JPS5816668Y2 - 天板の回転支持装置 - Google Patents

天板の回転支持装置

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Publication number
JPS5816668Y2
JPS5816668Y2 JP16750279U JP16750279U JPS5816668Y2 JP S5816668 Y2 JPS5816668 Y2 JP S5816668Y2 JP 16750279 U JP16750279 U JP 16750279U JP 16750279 U JP16750279 U JP 16750279U JP S5816668 Y2 JPS5816668 Y2 JP S5816668Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
plate
steel ball
bearing
hole
mounting bracket
Prior art date
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Expired
Application number
JP16750279U
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English (en)
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JPS5686042U (ja
Inventor
川井孝夫
Original Assignee
愛知株式会社
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Publication date
Application filed by 愛知株式会社 filed Critical 愛知株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は;机の天板を水平な姿勢から略垂直に起立した
姿勢に跳ね上げ自由に支持する天板の回転支持装置に関
するも′のセ、特にこの考案は天板を上下に回転させる
際、急激な回転運動を抑□えて回転操作に伴う騒音を防
止すると共に操作上の危険を有効に回避するようにした
回転支持装置を提供することにある。
従来、学校の教室、講堂等で使用されている机は支柱に
対して天板が固定的に取付けられて全く動かないものと
なっているが、こ力らの机にかいて椅子と一体に組1れ
た所謂椅子付き机の場合や、机と椅子とが共に床に固定
されている場合には机と椅子との間隔が固定的であり、
しかも着席時における間隔を基準に両者が比較的狭い間
隔で曲走されるため、着脱席時には腰を支点に体を回転
させるか、中腰の姿勢で足を机の下に出し入れして行う
しかなく、着脱席に不自然な姿勢が要求される一方、こ
れがため身体の一部を机或は椅子に衝突させる危険があ
った。
そこで、本考案者はこの様な着脱席の不都合を解消する
ため先に天板を跳上げ自在にした机を考案し、提案した
が、単に天板を回転自由に支持して跳上げ自在とした場
合、その操作を乱暴に行ったり、或は多数の天板を同時
に回転操作すると、かなりの騒音を発すると共に、時に
は天板の澹檄な転倒によって王を挾んだりする危険が生
ずる。
この様な点に鑑み、本考案者は上記跳上げ自在にした天
板の回転操作の際、所要の抵抗を付与して急激な回転を
抑制し、且つ天板の自重による自然転倒を防止して操作
上の騒音、危険を有効に回避できる天板の回転支持装置
の開発に成功したのである。
即ち、本考案は天板を支柱に取付けるための取付金具に
垂直な軸承板を設け、この軸承板の一側面に鋼球を保持
する鋼球保持板と上記鋼球を軸承板に押圧するバネ板を
重合状に添わせ、この三者を取付ボルトを以て上記支柱
9側面に螺着、緊締す妃とによって該取付ボルトを支軸
に取付金具を回動可能に軸承させ、且つバネ板を押圧し
て鋼球を軸承板に圧接滑合させる一方、該鋼球を保持す
る鋼球保持板を支柱に対して回動不能K1ff1定する
ン ことによって上記取付金具の回動の際、軸承板の側面に
上記鋼球を滑合させて抵抗させ、その容易な回動を抑制
して急激な天板の回転、自重による自然転倒を回避する
ようにしたことにある。
次に、この考案を図示する実施例につき説明しその特徴
とするところを詳述する。
図面第1図は要部を分解して示した斜面図で、符号1は
机の支柱、2ばこの支柱の上部後面より水平に延設した
天板3を支持するための水平腕であり、4は天板3の下
面に付設して上記支柱に取付けるための取付金具である
取付金具4は帯板状の鋼板を長手方向に沿ってL字形断
面形に屈曲し、その−片4aを天板3に対する取付片と
し、この取付片に対して直角をなす他片4bの先端部に
