JPS5816119Y2 - 陰極線管用直熱陰極支持構体 - Google Patents

陰極線管用直熱陰極支持構体

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Publication number
JPS5816119Y2
JPS5816119Y2 JP6388977U JP6388977U JPS5816119Y2 JP S5816119 Y2 JPS5816119 Y2 JP S5816119Y2 JP 6388977 U JP6388977 U JP 6388977U JP 6388977 U JP6388977 U JP 6388977U JP S5816119 Y2 JPS5816119 Y2 JP S5816119Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cathode
lead
directly heated
support rod
support structure
Prior art date
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Expired
Application number
JP6388977U
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English (en)
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JPS53159257U (ja
Inventor
宮本懿章
佐々木紀太郎
泉田侑広
Original Assignee
株式会社日立製作所
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Publication date
Application filed by 株式会社日立製作所 filed Critical 株式会社日立製作所
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  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は直熱陰極の帯状リードが、支持棒との溶接部で
、破断しないようにした陰極線管用直熱陰極支持構体に
関する。
第1図は陰極線管用直熱陰極支持構体の一例の斜撫図で
ある。
同□図において、1はガラスまたはセラミックからなる
絶縁支持台、2は絶縁支持台を貫通して固着されたFe
Nts Co Nt−Feなとの合金製の支持棒
、3は直熱陰極で帯状リード319円板部32.中間部
33から構成され、帯状リード31の端部でほぼ直交し
た支持棒2に抵抗溶接によって取付げである。
4はB aco 3ySrCO3,CaCO3等のアル
カリ土類金属炭酸塩で、円板部32の上面に吹付は又は
固着などの手段で塗布されている。
円板部32は図示を省略した電子銃の第1グリツドの穴
に対応して配置され、陰極線管の排出工程で円板部32
に塗布した炭酸塩4を分解して酸化物とし、さらにエー
ジング工程を経て良好な熱電子放出特性を得ている。
直熱陰極3は動作時に700〜800℃に加熱すること
が必要であるが、特に温度の上昇する円板部32.中間
部33が動作中に変形して、図示してない第1グリツド
との間隔が変化すると、画面の明るさが変化する。
変形量は各直熱陰極において必ずしも一定とはならない
ため、同−電子銃内に3個の直熱陰極を設けたカラー受
像管では、変形によってホワイトバランスが崩れるとい
う問題が生ずる。
したがってこのような問題をさげるため、前記変形量を
極力減少させるように、直熱陰極には高温時の機械的強
度が強いWv N11M。
−Ni等に数量の活性剤を混入した合金が使用されるこ
とが多い。
しかしこれらの合金は融点が高いため抵抗溶接が困麹で
、最適溶接状態が得られる溶接条件の範囲も狭い。
第2図は従来の直熱陰極支持構体における帯状リード3
1と支持棒2との溶接部34の近傍を示す斜視図である
尚図中に二点鎖線で示されているCr−Cu=AgW等
の合金で作った溶接電極棒51,52で帯状リード31
と支持棒2とをはさんで加圧し、これらの電極棒間に溶
接電流を流して前記抵抗溶接を行う。
第2図に示す従来の直M極支持構体では、支持棒2と接
触する帯状リード31の幅の全域が加熱されるため、同
図中に斜線を引いて示した溶接部34の周囲が脆化し、
溶接電極棒51,52の上下方向の平行度が悪い場合に
は帯状リード31の端面にきれつ35が発生することも
ある。
したがってこのような従来の直熱陰極支持構体では、使
用時の通電加熱による熱サイクルによって帯状リード3
1が溶接部34において破断する場合があり信頼性が低
い。
本考案は前記のような従来の陰極支持構体の欠点を除き
、直熱陰極の帯状リードと支持棒との溶接部およびその
近傍の強度、信頼性を向上させた直熱陰極支持構体を提
供することを目的とする。
上記目的を達成するために本考案においては、支持棒の
直熱陰極の帯状リードとの溶接部位に、あらかじめその
周囲の長さが帯状リードの幅以上で、かつその帯状リー
ド幅方向の長さが帯状リードの幅の30〜80多の凸起
を設けることとした。
第3図は本考案の一実施例の支持棒の溶接部位近傍を示
す図である。
第3図において21は本考案に係る支持棒、22は平坦
部、23は凸起部である。
比較的軟質の支持棒21の端部を図示のようにつぶして
厚さtの平坦部22を作るのと同時に、凸起部23を形
