JPS58172327A - クメン及び/又はポリイソプロピルベンゼンの製法 - Google Patents

クメン及び/又はポリイソプロピルベンゼンの製法

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JPS58172327A
JPS58172327A JP57053701A JP5370182A JPS58172327A JP S58172327 A JPS58172327 A JP S58172327A JP 57053701 A JP57053701 A JP 57053701A JP 5370182 A JP5370182 A JP 5370182A JP S58172327 A JPS58172327 A JP S58172327A
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benzene
fraction
cumene
catalyst
reaction
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Masanori Yamamoto
山本 正憲
Akio Kanazawa
金沢 明郎
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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  • Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、クメン及び/又はポリイソプロピルベンゼン
の製造方法、更に詳しくはベンゼンとプロピレンとを出
発原料として塩化アルミニウムを必須成分とするフリー
ゾルタラフッ触媒の存在下にアルキル化反応及びトラン
スアルキル化反応を実施してクメン及び/又はポリイソ
プロピルベンゼンを製造する方法に関する。
塩化アルミニウムを必須成分とするフリーデルクラフッ
触媒の存在下にアルキル化反応工程(1)でベンゼンと
プロピレンとを反応せしめ、このアルキル化反応工程(
1)において生成したクメン、ジイソプロピルベンゼン
、トリイソプロピルベンゼン及び未反応ベンゼンなどを
主成分とした反応生成物を、蒸留工程から循環されるジ
イソプロピルベンゼン、トリイソプロピルベンゼンなど
のボ(2) ジイソプロピルベンゼンと共に、塩化アルミニウムを必
須成分とするフリーゾルタラフッ触媒の存在下にトラン
スアルキル化反応工程(■)でトランスアルキル化し、
引き続きトランスアルキル化反応工程生成物を、蒸留に
よってクメン留分とその他の留分とに分留し、例えばク
メン及び/又は所望のポリイソプロピルベンゼンを製品
として取得し、一方製品として取得しないその他の留分
、例えばベンゼン留分をアルキル化反応工程(1)及び
/又はトランスアルキル化反応工程(n)へ、そしてジ
イソプロピルベンゼン、トリイソプロピルベンゼンなど
のポリイソプロピルベンゼンをトランスアルキル化反応
工程(n)へ循環するクメン及び/又はポリイソプロピ
ルベンゼンの製造方法は良く知られており、所望の製品
を好収率で製造することができる。例えば、このような
製造方法は特公昭32−7069号公報に具体的に記載
されている。この方法は、m−ジイソプロピルベンゼン
、p−ジイソプロピルベンゼン、トリイソプロピルベン
ゼンなどのポリイソプロピルベンゼンを単独(3) もしくは併産する場合に好適に使用することができる。
このようなアルキル化反応工程及びトランスアルキル化
反応工程を組合せ、かつ塩化アルミニウムを触媒として
使用してクメン及び/又はポリイソプロピルベンゼンを
工業的に製造する場合には、アルキル化反応工程及びト
ランスアルキル化反応工程において使用したフリーゾル
タラフッ触媒を回収して上記両工程において再使用する
