JPS58179839A - デイスクフイルムの処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、写真感光材料の処理装置、特に近年開発され
、少量ながら需要の兆しを見せはじめてきたディスクフ
ィルムなどと称せられている円盤状の写真フィルムに水
洗処理を間に交えて行なう現像、漂白、定着、安定硬膜
化処理等の所謂現像処理、場合によっては、これに続い
て、さらに乾燥処理等をも施すディスクフィルム処理装
置の改良に関するものである。

これまで、カメラ用の写真感光材料として、一般的に使
用されてきた長尺の写真フィルムに代って、最近、第１
図に示したが如く、直径が約６．５　ｃｍで中心部に直
径１α程度の装着用孔１０１が開設せられ、撮影用露光
部１０２が外周縁に沿って円形に形成せられたディスク
フィルム１００などと称せられている円盤状の写真フィ
ルムが開発せられるに至り、これにつれて、これに対し
て所謂現像処理を施す数種の処理装置、あるいは処理機
なるものも同時に提案さｆ″したが、それらのシステム
なり形式なりは、何れもこれまでの増大した長尺写真フ
ィルムの消費量を念頭において工夫、発案された色彩の
ものが多く、未だ需要量の僅少なディスクフィルムに対
する処理装置、あるいは処理機としては、甚だ不経済な
面ばかり多く、実用性に乏しいものであった。

本発明は、上述の如き現状に鑑み、先ず、水平状態にて
回転せしめられる回転円盤の周縁に沿っては、下端部に
ディスクフィルムの支持部が形成された多数のディスク
フィルム支持体全ディスクフィルムの直径より広い間隔
をおき、かつ自転と上下動可能に装着すると共に、前記
回転円盤の回転によって公転せしめられるディスクフィ
ルム支持体の公転軌道の下方には、該ディスクフィルム
支持体の下端部に支持されたディスクフィルムに対して
間に水洗処理を適宜に又えて現像、漂白、定着、安定硬
膜化等の各処理を順次施すための各処理液槽を設置し、
また前記ディスクフィルム支持体の公転軌道の上方には
、該ディスクフィルム支持体に支持されたディスクフィ
ルムを前記各槽内の処理液中に順次浸漬せしめるための
カム面と、ディスクフィルムを支持したディスクフィル
ム支持体の下端部をして、前記各種における始端と終端
の槽の−′方の側壁部分と間の隔壁部分等を順次越えづ
せるためのカム面とを備えたカム面付レールを配装し、
さらに前記回転円盤の回転につれて公転せしめられるデ
ィスクフィルム支持体を自転せしめるための駆動装置を
も付設？しめ、ディスクフィルムを一枚宛処理するディ
スクフィルムの処理装置となし、しかもその処理にあた
っては、ディスクフィルムを特に水平状態となし、回転
円盤による公転のみならず、積極的に処理液全攪拌し、
処理液の局部的劣化を防止すると共に、ディスクフィル
ムに対する処理液の接触度合の増加を計り得る自転をも
彦さしめるようにしたるか故に、回転円盤のみならず、
各処理液槽の小型化、すなわちディスクフィルムに対す
る処理装置の小型化を現実のものとし、数少ない操作者
による操作を可能となしたにもかかわらず、所謂写真性
に優れたディスクフィルムの処理装置の提供を可能にし
たものであり、これに続いて、上＝ａの処理装置構成用
の重要な構成部分である各処理液槽における始端と終端
め槽の一層の側壁部分と各種間の隔壁部分に、これも上
記処理装置構成用の重要な構成部分であるディスクフィ
ルム支持体の下端部と該下端部に支持きれたディスクフ
ィルムとを通過せしめるための切欠部を施すことによっ
て、各ディスクフィルム支持体に上下運動を付与するた
めのカム面付レールにおける各カム面の高低差を少なく
し、各ディスクフィルム支持体の上下運動、ひいては該
支持体の公転と自転とをより一層円滑にするのみならず
、自転によって振り切られた前の槽の処理液が後続の槽
の処理液等に混入することを積極的に阻止し、各処理液
槽中の処理液の劣化をよりよく防止し得ることとなった
。

