JPS5817549B2 - キユア剤として有用な組成物 - Google Patents

キユア剤として有用な組成物

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JPS5817549B2
JPS5817549B2 JP54136300A JP13630079A JPS5817549B2 JP S5817549 B2 JPS5817549 B2 JP S5817549B2 JP 54136300 A JP54136300 A JP 54136300A JP 13630079 A JP13630079 A JP 13630079A JP S5817549 B2 JPS5817549 B2 JP S5817549B2
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、キュア剤、空気キュア可能な組成物、そして
メルカプタン含有基礎材料をキュアする方法に関する。
−りの観点では、本発明はキュアされた組成物に関する
少なくとも二つの末端(即ち、反応性)メルカプタン基
を有するメルカプタン含有重合体は、室温で容易にキュ
アされ、多くの用途に適したものにする例えば気候、油
、オゾン及び水に対する抵抗性の如き優れた性質を有す
るエラストマーを与えることができる。
かかる重合体は容易にキュアされそして上記の如き抵抗
性の故に、これらはシーラント及び接着剤として、同様
に多くの他の用途に広く使用されてきている。
しかし、これらのメルカプタン含有重合体は、一般に「
キュア剤」は使用直前に重合体に加えなければならない
という欠点があった。
少なくとも二つの成分から成るシーラント組成物が使用
直前に混合しなげればならないときは、かかるシーラン
ト組成物は普通「ツー・パッケージ」シーラント系と呼
ばれ、一方、相当の期間実質量のキュアなしに予備混合
されそして貯蔵され、そしてかくして「直ちに使用可能
]として販売されるシーラント組成物は「ワン・パッケ
ージ」シーラント系と呼ばれる。
「ワン・パッケージ」シーラント組成物は、長い期間、
例えば約6ケ月間容器中相対的に未キユア状態に保持さ
れなければならず、そして次に周囲条件、例えば空気、
水又は光に曝されて後そしてその後にのみキュアを始め
なければならない。
「ツー・パッケージ」系は長い期間用℃・られてきてお
り(そしてかくして確立されており)、そしてこれらは
一般に「−成分」系より良好な成績を有するために、「
ツー・パッケージ」系はしばしば標準として用いられ、
これに対して「ワン・パッケージ」系が比較される。
しかし、[ワン・パッケージj系は、利用時に何ら混合
の必要なしに容器から直接適用することができ、そして
かく1−て成分の不適当な混合が生ずる可能性を避ける
ことができるので、一般に好ましい系である。
シーラント基礎及びキュア剤両方を含みそして通常の環
境条件に曝されたときのみに活性化される「ワン・パッ
ケージj系を開発するいくつかの試みがなされてきてい
る。
「ワン・パッケージ」系の一つの例が米国特許第322
5017号に記載されており、これではメルカプタン末
端ポリスルフィド−基準組成物が水分に曝されてキュア
される。
この系はキュアするのに多(の水分を必要とし、モして
従って比較的乾燥した気候では有用でない。
もう一つ他の1−ワン・パッケージ」系が米国特許第3
991039号に記載されており、そこではメルカプタ
ン含有ポリスルフィド重合体基準組成物が酸素又は空気
に曝されることによってキュアされる。
この特許では、チウラムジスルフィド及び鉄又はマンガ
ンコンプレックスの組合せから成るキュアパッケージが
記載されている3、シかし、そのキュアパッケージはす
べての種類のノルカプタン含有重合体を有効にキュアせ
ず、特に主にモノスルフィド結合を少量のジスルフィド
及びポリスルフィド結合と共に含有する成るメルカプタ
ン含有重合体(そしてこれは米国特許第 3817936号及び第4113707号そして最近許
可された出願Ser、 A737948に記載されて℃
・る。
)を効果的にキュアせず、かかる重合体は一般に上記キ
ュアパッケージがそれらと混合されるとき、長期間粘着
性を保つ。
さて主にモノスルフィド結合のメルカプタン含有重合体
でも効果的にキュアするキュアパッケージが発見された
この組成物は、比較的短時間内にポリエチレンフィルム
に対し非粘着性となりそして良好な弾性を有する。
本発明の一つの目的は、「ワン・パッケージ−1シーラ
ントを製造するのに用いることができる空気キュア可能
な組成物を与えることである。
本発明のもう一つの目的は、迅速にキュアする空気キュ
アシーラント組成物を与えることである。
