JPS58167752A - 腕時計用バンド - Google Patents
腕時計用バンドInfo
- Publication number
- JPS58167752A JPS58167752A JP5037782A JP5037782A JPS58167752A JP S58167752 A JPS58167752 A JP S58167752A JP 5037782 A JP5037782 A JP 5037782A JP 5037782 A JP5037782 A JP 5037782A JP S58167752 A JPS58167752 A JP S58167752A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- less
- band
- corrosion resistance
- wrist watch
- corrosion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明の目的は、バンドの耐食性の向上にある。
従来腕時計用バンドとして8U8504を主に用いてき
た。しかし一般的な耐食性加工性はでは優れているもの
の、塩素イオンを含む環境のもとでは、応力腐食割れ、
孔食およびすき間腐食などに弱いという腕時計用バンド
として敷金的な欠陥を持っていた。つまり人間の汗及び
海水等の該塩素イオンが存在する環境で使用する物品と
しては、前記した腐食(応力腐食・孔食・すき間腐食)
に対し、バンドの構造上の間[1(編目又はブロック間
のすき間等ケース本体より腐食に対する条件が悪い)と
も絡み、大きな問題となっている。この様な背景から5
U8304の代替として、5U8316Lをバンド材料
として来たが、前記19US316Lをもってしても市
場の多様な環境の中では充分といえず、腐食に対するク
レーム等が発生していた。
た。しかし一般的な耐食性加工性はでは優れているもの
の、塩素イオンを含む環境のもとでは、応力腐食割れ、
孔食およびすき間腐食などに弱いという腕時計用バンド
として敷金的な欠陥を持っていた。つまり人間の汗及び
海水等の該塩素イオンが存在する環境で使用する物品と
しては、前記した腐食(応力腐食・孔食・すき間腐食)
に対し、バンドの構造上の間[1(編目又はブロック間
のすき間等ケース本体より腐食に対する条件が悪い)と
も絡み、大きな問題となっている。この様な背景から5
U8304の代替として、5U8316Lをバンド材料
として来たが、前記19US316Lをもってしても市
場の多様な環境の中では充分といえず、腐食に対するク
レーム等が発生していた。
上記の現状から更に耐食性(耐応力腐食・孔食・すき間
腐食)の良い材料が切望されていた。
腐食)の良い材料が切望されていた。
本発明は、腕時計用バンドとして望ましい特性を持つ極
低炭素、極低酸素及窒素の高純度7エライト系ステンレ
スを用いることにより、腕時計用バンドの使用環埼下で
、耐食性の著しい向上を得たものである。
低炭素、極低酸素及窒素の高純度7エライト系ステンレ
スを用いることにより、腕時計用バンドの使用環埼下で
、耐食性の著しい向上を得たものである。
(7エライト系ステンレスは、従来耐食性の点オーステ
ナイト系に劣るとされていたが、クロム含有量を高めて
、モリブデンを添加すると同時に、炭素や窒素のように
浸入型に固溶する不純物元素の量を極端に減少させるこ
とができれば、前記の耐食性(応力腐食割れ・孔食・す
き間腐食)やじん性、その他の短所も着しく改善され、
むしろ前記atイオンの存在下では、8US504.5
U13!516L等のオーステナイト系よりも前記耐食
性が良い) 以下gJ面に基いて、従来817S材質と本発明採用材
種の耐食性能の差について説明する。
ナイト系に劣るとされていたが、クロム含有量を高めて
、モリブデンを添加すると同時に、炭素や窒素のように
浸入型に固溶する不純物元素の量を極端に減少させるこ
とができれば、前記の耐食性(応力腐食割れ・孔食・す
き間腐食)やじん性、その他の短所も着しく改善され、
むしろ前記atイオンの存在下では、8US504.5
U13!516L等のオーステナイト系よりも前記耐食
性が良い) 以下gJ面に基いて、従来817S材質と本発明採用材
種の耐食性能の差について説明する。
第1図は、応力腐食割れ試験結果を示す図である。
本発明採用材種は、従来使用していた5U8504及び
8U8!516Lに比較し、応力腐食割れ感受性は、極
めて低く高応力下においても割れの発生は皆無に等しく
、バンド材料として最も好ましい特性を示している。