さらに、上記の処理装置における最後の処理液槽に続い
て水切用排水槽と乾燥装懺部とを連設し、カム面付レー
ルもこれに対応せしめたディスクフィルムに対する処理
装置となすことによって、直ちにプリント作業に移り得
るまでの一貫作業音節し得る小型の処理装置の提供が可
能となった。この処理装置において、前記新たに連設し
た個所においては、ディスクフィルム支持体の自転速度
を各処理液槽においての自転速度より数倍ないし格段早
くすれば、よりよい処理効果が得られ、小型化ｒＣも寄
与し得られることがわかった。

以下、本発明を最終段階の実施例を示した図示の実施例
によって詳細に説明することとする。

図において（特に第２．３図参照）、１は外郭体を形成
している機枠機体にして、これは容体形の下部機体２と
蓋形の上部機体３とからなっている。容体形の下部機体
２は角形の機台４と側壁５１゜５２、５３．５．　　お
よび各側壁！ｌ　、５２　、５３．５４　　から内方水
平方向に上下二段に延設せしめられていて、上段の万が
下段の万より大径の円形切欠縁６となされた各別の延設
壁７，８とで形成され、前側となる側壁５．にはディス
クフィルム挿入装着用開口部９が開設せしめられている
。蓋形の上部機体３は側壁５１，５□！　５ｓ　＋　５
４上に頭付螺子等で固定せしめられるようになっている
。

そして、上段の延設壁７上には、後述の駆動装置６０．
７０が設置され、下段の延設壁８上には、該延設壁８に
施された円形切欠縁の半径方向に沿った巾は前記ディス
クフィルム１００の巾を考慮して余り広くなく、円形切
欠縁に沿った円周方向の長さにはそれぞれの処理に要す
る時間によって定められ、深さは比較的浅い現像処理液
槽１１、漂白処理液槽１２、水洗槽１３、定着処理液槽
１４、水洗槽１５、安定硬膜化処理液槽１６、水切用排
水槽１７、乾燥装置部１８等が同心円形状に配装されて
いる。もつとも、下段の延設壁８を省略し、各種１１．
１２．１３，１４，１５，１６．１７等は機台４上に設
置してもよい。

また、２０は、機台４上に設置された減速ギヤーボック
ス５２に設けた上下二段の軸受５３，５４にて垂直に支
承され、モーターＭ１によって回転せしめられるウオー
ムギヤー（図示省略）に噛合するウオームホイル５５を
備えてなるディスクフィルム支持体３０公転用に供する
駆動装置５０における回転軸５１の上端部に固定せられ
た回転円盤で、その上面は前８１上段の延設壁７の上面
と略同一平面となされ、その外周は前記延設壁７の円形
切欠縁６と僅がばかりの隙間をおいて回転せしめられる
ようになっている。

上記回転円盤２ｏの周縁に沿って、（第２．３図の外、
第４図参照）、ディスクフィルム１ｏ。

の直径よシ少しばがシ広くした略等間隔で多数の軸受部
材、すなわちボールベアリング２１．・・・・が同心円
周上に、その各外レースで固定され、その回転自在の各
内レースには、回転円盤２ｏの上面側より、下面に突設
した短軸部２２をも通して軸芯方向にキー２３の形成せ
られた中心孔２４が貫通せしめられたローラー２５の短
軸部２２を挿入固定することによって、各ボールベアＩ
Ｊ　７グ２１、・・・・・と各ローラー２５とはそれぞ
れ一体的となされている。

