JPS58163B2 - チヨウコウソクテツドウヨウチヨウデンドウマグネツト - Google Patents
チヨウコウソクテツドウヨウチヨウデンドウマグネツトInfo
- Publication number
- JPS58163B2 JPS58163B2 JP4562972A JP4562972A JPS58163B2 JP S58163 B2 JPS58163 B2 JP S58163B2 JP 4562972 A JP4562972 A JP 4562972A JP 4562972 A JP4562972 A JP 4562972A JP S58163 B2 JPS58163 B2 JP S58163B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic field
- superconducting
- cross
- coil
- magnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)
- Windings For Motors And Generators (AREA)
- Linear Motors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は超高速鉄道用超電導マグネットに関するもので
ある。
ある。
線路の上を車輪によって走行する鉄道車輌ではその速度
は毎時３００ｋｍが限度であって、それ以上の速度を出
すことは不可能である。
は毎時３００ｋｍが限度であって、それ以上の速度を出
すことは不可能である。
従って毎時３００ｋｍ以上の速度を出す超高速装置に於
いては車体を地上より浮上させてリニヤモーターその他
の駆動力を利用して車体を走行させて超高速度を得る方
法が採用されている。
いては車体を地上より浮上させてリニヤモーターその他
の駆動力を利用して車体を走行させて超高速度を得る方
法が採用されている。
第１図はその一例であって１は車輌の車体、２，３，４
及び５，６，７はそれぞれ前記車体内に同一平面内で前
後に２列に配置された磁気浮上用超電導ループであって
、図で示していないがそれぞれ冷却容器内に収納され超
電導臨界温度以下の低温に保たれていて各ループには矢
印方向に流れる超電導電流が流れている。
及び５，６，７はそれぞれ前記車体内に同一平面内で前
後に２列に配置された磁気浮上用超電導ループであって
、図で示していないがそれぞれ冷却容器内に収納され超
電導臨界温度以下の低温に保たれていて各ループには矢
印方向に流れる超電導電流が流れている。
このループの長さをＬ、巾をＷとする。車輌の車体１が
リニヤモーターその他適当の手段により矢印８で示す方
向に速度Ｖで移動すると、車上の前記各ループによる磁
束が車輌の進行に伴い前記ループの方向に対応して地上
に２列に前後して配置きれている地上コイル９，１０を
横切ることにより、地上側コイルに順次誘導電流が流れ
ていく。
リニヤモーターその他適当の手段により矢印８で示す方
向に速度Ｖで移動すると、車上の前記各ループによる磁
束が車輌の進行に伴い前記ループの方向に対応して地上
に２列に前後して配置きれている地上コイル９，１０を
横切ることにより、地上側コイルに順次誘導電流が流れ
ていく。
車輌の速度が一定速度以上になると地上側コイル９，１
０の誘導電流と車上側超電導電流との間の相互反発力に
より超電導ループ２，３．４及び５，６．７は浮力を受
けて車体は浮上するのである。
０の誘導電流と車上側超電導電流との間の相互反発力に
より超電導ループ２，３．４及び５，６．７は浮力を受
けて車体は浮上するのである。
第２図は上記の車上側の超電導ループに加わる磁界分布
の一例であって地上側に金属板シートが置かれている場
合の結果を示し車上側コイルループ２を四辺形ＡＢＣＤ
で表わし、これに生ずる磁界分布は同一コイルの他辺か
ら受ける磁界と、地上側に誘導された電流により発生す
る磁界との和である。
の一例であって地上側に金属板シートが置かれている場
合の結果を示し車上側コイルループ２を四辺形ＡＢＣＤ
で表わし、これに生ずる磁界分布は同一コイルの他辺か
ら受ける磁界と、地上側に誘導された電流により発生す
る磁界との和である。
第２図に於けるＨｘ、Ｈｙ、Ｈｚはそれぞれ磁界Ｈのｘ
、ｙ、ｚ成分であって磁界Ｈの大きさは√（Ｈｘ２＋Ｈ
ｙ２＋Ｈｚ２）で与えられる。
、ｙ、ｚ成分であって磁界Ｈの大きさは√（Ｈｘ２＋Ｈ
ｙ２＋Ｈｚ２）で与えられる。
従って長辺ＤＣ上又はＡＢ上では中央部附近ではほぼ一
定の磁界強度であるが短辺ＡＤ及びＢＣから受ける磁界
ＨｚがＡＢＣＤの両端即ちＡ、Ｂ、Ｃ，Ｄ。
定の磁界強度であるが短辺ＡＤ及びＢＣから受ける磁界
ＨｚがＡＢＣＤの両端即ちＡ、Ｂ、Ｃ，Ｄ。
点の附近では磁界強度は急激に増大する。
一方に於いて超電導材料の臨界電流密度の値は磁界に対
して次のような関係式で近似させることができる。
して次のような関係式で近似させることができる。
ここにＪｃ：超電導臨界電流密度
Ｈ：印加磁界
α’Ｈｏ：材料によって決まる定数
上式から判るように印加磁界Ｈが大となるほど臨界電流
密度Ｊｃは小さい。
密度Ｊｃは小さい。
Ｈｏは超電導材料によって決まる定数であるが一定磁界
下で臨界電流密度ＪｃはＨｏが大となる程低い。
下で臨界電流密度ＪｃはＨｏが大となる程低い。
一般にＨｏは実験的に求められるもので、この値及び既