支柱1に対する軸承板5を一体に設け、その中央部に軸
承孔6を設けである。
71/′i鋼球8を保持するための鋼球支持板で、9は
上記鋼球を軸承板5の一側面に弾発的に押圧付勢するバ
ネ板、10はこの鋼球保持板7とバネ板9の間に介挿す
る合成樹脂製の緩衝板である。
鋼球保持板7、緩衝板10、バネ板9は重合状に接面さ
せて前記軸承板5の一側面に添わされるもので、その夫
々には軸承板に形成する軸承孔6に連通する透孔lL1
2,13が設けられる。
そして、保持板7にはとの透孔11を避けた縁部に近い
位置に透孔11を挾んで対称状に2つの貫通状の鋼球保
持部14,14が設けてあり、またこの保持板7に接面
する緩衝板10には上記保持部14.14に対応させて
貫通孔15.15を設け、この貫通孔を通して保持部1
4.14に収められる鋼球8,8がバネ板9に接触でき
るようにしである。
一方、これら保持板7、緩衝板10及びバネ板9を受け
る軸承板5の対向側面には上記保持部14.14に対応
させて2つの凹部16,16を軸受孔6を中心に対称に
設け、更にこの両凹部16.16を結ぶ線に対して軸受
孔6上で交錯する線上にあり、且つ該軸受孔6を中心に
対称をなすように2つの凹部17,17を設け、更にと
の両凹部16と17を結ぶ間に弧状の凹溝18゜18が
設けである。
上記2つの凹部16,16は取付金具4が水平にあると
き、鋼球8,8を受は入れ、また他の凹部17,17ば
この取付金具を後述するように略垂直に起立せしめたと
き鋼球8,8を受は入れるもので、その両凹部16,1
7間に設けられる凹溝18,18は軸承板5を回転する
とき鋼球8を案内するものである。
これらは前記保持部14゜14が保持板7の透孔11を
中心に対称に設けられるのと合せて上述の如く軸承板5
の軸受孔6を中心に対称に設けてあり、凹部16、凹溝
18及び凹部17は軸受孔6を中心とする一つの円周上
に位置する。
ところで、図中に符号19を以て示すボルトは前記取付
金具4を支柱1に回動自由に軸承すると共に上記軸承板
の一側面に重合状に添わせる保持板7、緩衝板10、バ
ネ板9を圧接固定するための取付ボルトで、20ばこの
取付ボルトを支柱の側面に螺着するための植設したナツ
トである。
そして、符号21を以て示すボルトは上記鋼球保持板7
を取付金具の回動に伴って回転しないよう固定する止め
ボルトで、22はこのボルトを支柱の側面に螺着するた
め植設したナツトであり、23ばこのボルト21に挿通
するスペーサーである。
第2図は上記取付ボルト19、止めボルト21により取
付金具4及び鋼球保持板7、緩衝板10、バネ板9を支
柱1に組付けた状態を示す正面図で、これらの組立は芽
ず保持板7の鋼球保持部14゜14に各鋼球8,8を収
めたあと、緩衝板10とバネ板9を中心部の透孔11.
12,13を一致させて重合し、更にこれを軸承板5の
側面に添わせ、上記透孔と軸承孔6を一致させたのちバ
ネ板9の透孔13側から取付ボルト19を通して支柱の
ナツト20に螺着、緊締し、次に保持板7、緩衝板10
、バネ板9の各縁部に一致させて穿つ透孔24,25,
26に止めボルト21を挿通し支柱のナツト22に螺着
することによって行われる。
この様に取付ボルト19の締め付けによって支柱1に取
付けられた取付金具4は取付ボルトを支軸に回動自由に
取付くと共に、その軸承板5の側面ニは該ボルト19の
緊締によってバネ板9が押圧接近するため、保持板7に
保持された鋼球8が圧接滑合することになる。
そして一方、上記保持板7は止めボルト21により支柱
1に回動不能に固定されるため、上記取付金具の回動は
鋼球8の圧接滑合に抗して行われることになる。
そしてこの実施例では上記保持板7を2つの保持部14
゜14が水平に揃った位置で固定し、更にこれに合せて
軸承板5に設ける2つの凹部16,16を取付金具4の
長さ方向に揃えて設けであるため1.取付金具4が水平
に位置したとき鋼球8,8は凹部16.16に滑合する
ことになる。
尚、図中27゜28はワッシャであり、29は金属パイ
プ製の支柱1の上端を被うためのキャップであり、30
は水平腕の後部上面に設けたゴム製の天板管である。
本考案は上記の如く構成されるもので、天板3の下面に
取付片4aを添わせネジ止めした取付金具4は取付ボル
ト19によって支柱1に軸承され、この取付ボルトを支
軸にして回動自在に取付くと共に、常にはバネ板9の付
勢によって庄′押される鋼球8を軸承板5の側面に受け
るためJどの鋼球が抵抗となってその回動は緩慢となり
急激な回動操作が防止されることになる。
そして更に、前述実施例の様に軸承板5に鋼球8る受け
る凹部16と17及び凹溝18を設けた場合には取付金
具4、つ捷り天板3が水平にあるとき鋼球8が四部16
に滑合するため、回動に対する抵抗が強められるので跳
