JPS5816455B2 - 長周期振動計 - Google Patents

長周期振動計

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Publication number
JPS5816455B2
JPS5816455B2 JP52004607A JP460777A JPS5816455B2 JP S5816455 B2 JPS5816455 B2 JP S5816455B2 JP 52004607 A JP52004607 A JP 52004607A JP 460777 A JP460777 A JP 460777A JP S5816455 B2 JPS5816455 B2 JP S5816455B2
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JP
Japan
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pendulum weight
magnetic force
magnetic
vibration
fixed
Prior art date
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Expired
Application number
JP52004607A
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English (en)
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JPS5389782A (en
Inventor
後藤健一
鹿熊英昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Akashi Seisakusho KK
Original Assignee
Akashi Seisakusho KK
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Publication date
Application filed by Akashi Seisakusho KK filed Critical Akashi Seisakusho KK
Priority to JP52004607A priority Critical patent/JPS5816455B2/ja
Publication of JPS5389782A publication Critical patent/JPS5389782A/ja
Publication of JPS5816455B2 publication Critical patent/JPS5816455B2/ja
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 ン 本発明は、長い周期をもつ上下動振動の測定に用い
て好適の振動計に関し、特にその振子重錘をその振動方
向に沿い移動させその静的中立位置を補正しうるように
した。
長周期振動計に関する。従来のこの種の長周期振動計で
は、長周期の上i下動振動を測定しうるように、振子重
錘を支持する板バネ状の支持バネ(その特性は第1図a
参照)が非常に弱く作られているので、例えばIHzの
固゛有振動数を有する長周期振動計では、上記支持バネ
の静的伸びは約25cIrLにもなり、このため振動ン
計の大型化を招くという問題点があった。
そこで、上記の支持バネの静的伸びを少なくするために
、初張力供給用コイルバネで上記振子重錘を吊上げて、
その質量を見かけ上軽減することにより、上記支持バネ
の特性を第1図すのように1したものや、上記支持バネ
の特性を第1図Cのごとき非線形特性としたものが開発
されているが。
第1図す、cのごとき特性を有するような支持バネを製
作することは困難であり、このため所要の固有振動数を
有する長周期振動計の製作が困難に;なるという問題点
がある。
本発明は、これらの問題点を解決しようとするもので、
非線形支持バネを用いることにより、支持バネの静的伸
びの縮少化をはかった小型の長周期振動計を提供すると
共に、磁力手段を用いて、;振子重錘をその振動方向に
沿い移動させその静的な中立位置に補正することにより
、所要の固有振動数になるようにした長周期振動計を提
供することを目的とする。
このため1本発明の長周期振動計は、本体に固定された
永久磁石としての固定磁極と、この固定磁極の隙間に挿
入されて同固定磁極の磁力線を横切る方向に振動しうる
ように非線形バネで上記の本体または固定磁極に支持さ
れた出力コイルとしての振子重錘とから成る長周期振動
計において、上記振子重錘をその振動方向に沿い移動さ
せその静的中立位置を補正すべく、同振子重錘の振動方
向に補正磁力を加える磁力手段をそなえ、同磁力手段が
上記振子重錘の振動方向に移動調整可能に取付けられて
上記固定磁極の磁力を受ける磁性部材として構成された
ことを特徴としている。
さらに、本発明の長周期振動計は、上記磁力手段が上記
