JPS58180939A - 燃焼状態検出素子 - Google Patents
燃焼状態検出素子Info
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- JPS58180939A JPS58180939A JP6421282A JP6421282A JPS58180939A JP S58180939 A JPS58180939 A JP S58180939A JP 6421282 A JP6421282 A JP 6421282A JP 6421282 A JP6421282 A JP 6421282A JP S58180939 A JPS58180939 A JP S58180939A
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- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N27/00—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
- G01N27/02—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance
- G01N27/04—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance by investigating resistance
- G01N27/12—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance by investigating resistance of a solid body in dependence upon absorption of a fluid; of a solid body in dependence upon reaction with a fluid, for detecting components in the fluid
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は8nO,を用いた燃焼状態検出素子の改良に
関する。
関する。
燃焼状態検出素子は、燃焼排ガスや燃焼室内のガスの組
成を検出し、不完全燃焼の防止や空燃比の制御に用いる
もので、 ZrO,焼結体が酸素濃淡電池として機能す
ること、あるいはTie、焼結体等の抵抗値が酸素分圧
によって変化することに着目した研究が進められている
。
成を検出し、不完全燃焼の防止や空燃比の制御に用いる
もので、 ZrO,焼結体が酸素濃淡電池として機能す
ること、あるいはTie、焼結体等の抵抗値が酸素分圧
によって変化することに着目した研究が進められている
。
8nO,を用いた燃焼状態検出素子は特開昭58年−5
5099号により提案されている。また特M昭5を年−
19592号は、8 nO,の炭化水素への感度が高温
で失なわれることを指適している。
5099号により提案されている。また特M昭5を年−
19592号は、8 nO,の炭化水素への感度が高温
で失なわれることを指適している。
しかし8n02の結晶成長をどの程度まで進めるべきか
は、未だ明らかにされていない。そして本発明者らの実
験によると、適切な表面積と平均結晶子径とを有する8
n02を用いることが、燃焼状態の検出に不可欠であ
る。結晶化の程度が不適切であれば、素子は高温に、と
りわけ高温の還元雰囲気に耐えることができない。
は、未だ明らかにされていない。そして本発明者らの実
験によると、適切な表面積と平均結晶子径とを有する8
n02を用いることが、燃焼状態の検出に不可欠であ
る。結晶化の程度が不適切であれば、素子は高温に、と
りわけ高温の還元雰囲気に耐えることができない。
燃焼状態検出素子は、300℃程度から動作しなければ
ならない。素子の応答特性への要求も厳しい。、低温で
の応答速度の改善には、貴金属助触媒の添加が有効と考
えられるが、その組成や添加量も明らかではない。この
点について行った実験からは、(1)低温活性の向上に
有効なものは、貴金属のごく一部にすぎない。(2)添
加量が適切でないと、高温の還元雰囲気への特性が悪化
する。
ならない。素子の応答特性への要求も厳しい。、低温で
の応答速度の改善には、貴金属助触媒の添加が有効と考
えられるが、その組成や添加量も明らかではない。この
点について行った実験からは、(1)低温活性の向上に
有効なものは、貴金属のごく一部にすぎない。(2)添
加量が適切でないと、高温の還元雰囲気への特性が悪化
する。
との結果が得られた。
この発明は、高温の各種゛雰囲気で安定で、低温活性に
優れた燃焼状態検出素子を提供することを目的とする。
優れた燃焼状態検出素子を提供することを目的とする。
この発明は、さらに抵抗温度係数が小さく、感度の高い
素子を提供することを目的としている。
素子を提供することを目的としている。
この発明の燃焼状態検出素子は、
(1) SnO□をガス感応成分とし、(2) S
nO,ノ表面積は1〜5d/f、平均結晶子径は320