本発明に従えば、キュア剤は(a)少な(とも一つのI
A、IB、MA、IB、IVA、VA、又は■A族金属
置換ジチオカーバメート、及び(b)少なくとも一つの
カルボン酸の又はベータージケトンの■Bもしくは■族
金属化合物から成っている。
一つの態様に於いては、上記キュア系が特定重合体をキ
ュアするために用いられる。
そしてもう一つ他の態様に於℃・ては、本発明のキュア
剤及び少な(とも一つのメルカプタン含有基礎材料から
成る空気キュア可能な組成物が提供される。
上記キュア剤は、分子当り少なくとも一つのメルカプタ
ン基を有するメルカプタン含量化合物をキュアするのに
有用である。
この明細書では、用いた周期率表はケミカル・ラバー・
カンパニー(CRC)rハンドブック・オブ・り−ミス
トリー・アンド・フィジックス」第49刊にあるもので
ある。
本明細書では、用語「キュア」とは、記述された組成物
が、注型可能な、拡張可能な、又は押出可能な状態から
、組成物が注型、拡張又は押出できない条件に変化され
ることを意味する。
一般にキュア組成物は、指接触又はポリエチレンフィル
ムいずれにも非粘着性である表面を有する。
本出願では、用語「メルカプタン」は[チオール」と同
義であると理解されるべきである。
本発明のキュア可能な組成物は、単に空気又は酸素に曝
すと迅速にそして有効にキュアし、比較的短時間にポリ
エチレンフィルムに非粘着性になるためにシーラント及
び接着剤として非常に有利に用いることができる。
これらはその使用直前成分の混合を必要とせず、そして
これは長期開始んど又は全く副作用なしに貯蔵すること
ができる。
酸素はキュア剤を活性化するように作用する活性成分で
あると考えられる。
従って、空気の他、他のいかなる酸素含有雰囲気でもこ
の活性化を有効ならしめると期待される。
本発明の実施に於いては、少なくとも一つのメルカプタ
ン基を含有いずれの材料も下記のキュア系によってキュ
アされることが期待される。
これは単量体、同様に重合体両方を含む。
しかし、本発明の実施に於し・ては、経済的理由で(化
学量論的カンプリンク′では、重合体対キュア剤の重量
比は単量体対キュア剤の重量比より大きい)そして重合
体が一般にモノマーよりもしばしばエラストマー用途に
用いられるので、重合体が基礎材料として好まし℃・。
キュアされるべき重合体の分子量は、広範に亘って一般
に約100乃至約 100000の範囲内で選ばれる。
しかし、一般に本発明の実施に好ましい重合体は、約1
000より大きし・分子量を有する。
そしてしばしばこの重合体は約1ooooより太き(そ
して約20000より小さい分子量を有する。
好適な重合体には、約室温で液体(即ち注型可能な)で
ある重合体、同様に約室温で固体である重合体が含まれ
るが、しかしキュア系と混合することの容易さの故に液
体重合体が好ましく・材料である。
固体重合体が用いられる場合には、これは好ましくは小
片に粉砕されそして液体中に溶解され、この液体は好ま
しくは調製されるべき組成物の液体成分の一つであるべ
きである。
上記の如くメルカプタン含有化合物のいずれもが本発明
の実施に於いて用いることができるが、分子当り平均2
そしてそれより多い、好ましくは;3乃至5メルカプタ
ン基が存在することが好ましい。
材料の分子当りのメルカプタン基の平均数は、その材料
の平均メルカプタン官能性である。
キュア時に2つ又はそれより多℃・かかる基が存在する
ときは、このキュア組成物は実質的にエジストマ−状特
性を獲得する。
以下の実施例では、メルカプタン含有液体PM重合体(
フィリップス ベトロリウム カンパニーの登録商標)
を用℃・た。
この材料は、主にポリ(オキシアルキレン)−ポリエス
テル−ポリ(モノスルフィド)−ポリチオールであり、
その性質は以下に記載する。
この重合体の製造方法は、当業者によく知られており、
例えば米国特許第3817936号及び最近許可された
出願S er。
A737948に記載されている。
少なくとも;3メルカプ)・基を有し、当業者によく知
られていて、そして本発明のキュア系でキュアされろポ
リ(オキシアルキレン)−ポリエステル−ポリ(モノス
ルフィド)ポリチオールの2つの製造方法は、(1)少
なくとも一つのメルカプト−アルカン酸と少な(ども一
つのチオシアルカン酸を、分子当り少な(とも3つの垂
下ヒドロキシ基を有するポリ(オキシアルキレン)ポリ
オールと共に反応するか、又は(2)メルカプト−アル
カン酸エステルとチオシアルカン酸エステルを、分子肖
り少なくとも3つの垂下ヒドロキシル基を有するポリ(
オキシアルキレン)−ポリオールと共に反応することで
ある。
米国特許第3817936号に記述された方法又は出願
