JPS5815850Y2 - 測量用ポ−ル - Google Patents

測量用ポ−ル

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Publication number
JPS5815850Y2
JPS5815850Y2 JP7008180U JP7008180U JPS5815850Y2 JP S5815850 Y2 JPS5815850 Y2 JP S5815850Y2 JP 7008180 U JP7008180 U JP 7008180U JP 7008180 U JP7008180 U JP 7008180U JP S5815850 Y2 JPS5815850 Y2 JP S5815850Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cursor
pole
surveying
steel tape
pole body
Prior art date
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Expired
Application number
JP7008180U
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English (en)
Other versions
JPS56169205U (ja
Inventor
太田進
Original Assignee
太田 進
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Filing date
Publication date
Application filed by 太田 進 filed Critical 太田 進
Priority to JP7008180U priority Critical patent/JPS5815850Y2/ja
Publication of JPS56169205U publication Critical patent/JPS56169205U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、各種構築物や地面の高さ、深さなどを計測
する場合に使用する測量用のポールに関するものである
各種建築や土木工事において高さや深さを計測する場合
に使用される測量用のポールは、第8図のように寸法目
盛を設けたポール本体31にカーソル32を摺動自在に
取付けた構造であり、その使用は、測量位置に立てたポ
ール31のカーソル32を測量用望遠鏡33で検出する
ものである。
上記望遠鏡33の視野角度は第8図のように極めてせま
い。
しかし、望遠鏡33からポール31までが遠距離である
場合、ワイングーで見える範囲が広くなるので、第10
図に示すように、ワイングーの中心とカーソルの位置に
少々の位置ずれがあってもカーソル32を検知すること
ができ、カーソルの高さ位置変更を自由に指示すること
ができる。
これに対して、近距離、例えば3m〜20m程度の距離
で測量を行なう場合、ワイングーの角度が極端に狭くな
るので第9図のようにポールの一部しか見ることができ
ず、このため、ワイングーの中心からカーソル32が少
しでも位置ずれしているとこれを検知することができず
、望遠鏡者には、カーソルの位置が上がりすぎているの
か下がりすぎているのか判断することができない場合が
あり、カーソルの操作を適確に指示することができない
また、ポール保持者も、ポールのどの辺を覗いているの
か見当がつきかねるので、指をポールに沿って大きく上
下させ、指の位置を確認した後カーソルをその位置に動
かす作業が必要になり、測量作業に多大の労力と時間を
必要とする問題がある。
この考案は、上記のような問題点を解消するために成さ
れたものであり、カーソルに連結した色違いのテープに
よってカーソルの上下位置を知ることができるようにし
、近距離測量の場合でもカーソル操作を適確に指示する
ことができる測量用ポールを提供することが目的である
以下、この考案の実施例を示す第1図乃至第7図に基づ
いて説明する。
図示のように、ポール本体1は筒状部2と3を並べて設
けた断面形状の型材を用いて形成し、第3図右側の面(
以下この面を前面といい、第3図左側の面を後面という
)には、一方の筒状部2に切溝4と、他方の筒状部3に
凹溝5が各々長手方向に沿って設けられている。
上記一方の筒状部2の内部に角筒状の中尺6が長手方向
に摺動自在となるよう収納され、この中尺6の切溝4に
臨む面には、寸法を示す目盛7が切溝4の部分で読取れ
るように設けられている。
上記ポール本体1には、中尺6の移動手段8が設けられ
ている。
この移動手段8は、図示の場合、他方の筒状部3部分に
ハンドル9で回動させるドラム10に巻取ったワイヤ1
1の端部を中尺6の上端と連結して構成されている。
従ってハンドル9の回動操作によりポール本体1の下端
部から中尺6が出没自在となり、中尺の下端を接地させ
た状態でポール本体1を上下動させることができるので
、測量が安定して行なえる。
前記ポール本体1には、カーソル12が長手方向に摺動
自在となるよう取付けられている。
このカーソル12は、ポール本体1の前面から一方筒状
部2の側面及び後面の一部を覆うように取付けられた透
明なスライダー13と、このスライダー13の前面に取
付けた凸レンズ14で構成され、凸レンズ14に目盛7
を読取るためのカーソル線15が設けられている。
上記筒状部3にワイヤ11の押えねじ16が外部から操
作できるよう取付けられ、この押えねじ16をねじ込む
ことにより中尺6の位置を固定化することができるよう
になっている。
上記ポール本体1の筒状部3にカーソル12の操作手段
17が設けられている。
この手段17は、筒状部3内へ長手方向に沿って配置さ
れたスチールテープ18を、筒状部3の上下両端(下部
は省略)に取付けた滑車19で前面側に引出し、前面に
引出した部分は凹溝5内へ摺動自在となるよう嵌挿し、
その両端をカーソル12の上下に連結して無端状に形成
し、筒状部3内に一対のゴムロール20を配置して構成
されている。
上記ゴムロール20は、スチールテープ18を弾力的に
挟み、着脱自在のハンドル21による回動操作によりス
チールテープ18を送り、カーソル12を上下動させる
