JPS5816433B2 - 断熱構造材の製作方法 - Google Patents

断熱構造材の製作方法

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JPS5816433B2
JPS5816433B2 JP53076080A JP7608078A JPS5816433B2 JP S5816433 B2 JPS5816433 B2 JP S5816433B2 JP 53076080 A JP53076080 A JP 53076080A JP 7608078 A JP7608078 A JP 7608078A JP S5816433 B2 JPS5816433 B2 JP S5816433B2
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JP
Japan
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heat insulating
groove
manufacturing
connecting wall
opening
Prior art date
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JP53076080A
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JPS554418A (en
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紺井恒夫
前田義則
島勲
嶋勝夫
藤田武宣
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Sankyo Aluminium Industry Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Aluminium Industry Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、室内側と室外側の熱伝導を遮断する断熱構造
材の新規な製作方法に関するものである。
本明細書において、構造材とは、サツシ枠、障子框、無
目、方立、ドア枠、ドア框、冷凍ショーケースなどの各
種部材として使用されるものである。
従来より、この種の断熱構造材の製作方法としては、そ
の一例として、室内部分を構成する形材と室外部分を構
成する形材を夫々全く別個に押出成形し、各形材の相対
向面に設けられた凹溝を用いて互いに相対向せしめると
ともに一定間隔を置いて保持した後、その間隔部分と各
凹溝内を埋めるようにして断熱材を充填し、当該断熱材
の硬化によって室内外画形材を一体に連結する方法が知
られているが、この方法によると、室内外の形材を別々
に押出成形しなければならない煩雑さを有しているとと
もに、保持された間隔寸法の精度が得難いことの結果、
極めて手数がかかる上に出来上った断熱構造材としての
寸法精度を一定に保持し難い不都合があり、実用上大き
な問題点を有しているのである。
又、他の断熱構造材の製作方法としては、第1図及び第
2図に例示するように、連結壁1をはさんで相対向する
一対の凹溝2,3を設けて、断熱材充填用溝部4を形成
するとともに、各凹溝2゜3に任意形状の室内部分5と
室外部分6を連設した形材Aを、予め一体に押出成形し
、この形材Aの溝部開口部イから溝部4内に断熱材7を
注入することにより、両凹溝2,3内にも断熱材7を充
填して硬化させた後、第2図の如く連結壁1を形材Aの
長手方向に沿って切除することにより、形材Aを室内部
分5と室外部分6に部分する方法が知られている。
この方法によると、前述の如き寸法精度に関する問題が
解決され、又製作も容易になし得る利点を有しているの
であるが、充填した断熱材の硬化を待って形材の切除加
工を行なわねばならないため、製作時間がかかり作業効
率の向上を図れない問題点を有している。
そこで、本発明は、上記のような従来の断熱構造材製作
方法の持つ問題点に鑑み、充分な寸法精度を得ることが
できるとともに、製作時間を短縮し作業効率の向上を図
ることのできる断熱構造材の製作方法を提供することを
目的とするものであり、その製作方法に全く新しい工夫
を凝らしたものである。
即ち、本発明方法は、連結壁の両側に任意形状の室内部
分と室外部分とを一体に連設して押出成形するとともに
、室内部分と室外部分との間に断熱材充填用溝部を形成
して成るアルミニウム合金製押出形状の上記溝部連結壁
を、当該押出形材の長手方向に潜って切除加工すること
により、押出形材を室内外に部分して切除開口部を形成
する作業と、この部分された部分の押出形材と固形材に
またがってあてがわれた閉鎖部材とにより切除加工後に
形成される新たな溝内に断熱材を充填して硬化させる作
業を、併行して進めることを特徴とするものである。
以下、本発明を図示された実施例に従って説明すれば、
まず、第3図乃至第5図は、第1図に示された形材Aを
加工して断熱構造材を得る一例を示すものであり、閉鎖