Ser、A737948に記述された方法のし・ずれか
が用いられるときは、調製されるメルカプタン−含有重
合体は安定性及びpHの僅かな相違を除いて実質的に同
じであるようでありそして殆んど同じ物性を示す。
ここに記載されるキュア系は、両方の方法によってつく
られる重合体共等しく良く遂行すると考えられる。
しかし、本明細書中の実施例に於L・て用いられるPM
重合体は、Ser、 A737948に記載される方法
によって調製した。
上記の両方法によって製造されるポリ(オキシアルキレ
ン)−ホリエステルーボリ(モノスルフィド)−ポリチ
オールの代表的試料の性質を第1表に示す。
個々の試料の性質は異なり、そして従ってその範囲をも
第1表に示す。
第1表 ポリ(オキシアルキレン)−ポ リエステルーホリ(モノスルフ イド)−ポリチオール(PM重 合体)の代表的性質 物理的状態 液 体 粘度、ポイズ、25 70±20 ℃(77下) 色 淡黄 メルカプタン硫黄、 0,85±0.1wt% 推定分子量 12000〜i 5000分子
当りの推定平均 3−5 メルカプタン官能性 比重 102±0.01 密 度 ポンド/力 83 0ン p)I (pH重合体の 703±10飽和水抽
出物の) 本発明の実施に於いては、2つの型の成分の混合物から
成るキュア系が一般に用いられる。
両成分が一緒に存在するとき、キュアが起り、一方いず
れかの材料が単独で用いられるときは認められる量のキ
ュアは得られないことが判った。
これらの二つの材料はタイプA及びタイプBキュア剤と
呼ばれ、これらの材料の両方共金属コンプレックスであ
る。
本発明の実施に於いては、キュア剤タイプAは金属置換
ジチオカーバメートより成る群から選ばれる。
これらのものは、式によって表わされる。
この式中Mは周期率表のIA、IB、田A、JIB、■
A、VA又はMA族の金属又は金属の混合物のいずれか
であってよく、Zはアミン又は置換基RR’N−(ただ
しR及びR′は同じでも異なっていてもよくそして各々
水素又は1乃至約18炭素原子を有する炭化水素基であ
る)、又は異部環式アミノ基(例えばピペリレン)であ
り、そしてXは用いられる金属の原子価に依って1.2
.3又は4であってよい。
適したタイプAキュア剤の℃・くつかの例には、以下の
もの、即ちナトリウムモノエチルジチオカーバメート、
ナトリウムジ−n−ブチルジチオカーバメート、カルシ
ウムジエチルジチオカーバメート、カドミウムジエチル
ジチオカーバメート、ビスマスジメチルジチオカーバメ
ート、銅ジメチルジチオカーバメ−1・、亜鉛モノメチ
ルジチオカーバメート、亜鉛ジエチルジチオカーバメ−
1・、亜鉛ジブチルジチオカーバメ−1・、亜鉛ジベン
ジルジチオカーバメート、鉛ジメチルジチオカーバメー
ト、セレニウムジエチルジチオカーバメート、チルルウ
ムシエチルジチオカーバメート、亜鉛エチルフェニルジ
チオカーバメート、亜鉛ジチオカーバメート、カルシウ
ムジチオカーバメート及びそれらの適した混合物が含ま
れる。
好まし℃・タイプAキュア剤はより普通にみられるジチ
オカーバメート類、例えば亜鉛ジブチルジチオカーバメ
ート、亜鉛ジエチルジチオカーバメート及びビスマスジ
メチルジチオカーバメートである。
本発明の実施に必要なそしてキュア剤タイプBとして参
照されるキュア系の第二の成分は、有機カルボン酸の■
B族又は■族金属化合物又はベーター−ジ−ケトンの■
B族又は■族金属化合物であってよい。
これは環式及び非環式カルボン酸両方を含み、ここで用
語「環式」には芳香族及び非芳香族化合物両方が含まれ
る。
タイプロキュア剤の活性種は一般的に金属であり、そし
て従ってアニオンは比較的重要でないと考えられろ。
好ましイ金属ハ、マンガン、鉄、コバルト、及びニッケ
ルである。
これらは、それらの普通に入手し易さ及び/又は活性の
故に好ましい。
タイプロキュア剤に用いることができるアニオンの適し
た例には、カルボキシレート、ジカルボキシレート、及
びアセチルアセトネートが含まれる。
モノカルボン酸のアニオンが、これらのアニオンは全体
の系に良好な溶解性又は相溶性を示すので、本発明の実
施にとって好ましい。
好ま[〜いカルボン酸の金属化合物は、一般式によって
表わされ、式中Rは■B 族又は■族金属であってよく、R“は1乃至18炭素原
子を有する炭化水素基であり、そしてyは用℃・られる
M′金金属原子価に依って一般に2又は3である。
モノカルボン酸のアニオンには、例えばプロピオネート
、ブチレート、ペンタノエート、ヘキサノエート、オク
タノニー ト、エチルヘキサノエート、テカノエ−1・
、ドデカノエ−1〜、及びその混合物が含まれる。
必要なタイプロキュア剤として用いることができる好適
