JPS58174746A

JPS58174746A - 副変速機付トランスミツシヨン

Info

Publication number: JPS58174746A
Application number: JP57056095A
Authority: JP
Inventors: Kazumi Hiraiwa; 一美平岩
Original assignee: Nissan Motor Co Ltd
Current assignee: Nissan Motor Co Ltd
Priority date: 1982-04-06
Filing date: 1982-04-06
Publication date: 1983-10-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は副変速機を具えるトランスミッションに関する
ものである。

副変速機はトランスミッションの変速段数を増・してそ
の実用価値を高めるのに有用であるが、一般に副賛速機
付トランスミッションは例えば特願昭５８−８５４４６
７号のように主変速機にユニットとしての副変速機をそ
のまま併設して構成するのが普通であった。そのため従
来の副変速機付トランスミッションは、主、副変速機で
兼用できる歯車があるにもかかわらず、歯車数が多いと
共にそれに関連して必要となる部品数だけ部品点数の増
大を招き、構造が大型且つ複雑になり勝ちであ・・つた
。又、同様の理由から従来の副変速機付トランスミッシ
ョンは、通常の出力取出側と逆の側からも出力を取出せ
るようにして、例えば車両の４輪駆動用に構成する場合
、そのままの構成ではこの目的が達せられず、逆側への
出力の取出しを可１能にするのに、トランスファギヤが
不可欠であって、益々構造が大型且つ複雑になるのを避
けられなかった。

本発明は入力軸及びこれに平行な副軸に夫々、互に噛合
する複数組の歯車を設け、これら歯車を対応する入力軸
又は副軸に適宜駆動結合することにより所定変速段で出
力軸に動力を伝達可能としたトランスミッションにおい
て、前記歯車のうち前記副軸に一体結合した２個の歯車
と噛合する歯車を前記出力軸に回転自在に設けると共に
１皺歯車を出力軸に適宜駆動結合する手段を設ければ、
これらで副変速機が構成され、しかもこれを主変速機内
に歯車の共用を可能にしつつ組込め得て上述の問題を解
決できるとの観点から、この構成に特徴づけられる副変
速機付トランスミッションを提供しようとするものであ
る。

以下、図示の実施例により本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明副変速機付トランスミッションの一実施
例で、図中１は入力軸、８はこれに平行な副軸、８は出
力軸を夫々示す。入力軸１上には１速歯車４．ｚ速歯車
６を夫々一体に設けると共に、８速歯車６及び４速歯車
７をベアリングを介して回転自在に設け、入力軸１上に
は更に後退歯′ＩＬ８を一体に＠ける。副軸８上には歯
車９．１０をベアリングを介して回転自在に設けると共
に歯。

車１１．１ｓ１を一体結合して設け、これら歯車９〜ｌ
ｚを夫々歯車４〜７に常時噛合させる。

歯車９．１０間に配して副軸２上にはこれら歯車と副軸
とを適宜駆動結合するための同期噛合機構１８を設け、
核機構はそのカップリングスリーブ１８ａを図示の中立
位置から■方向へ左行させた第１速選択位置にする時−
車９を副軸２に駆動結合し、カッ４プリングスリーブ１
８ａを図示の中立位置から■方向へ右行させた第８速選
択位置に１する時歯車ＩＯを副軸２に駆動結合するもの
とする。なお、カップリングスリーブ１８ａの外周には
、後退歯ｊ＄８と整列する歯車１４を形成し、これら歯
車８，１４に噛合する位置と噛合しない位置との間で軸
方向へ変位し得るリノ（−スアイドラ。

ギヤ１５を設け、これらで後退段を設定する。

−車６，７間に配して入力軸１上に同期噛合機構１６を
設け、該機構はそのカップリングスリーブ１６ａを図示
の中立位置から■方向へ左行させた第８速遺択位置にす
る時歯車６を入力軸ｌに駆動結合し、カップリングスリ
ーブ１６ａを図示の中立位置から■方向へ右行させた第
４速選択位置にする皓歯、＄７を入力軸１に駆動結合す
るものとする。