３０１ｉ（第２，３図の外、第４．５．６図参照）、上
記ローラー２５の中心孔２４に嵌装され、該中心孔２４
全上下方向に摺動自在に貫通し、ローラー２５と共に処
理促進と所謂水切り用のために自転せしめられるディス
クフィルム支持体であって、このディスクフィルム支持
体３０は、該支持体３０を前記キー２３に沿って中心孔
２４内を上下方向に摺動せしめるためのキー溝３２を備
えた軸杆部３１と、その上端の大径部３３に装着せられ
たフリーベアリング３４と、軸杆部３１の下端部外周に
沿って形成せられた円形溝３５または略等間隔に穿設せ
られた穴内に下方の自由端の屈曲部先端が嵌入せしめら
れ、上端部は軸杆部３１の下端部外周に略等間隔に上下
方向に向って固定されたディスクフィルム押し上げ用３
型バネ３６と、該バネ３６にて押し上げられるディスク
フィルム１００の上面を当接せしめて、これを定着せし
めるディスクフィルム定置用板３７とで形成され、この
各ディスクフィルム支持体３０における上端の大径部３
３の下面と各ローラー２５の上面との間の軸杆部３１に
は、ディスクフィルム支持体３０を常時上向き方向に付
勢せしめている螺旋状のバネ３８が巻かれている。なお
、３９は軸杆部３１の下端部外周に施された各ディスク
フィルム押し上げ用バネ３６の上端部固定用溝であり、
軸杆部３１ににはバネ３８による上昇度規制用のストッ
パシも施されている。

４０は　（第２．４図参照）、前記回転円盤２゜の回転
につれて公転し、各ローラーが後述の各ディスクフィル
ム支持体３０自転用の駆動装置６０゜７０によって回転
せしめられたとき、これと共に自転もし、かつバネ３８
によって常時上向き方向に付勢せしめられている各ディ
スクフィルム支持体３０の上端大径部３３に装着せしめ
られたフリーベアリング３４を常時当接せしめ、各ディ
スクフィルム支持体３０に上下運動を付与するためのカ
ム面付レールであって、このカム面付レール４０は、デ
ィスクフィルム支持体３０の公転軌道と同形の円形で上
部機体３の下面に固定され、各ディスクフィルム支持体
３０が支持した下端部のディスクフィルム１００を前記
各種１１，１２．１３゜１４．１５．１６内の各処理液
中に浸漬したり、あるいは水切用排水槽１７内や所望の
乾燥処理位置に位置せしめるための低い水平カム面４１
．・・・・・・と、前記各種１１，１２．１３．１４，
１５．１６゜１７等における始端と終端の側壁部分、そ
れに間の各隔壁部分を越えさせるために高くなされた山
形カム面４２．・・・・と金備えている。

