JPS58176313A - 凍結工法 - Google Patents
凍結工法Info
- Publication number
- JPS58176313A JPS58176313A JP5664682A JP5664682A JPS58176313A JP S58176313 A JPS58176313 A JP S58176313A JP 5664682 A JP5664682 A JP 5664682A JP 5664682 A JP5664682 A JP 5664682A JP S58176313 A JPS58176313 A JP S58176313A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ground
- freezing
- treated
- heat
- pipes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D3/00—Improving or preserving soil or rock, e.g. preserving permafrost soil
- E02D3/11—Improving or preserving soil or rock, e.g. preserving permafrost soil by thermal, electrical or electro-chemical means
- E02D3/115—Improving or preserving soil or rock, e.g. preserving permafrost soil by thermal, electrical or electro-chemical means by freezing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Agronomy & Crop Science (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Soil Sciences (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Paleontology (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は凍結工法、特に、凍結工法による凍結を処理
地盤内にのみ限定し、非処理地盤への凍結を遮断阻止す
る凍結工法に関する。
地盤内にのみ限定し、非処理地盤への凍結を遮断阻止す
る凍結工法に関する。
従来より、地下水位の高い軟弱地盤や海底下掘削等の土
木工程での地盤改良工法として、対象地盤中に複数本の
凍結管を打ち込み、該凍結管内への冷媒、冷却材の給送
循環によって地盤冷却をはかり、間隙水の凍結をもって
堅固な凍土を形成する凍結工法が知られているが、この
従来型凍結工法の実施においては、凍結土の凍結予定範
囲、凍結強度等の決定は綿密な計算によって行なわれる
必要があシ、類型であり、また、いかに綿密な計算によ
っての実施であっても他の地盤条件（地下水等）の影響
によって理想的な凍結を達成できない事態が生じ易く問
題となっていた。また、この従来型凍結工法では、凍結
管による凍結が処理地盤を越えて非処理地盤にまで及び
易く、該非処理地盤の凍結は、該非処理地盤上の近接構
造物に凍土影響を与え近接構造物に悪影響を及ぼす欠点
があった。反対に、近接構造物への凍上影響を低く抑え
ようとすると、いきおい凍結範囲限定により処理地盤の
強度不足と成り易く水による噴発事故発生もしばしばで
あった。処理地盤と非処理地盤との間に適当な薬液の注
入をもって凍結範囲を処理地盤内にのみ限定しようとす
る従来例もあったが、充分な効果を上げるには至ってい
なかった。
木工程での地盤改良工法として、対象地盤中に複数本の
凍結管を打ち込み、該凍結管内への冷媒、冷却材の給送
循環によって地盤冷却をはかり、間隙水の凍結をもって
堅固な凍土を形成する凍結工法が知られているが、この
従来型凍結工法の実施においては、凍結土の凍結予定範
囲、凍結強度等の決定は綿密な計算によって行なわれる
必要があシ、類型であり、また、いかに綿密な計算によ
っての実施であっても他の地盤条件（地下水等）の影響
によって理想的な凍結を達成できない事態が生じ易く問
題となっていた。また、この従来型凍結工法では、凍結
管による凍結が処理地盤を越えて非処理地盤にまで及び
易く、該非処理地盤の凍結は、該非処理地盤上の近接構
造物に凍土影響を与え近接構造物に悪影響を及ぼす欠点
があった。反対に、近接構造物への凍上影響を低く抑え
ようとすると、いきおい凍結範囲限定により処理地盤の
強度不足と成り易く水による噴発事故発生もしばしばで
あった。処理地盤と非処理地盤との間に適当な薬液の注
入をもって凍結範囲を処理地盤内にのみ限定しようとす
る従来例もあったが、充分な効果を上げるには至ってい
なかった。
したがって、この発明は、凍結を必要とする地盤（この
明細書の記載にて１処理地盤」と称する）と凍結を不適
当とする地盤（この明細書の記載にて「非処理地盤」と
称する）との間に伝熱遮蔽境界手段を設置して、凍結管
による凍結を処理地盤内に限定し、上述した従来型凍結
工法の欠点を解消することを目的とし、該伝達遮蔽境界
手段の具体的態様としては列設せる複数本のヒートノや
イブを採用する。
明細書の記載にて１処理地盤」と称する）と凍結を不適
当とする地盤（この明細書の記載にて「非処理地盤」と
称する）との間に伝熱遮蔽境界手段を設置して、凍結管
による凍結を処理地盤内に限定し、上述した従来型凍結
工法の欠点を解消することを目的とし、該伝達遮蔽境界
手段の具体的態様としては列設せる複数本のヒートノや
イブを採用する。
ヒートパイプの概略構成を示す８１！１図を参照するに
、ヒートパイｆ１は加熱端２と放熱端３とを除きその周