なジカルボキシレ−1・の例は、オギザレート、マロネ
ート、スクシネート、ゲルタレ−1・、アジペート、ヒ
ルレート、スベレート、アゼレート、セバケート、及び
それらの適した混合物である。
必要なタイプBキュア剤として用いることができる好適
なベータージケトンの金属化合物は、式(式中M′は■
B族又は■族金属のいずれかであり、(R″′)は各々
炭化水素基当り1乃至約18炭素原子を有する炭化水素
基より成る群から選ばれ、そしてZは用いられる金属の
原子価に依って一般に1.2又は:3である) に依って表わされる。
これらの適した材料の例には、マンガン(II)2・4
−ペンタンオネ−1” (同様にアセチルアセトネート
と呼ばれる)、マンガン@)2・4−ヘプタンジオネー
ト、ニツク−ル(n)2・4−オクタンジオネート、コ
バルl−(1) 2・4−ペンタンジオネー+−1及ヒ
コバルト@)2・4−ペンタンジオネート及びそれらの
混合物が含まれる(しかしこれに限定されるものではな
い)。
上記の如きタイプA及びタイプロキュア剤は、基礎重合
体の続くキュアのために別々のキュアパッケージとして
一緒に貯蔵することができる(合計組合せ系がここで記
述の如き環境条件に曝されるとキュアが起る)。
本発明の実施に於いては、このキュア系は(上記の如き
タイプAキュア剤材料、及びL記の如きタイプBキュア
剤材料の他に)同様にカルシウム過酸化物及び/又はカ
ルシウム酸化物を含有する。
カルシウム過酸化物及び/又はカルシウム酸化物の存在
は一般にキュア速度を増大するのに役立ちそしてキュア
したエラストマー生成物の特性を高める。
しかし、最も広見・観点からの本発明は、カルシウム過
酸化物及び/又はカルシウム酸化物の存在を必要とする
ものと限定して考えられるべきでない。
充填剤、可塑剤、顔料、抗酸化剤及び同様の添加剤が本
発明の基礎材料及びキュア系と共に用いられる。
これらの添加剤の選択は、当業者にまかされており、メ
ルカプタン含有基準材料又はキュア系に望ましくない生
成物又は結果を与えないように選ばれるべきである。
本発明に従う空気キュア可能な組成物は、シーラントを
含む広い目的に有用である。
第1表に記載されたPM重合体からシーラントがつくら
れるときは、以下の処方が好ましく用いられる。
他のメルカプタン含有材料がキュアされるときは、キュ
ア剤の相対量は一般にキュアされる材料のメルカプタン
含量に依って第1表に示したものから変えられる。
キュアされる材料のメルカプタン含量が増加すると、一
般に増加した量のキュア剤が必要である。
(a) 金属置換ジチオカーバメート 100部ノルカフフン−含有重合体 当りの金属置換ジチオカーバメート の合計重量を基準とした部数)。
(b) 有機酸の金属化合物(100部メルカプタン
−含有重合体当りのキュ ア剤タイプBの金属含量を基準とし た部数)。
第1表に示される処方はビルティング職で用いられるシ
ーラント用に推せんされるが、他の用途には他の処方が
好ましいかもしれない。
かかる処方は同様に本発明の範囲内である。
用いられるキュア剤の量は、用いられる特定のメルカプ
タン−含有重合体の量を基準とし、そしてこの比は一般
に生成物の用途に拘わらず同じ重合体については同じに
保つべきである。
本発明に従う組成物を製造する方法は、必要な成分の適
当な混合を含む。
一般に、良好な混合を確保するために、すべての液体が
最初に用いられる混合機にいれられ、次に固体がこの液
体に加えられそして好ましくは続いて真空処理に処され
捕捉された空気及び/又は酸素が除かれる。
従って、一般にキュア剤は最後に混合物に加えられそし
て好ましくは混合物を空気及び/又は酸素への曝露に対
して保護することを助けるために窒素被覆下に加えられ
る。
実施例 以下の実施例は、本発明を説明するためのものであるが
、本発明はこれに限定されると考えるべきでない。
予備混合物を調製するために以下の処方を用い、これは
次に実施例I及び■(以下に記載する)に於いて用いた
この処方は、実施例■についての予備混合物を調製する
ために僅か変成したが、この変成は顔料(項目7.8及
び9)を処方から除去したことのみとした(そして従っ
て実施例■に於いて存在した成分の重量%は、以下に示
す予備混合物処方中のそれと僅か異った)。
PM重合体予備混合物の処方 成 分 重量% 1、メルカプタン−含有液体重 35,0合体(
a) 成 分 重量% 250%塩素パラフィン(b)3.8 (可塑剤) 3 炭酸カルシウム(C)(充填剤) 3934
、二酸化チタン(d)(充填剤) 1885 発
煙シリカ(e)(増粘剤)25 6.2・2′−メチレンビス(40,28−メチル−6
−t−ブチル フェノールげ)(抗酸化剤) 7、カドミウノ、基準顔料(g) 0.
