JPS5816653Y2 - フアスナ− - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ネックレスやプレスレッド、％に真珠の連鎖
などの柔軟な装身具製品の部分を連結するためのファス
ナーに関する。

本考案の目的は、その両端部で締め止めするように設け
られかつ柔軟な装身具製品の部分、特に真珠の連鎖を連
結するためのファスナーを提供するにあり、このファス
ナーは、柔軟な装身具製品を構成し、また交換可能なフ
ァスナーを柔軟な装身具製品に取り付け、しかもその両
端部を柔軟な装身具製品の主要部分に連結させるための
柔軟な装身具部分を連結させるためのコネクターであっ
てもよく、そしてその主要部分は開放状態にされていて
、製品の端部から離されているファスナ＝によって連結
される部分を備えている。

本考案の他の目的は、その両端部で締め止めでき、しか
も容易に開閉することができ、かつ簡単な操作で締め止
めすることができるファスナーを提供するにある。

本考案に従うと、このファスナーはスリーブから構成さ
れており、にのスリーブは両端部が開放状態であり、そ
してコイルバネな備えておりしかもその端部でプラグを
収容するように設置されている。

このプラグは、コイルバネの力に抗してスリーブ内に挿
入され、しかもさし込みジヨイントとしてその位置で噛
み合うようにスリーブ内に回転されるように嵌合される
。

プラグは柔軟な装身具製品の相異部分に堅固に連結され
ているが、ファスナーが閉鎖状態にある場合に姑られる
スリーブは、いかなる時でも交換することができる。

本考案に従うファスナーによって、長鎖状の柔軟な装身
具製品を成形するために複数の装身具製品を組み合わせ
ることができる。

例えばネックレスを成形するために複数のプレスレッド
を組み合わせることができる。

ファスナーがさし込みジヨイントから構成されているた
め、同様な操作で締め止めすることができる。

最終的には、開放状態にされており、しかも鎖の端部か
ら離されていてファスナーにより連結されている部分を
備えている真珠の連鎖は、装身具の末端部分を構成して
いてもよい。

この末端部分は、同様なファスナープラグを備えている
場合には本考案に従うファスナーによって連結される。

ファスナーのスリーブは、装身具を支持してもよい。

真珠の連鎖の所有者が、相異する装身具を取り付けた複
数のスリーブを所有している場合には、かかる所有者は
、相異するドレスヌは異なる他の装身具製品と調和する
ように選択された異なる装身具用ファスナーを用いて真
珠の連鎖を身につげることができる。

本考案に従うファスナーの各々のプラグは、頭部に、２
つの正反対に位置する溝部を有し、この溝部は軸方向に
延伸し、頭部の端部近くにおいて、右方向の角度で回転
されてシリンダに＠接して開口部に終結する。

これらの溝部は、さし込みジヨイントとしてスリーブの
放射状突出部と組み合され、突出部を溝部に沿って滑動
させてスリーブ内に挿入されるプラグとして開口部内に
締め止めされる。

本考案の具体例に従うと、コイルバネは、放射状にスリ
ーブ内に延伸し、プラグの頭部の休止部と係合してさし
込みジヨイントを形成する突起部によって支持される。

枢軸的に滑動する円板は、コイルバネの端部とスリーブ
の突起部との・間に任意に配設され、このコイルバネの
端部は該円板上に接合する。

この円板は、通常、真正な宝石であるという品質保証の
極印が押されている。

それらは、コイル溝部を備えた外周面に任意に形成され
、このコイル溝部はコイルバネの隣接端部を収容してス
リーブの落下や傾斜から円板を防止する。

本考案ニ従う真珠の連鎖用ファスナーにおいて、各々の
プラグは、頭部と、この頭部から伸びていて連鎖の最後
の真珠内に挿入されるシリンダとを構成している。

このプラグは、糸線を収容し、頭部に形成さ゛れた間隙
に延伸して横ピンを収容する軸孔な備えている。

軸孔の幅は、少なくとも糸線の直径の２倍とすべきであ
る。

糸線は、横ピンを取り囲むプール内に形成され、そして
シリンダを介して戻される。

また、糸線の端部は、シリンダ上に固定された末端真珠
の後側に位置する糸線の主要部分に固着され、この糸線
の固着は、ファスナーの図案を更に改良して増大させる
ことができる。

ファスナーを締め止めするためには、コイルバネの力に
抗してプラグの頭部をスリーブ内ニ挿入させ、次いで溝
部をスリーブの放射状突出部に沿って滑動させて突出部
が開口部内に締め止めされるまでプラグを約９０°回転
させる。

ファスナー自体を細長い装身具製品の彎曲部に適合させ
ることができるように、スリーブに挿入された時にプラ
グがスリーブの孔内に保持されたアーム軸の囲りに枢軸
的に回転するようにファスナーは構成されている。