囲を真空又は断熱材である断熱手段４にて熱絶縁した密
閉状筒体であって、その内面には長手方向にわたって毛
細管材ライラグ５を配設するとともに、フロン、アルコ
ール等の媒体液を封入したものであシ、該媒体液は加熱
端２において熱吸収により気化し該加熱端２と放熱端３
との間の圧力差によって通路６を介して該放熱端３へと
移動し該放熱端３にて熱放出して凝縮し、該放熱端３に
て液化した該媒体液は毛細管材ウイツク５を介して再度
加熱端２へと環流し、上記工程の繰返しによって加熱端
２より放熱端３への熱伝導が効率的に行なわれる。
、ヒートパイｆ１は加熱端２と放熱端３とを除きその周
囲を真空又は断熱材である断熱手段４にて熱絶縁した密
閉状筒体であって、その内面には長手方向にわたって毛
細管材ライラグ５を配設するとともに、フロン、アルコ
ール等の媒体液を封入したものであシ、該媒体液は加熱
端２において熱吸収により気化し該加熱端２と放熱端３
との間の圧力差によって通路６を介して該放熱端３へと
移動し該放熱端３にて熱放出して凝縮し、該放熱端３に
て液化した該媒体液は毛細管材ウイツク５を介して再度
加熱端２へと環流し、上記工程の繰返しによって加熱端
２より放熱端３への熱伝導が効率的に行なわれる。
さて、この発明の一実施例を示す第２図、第３図を参照
するに、符号７は、地盤８への型孔９掘削処理に際して
、該地盤凍結のために該地盤中に配設されたブライン管
（凍結管）であって該ブライン管７は冷凍機１０に接続
し該冷凍機１０よりの該ブライン管への冷媒又は冷却材
の給送により処理地盤１１の冷却凍結が行なわれ地盤の
掘削処理に利用されるが、以上の工程は従来の凍結工法
とほぼ同様でありこの発明の方法では、さらに、近接構
造物１３を担持する非処理地盤１２と処理地盤１１との
間の境界面ｌ内に、複数本のヒートパイプ１４を、該ヒ
ートパイプ１４の放熱端が上端１５となり、加熱端が下
端１６となる配置にて垂直方向向きに並列状に配設し、
該並列状に配設せるヒートパイプ１４０列によって伝熱
遮蔽境界手段を構設し、ブライン管７による非処理地盤
１２の冷却を防止し、反面、処理地盤１１の効率的冷却
凍結を達成する。すなわち、ヒートパイプ１４は、その
下端１６を加熱端とし上端１５を放熱端とするため、地
盤を介して該ヒートパイプ１４に伝達されるブライン管
７の冷却効果は該ヒートパイプ１４の働きによシ該ヒー
トパイプ１４下端の加熱端周囲の深層地盤へと逃がされ
該深層地盤の冷却に利用され、したがって、プライン管
冷却効果の非処理地盤１２への伝達は阻止され、非処理
地盤１２凍上による近接構造物１３等への悪影響は排除
される。しかし、その反面、ブライン管７の冷却効果は
該ヒートパイプ１４の働きにより深層地盤へと有効に伝
達されるため、処理地盤１１は全体的に均等に冷却凍結
され、プライン管７自体の設置深度が比較的に浅い場合
であっても、該ヒートパイプ１４の下端１６を深層地盤
内に設置することにより凍結範囲をかなシの深度までに
到達せしめて凍結の均一化をはかることができる。
するに、符号７は、地盤８への型孔９掘削処理に際して
、該地盤凍結のために該地盤中に配設されたブライン管
（凍結管）であって該ブライン管７は冷凍機１０に接続
し該冷凍機１０よりの該ブライン管への冷媒又は冷却材
の給送により処理地盤１１の冷却凍結が行なわれ地盤の
掘削処理に利用されるが、以上の工程は従来の凍結工法
とほぼ同様でありこの発明の方法では、さらに、近接構
造物１３を担持する非処理地盤１２と処理地盤１１との
間の境界面ｌ内に、複数本のヒートパイプ１４を、該ヒ
ートパイプ１４の放熱端が上端１５となり、加熱端が下
端１６となる配置にて垂直方向向きに並列状に配設し、
該並列状に配設せるヒートパイプ１４０列によって伝熱
遮蔽境界手段を構設し、ブライン管７による非処理地盤
１２の冷却を防止し、反面、処理地盤１１の効率的冷却
凍結を達成する。すなわち、ヒートパイプ１４は、その
下端１６を加熱端とし上端１５を放熱端とするため、地
盤を介して該ヒートパイプ１４に伝達されるブライン管
７の冷却効果は該ヒートパイプ１４の働きによシ該ヒー
トパイプ１４下端の加熱端周囲の深層地盤へと逃がされ
該深層地盤の冷却に利用され、したがって、プライン管
冷却効果の非処理地盤１２への伝達は阻止され、非処理
地盤１２凍上による近接構造物１３等への悪影響は排除
される。しかし、その反面、ブライン管７の冷却効果は
該ヒートパイプ１４の働きにより深層地盤へと有効に伝
達されるため、処理地盤１１は全体的に均等に冷却凍結
され、プライン管７自体の設置深度が比較的に浅い場合
であっても、該ヒートパイプ１４の下端１６を深層地盤
内に設置することにより凍結範囲をかなシの深度までに
到達せしめて凍結の均一化をはかることができる。
以上述べたように、この発明の凍結工法は、ヒートパイ
プを簡易に用いることのみにょシ、処理地盤の凍結効果
を格段と改善し、併せて非処理地盤の凍結をも有効に防
止し、優れた技術的効果を奏する。
プを簡易に用いることのみにょシ、処理地盤の凍結効果
を格段と改善し、併せて非処理地盤の凍結をも有効に防
止し、優れた技術的効果を奏する。
第１図は、ヒートパイプの略示縦断面図、第２図は、こ
の発明の一実施例を示す縦断面図、第３図は、第２図■
−■線による断面図である。 符号の説明 １・・・ヒートパイプ ７・・・ブライン管８・・
・地盤 ９・・・型孔１０・・・冷凍機
１１・・・処理地盤１２ｉｒ、・非処理地盤
１３・・・構造物１４・・・ヒートパイプ 特許出願人 三井建設株式会社
の発明の一実施例を示す縦断面図、第３図は、第２図■
−■線による断面図である。 符号の説明 １・・・ヒートパイプ ７・・・ブライン管８・・
・地盤 ９・・・型孔１０・・・冷凍機
１１・・・処理地盤１２ｉｒ、・非処理地盤
１３・・・構造物１４・・・ヒートパイプ 特許出願人 三井建設株式会社
Claims (1)
- 処理地盤に凍結管を設置して該処理地盤の凍結を行う凍