出力軸δ上には歯車１７．１８を回転自在に設け、これ
らを夫々−軍１１．１１に常時噛合させる。出力軸δ上
には更に歯車１７．１８間に配して同期噛合機構１９を
設け、腋機構はそのカップリングスリーブ１９ａを図示
の中立位置より■方向に左行させた高速選択位置にする
時歯車１）を出力軸８に駆動結合し、カップリングスリ
ーブ１９＆を中立位置より０方向に右行させた低速選択
位置にする時歯車１８を出力軸８に駆動結合するものと
する。

上述の構成になる本発明副変速機付トランスミッション
の作用を次に説明する。

カップリングスリーブ１８龜を第１速選択位置にする時
、入力軸１からの動力は歯車４．９及び同期噛合機構１
８を介し第１速の減速比で副軸２に伝達され、カップリ
ングスリーブ１８ａを第２速選択位置にする時、入力軸
１からの動力は歯車・５．６及び同期噛合機構１８を介
し第２速の減速比で副軸２に伝達される。カップリング
スリーブ１６ａを第８速遺択位置にする時、入力軸ｌか
らの動力は同期噛合機構１６、歯車６，１１を介し第８
速のギヤ比で副軸ｚＫ伝達され、カップリングスリーブ
ｌｅａを第４速選択位置にする時、入力軸１からの動力
は同期噛合機構１６、歯車７゜１２を介し第１速のギヤ
比で副軸２に伝達される。

史に、リバースアイドラギヤ１５を歯車８，１４と噛合
する位置にシフトすると、入力軸ｌからの動力は歯車８
，１５．１４及び同期噛合機構１８を介し逆転され、後
退のギヤ比で副軸２に伝達される。

各変速段でこのようにして副軸２に伝達された動力は、
カップリングスリーブ１９ａを低速選択位置にした状態
では、歯車１２．１８及び同期噛合機構１９を介し低速
で出力軸３に伝達され、一方力ツブリングスリーブ１９
ａを高速選択位置にした状態では、副軸２に伝達された
動力は歯車１１．１７及び同期噛合機構１９を介し高速
で出力軸８に伝達される。

かくして、本発明トランスギツシ目ンは上述の如く、副
軸８に一体結合した８傭の歯車１１．１１と噛合する歯
車１７．１１１を出力軸δに回転自在に設けると共に、
これら歯車１７　ｓ　１８を出力軸に選択的に駆動結合
する手段１９を設けて副変速機を構成したから、副軸３
から出力軸８へ動力を伝達するため主変速機にとって不
可欠な歯車１７（１８）を副変速機の歯車Ｋｌｌ用する
こととなり、歯車の数及びこれに関連して必要となる部
品点数を減少することができ、構造が小型且つ簡単にな
る。又、出力軸８が入力軸１及び副軸８からオフセット
しているため、出力軸８の両端ｔケースから突出させ、
これらより３方向にすなわち、前後方向にそれぞれ動力
を取出し、前輪、後輪を駆動する構成が容易に実現可能
で、そめために別途ト２ンファギャを必要とすることも
なく４輪駆動化が簡単に出来、この点でも構造を簡単且
つ小型にすることかで鎗る。

第２図は本発明副変速機付トランスミッションの他の例
で、本例では主変速機を前進６段とし、副変速機を２輪
−４輪駆動切換可能にも構成する。

この目的のため、入力軸１上に６速歯車２０を回転自在
に設け、これｈｔ時噛合する歯車ｇ１を副軸２に一体に
設ける。又、人力軸１上には歯車２０を適宜人力軸１に
駆動結合するための同期噛合機構２２を設け、該機構は
そのカップリングスリーブ２２ａを図示の中立位置から
左行させた第６速選択位置にする時上記の駆動結合を行
なうも、。

のとし、この時入力軸１からの動力は同期噛合機構２２
、歯車２０．２１を経て第５速のギヤ比で副軸２に伝達
される。

なお本例では、歯車１８を歯車２１に噛合させ、同期噛
合機構１９を低速選択状態にした時のギヤ比を前述した
例よりｍ−低速側に整向させたが、歯車１８を前述した
例と同様歯車１２に噛合させてもよい。