188 酸化−h)(顔料) 009
9、 カーボンブラック(旬(顔料) 009
合計100.04 (a) Set、!、737948 (この方法は以
下に記述する)に記載される方法に よって調製されるPM重合体−フィリ ップス・ペトリウム・カンパニー、 (b)クロラフイン■50−・・−キュレス・インコー
ホレーテッド、 (C) ・・イ フt/ツクス■100−ファイザー
・ミネラルス、 (d) A2060−チタネツクス・ピグメント・コ
ーポレーション、 (e) キャブ−0−シル■M−5−キャボット・コ
ーポレーション、 げ) シアナミド2246−アメリカン シアナミド、 (g) イエローピグメントA1476−/・−ショ
ー・ケミカル、 (h) レッド ピグメント R−2199−ファイ
ザー・ミネラル、 (i) タイプN765−フィリップス・ペトロリウ
ム・カンパニー PM重合体の調製 以下は、本発明の以下に記述する実施例■、■及びVの
実験で用いられるPM重合体の代表的な製造法を示すも
のである。
攪拌機、圧力計、温度計及び内部冷却コイルを備えた1
−ガロンステンレス鋼反応器に、メタノール(600m
l’)、濃水酸化アンモニウム(28重量%NH32]
、、6グ)、硫黄(12グ)及び硫化水素(81,6′
?)をいれた。
メチルアクリレ−)(1376?)を攪拌反応器に45
分間隔で導入した。
この反応期間に亘って、反応混合物の温度は23℃から
53℃に上昇し、一方圧力は1650 KPa (2
40psig ) から1150KPa (169
psig ) に低下した。
追加の30分間の攪拌後に、反応器は排気し過剰の硫化
水素を放出させそして残留反応溶液を分留装置に移した
合計5実験は上記の如く行った。
得られる反応混合物は分留蒸留に先立ち混合した。
留分(5889グ)を50トール(闘Hg )圧力で8
7−93℃の沸点範囲に亘って集得したが、これは98
.6重量%メチル3−メルカプトプロピオネートを含ん
だ(GLC1即ち気体−液体クロマトグラフィーによっ
て分析した)。
非蒸溜ポット残渣(3005グ)は、GLCで分析され
た85重量%ジメチルチオプロピオネート及び15重量
%ジメチルジチオジプロピオネートを含有した。
31の攪拌した加熱カラス反応器に、ポリエーテルポリ
オール(約4500の分子量を有しそしてポリチールグ
当りミリ当量のOH基である約34のヒドロキシル数を
有する1・2・6−ヘキサンドリオール及びプロピレン
オキシドから誘導されるユニオンカーバイドのLHT=
34.550グ)を加えた。
窒素(0,056m”/時間)を攪拌反応器を通して発
泡させ、そして内容物を100℃で1時間保持し残留水
を除いた。
窒素流を次に0.0056 rnニア時間に減少させ、
リフラックスコンテンサーを取付けそしてメチル−3−
メルカプトプロピオネート(上記の留分25.9P)、
スルフィド−ジスルフィド混合物(上記の非蒸溜ポット
残渣14.1. P )、及びテトラブチルチタネート
(テユポンのタイザーTBT、本質的に0.22の純粋
なテトラブチルチタネート)を反応器に加えた。
攪拌反応混合物は、177℃で24時間保持した。
反応混合物から通過して出てくる窒素流はトランスエス
テル化反応で形成されるメタノールを一掃した。
24時間の期間の終りに、リフラックスコンテンサーを
とりはずし、そして1時間177℃に保持した温度で窒
素流速を0.0567rV/時間に増大させ、揮発分を
除いた。
得られるポリ(オキンアルキレン)−ポリエステルーポ
リ(スルフィド)−ポリチオールは、088重量%メル
カプタン硫黄及び25℃で6800センチポイズの粘度
を有した。
PM重合体予備混合物についての処方中に示した上記の
成分は、混合物中一般に表示した大気室温で一緒に混合
した。
この予備混合物を次に下記の如〈実施例■、l及び■に
於いて用いた。
ASTM D638−56Tに従って、試験片を形成
し、キュアさせ、そして試験片の弾性に関するいくつか
の性質の測定に処した。
これらの性質は50%モジュラス、抗張力及び伸びであ
る。
実施例 ■(対照例) 比較の目的で、「ツー・パッケージ」シーラント組成物
を調製しそして評価した。
キュア剤は二酸化鉛を基礎とした。
1002の上記シーラント予備混合物に、50重量%二
酸化鉛、45重量%ジブチルフタレー1・及び5重量%
ステアリン酸(C−5500、G、 P、レーザー・カ
ンパニー)を含有する21グのキュア用ペーストを加え
た。
得られる混合物を次に寸法2−172インチX2−1.
