JPS58160326A - ウレタン多孔体の製造方法 - Google Patents

ウレタン多孔体の製造方法

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JPS58160326A
JPS58160326A JP4352982A JP4352982A JPS58160326A JP S58160326 A JPS58160326 A JP S58160326A JP 4352982 A JP4352982 A JP 4352982A JP 4352982 A JP4352982 A JP 4352982A JP S58160326 A JPS58160326 A JP S58160326A
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Japan
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polyurethane resin
resin solution
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porous urethane
solvent
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JP4352982A
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Isamu Negishi
根岸 勇
Kazumi Funiyu
船生 一美
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Fujikura Rubber Works Ltd
Fujikura Composites Inc
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Fujikura Rubber Ltd
Fujikura Rubber Works Ltd
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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はウレタン多孔体、特に通気性及び透湿性がp好
で、かつ耐水性に優れたウレタン多孔体を製造する方法
に関するものである。
このようなウレタン多孔体はフィルタ、機能性分離膜、
あるい1dレインコート、リュックサック、各種ヌボー
ツウエア等の衣料素材、靭、の神皮素材等として用−ハ
らね5る。
従来このようなウレタン多孔体はウレタン樹脂溶液に、
前記ウレタン樹脂溶液の溶媒しでは不溶であるが溶出液
には溶出する粉体を混入し、支持体上に塗布し、溶出液
中に浸、省し、前記溶媒と共に粉体を溶出し、ウレタン
多孔体とするものであった。
このようなウレタン多孔体は前述なように良好な通気性
、透湿性及び耐水性をMしているのが好ましいわけであ
るが、通気性ないし透湿性と耐水性は二律背反的現象で
あることが周知である。すなわち、通気性ないし透湿性
が良好となれば、耐水性は低下し、耐水性を良好ならし
めようとすれ2− ば、通気性ないし透湿性は低下するわけである。
しだがって、通気性ないし透湿性と耐水性を共に良好に
せんとすれば、両者の調和を考慮する必要がある。
本発明者はこの通気性ないし透湿性及び耐水性を考慮す
る因子として、粉体の粒径及び前記粉体の使用量が、重
要な意味を持つことを見出した。
すなわち、後述の実施例より明かなように、通気性を一
定とし、耐水性の良好な範囲を求めると、粒径は小寸法
の粉体を用いれば用いる程、粉体使用量は減少すると言
う驚くべき結果を得た。
本発明はこのような結果に鑑みなされたものである。詳
しくは、良好な通気性ないし透湿性を有し、かつ優れた
耐水性を示すウレタン多孔体を、少量の粉体使用量で製
造しえる方法を提供することを目的とする。
したがって、本発明によるウレタン多孔体の製造方法は
、ポリウレタン樹脂溶液に、平均粒径1〜10μm未満
の、前記ポリウレタン樹脂溶液の溶媒には溶解しないが
、溶出液には溶解する粉体3− を、前記ポリウレタン樹脂溶液の樹脂分100重量部に
対し40重量部以丁添加L 、次いでこのポリウレタン
樹脂溶液を支持体上に塗布し、溶出液に浸漬すること全
特命とするものである。
本発明によるウレタン多孔体の製造方法によれは、良好
な]…気性と透湿性及び耐水性を有するウレタン多孔体
を安価に製造しえると言う利点がある。
本発明を史に詳しく説明すると、本発明によるウレタン
多孔体の製造方法によれば、用いられるポリウレタン樹
脂溶液の樹脂成分としては、従来、この種のウレタン多
孔体の製造に用いられるポリウレタンであればいかなる
ものでもよい。たとえば、イソシアネート分として、ジ
