JPS58164934A

JPS58164934A - 調理器

Info

Publication number: JPS58164934A
Application number: JP4856782A
Authority: JP
Inventors: Kazunori Ishii; 石井　和則
Original assignee: Toshiba Corp; Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1982-03-26
Filing date: 1982-03-26
Publication date: 1983-09-29

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕この発明は調理器にかがシ、特に自動調理操作部を備え
、あらかじめ記憶された調理項目情報にしたがって加熱
室内に配置された棚板上の被加熱物を加熱調理するよう
にした調理器の改善に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

オープンレンジにおいては、マイコンを装備し、あらか
じめ記憶されｆｃ藺理項目情報にもとづいてレンジ調理
、オープン調理を自動的に行ない（自動調理）、調理に
かかる操作の簡便を図ったものが知られている。

ところで、この種のオープンレンジにおいては、オープ
ン調理にあたって食品の位＃を熱源側に近づけるか、あ
るいは離すかによって加熱状況が変化するところで、食
品を支持する棚板の高さ位置が調理の具合を決定する一
つの要因となっている。

従来では、この点を鑑みて第１図で示すように、加熱室
ａの両側壁す、ｂにそれぞれ複数段の支持部Ｃ・・・を
設けて、食品（図示しない）のオープン調理に応じ、そ
れら支持部Ｃ・・・から最適を思われる支持部ｅ、ｅを
選んで棚板ｄを配置する技術が採られている。なお、＠
、ｅは加熱ヒータを示す。

しかしながら、このような技術によると、棚板ｄの高さ
位置設定にあたってオープン調理を行な工その都度、調
理ブックを見ながら位Ｒを。

決めなければならず、このため調理ブックを見るのかわ
ずわらしく、また棚板ｄの位置をまちがえて調理全損な
・てし讐うとい・た問題がある。

〔発明の目的〕

この発明は上記事情に着目してなされたものでその目的
をするところは、棚板全調理に最適な位置に自動的にセ
ットできるようにした調理器を提供することにある。

〔発明の概要〕

この発明は、棚板を昇降自在に支持する支持部材および
この支持部材を昇降動作させる昇降駆動系を設けるとと
もに、あらかじめ各種の棚板位置設定情報が記憶された
記憶部および自動調理操作部での操作を受けて上記記憶
部から調理項目情報に対応した棚板位置設定情報を出力
させて−Ｅ記昇降駆動系を通じ上記支持部材の棚板支持
高さを調理項目に適した位置に設定制御する制御部を設
けることにより、自動調理に連動して棚板全調理項目に
応じ、自動的に加熱室の最適な位置に導くものである。

〔発明の実施例、〕

１・１゜以下、この発：明、を図面に示す一実施例にもと１１１づいて説明する。第２図中１は調理器、たとえばオープ
ンレンジの本体で、この本体１内の左側部には加熱室２
が設けられている。そして、この加熱室１内には上下部
にそれぞれ位置して加熱ヒータａｈ、３ｂが設けられ、
また本体１内には高周波発振装置（図示しない）が設け
られ、オープン調理、レンジ調理を行なうことができる
ようになっている。また加熱室２には、その両側壁２ｍ
　、２ｈにそれぞれ位置して第４図で示すような断面り
字状を呈した支持部材４．４が奥行き方向に配設されて
いる。これら支持部材４，４は、加熱室２の両側壁２ｍ
、２ｔｈに上方方向に沿って穿設されたスリッ）２ｂ　
。

２ｂ’ｆｆ通じて加熱室２の側方に配した昇降駆動系５
，５にそれぞれ昇降動自在に連結されており、支持部材
４，４間で棚板６を昇降自在に支持することができるよ
うになっている。一方、各昇降駆動系５，５としてはい
ずれも同一構造で、そのうちの一方について説明すれば
、これは第３図（ａ）　＋　（ｂ）で示すように、加熱
室２の側方にラック歯６ａ・・・を配した？ツク６ｂｆ
上下方向に沿って配置し、このラック６ｂのたとえば上
部端に連結部材７を介して上記支持部材４を５− スリッ）２ｂ’ｉ通じて連結し、併せて外方に向いたラ
ック歯６ａ・・・に、モータ８によって回転駆動される
ビニオン歯車８ａを咬合して構成される。したがって、
各モータ８，８の同期駆動で、支持部材４，４を昇降動
作させることができるようになっている。