更に、出力軸８０図中右端はそのまま後駆動２輪に結合
し、図中左端はドッグクラッチ２８を介し選択的に前８
輪軸２４に結合可能とする。従って、ドッグクラッチ２
δの釈放により軸８４を出力軸８から切離すと、前述し
た例と同様にして出力軸８に至った動力は後８輪の駆動
のみに供され、ドッグクラッチ２８の継合により軸３４
を出力軸δに結合すると、この動力が軸２４を経て前８
輪の駆動にも供され、２輪−垂軸駆動の切換えが可能で
ある。

第８図は本発明の更に他の例を示し、本例では主変速機
を第２図の例と同様に構成するが、副変速機に以下の工
夫をこらす。即ち、同期噛合機構１９を直接出力軸８上
に設けず、この出力軸を分断してこの分断箇所に中央差
動ユニット２５を介挿し、該ユニットを介して出力軸８
上に同期噛合機構１＠を設ける。この場合、同期噛合機
構１９を低速選択状態又は高速選択状態のいずれＫしよ
うとも、４輪駆動時前後輪間に生ずる回転差を中央差動
ユニット２５が補償し、滑らかな走行を可能ならしめる
。

ところで、この場合ドッグクラッチ２８の釈放により２
輪駆動に移行した時、出力軸８の左側分断部分のみが無
負荷のため回転し、後輪への動力伝達がなされなくなる
。このため、本例では中央差動ユニット２Ｉｓのケース
を出力軸８の右側分断部分に適宜駆動結合可能なデフロ
ック２６を設け、２輪駆動時は級デフロック２６を作動
させて後輪への動力伝達を可能とする。

本発明は副軸２に一体結合した２個の歯車１１゜１２と
噛合する歯車１７．１８を出力軸８に回転自在に設ける
と共に、これら歯車１７．１８を出・刃軸に選択的に駆
動結合する手段１９を設けて副変速機を構成したから、
副軸２から出力軸８へ動力を伝達するため主変速機にと
って不可欠な歯車１７（１８）を副変速機の歯車に兼用
することとなり、歯車の数及びこれに関連して必要とな
る部品点数を減少することができ、構造が小型且つ簡゛
巣になる。又、出力軸８が入力軸１及び副軸２からオフ
セットしているため、出力軸８の両端をケースから突出
させ、これらより２方向にすなわち、前後方向にそれぞ
れ動力を取出し、前輪、後輪を、駆動する構成が容易に
実現可能で、そのために別途トランス７アギヤを必要と
することもなく４輪駆動化が簡単に出来、この点でも構
造を簡単且つ小型にすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明副変、ｉｓ付トランスミッシヲンの一例
を示すスケルトン図、第２図及び第８図は本発明の他の３例を示すスケルトン
図である。１・・・入力軸、２・・・副軸、８・・・出力軸、４・
・・１速歯阜、６・・・８速歯車、６・・・８速歯車、
７・・・４速歯車、９〜１２・・・カウンタ歯車、１８
・・・１−８変速用間期噛合機構、１６・・・８−４変
速相同期噛合横構、１テ・・・高速歯車、１８・・・低
速歯車、１９・・・高低速切換用同期噛合機構、：１ｇｏ・・・６速歯車、２１・・・カウンタ歯車、２２・
・・６速選択用同期噴合櫃構、２８・・・８輪−４輪駆動切換用ドッグクラッチ、２５
・・・中央差動ユニット、ｓ＋６・・・デフロック。第１図第２図

Claims

【特許請求の範囲】Ｌ　入力軸及びこれに平行な副軸に夫々、互に噛合する
複数組の歯車を設け、こ埜らの歯車を対応する入力軸又
は副軸に適宜駆動結合することにより所定変速段で出力
軸に動力を伝達可能としたトランスミッションにおいて
、前記−車の５ち前記副軸に一体結合した２個の歯車と
噛合する歯車を前記出力軸に回転自在に設けると共に、
咳歯寧を出力軸に適宜駆動結合する手段を設けて、これ
らで副変速機を構成したことを特徴とする副変速機付ト
ランスミツシＮ／。龜　出力軸はこれらの両端がケースから突出しているこ
とを特徴とする特許請求の範囲＠１項記載の副変速機付
トランスミッション。