JPS58172144A - ロ−ル機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は二つの支持ロールと、巻取ロールの頂部領域で
巻取ロール上に位置する一つの抑圧ロールとを有し、抑
圧ロールを巻取ロール口径の増加につれて巻取ロールに
より持上げ、抑圧ロールの接点圧力を制御装置により巻
取ロール口径の増加程度に応じて調節するようにした上
記ロール機に関するものでめる。

二つの支持・−ルを有すゑ・−一機内で材料シートを無
軸に巻取る場合、二つの主要問題が生じる。その一つは
、巻取ロールの巻取硬さが巻取ロールの口径にわたって
異なり、下方の口径領域では巻取が柔らかくて、上方の
口径領域では硬いことである。しかし押圧ロールを使用
して巻取ロールへ所定の荷重を加えることによシ、巻取
ロール口径にわたる巻取硬さを一定にすることを改善す
ることができる。

ロール機における今一つの主要問題は、巻取る際に支持
ロール上で振動する巻取ロールがロール機から飛出す危
険性が、一定の巻取ロール口径時になって増加すること
である。さらに、巻取ロールが支持ロール上で振動する
際の振巾が著しく大きくなると、材料シートを均一に巻
取ったυ材料シートへの負荷を小さくしたシするために
は巻取過程中でも不利である。

従って本発明の目的は、巻取ロールが支持ロールから飛
出す危険性を生じることなく巻取り硬さを均一にする、
冒頭に述べたロニル機を提供することであふ。

上記目的を達成するために本発明では、押圧ロールに対
抗保持子を並設して、対抗保持子が巻取ロールにより巻
取ロール口径と無関係に持上げられるのを制限する。

本発明のロール機では巻取ロールが抑圧ロールによシ支
持ロール間の楔状部に保持されるので支持ロールから飛
出すことができない。

圧力媒体流出を制御装置によ多制御させるシリンダ・ピ
ストン装置から上記対抗保持子を構成することができる
。このような対抗保持子は巻取ロール口径の増加につれ
て、はソ反作用力を受けずに後退する。しかし圧力媒体
の一段と迅速な流出を必ず招来する大きい巻取ロール振
巾が突如現われると、反作用力が自動的に生じて、巻取
ロールが支持ロー・ルから好ましくないほど大きく持上
がるのを防ぐ。上記対抗保持子の制御は、巻取ロール口
径の増加速度に応じて行なわれる。この増加速度は所定
単位時間数内での巻取ロールロ径差を測定することによ
り簡単に検出できる。巻取速度が一定の場合に上記増加
速度が時間経過に従って変化するので、巻取ロールロ径
差の測定を繰返すことが必要である。

巻取ロール口径にわたる巻取硬さを均一とするために本
発明の別構成では、抑圧ロールが巻取ロールに加える荷
重を巻取口径に応じて前記制御装置又は別の制御装置に
よシ所定の特性曲線に沿って減少させるようにする。上
記抑圧ロールが加える圧力の適正特性曲線は放物線であ
る。特性曲線のパラメータは其の都度の材料シートに対
して実験を行なってコンピュータで決めることができる
。

巻取口径全体にわたって抑圧ロールを所定の特性曲線に
沿って制御することは不要である。

下方の巻取ロール領域で上記特性曲線に沿って制御を行
なえば充分であることを経験上判明している。ともかく
抑圧ロールを所定の特性曲線に沿って制御することによ
り、巻取ロールが支持ロールに加える線圧力を一定にし
、従って巻取硬さも一定にすることを達成することがで
きる。

抑圧ロールの荷重を抑圧ロールの自重から割出すことが
できる。また支持機構により反作用力を生じさせること
により上記抑圧ロールを除荷して圧力差が所定の特性曲
線に従うようにすることもできる。

圧力制御可能な弁を介して圧力作用を制御装置により制
御できるようにしたシリンダ・ピストン装置から支持機
構を構成するのが好ましい。

ピストンの両側で作用を受けることができる共通のシリ
ンダ・ピストン装置によシ、対抗保持子と上記支持機構
を形成するのが特に有利である。この場合、抑圧ロール
除荷用の圧力を一方のピストン側で形成し、他方のピス
トン側で圧力媒体の流出を調節する。

以下、添付図面に示す１実施例に基づいて本発明の詳細
な説明する。

材料シート１は巻取ロール２上へ巻取られる。

巻取ロール２け駆動する二つの支持ロール３゜４によ如
支持されている。巻取ロール２の頂部へ抑圧ロール５が
其の自重と、抑圧ロール５の保持部材（図示せず）の荷
重とを夫々負荷する。

