JPS5817242Y2 - 試料吸上げノズルの洗浄水除去装置 - Google Patents
試料吸上げノズルの洗浄水除去装置Info
- Publication number
- JPS5817242Y2 JPS5817242Y2 JP10119080U JP10119080U JPS5817242Y2 JP S5817242 Y2 JPS5817242 Y2 JP S5817242Y2 JP 10119080 U JP10119080 U JP 10119080U JP 10119080 U JP10119080 U JP 10119080U JP S5817242 Y2 JPS5817242 Y2 JP S5817242Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- sample
- cleaning water
- removal device
- sample suction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、血清分取装置または試料の分注装置のように
、試料吸上げノズルを備えて試料分注などの操作の都度
ノズルの洗浄を行なう必要のある装置における試料吸上
げノズルの洗浄水除去装置に関するものである。
、試料吸上げノズルを備えて試料分注などの操作の都度
ノズルの洗浄を行なう必要のある装置における試料吸上
げノズルの洗浄水除去装置に関するものである。
従来、試料吸上げノズルの洗浄水除去を行なうには、ノ
ズルを洗浄した後、ノズルに圧縮熱風を吹き付けて水分
を乾燥させる方法、あるいは、真空により水滴を吸取る
方法などが用いられていた。
ズルを洗浄した後、ノズルに圧縮熱風を吹き付けて水分
を乾燥させる方法、あるいは、真空により水滴を吸取る
方法などが用いられていた。
しかし、前者の方法は、外径２１ｍｍ、長さ１００間の
ノズルの乾燥に際し、ノズルの外側に１００°Ｃの熱風
を吸きつけても３０秒〜６０秒の時間を要した。
ノズルの乾燥に際し、ノズルの外側に１００°Ｃの熱風
を吸きつけても３０秒〜６０秒の時間を要した。
また、そのための熱風発生設備や電力の費用も少なかっ
た。
た。
後者の方法は、ノズル外側の水分を完全に吸着するには
５〜ＩＯｌ／ｍｉｎ、圧力３００Ｔｏｒｒ程度の能力を
もった真空ポンプを必要とした。
５〜ＩＯｌ／ｍｉｎ、圧力３００Ｔｏｒｒ程度の能力を
もった真空ポンプを必要とした。
しかも吸着された水分により真空ポンプ内部がさびつい
て故障の原因となるなどの問題があった。
て故障の原因となるなどの問題があった。
本考案の目的は、上記問題点を解決するために簡単な構
造で、操作時間が短かく、シかも少ない費用で操作の維
持ができる、試料吸上げノズルの洗浄水除去装置を提供
するにある。
造で、操作時間が短かく、シかも少ない費用で操作の維
持ができる、試料吸上げノズルの洗浄水除去装置を提供
するにある。
本考案は、容器内に洗浄水を注入しながらノズルを洗浄
するものにおいて、上記容器の上部に、ノズル外側並び
にノズル先端の水分を除去するブラシをそれぞれ別個に
備えていて、ノズル外側の水分を除去するブラシは毛先
が横向きに、ノズル先端の水分を除去するブラシは毛先
が上向きに設置されていることを特徴とするものである
。
するものにおいて、上記容器の上部に、ノズル外側並び
にノズル先端の水分を除去するブラシをそれぞれ別個に
備えていて、ノズル外側の水分を除去するブラシは毛先
が横向きに、ノズル先端の水分を除去するブラシは毛先
が上向きに設置されていることを特徴とするものである
。
以下、本考案の一実施例を図面によって説明する。
図は試料吸上げノズルの洗浄水除去装置の斜視図である
。
。
図において、１は試料吸上げチューブ、２は試料吸上げ
チューブ１の先端に設けたノズル、３は試料の入ってい
る試料管、４は試料を分注して受ける分注管、５は容器
６に洗浄水を注入する注水口、６は底部に排水口を備え
た容器、７はブラシホルダ、８は横向きブラシ、９は上
向きブラシ、１０はノズル内を洗浄する水およびその水
分を除去するための圧縮空気である。
チューブ１の先端に設けたノズル、３は試料の入ってい
る試料管、４は試料を分注して受ける分注管、５は容器
６に洗浄水を注入する注水口、６は底部に排水口を備え
た容器、７はブラシホルダ、８は横向きブラシ、９は上
向きブラシ、１０はノズル内を洗浄する水およびその水
分を除去するための圧縮空気である。
なお矢印に沿って設けたＡ−Ｈの符号は、試料吸上げか
ら次の試料吸上げに及ぶまでの操作順序を示している。
ら次の試料吸上げに及ぶまでの操作順序を示している。
この図は、試料吸上げチューブ１に接続されたノズル２
が、Ｂ位置においては試料管３内にあり、Ｃ位置におい
ては分注管４の上方にあり、さらにＤ位置では容器６に
注入口５から注入されている洗浄水中にあり、Ｇ、Ｈの
位置では容器６の上部のブラシホルダ７に隣接して設け
られているブラシ８およびブラシ９中に位置した状態が
示しである。
が、Ｂ位置においては試料管３内にあり、Ｃ位置におい
ては分注管４の上方にあり、さらにＤ位置では容器６に
注入口５から注入されている洗浄水中にあり、Ｇ、Ｈの
位置では容器６の上部のブラシホルダ７に隣接して設け
られているブラシ８およびブラシ９中に位置した状態が
示しである。
この構成において、先ずＡ位置において、試料管３の上
にセットされたノズル２が試料管３の中に下降してＢ位
置において試料を吸い上げ、Ａ位置迄上昇し、Ｃ位置迄
移動して分注管４内に試料を吐出する。
にセットされたノズル２が試料管３の中に下降してＢ位