ようになっており、更に上部の滑車19は第3図のよう
に、ねじ22の操作によって上下動し、スチールテープ
18の強度を自由に調整し得るように形成されている。
前記スチールテープ18の凹溝5内を摺動し得る部分は
、カーソル12を挟む上部と下部で異なる色AとBに着
色されている。
上記スチールテープ18の色AとBの違いによって、望
遠鏡のワインダーでポールを見たときに、カーソル12
の位置が上下何れにあるかを容易に知ることができる。
即ち、近距離の測量において、ワインダーにカーソルが
見えない場合でもスチールテープ18の色A又はBが確
認でき、上部の色Aが見えるとカーソル12は下部に、
また下部の色Bが見えるとカーソルは上部に位置するこ
とになり、色AとBの確認によって、ポール保持者に対
するカーソル移動の指示が適確に行なえる。
なお、ポール本体1における一方筒状部2の前面には、
第1図と第6図のように、長手方向に沿う着色ライン2
3と、このライン23内に異色の垂直線24とが設けら
れている。
このライン23と垂直線24は左右の傾斜をなくしてポ
ール本体1を直立に立てるために利用するものであり、
ライン23は遠距離用に、垂直線24は近距離用として
使用される。
また、ポール本体1の後面には、第2図のように、下端
部を基準とする長さ目盛25が設けられ、カーソル12
のスライダー13にはこの目盛25に対するカーソル線
26を付設し、基準高の決定の際に目盛25を読取って
記帳しておけば、カーソル12がズレ動いたような場合
でも簡単に再現することができて便利である。
また、ポール本体1に対する凹溝5の設ける位置は図示
よりも中央寄りにしてもよく、スチールテープ18の緊
張手段も図示に限定されるものではない。
この考案の測量用ポールは上記のような構成であり、次
に使用の方法を説明する。
ポールの使用は、計測の種類や条件によって、種々の使
い分けができるが、例えば第8図のように、地盤高の測
量を行なう場合、遠距離であれば、第7図のように望遠
鏡の見える範囲は広いのでカーソル12の位置がずれて
いてもこれを検知することができ、ポール保持者に対す
るカーソル上下動の指示は容易に行なえるので、特に問
題はない。
次に、近距離測量の場合、望遠鏡の見える範囲が狭くな
るので、第6図のように、カーソル12がワインダー中
心からずれているとこれを検知することができない。
しかし、ポール本体1の前面には、カーソル12と連動
して一体に移動するスチールテープ18が連結され、し
かもテープ18はカーソル12の上下で異なった着色の
色A、Bが施されているので、第6図のように、色Aが
見えた場合はカーソル12がワインダーの視野よりも下
方に位置することが確認でき、ポール保持者にカーソル
を上昇動させるよう指示すればよい。
また色Bが見えた場合はカーソルが上方に位置すること
になり、カーソルを下降動させるよう指示する。
以上のようにこの考案によれば、ポール本体にカーソル
を摺動自在に取付け、このカーソルの上下に該カーソル
と一体動するテープを連結し、このテープをカーソルの
上下で異なった色に着色したので、テープの色によって
望遠鏡者は一目でカーソルの上がり過ぎ又は下がり過ぎ
の確認ができ、ポール保持者に対してカーソルの操作指
示を適確に与えることができるようになり、測量が能率
よく行なえるようになる実用的な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るポールの正面図、第2図は同上
の背面図、第3図は同上要部を拡大した縦断側面図、第
4図は第3図における矢印IV−IVに沿う横断平面図
、第5図は同じく第3図における矢印v−■に沿う横断
平面図、第6図はこの考案のポールに対する近距離測量
の場合の正面図、第7図は同遠距離測量の場合の正面図
、第8図は測量の状態を示す説明図、第9図は従来のポ
ールにおける近距離測量の場合の正面図、第10図は同
遠距離測量の場合の正面図である。 1・・・・・・ポール本体、5・・・・・・凹溝、12
・・・・・・カーソル、15・・・・・・カーソル線、
18・・・・・・スチールテープ、A、B・・・・・・
着色。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ポール本体に、このポール本体の長手方向に移動自在と
    なるよう取付けられたカーソルと、ポールの長手方向に
    移動自在となり前記カーソルと一体動するよう連結され
    たテープを設け、このテープをカーソルの上下で異なっ
    た色にしたことを特徴とする測量用ポール。
JP7008180U 1980-05-19 1980-05-19 測量用ポ−ル Expired JPS5815850Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7008180U JPS5815850Y2 (ja) 1980-05-19 1980-05-19 測量用ポ−ル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7008180U JPS5815850Y2 (ja) 1980-05-19 1980-05-19 測量用ポ−ル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56169205U JPS56169205U (ja) 1981-12-14
JPS5815850Y2 true JPS5815850Y2 (ja) 1983-03-31

Family

ID=29663962

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7008180U Expired JPS5815850Y2 (ja) 1980-05-19 1980-05-19 測量用ポ−ル

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JP (1) JPS5815850Y2 (ja)

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JPS56169205U (ja) 1981-12-14

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