JPS58156691A - シール装置 - Google Patents

シール装置

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JPS58156691A
JPS58156691A JP58025479A JP2547983A JPS58156691A JP S58156691 A JPS58156691 A JP S58156691A JP 58025479 A JP58025479 A JP 58025479A JP 2547983 A JP2547983 A JP 2547983A JP S58156691 A JPS58156691 A JP S58156691A
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E21EARTH DRILLING; MINING
    • E21BEARTH DRILLING, e.g. DEEP DRILLING; OBTAINING OIL, GAS, WATER, SOLUBLE OR MELTABLE MATERIALS OR A SLURRY OF MINERALS FROM WELLS
    • E21B33/00Sealing or packing boreholes or wells
    • E21B33/02Surface sealing or packing
    • E21B33/03Well heads; Setting-up thereof
    • E21B33/04Casing heads; Suspending casings or tubings in well heads
    • E21B33/043Casing heads; Suspending casings or tubings in well heads specially adapted for underwater well heads
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E21EARTH DRILLING; MINING
    • E21BEARTH DRILLING, e.g. DEEP DRILLING; OBTAINING OIL, GAS, WATER, SOLUBLE OR MELTABLE MATERIALS OR A SLURRY OF MINERALS FROM WELLS
    • E21B2200/00Special features related to earth drilling for obtaining oil, gas or water
    • E21B2200/01Sealings characterised by their shape
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S285/00Pipe joints or couplings
    • Y10S285/917Metallic seals

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は海中ウエルヘッドシステムに関する。
さらに具体的には、この発明はウエルヘッド内にケーシ
ングハンガを支持、保持かつシールする方法と装置に関
する。
沖合で掘削工事を行なうことが増加するにつれて、使用
圧力は増加して、最近O坑井について言えば使用圧力は
1054.7Kg/cm2(15,000psi)の高
圧に達すると言われている.海中掘削工事をこのような
高圧の下で行なうことに伴う特有の問問題に対処するた
め、新しい海中ウエルヘッドシステムが必要とされてい
る。使用圧力が1054.7Kg/cm2(15,00
0psi)に達する坑井が現在カナダの沿岸や北海の9
1m(300フイート)を越える海中で掘削されている
.この種の掘削作業は、海底の泥線上に位置する噴出防
止機構とウエルヘッドに至るライザと掘削管に対するう
ねり補正装置を備えた浮遊船を伴うことが一般的である
。この噴出防止スタックは一般的にライザを海面に延ば
した状態で508mm(20インチ)の管に取り付けら
れる。急速取り外し装置がこの噴出防止スタックの上部