本考案の利点や特徴は、本考案に従うファスナーの好ま
しい具体例が概略的に示されている添付の図面に従って
詳細に説明されていることから明らかである。

この具体例において、ファスナー２はコイルバネ６を備
えるスリーブ５ｃから構成されている。

第４図から第９図に示されているファスナー２において
、コイルバネ２９はスリーブ５ｃ内に保持されており、
スリーブ５ｃは、２つの対応端部の各々に２つの対応す
る放射状の突出部２４を備えている。

枢軸的に滑動する円板３０は、コイルバネ２９の作用に
よる圧力によって突出部に抗して押し込められる。

各プラグ２５は、頭部と、該頭部から延伸し、装身具３
を支持する真珠の連鎖４，４’、４“の末端真珠３２に
挿入されるシリンダ３１とから構成されている。

シリンダの軸孔３９は、プラグ２５の頭部を介して連続
され、そして横ピン２８が延伸する拡大部分に終結する
。

このピンは軸孔を横断して、そこから横方向へ分かれる
。

真珠が貫通される糸線２７ａはループ２７ｃを形成し、
このループは、横ピン２８の囲りに延伸し、そしてシリ
ンダの軸孔を介して戻される。

糸線−の自由端部２７ｂは末端真珠の後側にある糸線２
７ａの主要部分に固着しており、この末端真珠は、プラ
グ２５から離されている。

プラグ２５の頭部は、２つの正反対に位置する溝部２６
を形成しており、この溝部２６は軸方向に延伸し、そし
て頭部の端部近くにおいて、右方向の角度で回転されて
シリンダに隣接し、そして開口部３３Ｖｃ終結する。

突出部２４を溝部２６に沿って滑動させ、そしてスリー
ブ内に挿入されるプラグとして開口部３３内に締め止め
させるために、これらの溝部は、さし込みジヨイントと
してスリーブ５ｃの放射状突出部２４と組み合されてい
る。

第９図から判るように、スリーブ５ｃ内に挿入された円
板３０は、コイル溝部３５を備える外周面に取り付けら
れており、この円板はコイルバネ２９の一端部を収容す
るように配設されている。

その結果、円板３０は、スリーブ内で傾斜することもス
リーブ外に落下することもできない。

円板３０は、公知の真正な宝石などの品質保証の極印３
４を備えていてもよいことが第９図に概略的に示されて
いる。

真珠の連鎖を締止したい場合には、プラグ２５の頭部の
溝部２６をスリーブ５ｃの突出部２４に沿って滑動させ
、次いでプラグの頭部をコイルバネ２９により作用され
る圧力に抗してスリーブ５ｃ内に押し込んで、突出部２
４が開口部３３内に締め止めされるまで、軸の周囲に回
転させる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本考案に従う真珠鎖の端部を連結す、′ るファスナーと該真珠鎖の端部とを示した断面図、第２
図は複数のファスナーによって連結された複数の部分か
らなる真珠の連鎖を示した概略図、第３図は装身具を支
持するファスナーに取り付けられた真珠の連鎖を示す概
略図、第４図はファスナーのスリーブを示した断面図、
第５図は真珠に挿入されかつ第４図のスリーブ内に固定
されたプラグの頭部を示した側部平面図、第６図は第４
図のスリーブを示した端部断面図、第７図はスリーブが
第４図に示された位置から９０°回転された状態におけ
るファスナーを示した部分断面図、第８図は、第７図の
左側に示された位置から９０°回転されたプラグを示し
た側面図、第９図は第４図のスリーブに配設された円板
を示した斜複図である。 ２・・・ファスナー、５ｃ・・・スリーブ、２４・・・
突出部、２５・・・プラグ、２６・・・溝部、２７・・
・糸線、２８・・・横ピン、２９・・・コイルバネ、３
０・・・円板、３３・・・開口部、３５・・・コイル溝
部。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 両端部で開放されかつ各端部に隣接して第１さし込みジ
   ヨイント手段が設けられたスリーブと、該スリーブに保
   持されて該第１さし込みジヨイント手段と係合する第２
   さし込みジヨイント手段が設けられた各々のプラグと、
   該プラグ間のスリーブに保持されて該プラグを軸方向へ
   押圧するコイルバネとを備え、各々のプラグをスリーブ
   に対して回転可能にして第２さし込みジヨイント手段を
   第１さし込みジヨイント手段に係止させるように構成し
   たファスナーにおいて、該第１のさじ込みジヨイント手
   段はスリーブの各端部の内側外周面に放射状に内方向へ
   広がる突出部からなる三方、第２のさし込みジヨイント
   手段はプラグの頭部外周面に前記突出部に係合する溝部
   と開口部とからなることを特徴とするファスナー。