0〜800A”であり、 (3) SnO□ニは、SnO,100重量部に対し
て、RuO□に換算して0.4〜7重量部のルテニウム
成分が加えられている。
nO,ノ表面積は1〜5d/f、平均結晶子径は320
0〜800A”であり、 (3) SnO□ニは、SnO,100重量部に対し
て、RuO□に換算して0.4〜7重量部のルテニウム
成分が加えられている。
ことを特徴とする。
ここで8 no2としては、平均結晶子径をゴ、結晶子
径をd、その分布をN(山とした際の、d’N(d)に
ついての標準偏差が0.2 ’1以上のものを用いるこ
とが望ましいが、0.2U以下のものでも良い。
径をd、その分布をN(山とした際の、d’N(d)に
ついての標準偏差が0.2 ’1以上のものを用いるこ
とが望ましいが、0.2U以下のものでも良い。
また8 n02の2次粒子の状態は、適宜のものを選択
すれば良い。ルテニウムの添加形態は適宜のもので良く
、その存在状態も任意のもので良い。
すれば良い。ルテニウムの添加形態は適宜のもので良く
、その存在状態も任意のもので良い。
さらに平均結晶子径3としては、8 nO,のD(1゜
l、0)面方向での結晶の平均的直径を用いることとし
、表面積としてはB、E、T法によるものを用゛いるも
めとする。
l、0)面方向での結晶の平均的直径を用いることとし
、表面積としてはB、E、T法によるものを用゛いるも
めとする。
8n02の表面積Sと平均結晶子径ゴとを特定したのは
以下の理由による。
以下の理由による。
燃焼状態検出素子の材料としての8n02は8つの種類
に分けることができる。
に分けることができる。
第1のもの(以下8 no、■とする)は、表面積Sが
8vl/f以上で、平均結晶子径Hが500八〇以下の
ものである。これは大気中の微量の可燃性ガスの検出に
適しているが、燃焼状態の検出に用いると高温の還元雰
囲気により劣化する欠点がある。例えば900℃で長時
間還元雰囲気にさらすと、酸化性雰囲気への抵抗値が低
下し、その後エージングを続けても回復しない。還元雰
囲気への露出時間を短くすると、抵抗値にヒステリシス
が生じ酸化雰囲気への抵抗値が一時的に低下する。
8vl/f以上で、平均結晶子径Hが500八〇以下の
ものである。これは大気中の微量の可燃性ガスの検出に
適しているが、燃焼状態の検出に用いると高温の還元雰
囲気により劣化する欠点がある。例えば900℃で長時
間還元雰囲気にさらすと、酸化性雰囲気への抵抗値が低
下し、その後エージングを続けても回復しない。還元雰
囲気への露出時間を短くすると、抵抗値にヒステリシス
が生じ酸化雰囲気への抵抗値が一時的に低下する。
また還元雰囲気から酸化雰囲気への変化に対する応答も
遅い。
遅い。
第2のもの(以下8n゛0□0)は、表面積が0.7d
/f以下で、平均結晶子径が500OA以上ノものであ
る。8n02(CF)は高温で焼成しであるにもかかわ
らず、耐熱性に欠け、粒成長が進みゃすい。
/f以下で、平均結晶子径が500OA以上ノものであ
る。8n02(CF)は高温で焼成しであるにもかかわ
らず、耐熱性に欠け、粒成長が進みゃすい。
そして酸化雰囲気中で加熱すると、酸化雰囲気への抵抗
値が増し、還元雰囲気中で加熱すると逆に酸化雰囲気に
戻した際の抵抗が減少する。この現象は、結晶成長を進
めることによね酸化物半導体の耐熱性を増しうるとの予
測を否定するものである。
値が増し、還元雰囲気中で加熱すると逆に酸化雰囲気に
戻した際の抵抗が減少する。この現象は、結晶成長を進
めることによね酸化物半導体の耐熱性を増しうるとの予
測を否定するものである。
第3の種類のもの(以下8 nO2(ハ)とする)は、
Sが1〜5ゴ/f18が8200〜800A0の8 n
O2である。5n020の抵抗値・抵抗温度係数は、
ともに実用化可能な範囲内にあり、高温で感度を失うと
いう傾向も見られない。高温での抵抗値が、雰囲気の種
類によらず、安定で、ヒステリシスや不可逆劣化もなく
、還元雰囲気への変化に対する応答も速い。
Sが1〜5ゴ/f18が8200〜800A0の8 n
O2である。5n020の抵抗値・抵抗温度係数は、
ともに実用化可能な範囲内にあり、高温で感度を失うと
いう傾向も見られない。高温での抵抗値が、雰囲気の種
類によらず、安定で、ヒステリシスや不可逆劣化もなく
、還元雰囲気への変化に対する応答も速い。
S nO,にこれらの差異が生ずる原因は不明であるが
、製法に依存して生ずる現象ではなく、8とJとによっ
て定まる効果である。この様な現象にか存在するため、
結晶の内部まで還元を受けやすい。還元により生じた金
属錫、あるいは酸化第一錫を介しての焼結が進行し易く
、酸化雰囲気に戻した際の抵抗値が低下する。また格子
の内部まで還元されるため、酸化雰囲気に戻す際にヒス
テリシスが生じ、応答も遅い。8nO□(ロ)と8nO
2(Qとの差異は、その結晶成長機構の違いにある。後
述のように、8nO2(0)では焼結が進行し易すく、
熱的に不安定である。このため高温では、8nO2(0
は還元雰囲気にも酸化雰囲気にも耐えることができない
。なおTlO2ではこのような現象は報告されておらず