フェニルメタン−4,4’−ジイソシアネート、ジフェ
ニル−ジメチルメタン−4,47−ジイソシアネート、
フェニレン−1,4−ジインシアネート、フェニレン−
1,4−ジイソシアネート、2.2’、6.6’−テト
ラメチル−ジフェニルメタン−4,4′ジイソシアネー
ト、ジフェニル−4,4′−ジイソシアネー4− ト又はアルキル、アルコキシ、ハロゲン置換誘導体、ト
ルイレン−2,4−及び−2,6−ジイソシアネート又
はこれらの市販の混合物、2.4−ジイソプロピレンフ
ェニレン−1,3−ジイソシアネート、m−キシリレン
ジイソシアネート、P−キシリレン−ジイソシアネート
及びα、α、α′−α′−テトラメチル−p−キシリレ
ン−ジイソシアネートの1種以上と、ポリオール分とし
てはあらゆる種類のポリエステルポリオール、ポリエー
テルポリオールの1種以上のポリウレタン重合体である
ことができる。
また、このポリウレタン重合体を溶解する溶媒も基本的
に限定されるものではないが、たとえば、ジメチルホル
ムアミド、酢酸エチル、メチルエチルケトン、アセトン
、ドルオール、酢酸ブチル、メチルイソブチルケトン、
キシレンなどの一株以上であることができる。
このポリウレタン樹脂溶液に添加される、前記溶媒には
溶解するが、溶出液には溶解しない粉体も従来この釉の
ウレタン多孔体製造に用いられる5− ものであればいかなるものでもよい。たとえば、炭酸ナ
トリウム、重炭酸ナトリウム、重炭酸カリウム、塩化ナ
トリウム、塩化カルシウム、硝酸ナトリウム、硝酸カル
シウム、砂糖、フェノール、スルホサリチル酸等の一部
以一トを用いることができろ。
この粉体の平均粒径け1〜10μm未満である。
粒径が10μm以−ヒであると、耐水性が低下すると共
に、粉体の使用量が樹脂分100重量部に対し、45重
量部以上必要となりコスト高となる欠点がある。1μm
未満であると、この粉体を製造することが困難となり、
かえってコスト高となる。
好まし2くは5μm以下である。
このような粉体を製造する方法は基本的に限定されるも
のではない。たとえば、溶剤中で粉砕する湿式粉砕によ
るものであることができる。すなワチ、ボールミル、ペ
イントロール等の粉砕機中に被粉砕物を溶剤と共に投入
シ2、粉体を製造する。
特に、不純分の混入を防1トするためには密閉式の粉砕
機を用いるのがよい。
6− このような湿式粉砕を用いることにより、粒径l〜10
μmの粉体を容易に製造しえると言う利点がある。
前記湿式粉砕において用いられる溶剤は基本的に限定さ
れるものではないが、たとえば、前述のポリウレタン樹
脂溶液に用いられる溶媒と同一または同様なものを用い
るのが好ましい。このようなものを用いれば、溶剤を粉
体より除去することなく、ポリウレタン樹脂溶液に添加
しえるからである。
この粉体のポリウレタン樹脂溶液への添加量は、ポリウ
レタン樹脂溶液の樹脂分100重量部に対し、40重縫
部以下である。40重縦部をこえると、通気性ないし透
湿性は向上するが耐水性が著しく低下するからである。
このようなポリウレタン樹脂溶液を支持体上に塗布する
わけであるが、この支持体は本発明において基本的にい
かなるものでもよい。多孔体製造後剥離する支持体であ
ってもよく、またその支持体を補強材等に用いた恒久的
なものとすることも7− できる。前者の支持体の例としてはたとえ−ば、剥ML
 ポリエチレンフィルム、ステンレス製基板ないしロー
ル等を挙げることができ、後者の例としては、不織布、
織布、編織布等の弁体を挙げることができる。弁体を支
持体とするウレタン多孔体は衣料用材料、桟用材料とし
て特に重要である。
このポリウレタン樹脂溶液の塗布方法はいかなるもので
あってもよい。たとえばロールコータ、ドクターナイフ
等であることができる。
塗布量は好ましくは100 y/m2であるのがよい。
100117m2未満であると、製造されたウレタン多
孔体の@IWが不足し、一方400 r/m2を超える
と、通気性ないし透l兄性が著1〜く悪化する。
次に溶出液に浸漬するわけであるが、この溶出液として
は、たとえば、水、メタノール、エタノール等の一種以
上であることができる。
このように、溶出液に浸漬することにより、ポリウレタ
ン樹脂溶液中の溶媒及び粉体が溶出し、ウレタン多孔体
とすることができる。
以下、本発明の詳細な説明する。
8一 実施例 透湿度100017m” 24 Hrのウレタン多孔体
を種々平均粒径の粉体を用いて製造し、その時に要した
粉体の量及び耐水度を測定した。
なお、この測定に用いたポリウレタン樹脂溶液はポリエ
ステル系ポリウレタン樹脂のジメチルホルムアミド溶液
であり、粉体は重炭酸ナトリウ込また用いた支持体はポ
リエチレンフィルムであった。さらに、ウレタン多孔体
は前記ポリウレタン樹脂溶液を支持体上に25097m
2塗布し、水中で溶出した後ポリエチレンフィルムを剥