に配設される。間接式のジョイントが船の移動を可能に
するため使用される。このような状況の下で1054.
7Kg/cm2(15,000psi)の使用圧力で海
中ウエルヘッドシステムを作動させると2つの問題が生
じる。すなわち、1つはケーシングと圧力負荷を支持す
るウエルヘッド内に配設された支持肩部の問題で、もう
1つはケーシングハンガとウエルヘッド間にあって使用
圧力に耐えると共にこの圧力範囲内に圧力を抑制する作
用をするシール機構の問題である。
従来、ウエルヘッドは連続するケーシングハンガ用に適
当な陸揚げ支持具をつけていた。しかしながら、圧力が
高圧になると共に多数のケーシングとチューブストリン
グを陸揚けしたりウエルヘッド内に支持するについては
、小型の支持肩部では十分に負荷を支持しない欠点があ
った。この間題に対処するためには明らかに支持肩部を
大型にしてケーシングと圧力負荷を支持できるようにす
れば解決するだろうが、ウエルヘッドのフロー穴に向け
て突出する支持肩部が大きいと、削井用のウエルヘッド
の下のケーシングに接近しようとしても限定されてくる
。沖合削井法の初期の時代には、425.45m(16
3/4インチ)径の海中ウエルヘッドシステムの場合、
アンダリーミングを必要とした。また、この時代は、大
部分の浮揚式の削井装着には425.45mm(163
/4インチ)の噴出防止装置が取り付けられていて、そ
れまで必要であった2個のスタック(508mm(20
インチ)と346m(135/6インチ))と2個のラ
イザ装置は必要としなくなった。ウエルヘッドシステム
が351.55Kg/cm2(5000psi)から7
03.1Kg/cm2(10,000psi)の使用圧
力になると、476.25mm(183/4インチ)の
703.1Kg/cm2(10,000psi)用支持
肩部がケーシングと圧力負荷を支えるために開発される
と共にウエルヘッドハウジングの下のケーシングに完全
に近付けるようになった。
2番目の大きな間蘭はシール機構である。このシール機
構は1054.7Kg/cm2(15,000psi)
の使用圧力に耐えると共にこの圧力にとどめる性能のも
のでなければならない。このシール機構を駆動させるた
めに利用できるエネルギー源としては重力、油圧、そし
てトルクがある。各シール機構は位置決めと駆動用にそ
れぞれ別々のエネルギー量を必要とする。重力は最も望
ましくない。増白は重力を付与する削井カラーの装隨床
における取扱いが困難でありかつ時間がかかるからであ
る。削井管を介して油圧をかけた場合、油圧源から作動
側のシール駆動装置にかけてダーツを走らせかつ同ダー
ツを回収するワイヤライン設備が必要となる。また、ダ
ーツを使用しない場合は、削井管の“ウエットストリン
グ”の取り扱いが非常に面倒で作業者には評判が良くな
い。シール機構駆動装置に、シングルトリップ式のケー
スハンガ工法を使用した場合、接合液がシール機構を駆
動するために使用される油圧装置に問題を生じさせる。
メインテナンスの問題もある。シール機構を駆動させる
に最も望ましい方法はトルクであるが、海面からライブ
管、噴出防止スタック、オフ・ロケーション、各種ねじ
部、削井管に至る間に摩擦損が生じるため伝達できるト
ルク量に限界がある。
この発明による海中ウエルヘッドシステムは先行技術に
係る欠点を克服し数々の利点を有する。
同システムは簡単な構造で、部品は50以下、H2S作
業にも向く。また同システムはシングルトリップ式を主
眼としているがマルチトリップ法も使用できる。ハンガ
はすべて外形については互換性があるので、比較的低い
位置でも使用できるシールエレメントも互換性があり、
予期される坑井穴圧以上の圧力に達するまでエネルギを
付与される。
バックアップシールも使用できる。このシールは圧力が
かかるとエネルギーが解放される式のものではない。ハ
ンガはロックダウンを使用しないで操作でき、シールエ
レメントはハンガが高い位置で組み付けられても十分に
シール機能を果たす。
ハウジングサポートシートは、圧縮状態における材料降
伏度の150%を超えることなく、2721600Kg
(6,000,000ポンド)(使用圧カブラスケーシ
ング重量もしくはテスト圧力)以上を支持する。ウエル
ヘッドは444.5mm(171/2インチ)径のビッ
トを通す。この発明では、一度に2種類のシートもしく
