JPS5817601Y2 - 簡易溶剤回収装置の蒸発器 - Google Patents

簡易溶剤回収装置の蒸発器

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Publication number
JPS5817601Y2
JPS5817601Y2 JP1979122876U JP12287679U JPS5817601Y2 JP S5817601 Y2 JPS5817601 Y2 JP S5817601Y2 JP 1979122876 U JP1979122876 U JP 1979122876U JP 12287679 U JP12287679 U JP 12287679U JP S5817601 Y2 JPS5817601 Y2 JP S5817601Y2
Authority
JP
Japan
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shell
evaporator
solvent
recovery device
oil
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Expired
Application number
JP1979122876U
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English (en)
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JPS5642386U (ja
Inventor
広田武夫
森下東介
西信義
Original Assignee
株式会社岡村製作所
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Publication date
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  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 塗装工場等で発生する廃溶剤は、保管するときは悪臭を
発し、オた火災の原因となる恐れがあり、廃棄するには
、環境汚染を避けるため、専門の廃棄処理業者に委託し
なげればならない。
本考案は、廃溶剤より再使用しつる溶剤を回収するとと
もに、安全無害な残渣を簡単に廃棄しうるようにした、
簡易溶剤回収装置における溶剤蒸発器に関するもので、
以下添付の図面に基いて具体的に説明する。
簡易溶剤回収装置は、第1図に示すように、廃溶剤を溶
剤蒸発器Aにおいて加熱して、気化した溶剤蒸気を、導
管1をもって凝縮器Bに導いて、冷却して液化させるよ
うに構成されている。
なお、2は回収操作の制御盤である。
蒸発器Aの有底角筒状をなす殻体3の上面開口部は、上
蓋4をもって閉塞され、同じ〈上部を除く内側面は、所
定厚さの耐熱性の断熱材5をもって裏打ちされている。
断熱材5には、角筒状の内筒6が内嵌され、内筒6の内
面下部には、水平をなす平面方形の受枠7が固着されて
いる。
内筒6は、上方より石油缶を遊挿しうる大きさを有し、
受枠7の中央に切設された窓孔8は、石油缶の底面より
若干中さい。
内筒6における受枠7の下方には、耐火煉瓦よりなる耐
熱板9が内設され、耐熱板9の上面、かつ窓孔8の直下
には、電気ヒーター10が載設され、ヒーター10は、
上記制御盤2に接続されている。
内筒6の上端近くと殻体3の間で、かつ断熱材5の直上
には、第2図右下方に若干傾斜する仕切板11が固着さ
れ、殻体3の内上部に蒸気室12を形成している。
殻体3における蒸気室12右下端には、仕切板11の延
長方向を向いて蒸発室12と連通ずる上記導管1の左端
が固着されている。
なお、13は、蒸気室12内の温度を測定する温度セン
サーで、制御盤2に接続され、ヒーター10の温度を調
節する。
導管1の右端は、凝縮器Bの有底円筒状をなす外筒14
の上部に接続され、外筒14の底板14aは、漏斗状を
なしている○ 底板14aの下面中央には、第1排出管15が接続され
、第1排出管15は、それぞれ弁を備えた支管15 a
、15 bに分岐している。
外筒14の側板14bの下端には、弁を備えた第2排出
管16が接続され、同じく第2排出管16の上方には、
弁を備えた第3排出管17が接続されている。
外筒14内には、その内面より若干の間隔を隔てて、上
端開口する有底円筒状の、外筒14より長尺の冷却筒1
8が挿着され、外筒14との間に凝縮室19を形成して
いる。
凝縮室19の上端は、冷却筒18の上端に固設された閉
塞板20により閉塞されている。
冷却筒18の中央には、上端が冷却筒18の上端より若
干突出し、下部が第3図右下方に傾斜して、下端が凝縮
室19の下部に連通ずる排気管21が設けられている。
捷た、冷却筒18の上端には、排水管22が接続され、
同じく排水管22の下方には、給水管23が接続され、
給水管23の先端は、冷却筒18の内子端近く1で垂下
している。
上述の溶剤回収装置において、廃溶剤を保管しておいた
石油缶24の上面を開口して、蒸発器Aの内筒6の受枠
7上に載置し、上蓋4を閉じて、制御盤2の操作により
ヒーター10に通電する。
すると、石油缶24内の廃溶剤は加熱されて、次第に蒸
気室12内に気化し、一部は殻体3に触れて液化する。
蒸気室12内に充満した溶剤蒸気と液化した溶剤は、共
に導管1を経て、凝縮器Bの凝縮室19に流入し、冷却
筒18内の冷水と、外筒14外方の冷気により冷却され
て、溶剤蒸気の大部分が液化し、さらに排気管21を通
過する間に、周囲の冷水により完全に液化する。
液化した溶剤は、外筒14の下部に集1す、比重の違い
により、廃溶剤中に台筐れていた水分は、溶剤と分離す
る。
多くの溶剤においては、水が下層となるが、トリクロー
ルエチレンの如く、水より重い溶剤においては、水が上
層となるので、第1排出管15と第2排出管16および
第3排出管17を適宜使い分けて、水を廃棄して溶剤の
みを回収すればよい。
上述の回収装置においては、回収残渣は、石油缶24内
に残留するので、石油缶24とともに廃棄すればよく、
蒸発器Aの内部は全然汚れないので、甚だ好都合であり
、かつ迅速に次回の溶剤回収作業を行うことができる。
なお、冷却筒18内には多量の冷却水が貯留されている
ので、通常の回収作業においては、新たな冷却水を供給
する必要はない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の蒸発器を備える簡易溶剤回収装置の
一例を示す正面図、第2図は、その回収装置の蒸発器の
中央縦断拡大正面図、第3図は、その回収装置の凝縮器
の中央縦断拡大正面図であるO A・・・・・・蒸発器、B・・・・・・凝縮器、1・・
・・・・導管、2・・・・・・制御盤、3・・・・・・
殻体、4・・・・・・上蓋、5・・・・・・断熱材、6
・・・・・・内筒、7・・・・・・受枠、8・・・・・
・窓孔、9・・・・・・耐熱板、10・・・・・・電気
ヒーター、11・・・・・・仕切板、12・・・・・・
蒸気室、13・・−・・温度センサ、14・・・・・・
外筒、14a・・・・・・底板、14b・・・・・・側
板、15゜16.17・・・・・・排出管、15a 、
15b・・・・・・支管、18・・・・・・冷却筒、
19・・・・・・凝縮室、20・・・・・・閉塞板、2
1・・・・・・排気管、22・・・・・・排水管、23
・・・・・・給水管、24・・・・・・石油缶。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 有底筒状をなし、上面開口部に上蓋4を設けた殻体3の
    内面を、耐熱性断熱材5で覆って、その内部に石油缶を
    遊挿しうる空間を形成し、その内下部に窓孔8を切設し
    た石油缶の受枠7を固設して、窓孔8の直下方にヒータ
    ー10を設置し、また前記殻体の上端近くの内面周縁に
    、若干傾斜する仕切板11を設けて、殻体3の内上部に
    溶剤蒸気室12を形成するとともに、殻体3における蒸
    気室12の最低部に、仕切板11の延長方向を向いて、
    一端が凝縮器Bに連る蒸気導管1の他端を接続した簡易
    溶剤回収装置の蒸発器。
JP1979122876U 1979-09-05 1979-09-05 簡易溶剤回収装置の蒸発器 Expired JPS5817601Y2 (ja)

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JPS5642386U JPS5642386U (ja) 1981-04-18
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