述の式を用いて超電導マグネットの設計が可能である。
述の式を用いて超電導マグネットの設計が可能である。
従つて一定の電流を流すとき磁界強度が高い所はど超電
導材料の断面積を大きくしなければならない。
導材料の断面積を大きくしなければならない。
従来使用されている車上のコイルは磁界の最も高い所で
決まる電流密度を全体の電流密度としているため第３図
に示す如くコイル２の全体が同一厚さを有するように作
られている。
決まる電流密度を全体の電流密度としているため第３図
に示す如くコイル２の全体が同一厚さを有するように作
られている。
これでは磁界の低い所即ち長辺の中央部では高過ぎる臨
界電流密度となり、大き過ぎる断面積を持つことになる
。
界電流密度となり、大き過ぎる断面積を持つことになる
。
そのためコイル全体の重量が重く且つ形体が大きくなり
、冷却効果もよくない欠点がある。
、冷却効果もよくない欠点がある。
本発明は上記の欠点を改良する目的にて車上側コイルの
磁界強度の大きい部分を大きい断面を持つ超電導材料と
し、磁界の小さい部分を小さい断面を持つ超電導材料に
て形成するものである。
磁界強度の大きい部分を大きい断面を持つ超電導材料と
し、磁界の小さい部分を小さい断面を持つ超電導材料に
て形成するものである。
第４図によりこれを示すと、１１は車上側コイルの超電
導側の超電導材料から作られているコイルであって四辺
形ＡＢＣＤで表わす。
導側の超電導材料から作られているコイルであって四辺
形ＡＢＣＤで表わす。
１２，１３はそれぞれ長辺ＡＢ、ＣＤの中間部であって
、この部分の磁界が小さいので超電導材料の断面積を小
さくする。
、この部分の磁界が小さいので超電導材料の断面積を小
さくする。
四辺形ＡＢＣＤの附近の磁界が特に大きいので、それら
の部分１４，１５．１６及び１７の超電導材料の断面積
を大きくする。
の部分１４，１５．１６及び１７の超電導材料の断面積
を大きくする。
実際には磁界の小さい部分の捲線状態を捲線全体として
の有効電流密度が大きくなるように、また磁界の大きい
所では有効電流密度が小さくなるようにする。
の有効電流密度が大きくなるように、また磁界の大きい
所では有効電流密度が小さくなるようにする。
その実施例としては（１）捲線構造を変える。
例えばコイル捲回間のスペーサーの厚さを変える。
（１１）使用導体自身の電流密度を変える。
例えば、超電導材の断面積を変える。
又は超電導線材に被覆する安定化金属の断面積を変える
。
。
或は前記の二つの方法を組合せるなどがある。
本発明は磁界の小さい部分には超電導材を少くし磁界の
大きい部分のみを所要の断面を持つ超高速鉄道用車上側
超電導マグネットであってコイルのどの部分でも臨界電
流密度いっばいの状態で使用するものであるから全体の
重量を軽量化し、さらにマグネットコイルを冷却する装
置を小型化しその冷却用塞材の量を少くし、マグネット
全体を小型化できる。
大きい部分のみを所要の断面を持つ超高速鉄道用車上側
超電導マグネットであってコイルのどの部分でも臨界電
流密度いっばいの状態で使用するものであるから全体の
重量を軽量化し、さらにマグネットコイルを冷却する装
置を小型化しその冷却用塞材の量を少くし、マグネット
全体を小型化できる。
第１図は超高速鉄道用超電導マグネットと地上側コイル
の斜視図、第２図は超電導マグネットに作用する磁界分
布図、第３図は従来の超電導マグネットの斜視図、第４
図は本発明の超電導マグネットの斜視図を示すものであ
る。 ２，３，４，５゜６．７は車上超電導コイル９，１０は
地上コイル、１２．１３は車上超電導コイルの中間部、
１４゜１５．１６．１７はコイルの四隅部。
の斜視図、第２図は超電導マグネットに作用する磁界分
布図、第３図は従来の超電導マグネットの斜視図、第４
図は本発明の超電導マグネットの斜視図を示すものであ
る。 ２，３，４，５゜６．７は車上超電導コイル９，１０は
地上コイル、１２．１３は車上超電導コイルの中間部、
１４゜１５．１６．１７はコイルの四隅部。
Claims (1)
- １ 角部で磁界が大となる長方形コイルの短辺の断面積
を前記角部の断面積と同等とし、前記長方形コイルの長
辺の断面積を磁界に合せて前記短辺の断面積より小さく
してなることを特徴とする超高速鉄道用超電導マグネッ
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4562972A JPS58163B2 (ja) | 1972-05-09 | 1972-05-09 | チヨウコウソクテツドウヨウチヨウデンドウマグネツト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4562972A JPS58163B2 (ja) | 1972-05-09 | 1972-05-09 | チヨウコウソクテツドウヨウチヨウデンドウマグネツト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS4912786A JPS4912786A (ja) | 1974-02-04 |
| JPS58163B2 true JPS58163B2 (ja) | 1983-01-05 |
Family
ID=12724654