、5n02に固有な現象と考えられる。
、製法に依存して生ずる現象ではなく、8とJとによっ
て定まる効果である。この様な現象にか存在するため、
結晶の内部まで還元を受けやすい。還元により生じた金
属錫、あるいは酸化第一錫を介しての焼結が進行し易く
、酸化雰囲気に戻した際の抵抗値が低下する。また格子
の内部まで還元されるため、酸化雰囲気に戻す際にヒス
テリシスが生じ、応答も遅い。8nO□(ロ)と8nO
2(Qとの差異は、その結晶成長機構の違いにある。後
述のように、8nO2(0)では焼結が進行し易すく、
熱的に不安定である。このため高温では、8nO2(0
は還元雰囲気にも酸化雰囲気にも耐えることができない
。なおTlO2ではこのような現象は報告されておらず
、5n02に固有な現象と考えられる。
この現象、特に8n02(Qの耐熱性、にけ、酸化第二
錫が元々還元されやすい物質であることも関係するであ
ろう。
錫が元々還元されやすい物質であることも関係するであ
ろう。
つぎに結晶径の分布を問題としたのは以下の理由による
。なおここで結晶子径dの3乗、すなわち各結晶子の体
積を分布の重み因子としたのは、各結晶子が5n02全
体に対して占める体積比、あるいは重量比、が問題で、
単純に各結晶子径の粒子の個数が問題になるわけではな
いからである。
。なおここで結晶子径dの3乗、すなわち各結晶子の体
積を分布の重み因子としたのは、各結晶子が5n02全
体に対して占める体積比、あるいは重量比、が問題で、
単純に各結晶子径の粒子の個数が問題になるわけではな
いからである。
気中での熱分解、あるいは水洗をくり返して陰イオン不
純物を十分に除去したスズ酸ゾルの焼成、により得られ
た8n02では、結晶子径の標準偏差は0.1d程度と
なる。そしてこのような8n02では、低温での応答が
遅く、感度も小さい。したがって、素子の使用温度範囲
も高温側に限定される。
純物を十分に除去したスズ酸ゾルの焼成、により得られ
た8n02では、結晶子径の標準偏差は0.1d程度と
なる。そしてこのような8n02では、低温での応答が
遅く、感度も小さい。したがって、素子の使用温度範囲
も高温側に限定される。
これに対して、スズ酸ゾルに多量の陰イオン不純物を含
ませたまま焼成したSt′IO2等では、低温での応答
速度が大きい。そしてこのよりなSnO2は、結晶子径
の分布が大きい点に特徴がある。ただし本発明は、結晶
子径分布の小さなS n02を排除するものではない。
ませたまま焼成したSt′IO2等では、低温での応答
速度が大きい。そしてこのよりなSnO2は、結晶子径
の分布が大きい点に特徴がある。ただし本発明は、結晶
子径分布の小さなS n02を排除するものではない。
ルテニウムを加えることとしたのは、金やイリジウム・
オスミウムではほとんど効果が得られないことによる。
オスミウムではほとんど効果が得られないことによる。
添加量を8nO2100重量部に対し、て0.4〜7重
量部としたのは、(1)これ以下では効果が小さい、(
2)これ以上では高温の還元雰囲気゛への耐久力が低下
する、ことによる。なおルテニウムを加えるとは、他の
貴金属助触媒との併用を排除するものではない。
量部としたのは、(1)これ以下では効果が小さい、(
2)これ以上では高温の還元雰囲気゛への耐久力が低下
する、ことによる。なおルテニウムを加えるとは、他の
貴金属助触媒との併用を排除するものではない。
以下にこの発明の各実施例について説明する。
(1) 金属8n100Fを、800g/(1り6N
硝酸に加え、液温を約50′Cに保ちながら一昼夜反応
させる。これによって多量のNO,イオンを含むスズ酸
ゾルを得る。反応液を濾過して未反応残渣を除いた後、
反応液をそのままロータリーキルンに入れ、キルンをa
oo’cに昇温し、NO2の発生が見られなくなるまで
加熱をつづけ、スズ酸ゾルを得る。スズ酸ゾルを、空気
中で2時間600’Cに加熱し、NOフイオンが残存し
た8 n 02とする。
硝酸に加え、液温を約50′Cに保ちながら一昼夜反応
させる。これによって多量のNO,イオンを含むスズ酸
ゾルを得る。反応液を濾過して未反応残渣を除いた後、
反応液をそのままロータリーキルンに入れ、キルンをa
oo’cに昇温し、NO2の発生が見られなくなるまで
加熱をつづけ、スズ酸ゾルを得る。スズ酸ゾルを、空気
中で2時間600’Cに加熱し、NOフイオンが残存し
た8 n 02とする。
この8 n02を湿式法により6時間ボールミルで粉砕
し、空気中テ1150−1850’CK2時間加熱する
。ついで必要濃度のルテニウムの塩化物水溶液を加え、
ロータリーキルンで3oo″Cまで昇温させて乾燥する
。この8 NO2を、2次焼成温度より100°C低い
温度に30分間加熱し、3次焼成とする。このようにし
て、表面積、結晶子径、ルテニウム含有量とを調整した
SnO2を得る。
し、空気中テ1150−1850’CK2時間加熱する
。ついで必要濃度のルテニウムの塩化物水溶液を加え、
ロータリーキルンで3oo″Cまで昇温させて乾燥する
。この8 NO2を、2次焼成温度より100°C低い
温度に30分間加熱し、3次焼成とする。このようにし
