JPS5817936Y2 - 軸受装置 - Google Patents

軸受装置

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Publication number
JPS5817936Y2
JPS5817936Y2 JP1979035021U JP3502179U JPS5817936Y2 JP S5817936 Y2 JPS5817936 Y2 JP S5817936Y2 JP 1979035021 U JP1979035021 U JP 1979035021U JP 3502179 U JP3502179 U JP 3502179U JP S5817936 Y2 JPS5817936 Y2 JP S5817936Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
seal ring
rotating shaft
sealing
seal
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979035021U
Other languages
English (en)
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JPS55135820U (ja
Inventor
原田耕一
Original Assignee
三菱重工業株式会社
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Publication date
Application filed by 三菱重工業株式会社 filed Critical 三菱重工業株式会社
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  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 例えばヘドロ攪拌機の如く、大深度の軟弱地盤改良用の
攪拌機における攪拌翼の回転軸に装備される軸受では、
回転軸先端部でスラストを受ける軸受とした場合、軸受
部の投影断面が過大となり、機軸の貫入抵抗が増大し、
機械性能が劣化する。
このため従来は第1図に示すように、攪拌機貫入時にお
けるスラスト荷重は攪拌機上部の油圧モータaの直下に
配設された部材すに減速機とともに内装されたスラスト
軸受で支持し、先端に攪拌翼Cを具えた回転軸dを中間
部で支承する軸受部eではラジアル荷重のみを支持する
構造としている。
従来前記軸受部eにおけるシール部材として、第2図に
示す如きV型パツキンfまたはU型パツキン乃至は第3
図に示す如きリップ型パツキンgが使用されることが多
いが、回転軸dの先端攪拌翼Cでの掘削、或いは攪拌時
の反力による回転軸dの傾斜や、回転による軸振動に対
する追従性は悪く、また回転軸dとシール部材とが直接
接しているため、軸摩耗を生起し、また多重シールとな
るためシール部における摩擦抵抗が大きく機械のパワー
ロスが大きいという欠点があった。
このため本出願人はシール摺動向の傾斜や軸振動に対し
てシール密封性が影響されず、また軸摩耗や摩擦抵抗に
よる機械ロスを少なくするよう第4図に示す如き端面型
シールの使用を提案した。
即ち回転軸dの軸受部を覆い且つ潤滑剤供給口りを具え
た軸受ケースiに取付けられ、同回転軸dを支持する軸
受部材jの両端部に臨んでシール部材に、kを回転軸d
に配設したものであるが、こノヨウナスラスト荷重を支
持しないラジアル軸受では軸方向の圧縮荷重が過大とな
った場合、一方のシール部材にのシール面が軸受ケース
iの摺動面iより第5図のδに示す如く離隔してしまい
、密封性能を欠くことになり、また他方のシール部材に
のシール面は過大な圧縮力を受けてシール寿命が著しく
減少する。
本案はこのような欠陥を除去するために提案されたもの
であって、回転軸を囲繞する軸受ケースの内周面に配設
した軸受部材と、同軸受部材の両端部に夫々臨んで上記
回転軸に配設したシール部材と、同シール部材と夫々当
接しシール面を形成する一対のシールリング部材とを有
し、同各シールリング部材は上記軸受ケースに支持され
た連結棒を介して相互に摺動可能に連結されるとともに
、該各シールリング部材の外周面に上記軸受ケースに当
接する0 1Jングを配設してなることを特徴とする軸
受装置に係るものである。
本案に係る軸受装置は前記したように回転軸を囲繞する
軸受ケースの内面に配設した軸受部材の両端部に臨んで
、−双のシール部材が前記回転軸に配設されているので
、シール摺動面の傾斜や軸振動に対してシール密封性能
の劣化する惧れがなく、また前記回転軸には前記各シー
ル部材に対するシール面が形成され、且つ外周面に前記
軸受ケースに当接する0リングの配設された一対のシー
ルリング部材が配設され、しかも同各シールリング部材
は前記軸受ケースに支持された連結棒を介して相互に摺
動可能に連結されているので、軸方向の圧縮荷重が過大
となり同回転軸の軸圧縮力が大きくなった場合、前記各
シール部材によって夫夫拘束された一対のシ−ルリング
部材と両者を連結する連結棒とは回転軸の軸方向に沿っ
て摺動し、同回転軸の軸方向変位に即応して常に前記シ
ール部材とシールリング部材とのシール面を密着せしめ
るとともに、各シール面におげろ面圧を均等に保持して
、シールの密封性能及びシール寿命を向上するものであ
る。
以下本案を図示の実施例について説明する。
第6図において、1はヘドロ攪拌機の如き軟弱地盤改良
用攪拌機における先端に攪拌翼を具えた回転軸で、同回
転軸1を覆う軸受ケース2に固定された軸受部材3によ
って支持され、同軸受部材3の両端に臨んで回転軸1に
一双のゴム製のシール部材4,4′が装着され、同シー
ル部材4,4′とシールリング6.6′及び後述のよう
にシールリング6.6′と軸受ケース2との間に設けら
れたO IJソングとによって外部pと軸受内部qとが
遮断されている。
また5はグリース注入口で、常に軸受内部qにグリース
を供給していて、外部pからのヘドロの侵入を防止し、
且つ外圧とのバランスを図っている。
軸受ケース2には回転軸1と共に回転する前記各シール
部材4,4′の圧縮接触するシール面を具えた一対のシ
ールリング部材6,6′が軸方向に可摺動的に軸受ケー