方法が一般に採用されている。これは、触媒のために必
要な費用をなるべく廉価にしたい事、更には前記反応に
おいて塩化アルミニウムを触媒として使用する際、塩化
アルミニウムが芳香族炭化水素と反応して油状の複雑な
複合体を形成しこの複合体が高比重で出発原料のベンゼ
ン及び生成物のクメンやポリイソプロピルベンゼンなど
の芳香族炭化水素相と別の相を形成するので触媒活性を
有する該複合体を反応生成物から分離できる事などのた
めに採られている。
前記複合体の触媒活性は、一般に、経時的に低(4) 下することが知られており、本発明者も、アルキル化反
応工程において使用した複合体をアルキル化反応生成物
と共にそのままトランスアルキル化反応工程において使
用し、トランスアルキル化反応工程の反応生成物から該
複合体を分離して再びアルキル化反応工程へ循環するこ
とにより複合体を繰り返し使用することを試みたが、ア
ルキル化反応及びトランスアルキル化反応のいずれにお
いても触媒の繰り返し使用により触媒活性が低下するこ
とを確認した。
一方、前記アルキル化反応工程とトランスアルキル化反
応工程とを組合せてクメン及び/又はポリイソプロピル
ベンゼンを製造する際に、エチルベンゼン及びトリメチ
ルインダンを副生ずる問題が存在することは一般的に知
られている通りである。多量のエチルベンゼンの副生は
その沸点がクメンと比較的近いため高い純度のクメンを
取得するためには、エチルベンゼンを除去するために特
別の蒸留塔を必要とする。また、トリメチルインダンの
副生はm−ジイソプロピルベンゼンの沸点(5) とトリメチルインダンの沸点が極めて近いため蒸留によ
って両者を分離することは工業的に不可能テアリ、m−
ジイソプロピルベンゼンを併産したい場合には、m−ジ
イソプロピルベンゼンの純度が低下する。
本発明者らは、前記したベンゼン及びプロピレンからク
メン及び/又はポリイソプロピルベンゼンを製造する従
来の方法の問題点を解決すべく鋭意研究を進めた結果、
副生するイソプロピルトリノチルインダン及びそれより
高沸点の副生物を蒸qBよりトリイソプロピルベンゼン
留分から分離して系外へ除去し、製品として取得するこ
とを希望しないポリイソプロピルベンゼンをトランスア
ルキル化反応工程に循環して使用することにより、使用
する触媒の活性を低下の度合が少なくなり、従って比較
的低い反応温度及び比較的大きい反応速度で目的とする
クメン及び/又はポリイソプロピルベンゼンを高い純度
で製造することができることを見出し、本発明をするに
至った。
本発明に従えば、(I)塩化アルミニウムを必(6) 須成分とするフリーゾルタラフッ触媒の存在下に、ベン
ゼンとプロピレンとを反応せしめるアルキル化反応工程
、 (■)塩化アルミニウムを必須成分とするフリーゾルタ
ラフッ触媒の存在下に上記アルキル化反応工程(1)の
生成物をトランスアルキル化する反応工程、及び (■)トランスアルキル化反応工程(II)の生成物を
分留する工程 から成るクメン及び/又はポリイソプロピルベンゼンの
製造方法であって、トランスアルキル化工程において副
生じたイソプロピルトリメチルインダンを蒸留によりポ
リイソプロピルベンゼンより分離した後、ポリイソプロ
ピルベンゼンのうち製品として取得しないポリイソプロ
ピルベンゼンをアルキル化反応工程(1)及び/又はト
ランスアルキル化反応工程(It)へ循環しながらクメ
ン及び/又はポリイソプロピルベンゼンを製造する方法
が提供される。     、、、、。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の方法(7) を更に詳細に説明する。
第1図は、本発明に従ったクメン及び/又はポリイソプ
ロピルベンゼンの製造方法においてクメンとp−ジイソ
プロピルベンゼン(以下、単にP−DIPRという)と
を併産する場合のフローチャートである。以下、この第