て、表面積、結晶子径、ルテニウム含有量とを調整した
SnO2を得る。
ついでこのS n02を1対のPt −1’Lh線を埋
設したペレットにプレス成型し、第1図の形状の素子と
する。なおルテニウムの添加・乾燥・3次焼成と素子の
成型とは、他の実施例でも同じ方法によるので、以下記
載を省略する。
設したペレットにプレス成型し、第1図の形状の素子と
する。なおルテニウムの添加・乾燥・3次焼成と素子の
成型とは、他の実施例でも同じ方法によるので、以下記
載を省略する。
図において(1)はアルミナ製の基板で、その先端部付
近には透孔(2)が設けてあり、5n02ペレツト(3
)を収容している。ペレット(3)には、一対のPt−
l’Lh合金線(4)が埋設してあり、この合金線(4
)により、ペレット(3)からの出力の取りだしと、ペ
レット(3)の支持とを行う。すなわち、合金線(4)
の他部は、基板(1)に設けた一対の長溝(5)に、無
機接着剤(6)により固定されている。このようにして
ペレット(3)を透孔(2)内に支持する。また合金線
(4)の基端部は、出力取りだし用の金属ピン(7)に
接続されている0基板(1)の基端部付近には、一対の
透孔(8)が設けてあり、ボルトナツト止め等により、
素子を燃焼室等に取りつけられるようにしである。
近には透孔(2)が設けてあり、5n02ペレツト(3
)を収容している。ペレット(3)には、一対のPt−
l’Lh合金線(4)が埋設してあり、この合金線(4
)により、ペレット(3)からの出力の取りだしと、ペ
レット(3)の支持とを行う。すなわち、合金線(4)
の他部は、基板(1)に設けた一対の長溝(5)に、無
機接着剤(6)により固定されている。このようにして
ペレット(3)を透孔(2)内に支持する。また合金線
(4)の基端部は、出力取りだし用の金属ピン(7)に
接続されている0基板(1)の基端部付近には、一対の
透孔(8)が設けてあり、ボルトナツト止め等により、
素子を燃焼室等に取りつけられるようにしである。
(2)無水8nC14250f を水11 tlc溶解
t b。
t b。
これを300g/の15Nアンモニア水で中和し、反応
液を室温で一昼夜放置してスズ酸ゾルを熟成させる。反
応液にHの水を加え、遠心分離を行って上澄みをすてる
。このようにして得た多量のOfを含むスズ酸ゾルをロ
ータリーキルン中で350°Cまで昇温させスズ酸ゾル
を得る。この過程で゛、過剰のアンモニアの蒸発、ゾル
の脱水、NH4Clの昇華が生じる。ついでゲルを先の
実施例と同様に焼成し、ルテニウムを添加して素子を得
る。
液を室温で一昼夜放置してスズ酸ゾルを熟成させる。反
応液にHの水を加え、遠心分離を行って上澄みをすてる
。このようにして得た多量のOfを含むスズ酸ゾルをロ
ータリーキルン中で350°Cまで昇温させスズ酸ゾル
を得る。この過程で゛、過剰のアンモニアの蒸発、ゾル
の脱水、NH4Clの昇華が生じる。ついでゲルを先の
実施例と同様に焼成し、ルテニウムを添加して素子を得
る。
(3) 8 n (C00) 2の微粉末を酸素中で
900°C〜1050℃に8時間加熱し、 8nO2と
する。このS n02を湿式法で6時間ボールミルによ
り粉砕した後、ルテニウムを添加し、第1図の形状の素
子とする。ここでSn (000)2を出発材料とした
のは、焼成時の陰イオンの効果をさけるためである。
900°C〜1050℃に8時間加熱し、 8nO2と
する。このS n02を湿式法で6時間ボールミルによ
り粉砕した後、ルテニウムを添加し、第1図の形状の素
子とする。ここでSn (000)2を出発材料とした
のは、焼成時の陰イオンの効果をさけるためである。
金属Snと硝酸との反応から得たスズ酸を600°Cで
1次焼成した試料について、2次焼成温度T2(以下同
じ)と、表面積8及び平均結晶子径〕との関係を第2図
に示す。5nC14を出発材料とし、C1−イオンを残
したまま焼成した試料の結果を、同様に第3図に示す。
1次焼成した試料について、2次焼成温度T2(以下同
じ)と、表面積8及び平均結晶子径〕との関係を第2図
に示す。5nC14を出発材料とし、C1−イオンを残
したまま焼成した試料の結果を、同様に第3図に示す。
なお1次焼成温度(以下Ts)は600°Cである。こ
の試料について、T2を1200℃とし、Tlを変えた
場合の表面積、平均結晶子径、結晶子径の標準偏差を第
4図に示す。
の試料について、T2を1200℃とし、Tlを変えた
場合の表面積、平均結晶子径、結晶子径の標準偏差を第
4図に示す。
また1次焼成後のC1−イオン含量を図の横軸の下に示
す。金属8nをHNO3に溶解した場合にも、1次焼成
の効果、結晶子径の分布は第4図に類似したものとなる
。
す。金属8nをHNO3に溶解した場合にも、1次焼成
の効果、結晶子径の分布は第4図に類似したものとなる
。
5n(COO)2から出発した8nO,ノ焼成温度と8
および3との関係を第5図に示す。
および3との関係を第5図に示す。
なお以下の説明では、素子に用いた8 nO,の種類は
全て第2図〜第5図の試料ナンバーによる。
全て第2図〜第5図の試料ナンバーによる。