/2インチ×1/8インチを有する額縁モールドに注型
した。
この組成物を室温(約25℃)で14日キュアさせた。
室内の湿度は45乃至50%に保った。組成物の表面は
72時間内にポリエチレンフィルムに非粘着性となった
が、しかしこれは2乃至3週間後ですら(・くふん指粘
着性を保持した。
指粘着性は、試験される試料を指標指で触れそして如何
に粘着性(べとつくこと)に感するかを見ることによっ
て試験される。
14日の期間後、キュアした組成物は額縁から除き、そ
して弾性に関するある特性をASTM D638−5
6Tの方法によって測定した。
測定した性、質は以下の如くであった。
50%モジュラス: 50psi 抗張力 : 135 psi 伸 び :>700% 実施例 ■(対照例) 本例は、特定のメルカプタン−含有重合体を、カルボン
酸のマンガン塩と知られた硫黄−基準ゴムのキュア促進
剤(即ち、テトラメチルチウラムジスルフィド)から成
る米国特許第3991039号に記載されたキュア系で
キュアすることを試みるときに得られる不満足な結果を
示す。
上記のシーラント予備混合物(顔料が存在しないと℃・
5例外で)502に、01グのテトラメチルチウラムジ
スルフィド(メチルチュアード)及びマンガン(■)2
−エチルヘキサノニーI・のミネラルスピリット中の3
728重量%溶゛液(モーベイ・ケミカルから「6%マ
ンカンHeX−Chem■溶液」の名で供給されている
、6重量%マンガン金属を含有するもの)0.4Pを加
えた。
大気室温で大気圧下、45乃至50%の湿度で2.5週
間後、混合物はキュアした(即ち表皮で被覆された)表
面を有したが、しかし未だ指粘着性であった。
大気室温下で11日後、この組成物の中心部は試験した
が、未キユアであることカ穿1」つた。
この同じ部分は次の4日経っても未キユアのままであっ
た。
実施例 I[IA(本発明) 上記のシーラント予備混合物251に、上記のマンカン
(1)2−エチルヘキサノニー1・のミネラルスピリッ
ト中の37.28重量%溶液(6重量%のマンガン金属
を含む)012及び0.17亜鉛ジブチルジチオカーバ
メートを加えた。
各成分は約1乃至3分間充分混合し、そしてこの混合物
を次に直ちに実施例■に記載した如く同じ型の額縁モー
ルドに拡げた。
組成物は使用前貯蔵しなかったが、実施例■では本発明
組成物の貯蔵性能を示す。
本発明組成物が空気に曝されると、シーラントは45分
の短時間内でポリエチレンに非粘着性の表面となった。
この特定実験の指粘着性を試験したが、本発明組成物の
もう一つの他の試料の指粘着性を実施例1cで下記のよ
うに試験した。
約55週間の空気への曝露後、試料をモールドから除き
そして以下の性質力積11定された。
50%モジュラス: 27psi 抗張力 :103psi 伸 び ニア55% 本発明組成物の性質は、実施例Iに於ける如く調製され
そして記載された標準「ツー・パッケージ」シーラント
のそれと非常に有利に比較される。
これは、上記の如く、「ツー・パッケージ」系が一般に
[−ワン・パッケージ」シーラント系より良好なキュア
特性を与える(調製中の混合段階からの人の誤差が除外
される限り)という点で顕著である。
実施例 In、B(本発明) 50yの上記のシーラント予備混合物、022の、上記
のマンカン(I)2− エチルベギザノエートのミネラ
ルスピリット中の3728重量%溶液(6重量%マンガ
ン金属を含む)、022の亜鉛ジブチルジチオカーバメ
−1・、及び22の酸化カルシウムから、実施例1nA
に記載したものと類似の組成物を調製した。
1−2分間内の「皮のおおい」によって示されろ如く、
表面キュアは殆んど直ちに起ることが観察された。
酸化カルシウムの代りに過酸化カルシウムを用いたもう
一つの他の本発明実、験では、過酸化カルシュラムも酸
化カルシウムも存在しないときより、皮のおお(・及び
続く内部キュアが同様に迅速に起った3、
渕実施例 IC(本発明) 257の上記シーラント予備混合物、012の、上記の
マンカン(1)2−エチル−′Xキサノエートのミネラ
ルスピリット中の3728重量%溶液(6重量%のマン
ガン金属を含む)、及び0.2Pの亜鉛ジブチルジチオ
カーバメートから、実施例HAに記載したものと類似の
組成物を調製した。
各成分を1乃至3分間充分混合し、そしてその混合物を
次に実施例■に記載した如き同じ型の額縁モールドに拡
げた。
45乃至50%の相対粘度で空気に25週間曝した後、