の本体および振子重錘の一方に取付けられた永久磁石片
と、上記の本体および振子重錘の他方に取付けられて上
記永久磁石片に対向する磁性部材とで構成され、上記永
久磁石片と上記磁性部材との少なくとも一方が、上記振
子重錘の振動方向に移動調整可能に取付けられているこ
とを特徴としている。
以下1図面により本発明の実施例について説明すると、
第2,3図はその第1実施例としての長周期上下動振動
計を示すもので、第2図はその振子重錘が静的中立位置
にある状態を示す縦断面図、第3図はその振子重錘が静
的中位位置にない状態を示す縦断面図であって、固定磁
極1が振動計本体2に固定されている。
固定磁極1は、純鉄のごとき磁性材からなるヨーク3と
永久磁石4とポールピース5とで構成されていて、ヨー
ク3は本体2に固定されると共にその底部3aが閉塞さ
れた円筒状をしている。
そして、永久磁石4はヨーク3の底部3aの中央部に設
けられており、その先端部に磁性材からなるポールピー
ス5をそなえている。
さらに、ヨーク3の上縁部3bとポールピース5との間
には、隙間6が形成されている。
これによりヨーク3.永久磁石4、ポールピース5およ
び隙間6が磁気回路を形成することになり、隙間6には
磁力線が発生する。
また、振子重錘7が固定磁極1の隙間6に、固定磁極1
の上記磁力線を横切る方向に上下振動しうるように、板
バネ状の非線形支持バネ8を介して1本体2により支持
されている。
なお、振子重錘7は、非線形支持バネ8を介して、固定
磁極1で支持されるようにしてもよい。
振子重錘7は、固定磁極1の隙間6に上下動可能に挿入
されてその上下振動に伴い起電力を発生する円環状の出
力コイル9と、出力コイル9の基部9aに取付けられて
支持バネ8を介して本体2に支持されている円筒状の重
錘10とで構成されている。
そして重錘10の中央部には、ネジ切りされた貫通孔1
1が振子重錘7の振動方向に沿い刻設されており1貫通
孔11には、固定磁極1の磁力を受ける純鉄のごとき磁
性部材12が螺合されている。
したがって、磁性部材12を貫通孔11に沿って上下動
させると、磁性部材12に永久磁石4が及ぼす吸引力が
変化して、振子重錘7と固定磁極1との間隔が変化する
ので、振子重錘Iをその振動方向に沿いその静的な中立
位置に補正すべく調整することができる。
なお、出力コイル9の出力端(図示せず)には、出力コ
イル9の上下振動に伴って発生する起電力を検出するた
めの、電圧計のごとき検出器(図示せず)が接続されて
いる。
本発明の長周期振動計は、上述のごとく構成されている
ので、振子重錘7をその振動方向に沿い移動させその静
的な中立位置に補正して、所要の固有振動数を有する長
周期振動計を得るには、振子重錘7が静的な中立位置に
ない状態(第3図参照)において、まず磁性部材12を
貫通孔11に沿って下降させる。
この磁性部材12の下降に伴い、磁性部材12が受ける
永久磁石4による吸引力としての補正磁力が増加するた
め、固定磁極1と振子重錘7との間隔が狭まる。
ついで、所要の校正手段により、振子重錘Iが静的な中
立位置にあるかどうかを調べる。
上記校正手段により、振子重錘Iが静的な中立位置にあ
るかどうかを調べるには、例えば出力コイル9の出力端
(図示せず)に所要の大きさのパルスを印加して、振子
重錘1を自由減衰振動させることにより、この自由減衰
振動による出力を上記出力端(図示せず)から取り出し
て、上記出力が、所要のものかどうかを上記出力端に接
続された検出器(図示せず)で調べることにより行なわ
れる。
このようにして、磁性部材12を貫通孔11に沿って下
降させることと、上記校正手段とで、振子重錘7を、第
2図に示すような振子重錘7の静的な中立位置に補正す
ることができるのである。
また、第4図は本発明の第2実施例としての長周期上下
動振動計の縦断面図であって、第4図中、第2,3図と
同じ符号はほぼ同様の部分を示している。
永久磁石片13が1重錘10の上側面に取付けられてい
る。
そして、永久磁石片13と対向する位置に、鉄片のごと
き磁性部材14が、本体2に植立されたネジ15に螺合
すると共に、本体2にネジ15と平行して植立された案
内棒16により案内支持されている。
これにより、磁性部材14は、永久磁石片13との間隔
をネジ15を回転させることにより、調節することがで
きる。
また、磁性部材14の昇降は、遠隔操作を行なって1図
示しない、駆動装置を1駆動し、ネジ15を回転させる
ことにより行なうこともできる。
なお、磁性部材14を重錘10の上側面に取付けると共
に、永久磁石片13を本体2にネジ15を介して取付け
てもよい。
本発明の長周期振動計は、このように構成されているの
で、振子重錘7をその振動方向に沿い移動させその静的
な中立位置に補正して、所要の固有振動数を有する長周
期振動計を得るには、振子重錘7が静的な中立位置にな
い状態において、まず本体2にネジ15を介して取付け
られた磁性部材14をネジ15に沿って上下動させる。
この磁性部材14の上下動に伴い、永久磁石片13と磁
性部材14との間に作用する吸引力としての補正磁力が