置において試料を吸い上げ、Ａ位置迄上昇し、Ｃ位置迄
移動して分注管４内に試料を吐出する。
試料を吐出したノズル２は容器６の上部に設けられてい
る注水口５から洗浄水の吐出されている位置りに移動し
、この位置からＥ方向に移動させノズル２の外側が洗浄
され、内部は試料チューブ１を通る水１０によって洗浄
される。
る注水口５から洗浄水の吐出されている位置りに移動し
、この位置からＥ方向に移動させノズル２の外側が洗浄
され、内部は試料チューブ１を通る水１０によって洗浄
される。
このノズル２はＥ位置からＦ位置に水平に移動する間に
試料吸上げチューブ１の中に圧縮空気１０が通され、水
が除かれて乾燥する。
試料吸上げチューブ１の中に圧縮空気１０が通され、水
が除かれて乾燥する。
ノズル２はＦ位置で横向きブラシ８の毛の中に入りＧ方
向へ上昇するときに、外側の水分がブラシ８によって拭
きとられる。
向へ上昇するときに、外側の水分がブラシ８によって拭
きとられる。
最上部まで上昇したノズル２の先端は、上向きブラシ９
の毛の先端より３〜４朋程度低い位置にある。
の毛の先端より３〜４朋程度低い位置にある。
そして、ノズル２が上向きブラシ９の上部Ｈの位置を通
過するとき、ノズル２の先端は毛に触れているので、先
端の水滴は拭きとられほとんど乾燥状態になる。
過するとき、ノズル２の先端は毛に触れているので、先
端の水滴は拭きとられほとんど乾燥状態になる。
従ってノズル２がＡ位置まで移動して再び試料を吸い上
げるときには、汚れもなく、水分も除去された状態にな
っている。
げるときには、汚れもなく、水分も除去された状態にな
っている。
なおこの実施例においてブラシには狸毛を用いて好結果
を得たが、一般に獣毛製のものが、吸水性があって好ま
しい。
を得たが、一般に獣毛製のものが、吸水性があって好ま
しい。
以上のように、本向案の試料ノズルの洗浄水除去装置は
構造が簡単であり、しかもブラシを通過させるだけで容
易に水分除去ができるので、操作時間の短縮とともに操
作費も極めて少なくなるなど、すぐれた実用的効果を奏
するものである。
構造が簡単であり、しかもブラシを通過させるだけで容
易に水分除去ができるので、操作時間の短縮とともに操
作費も極めて少なくなるなど、すぐれた実用的効果を奏
するものである。
図は本考案の試料吸上げノズルの洗浄水除去装置の一実
施例の斜視図である。 １・・・・・・試料吸上げチューブ、２・・・・・・ノ
ズル、３・・・・・・試料管、４・・・・・・分注管、
５・・・・・・注水口、６・・・・・・容器、７・・・
・・・ブラシホルダ、８・・・・・・横向きブラシ、９
・・・・・・上向きブラシ。
施例の斜視図である。 １・・・・・・試料吸上げチューブ、２・・・・・・ノ
ズル、３・・・・・・試料管、４・・・・・・分注管、
５・・・・・・注水口、６・・・・・・容器、７・・・
・・・ブラシホルダ、８・・・・・・横向きブラシ、９
・・・・・・上向きブラシ。
Claims (1)
- 容器内に洗浄水を注入しながらノズルを洗浄するものに
おいて、上記容器の上部に、ノズル外側並びにノズル先
端の水分を除去するブラシをそれぞれ別個に備えていて
、ノズル外側の水分を除去するブラシは毛先が横向きに
、ノズル先端の水分を除去するブラシは毛先が上向きに
設置されていることを特徴とする試料吸上げノズルの洗
浄水除去装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10119080U JPS5817242Y2 (ja) | 1980-07-16 | 1980-07-16 | 試料吸上げノズルの洗浄水除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10119080U JPS5817242Y2 (ja) | 1980-07-16 | 1980-07-16 | 試料吸上げノズルの洗浄水除去装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5724545U JPS5724545U (ja) | 1982-02-08 |
| JPS5817242Y2 true JPS5817242Y2 (ja) | 1983-04-07 |
Family
ID=29462684
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10119080U Expired JPS5817242Y2 (ja) | 1980-07-16 | 1980-07-16 | 試料吸上げノズルの洗浄水除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5817242Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61192890U (ja) * | 1985-05-27 | 1986-12-01 | ||
| JPH0350497U (ja) * | 1989-09-26 | 1991-05-16 | ||
| JP2014085304A (ja) * | 2012-10-26 | 2014-05-12 | Toshiba Corp | 自動分析装置 |
-
1980
- 1980-07-16 JP JP10119080U patent/JPS5817242Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5724545U (ja) | 1982-02-08 |
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