組成物を指粘着性について試験した。
これは実施例■(対照例)の組成物より少ない指粘着性
であることが判ったが、両組成物共空気に同じ時間曝し
た。
実施例 y(本発明) 以下の実施例は、更にビルヂング職に用いるのに好適な
[ワン・パッケージコシ−ラントとしての本発明の態様
の有用性を示す。
単一パッケージエラストマー状ビルジングシーラント、
タイツ1(非袋)、クラスAについて政府規格試験TT
−3−00230Cに処される処方を調製するために以
下に示す処方を用℃・た。
この処方は同様に一連の粘度測定に処した。
試料を調製し、キュアさせ、そして政府規格TT−8−
0023QCに従う試験に処した。
「ワン・パッケージ」組成物を溶接密封コンテナー内に
約24乃至約48時間貯蔵した後空気に曝すと直後に試
料は表皮の被覆が起ったことが観察された。
これらの試料は、政府規格TT−8− 400230cに規定された如き「ワン・パッケージ−
1シ一ラント組成物として種々の試験に処した。
これらの試験はすべてシーラントの種々の成績特性を示
した。
本発明のシーラント試料につし・ての試験の要請及び結
果を第■表に示す。
一連の粘度測定を同様に本発明のシーラント組成物の試
料について行ない、そして結果を第V表に示す。
第■表に於けるテークは、実施例■で調製した本発明組
成物がビルディング職に於けるシーラントとしての用途
に全く満足であることを示す。
アルミニウノ\の表面については、シーラントは「ワン
・パッケージ」シーラントの政府規格TT−8−002
30C下に必要な10の成績試験にすべて合格した。
コンクリート及びガラスの表面につし・ては、シーラン
トはこれらの10の試験の殆んどに合格し、そして一方
破壊が起る場合は、これは用いたブライマーによるもの
でありそして破壊は常にシーラント−基体界面に起るの
でシーラントが原因でなかったと考えられる。
上記の如<、「−ワン・パッケージ」シーラント組成物
はコンテナー中でかなりの期間相対的に非キュア状態に
保持されるものでなければならず、そして次に雰囲気条
件、例えば空気又は酸素に曝露後にのみキュアを開始す
るものでなければならない。
長期間の貯蔵中の本発明組成物試料の安定性を示すため
に(そしてかくして「ワン・パッケージ」シーラント系
としてのその有効性を示すために)、シーラント組成物
試片について一連の粘度測定を25℃で行った。
新鮮に混合したシーラント組成物の試料を、数個のスク
リュー−キャップしたA9ドラムガラスびん中にいれた
これらを雰囲気室温で種々の時間貯蔵した。
次に各ガラスびん及びその内容物を恒温浴に25℃で1
時間いれ、そしてこの時間後、届、7スピンドルを用い
てフルツクフィールド粘度計モデルRVT−Eを用(・
粘度、センチボイズ(cps )及びパスカル−秒(P
a、s )を測定した。
測定は、p1転/分(rpm)で表わされる種々の回転
速度を行なったが、そしてそのデータは第V前に示す。
第V前のデータは、57日の長期間貯蔵後に試験片の粘
度の著しい上昇はないことを示す。
従って組成物は密閉貯蔵すると実質的にキュアは起らな
いようである。
かくして、これは「ワン・パッケージ」系としての用途
に適している。
実施例 V 本例では、対照実験VA及びvBは、タイプAキュア剤
又はタイプBキュア剤いずれかのみがメルカプタン−含
有重合体をキュアするために用いもれるときに観察でき
る量のキュアが起らないことを示す。
対照実験VCは、タイプA及びタイプロキュア剤両方が
処方から除かれたときにキュアが起らないことを示す。
本発明実験VDは、タイプA及びタイプロキュア剤両方
が一緒に用いられるときにキュアが達成されたことを示
すために含めた。
本発明実験VEは、垂下特性を改良するためにつくられ
た実験VDの処方の変化を示すため・に含めた。
上記処方に従って処方を調製し、そして得られる混合物
を次に実施例■に記載した如き絵画額縁モールドに注型
した。
実験VA、VB、VC及びVDの試験片を、次に同じキ
ュア条件に処した。
これらを全て70℃の温度でオーダン中に同じ時問いれ
た(この時間は約16乃至20時間とした)。
必要な本発明成分の一つのみを用いる対照側実験VA及
びVBでは、上記キュア条件下に観察される量のキュア
が起らなかったが、これらの実験に於ける試料はキュア
条件に処される前には粘着性を保ったことが判った。
同様に、対照側実験VCではキュアは起らなかった。