威しである。
この成形作業は平板と、凸起部23と同形状の穴をあげ
た平板とで、支持棒21の端部をプレスすれば容易に行
える。
凸起部23の帯状リード幅方向の長さtは前述のように
帯状リード31自体の幅の30〜80条とする。
これは第4図に示すように、直熱會極の帯状リード31
を支持棒21に抵抗溶接した時に生ずる溶接部36の長
さが、帯状リード31の全幅にわたらないようにするた
めである。
この様にすれば第2図に示した従来の陰極支持構体の場
合に説明したような、帯状リード31が溶接時に溶接部
の全陥にわたって脆化した時にも、切断する恐れはなく
なる。
凸起部23の周囲の長さは、第3図に示した場合はぼ(
bXw’)X2であるが、この寸法を帯状リードの幅以
上とする。
この理由は溶接強度を確保するためである。
第2図に示した従来の場合には、丸い支持棒2に帯状リ
ード31を溶接するから、長さが帯状リード幅に等しく
、幅が丸い支持棒2とリード31との接触線の周囲に、
溶接電極51,52の加圧による変形や溶接時の溶融変
形によって生じた比較的短い寸法の、溶接部34が生じ
る。
本考案による場合も溶接部36の有効面積を、従来の場
合の溶接部340面積以上に確保したい。
その要求から本考案に係る凸起部23の周囲の長さを、
帯状リード31の幅3以上とすることにした。
ただし実際には帯状リード31の幅Bは0.4〜o、s
mm程度で、この寸法の80%の長さtH起部23を作
ろうとすると、凸起部23の幅Wは、前述のプレス作業
技術の現状では長さtD174程度以下にすることは不
可能なので、凸起部23の周囲の長さは、前記リード幅
Bに対し、(o、sB+0.8BX−!−)X2=28
以上となる。
なお突起部23の高さhは帯状り−ド31の厚さ、通常
0.03myn以上あれば十分である。
一般に、凸起部23を製作し易い様に作る。と、その周
囲の長さはリード310幅Bよりは相当大きくなり、溶
接による脆化も少なく、実装使用状態の熱サイクルによ
っても溶接部36での破断はほとんど生じなくなり、高
信頼度の直熱婁極の陰極線管が得られる。
以上の説明には支持棒断面形状を円形としたが、断面が
四角形などの支持棒に対しても、本考案に係る凸起部2
3を設ければ同様の効果が得られる。
また直熱陰極の帯状リードが支持棒と平行となる様な配
置で、陰極のリード幅より支持棒が太い場合に本考案を
適用すると有効である。
なお従来の陰極支持構体の直熱陰極の帯状り一ドと支持
棒との溶接個所ならびにその近傍の破断防止策として、
溶接電極棒の接触面−封装の溶接部形状に合せた凸起を
設けることも考えられるが、実際にはリード幅Bが0.
4〜0.8wn程度の小さい物なので、凸起はその一辺
がせいぜい0.3〜0.6調和度の小さい物となり、溶
接作業に毎回繰返し使用する電極棒接触面に凸起を設け
ると溶接による摩耗が激、シく、かつ位置合せも困難で
実用的ではない。
以上説明したように本考案によれば、直熱陰極のリード
と支持棒との溶接個所で、リードが破断する恐れのない
、信頼性の高い陰極支持構体が得られるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】 第1図は陰極線管用直熱陰極支持構体の一例の斜視図、
第2図は従来の陰極支持構体における陰極のリードと支
持棒との溶接部近傍を示す図、第3図は本考案の一実施
例の支持棒溶接部位近傍を示す図、第4図は本考案の一
実施例における陰極リードと支持棒との溶接部近傍を示
す図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁物を貫通して固定された支持棒に陰極発熱体の帯状
    リードを抵抗溶接して発熱体を支持させた陰極線管用直
    熱陰極支持構体において、前記支持棒の帯状リードとの
    溶接部位に、あらかじめその周囲の長さが帯状リードの
    幅以上で、かつその帯状リード幅方向の長さが帯状リー
    ドの幅の30〜80%の凸起を設けたことを特徴とする
    陰極線管用直熱陰極支持構体。
JP6388977U 1977-05-20 1977-05-20 陰極線管用直熱陰極支持構体 Expired JPS5816119Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6388977U JPS5816119Y2 (ja) 1977-05-20 1977-05-20 陰極線管用直熱陰極支持構体

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JP6388977U JPS5816119Y2 (ja) 1977-05-20 1977-05-20 陰極線管用直熱陰極支持構体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53159257U JPS53159257U (ja) 1978-12-13
JPS5816119Y2 true JPS5816119Y2 (ja) 1983-04-01

Family

ID=28967492

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JP6388977U Expired JPS5816119Y2 (ja) 1977-05-20 1977-05-20 陰極線管用直熱陰極支持構体

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