JPS58176476A

JPS58176476A - 縦軸水車上カバ−取付装置

Info

Publication number: JPS58176476A
Application number: JP57058179A
Authority: JP
Inventors: Morimichi Shinohara; 篠原　守道
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1982-04-09
Filing date: 1982-04-09
Publication date: 1983-10-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、縦軸水亀上カバー取付装置の改良に関するも
のである。

従来、縦軸フランシス型ポンプ水車または水車のバーレ
ル構造においては、特に部落差に用いられる縦軸のフラ
ンシス型ポンプ水車、捷たはフランシス水車の上カバー
は、はとんど例外なく４分割された構造となっていた。

第１図は通常の水車上カバー取付部の要部断面図を示し
、１は上カバー、２は主軸、３はバーレル、４はバッキ
ングケース、５は油槽、６は主軸フランジ、７はランナ
ーである。また、Ｄ■１はバーレル上端開口内径、１）
Ｖ２はバーレル内部内径、］ＪＣは上カバー外径、ＤＳ
Ｕ主軸フランジ外径であり、ＤＶｌ＜ＤＣ＜ＤＶ２、の
大きさの関係となっている。そのため、上カバー１に第
１図のように増り付けに当っては、第２図に示す如く、
上カバーＩＦｉ４分割され、θは９０度に形成され、上
カバー挿入口のバーレル上端開口内径ＤＶＩとの間に作
業余裕ｇ４の隙間を持たせて第４図の位置付に吊り下げ
るようにしていた。そして、図示の如く主軸フランジ６
近くでｔｌに相当する部分だけ重なり邪魔になるので、
この位置で矢印Ｓ方向に移動させて第５図の位置に変位
させ矢印下方向に降下させ、さらにＳ１方に移動させて
第６図の状態から第３図、即ち、第１図のように所定位
置に装着固定していた。

そして、上カバー１が４分割さねているので、上記の操
作を４回繰り返えしてバーノル３内に吊りおろし、主軸
２の周囲に第６図の位置で所定角度回転し取付固定して
いた。このように上カバー１を４分割構造にすると、分
割部分の合せ目のフランジ堂締付ボルトを４分割相当分
だけ必要とすると共に、上カバーで負担すべき荷重に対
してもその合せ目付近は剛性を損うことになる。１だ、
分割生産することにより製造コストが習くなり、所定の
位置に据え付ける作業も分割数に応じ繁雑となり工数を
多く要する。

本発明は上記の状況に鑑みなされたものであり、上カバ
ーの分割個所を減少し機械的強度を向上すると共に加工
及び据付作業工数を低減できる縦軸水車上カバー取付装
置を提供することを目的としたものである。

本発明の縦軸水車上カバー取付装置は、バーレル内部に
取り付けられる縦軸水車の上カバーが複数個に分割され
、上記上カバー外径ＤＣが、上カバー挿入口の上記バー
レル上端開口内径ＤＶＩより大径に、かつ、−Ｆ記バー
レル内部内径ＤＶ２よりも小径に形成されてなり、上記
上カバーが２分割に形成さ力、ると共に、上記バーレル
の上カバー挿入口が、一方がほぼ１／２の小半径からな
る開口と他方がほぼ１／２の大半径からなる上記２分割
された上カバーが挿入可能な開口とから形成され、上記
大半径の開口形状が、上記主軸のほぼ中心を通る上記小
半径の開口の二等分線上における上記上カバー外径ＤＣ
／２に、上記上カバーを主軸フランジ外周及びバーレル
上端開口内周間に挿入する際の主軸フランジ外周並びに
上記バーレル上端開口内径位置におけるそわぞれの作業
余裕ｇ２及びｇ、を加えた、Ｉ）Ｃ／　２十ｇ２＋ｇ＋
二ＤＶの上記大半径からなると共に、該大半径１）Ｖで
画く弧の中心位置か、バーレル上端開口内周に上記作業
余裕ｇ、を残す上記二等分線上の位置に形成され、かつ
、大半径の開口の上記小半径の開口に対する接続位置が
、上記上カバー挿入の際上記中心位置より小半径開口側
に挿入余裕ケ有する位置に形成さｉｔてなるものである
。

以下本発明の縦軸水車上カバー取付装置の一実施例を、
従来と同部品は同符号で示し同部分の構造の説明は省略
し第７図、第８図により説明する。

上カバー１は円周の角度θがそわぞれ１８０度の２分割
に形成さｎ、でいる。そして、バーレルｌの上端の上カ
バー１の挿入口は１個の半径から形成される完全なる円
形状の開口でなく、はぼ１／２の半円の一方は小半径で
、他の一方は大半径で形成されている。この小半径の方
の開口８は上カバー外径ｌ）Ｃ／２より小さな半径によ
り形成されている。

他方の大半径のほぼ１／２の形状の開口９ば、２分割さ
れた上カバー１を主軸フランジ６外周及びバーレル上端
開口内周（内径１）■１部分）間に挿入する際、主軸２
の中心Ｃ３を通る開口８の二等分線（図示せず）上にお
ける主軸フランジ６外周並びにバーレル上端開口内周の
内径１）■１部分におけるそｎぞれの作業余裕ｇ２及び
ｇ、の隙間に上カバー１の外径ＤＣ７２を加えた、ｇ２
＋ｇ。