タイプA及びタイプロキュア剤両方を用いた本発明実験
V()では、同じキュア条件下にキュアが達成された。
実、験V Dでの処方は、良好な垂下特性をもたず、キ
ュアされた組成物はかなりの垂下(即ち3/16インチ
より大きい)を有することが判った。
実験VEについての処方に示される如く、充填剤の相対
量を増加し、そして可塑剤の相対量を僅か減少するとき
、そして処方が室温(約25℃)で3週間キュアされる
とき、この処方はこの期間内にキュアし、受容れられる
垂下特性を有し、この垂下は3/16インチより小さい
ことが判った。
試片を次に試験し、そして以下の性質が測定された。
50%モジュラス 33 psi 抗張力 82 psi 伸 び 742%

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (A)式: 〔式中Mは、周期率表のIA、IB、MA。 IB、IVA、VA又はMA族の少なくとも一種の金属
    であり、Zは式: (但し式中R及びR′は、同じでも又は異なるものでも
    よく、水素、又は1乃至約18炭素原子を有する炭化水
    素基である)のアミンもしくは置換アミノ基又は異部環
    式アミノ基であり、そしてXは1.2.3又は4である
    〕 の少なくとも一種の置換ジチオカーバメート、及び (B) カルボン酸の周期率表の■B又は■族金属化
    合物の少なくとも一種、又はベータージケトンの周期率
    表の■B又は■族金属化合物の少な(とも一種、 から成るメルカプタン含有化合物用のキュア剤として有
    用な組成物。 2 該■B又は■族化合物が、式: のモノカルボン酸化合物、又は式: のベータージケトン化合物であり、式中者々M′は■B
    又は■族の金属であり、R“及びR″′(これらは共に
    一つまり多いときは同じでも又は異ってもよ℃・)は各
    々基当り1乃至約18炭素原子を有する炭化水素基であ
    り、yは2又は3であり、そしてZは1.2又は3であ
    る、特許請求の範囲1に記載の組成物。 3 該ジチオカーバメートが、ナトリウムモノエチルジ
    チオカーバメ−1・、ナトリウムジ−ローフチルジチオ
    カーバメート、カルシウムジエチルジチオカーバメート
    、カドミウムジエチルジチオカーバメート、ビスマスジ
    メチルジチオカーバメート、銅ジメチルジチオカーバメ
    ート、亜鉛モノメチルジチオカーバメート、亜鉛ジエチ
    ルジチオカーバメート、亜鉛ジブチルジチオカーバメー
    ト、亜鉛ジベンジルジチオカーバメート、鉛ジメチルジ
    チオカーバメート、セレニウムジエチルジチオカーバメ
    ート、テルリウムジエチルジチオカーバメート、亜鉛エ
    チルフェニルジチオカーバメート、亜鉛ジチオカーバメ
    ート又はカルシウムジチオカーバメートから成り、そし
    て該カルボキシレート又はベータージケトン化合物が、
    少なくとも一種のマンガン、鉄、コバルト又はニッケル
    カチオン及び少なくとも一種のグルタレ−ト、ブチレー
    ト、ペンタノエート、ヘキサノエート、オクタノエート
    、エチルヘキサノエート、デカノエート、トチカッエー
    ト、オキザレート、マロネート、スクシネート、グルタ
    レート、アジペート、ピメレート、スベレー1−、アゼ
    レート、セバケート、2・4−ペンタンジオネート、2
    ・4−ヘプタンジオネート又は2・4−オクタンジオネ
    ートアニオンから成る、特許請求の範囲1に記載の組成
    物。 4 式I中のZがジ置換アミノ基であろ特許請求の範囲
    1〜3のいずれか一つに記載の組成物。 5 式■中のMが亜鉛である特許請求の範囲1〜4のい
    ずれか一つに記載の組成物。 6 式■又は■中のM′がマンガン、鉄、コバルト又は
    ニッケルである特許請求の範囲5に記載の組成物。 I 該ジチオカーバメートが、亜鉛ジブチルジチオカー
    バメートであり、そして該カルボキシレートがマンカン
    (1)−2−エチルヘキサノエートである、特許請求の
    範囲6に従う組成物。
JP54136300A 1978-10-23 1979-10-22 キユア剤として有用な組成物 Expired JPS5817549B2 (ja)

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