JPS58176828A

JPS58176828A - しや断装置

Info

Publication number: JPS58176828A
Application number: JP5855782A
Authority: JP
Inventors: 悟柳父; 徹玉川; 茂男相馬; 匠船橋
Original assignee: Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1982-04-08
Filing date: 1982-04-08
Publication date: 1983-10-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕本発明は真空し中断器のし中断部と真空し中断器以外の
し中断器のし中断部、ガえばＳＦ、ガスし中断器、空気
し中断器、あるいは油し中断器等のし中断器のし中断部
とｔ直列に接続したし中断装置に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

真空し中断器のしゃ断部である真空パルプと真空し中断
器以外のし中断器のし中断部とを直列に接続し、これに
コンデンサあるいはコンデンすとギャップ等を並列に接
続した方式の直流し中断装置はすでに知られている。こ
れは第１図に示すように、し中断電流Ｉｄが矢印方向に
流れていたと仮定すると、この電流をしゃ断する場合、
真空し中断器のし中断部１及び真空し中断器以外のし中
断器のし中断部たとえばＢＦ４ガスし中断器のし中断部
２を開極させる。すると、ＳＦ、　、ガスし中断器のし
中断部２の極間には第２図に示すように、アーク電圧が
発生し、これがし中断器の吹付ガスの影響により急速に
増加する。しかし、あま）急速な増加はアークの短絡に
つながシ、アーク電圧の急激な降下を引き起す。一方、
し中断部１，２には並列にコンデンｔＪが接続されてい
る゛が、し中断部２に並列に接続されているコンデンサ
５にはし中断部２が作シ出すアーク電圧と同様の電荷が
蓄えられておシ、アーク電圧の降下に相当する電圧が起
電力となってコンデンサ３−し中断部２−し中断部１の
ループで第２図に示すように電流が発生して流れる。こ
の時の振動電流値！。はアーク電圧の降下分をΔ■１と
し、コンデン＋３−し中断部２−し中断部１のループで
作られるインダクタンスをり、コンデンサ５の容量をＣ
とすれば、で示される。この電流Ｉｅがし中断部１，２
を流れる電流Ｉｄに重畳し、Ｉａ＜Ｉｓの条件に至った
時に直流電流はし中断されることになる。なお、第１図
中、４は分圧素子としての非直線抵抗体、５は分圧素子
としてのコンデンサである。

しかし、一般にし中断器では高周波型ｉをし中断できる
能力には限界があ９、上記ＢＦ４ガスし中断器もその例
外ではない。しかるに、真空し中断器のみは他のし中断
器と比較して非常にすぐれた高周波し中断能力がある。

この九め、上記した周波数を非常に高周波にすることが
できる。換言すれば、し中断部１，２と並列接続するコ
ンデンサ３の容量を極端に小さくすルコとができ、し中
断装置全体を非常に小さくすることができる。

以上のように、Ｌ中断装置のし中断部を、真空し中断器
のし中断部である真空パルプと真空し中断器以外のし中
断器のし中断部とを直列に接続して構成することによっ
て非常に優れた直流し中断装置を提供することが可能と
なる。しかし、単に第１図に示すように、それぞれのコ
ンポーネン）１配置して４優れた直流し中断装置を得る
ことはできない。すなわち、第１図のし中断原理は■式
でも示されるように、ｊｌＶａに起因し、そのし中断で
き得る電流すなわちし中断部１及び２の電流が零となる
高周波電流Ｉ８の大籾さはコンデンサ３の容量と、これ
らのループが作るインダクタンスによって決定される。

この様な条件において、し中断すべ自電流が大きくなる
と、■、會発生させるし中断部２のア−り電圧−アーク
電流特性は負特性（真空し中断器の真空・々ルプのアー
クは正特性であるが他のし中断器はすべて負特性を示す
）であるためアーク電圧は低くなり、必然的にアークの
急降下分ｌｖａも小さくなる。し九がって、し中断でき
うる電流に限界があることになる。

〔発明の目的〕

本発明は上記事情にもとづいてなされたもので、その目
的とするところは、し中断すべき電流が大きくてもこれ
を確実にしゃ断することができるようにしたしゃ断装置
を提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明は真空し中断器のし中断部と真空し中断器以外の
し中断部とを少なくとも１つずつ以上直列に接続して中
空円筒状のコンデンサ内に納めたことを特徴とするもの
である。

〔発明の実施的〕

以下、本発明の一実施例を第３図を参照しながら説明す
る。この図中１１は有底円筒状のタンクで、この内部に
は中空円筒状のコンデンサ１２が断面同心円状に収容す
る。このコンデンサ１２はその両端が中空円筒状の絶縁
筒１３゜１ｊによって上記タンク１１に固着され、その
軸心部には真空し中断器１４のし中断部である真空パル
プ１５と、真空し中断器以外のし中断器たとえば８Ｆ、
ガスしゃ断器ＩＩＩのし中断部１ｒとが直列に接続され
て配設されている。すなわち、上記コンデンサ１２の内
側には支持部材１８が固設され、これには上記真空パル
プ１５の固定軸１ｇと上記ｓｒ６ガスし中断器１ｃのし
中断部１７の固定軸２ｏとが固定されているっまた、上
記真空パルプ１５の可動軸２ノは上記タンク１１の一端
部に固設された軸受２２を介してタンク１１外へ延出さ
れている。一方、上記ｓＦ６ガスし中断器１ｅのし中断
部１１の可動軸２１は上記タンク１１の他端部に固設さ
れた軸受２４を介してタンク１１外へ延出されている。