部材として接着テープ13を用いる。
当該実施例において、形材Aの溝部開口部イを上側にし
、且つ連結壁1を下側にした状態で、この形材Aを加工
装置の送りローラー9上にのせて、第3図中矢印方向へ
移送する。
加工装置の下方には回転刃10が設置されており、形材
Aの移動とともに連結壁1を下から切除加工するように
なっている。
而して、ガイドローラーIL11aにはさまれて送りロ
ーラー9上を移動する形材Aは、回転刃10が連結壁1
を切除することによって、室内外に部分されるものであ
るが、部分された直後に加工装置の下方部に設けられた
切除開口部閉鎖装置12から送り出されてくる接着テー
プ13を、第4図に示すように、室内外部分5,6にま
たがって各凹溝2,3の下面に接着せしめて、切除加工
によって形成された切除開口部14を閉鎖し、この接着
テープ13の接着閉鎖によって構成された切除加工後の
新たな溝15内に、上側の溝部開口部イから断熱材16
を充填するのであり、この時接着テープ13は断熱材1
6を受けて流れ出すのを防止している。
ここで、断熱材16の充填の程度は問わないが、当該実
施例では必然的に押出形材Aの切除加工によって露出し
た地肌部分二。
ホにまで到達するので、当該部分をおおい腐食と外観不
良の発生を防止することができる。
第6図は、本発明方法の別の実施例を示すものであり、
押出形材A1の溝部開口部イを下側にし、且つ連結壁1
aを上側にした状態で形材A1を移送し、形材A1の上
方に設置した回転刃10によって連結壁1を切除する。
形材A1の下方から送り出されてくる接着テープ13は
切除加工によって生じた切除開口部に対応する溝部開口
部イを閉鎖するようになっており、部分された室内外の
形材にまたがってあてがわれる。
この閉鎖によって新たに生じた溝15内に、上記切除加
工によって生じた切除開口部14から断熱材16が注入
される。
注入された断熱材16は接着テープ13に受は止められ
るので流れ落ちることはなく、溝部4内の隅々にまで充
填されるのである。
ここでも断熱材の充填の程度は問わないが、この実施例
では、充填された断熱材16は切除加工によって露出し
た金属の地肌部分二、ホにまで到達して、当該部分二、
ホを確実に被覆することができるので、当該部分二、ホ
の腐食を防止し得るとともに、地肌露出による外観の悪
化を防ぐことができる。
第7図及び第8図は、本発明方法の他の実施例を示すも
のであり、第1図に示される押出形材Aの溝部開口部イ
に合成樹脂製キャップ18を、押出形材Aの切除加工部
に予めその長手方向全体にわたって嵌着し、溝部開口部
イを閉鎖してお匂そして、この閉鎖された溝部開口部イ
を下側にし且つ連結壁1を上にした状態で形材Aを移送
し、形材Aの上方に設置した回転刃10によって連結壁
1を第7図の如く切除する。
この切除加工によって室内外に部分された押出形材Aの
間に新たな溝が形成され、この溝内に切除加工によって
生じた切除開口部14から断熱材16を注入するもので
あるが、この時下側に位置する溝部開口部イが予め閉鎖
されているので、注入された断熱材16は流れ落ちるこ
となく、第8図のように溝部4内の隅々にまで充填する
ことができる。
第9図及び第10図は更に他の実施例を示すものであり
、押出形材A2は室内部分5と室外部分6との間に連結
壁1を介在して略H字型に成形し、連結壁1をはさんで
断熱材充填用溝部4,4を備えたものである。
この押出形材A2の下側に位置する溝部開口部イに予め
合成樹脂製キャップ18を嵌着して、この溝部開口部イ
を閉鎖しておく。
そして、回転刃10で連結壁1を切除加工することによ
って、押出形材Aを室内外部分に分離するのであるが、
この切除加工によって部分された室内外部分5,6と、
上記キャップ18とにより新たな溝15が形成されるの
で、この溝15内に切除加工によって生じた切除開口部
14から直ちに断熱材16が充填される。
この時、断熱材16は上側の溝部4に充填しても構わな
い。
又、この実施例においても、充填された断熱材16は切
除加工によって露出した金属の地肌部分二、ホをも確実
に被覆することができるので、当該部分二、ホの腐食を
防止し得るとともに、地肌露出による外観の悪化を防ぐ
ことができる。
尚、各実施例において、予め押出形材A、AIの溝部4
内に、両凹溝2,3の内面に当接して係止片19,20
に係止する合成樹脂製スペーサー21を、第6図のよう
に嵌着して回転刃10に支障のない形状にしておけば、
切除加工中及びその・後の寸法をより確実に規制するこ
とができる。
又、切除加工の際、押出形材の前端から回転刃10を当
てて部分することなく、押出形材の前端を一体連結させ
たままにして、前端からやや離れた途中箇所から切除加
工を行なえば、この前端部分と未切除部分が押出形材の
原型寸法を保持することとなるので、切除加工により部
分される押出形材の外形寸法を原型通り正確に保持する
ことができる。
上記前端部分は断熱構造材として製作完了した後に切落
せばよい。
接着テープ13は、断熱材16の硬化後剥脱してもよく
、又作業工程の簡略化を考慮して接着したままの状態で