離し、ポリウレタン多孔体薄膜を製造した。結果は下記
の表に示す如くであった。
(以下余白) 9− 10− 手続補正書 昭和57年4り/−日 特許庁長官 島田春樹 殿    t l、事件の表示 昭和57年特 許 願第 043529号2、発明の名
称  ウレタン多孔体の製造方法3、補正をする者 事件との関係 tp!j許出願人 出願人 東京部品用区西五反田2丁目11番20号氏 
名(名称) (s17)藤倉ゴム工業株式会社4° イ
曳 理 人〒102  電話 03−264−3566
(1)  4?許請求の範囲を下記のように訂正する。
[1,ポリウレタン樹脂溶液に、平均粒径1〜10μm
未満の、前記ポリウレタン樹脂溶液の溶媒には溶111
1(、シないが、溶出液には溶解する勿体を、前〒尼ポ
リウレタン樹脂溶液の樹脂分100重量部に対し40重
量部以下添υlし、次いでこのポリウレタン樹脂溶液を
文待体−ヒに塗布し、溶出液に浸漬すること金、特徴と
するウレタン多孔体の製奄ブj、去。
2、前記粉体のモ均粒径は5μm以ドであること全特徴
とする特、′lf梢求の範囲第1珀によるウレタン多孔
体のψλ造方法。
3、前記支持体へのポリウレタン樹脂溶液の塗布tは1
00〜4 n O97m”であることを特徴とする特許
請求の範囲第1項またに第2r1によるウレタン多孔体
の製造方法。1と訂IEする。
(2)明細書第2頁6行目「ギ壓」を1靴]と1字訂正
する。
(3)同第3良8行目1油気」を「透湿」と2字訂正す
る。
2− (4)同第5百下から2行目[溶解するが、溶出液には
溶解しない粉体」を「溶解し、ないが溶出液には溶解す
る」と5字訂正する。
(つ 同i@6頁ヒから111行目点がある。・・川・
・・・用難となり、1を「点がある。平均粒径を1μm
未満にそろぐ−ることけこの粉体を製造する上で困難全
ともない」と訂正する。
(→ 同第7頁4行目と8行目の「溶剤」を「溶媒」と
2字訂正する。
(7)同第8頁6行目m」を「靴」と1字訂正する。
同頁10行目「100 f//m”である」を「100
 S’/m2〜40017m2である」と5字加入する
(8)同第10口表中の試料番号の欄の「9μm」と試
料番号3の欄の「80μmlを「5μm」と「25μm
」とそれぞれ訂正する。
3−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 ポリウレタン樹脂溶液に、平均粒径1〜10μm
    未満の、前記ポリウレタン樹脂溶液の溶媒には溶解しな
    いが、溶出I E ld溶解する粉本を、前記ポリウレ
    タン樹脂溶液の樹脂分100重端部に対し40重量部以
    下添加し、次いでこのポリウレタン樹脂溶液を支持体上
    に塗布し、溶出液に浸漬することを特徴とするウレタン
    多孔体の製造方法。 2 前記粉体の平均粒径は5#1以下であることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項によるウレタン多孔体の製
    造方法。 3、前記支持体へのポリウレタン樹脂溶液の塗布量は1
    00〜40 Q 17m”であることを特徴とするウレ
    タン多孔体の製造方法。 1−
JP4352982A 1982-03-18 1982-03-18 ウレタン多孔体の製造方法 Granted JPS58160326A (ja)

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JPS6361966B2 JPS6361966B2 (ja) 1988-11-30

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014509333A (ja) * 2011-01-17 2014-04-17 アイトゲネシッシェ テヒニッシェ ホーホシューレ チューリッヒ 多孔質ポリマーメンブレン
EP3178873A1 (en) * 2015-12-08 2017-06-14 ETH Zurich Waterproof and breathable, porous membranes

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JPS547828A (en) * 1977-06-20 1979-01-20 Nec Corp Balanced reception circuit

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WO2017097778A1 (en) * 2015-12-08 2017-06-15 Eth Zurich Waterproof and breathable, porous membranes

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