ね上り方向への抑制力が大となり、又起立姿勢にあると
きには凹部17に鋼球8ば滑合して抵抗となるため自然
に転倒することがなくなる。
そして、この間の回動に当っては凹溝18に鋼球8を滑
合して案内するので比較的円滑な回動が許されることに
なる。
尚、前述した様に軸承板には常時鋼球が押圧されて圧接
しその自由な回動の抵抗となっているため、天板が起立
した場合には上記凹部17と滑合する昔でもなく天板の
重心が回転支軸とiる取付ボルトの上方に移動するのに
伴って自動的に起立姿勢の保持が計られることになる。
従って、上記凹部は補助的手段であり本考案の実施に当
り任意選択的に採用されるものである。
以上の様に本考案によれば、回動自由に軸承され゛る取
付金具の軸承板に常に鋼球が圧接滑合して回、動の抵抗
となることから急激な回動操作によって生ずる騒音を有
効に回避できると共に、跳ね上げた天板が自然に転倒す
ることもなく、起立した状態に維持して置けるので、着
脱席の際便利であり、また天板の急激な転倒によって手
を挾んだりすることもなく安全に使用できる利点がある
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示したもので、第1図は要部
の分解斜面図、第2図は要部の正面図、第3図は上図の
■−■線断側面図、第4図は実施状態の側面図である。 1は支柱、2は水平軸、3は天板、4は取付金具、5は
軸承板、6は軸承孔、7は鋼球保持板、8は鋼球、9は
バネ板、10は緩衝板、11゜12.13は透孔、14
は鋼球保持部、15は貫通孔、16,17は凹部、18
は凹溝、19は取付ボルト、20,22はナツト、21
は止めポル)、24,25,26は透孔である。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)天板を固定する取付金具に垂設する軸承板の一側
    面に鋼球保持板とバネ板を重合状に添わせ、鋼球保持板
    に形成する透孔状の保持部に収める鋼球を軸承板とバネ
    板との間に介在させると共に、鋼球保持板とバネ板には
    上記軸承板に形成する軸承孔に連通させて透孔を設け、
    該透孔及び軸承孔を通して取付ボルトを支柱の側面に設
    けるナツト部に螺着し、緊締して上記バネ板を押圧し前
    記鋼球を軸承板の側面に圧接滑合させると共に該取付ボ
    ルトを支軸に前記取付金具を回動可能に軸承せしめる一
    力、上記鋼球保持板は前記支柱に対し回動不能□に固定
    したことを特徴とする平板の回転支持装置。
  2. (2)取付金具の軸承板は取付金具が取付ボルトを支軸
    に回転し略垂直□に起立した姿勢のとき鋼球と対応する
    位置に凹部□を碑え□ることを特徴とする実用新案登録
    請求゛の範囲第1項記載の天板の回転支持装置。
JP16750279U 1979-12-05 1979-12-05 天板の回転支持装置 Expired JPS5816668Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16750279U JPS5816668Y2 (ja) 1979-12-05 1979-12-05 天板の回転支持装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP16750279U JPS5816668Y2 (ja) 1979-12-05 1979-12-05 天板の回転支持装置

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Publication Number Publication Date
JPS5686042U JPS5686042U (ja) 1981-07-10
JPS5816668Y2 true JPS5816668Y2 (ja) 1983-04-04

Family

ID=29678358

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JP16750279U Expired JPS5816668Y2 (ja) 1979-12-05 1979-12-05 天板の回転支持装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6424032B2 (ja) * 2014-07-15 2018-11-14 アイリスチトセ株式会社 回転機構及びスタッキングテーブル

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JPS5686042U (ja) 1981-07-10

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