また第2図〜第5図の代表的試料についての、8、〕、
および((ψ/ゴの値とルテニウムの添加量を〆 第1表に示す。
および((ψ/ゴの値とルテニウムの添加量を〆 第1表に示す。
表1 試料の表面積と結晶子径、ルテニウム添加量81
oo印は比較例
@l 8n0,100重量部に対する、Rub、換算
での重量部(以下同じ)。
での重量部(以下同じ)。
※2 説明のため同じ試料を再帰。
各試料を湿式法でボールミルにより24時間粉砕した。
結果は第2表のようになり、本発明の範囲内の試料では
、結晶自体は粉砕されず、2次粒子が破砕されるにすぎ
ないことがわかる。また粉砕後の試料の電子顕微鏡象か
らは、母結晶の頂部がくだけたことによる微結晶の生成
が見られるものの、δ(つに影響を与える程のものでは
ないことがわかった。
、結晶自体は粉砕されず、2次粒子が破砕されるにすぎ
ないことがわかる。また粉砕後の試料の電子顕微鏡象か
らは、母結晶の頂部がくだけたことによる微結晶の生成
が見られるものの、δ(つに影響を与える程のものでは
ないことがわかった。
表2 粉砕の効果
〔耐熱性〕
各試料を、900℃で72時間、λ=i、i、またはλ
−0,9に(λは当量比、以下同じ)加熱した際のHの
変化を第3表に示す。結果は、λ=0.9でλ−1,1
よりも大きなHの変化が生じ、また試料の耐熱性は最終
焼成温度と必ずしも対応しないものである。結晶成長を
十分に進めたはずのa6.b6がかえって変化を受けや
すく、またb4と同じ最終焼成を受けたb41.b45
も変化を受けやすい。
−0,9に(λは当量比、以下同じ)加熱した際のHの
変化を第3表に示す。結果は、λ=0.9でλ−1,1
よりも大きなHの変化が生じ、また試料の耐熱性は最終
焼成温度と必ずしも対応しないものである。結晶成長を
十分に進めたはずのa6.b6がかえって変化を受けや
すく、またb4と同じ最終焼成を受けたb41.b45
も変化を受けやすい。
※ 900°Cで72時間の加熱を行った。
00印は比較例。
この結果から、燃焼状態検出素子の耐久性についての問
題点は、高温の還元雰囲気にあること、解決策は結晶成
長を進行させた8nO2を用いることよりも、適当な点
に留めた8n02を用いる点にあることが示唆される。
題点は、高温の還元雰囲気にあること、解決策は結晶成
長を進行させた8nO2を用いることよりも、適当な点
に留めた8n02を用いる点にあることが示唆される。
〔抵抗値・抵抗温度係数・および感度〕第6図(A)〜
0に、各素子の抵抗値・抵抗温度係数および感度を示す
。図において実線は当量比λが1.1での抵抗値を、破
線はλが0.9での抵抗値を示す。実線と破線との間隔
は、雰囲気への感度をあられす。なお試料の表示は、用
いた8 n02の試料番号と、5n021OO重量部を
基準とする助触媒の金属換算での添加重量部数とを示す
。
0に、各素子の抵抗値・抵抗温度係数および感度を示す
。図において実線は当量比λが1.1での抵抗値を、破
線はλが0.9での抵抗値を示す。実線と破線との間隔
は、雰囲気への感度をあられす。なお試料の表示は、用
いた8 n02の試料番号と、5n021OO重量部を
基準とする助触媒の金属換算での添加重量部数とを示す
。
ルテニウムの添vn量について検討すると(第6図(A
))、o、2重量部では効果がなく、0,6重量部以上
で飽和することがわかる。ルテニウムの添加効果は、(
1)抵抗値を低下させる、(2)還元雰囲気の抵抗温度
体、数を小さくする、(3)400°C以下での還元雰
囲気での抵抗値の増大を抑制し低温感度を増す、ことに
ある。8n (1000)2から出発した試料(日)で
は、感度が全体にやや小さく、3o。
))、o、2重量部では効果がなく、0,6重量部以上
で飽和することがわかる。ルテニウムの添加効果は、(
1)抵抗値を低下させる、(2)還元雰囲気の抵抗温度
体、数を小さくする、(3)400°C以下での還元雰
囲気での抵抗値の増大を抑制し低温感度を増す、ことに
ある。8n (1000)2から出発した試料(日)で
は、感度が全体にやや小さく、3o。
°Cでは8nCr14から出発した試料のh〜%となる
。
。
表面積を増大させると(第6図(ハ))、酸化雰囲気中
での抵抗が減少し、感度も低下する。この傾向は特に高
温で著しい。しかし還元雰囲気への抵抗値には有意差が
ない。
での抵抗が減少し、感度も低下する。この傾向は特に高
温で著しい。しかし還元雰囲気への抵抗値には有意差が
ない。
表面積を減少させると(第6図0)、抵抗値はいずれの
雰囲気でも増大する。表面積を2.ayd7fI(b4
日) カラ1.2Wf/f (b 5Δ) K変えると
、X−t、tでもλ=0,9でも同程度に抵抗が増すた
め感度は変化しない。表面積を0.7 d/ f(b6
・)まで減少させると、還元雰囲気への抵抗が急増し感
度も低下する。
雰囲気でも増大する。表面積を2.ayd7fI(b4
日) カラ1.2Wf/f (b 5Δ) K変えると
、X−t、tでもλ=0,9でも同程度に抵抗が増すた
め感度は変化しない。表面積を0.7 d/ f(b6
・)まで減少させると、還元雰囲気への抵抗が急増し感
