JPS58179789A - 塗装用熱風乾燥炉 - Google Patents

塗装用熱風乾燥炉

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JPS58179789A
JPS58179789A JP6178282A JP6178282A JPS58179789A JP S58179789 A JPS58179789 A JP S58179789A JP 6178282 A JP6178282 A JP 6178282A JP 6178282 A JP6178282 A JP 6178282A JP S58179789 A JPS58179789 A JP S58179789A
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drying oven
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 分である合成樹脂等から発生する臭気とヤニとの除去性
に優れた塗装用熱風乾燥炉に関する。
従来、自動車車体等の塗装ラインで多用されている塗装
用熱風乾燥炉としては、例えば第1図に示すように,山
型乾燥炉に触媒式脱臭装置を設けたものがある。また、
平型乾燥炉に直接燃焼式脱臭装置を設けたものも提案さ
れている。すなわち被塗物に塗布された塗膜を硬化させ
るために、燃料供給管1より供給される燃料、例えば都
市ガスを燃焼用新鮮空気と混合して直火式バーナ2で燃
焼することにより直接的に空気を加熱し、塗膜の乾燥に
供する熱風としてファン3によりダンパ4で風量を調節
されなから送気ダクト5を経由して乾燥炉本体6内に吹
出され、還気ダクト7で吸気されて、該ダクトを経由し
てパーす2へ循環され、これらは全体として熱風の循環
流路10を構成する。この熱風は、循環して使用され、
かつ塵等を除去するために、前記熱風循環流路10の途
中にフィルタ室8が設けられている。また、燃焼用折角
Y?気がフィルタllaより吸入れたのち、二次熱交換
器11で−f熱され、ついでダンパ13により風量を調
節されながらバーナ燃焼用送気ファン12により燃焼用
給気ダクト14を経由して各バーナ2.2へ供給される
一方、塗膜の乾燥工程で揮発する溶剤、樹脂分解物等に
ついては脱臭処理(例えば触媒燃焼処理)するため、炉
内雰囲気ガスの一部がダンパ15で風量を調節しながら
乾燥炉排ガスとしてファン16で排気ダクト17より吸
引させ、ダンパ18およびダクト19を経由して一次熱
交換器20に送ってt熱したのち直火式ガスバーナ21
に送給する。
−h該直火式ガスバーす21においては、燃料供給管2
2から供給される例えば都市ガスを燃焼用給気管14か
ら供給される燃焼用新鮮空気と混合して燃焼させること
により前記乾燥炉排気ガスを加熱し、該加熱ガスを触媒
層25で完全燃焼されたのち、ダンパ26を経て二次熱
交換器1】において冷却され、ついで排気ファン27に
より糸外へ排出される。
ところで、被塗物の乾燥炉においては、塗膜樹脂の熱重
合反応時に樹脂および添加剤が分解遊離した樹脂反応遊
離ガスが発生していわゆる樹脂臭の原因となり、また塗
料中の溶剤、特にシンナーの加熱による半分屑物が発生
して悪臭の原因となっている。特に、樹脂反応遊離ガス
は、乾燥炉出入口付近において「ヤニ」となり、被塗物
を汚染したり、あるいは炉壁やダクト類等に付着するの
で、乾燥炉のメインテナンスやコンベヤの運転に支障を
きたすことがある。したがって、前記乾燥炉においては
前記樹脂反応遊離ガスや溶剤乎分解物等を除去するため
に炉内雰囲気の一部を排出させて直火式ガスバーナで加
熱し、ついで触媒層において完全燃焼させて脱臭処理が
行々われでいる。
しかしながら、このような従来の乾燥方法においては、
炉内の雰囲気のバランスを保つために、脱臭処理量はバ
ーナで必要とされる燃焼用新鮮空気供給量に見合う量に
限られていたため、電気被塗物、特にカチオン電着被塗
物のように乾燥温度が170〜180℃というように高
く、かつ水、溶剤、樹脂分解物等の揮発分が多い乾燥炉
では炉内循環空気(熱風)の当該揮発分濃度が高くなり
、触媒に対し過負荷となって処理効率低下をきたすとい
う難点があった。前記のように、塗膜の熱重合反応時に
