JPS58167960A - もみ試験装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はゴム引布、合成皮革、防水布等の耐水性を有す
るコーテング基布の基布本体、これらを接着する接着テ
ープの貼着部分等の、もみ試験強度を測定する、もみ試
験装置に係るもので、従来上述の如き試験布のもみ試験
を行なうには人間の手による手もみ試験以外には全く方
法がなく、作業能率が悪いとともに試験を行なう人語に
個人差が多きく客観的な再現性を有する試験結果が得ら
れないものであった。従来人手で行なわれてｂたもみ試
験とは、試験布の両端を左右の手で確保した後、左右又
はその一方を回転運動させながら向きあった方向に進退
運動を行なうものである。

本発明はこのもみ試験を機械装置により行うことによっ
て、もみ試験の信頼性と作業能率の大幅な向上を目的と
したものであって、試験布の下端を固定する上下動可能
な固定基台と、この固定基台の上面に位置し試験布の上
端を固定する回動固定体と、この回動固定体を軸心から
偏倚した位置に回動自在に固定し任意の手段で回動され
る回転体と、この回転体の固定軸に回動固定体を接続し
固定軸に対し回動固定体の同一面を常時位置するように
した接続手段とから成り、固定基台を上下動しつつ回転
体の回転に従って回動固定体を回動すれば試験片は、も
み運動が成される。このもみ運動は人手で行なわれる場
合と異なり、作業能率と信頼性を大幅に向上することが
できるものである。

以下本発明の一実施例を図面に於て説明すれば、（１）
は固定軸で、一端を本体フレーム（２）に回動不能に固
定するとともに他端に軸受（３）を介して回転体（４）
を固定している。この回転体（４）は電、　　動機（５
）の７−−リー（６）とベルト（７）を介して連結し回
動されるが、電動機（５）に代えてプーリー（６）を手
動操作して回転体（４）を回転するものとしても良い。

この回転体（４）には固定軸（１）の軸心から偏碕した
位置に軸心から外周縁方向に延びる長穴（８）を開口し
、この長穴（８）に回動固定体（９）を回動自在に固定
している。この回動固定体（９）は、長大（８）に位置
移動自在に挿入しナツト（１１）にて固定された固定駒
（１０）を構成要素としている。固定駒（１０）には軸
受（１２）を介して回転固定軸（１３）を挿通固定し、
下端にはゴム引布、合威被革、防水布等の試験布（１４
）を固定する固定体（２９）を固定している。回動固定
体（９）を構成するこの固定体（２９）は接着テープ等
で円筒状に接着形成した試験布（１４）の一端に挿入す
る挿入体（１５）と、この挿入体（１５）の環状凹部（
１６）に試験布（１４）の外面から゛嵌合し試験布（１
４）を固定する半円状の一対の２つ割りカラー（１７）
と、この２つ割りカラー（１７）および挿入体（１５）
を試験布（１４）の一端とともに収納する収納体（１８
）と、この収納体（１８）の外面から螺着挿入し２つ割
りカラー（１７）の外周に一端を押圧して収納体（１８
）内に挿入体（１５）を固定する固定螺子（１９）とか
ら成り、収納体（１８）の外周には７ランノ（２１）を
固定している。この７ランジ（２１）には試験布（１４
）の摩擦試験用に、下面を適宜の摩擦面とした摩擦板（
２２）を交換可能に固定している。上記回動固定体（９
）に一端を固定した試験布（１４）の他端は、前記固定
軸（１）と同一軸線上に軸心を位置する固定基台（２３
）に固定する。この固定基台（２３）に試験布（１４）
の下端を固定する固定部（２４）の構成は、挿入体（２
５）、２つ割りカラー（２６）、収納体（２７）、固定
螺子（２８）、７ランノ（３０）および摩擦板（３１）
等を、７ランジ（３０）と摩擦板（３１）が直径を大き
くし一端に水噴射用のシャワー（３２）を形成する以外
いずれも固定体（２９）と同一構成としている。この固
定部（２４）の下端には摺動輪（３３）の上端が固定さ
れ、この摺動輪（３３）は上下動筒（３４）内に摺動自
在に挿入されるとともに上下動筒（３４）上端との間に
挿入した発条（３５）により上部方向に付勢されている
。上下動筒（３４）の側面にはラック（３６＞’が形成
され、このラック（３６）にハンドル（３７）で回動さ
れるピニオン（３８）を係合し、上下動筒（３４）を介
して固定部（２４）を上下動自在としている。又このピ
ニオン（３８）はハンドル（３７）で回動することなく
、前記電動１１１（５）にクランク機構、カム機構等を
用いて自動的に上下動するものとしてもよい。又前記固
定軸（１）の外周にはスブＱケ・ントホイール（４０）
が固定され、この固定位置と同一平面上の回転固定軸（
１３）にも同じくスプロケットホイール（４１）を固定
し、これを接続手段であるチェーン（４２）で接続し固
定軸（１）の外周面に対し回転固定軸（１３）の同一部
を常時対向することにより、回転体（４）の回転に関係
なく回動固定体（９）に上端を固定した試験布（１４）
は、ねじられることがなく、もみ試験のみを行うことが
できる゛。

上述の如く構成したものに於て回転体（４）を回動すれ
ば、回動固定体（９）は回転体（４）とともに固定基台
（２３）の軸心外周上面を回動する。この回動は試験布
（１４）を、ねじる事なく行なうことができるから試験
布（１４）をねじ切る虞れは全くない１回転体（４）の
回転とともに固定基台（２３）をハンドル（３７）で上
下動すれば試験布（１４）は手もみの場合と同じく、回
転運動されながら向きあった方向に進退運動を行ならも
み運動が行なわれる。このもみ運動は人手で行なわれる
場合と異なり゛上述の如き機械装置によって行なわれる
から、作業能率と信頼性を大幅に向上することができる
ものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すものであって、第１図は
断面図、第２図は第１図のＡ−Ａ線断面図である。 （１）・・・・固定軸　　　（４）・・・・固転体（９
）・・回動固定体　　　（１４）・・・試験布（２３）
・・固定基台　・

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 試験布の下端を固定する上下動可能な固定基台と、この
   一定基台の上面に位置し試験布の上端を固定する回動固
   定体と、この回動固定体を軸心から偏倚した位置に回動
   自在に固定−し任意の手段で回動される回転体と、この
   回転体の固定軸に回動固定体を接続し固定軸に対し回動
   固定体の同一面を常時位置するようにした接続手段とか
   ら成ることを特徴とするもみ試験装置。