度も低下する。
他の助触媒の添加効果について検討すると(第6図0)
、Au、Ir、Osの順に抵抗値は減少スるが、いずれ
も抵抗値の平行移動にすぎず、低温感度は向上しない。
、Au、Ir、Osの順に抵抗値は減少スるが、いずれ
も抵抗値の平行移動にすぎず、低温感度は向上しない。
これらの傾向は8nC14から出発した試料(bグルー
プ)のみに見られるのでなく、金属Snと硝酸との反応
から出発した試料(aグループ)でも類似の傾向を生じ
る。
プ)のみに見られるのでなく、金属Snと硝酸との反応
から出発した試料(aグループ)でも類似の傾向を生じ
る。
第7図(N〜0にλ−1,1とλ=0.9との間の変化
への応答特性を示す。第7図(N1(ハ)、0は300
°Cでの結果を、第7図(0)は900°Cでの結果を
示す。
への応答特性を示す。第7図(N1(ハ)、0は300
°Cでの結果を、第7図(0)は900°Cでの結果を
示す。
添加量が0.2重量部では、応答速度はほとんど改善さ
れない(第7図(−4))。しかし0.6重量部では、
λ−1,1からλ=0.9に対しても、逆にλ−0,9
からλ−1,1への変化についても、応答は著しく速く
なる。Ru添加量を1.5重量部としても(第7図(B
))、応答速度の改善は見られず、Ru添加量の効果は
0.6重量部附近から飽和すると考えられる。この場合
も、低温感度の場合と同様に、8nCJ14から出発し
た5n02(b4)(D方が、8n(000) 2から
出発したSnO□(C1)よりも、高活性である。
れない(第7図(−4))。しかし0.6重量部では、
λ−1,1からλ=0.9に対しても、逆にλ−0,9
からλ−1,1への変化についても、応答は著しく速く
なる。Ru添加量を1.5重量部としても(第7図(B
))、応答速度の改善は見られず、Ru添加量の効果は
0.6重量部附近から飽和すると考えられる。この場合
も、低温感度の場合と同様に、8nCJ14から出発し
た5n02(b4)(D方が、8n(000) 2から
出発したSnO□(C1)よりも、高活性である。
900°Cでの応答特性(第7図0)には、特異な現象
が見られる。Ruを大量投与した試料(b 4 +Ru
9.0)では、雰囲気をλ=1.1に戻した際に30
秒程度の間、応答が生じない。1分間ム=0.9に、3
分間λ=1.1に保つサイクルを31回くり返すと(1
24分目)、酸化側の抵抗値は最初の九となり、応答は
あいかわらず遅い。
が見られる。Ruを大量投与した試料(b 4 +Ru
9.0)では、雰囲気をλ=1.1に戻した際に30
秒程度の間、応答が生じない。1分間ム=0.9に、3
分間λ=1.1に保つサイクルを31回くり返すと(1
24分目)、酸化側の抵抗値は最初の九となり、応答は
あいかわらず遅い。
この現象はRuの添加量のみでなく表面積とも関係する
。表面積が約6n//fのb2では、Ruを1.5部添
加しても同種の現象が生じる。しかし表面積が4.2d
/f(Db8では、Ruを5.0部添加しても問題はな
い。また表面積が2.8Wf/fのb4でも、Ru5.
Q部の添加では問題がない。この現象をさけるためには
、Ruの添加量を7部以下に、S n02の表面積を5
1d/f以下にすることが必要である。なお表面積が1
77/7y以下の試料では、図示しないが、λく1の雰
囲気への露出に伴って、ヒステリシスと抵抗の回復の遅
さとが生ずる。ただしこのヒステリシスは、単に応答が
遅いのみであって、誘導時間的なものを持たない。
。表面積が約6n//fのb2では、Ruを1.5部添
加しても同種の現象が生じる。しかし表面積が4.2d
/f(Db8では、Ruを5.0部添加しても問題はな
い。また表面積が2.8Wf/fのb4でも、Ru5.
Q部の添加では問題がない。この現象をさけるためには
、Ruの添加量を7部以下に、S n02の表面積を5
1d/f以下にすることが必要である。なお表面積が1
77/7y以下の試料では、図示しないが、λく1の雰
囲気への露出に伴って、ヒステリシスと抵抗の回復の遅
さとが生ずる。ただしこのヒステリシスは、単に応答が
遅いのみであって、誘導時間的なものを持たない。
そしてこの傾向はRuの添加量によらずに生ずる。
第7図のに他の助触媒の添加効果(800°C)を示す
。いずれの場合も効果は小さく、添加し得る助触媒は一
部のものに限られるものと思われる。
。いずれの場合も効果は小さく、添加し得る助触媒は一
部のものに限られるものと思われる。
〔還元雰囲気処理による抵抗値の変化〕ルテニウムを1
重量部添加した素子を900°Cでλ−0,9の雰囲気
にさらした際の抵抗値の変化を第4表に示す。
重量部添加した素子を900°Cでλ−0,9の雰囲気
にさらした際の抵抗値の変化を第4表に示す。
素子をλ−0,9の雰囲気に1分間さらすと(試験(1
))、bl、b2の抵抗値はス=1.1に戻してもなか
なか回復しない。これは第7(支)0に示した応答が始
まるまでに時間が必要 1分後 lO分後1時間後10分後 1日後 38後a
8 0.8 0.95 1.0 0.9
1.0 1.Oa4 1.0 1.0 1
.0 1.0 1.0’ 1.Oa5 0.