1図を参照して本発明の方法を具体的に説明するが、本
発明の範囲を第1図に示した態様に限定するものでない
ことは言うまでもなく、同様にしてクメン及び/又は任
意のポリイソプロピルベンゼンを製造することができる
事は言うまでもない。
本発明に従って、アルキル化反応工程(1)及びトラン
スアルキル化反応工程(ff)において使用される塩化
アルミニウムを必須成分とする触媒は、従来かかる反応
において使用されている一般的な触媒であり、例えば三
塩化アルミニウム1モル部に対して助触媒としての塩化
水素約0.3〜2モル部及びベンゼン、クメンなどの芳
香族炭化水素から製造される触媒を好適に使用すること
ができる。
(8) 三塩化アルミニウム、塩化水素及び芳香族炭化水素が接
触すると、これらが互いに反応して複雑な構造を有する
高比重の油状の複合体を作り、この複合体は低比重の芳
香族炭化水素相とは別の相を形成する。そしてこの複合
体は、アルキル化反応のフリーデルクラフッ触媒として
作用する。
従って、アルキル化反応工程(1)及びトランスアルキ
ル化反応工程(If)では、上記複合体相と芳香族炭化
水素相とが接触してアルキル化反応及びトランスアルキ
ル化反応が進行することになる。
工程(1)及び(If)の工業的実施にさいしては、以
下に述べるような方法で前記複合体触媒を循環使用する
方法が一般的に採用されている0例えば、工程(1)及
び工程(It)のそれぞれの反応混合物から高比重の複
合体相を分離し、分離された複合体相を工程(1)及び
(n)に循環する。
また工程(1)の反応混合物から複合体相を分離するこ
となくそのまま工程(11)に供給し、工程(It)か
らの反応混合物について分離操作を行な(9) い、このようにして分離された複合体相を工程(1)及
び/又は工程(n)に循環する方法も好適に使用するこ
とができる。
このように複合体を循環して使用すると、従来法と比較
すれば触媒活性の低下の度合は著しく少ないが、やはり
若干低下するので、循環複合体の一部を系外に抜き出し
、新らたに、例えば三塩化アルミニウム及び助触媒とし
ての塩化水素を追加して運転を実施する必要がある。こ
れらの化合物の追加添加は、例えば工程(1)及び工程
(n)の反応槽又は複合体の循環ラインに添加したり、
別途、ベンゼン、クメン、ジイソプロピルベンゼン、ト
リイソプロピルベンゼンなどの芳香族炭化水素と前記化
合物とから複合体を製造して反応槽、循環ラインなどに
供給したりしても良い。
本発明に従ったアルキル化反応工程(+)においては、
前記したフリーゾルタラフッ触媒の存在下にベンゼンと
プロピレンとを反応せしめる。
系外から供給されるベンゼン11及び系内から循環され
るベンゼン留分12はまず脱水塔lにおい(10) て脱水され、脱水されたベンゼン13はアルキレータ−
2に供給される。一方アルキレーター2にはプロピレン
14及び系内において循環される複合体触媒15も供給
され、アルキル化反応が行なわれる。アルキル化反応工
程(’I)においては、ベンゼン100重量部に対して
、複合体触媒を、一般に約0.1−’30!量部、好ま
しくは約0.3〜5重量部存在するように供給する。一
方、工程(1)に供給されるプロピレンの量は、製造す
る目的物によって異なるが、一般にはプロピレンとベン
ゼンとのモル比(プロピレン/ベンゼン)で約0.05
〜1.5、好ましくは約0.2〜1.2とされる。
アルキル化反応工程における反応は主として以即ち、ア
ルキル化反応工程においては、まずベンゼンとプロピレ
ンとが反応してクメンが生成し、このクメンは上記反応
式(2)に従って更にプロピレンと反応してm−ジイソ
プロピルベンゼン(+5−DIPB)又はp−DIPB
を生成する。更に、例えば前記m−DIPBはプロピレ
ンと反応して上記式(3)に示すように、1,3.5−
TIPB (トリイソプロピルベンゼン)又は1,2.