捷た本体１の前面には左側部に位置して加熱室２の開口
を開閉する横開き式の扉体９が設けられ、さらにこの扉
体９に隣接して右側に操作パネル１０が設けられている
。そして、この操作ノ４ネル１０上には、上段側に複数
のキー１１ａ・・・で構成される手動調理操作部１１が
、中段側に同じく複数のキー１２ｈ・・・で構成される
自動調理操作部１２が設けられている。そして、これら
手動・自動調理操作部１１．１２は、第５図の回路で示
すように、あらかじめ加熱時間、加熱温度などを調理項
目別に整理した情報、いわゆる調理項目情報を記憶した
調理制御部１３に接続され、自動調理操作部１２からの
操作では記憶された調理項目情報にしたがって加熱ヒー
６− タ、９ａ　、、９ｂあるいは高周波発振装置（図示しな
い）が駆動されるようになっている。また手動調理操作
１１では、キー１１ａ・・・から入力される加熱時間、
加熱温度等のプログラムにもとづいて加熱ヒータ３　ｍ
　、　、？　ｂあるいは高周波発振装置（図示しない）
が駆動されるようになっている。しかして、自動あるい
は手動によるオーブンレンジ調理を行なえるものである
。なお、１４は操作ノ七ネル１０の最上段に配した調理
状態を表示するための表示管である。

他方、第５図中１５は調理制御部１３とともに本体１内
に設けられた制御−である。この制御部１５には、各種
の棚板位置設定情報が記憶された記憶部１６が接続され
ている。またこの制御部１５の入力側は、上記自動調理
操作部１２に接続され、自動調理操作部１２での操作を
受けることにより、記憶部１６から調理項目情報に対応
した棚板位置設定情報を出力させて、出力側に接続され
た上記昇降駆動系５，５を制御駆動させ、各棚板支持部
材４，４の棚板支持高さを調理項目に適した位置に設定
させることができるようになっている。また、この制御
部１５には、自動調理操作部１２の指令系以外に手動指
令によって昇降駆動系５，５を制御駆動させる棚板位置
指示操作部１７が備えられている。この棚板位置指示操
作部１７は、操作パネル１０上の自動調理操作部１２の
下段側にそれぞれ棚板６の設定位置を現わすたとえば「
上」。

「中」、「下」の３個のキー１７ａ　、　１７ｂ　。

Ｊ７ｅを設けてなシ、キー操作で制御部１５を通じ各支
持部材４，４を３段階の高さにそれぞれ適宜に設定する
ことができるようになっている。そして、この棚板位置
指示操作部１７からの設定は、上記棚板位置設定情報を
使った設定制御に優先して行なわれるようプログラムさ
れている。

′）。

なお、図面において１８は調理スタートキー、１１、。

１９は設定取消キー、２０ａ、２０ｂはラック６ｂｆガ
イドするガイドビンおよびガイド孔である。

つぎにこのように構成されたオーブンレンジの作用につ
いて説明する。たとえば「スポンジケーキ」を自動調理
を使って、オーブンで焼く場合には、自動調理操作部１
２のキー１２ｈ・・・から「スポンジケーキ」と設定さ
れたキー１２＆を選んでキー操作することによシ、「ス
ポンジケーキ」を焼くに必要とされる加熱時間、加熱温
度などが調理項目情報で自動的に設定される。