8 1.0 1.0 1.0 1.0 1
.0゜※4 bl O,10,20,80,10,50,6b
2° 0.1 0.3 0.4 0.2
0.6 0.7b8 0.8 0.9 1
.0 0.8 1.0 1.Ob4 1.0
1.0 1.0 1.0 1.0 1.
Ob5 0.8 0.9 1.0 0.9
1.0 1.Ob6° 0.4 0.6
0.7 0.8 0.7 0.9b41 0.
4 Q、6 0.7 0.4 0.8
0.9b42 0.9 0.9 1.0 0.
9 1.0 1.0※8 b4 1.0 1.0 1.0 0.9
1.0 1.0b48 0.9 1.0
1.0 0.9 1.0 1.0b44 0.
8 1.0 1.0 0.9 1.0 1
.0b45° 0.8 0.6 0.7 0.
8 0.7 0.8CI 1.0 1.0
1.0 0.9 1.0 1.0表つづき ※1900°CでA=1.1に保った装置内に各素子を
配置し、1時間に雰囲気をλ−0,9とする。
))、bl、b2の抵抗値はス=1.1に戻してもなか
なか回復しない。これは第7(支)0に示した応答が始
まるまでに時間が必要 1分後 lO分後1時間後10分後 1日後 38後a
8 0.8 0.95 1.0 0.9
1.0 1.Oa4 1.0 1.0 1
.0 1.0 1.0’ 1.Oa5 0.
8 1.0 1.0 1.0 1.0 1
.0゜※4 bl O,10,20,80,10,50,6b
2° 0.1 0.3 0.4 0.2
0.6 0.7b8 0.8 0.9 1
.0 0.8 1.0 1.Ob4 1.0
1.0 1.0 1.0 1.0 1.
Ob5 0.8 0.9 1.0 0.9
1.0 1.Ob6° 0.4 0.6
0.7 0.8 0.7 0.9b41 0.
4 Q、6 0.7 0.4 0.8
0.9b42 0.9 0.9 1.0 0.
9 1.0 1.0※8 b4 1.0 1.0 1.0 0.9
1.0 1.0b48 0.9 1.0
1.0 0.9 1.0 1.0b44 0.
8 1.0 1.0 0.9 1.0 1
.0b45° 0.8 0.6 0.7 0.
8 0.7 0.8CI 1.0 1.0
1.0 0.9 1.0 1.0表つづき ※1900°CでA=1.1に保った装置内に各素子を
配置し、1時間に雰囲気をλ−0,9とする。
雰囲気をλ=1.1に戻した後の抵抗値と、還元雰囲気
を経験する前の抵抗値との比を結果に示す。還元雰囲気
への露出時間は、試験(1)で1分間、試験(2)で1
0分間、試験(3)で12時間であるO ※2 試料はいずれもルテニウム1.5重量部添加。
を経験する前の抵抗値との比を結果に示す。還元雰囲気
への露出時間は、試験(1)で1分間、試験(2)で1
0分間、試験(3)で12時間であるO ※2 試料はいずれもルテニウム1.5重量部添加。
※3 説明のため同じ試料を再帰。
※4 °印は比較例。
なことに対応するものである。be、b4t、b45で
も抵抗値の回復は遅いが、前記の誘導時間らしきものは
存在しない。
も抵抗値の回復は遅いが、前記の誘導時間らしきものは
存在しない。
素子を10分間、還元雰囲気にさらすと(試験(2))
、結晶成長の不十分な素子(bl、b2)、進めすぎた
素子(b6t b41.b45)のいずれでも抵抗値の
ヒステリシスが生じ、A=1.1に戻して1時間経過し
ても抵抗値が低下したままとなる。
、結晶成長の不十分な素子(bl、b2)、進めすぎた
素子(b6t b41.b45)のいずれでも抵抗値の
ヒステリシスが生じ、A=1.1に戻して1時間経過し
ても抵抗値が低下したままとなる。
素子を12時間・還元雰囲気にさらすと(試験(3))
、bil b2.b6.b41.b45では、λ=1.
1での抵抗値が低下したまま回復しない。
、bil b2.b6.b41.b45では、λ=1.