上記カム面付レール４０における水平カム面４１゜・・
・・・・と山形カム面４２．・・・・・・との高低の差
を少なりシ、小型化に寄与させると共に、各ディスクフ
ィルム支持体３０の公転運動と上下運動とを円滑にし、
かつ前の槽と後の槽の隔壁部分等を越えさせる際に、自
転によって振り切られた処理液等が他の処理液等に混入
するのを防止するために、各種１１，１２，１３，１４
，１５．１６，１７等における始端と終端の槽の一部の
側壁部分や間の各隔壁部分等には（第７図参照）、ディ
スクフィルム支持体３０の軸杆部３１の下端部と該軸杆
部３１の下端部にて支持され几ディスクフィルム１００
とが通過可能な切欠部１９を施すとよりよいＯ さて、最後になったが、図において６０と７０の符号が
付され、ディスクフィルム支持体３０を自転させて処理
促進と所謂水切り用等に供せられる駆動装置のうち、６
０なる符号を付した万の駆動装置についての説明を先に
するに（特に第３゜８図参照）、この駆動装置６０は、
前記上段の延設壁７に固持せしめた減速機６１付モータ
ーにと、上下二段に略同径のベルトグーＩＪ−６２．６
３ｆｆｉ備えた波速機６１の回転＠６４と、同じく上段
の延設壁７に回転自在に軸受けられ、下方に前記ベルト
プーリー６２との間にベルト６５が張設せられた大径の
ベルトブーＩＪ−６６ｆ、上方に小径のベルトプーリー
６７を備えた減速用中間和１６８と、下段の延設壁８上
に円形状に配装設置された現像処理液槽１１、漂白処理
液槽１２、水洗槽１３、定着処理液槽１４、水洗槽１５
、安定硬膜化処理液槽１６等の長さ方向の両側上方にあ
たる上段の延設壁７の円形切欠縁６近くに回転自在に軸
部が軸受けられた略同径のベルトプーリー６０１と６０
２．６０３と６０４．６０５と６０６，６０７と６０８
．６０９と６１０，６１１と６１２等と、略同径のテン
ションローラー６１３，６１４，６１５．６１６，６１
７，６１８等と、これらの各１７．６１８等をそれぞれ
介してベルトブーＩＪ−６０１と６０２，６０３と６０
４，６０５と６０６．６０７と６０８，６０９と６１０
，６１１と６１２等の間に張設され、前記各ローラー２
５に接触し、これと共に各ディスクフィルム支持体３０
を自転せしめるためのベル）６２１，６２２，６２３．
６２４，６２５，６２６等と、ベルトブーＩＪ　−６０
２と略同径同軸上にあって、前記ベルトプーリー６３と
の間にベルト６９が張設せられたベルトプーリー６３１
と、ベルトプーリー６０３と略同径同軸上にあって、前
記ベルトプーリー６７との間にベルト６９′が張設せら
れたベルトプーリー６３２と、ベルトプーリー６０４と
６０５，６０６と６０７．６０８と６０９，６１０と６
１１等との間にあって延設壁７にて軸部が軸受けら′ｉ
’また略同径のベルトプーリー６５１．６５２，６５３
．６５４．６５５等と、これらの各ベルトプーリー６５
１，６５２，６５３，６５４等とベルトプーリー６０４
，６０５，６０６，６０７．６０同 ８．６０９，６１０，６１１等の上方のれ同軸上のベル
トプーリー６３３，６３４，６３５．６３６．６３７，
６３８，６３９．６４０等との間に図示の如く張設さレ
タベル）６６１，６６２゜６６３．６６４，６６５等よ
り形成されている。

そして、通常駆動装置６０は、現像処理液槽１１内では
ディスクフィルム支持体４０’ｔ　２００ｒ、ｐ−ｍｌ
その他の各槽１２，１３，１４，１５．１６内において
は６０ｒ、ｐ、ｍ程度の速度で自転せしめるように構成
されている。

また、駆動装置７０の構成は、上記駆動装置６０につい
ての説明より容易に理解し得るので、これはできるだけ
簡単に説明することとする。７１は図示省略のモーター
Ｍ３　の減速機、７２と７３は減速機７１の回転軸７４
が備えたベルトグーＩＪ　、　、７５と７６は略同径で
同軸の上下に固定−Ｊｉたベルトプーリー、７８はテン
ションローラー７７を間においてベルトプーリー７２と
７５との間に張設されたベルト、７９はベルトプーリー
７３と該ベルトブー　リーフ３より大径でベルトプーリ
ー７０３の軸に固定されたベルトブーＩＪ　−７０６と
の間に張設されたベルト、７０７はベルトプーリー７５
の軸に固定された略同径のベルトブーＩＪ−７６とベル
トブーＩＪ　−７０１と７０２との間に張設サレタベル
ト、７０８はテンションローラー７０１間においてベル
トブーＩＪ　−７０６の軸に固定でれた略同径のベルト
ブーＩＪ−７０３とベルトブーＩＪ　−７０４との間に
張設したベルトであり、ベルト７０７と７０８は各ディ
スクフィルム支持体３００自転用に供せられる。

上記中のベルトプーリー７３と７０６に代って、ベルト
グーＩＪ　−７０４と６０１の上に略同径のベルトプー
リーを各ベルトプーリー７０４と６０１の支軸に固装し
、この固装された各別のベルトグ。

＋　ＩＪ−間にベルトラ張架してもよい０そして、この
駆動装置７０は、ディスクフィルム支持体３０を水切部
用排水槽１７内では通常２０００ｒ、　ｐｌｍ　、乾燥
装置部１８では通常２００ｒ、ｐ、ｍ程度の速度で自転
せしめるように構成されている。

