JPS58162693A - コ−クス炉装入炭の粒度調整方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコークス製造用装入炭の分級粉砕による粒子１
ｉ１１１整方法忙関するものである。

多種多様な原料炭を配合、粉砕して装入炭とし、コーク
スを製造する場合、同一配合条件において本、コークス
強度は粉砕方法によりて異なることが従来から指摘され
、極々の粉砕方法が開発されてきた。

現在迄の装入炭粒度調整における公知の技術としてはつ
ぎの方法がある。

■　原料炭を配合し、全量をそのまま粉砕機に通し、３
■以下の粒度部分が７０〜９０重量鴫になるよう粉砕す
る方法。

■　原料炭を配１合する前に、銘柄別Ｋ　３　ｗｍ以下
７０〜ＳＯ１重量暢のＩＩＩＩＫ粉砕し、その後、設定
され九配合割合で配合し、装入炭とする方法。

■　原料炭を一定網目の篩で鋳分け、篩上の粗粒子部分
のみを粉砕機と篩の組合せによる閉回路粉砕によりて一
定粒度以下に粉砕し、装入炭とする方法。

而して公知技術■および■は現在のコークス業界で実施
されている最も一般的な方法であるがコークス強度Ｋｋ
いて微粉砕する８畳のない成分まても微粉砕され、一方
では微粉砕を必要とする成分の粉砕が不十分のま★にな
っている。その結果製品コークスの強度は充分とはいえ
ない、しかし、粉砕Ｋｌ！するコストが安いため、最も
多く採用されている装入炭の粒度調整方法である■は■
および■の粉砕における欠点、つま夛粉砕な８資としな
い成分を篩を用いて分別し、硬くて微粉砕の必簀な粗粒
子炭を選択的に粉砕する方法であね粒度ｌｉｌ！！１技
術としては優れている。しかしこの法は、原料炭ｔ−篩
分ける７次篩と粗粒子炭を閉回路粉砕するための二次篩
のＬＳＩ類の鰹が必要になり、コスト高になる欠点を有
している。

本発明は、原料炭の粒度ｗＩＩ整に際して■および■の
コークス化時において微粉碌する必要のない成分まで粉
砕してし壕う欠点と■の粗大粒子脚を閉［ｏｌ路粉砕す
るために必要な二次篩による設備コストを低減するため
Ｋ１１ｌｌ々検討し友結未見出したものである。

つまり、原料炭を一定の大きさの網目を有する篩でもっ
て細粒子部分と粗粒子部分に分離し、粗粒子炭部分を格
子または網目を有する粉砕機てもって粉砕処理した後、
前配線粒子部分と混合することを％像とするものであっ
て公知技術とは異なる新しい技術である。

つぎに、本発明の構成要件についてＶｔ明する。

（１）　　石炭を３〜７１１ｍの粒度範囲で粗粒子部分
と細粒子剖分に分級するのは、次の理由による。一つは
３〜７　ｍｌ−分級点とする粗粒子部分には原料石炭の
中で活性成分に富まないフジニット、セζ７ゾニ、ト、
スクレロチニ、ト、マクリニ、トオよび鉱物質の含肩量
が多くコークス化の際に軟化溶融せずコークス壁を形成
するためコークス組織は不均一になるとともに、亀裂発
生源になる。このため、これら石炭の３〜７■を分級点
とする粗粒子炭部分は微粉化する必要があるためである
。

但し、前記の３〜フ■を分級点とする細粒子炭部分はビ
トリニットを中心とした活性成分が多いために粉砕の必
要はない。

他方％原料石炭の中で活性成分の多い石炭は、コークス
化面より見え場合、粗粒子炭部分をあえて徽粉砕する必
要はないが、７■以上の石炭粒子の存在は、検数の炭種
を混合して、コークスを製造する場合にはコークス化過
程において、異炭種関の６脚粒子相互の溶融混合ができ
ないため、単一石炭成分からできたコークス組織の占め
る容積が大きくな〕、コークス塊内での不均一な組織を
形成する。このため３〜７日を分級点として原料石炭中
の粗粒子部分を細粒化するために分級するものである。