1での抵抗値が低下したまま回復しない。
例えばb2ではλ=1.1に戻して8日経過しても、抵
抗値は最初の70%までにしか達しない。そしてこの試
料は、もともと高温感度が小さいため、抵抗値変化の影
響も太きい。試料b6.b41゜b45では、抵抗は一
応回復するように見えるが、これらの試料はλ−1,1
、かつ900°Cで加熱すると高抵抗化する傾向があり
、抵抗値の回復とは考え難い。
抗値は最初の70%までにしか達しない。そしてこの試
料は、もともと高温感度が小さいため、抵抗値変化の影
響も太きい。試料b6.b41゜b45では、抵抗は一
応回復するように見えるが、これらの試料はλ−1,1
、かつ900°Cで加熱すると高抵抗化する傾向があり
、抵抗値の回復とは考え難い。
還元雰囲気への耐久性について、Ru添加量の及ぼす影
響を調べるため、試料b4を用いて同様の試験を行った
。結果を第5表に示す。
響を調べるため、試料b4を用いて同様の試験を行った
。結果を第5表に示す。
表5
〔高温酸化雰囲気での経時特性〕
第8図に、Ruを添加していない素子について、900
°Cでλ=1.1の雰囲気中の1週間の抵抗値の挙動を
示す。この結果はRu無添加のものについてであるが、
Ruを添加したものでも結果は類似する。
°Cでλ=1.1の雰囲気中の1週間の抵抗値の挙動を
示す。この結果はRu無添加のものについてであるが、
Ruを添加したものでも結果は類似する。
素子b41 b5では、最初の1日で抵抗値が低下した
後は、素子の抵抗値は安定している。これに対しでb4
1.b6では抵抗は増大しつづけ、しかも飽和の傾向が
見られない。b41.b6が元々高抵抗の素子であった
ことをあわせて考えると、たとえこの経時変化を飽和さ
せることができたとしても、実用性があるとは考えられ
ない。
後は、素子の抵抗値は安定している。これに対しでb4
1.b6では抵抗は増大しつづけ、しかも飽和の傾向が
見られない。b41.b6が元々高抵抗の素子であった
ことをあわせて考えると、たとえこの経時変化を飽和さ
せることができたとしても、実用性があるとは考えられ
ない。
以上に説明したように本発明は、高温の各種雰囲気下で
安定で、かつ低温活性に秀れた燃焼状態検出素子を提供
するものである。
安定で、かつ低温活性に秀れた燃焼状態検出素子を提供
するものである。
第1図は本発明の素子の形状の1例を示す平面図である
。 第2図〜第5図は素子の製造条件と、表面積および平均
結晶子径との関係を示す特性図である。 第6図(イ)〜0は、素子の抵抗値・抵抗温度係数を示
す特性図、第7図(ト)〜0は素子の応答特性を示す特
性図、第8図は素子の経時変化を示す特性図である。 特許出願人 フイガロ技研株式会社 第1図 第2図 5m% ciに 第3図 第4図 s a )y(d)/;2 第5図 第6図CB) 第6図(A) Ob4 +RuO*0.2 Δb4+Ru020.6 第6WrC) T”( −「 v 11ν1 口b4 +RL1021.5 Δb5+Ru5t1.5 第6図(D) Q b4 pure 第7図(A) 第7図(B) −−−b4+Ruo*o、2 −b4+Ruo2t
5− b4+Ruoyo、6 −−− cl+R
uO*1.501 4tmin 01
4tmin第7 s (C) 01 124125
tmin第7図(D) −b4+ρure
。 第2図〜第5図は素子の製造条件と、表面積および平均
結晶子径との関係を示す特性図である。 第6図(イ)〜0は、素子の抵抗値・抵抗温度係数を示
す特性図、第7図(ト)〜0は素子の応答特性を示す特
性図、第8図は素子の経時変化を示す特性図である。 特許出願人 フイガロ技研株式会社 第1図 第2図 5m% ciに 第3図 第4図 s a )y(d)/;2 第5図 第6図CB) 第6図(A) Ob4 +RuO*0.2 Δb4+Ru020.6 第6WrC) T”( −「 v 11ν1 口b4 +RL1021.5 Δb5+Ru5t1.5 第6図(D) Q b4 pure 第7図(A) 第7図(B) −−−b4+Ruo*o、2 −b4+Ruo2t
5− b4+Ruoyo、6 −−− cl+R
uO*1.501 4tmin 01
4tmin第7 s (C) 01 124125
tmin第7図(D) −b4+ρure
Claims (2)
- 1.5n02ガス感応成分とする燃焼状態検出素子にお
いて、 (1)SnO2は表面積が1〜5Wl/f、平均結晶子
径が3200〜800Aであり、 - (2) 8nO2GCは、8nO,l O0重量部に
対シテ添加されている。 ことを特徴とする燃焼状態検出素子。 2、平均結晶子径をゴ、各結晶子径をd、その分布をN
(d)とした際のd’N(d)についての標準側差出
素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6421282A JPS58180939A (ja) | 1982-04-17 | 1982-04-17 | 燃焼状態検出素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6421282A JPS58180939A (ja) | 1982-04-17 | 1982-04-17 | 燃焼状態検出素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58180939A true JPS58180939A (ja) | 1983-10-22 |
Family
ID=13251547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6421282A Pending JPS58180939A (ja) | 1982-04-17 | 1982-04-17 | 燃焼状態検出素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58180939A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60227160A (ja) * | 1984-04-25 | 1985-11-12 | Shinkosumosu Denki Kk | 一酸化炭素検知素子 |
CN107233882A (zh) * | 2017-06-14 | 2017-10-10 | 华东理工大学 | 用于氯乙烯催化燃烧的Ru/SnO2催化剂及其制备方法和应用 |
-
1982
- 1982-04-17 JP JP6421282A patent/JPS58180939A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60227160A (ja) * | 1984-04-25 | 1985-11-12 | Shinkosumosu Denki Kk | 一酸化炭素検知素子 |
JPH0514860B2 (ja) * | 1984-04-25 | 1993-02-26 | New Cosmos Electric Co | |
CN107233882A (zh) * | 2017-06-14 | 2017-10-10 | 华东理工大学 | 用于氯乙烯催化燃烧的Ru/SnO2催化剂及其制备方法和应用 |
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