ス2に嵌装され、同各シールリング部材6,6′は軸受
ケース2に回転軸方向に亘って穿設された貫通孔に可摺
動的に貫挿された連結棒Tで連結され、シールリング部
材6,6′ノ回転を阻止するとともに、常にシール部材
4,4′間の距離を一定としている。
また前記各シールリング部材6,6′の外周面には軸受
ケース2の内周面に水密に圧接摺動する0 1Jング8
が装着されている。
従って回転軸1を覆う軸受ケース2の両端部に配設され
た一双のシール部材4,4′によってシール面の傾斜や
軸振動に対してシール密封性能の劣化することがなく、
また軸方向の荷重が過大となった際、特に回転軸1が長
尺の場合、その軸圧縮量が大きくなるが、その際一方の
シール部材4′によって一方のシールリング部材6′が
軸方向に押圧され、連結棒7を介してシールリング部材
Cとともに他方のシールリング部材6が回転軸1の軸方
向変位に追随して軸方向に移動して、他方のシール部材
4と圧着し、かくして前記各シール面での面圧は常に均
等であり、シール密封性能の損なわれることがない。
(第8図参照)また前記軸方向変位は通常は極めて微小
と考えられ、シールリング部材6,6′及び連結棒7の
往復動は殆んどなしと考えられ、微少の往復動に対して
OIJソングで十分なシール効果が期待できる。
なお前記連結棒7は軸受ケース2の貫通孔に挿貫されて
いることによって、シールリング部材6゜6′の回転が
阻止されるものである。
なお第9図に示すようにシールリング部材6゜ビにOリ
ング8を複数段装着してもよく、或いは第10図に示す
ようにシールリング部材6,6′に前記Oリングの代り
に■またはU型パツキン9を装着してもよい。
更に軸変位量Xが予測できる場合等、第11図に示す如
く連結棒7の軸受ケース2の貫通孔より突出する部分を
螺糸部とし、回部にナツト10を螺装し、ナツト10を
軸変位量に対応するように螺回調整できるようにしても
よい。
なお第11図に示したように■型またはU型パツキン9
によるシールリング部材Cのシール効果を向上するため
に多段にシール材を使用した場合、外部流体りがヘドロ
のような粘着性流体、特殊な場合としてセメントスラリ
等の流体である場合、シールリング部材6′のA部に前
記粘着性流体が耐着して、回転軸1の軸変位に対してシ
ールリング部材6′はシール部材4′に押されても容易
に追従移動しない惧れがあり、このときシール部材4′
は圧縮される。
この際シール部材4′の許容圧縮量以内での変形は問題
がないが、特にそれ以上の圧縮変形が生起した場合、シ
ール部材lの附は根のB部等に応力集中が生起して開部
B等に亀裂破壊を生起する慣れがある。
第12図及び第13図は夫々このような事態の対策を考
慮した実施例を示し、第12図においては回転軸1にシ
ール部材4′の許容圧縮量以内の変位Xを与える位置に
ストッパ11を装着したものであり、第13図において
は同変位Xを与える位置にスペーサ12を回転軸1に装
着したものであり、回転軸1がX変位した後、ストッパ
11またはスペーサ12がシールリング部材6’のシー
ル面に衝接してシールリング部材6′及び連結棒7並に
他方のシールリング部材6を抑圧移動せしめるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の軟弱地盤改良用攪拌機の正面図、第2図
乃至第4図は従来の軸受装置の縦断面図、第5図は前記
第4図に示す軸受装置における回転軸の軸方向変位後の
状態を示す縦断面図、第6図は本案に係る軸受装置の一
実施例の縦断面図、第7図は第6図の矢視■−■図、第
8図はその回転軸の軸方向変位後の状態を示す縦断面図
、第9図乃至第13図は夫々本案に係る軸受装置の他の
実施例を示す縦断面図である。 1・・・回転軸、2・・・軸受ケース、3・・・軸受部
材、4.4′・・・シール部材、I・・・連結棒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転軸を囲繞する軸受ケースの内周面に配設した軸受部
    材と、同軸受部材の両端部に夫々臨んで上記回転軸に配
    設したシール部材と、同シール部材と夫々当接しシール
    面を形成する一対のシールリング部材とを有し、同各シ
    ールリング部材は上記軸受ケースに支持された連結棒を
    介して相互に摺動可能に連結されるとともに、該各シー
    ルリング部材の外周面に上記軸受ケースに当接する0
    1Jングを配設してなることを特徴とする軸受装置。
JP1979035021U 1979-03-20 1979-03-20 軸受装置 Expired JPS5817936Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979035021U JPS5817936Y2 (ja) 1979-03-20 1979-03-20 軸受装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979035021U JPS5817936Y2 (ja) 1979-03-20 1979-03-20 軸受装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55135820U JPS55135820U (ja) 1980-09-27
JPS5817936Y2 true JPS5817936Y2 (ja) 1983-04-12

Family

ID=28893497

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979035021U Expired JPS5817936Y2 (ja) 1979-03-20 1979-03-20 軸受装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5194647B2 (ja) * 2007-08-31 2013-05-08 Nok株式会社 シールリング

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Publication number Publication date
JPS55135820U (ja) 1980-09-27

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