4−T[PBを生成する。
アルキル化反応工程(1)は、一般には約40〜100
℃、好ましくは約40〜80℃の反応温度及び一般には
大気圧ないし約20kg/cdGの反応圧力下において
実施される。また、本発明に従ったアルキル化反応工程
(+)は工業的には連続式で実施するのが好ましく、そ
の時の滞留時間は一般的には約1分〜約3時間、好まし
くは約5分〜約1時間とする。
アルキル化反応呈程(1)の反応温度が低くすぎると、
反応速度が低下する問題が生じたり、更にベンゼン核に
プ・ロピレンが付加する反応が発熱であるため、反応を
低い温度に制御するために多量の冷媒を必要とするとい
う問題が生しる。一方反応温度が高すぎると、トリメチ
ルインダンやエチルベンゼンの副生量が多くなり、また
プロピレンの三量化や三量化などの副反応が生起してク
メンとの分離が困難なノナン、ノネンなどが副生すると
いう問題が生しるので好ましくない。
なお、第1図の態様においては、ジイソプロピルベンゼ
ンやトリイソプロピルベンゼンなどのポリイソプロビル
ベンゼン留分16はトランスアルキレータ−3に循環し
ているが、このポリイソプロピルベンゼン留分16をア
ルキル化反応工程(1)に循環することもできる。
次に、アルキレータ−2の反応生成物は、トランスアル
キレータ−3に供給され、ここにおいてトランスアルキ
ル化反応が行なわれる。アルキル化反応工程の反応生成
物は、工程(n)へ供給する前に、その中に含まれる複
合体触媒を分離しても良いが、分離せずに反応混合物全
量をそのまま(13) 工程(n)へ供給することができ、工業的には後者の方
法が推奨される。このトランスアルキレータ−3には、
第1図に示すように、循環複合体触媒15及びポリイソ
プロビルベンゼン留分16も供給され、ここで以下に示
すようなトランスアルキル化反応が行なわれる。なお、
17は新らたな触媒の供給ラインである。トランスアル
キル化反応工程(II)において使用される複合体触媒
の量は、工程(It)に供給される油相100重量部に
対して、一般には約0.2〜100重量部、好ましくは
約5〜85重量部である。
トランスアルキレータ−3においては、主として以下の
(4)〜(6)の反応がおきる。
(14) トランスアルキレータ−3においては更に複雑な副反応
が生起するが、その主たる反応を示せば、下記反応(7
)〜(9)に示される通りである。
なお上記反応式において、T旧は1.L3−)リメチル
インダンを示し、IF7旧はイソプロピルトリメチルイ
ンダンを示す。  、 トランスアルキル化反応工程(II)は、一般には約3
0〜100℃、好ましくは約40〜80℃の反応温度及
び大気圧〜約10kg/JGの圧力下において実施され
、工業的には連続式で実施するのが好ましく、その時の
滞留時間は一般には約10分〜約5時間、好ましくは約
20分〜約4時間である。
工程(n)の反応生成物の組成は、工程(n)の反応条
件その他にもよるが、一般には、ベンゼン約2〜60重
量%、クメン約25〜50正量%、m−DIPB約2〜
40重量%、p−DIPB約1〜22重量%、トリイソ
プロピルベンゼン約0.2〜2511i1%及びその他
の高沸点化合物的3型置%以下ある。
このようにして生成した反応生成物18は、触媒分離槽
4において複合体触媒15と分離され、アルカリ洗浄槽
5においてアルカリ洗浄及び水洗して触媒成分を完全に
除去した後、蒸留工程(III)に供給される。触媒分
離槽4において分離された複合体触媒15は前述の如く
アルキル化反応工程(1)及びトランスアルキル化反応
工程(II)において循環使用される。
本発明方法における蒸留(分留)工程(I[l)におい
ては、触媒分離槽4及びアルカリ洗浄槽5において共存
複合体触媒を除去した反応混合物を分留してそれぞれの
成分に分離する。即ち、反応混合物はまずベンゼン分留
塔6においてベンゼン留分12を塔頂より分離し、前述
の如く例えばアルキル化反応工程(1)の原料として循
環使用される。ベンゼン分留塔6の塔底留分19はクメ
ン分留塔7において製品クメン20と塔底留分21とに
分離される。この塔底留分21は次いで一〇IPB分留
塔8において塔頂−DIPB留分22と塔底成分23と
に分留される。塔頂留分22は前述の如くポリイソプロ