も構わない。
以上のように、本発明は1本の押出形材を完全に室内外
に部分するものではなく、切除の作業を進めながら、部
分された直後の形材を直ちに断熱材16の充填硬化によ
って一体に連結固化する作業を行なうものであり、而も
、未切除部分の存在中での充填硬化作業であるから、形
材の切除加工中とはいえ、切除加工により開口部が形成
されている部分は極くわずかであり、従って、充填硬化
された部分と未切除部分により、形材の原型が保持され
た状態となるのでその寸法は全体として狂うことはなく
、寸法精度の高い断熱構造材を得ることができるのであ
る。
又、本発明は、これまでのような断熱材充填用溝内に断
熱材を充填した後、室内部分と室外部分の連結壁を切除
して、押出形材を室内外に部分する方法とは全く異なり
、室内外に部分する作業と、硬化する作業を同時に進め
葛ものであるから、このような作業を1つのラインで連
続して行なうことができるので、従来の如き断熱充填工
程及び切除加工工程と2つのラインを必要とせず、作業
効率の向上を図り得る実益を有しでいる。
【図面の簡単な説明】
第1図は断熱構造材として使用されるアルミニウム合金
製押出形材の一例を示す正面図、第2図は従来方法によ
って製作された断熱構造材の正面図、第3図及び第4図
は本発明方法の実施状態を示す部分図、第5図は本発明
方法によって得られた断熱構造材の正面図、第6図は他
の実施例に係る方法を示す正面図、第1図及び第8図は
別の実施例に係る方法の実施状態を示す正面図、第9図
及び第10図は今一つの実施例による断熱構造材を示す
。 符号、A、AI、A2・・・・・・アルミニウム合金製
押出形材、1・・・・・・連結壁、2,3・・・・・・
凹溝、4・・・・・・断熱材充填用溝部、5・・・・・
・室内部分、6・・・・・・室外部分、13・・・・・
・接着テープ、14・・・・・・切除開口部、15・・
・・・・新たな溝、16・・・・・・断熱材、18.・
・・・・合成樹脂製キャップ、イ・・・・・・溝部開口
部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 連結壁の両側に室内部分と室外部分を一体に連設し
    て押出成形するとともに、室内部分と室外部分との間に
    断熱材充填用溝部を形成して成るアルミニウム合金製押
    出形材の上記溝部連結壁を、当該押出形材の長手方向に
    沿って切除加工することにより、押出形材を室内外に部
    分して両押山形材間に切除開口部を形成子る作業と、こ
    の部分された部分の押出形材と両押用形材にまたがって
    あてがわれた閉鎖部材とにより、切除加工後に形成され
    る新たな溝内に断熱材を充填して硬化させる作業を併行
    して進めることを特徴とする断熱構造材の製作方法。 2 閉鎖部材が、連結壁の切除加工直後に形成された切
    欠開口部にあてがわれる特許請求の範囲第1項記載の断
    熱構造材の製作方法。 3 閉鎖部材が、断熱材充填用溝部の開口部にあてがわ
    れる特許請求の範囲第1項記載の断熱構造材の製作方法
    。 4 閉鎖部材のあてがわれる断熱材充填用溝部の開口部
    が、連結壁の切除加工直後に形成された切除開口部に対
    応する部分である特許請求の範囲第3項記載の断熱構造
    材の製作方法。 5 閉鎖部材が、連結壁の切除加工前に予め断熱材充填
    用溝部の開口部にあてがわれる特許請求の範囲第3項記
    載の断熱構造材の製作方法。 6 閉鎖部材が接着テープである特許請求の範囲第1項
    乃至第4項記載の断熱構造材の製作方法。
JP53076080A 1978-06-22 1978-06-22 断熱構造材の製作方法 Expired JPS5816433B2 (ja)

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JPS554418A JPS554418A (en) 1980-01-12
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Families Citing this family (6)

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JPS57201448A (en) * 1981-06-01 1982-12-09 Yoshida Kogyo Kk Conversion of connected wall part connecting inner and outer side members of room to heat insulating structure
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WO2013054824A1 (ja) 2011-10-11 2013-04-18 味の素株式会社 スタンディングバッグ型輸液容器

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