しかし、好ましくは粗粒子炭部分と細粒子炭部分を分離
する分級点は４〜６■かよい。

（２）３〜７■で分級した粗粒子炭を格子または網目を
有する粉砕機て粉砕するのは、通常の公知技術では粗粒
子を粉砕機に通し喪後、一定の＃目を有する鋳で分級し
、篩上ｔ−再度粉砕機で粉砕する閉回路粉砕を実施して
いるが、この方法であると閉回路粉砕のために鋳（二次
篩）が必１１！になり設備コストを高くする。そζで、
本発明では粉砕と同時に分級を行う仁とにより篩管省略
し閉１路粉砕と同じ効果が得られるようにする。この場
合、炭種によって格子またはＩ＃目を変史することによ
って効果はさらに、大きくなる・また、粉砕機によＪＯ
ｗＩ４整される石炭粒子の最大粒子径を２〜７■と規定
したのは、不活性成分の多い石炭はコークス化過程にお
いて軟化溶融しない大め好ましくは３−以下程度に粉砕
する必要がある。しかし２■未満になるよう小さくする
と装入炭全体の微粉の量が多くなりコークス炉に鯨人し
た時の充填書度が低下して、生成コークスの強度を低下
させる。このため下限粒度を２−以上とした。

さらに上限を７■と規定したのは、活性成分の多い石炭
の場合でも７−を超すとコークス化の過程で溶融混合が
できなくなりコークス組織を不均一にしてしまう、この
ため７−未満とした。

以下、本発明を実施例に基づいて述べる。

本奥施例Ｋｌｌ’用しえ石炭の性状を表１に示す。

表１　　配合炭の性状 実施例１ １ｉ！１の配合炭ｔ４■の篩で分級し、鉤止部分をハン
マー建ルの親子間Ｉｌを３−にして粉砕し、篩下部分と
混合して装入旋としえ、この装入縦を高さ４２０■、長
さ６２０■、中４２５■の試料缶に充填缶ＦｉＬ０．６
８　ｔ／ｌＪで充填し、炉巾４３０■、炉高４８０諺、
炉長６４０■の炉内寸法を有する電気炉に炉壁温度を初
め８００℃に保持した状態で挿入し、８００℃で１時間
保温し良後に徐々に昇温し１３時間で１１００℃に昇温
する。さらに１１００℃に達してから４時間で１１５０
℃まで昇温し、１１５０℃で３０分間保持して乾留する
。

乾留後電気炉より試料缶を排出し、生成コークスを冷却
する。

冷却後、生成コークスの品質を餉査した。その結果コー
クス強度田、、　８２．２を得た。

比較例１ 表１の配合炭を反撥粉砕機て一３■８５嗟になるよう粉
砕し、実施例ＩＫ示した場合と同一条件で乾留して、生
成コークスの強度を＃ｌＪ足した結果コークス強度ＤＩ
、ｓ８０．６を得た。

比較例２ 表１の配合炭を実施例１の方法と同様に４−の篩で分級
し、篩上の粗粒子部分を反撥粉砕機により粉砕後３閣の
篩でもって分級し、篩上がすべて３箇の鰹を通過する壕
で粉砕を繰返し、前記の４箇篩下部分と混合し装入辰と
する。

この装入炭を実施例１と同一条件で４っ２て乾留して生
成コークスの強度を掬定した結果、コークス強度ＤＩ　
、、　８２．２を得た。

以上、実施例１および比較例１．２に示したように、本
発−の方法によれば、通常の石炭粉砕方法である一３■
８Ｓ憾になるよう粉砕機に１回通して粉砕する方法に比
較してコークス強度の強いコークスが徊造できる。ま是
、原料脚を篩で篩分けしえ篩上部分を閉回路で粉砕する
二次篩を用いる方法と同一の効果が得られる。この点か
ら本発明の方法は、ＷＰＪ胞路幹路粉砕次篩を使用する
ことなく、閉回路粉砕と同一の効果がえられるため、設
備費用およびランニンダコストを下げることができ、極
めて有効な発明である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 石炭を３〜７■の粒度範囲で粗粒子部分と細粒子部分に
   分級し、粗大粒子部分を格子または網目を有する粉砕機
   によ〉２〜７簡の最大粒子径が得られるように粉砕し、
   前記細粒子部分と混合することを４１１Ｆｉｔｈとする
   コークス炉装入炭の粒ｌＬｗｋ塾方法・