抑圧ロール５は巻取ロール口径の増加につれて持上げら
れる。この持上がりによりポテンショメータ７の取出部
６が移動する。ポテンショメータで取出された電圧値は
制御装置８の入力信号となる。入力信号は上記抑圧ロー
ル５の移動距離、従って巻取ロール口径の増加、に直接
比例する。

ピストンの両側で圧力作用を受けることができるシリン
ダ・ピストン装置１０のピストン・ロッド９が上記押圧
ロール５に作用する。下方のシリンダ室１１はポンプ（
図示せず）によシ、圧力制御可能な弁１２を介して圧力
媒体を充填される。圧力の調節は制御装置８の調節信号
に応じて行なわれるが、調節信号は所定の放物特性曲線
と、ポテンショメータ７で取出した電圧信号、従って巻
取ロール２の口径増加とに夫々依存する。巻取ロール口
径に関する圧力曲線は放物線であって、巻取ロール２が
支持ロール３゜４に加える線圧力を巻取口径にわた多少
なくとも下方の口径領域で一定としている。上記線圧力
が作用できるのは、抑圧ロール５の自重がシリンダ・ピ
ストン装置１０の除荷作用力よりも大きい場合だけに限
ることは言うまでもない。

ポテンショメータ７で取出した電圧信号は制御装置８内
で速度信号へ換算されるが、この場合一定の時間間隔で
測定した二つの電圧値を比較することに換算を行なう。

上記速度信号に応じて制御装置８は、上方シリンダ室１
３内に貯えられた圧力媒体の流出を制御する。従って、
巻取ロール２が支持ロール３，４から持上がる際に抵抗
させる力を容量制御可能な弁１４の多少堅い開口により
調節することができる。

それゆえ本発明では巻取ロール２が支持ロール３，４に
加える巻取硬さ均一用“線圧力″も、巻取ロール２が支
持ロール３，４から持上がる際に克服しなければならな
い力も、夫々制御される。このために、高コストの制御
方式が不要である。上記両制御の過程を同一のシリンダ
・ピストン装置により実施できるので、所要コストは極
めて小さい。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の１実施例に基づくロール機の略図である。 図中符号は２・・・巻取ロール、３，４・・・支持ｃＩ
−Ａ／、５・・・押圧ロール、７・・・ポテンショメー
タ、８・・・制御装置、１０・・・シリンダ・ピストン
装置、１２．１４・・・制御弁。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　二つの支持ロールと、巻取ロールの頂部領域で巻
   取ロール上に位置するーっの押圧ロールとを有し、抑圧
   ロールを巻取ロール直径の増加につれて上記巻取ロール
   によシ持上げ、抑圧ロールの接点圧力を制御装置により
   上記巻取ロール口径の増加程度に応じて調節するように
   構成したロール機において、抑圧ロール（５）に対抗保
   持子（１０）を併設して対抗保持子が巻取ロール（２）
   により抑圧ロールの、口径と無関係な持上げを制限する
   ように構成したことを特徴とするロール機。 ２　所定時間単位数内での巻取ロールロ径差を測定する
   ことにより巻取ロール口径の増加速度を制御装置（８）
   で検出し、且つ増加速度に応じて抑圧ロール（５）の持
   上げ程度を制御装置（８）により決めるようにした、特
   許請求の範囲第１項記載のロール機。 五　容量制御可能な弁（１４）を介して圧力媒体流出を
   制御装置（８）によ力調節させるシリンダ・ピストン装
   置から対抗保持子（１ｏ）を構成するようにした、特許
   請求の範囲第１項又は第２項記載のロール機。 ４、　抑圧ロール（５）が巻取ロール（２）へ加える荷
   重を巻取口径に応じて制御装置（８）又は別の制御装置
   により所定の特性曲線に后って減少させるようにした、
   特許請求の範囲第１項〜第３項記載の何れか一つのロー
   ル機。 ｉ　巻取ロール（２）が支持ロール（３，４）に加える
   線圧力を、少なくとも一定の巻取ロール口径に至るまで
   所定の特性曲線に清って一定とするようにした、特許請
   求の範囲第４項記載のロール機。 ＆　押圧ロール（５）の自重を巻取ロール（２）上へ負
   荷し、且つ除荷用に支持機構（１０）を設けるようにし
   た、特許請求の範囲第４項又は第５項記載のロール機。 ｌ　圧力制御可能な弁（１２）を介して圧力作用を制御
   装置（８）により調節可能としたシリンダ・ピストン装
   置から支持機構（１０）を構成するようにした、特許請
   求の範囲第６項記載のロール機。 ａ　ピストンの両側で圧力作用を受けることができる共
   通のシリンダ・ピストン装置により対抗保持子と支持機
   構を夫々形成するようにした、特許請求の範囲第３項又
   は第７項記載のロール機。