は一度に2個のシートを組み付けることは意図しない。
また、ハウジングサポートシートは削井中に集まるごみ
類もしくは、339.7mm(133/8インチ)のケ
ーシングを送る際に集まるごみ類に対しては感知作用は
ない。さらに、ハウジングサポートシートは別のトリッ
プ機構を必要としないしまたスナップリングを穴に向け
て引きずり下ろすようなこともない。
ハンガホルドダウンは907200Kg(2,000,
000ポンド)に耐える。また、ハンガホルドダウンは
、ケーシングハンガ本体を回収する際積極的かつ機械的
に後退すると共に、シングルトリップ作業にも使える構
造のものである。ハンガホルドダウンは、シールエレメ
ントが回収されるとケーシングハンガを回収するために
解放される。また、ハンガホルドダウンはマルチストリ
ップ作業にも使用できると共にハンガを送るに際しては
ホルドダウンを付ける付けないに拘らず同ハンガを送る
ことが可能である。シール機構はホルドダウンが使用さ
れない場合でも機能する。また、ハンガホルトダウンは
再使用が可能で各ホルドダウン溝間にスタックする場合
、公差については最小限の公差にとどめてある。
この発明によるシール機構は、外径469.9mm(1
81/2インチ)、内径431.8mm(17インチ)
程度の環状部を完全にシールすると共に、シール機構に
エネルギーが与えられて同シール機構まわりが1054
.7Kg/cm2(15000psi)内外の圧力に達
した場合には、1054.7Kg/cm2(15,00
0psi)(名目1406.2Kg/cm2(20,0
00psi))の弾性圧力を与える。送りツールが取り
外されたあとでもシール機構内にはなお1054.7K
g/cm2(15,000psi)以上の圧力が残って
いる。シール機構は、負荷力がフルに加えられなかった
りもしくは負荷力がフルに維持されなかったりした場合
は、全圧力を保持するために自己エネルギ源も追加機能
として付与されている。シール機構は圧力がかかるとエ
ネルギーが解放される式の構造ではない。シール機構は
比較的長い範囲にわたってシールすることができるので
ハウジングの欠陥やごみ類を排除できる。また、シール
機構は1次メタル対メタルシール作用を付与すると共に
このメタル対メタルシールを2次エフストマ性シールが
高圧下で押し出されないようにバックアップとして使用
するこの発明によるシール機構は、このシール機構を回
収するに先立ってメタル対メタルシールを壁部から外す
場合に確実に外すことができる。シール機構のエラスト
マ性シールはバックオフアセンブリを回収する際、作用
を休止させることが可能で、完全に回収可能の構造であ
る。また、同シール機構は、パッキングシール領域の上
部と底部間に確実なメタリックリンクを付与するので下
部リングが回収可能である。シングルトリップ作業にも
合うように設計しである。シール領域には中間金属パー
ツがないのでむらのある弾性圧力は生じない。
シール機構はシールする領域を最小限にとどめてあるの
で、リーク通路も最小限である。シール機構はパッキン
グエレメントに確実に取り付けてあるので、作業中に水
流によって機能を損われることはない。マルチトリップ
作業にも使用できるように設計しであるし、呼びサイズ
の範囲内であればすべてのケーシングハンガに対して互
換性が持たせてある。
シール機構をロードする機構は、シール機構に呼び14
06.2Kg/cm2(20,000psi)の圧力に
達するまでエネルギを付与する力を確実に備えている。
そのため、シングルトリップに使用した場合、完全循環
が可能である。しかし、ローディング機構は、シングル
トリップ作業およびマルチトリップ作業のいずれにも使
用できる。また、ウエルヘッドシステム内であればすべ
てのケーシングハンガに対して互換性がある。ローディ
ング機構は、ケーシングハンガが高い位冒にセットされ
た場合でもシール機構がその機能をよく果たすようにす
る。
また、同ローディング機構は、作動後、全圧力を少しで
も解放するようなことはない。ローディング機構は、ホ
ルドダウンのねじ部に対して遠隔噛合させる必要はない
。ローディング機構は再使用可能で、ホルドダウンねじ
部を遠くからパッキングナット取替品に噛み合わせる必
要はない。
このケーシングハンガには送りツールとケーシングハン