塗料樹脂、添加剤、溶剤等が分解遊離したガスに基因す
る「ヤニ」による被塗物ならびに乾燥装置の汚染、乾燥
装置のメインテナンスやコンベヤの運転に対する支障が
著しいという欠点があった。
本発明は、斜上の点に鑑みてなされたものであり、その
目的とするところは上記難点ないし欠点を解決するにあ
り、第1の発明の特徴とするところは、乾燥に供するだ
めの熱風の循環流路と乾燥に供した熱風の排出流路とを
備えた塗装用熱風乾燥炉において前記熱風の流路の少く
とも一方にヤニ取り装置を介装してなる塗装用熱風乾燥
炉にあり、また、第2の発明の特徴とするところは、乾
燥に供するための熱風の循環流路と乾燥に供した熱風の
排出流路とを備えた塗装用熱風乾燥炉において、少くと
も一方にヤニ取り装置を介装するとともに前記熱風の熱
源の運転が休止したのち所定時間後に停止信号を発信す
るタイマと、この停止信号をうけたときに前記ヤニ取シ
装置を介装した流路の送風用ファンモータの電源を遮断
する遮断装置とを設けてなる塗装用熱風乾燥炉にある。
以下、本発明を図面に基づいて説明する。第2図は、第
1の発明の一実施例を示す図である。すなわち、被塗物
に塗布された塗膜を硬化させるために、直火式ガスバー
ナ2において燃料供給管1より供給される燃料、例えば
都市ガ謬覧焼用給気タクト14より供給される新鮮空気
と混合して燃焼させることによりダクト9から供給され
る循環空気を直接加熱し、塗膜の乾燥に供する熱風とし
てファン3によりダンパ4で風量を調節しつつ循環流路
10の送気ダクト5を経由して乾燥炉本体6内に吹出さ
れて、炉内を被塗物の塗膜の硬化に必要な温度(例えば
170〜180°0)に保つ。乾燥炉本体6内の雰囲気
ガスは循環流路10の還気ダクト7で吸気されて本実施
例でヤリ取り装置として使用する静電集塵装置28に送
られ、静電気の作用により処理されて前記炉内雰囲気ガ
ス中のヤニ分が除去され、ついでフィルタ室8において
塵等が除去されたのち、ダクト9により前記直火式ガス
バーナ2へ循環される。
一方、塗膜の乾燥工程で揮発する溶剤、樹脂分解物等に
ついてはヤニ取り装置として使用する静電集塵装置で処
理するとともに触媒燃焼法により脱臭処理するために炉
内雰囲気ガスの一部、すなわち、乾燥に供された熱風を
ダンパ15で風量を調節しながら乾燥炉排ガスとして排
気ファン16で排気ダクト17より吸引させ、静電集塵
装置29に送って静電気の作用により処理されて前記炉
内雰囲気ガス中のヤニ分が除去され、ダンパ18および
排気ダクト19を経由して一次熱交換器20に送って予
熱されたのち、直火式ガスバーナ21へ供給される。一
方該バーナ21においては燃料供給管22から供給され
る例えば都市ガスを燃焼用給気ダクト14から供給され
る燃焼用新鮮空気と混合して燃焼させることにより前記
乾燥炉排ガスを350℃程度に加熱し、ついで触媒層2
5を通過させて完全燃焼されたのち一次熱交換器20、
二次熱交換器11において順次冷却され、さらに排気フ
ァン27により糸外へ排出される。この結果、系外−・
排出されるガスは脱臭されるとともに該排ガスの有する
熱により空気取入フィルタllaから導入される新鮮空
気は二次熱交換器11において所定の温度に予熱される
。予熱された空気は送気ファン12およびダンパ13を
経て燃焼用給気ダクト14により前記直火式ガスバーナ
2および21へ供給される。
ヤニ取り装置として本実施例で使用される静電集塵装置
28.29としては、゛例えば電気集塵器があり、これ
は樹脂反応遊離ガス、溶剤の加熱による半分解物の微細
粒子や塵埃に高電圧を与えて帯電させ、電極に該微細粒
子を吸着させて除去するものである。このような電気集
塵器としては、例えば二段荷電式、一段荷電式、コット
レル式等がある。
二段荷電集塵装置としては、第3図に示すように、負電
極30、正電極31との間に直流の高電圧(例えば+2
kV)を印加し、平等電界としてイオン化し、導入され
る被処理ガス(図中矢印)・中の微細粒子32に正の電
荷を与える電離部33と、多数の負電極34、正電極3
5を等間隔で平行に配列させかつ直流の高電圧(例えば
5 kV )を印加し、電極間を狭くして正に荷電され
た微細粒子32を負の電極34に吸着させて捕集する集
塵部36とからなっている。
一段荷電集塵装置は、集塵電極を用いずに第4図に示す