ビルヘンゼン留分16として図示の態様においてはトラ
ンスアルキレータ−3に循環使用される。一方、塔底留
分23はp−DIPB分留塔9において製品ρ−DIP
B留分24と塔底留分25に分離される。この塔底留分
25はTIPB分留塔10においてイソプロピルトリメ
チルインダン及びその他の高沸点物26を分離し、塔頂
からはイソプロピルトリメチルインダンその他の高沸点
物を除去されたトリイソプロピルベンゼン留分27を回
(17) 収し、この態様においては前述の如(m−DIPB留分
と一緒にしてトランスアルキレータ−3に循環使用する
分留塔6.7.8及び9の蒸留は従来の方法と同様に実
施することができる。しかしながら、本発明に従えば、
TIPB分留塔10を設けて、トリイソプロピルベンゼ
ン留分からイソプロピルトリメチルインダン及びその他
の高沸点物を系外に除去してトリイソプロピルベンゼン
留分27をトランスアルキル化反応工程(II)に循環
使用する。このTIPB分留塔10における蒸留方法は
、トリイソプロビルヘンゼンの沸点が131 ”C/ 
301Hgテあり、イソプロピルトリメチルインダンの
沸点が137℃/30tmHgであり、しかも気液平衡
関係も特別な挙動を示すわけではないので、当業者であ
れば一般的な芸留針算に基づいて目的とする分留度合に
応じて必要な蒸留段数を定め分留することができる。一
般的に言えば、この分留工程においては供給される原料
留分25の中に含まれるイソプロピルトリメチルインダ
ンの少なくとも50(18) %以上、好ましくは60%以上が塔底留分26として系
外に除去されるよう蒸留を実施するのが好ましい。
第1図の態様においては、クメンとp−DIPBとを製
品として取得する態様について説明したが、その他の任
意の留分を製品として取得することができることは言う
までもない。また分留塔6〜10は必ずしもすべて設け
る必要はなく、例えば、クメンの製造のみを目的とする
場合には、m−DIPB分留塔8、p−DIPB分留塔
9及び分留塔IOは一つの塔で実施することができ、ま
た−DIPBのみを製造したい場合には、分留塔8でm
−DIPBを製品として収得し、ベンゼン分留塔6とク
メン分留塔7、そして分留塔9とlOとは合体すること
ができる。
いずれにしても、本発明において重要なことは、TIP
B分留塔10においてイソプロピルトリメチルインダン
及びその他の高沸点物を分離して系外に除去し、イソプ
ロピルトリメチルインダンを循環使用することを回避す
ること−である。
以上説明したように、本発明方法に従えば、前記したト
ランスアルキル化反応工程(■)において副生ずるイソ
プロピルトリメチルインダン(前記反応式(8)参照)
をTIPB分留塔10において系外に除去するので、イ
ソプロピルトリメチルインダンによる複合体触媒の活性
低下が回避され、しかも前記した反応式(7)において
生成するトリメチルインダンが反応式(8)の平衡関係
が右にずれてこれも触媒活性低下の原因物質となるトリ
メチルインダンの濃度が低下しかつ前記反応式(9)に
よるインダセン(これも触媒活性低下原因物質である)
の生成量が減少するので触媒活性の低下が一層防止され
る。このように、本発明に従えば、触媒活性の低下の度
合が効果的に小さくなるので、従来方法より低い反応温
度においてのアルキル化及びトランスアルキル化反応が
可能となる。このように反応温度を低くすることによっ
て、各工程における副反応が起りにくくなり、特にクメ
ンを製造する際の不純物エチルベンゼンの副生量が減少
し、更にp−DIPB及び/又は+w−DIPBを製造
する際の不純物質トリメチルインダンの副生量も減少す
ると同時になお一層活性低下の度合が小さくなる。かく
して、従来方法に比較して、低い反応温度において、高
純度のクメン及び/又はジイソプロピルベンゼンの製造
が可能となり、しかも従来法に比べて低い反応温度にも
かかわらずむしろ高い反応速度において目的とするクメ
ン及び/又はジイソプロピルベンゼンを製造することが
できる。
以下、実施例に従って本発明方法を更に詳細に説明する
が、本発明の範囲をこれらの実施例に限定するものでな
いことはいうまでもない、なお以下の実施例において「
%」は特に断わらない限り重置%を示す。