＋　Ｄ　Ｃ／　２　＝　Ｉ）　Ｖの大半径に形成さｊ５
ている。そして、この大半径１）Ｖの中心位置Ｃ２は、
上記二等分線上のバーレル上端開口内周（バーレル上端
開口内径１）Ｖｌ）に作業余裕ｇ１を残して半径Ｄ■の
距離をとった中心Ｃ７より距離りだけ小半径の開口Ｂ側
に置か力、ている。即ち、中心Ｃ１より（ＤＣＤＶＩ）
／２＋ｇ＋たけ移動されている。

また、小半径側の開口８と大径側の開口９との接続部は
、２分割上カバー１挿入時、上カバー１の接続側端面Ｆ
’ｌ　　＋　Ｆ２が対向する位置に中心位置Ｃ２より作
業余裕ｈ３の距離の位置の開口８側に対向面ｆ、、ｆ２
が設けられ形成されている。従って、中心Ｃ１と対向面
ｆ、、ｆ２までの距離り。

は、ｈ、＝（ＤＣ−ＤＶＩ　）／２＋ｇｌ　＋ｈ、とな
っている。

上カバー１を吊り下げて取り付けの場合は、第７図のよ
うに、バーレル上端開口内径ＤＶＩの内周面との間に作
業余裕ｇ１を形成し、開口８側の対向面ｆ、、ｆ２よ接
続側端面Ｆ、、Ｆ２間に作業余裕１１．全形成して、上
カバー１を第８図の如く吊り下ける。主軸フランジ６と
の間及びバーレル上端開口内径１）Ｖ１部内周との間に
はそれぞれ作業余裕ｇ２＋ｇｌが設けら入でいるので円
滑に安全に吊りおろすことかできる。２分割されている
ので１個の上カバーは第６図の状態まで下けた後１８０
度回転して取り付ける。

このように本実施例の縦軸水車上カバー取付装置は構成
されているので、従来に比べ上カバーの分割個所が減少
することにより従来に比べ剛性の低下全防市し機械的強
度分向上し、合せ目フランジのボルトを不袂とし、加工
及び据付工数を低減できる。

以十記述した如く本発明の縦軸水車上カバー取付装置は
、上カバーの分割個所を減少し機械的強度を向上できる
と共に加工及び据付作業二［数を低減できる効果を有す
るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は通常の水車−１−カバー取付部の要部断面図、
第２図ないし第６図は従来の上カバー取付装置による取
付状態を示し、第２図は十カバーをバーレル上端開口に
吊りおろし状態の説明図、第３図は第２図の位置より装
着後の状態を示す説明図、第４図、第５図、第６図はそ
れぞれ第２図から第３図の状態間の吊りおろし状態の要
部断面図、第７図は本発明の縦軸水車上カバー取付装置
の実施例の第２図と同部分の説明図、第８図は第７図の
装置の第５図の状態と同部分の断面図である。１・・・上カバー、２・・・主軸、３・・・バーレル、
６・・・主軸フランジ、８．９・・・開口、Ｃ１・・・
中心、Ｃ２・・・中心位置、１〕Ｃ・・・上カバー外径
、ＤＶ・・・大半径、ＤＶＩ・・・バーレル上端開口内
径、ＤＶ２・・・バーレル内部内径、Ｃ１・・・中心、
Ｃ２・・・作業余裕、ｇｌ。第　１図第２図第３図竿４０第Ｓ図第６図第７霞第δ図

Claims

【特許請求の範囲】

１、バーレル内部に取り付けられる縦軸水車の上カバー
が複数個に分割され、上記上カバー外径ＤＣが、上カバ
ー挿入口の上記バーレル上端開口内径ＤＶＩより大径に
、かつ、上記バーレル内部内径ＤＶ２よりも小径に形成
さ九て装着されるものにおいて、上記上カバーが２分割
に形成されると共に、上記バーレルの上カバー挿入口が
、一方がほぼ１／２の小半径からなる開口と他方がほぼ
１／２の大半径からなる上記２分割された上カバーが挿
入可能な開口とから形成きれ、上記大半径の開口形状が
、上記主軸のほぼ中心を通る上記小半径の開口の二等分
線上における上記上カバー外径ＤＣ／２に、上記上カバ
ーを主軸フランジ外周及びバーン４上端開口内周間に挿
入する際の主軸フランジ外周並びに上記バーレル上端開
口内周位置におけるそれぞれの作業余裕ｇ２及びｇｌを
加えた、ＤＣ／２＋ｇ２＋ｇ、＝ＤＶの上記大半径から
なると共に、該大半径ＤＶで画く弧の中心位置が、バー
レル上端開口内周に上記作業余裕ｇｌ　ｋ残す上記二等
分線上の位置に形成され、がっ、大半径の開口の上記小
半径の開口に対する接続位置が、上記上カバー挿入の際
上記中心位置より小半径開口側に挿入作業余裕を有する
位置に形成さｒｌてなることを特徴とする縦軸水車上カ
バー取付装置。