そして、上記可動軸ＪＪ　、：１１は操作部２５からの
駆動力が回動レー４−２＃・−およびｐラド２ｒ・・・
を介して伝達されることにより対応する固定軸１９．２
０１１Ｃ対して接離するように移動されるようになって
いる。さらに、上記コンデンサ１２の一端はつなぎ筒２
１およびコンタクトｚｚを介して可動軸２１に電気的に
接続され、上記コンタクト２９は導体３０を介してタン
ク１１外の！、シング３１Ｋ接続されている。一方、上
記コンデンサ１２の他端はつなぎ簡３２および軸受２４
を介して可動軸２３に電気的に接続され、上記軸受２４
は導体５Ｘｔ−介してタンク１ノ外のブッシングｓ４に
接続されていゐ。そして、し中断装置が投入状態にある
ときには、！、シング３１から導入される直流電流は導
体ＪＯ，コンタクト２９、可動軸ｚ１、固定軸１ｇ、固
定軸２０．可動軸２３、軸受２４および導体３３を順次
経てブッシング３４へ導出されるようになっている。

なお、タンク１１の内部は完全な密封状態にあり、内部
には８Ｆ６ガスが封入されている。また、コンデンサ１
２内のっなぎ筒２８と支持部材１＃との間は密封されて
おり、これにょシ真空パルプＩｌｉ′ｆｒ密封するよう
になっている。

このように構成され九直流し中断装置において１０にム
、あるいはそれ以上の大型ｉをし中断しようとする場合
、ｇＦ４ガスし中断器のし中断部１ｒのアークの短絡に
よりアーク電圧には降下分Δｖａが発生するが、■弐に
おけるインダクタンスＬは＃１とんど零となる。すなわ
ち、アーク電圧の降下分Δｖ１が少なくなってもインダ
クタンスＬがほとんど零の場合では振動電流Ｉｃは無限
大となる。これは、振動電流が流れるループがコンデン
サ１２及びし中断部１５．１７によって完全なる同軸配
置にされてお〉、しかもし中断５１１．１１及びコンデ
ンサ１２が可能なかぎゃ近接しているため、すなわち、
このループが作夛出す磁束は相対的に零となシ、このた
めインダクタンスも零になるためである。

しかし、実際の装置では、インダクタンスが零というこ
とはあ）えないが、単にしゃ断＠ｘｉ。

１１及びコンデンサ１ｌｔ−配置して構成したものに比
べては格段と小さい値になることは勿論である。したが
って小さなアーク電圧の降下分ノｖ１によっても大きな
振動電流Ｉｃを得ることができる九め、１０ｋＡあるい
はこれ以上の振動電流を作夛出すことは容易であシ、大
型Ｒ，を確実セし中断することができる。

また、コンデンサ１２０両端を絶縁筒１３゜１３によっ
てタンク１１に固着したから、竪固な構造とすることが
できるばかりか、コンデンサ１２およびし中断部ｉｉ、
ｉｖの配置をくずすことなく可動軸２１　、ｊＪ等を外
部へ引き出すことかで色る。

さらに、つなぎ筒２８および支持部材１８によりて真空
−櫂ルブ１５を密封するようＫしたから、８Ｆ４ガス、
あるいは他のし中断器を用いたときのアークによるし中
断媒体の分解婢によって真空パルｆｌ１５に悪影替が及
ぶ虞れがないばかりか、つなぎ筒２８および支持部材１
８によって真空バルブ１５に印加する電圧を均等するシ
ールドの効果も得られる。

なお、上記実施例では、し中断部１６．１７およびコン
デンサＪｊｔ同心円状に配置したが、本発明は、たとえ
ば第４図に示すように、真空パルプ（し中断部）１１に
並列に分圧素子３５を接続してもよく、このように構成
してもさほどインダクタンスを大壷くする要因にはなら
ず、実用上は問題にならない。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、真空し中断器のし
中断部と真空し中断器以外のし中断器のし中断部とを少
なくとも１つずつ以上直列に接続して中空円筒状のコン
デンサ内に納め走ため、し中断すべき電流が大きくても
これを確実にし中断することができる等値れた効果を奏
する。

【図面の簡単な説明】

第１図は一般的なし中断装置の回路図、第２図は一般的
なし中断装置における電流し中断の際の電圧と電流と時
間との関係図、第３図は本発明の一実施例を示す構成図
、第４図は本発明の他の実施例を示す構成図である。１１・・・コンデンサ、１４・・・真空し中断器、１５
・・・し中断部（真空）母ルブ）、ｘｔｒ−・・真空し
中断器以外のし中断器（ｓｙ’４ガスし中断器）、１１
・・・し中断部。出願人代理人　　弁理士　鈴　江　武　彦第１図ｄ第２図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）真空し中断器のし中断部と真空し中断器以外のし
中断器のし中断部とを少なくとも１つずつ以上直列に接
続して中空円筒状のコンデンサ内に納め九ことを特徴と
するし中断装置。
（２）真空し中断器のし中断部と真空し中断器以外のし
中断器のし中断部とコンデンサは同心円状に配置されて
いる特許請求の範囲第１項記載のし中断装置。
（３）真空し中断部のし中断部は密封構造とした特許請
求の範囲第１項または第２］Ｊ記載のしゃ断装置。