実施例1及び比較例1 実施例1においては、第1図に示したフローに従ってベ
ンゼン及びプロピレンからクメン及びp−DIPRを連
続的に併産する運転を実施した。
即ち、脱水塔lにベンゼン及び循環ベンゼン留分を供給
して脱水し、この脱水ベンゼンとプロピレンとをアルキ
レータ−2に供給して触媒を循環(2l) しながら(触媒使用量はベンゼン100重量部に対して
複合体触媒2重量部とし、第1図のフローに従って循環
使用しながら損失分だけ三塩化アルミニウム及び塩化水
素を補給した)、アルキル化反応を実施した。アルキル
化反応温度は70℃、反応圧力はほぼ常圧であった。
アルキル化反応生成物は、後述する循環ポリイソプロピ
ル留分16 (m−DIPB分留塔8及びTIPB分留
塔lOの塔頂留分)と共にトランスアルキレータ−3に
供給し、反応温度55℃及び反応圧力はぼ常圧でトラン
スアルキル化させた。トランスアルキル化反応生成物は
、触媒分離槽4及びアルカリ洗浄槽5で触媒を除去した
後、ベンゼン分留塔6、クメン分留塔7、m−DIPB
分留塔8、p−DIPB分留塔9及びTIPB分留塔1
0においてこの順に分留し、製品クメン(クメン分留塔
7の塔頂留分)及び製品p−ジイソプロピルベンゼン(
p−DIPB分留塔9の塔頂留分)を得ると共に、ヘン
ゼン留分(ベンゼン分留塔6の塔頂留分)は脱水塔lへ
循環し、−−DIPB留分(m−DIPB分留塔8の塔
頂留分)(22) 及びTIPB留分(TIPB分留塔10の塔頂留分)は
前述の循環ポリイソプロピル留分としてトランスアルキ
レータ−3へfl 1Mした。
塔番号   塔頂圧力   塔底温度 6     密圧    168℃ 7     常圧    220’C 8390flHg   213℃ 9    250m)Ig   213℃TIPB分留
塔lOとしては、理論相当段45段の充填塔を用い、塔
頂圧力100wHg、塔底温度200℃及び還流比9で
分留して塔頂がらTIPB留分27を留出せしめると同
時に、塔底がらイソプロピルトリメチルインダン及びそ
の他の高沸点物26を系外に抜き出した。
このようにして連続運転し、運転開始8日後の物質収支
を第1表に示す。なおりメン純度は99゜9%(エチル
ベンゼン含量0.05%) 、p−DIPB純度は99
.1%であった。   。
第1表 流量      組成 (重1部/時)  (重量部/時) ベンゼン    32.0      −(成環ヘン ゼン留分    35.OB:32.8  その他:2
.2プロピレン   18.2      −分留塔6 フィード   100    B12.8.  C15
,5゜鋤−DIPB  11.8゜ p−orpe s、7. TIPB O,7゜TMI 
O,6,IPTMI 0.2゜その他2.7 クメン     45.5   純度99,9%蒙−D
IPB 留分      14.2   a−DIPS 11.
8゜、、::Il、   p−DIPB 1.7. T
MI O,6゜その他0.1 −DIPB 留分      4.0   純度99.1%TIPB
留分     0.8   TIPB O,7,その化
0.1系外抜出    0.5  1PT旧0.2.そ
の他0.3(注)B;ベンゼン、 C:クメン、 T旧
ニトリメチルインダン、IF7旧:イソプロピルトリメ
チルインダン(以下の表においても同し) 一方、比較例1においては、トランスアルキレータ一温
度を65℃とし、TIPB分留塔10を従来の一般的方
法に従って、20段リップルトレイを用いて塔頂圧力5
0m1g及び塔底温度185℃で還流比3で運転した以
外は上記実施例1と同様にして連続運転した。運転開始
8日後の物質収支を第2表に示す。なお、クメン純度は
99.8%(エチルベンゼン含量 0.15%) 、p
−DIPB純度は97.5%であった。
以下余白 (25) 第2表 流量      組成 (重量部/時)  (重量部/時) ベンゼン    26.9      −循環ペン ゼン留分    37.2   B734.9  その
他:2.3プロピレン   15.4      −分
留塔6 フィード   100    B14.9.  C:3
7.9゜m−DIPB  13.8゜ p−DIPB 6.1. TIPB 1.4゜T旧1.