本発明になるディスクフィルムの処理装置は、上述の如
き構成なる全もって、これが使用にあたっては、各駆動
装置５０，６０．７０を作動させ、駆動装置５０によっ
ては回転円盤２０を回転し、各ディスクフィルム支持体
３０を公転させ、駆動装置６０と７０によっては各ディ
スクフィルム支持体３０を自転させ、カム面付レール４
０によっては、その螺旋状のバネ３８に抗して上下動さ
゛せ、機枠機体１の前側の側壁５１に開設せしめられた
ディスクフィルム挿入装着用開口部９の位置にきたディ
スクフィルム支持体３０には、該開口部９全通して一枚
のディスクフィルム１ｏｏｉ差し入れ、ディスクフィル
ム支持体３０における軸杆部３１の下端に、該下端部の
ディスクフィルム押し上げ用ん型バネ３６に抗してディ
スクフィルム１００の装着用孔１０１’（ｉｌ−挿入す
れば、ディスクフィルム１００は該バネ３６とディスク
フィルム定着用板３７の下面とで妄りに脱落しないよう
に支持されることとなる。

上記の操作を次々と行なえば、ディスクフィルム１００
はディスクフィルム支持体３０と共に公１５．１６等の
間の各隔壁部分を越え、または各隔壁部分に施された切
欠部１９を通って前記各処理液槽１１，１２，１３，１
４，１５．１６等内の各処理液中に浸漬され、自転によ
る処理液の均質化と自転による処理の促進化という作用
効果の外、さらには切欠部１９の存在によって、自転に
より振り切られた処理液等が他の処理液中への混入が阻
止されるなどの作用効果も加わって、それぞれ所望の処
理が施てれることとなる。

上記の如く処理されたディスクフィルム１００は、同様
にして水切用排水槽１７内に送られ、ここでは上記各処
理の際の自転の速度よりは既述の如く遥かに早い速度で
自転させられ、水切りが行なわれてより乾燥処理部１８
にて乾燥され、乾燥処理の施されたディスクフィルム１
００は、ディスクフィルム挿入装着用開口部９にて新た
なディスクフィルム１００と差し換えられる。

なお、上記実施例におけるローラー２５をスプコケット
ホイル捷りはギヤーとし、ディスクフィルム支持体３０
自転用の、駆動装置６０．７０における各ベルトプーリ
ーをスプロケットホイルトコれに張設するチェーンとし
たり、または前記駆動装置６０．７０に代って、側壁５
１に設けたディスクフィルム挿入装着用開口部９の位置
ではディスクフィルム支持体３０を自転せしめないよう
にした円弧状のギヤーとし、ローラー２５に代わったギ
ヤーと噛合せしめるようにしてもよい。

以上の記載から明らかなように、本発明に係るディスク
フィルムの処理装置においては、先ず、回転円盤の周縁
に沿って、所謂ディスクフィルムの直径より少しばかり
広い略等間隔の間をおき、垂直状態で自転と公転、それ
に上下動せしめられるディスクフィルム支持体を装着す
ると共に、これが公転軌道の下方に間に水洗処理を適宜
交えて行なう現像、漂白、定着、安定硬膜化処理等の所
謂現像処理を施すための各処理液槽全順次配装設置し、
これら各処理液槽の配装設置外の公転軌道の一個所を選
び、ここより各ディスクフィルム支持体にディスクフィ
ルムを一枚一枚を水平に支持させ、これに公転のみ々ら
ず、処理液を積極的に攪拌して局部的な劣化全阻止する
と共に、ディスクフィルムに対する処理液の接触度合の
増加を計り得る自転をもなさしめて、ディスクフィルム
を処理するようになしたるか故に、回転円盤の小径化と
共に各処理液槽の小量化、すなわちディスクフィルム処
理装置の小型化が可能となりたるばかりでなく、最も数
少ないただ一人の作業者によっての操作可能なディスク
フィルム処理装置の提供が実現し得ることとなった。