結工法において、該処理地盤と非処理地盤との境界面内
に、複数本のヒートパイプを上下方向の配置にて列設し
、該凍結工法による凍結範囲を該処理地盤内に限定する
ことを特徴とする凍結工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5664682A JPS58176313A (ja) | 1982-04-07 | 1982-04-07 | 凍結工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5664682A JPS58176313A (ja) | 1982-04-07 | 1982-04-07 | 凍結工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58176313A true JPS58176313A (ja) | 1983-10-15 |
Family
ID=13033104
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5664682A Pending JPS58176313A (ja) | 1982-04-07 | 1982-04-07 | 凍結工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58176313A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| RU218787U1 (ru) * | 2022-12-15 | 2023-06-13 | Общество с ограниченной ответственностью "НК "Роснефть" - Научно-Технический Центр" | Холодильная установка для обеспечения работы термостабилизаторов грунтов в пассивный период |
-
1982
- 1982-04-07 JP JP5664682A patent/JPS58176313A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| RU218787U1 (ru) * | 2022-12-15 | 2023-06-13 | Общество с ограниченной ответственностью "НК "Роснефть" - Научно-Технический Центр" | Холодильная установка для обеспечения работы термостабилизаторов грунтов в пассивный период |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| DE3266213D1 (en) | Method of constructing a tunnel | |
| GB2545207A (en) | Groundheat exchanger system | |
| JP7116981B2 (ja) | 地熱発電装置 | |
| CN109853518B (zh) | 一种适用冻土区的太阳能喷射式制冷装置及保护冻土方法 | |
| CN106592573A (zh) | 一种无冻结器液氮人工地层冻结方法 | |
| US4438757A (en) | Device for reopening an ice-bound water source | |
| US4194856A (en) | Method for reducing frost heave of refrigerated gas pipelines | |
| JPS58176313A (ja) | 凍結工法 | |
| JP2003239270A (ja) | 凍結工法及びその凍結工法に使用されるパイプ材 | |
| KR100383430B1 (ko) | 댐수면 결빙 방지장치 | |
| GB2075089A (en) | Drilling method | |
| FR2409615A1 (fr) | Laser a liquide | |
| RU2263744C2 (ru) | Устройство для глубинного замораживания грунта | |
| JP2700998B2 (ja) | 循環型地熱利用装置 | |
| SU1502709A1 (ru) | Способ разработки котлованов в мерзлом грунте | |
| RU2776017C1 (ru) | Способ охлаждения грунта | |
| JP2921934B2 (ja) | トンネル掘削方法 | |
| WO2019000098A1 (en) | THERMOSIPHON FILLED WITH LIQUID TO A FORCED CIRCULATION PHASE | |
| CN110565662A (zh) | 一种防治寒区边坡冻融破坏的锚固装置 | |
| CN105401588B (zh) | 一种斯特林冻结壁装置及方法 | |
| JPS61180857A (ja) | 太陽池 | |
| CN218324958U (zh) | 一种寒区隧道冻结点防治的装置 | |
| CN211230250U (zh) | 一种高速旋转式排污清泥用的油井钻头 | |
| SU1126257A1 (ru) | Способ охлаждени молока холодом вечномерзлого грунта посредством батареи термосифонов | |
| JP2005016225A (ja) | 押し当て式簡易凍結装置 |