そして、この設定を同時に記憶部１６から１スポンジケ
ーキ」を焼くに最適とされる棚板位置設定情報として「
下段」の情報が選ばれ、制御部１７から昇降駆動系５，
５へ駆動指令が出力される。かくして、モータ８，８の
駆動でラック６．６とともに支持部材４，４は上下方向
へ沿って動き、棚板支持高さが低い、すなわち「スポン
ジケーキ」に適した「下段」の位置に自動的に位置決め
られる。

しかして、この状態で被加熱物であるスポンジケーキ素
材を入れた容器（図示しない）を載置した棚板６を支持
部材４，４間に載せ、扉体９− ９を閉じて後、調理スタートキー１９を操作すれば、加
熱ヒータ、９ａ　、３ｂに通電が行なわれ、オーブンに
よる「スポンジケーキ」調理が行なわれる。

したがって、わずられしい調理ブックを見ることなく、
またおやまシなく、棚板６を調理に最適な位置にセット
できるもので、常に良好な調理を行なうことができる。

また、自動調理ではなく、手動調理で「スポンジケーキ
」を焼く場合には、手動調理操作部１１から加熱時間、
加熱温度などをキー操作してプログラムを入力したのち
、棚板位置指示操作部１７から指令を与えれば、「スポ
ンジケーキ」Ｋ適した棚板支持高さを昇降駆動系５，５
の制御駆動で得ることができる。

さらに、先程説明した自動調理であって、こげ具合を強
くしたり、あるいは弱くしたい場合には、自動調理操作
部１２で所要にキー操作したのち、棚板位置指示操作部
１７から指令を与えれば、その手動による位置指令が優
先して入１０− 力されて、棚板６を好みの位置にセットできる。

なお、上述した実施例ではオーブンレンジにこの発明を
適用したが、これに限らず棚板のセットが要求される自
動調理機能を備えるその他の調理器にも適用できること
はもちろんである。

〔発明の効果〕

以上説明したようにこの発明によれば、自動調理操作部
に連動し２て棚板全支持する支持部材を昇降させて調理
項目に適した位置に棚板全設定する構造としたから、棚
板は調理に最適な位置に自動的にセットできるようにな
る。

したがって、その都度、調理ブックを見るわずられしさ
がなく、″１ｆＣ棚板の位置をまちがえることなく棚板
倉セットでき、常に良好な調ｍ’ｉ行なうことができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の調理器にとける棚板の設定構造を示す断
面図、第２図はどの発明の一実施例の調理器を示す斜視
図、第３図（ａｌ　ｌ　（ｂ）はその要部の構造を示す
縦断面図および側断面図、第４図はその支持部材を示す
斜視図、第５図は同じく支持部材の昇降に伴う回路を示
すブロック図である。２・・・加熱室、４・・・支持部材、５・・・昇降駆動
系、６・・・棚板、１２・・・自動調理操作部、１５・
・・制御部、１６・・・記憶部、１７・・・棚板位置指
示操作部。出願人代理人　　弁理士　銘　江　武　彦□ 旨 □ｌ：

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　　自動調理操作部を備え、あらかじめ記憶され
た調理項目情報にしたがって加熱室内に配置された棚板
上の被加熱物を加熱調理するようにした調理器において
、上記加熱室内に上記棚板全昇降自在に支持する支持部
材を設け、この支持部材を昇降動作させる昇降駆動系を
設け、あらかじめ各種の棚板位置設定情報が記憶された
記憶部を設け、上記自動調理操作部での操作を受けて上
記記憶部から調理項目情報に対応した棚板位置設定情報
を出力させて上記昇降駆動系を通じ上記支持部材の棚板
支持高さを調理項目に適した位置に設定制御する制御部
を設けたことを特徴とする調理器。
（２）上記制御部は、昇降駆動系を通じ支持部材の棚板
支持高さ位置を手動操作で適宜に設定する棚板位置指示
操作部を備えてなることを特徴とする特許請求の範囲第
１項に記載の調理器。
（３）上記手動による適宜な棚板支持高さ位置の設定は
、棚板位置設定情報による設定制御に優先して行なわれ
てなることを特徴とする特許請求の範囲第２項に記載の
調理器。