また、上述の小型化のためと、各ディスクフィルム支持
体の公転と自転運動をより一層円滑にするために、各デ
ィスクフィルム支持体に上下運動を付与するためのカム
面付レールの各カム面の高低差を少なくしても、自転に
よってディスクフィルムより振り切られた前の槽の処理
液が後の槽の処理液等に混入するのを防止するために、
各処理液槽間の隔壁部分にディスクフィルム支持体にお
ける軸杆部下端部と該部分に支持されたディスクフィル
ムが通過し得る切欠部を施すことによって、よくその目
的を達し得る作用効果を奏し得る如くなし得たし、 ざらには、上記最後の安定硬膜化処理液槽に続いて、デ
ィスクフィルム支持体を高速回転させたりずろ水切用排
水槽と乾燥装置部を連設したるか故に、少量のディスク
フィルムに対しても、直ちにプリント作業に移り得るま
での一貫作業を施し得るディスクフィルムに対しての小
型の処理装置が提供し得ることとなった。

【図面の簡単な説明】

第１図は所謂ディスクフィルムの平面図であり、第２図
から第８図までは本発明に係るディスクフィルムの処理
装置の一実施例を示すものにして、第２図はその一部を
切欠して示した正面図で、第３図はその上部機体を外し
て示した平面図、第４図はディスクフィルム支持体自体
とこれを上下動せしめるカム面付レールとの関係を示し
た一部の断面図、第５図はディスクフィルム支持体の軸
杆部の下端部に形成されているディスクフィルム支図は
第４図中のＡ部分を矢印のＸ方向よりみた部分図、　　
　　　−ｍ− 第８図は第３図中のＸ−Ｘ線断面を矢印のＹ方向よりみ
て示した一部断面図である。 １：機枠機体　　　　２：下部機体 ３：上部機体　　　　４：機台 ５１．５□＋　５３＋　５４　’側壁　６：円形切欠縁
７．８：延設壁 ９：ディスクフィルム挿入装着用開口部１１：現像処理
液槽　１２．漂白処理液槽１３．１５：水洗槽　１４：
定着処理液槽１６：安定硬膜化処理液槽 １７：水切用排水槽　１８：乾燥処理部１９：切欠部　
　　　２０：回転円盤 ２１：ボールベアリング　２２：短軸部２３：キー　２
４．中心孔　２５：ローラー３０：ディスクフィルム支
持体　３１：軸杆部３２：キー溝　　　　３３：大径部 ３４：フリーペアリング　３５：円形溝３６：デイスク
フイルム押し上げ用Ｓ型バネ３７：デイスクフイルム定
置用板 ３８：螺旋状のバネ ４０：カム面付レール　４１：水平カム面４２：山形カ
ム面 ＶＬ　、　Ｍ２　、　Ｍ３：モーター ５０：ディスクフィルム支持体３０公転用の駆動装置 ５１：回転軸　　　５２：減速ギヤーボックス５３．５
４：軸受　５５：ウオームホイル６０．７０：ディスク
フィルム支持体３０自転用の駆動装置 ６１．７１　：減速機　６４．７４：回転軸６２．６３
，６６．６７．６０１．・・・・、６１２゜６３１、・
・・・、６４０，６５１．・・・・、６５４゜７２．７
３．７５，７６．７０１．・・・・・、７０４゜７０６
：ベルトプーリー ６１３、・・・・・・、６１８，７７．７０５：テンシ
ョンローラー６５．６９．６９’、６２１．・・・・・
、６２６，６６１゜−・・、６６５，７８．７９，７０
７．７０８：ベルト６８：減速用中間軸 １００：ディスクフィルム　１０１：装着用孔１０２：
撮影用露光部 特許出願人　株式会社ノーリツ研究センター事　４　　
ω 亨　５　口　　　　　　　　　！−Ｇ　図第　７　　図 ′＃　　８　　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、水平状態で回転せしめられる回転円盤の周縁に沿っ
   ては、下端部にディスクフィルムの支持部が形成された
   多数のディスクフィルム支持体をディスクフィルムの直
   径より広り間隔をおき、自転と上下動可能に装着する一
   部、前記回転円盤によって公転せしめられる前記ディス