ように、ゴ1過材37の両側に電極38、対向電極39
を設け、該電極間に高い交流電圧(例えば+ okV)
を印加し、静電誘導によりr過材37の繊維面に静電気
を発生させ、該r過材37に前記の微細粒子を吸着させ
て除去する方法である。
直流印加の場合には正に帯電した微細粒子が機器や壁に
付着して汚すことがあるが、交流印加ではこのような弊
害は起らない。なお、前記装置の上流側には、必要によ
りプレフィルタ40が設けられる。そして、これらの二
段荷電装置、一段荷電装置を第2図において説明したよ
うに静電集塵装置28,29として配設する。
更にまた静電集塵装置28.29としては、第5図に示
すように熱風の流路を構成するダクト41内に負の電極
42と、その下流側に前記流路に平行な複数枚の正の電
極板43とを配設して負の電極42に−1乃至−60k
Vの直流電圧を印加し、前記負の電極42の先端部42
aから前記正の電極板43に向けて高電圧放電を行なう
。そしてこの高電圧放電下に被処理ガス(図中矢印)を
導入し、該被処理ガスを構成する′樹脂反応遊離ガスや
溶剤の加熱による半分解物の微細粒子に負の電荷を与え
、正の電極板43にて吸着捕集するものである。
なお、同図において44はアースであるが、例えば電極
板43の代りにダクト41を処定区間においてアースし
、正の電極ダクト区として構成できることも明らかであ
る。しかして負の電極板43に付着した微細粒子は直ち
に放電するので、後続する微細粒イの付着の妨げにはな
らない。また、電極板43を着脱可能に配設しておけば
微細粒子がヤニ状となり付着した電極板を取シ外し、系
外において脱脂液を加温して洗滌することができるので
メンテナンス性能が向上する。コットレル集塵装置とし
ては、原理的には第6図に示すようにピアノ線、ステン
レス線等を負極側の放電極45とし、鉄板、金網板、パ
イプ状物等を正極46として電極間距離10〜201、
印加電圧20〜70kVで作動させるものである。この
場合、高電圧直流電源47の負極に接続した放電極45
と、正極に接続し7た正電極46との間には適当な不平
等電場ができる。印加電圧が高まるとコロナ放電が起り
、負電極すなわち放電極45からイオン化して′市rが
発生し、該電子は正電極46に向って移動し、該電極4
6に吸着して放電する。この電場にA” 二等の微細粒
子を含有するガスが通過すると、微細粒子は負イオンと
衝突して負の帯電体となり、クーロン力により正極46
に吸着して前記微細粒子の除去が行なわれる。
しかして、このような静電集塵装置28.29は、第2
図において、熱風の循環流路10の例えば還気ダクト7
″i!たは排気ダクト17と触媒燃焼装置とを連結する
糸路(すなわち熱風乾燥炉の排気系)あるいはその両者
に設けることができ、特に両者に設ければ極めて良好な
結果が得られる。
触媒燃焼装置としては、例えば直火式燃焼ガスバーナ2
1およびその燃焼ガスの下流域に設けられた触媒層25
よりなるものである。乾燥炉6から排出された炉内雰囲
気ガスを前記したようにして静電集塵装置により静電気
的に処理してヤニ分を除去したのち、都市ガスの燃焼炎
により加熱し、或いは都市ガスとともに燃焼させ、その
加熱あるいは燃焼ガスを白金等の貴金属をハニカム状、
ペレット状の担体、好ましくはハニカム状担体に担持さ
せてなる触媒を充填した触媒層に200〜400′0の
温度で通過させて炉内雰囲気ガス中に含捷れている臭気
成分をほぼ完全に燃焼させて脱臭するものである。この
結果樹脂ガスや溶剤等は水、炭酸ガス等になる。上記し
たように熱風乾燥炉の排気系に静電集塵装置と触媒燃焼
装置とを直列に介装させれば、静電集塵装置により主と
して樹脂反応遊離ガス(いわゆる樹脂臭の要因)に由来
するヤニ分が除去され、後段に設けた触媒燃焼装置によ
り−1−、とじて溶剤の加熱による半分解物を完全燃焼
させることができるので特にカチオン性電着塗膜用の熱
風乾燥炉のように乾燥温度が高くかつ水分の蒸気、溶剤
の加熱による半分解物、樹脂反応遊離ガスが多い熱風乾
燥炉の排気系で発生しがちな触媒の過負荷による処理効
率の低下を防止し得るものである。ちなみに、自動車の
塗装ラインにおける乾燥炉に1万台/月の自動車を17
0℃で:30分間通過させて焼付乾燥する際の炉内雰囲
気ガスの一部(95Nyy+”7分)を静電集塵装置に
