加量で、粉J11゜は約3倍とな
り、iた、強度低下も著しく大きくなり、3時間強度で
0#/信8.1日以後の強度も添加しないものの約半分
程度であって、きわめて低いものとなった。
実施例2 実施例10商品名「キデロがム」に対して、さらに市販
のβ−ナフタリンスルホン酸塩ホルマ1」ン縮合物系セ
メント減水剤とリグニンスルホン酸塩系セメント減水剤
とを、それぞれ内側で200重量配合して本発明の粉塵
防止剤とし、それを用いて実施例1と同様な試験を行な
つ九。、その結果、粉塵発生量は第4表に示す通りであ
り、また、圧縮強度は、実施例1に比べて全ての材令を
通じ・約25%増加した。
第 4 表 実施例己 0□、ム7組成を有するプレーン5,000 cIL”
/ iの無定形カルシ昨ムアルミネート粉末60重tS
、縦酸ンーダ15重量%、アルミン酸ソーダ25重量−
からなるセメント急結剤80重量部と商品名「キデロガ
ム」20重量部、を混合した2成分系、又は、さらにリ
グタンスルホン酸塩系セメント減水剤商品名「f)ルト
ラゾン」10重量部を混合した3成分系の本発明の粉塵
防止剤をpt製した。
これらを、粉末先端添加機(商品名「マイクロクリート
」技術資源(株)製)により圧送して、第1表に示す空
練りコンクリートに合流させ、次いで、別送されてくる
水と合流して吹付施工した。
そのときの粉塵防止剤の圧送量は、セメントに対し3重
量%及び5重量−とした。その結果、粉塵発生量は第5
表に示す通りであった。
第5表 マタ、急結性状をゾロフタ−貫入抵抗試験法により測定
したところ、前記セメント倉結剤のみを単味で添加した
ものに比較して、本発明の2成分系又は3成分系の粉塵
防止剤は、約半分の使用量で同程度の急結性を示した。
特軒出願人 電気化学工業株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)グアーガム又はその変性体を含有してなる粉塵防
    止剤。
  2. (2)グアーガム又はその変性体とセメント減水剤及び
    /又はセメント急結剤を含有してなる粉塵防止剤。
JP6477182A 1982-04-20 1982-04-20 粉塵防止剤 Granted JPS58181751A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6477182A JPS58181751A (ja) 1982-04-20 1982-04-20 粉塵防止剤

Applications Claiming Priority (1)

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JP6477182A JPS58181751A (ja) 1982-04-20 1982-04-20 粉塵防止剤

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Publication Number Publication Date
JPS58181751A true JPS58181751A (ja) 1983-10-24
JPH0218307B2 JPH0218307B2 (ja) 1990-04-25

Family

ID=13267792

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JP6477182A Granted JPS58181751A (ja) 1982-04-20 1982-04-20 粉塵防止剤

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JP (1) JPS58181751A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5595782A (en) * 1993-10-12 1997-01-21 Cole; Robert Oil-based dust suppression suspension, emulsion for dust suppression, and method for suppressing dust

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5374527A (en) * 1976-12-13 1978-07-03 Sumitomo Chemical Co Composition of gypsum plaster

Patent Citations (1)

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JPH0218307B2 (ja) 1990-04-25

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