7. IPT旧0.8゜ その偽3.4 クメン     37.9   純度99.8%−DI
PB 留分      18.1   m’−DIPB’13
.8゜p−DIPB 2.5. TMI 1.7゜その
他0.1 (26) p−DIPB 留分      3.7   純度97.5%TIPB
留分     2.6   TrPB 1.4.  I
PTMI O,7その他0.7 系外抜出    0.5  1PTMI O,1,その
他0.4上記した実施例1及び比較例1の結果を比較す
ると明らかなように、本発明方法においてはTIPB分
留塔10においてイソプロピルトリメチルインダンを実
質上完全に除去して系外へ排出しており、かつイソプロ
ピルトリメチルインダンの除去によってトランスアルキ
ル化反応温度を55℃(従来例65℃)に低くすること
ができるので、以下のような実用1優れた効果が得られ
る。
l)製品クメンの純度が高い。
実施例1  比較例1 クメン純度(%)    99.9    99.8エ
チルベンゼン 含量(%)        0.05’     0.
152)製品p−ジイソプロピルベンゼンの純度が高い
実施例1  比較例1 純度(%)       99.1    97..5
3)単位時間当りの生産量が多い上に、蒸留工程からア
ルキル化及びトランスアルキル化工程への循環量が少な
いので省エネルギー的方法である。
実施例1  比較例エ クメン生産量 (重量部/時)     45.5    37.9p
−DIPB生産量 (fI量部/時)      4.0    3.6循
環流量(1) (重量部/時’)     50     57.9(
1)ヘンゼン留分十■−DIPB留分+TIPB留分ま
た、第2図を参照することにより実施例1の比較例に対
する優位性が明らかとなるであろう。すなわち第2図の
曲線は、ベンゼン、クメン、m−DIPB、 p−DI
PB及びTIPB(7)約50〜80℃に於ケル平衡組
成(縦軸)をイソプロピル基とベンゼン環のモル比に対
してプロットしたものであり、一方、ライン18に於け
る組成(すなわち、トランスアルキレータ−3の出口組
成)を比較例の場合は矢印の基部に、実施例の場合は矢
印の先端部に示している。
これによれば、実施例1の場合の組成がより平衡組成に
近ずいていて、触媒の活性が比較例より高くなっている
こと、更に平衡組成に近すいた事により生産の目的でな
いベンゼン、m−DIPR,TIPBの濃度が下り、こ
れらの分離、循環に要するエネルギーが相当減少するこ
とが明らかである。
実施例2 第1図に示したフローと類似のフローr従ってベンゼン
及びプロピレンからクメン、■−r)IPB及びp−[
11PBを連続的に併産する運転を実施した。
即ち、脱水塔1にベンゼン及び循環ベンゼン留分を供給
して脱水し、この脱水ベンゼンとプロピレンとをアルキ
レータ−2に供給して触媒を循環しながらく触媒使用量
はヘンガフ100重量部′、こ対して複合体触媒2重量
部とし、第1図のフローに従って循環使用しながら損失
分だけ三塩化アル(29) ミニラム及び塩化水素を補給した)、アルキル化反応を
実施した。アルキル化反応温度は70℃、反応圧力はほ
ぼ常圧であった。
アルキル化反応生成物は、後述する循環ポリイソプロピ
ル留分と共にトランスアルキレータ−3に供給し、反応
温度55℃及び反応圧力はぼ常圧でトランスアルキル化
させた。トランスアルキル化反応生成物は、触媒分離槽
4及びアルカリ洗浄槽5で触媒を除去した後、ベンゼン
分留塔6、クメン分留塔7、麟−D4PB分留塔8、p
−D、IPB分留塔9、第1図の分留塔8と分留塔9と
の間に設けた新たな分留塔(以下、TMI分留塔と呼ぶ
)及び丁IPB分留塔10において、この順に分留し、
製品クメン(クメン分留塔7の塔頂留分)、製品m−ジ
イソプロピルベンゼン(m−DIPB分留塔8の塔頂留
分)及び製品p−ジイソプロピルベンゼン(p−111
P8分留塔9の塔頂留分)を得ると共に、ベンゼン留分
(ベンゼン分留塔6の塔頂部分)は脱水塔lへ循環し、
新たなTMI分留塔の塔頂留分及びTIPB留分(TI