より処理し、さらに、300℃の温度で触媒燃焼処理し
たときの仕様を示すと、つぎのとおりである。
すなわち、都市ガス(5,000kcal /gl )
は22.8 m’/Gr、・・ニカム白金触媒は162
1で、脱臭効率は98チ以−ト、排出口から5m以上離
れた位置では臭気が々く、かつ各成分の濃度は第1表の
とおりである。
第  1  表 処理的濃度(ppm)  処理後濃度(ppm)トルエ
ン      0.2      0.2以下1キシレ
ン    2502以下1 ホルムアルデヒド   34.6       0.7
以下0*JIS K ooss 「排ガス中のベンゼン
分析法」による。
*リロモトロープ酸吸光光度法による。
次に第2の発明の一実施例を第7図を参照しつつ説明す
る。尚前記した第1の発明と同じ部分については第2図
の符号と同じ符号を用いて説明は省略する。
第7図において、50は塗装用熱風乾燥炉の図外の制御
盤から延びる出力信号用の電気配線であり、51.52
は同配線50からそれぞれ分岐させた分岐配線であり、
分岐配線51の端末をタイマ60の入力端子と接続し、
また分岐配線52は制御用の1ト縮空気管路54に介装
された電磁式開閉弁56のソレノイド部に接続する。5
8は燃料(例えば都市ガス)供給管1に介装された空気
圧操角のダイヤフラム弁であり、前記圧縮空気管路54
の端末をダイヤフラム弁58のダイヤフラム部に接続す
る。そして前記タイマ6oからの出力配線62からは分
岐配線62a、 62bを分岐させ、各配線をソレノイ
ドmI+m2の一端部に接続させるとともに前記各ソレ
ノイドml + mtの他端をアースする。Mlは塗装
用熱風乾燥炉の熱風の循環流路10に介装した熱風循環
用ファン3の送風用ファンモータであり、このファンモ
ータM、には動jJ用の導電線64を接続し、かつ該導
電線64にはソレノイドm1に対応するリレー接点66
を遮断装置として介装する。7oは前記の熱風循環流路
10に介装した静電集塵装置28に例えば直流電圧を印
加する高圧発生器、72は該高圧発生器の負電極と静電
集塵装置28の負電極とを連絡する導電線、74は該高
IF発生器の陽電極と静電集塵装置28の11−電極と
を連絡する導電線であり、前装置として介装する。
次に作用を説明するに図外の制御盤から出力された電気
信号により電磁式開閉弁56が開弁し、圧縮空気管路5
4から圧縮空気がダイヤフラム弁58のダイヤフラム部
に導入されて該ダイヤフラム弁58を閉弁し、これによ
り前記の塗装用熱風乾燥炉の熱源としての直火式ガスバ
ーナ2に対する都市ガスの供給が遮断され、同バーナ2
の運転が体重計する。一方前記の制御盤がら出力された
電気信号がタイマ6oに入力されるが、該タイマの作動
中にあっては送風用ファンモータM、の運転が継続中で
あるので循環流路1oを熱風が循環しつつ冷却され、こ
の冷却の途中においていわゆる結露現象によシ前記の樹
脂反応遊離ガスがヤニ状の粒子に成長し、この状態下に
おいて静電集塵装置28の運転も継続中である。従って
該装置28は前記第1実施例において記したように作動
して負の電荷を与えられた微細粒子が正の電極板43に
吸着捕集されることに加えて前記の結露現象にょるヤニ
の電極板43−4−への析出が促進されるとともに前記
したように成長したヤニ状の粒子に対しても負の電荷が
与えられるので前記電極板43に吸治される。この結束
静電集塵装置28の能力が向−1−する。
そし2て所定時間が経過するとタイマ60から停止信号
としての電気信号が出力配線62、分岐配線62 a 
、 62 bを介してそれぞれソレノイドm、、m、に
出力され、これにより各ソレノイド”I + mtに対
応したリレー接点66.68を開成してファンモータM
、への電力の供給を遮断し、かつ、高圧発生源70から
静電集塵装置28に対する高電圧の印加を遮断する。こ
のようにして第2実施例にかかる塗K111熱風乾燥炉
の運転が完全に終了する。
以(−説明したように第1の発明は乾燥に供するだめの
熱風の循環流路と乾燥に供した熱風の排出流路とを(+
ii]えた塗装用熱風乾燥炉において、前記熱風の流路
の少くとも一方にヤニ取り装置を弁装置7て構成したた
め、捷た第2の発明は乾燥に供するための執風の循環流
路と乾燥に供した熱風の排出流路とを備えた塗装用熱風