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4562972A Expired JPS58163B2 (ja) | 1972-05-09 | 1972-05-09 | チヨウコウソクテツドウヨウチヨウデンドウマグネツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58163B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1746608A2 (en) | 2005-05-23 | 2007-01-24 | Fujitsu Ltd. | Electronic circuit device and manufacturing method |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5641017B2 (ja) * | 1974-12-28 | 1981-09-25 |
-
1972
- 1972-05-09 JP JP4562972A patent/JPS58163B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1746608A2 (en) | 2005-05-23 | 2007-01-24 | Fujitsu Ltd. | Electronic circuit device and manufacturing method |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS4912786A (ja) | 1974-02-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3858521A (en) | Magnetic levitation guidance system | |
| KR101004511B1 (ko) | 자기 서스펜션 시스템 | |
| US4793263A (en) | Integrated linear synchronous unipolar motor with controlled permanent magnet bias | |
| US3899979A (en) | Magnetic suspension systems for vehicles | |
| US3589300A (en) | Magnetic suspension system | |
| EP0483748B1 (en) | Superconducting magnetic levitation apparatus | |
| US5657697A (en) | Coils for magnetic levitation apparatus | |
| US20060130699A1 (en) | Suspending, guiding and propelling vehicles using magnetic forces | |
| US3841227A (en) | Suspension system for a magnetic suspension railroad | |
| JPH05251752A (ja) | 複合超電導体及びそれを用いた超電導磁気浮上装置 | |
| CA2072316A1 (en) | Superconductive Magnetically Levitated Railway, and Power-Feed System Therefor | |
| CN111873808A (zh) | 一种超导电动-电磁混合磁悬浮列车 | |
| US5253592A (en) | Magnetic levitation configuration incorporating levitation, guidance and linear synchronous motor | |
| US3951074A (en) | Secondary lift for magnetically levitated vehicles | |
| JPH077812A (ja) | 超伝導磁石を使用する電磁懸架装置 | |
| US5213046A (en) | Magnetic field confinement for magnetically levitated vehicles | |
| JPH01255404A (ja) | 浮上用電磁石装置 | |
| JPS58163B2 (ja) | チヨウコウソクテツドウヨウチヨウデンドウマグネツト | |
| US3858522A (en) | Linear motor for high speed railroads | |
| US5602430A (en) | Superconducting electromagnet arrangement for a magnetic levitation system | |
| JPH0669245B2 (ja) | 磁気浮上式鉄道の浮上推進兼用方式 | |
| JP2664233B2 (ja) | 超電導体を用いた物品搬送装置 | |
| CN212400916U (zh) | 一种超导电动-电磁混合磁悬浮列车 | |
| JP2678542B2 (ja) | 磁気浮上列車の集電装置 | |
| JPH01206804A (ja) | 磁気浮上車 |