ガ間に連結部が設けてあって、これは、317520K
g(700,000ポンド)以上のパイプ負荷を支持す
る。送りツールはシーリング機構にエネルギーを付与す
るために408240Kg(900,000ボンド)以
上の軸方向力を出すことができる。
また、同送りツールは左トルクなしでケーシングハンガ
に結合できる。さらに、同送りツールはケーシングおよ
び削井管のどちらに対しても使用できる。
この発明の他の目的と利点は以下の説明から明らかにな
るだろう。
この発明は、1054.7Kg/cm2(15,000
psi)程度の作動圧を有する海底坑井に特に有用な、
海中ウエルヘッド装置における閉鎖歯形式のハンガ支持
装置であり、ウエルヘッド装置はウエルヘッドと、閉鎖
ハンガ支持部材と、この閉鎖ハンガ支持部材をウエルヘ
ッドと他のケーシングハンガからシールするためのパッ
クオフシールと、閉鎖ハンガ支持部材により支持される
1本もしくはそれ以上の本数のケーシングハンガとを有
している。
ウエルヘッドの穴径は標準的な444.5mm(171
/2インチ)のドリルビットの通過を可能とするため4
46、1mm(179/16インチ)に設定される。ケ
ーシングを吊下する閉鎖ハンガ座はウエルヘッドに連結
されて1本もしくはそれ以上の本数の他のケーシングハ
ンガをウエルヘッド内で支持し、かつ坑井内の圧力負荷
に耐えてこれを保持する。ウエルヘッドと閉鎖ハンガ支
持部材には閉鎖歯が設けられており、これにより閉鎖ハ
ンガ支持部材をウエルヘッドに挿入して360°以下で
回転させればウエルヘッドとの完全な連結を果たすこと
ができる。閉鎖歯は各々6個の歯を有する6個のグルー
ビングを有しており、これらは相互に間隙を置いてリー
ドなしネジを形成している。隣り合うグルービングの間
には溝が設けられており、これKより坑井流体が通過す
る自然流路が提供される。閉鎖ハンガ支持部材はウエル
ヘッド内における下降動を規制するための環状フランジ
を上部に有している。この環状フランジは閉鎖歯の溝に
対応する流路を有して坑井流体の通過を可能としている
またこの流路は閉鎖歯の溝よりも狭く形成されて閉鎖ハ
ンガ支持部材がウエルヘッドを抜けてしまうのを防止し
ている。
環状フランジの上面には1本もしくはそれ以上の本数の
他のケーシングハンガを支持するための支持面が設けら
れている。この支持面は1054.7Kg/cm2(1
5,000psi)の作動圧に加えてケーシングおよび
チューピングの荷重を支持することとなる。閉鎖歯の支
持面は次のケーシングハンガを支持する閉鎖ハンガ支持
部材の環状フランジに形成された支持面よりも広く設定
されている。
閉鎖ハンガ支持部材をウエルヘッドおよび次のケーシン
グハンガに対しシールするためのパックオフシールが提
供されており、このようなバフクオフV−ルはそれが完
全なものかどうかをテストするための機構を有している
閉鎖ハンガ支持部材の取り付け、連結、シールおよびテ
ストを終えた後、閉鎖ハンガ支持部材の上部にはケーシ
ングを支持する次のケーシングハンガが取り付けられる
。ウエルヘッドと次のケーシングハンガとの間に設けら
れた押圧密封機構により次のケーシングハンガが押圧密
封される。ひき続き第2、第3のケーシングハンガが坑
井内に順次通されて同様にウエルヘッドに対しシールさ
れる。これによって閉鎖ハンガ支持部材はケーシングを
吊下する3本のケーシングハンガを支持し、それと同時
に1054.7〜Kg/cm2(15,000psi)
の作動圧に耐えかつそれを保持することとなる。
この発明の別の実施例では閉鎖ハンガ支持部材の本体が
延長され、それにより押圧密封機構を閉鎖ハンガ支持部
材とウエルヘッドとの間に設けうるようになっている、
押圧密封機構は連結リンクにより連結されてZ形状をな
す複数のフラストコニカル(frustoconioa
l)金属リンクを有するシール部を備えている。また。
隣り合う金属リンクの間には弾性部材を収容する環状の
溝が形成されている。押圧密封機構を油圧により動かし
て一次メタル対メタルシールと二次弾性シールとを閉鎖
ハンガ支持部材とウエルヘッドとの間に提供する通し具
が設けられている。
次に、この発明の一実施例を図面に従って説明する。
第1図は沖合の海底坑井に設けられだウエルヘッドにお
ける典型的なケーシングハンガとケーシング設備を概略