   レフィルム支持体の公転軌道の下方には、該ディスクフ
   ィルム支持体の下端部に支持されたディスクフィルムに
   対して間に水洗処理を適宜交えて現像、漂白、定着、安
   定硬膜化等の各処理を順次施すための各処理液槽を設置
   し、また前記ディスクフィルム支持体の公転軌道の上方
   には、該ディスクフィルム支持体に支持されたディスク
   フィルムを前記各槽内の処理液中に順次浸漬せしめるた
   めのカム面と、ディスクフィルムを支持したディスクフ
   ィルム支持体の下端部をして、前記各種における始端と
   終端の槽の一部の側壁部分と間の各隔壁部分等を順次越
   えさせるためのカム面とを備えたカム面付レールを配装
   し、さらに前記回転円盤によって公転せしめられるディ
   スクフィルム支持、体を自転せしめるための駆動装置を
   も付設せしめたことを特徴とするディスクフィルムの処
   理装置。 ２、水平状態で回転せしめられる回転円盤の周縁に沿っ
   ては、下端部にディスクフィルムの支持部が形成された
   多数のディスクフィルム支持体をディスクフィルムの直
   径より広い間隔をおき、自転と上下動可能に装着する一
   部、前記回転円盤の回転によって公転せしめられる前記
   ディスクフィルム支持体の公転軌道の下方に、該ディス
   クフィルム支持体の下端部に支持されたディスクフィル
   ムに対して間に水洗処理を適宜交えて現像、漂白、定着
   、安定硬膜化等の各処理を順次施すために設置した各処
   理液槽における始端と終端の槽の一部の側壁部分と間の
   隔壁部分には、該ディスクフィルム支持体の下端部と該
   下端部に支持されたディスクフィルムと全通過せしめる
   ための切欠部を施し、また前記ディスクフィルム支持体
   の公転軌道の上方には、該ディスクフィルム支持体に支
   持されたディスクフィルムを前記各槽内の処理液中に順
   次浸漬せしめるためのカム面と、ディスクフィルムを支
   持したディスクフィルム支持体の下端部を前記切欠部を
   順次通過せしめて、前記各種における始端と終端の槽の
   一部の側、壁部分と間の隔壁部分等を順次越えさせるた
   めのカム面とを偏見ｆｔｃ　カム面付レールを配装し、
   さらに前記回転円盤によって公転せしめられるディスク
   フィルム支持体を自転せしめるための駆動装置をも付設
   せしめたことを特徴とするディスクフィルムの処理装置
   。 ３、水平状態で回転せしめられる回転円盤の周縁に沿っ
   ては、下端部にディスクフィルムの支持部が形成された
   多数のディスクフィルム支持体をディスクフィルムの直
   径より広い間隔をおき、自転と上下動可能に装着する一
   部、前記回転円支持体の公転軌道の下方には、該ディス
   クフィルム支持体の下端部に支持されたディスクフィル
   ムに対して間に水洗処理全適宜交えて現像、漂白、定着
   、安定硬膜化等の各処理を順次施すための各処理液槽に
   続いて水切用排水槽と乾燥装置部を設置し、また前記デ
   ィスクフィルム支持体の公転軌道の上方には、該ディス
   クフィルム支持体に支持されたディスクフィルムを前記
   各処理液槽内の各処理液中に１−次浸漬するため。 と、水切用排水槽内と乾燥装置部の乾燥部内とに位置せ
   しめるなどのカム面と、ディスクフィルムを支持したデ
   ィスクフィルム支持体の下端部をして前記各種における
   始端と終端の槽の一部の側壁部分と間の隔壁部分等を順
   次越えさせるためのカム面とを備えたカム面付レールを
   配装し、さらに前記回転円盤によって公転せしめられる
   ディスクフィルム支持体を自転せしめるための駆動装置
   をも付設せしめたことを特徴とするディスクフィルムの
   処理装置０