8U8!516Lに比較し、応力腐食割れ感受性は、極
めて低く高応力下においても割れの発生は皆無に等しく
、バンド材料として最も好ましい特性を示している。
第2図は、本発明採用材種と従来使用していた材種との
耐孔食耐スキ間腐食性を比較した図である。2%以ト3
%程度のMoの添加と0r30%と、さらにO,Hの低
いことが、いっそう有効に働き従来使用材種(strs
316L)に比べ優れた耐孔食性、耐スキ間腐食性を示
している。
耐孔食耐スキ間腐食性を比較した図である。2%以ト3
%程度のMoの添加と0r30%と、さらにO,Hの低
いことが、いっそう有効に働き従来使用材種(strs
316L)に比べ優れた耐孔食性、耐スキ間腐食性を示
している。
第3図は、本発明採用材種と従来使用材種(Suss1
6b)について耐スキ間腐食性について試験した結果を
示す表である。
6b)について耐スキ間腐食性について試験した結果を
示す表である。
第2図のデータ及び第5図のデータとも、スキ間が多く
、又汗等に直接長時間接触している部分の部材にとって
上記データに示す結果は、現状の飛躍的改善といえる。
、又汗等に直接長時間接触している部分の部材にとって
上記データに示す結果は、現状の飛躍的改善といえる。
以−トから明らかなように、本発明採用材質を腕時計用
バンドに用いた場合、従来同順になっていた耐食性が著
しく改善されと同時に、従来耐食性の問題から、製品化
への対応が問題となっていたバンドとケースをロー付け
により1体化しケースとバンドの連続的な仕上げのつな
がりを行う、ドレスウォッチケースのII造が可能とな
り、多様化する消費者のニーズに応えることができるな
ど、消費者へは品質の良いバラエティに富んだ一品の提
供ができ、腕時計メーカーとしても多くの経済的メリッ
トを得ることができる。
バンドに用いた場合、従来同順になっていた耐食性が著
しく改善されと同時に、従来耐食性の問題から、製品化
への対応が問題となっていたバンドとケースをロー付け
により1体化しケースとバンドの連続的な仕上げのつな
がりを行う、ドレスウォッチケースのII造が可能とな
り、多様化する消費者のニーズに応えることができるな
ど、消費者へは品質の良いバラエティに富んだ一品の提
供ができ、腕時計メーカーとしても多くの経済的メリッ
トを得ることができる。
第1図は、応力割れ試験結果を示す図。
第2図は、耐孔食性、耐スキ間腐食性試験結果を示す図
。 第3図は、耐スキ間腐食性試験結果を示す図。 以 上 出願人 株式金社 浜澤工業 代理人 弁理士 最 上 務 2)J゛
。 第3図は、耐スキ間腐食性試験結果を示す図。 以 上 出願人 株式金社 浜澤工業 代理人 弁理士 最 上 務 2)J゛
Claims (1)
- 胴の外周部の一部又は全周に、金属ロー材を用いて胴と
バンドを接合せる構造において、ノくンドの材質組成が
、重量比0r2a5〜32.0%・Mo2.O〜&O%
−910,40%以下−Mn040−以下・Pα03襲
以下−Sα02噂以下・0u020%以下・N O,0
150−以下・Cα01弧以下・残r・であることを特
徴とする腕時計用ノ(ンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5037782A JPS58167752A (ja) | 1982-03-29 | 1982-03-29 | 腕時計用バンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5037782A JPS58167752A (ja) | 1982-03-29 | 1982-03-29 | 腕時計用バンド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58167752A true JPS58167752A (ja) | 1983-10-04 |
Family
ID=12857184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5037782A Pending JPS58167752A (ja) | 1982-03-29 | 1982-03-29 | 腕時計用バンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58167752A (ja) |
-
1982
- 1982-03-29 JP JP5037782A patent/JPS58167752A/ja active Pending
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