PB分留塔lOの塔頂留分)は前述の循環ポ(30) リイソプロピル留分としてトランスアルキレーター3へ
ti環した。各分留塔の運転は、塔頂圧力     塔
底温度 分留塔8   250鰭)1g     190℃TM
I分留塔  390w)Ig     207℃とした
以外は実施例1の場合とほぼ同様であった。
TIPB分離塔10としては、理論相当段45段の充填
塔を用い、塔頂圧力100mHg、塔底温度200℃及
び還流比9で分留して塔頂からTIPB留分27を留出
せしめると同時に、塔底からイソプロピルトリメチルイ
ンダン及びその他の高沸点物26を系外に抜き出した。
□ このようにして連続運転し、運転開始8日後の物質
収支を第3表に示す。
以下余白 第3表 流量      組成 (重量部/時)  (重量部/時) ベンゼン    35.2      −循環ヘン ゼン留分    32.2   B: 30.1  そ
の他=2.1プロピレン   21.3      −
分留塔6 フィード   100    B:30.1.  C:
46.2゜m−DIPB  13.5゜ p−DIPB 6.2. TIPB 1.0゜T旧0.
5. IPTMI 0.2゜ その他2.3 クメン     46.2   純度99.9 V。
憾−DIPB 留分      4.7   純度97.2%−DIP
B 留分      4.9   純度99.3%TIPB
留分     1.OTIPB 1.0系外抜出   
  0.4   TIBP) L、−ス、IPTMI 
O,2,その他0.3
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の一態様に従ってクメン及びp−ジ
イソプロピルベンゼンを併産する場合のフローチャート
であり、 第2図は約50〜80℃でのベンゼン、クメン、m−ジ
イソプロピルベンゼン、p−ジイソプロピルベンゼン及
びトリイソプロピルベンゼンの平衡組成を示す線図に実
施例1、比較例のトランスアルキレータ−出口組成をプ
ロットしたものである。 2・・・アルキレータ−1 3・・・トランスアルキレータ−1 4・・・触媒分離槽、5・・・アルカリ洗浄槽、6・・
・ベンゼン分留塔、7・・・クメン分留塔、8・・・園
−DIPB分留塔、 9・・・p’−DIPB分留塔、
10・・・TIPB分留塔、  11・・・ベンゼン、
12・・・循環ベンゼン留分、 14・・・プロピレン、 15・・・複合体触媒、 (33) 16・・・循環ポリイソプロピルベンゼン、20・・・
製品クメン、 24・・・製品p−ジイソブロピルヘンゼン、′25・
・・イソプロピルトリメチルインダン及びその他の高沸
点物。 特許出願人 三井石油化学工業株式会社 特許出願代理人 弁理士 青 木   朗 弁理士 西 舘 和 之 弁理士 石 1)  敬 弁理士 山 口 昭 之 (34)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(I)塩化アルミニウムを必須成分とするフリーゾ
    ルタラフッ触媒の存在下に、ベンゼンとプロピレンとを
    反応せしめるアルキル化反応工程、(n)塩化アルミニ
    ウムを必須成分とするフリーデルクラフッ触媒の存在下
    に上記アルキル化反応工程(1)の生成物をトランスア
    ルキル化する反応工程、及び (■)トランスアルキル化反応工程(■)の生成物を分
    留する工程 から成るクメン及び/又はポリイソプロピルベンゼンの
    製造方法であって、トランスアルキル化工程において副
    生じたイソプロピルトリメチルインダンを蒸留によりポ
    リ−イソプロピルベンゼンより分離した後、ポリイソプ
    ロピルベンゼンのうち製品として取得しないポリイソプ
    ロピルベンゼンを(1) アルキル化反応工程(1)及び/又はトランスアルキル
    化反応工程(■)へ循環しながらクメン及び/又はポリ
    イソプロピルベンゼンを製造することを特徴とする方法
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