乾燥炉において、前記熱風の流路の少くとも一方にヤニ
取り装置を介装するとともに前記熱風の熱源の運転が休
止したのち所定時間後に停止信号を発信するタイマと、
この停止信号をうけたときに前記ヤニ取り装置を介装し
た流路の送風用ファンモータの電源を遮断する遮断装置
とを設けて構成しただめ、乾燥炉内で塗膜から発生する
樹脂反応遊離ガス等に由来するヤニ分およびいわゆる樹
脂臭が除去され、また第2の発明にあっては熱風の熱源
が休止したのちタイマにより所定時間送風用ファンモー
タを運転することにより熱風の冷却途上においていわゆ
る結露現象を利用してヤニ取り装置を用いることができ
るので前記のヤニ分の除去を促進させることができたも
のである。特にヤニ取り装置として静電集塵装置を利用
したものにおいては、溶剤の加熱による半分屑物、樹脂
反応遊離ガスの微細粒子を静電気の作用により吸着させ
て除去することができ、ヤニ分の除去を充分に行うこと
ができるものであり、これにより乾燥炉の出入口部、ダ
クト接合部、等に対するヤニの凝結、被塗物、コンベヤ
等に対するヤニの滴下を解消し得たものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の塗装用熱風乾燥炉の概略を示すフ”−’
  F、第2図は第1の発明の一実施例の概略を示すフ
ロー7−ト、第3〜4図は本発明で使用されるヤニ取り
装置としての静電集塵装置の原理図、第5図はヤニ取り
装置としての静電集塵装置の他の例を示す概略斜視図で
あり、また第6図は静電集塵装置の別の例を示す原理図
であり、壕だ第7図は第2の発明の一実施例を示す要部
説明図である。 1・燃料供給管、2・直火式ガスバーナ、5・・・送気
ダクト、6・・・塗装用熱風乾燥炉、7・・・還気ダク
ト、8 フィルタ室、10・熱風の循環流路、+ 1−
−、次熱交換器、14・・・燃焼用給気ダクト、16・
1フl気フアン、19・・・排気ダクト、20・・・−
次〆(交換器、21・・直火式ガスバーナ、22・・・
燃料供給管、25 触媒層、28.29・・・ヤニ取り
装置としての静電集塵装置、50・・・配線、54・・
・圧縮空気管路、56・・・電磁式開閉弁、58・・・
ダイヤフラム弁、60・・・タイマ、62・・出力配線
、ml・・・ソレノイド、m2・・ソレノイド、66・
・・リレー接点、68・・リレー接点、Ml・・送風用
ファンモータ、70・・・高圧発生器。 特許出願人  日産自動車株式会社 丘                。 33             36 37 第5図 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1乾燥に供するための熱風の循環流路と乾燥に供した熱
    風の排出流路とを備えた塗装用熱風乾燥炉において、前
    記熱風の流路の少くとも一方にヤニ取り装置を介装した
    ことを特徴とする塗装用熱風乾燥炉。 2ヤニ敗り装置が静電集塵装置であることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の塗装用熱風乾燥炉。 、1乾燥に供するだめの熱風の循環流路と乾燥に供[7
    た熱風の排2出流路とを備えた塗装用熱風乾燥炉におい
    て、前記熱風の流路の少くとも一方にヤニ11’iり装
    置P1′を介装するとともに前記熱風の熱源の運転が体
    11シたのち所定時間後に停止信号を発信す1.るタイ
    マと、この停止に信号をうけたときに前記ヤ′−さ 、”:、’J−114yり装置を介装した流路の送風用
    ファ・モータの市αnを遮断する遮断装置とを設けたこ
    とを特徴とする塗装用熱風乾燥炉。 4ヤニ取り装置が静電集塵装置であり、該静電集塵装置
    の電源装置が停止信号をうけたときに遮断されるもので
    あることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の塗装
    用熱風乾燥炉。
JP6178282A 1982-04-15 1982-04-15 塗装用熱風乾燥炉 Granted JPS58179789A (ja)

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