変化するため、振子重錘Iの位置も磁性部材14の上下
動に伴って変化する。
ついで所要の校正手段により、振子重錘7が静的な中立
位置にあるかどうかを調べる。
なお、上記校正手段により、振子重錘7が静的な中立位
置にあるかどうかを調べる方法は、前述のとおりである
このようにして、磁性部材14をネジ15に沿って上下
動させることと、上記校正手段とで、振子重錘7をその
振動方向に沿い移動させその静的な中立位置に補正でき
るのである。
以上詳述したように1本発明の長周期振動計によれば、
振子重錘をその振動方向に沿い移動させその静的な中立
位置に補正する手段として磁力手段が用いられると共に
、振子重錘を支持する支持バネに非線形支持バネが用い
られるので、振動計の小型化が大幅にはかられると共に
所要の固有振動数を有する長周期振動計の製作が極めて
容易に実現しうる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は長周期振動計における支持バネの静的伸びと上
記支持バネにかかる力との関係について説明する説明図
であって、第2,3図は本発明の第1実施例としての長
周期上下動振動計を示すもので、第2図はその振子重錘
が静的中立位置にある状態を示す縦断面図、第3図はそ
の振子重錘が静的中立位置にない状態を示す縦断面図で
あり、第4図は本発明の第2実施例としての長周期上下
動振動計を示す縦断面図である。 1・・・・・・固定磁極、2・・・・・・振動計本体、
3・・・・・・ヨーク、3a・・・・・・ヨークの底部
、3b・・・・・・ヨークの上縁部、4・・・・・・永
久磁石、5・・・・・・ポールピース。 6・・・・・・隙間、7・・・・・・振子重錘、8・・
・・・・非線形支持バネ、9・・・・・・出力コイル、
9a・・・・・・出力コイルの基部、10・・・・・・
重錘、11・・・・・・貫通子L12・・・・・・磁性
部材、13・・・・・・永久磁石片、 14−0−1
磁性部材、15・・・・・・ネジ、′16・・・・・・
案内棒。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 本体に固定された永久磁石としての固定磁極と、こ
    の固定磁極の隙間に挿入されて同固定磁極の磁力線を横
    切る方向に振動しうるように非線形バネで上記の本体ま
    たは固定磁極に支持された出力コイルとしての振子重錘
    とから成る長周期振動計において、上記振子重錘をその
    振動方向に沿い移動させその静的中立位置を補正すべく
    、同振子重錘の振動方向に補正磁力を加える磁力手段を
    そなえ、同磁力手段が上記振子重錘の振動方向に移動調
    整可能に取付けられて上記固定磁極の磁力を受ける磁性
    部材として構成されたことを特徴とする長周期振動計。 2 本体に固定された永久磁石としての固定磁極と、こ
    の固定磁極の隙間に挿入されて同固定磁極の磁力線を横
    切る方向に振動しうるように非線形バネで上記の本体ま
    たは固定磁極に支持された出力コイルとしての振子重錘
    とから成る長周期振動計において上記振子重錘をその振
    動方向に沿い移動させその静的中立位置を補正すべく、
    同振子重錘の振動方向に補正磁力を加える磁力手段をそ
    なえ、同磁力手段が、上記の本体および振子重錘の一方
    に取付けられた永久磁石片と、上記の本体および振子重
    錘の他方に取付けられて上記永久磁石片に対向する磁性
    部材とで構成され、上記永久磁石片と上記磁性部材との
    少なくとも一方が上記振子重錘の振動方向に移動調整可
    能に取付けられていることを特徴とする長周期振動計。
JP52004607A 1977-01-19 1977-01-19 長周期振動計 Expired JPS5816455B2 (ja)

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JP52004607A JPS5816455B2 (ja) 1977-01-19 1977-01-19 長周期振動計

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JPS5389782A JPS5389782A (en) 1978-08-07
JPS5816455B2 true JPS5816455B2 (ja) 1983-03-31

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Cited By (2)

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JPS6132853U (ja) * 1984-07-31 1986-02-27 武夫 大坪 歯車
JPS61177242U (ja) * 1985-04-24 1986-11-05

Families Citing this family (3)

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