で示すもので、同図中、坑井穴10は海面18に浮かぶ
掘削船16により、海中14下方の海底12に形成され
ている。基礎構造体すなわちガイドベース20、コンダ
クタケーシング22、ウエルヘッド24および圧力調整
機構を備えた噴出防止スタック26およびマリンライザ
28が掘削船16から降ろされて海底12に装着されて
いる。コンダクタケーシング22はウエルヘッド24が
海底12の近くで止まるまで駆動されて海底12中に突
入させられ、もしくは第1図に示すように掘削形成され
た穴30内に挿入される。
ガイドベース20は海底12上で、コンダクタケーシン
グ22の上端に固定されており、コンダクタケーシング
22はそのほぼ全長にわたりセメント柱32によって穴
30内部に固定されている。
噴出防止スタック26は適宜連結具を介して、海底12
に取付けられたガイドベース20に設けられたウエルヘ
ッド24に対し着脱自在に連結されており、例えば噴出
防止機構40のような噴出防止機構を1機もしくは複数
機有している。このような噴出防止機構は例えば噴出防
止機構40のパイプラム34のように、噴出防止機構ハ
ウジングから出入動されて例えば噴出防止機構40から
突出する周知のドリルパイプのような管状部材を密封係
合および解放する多数の密封パイプラムを有している。
マリンライザ28は噴出防止スタック26の上部から掘
削船16に至り延出している。
噴出防止スタック26は、それぞれ海面18に延出する
チョーク(choke)管路36およびキル(kill
)管路38を有している。チョーク管路36およびキル
管路38は、他にもいろいろな用途があるが、噴出防止
機構40のパイプラム34のテストに使用される。パイ
プラム34のテストに際し、坑井内にはマリンライブ2
8を通じてテストプラグが引き込まれ、坑井はウエルヘ
ッド24部位で密封される。パイプラム34は作動され
て閉じ、それにより閉状態のチョーク管路36のパルプ
にキル管路38を通じて圧力が加わり、パイプラム34
のテストが行なわれる。
標準的な444.5mm(171/2インチ)のドリル
ビットを備えたドリルパイプを有する掘削装置がマリン
ライザ28およびコンダクタケーシング22を通じて降
ろされ、海底に外側ケーシング44用の深穴42が形成
される。第2C図において、外側ケーシング44を吊下
支持するケーシングハンガ50はコンダクタケーシング
22を通って下降した後係止され、以降で詳述するウエ
ルヘッド24に連結される。その他の内側ケーシングお
よびチューピングストリングスもひき続き係止され、以
降の第5A、第5Bおよび第5C図に関する説明と同様
ウエルヘッド24に吊下支持される。
第2C図において、ウエルヘッド24は、下端部48が
小径をなし、下方に向けて内側に傾斜する円錐状の肩部
52を形成するウエルヘッドハウジング46を有してい
る。小径の下端部48はその端部に小径管状部54を有
しており、下方に向′けて内側に傾斜する円錐状の肩部
56をさらに形成している。コンダクタケーシング22
は外径508mm(20インチ)のパイプから形成され
ており、ウエルヘッド24の下端の小径管状部54に溶
接されている。コンダクタケーシング22の厚さは12
.7mm(1/3インチ)であり、まず深穴42をあけ
るためのドリルストリングおよびビットを受は入れ、そ
の後第1図に示すように外側ケーシング44を受け入れ
る。ウエルヘッドハウジング46はコンダクタケーシン
グ22の内部穴62よりも僅かに小径で約474.7m
m(1811/16インチ)の径を有する穴60を有し
ている。
穴60の内部には複数の係止用ノッチ64と閉鎖歯66
と、この閉鎖歯66の上方において穴60の周囲に間隔
を置いて配置された、例えば溝68のような4つの環状
溝が設けられている。閉鎖歯66は約474.7mm(
1811/16インチ)の内径を有しており、深穴42
をあけるための標準的な444.5mm(171/2イ
ンチ)のドリルビットが通過可能となっている。
ウエルヘッド24は穴60内を降ろされて閉鎖歯66に
係合するケーシングハンガ支持座部材すなわち閉鎖ハウ
ジング座70を着脱自在に備えている。閉鎖ハウジング
座70は内部に平滑な穴74を形成する円筒状のリング
72と、ウエルヘッドハウジング46の閉鎖歯66と噛
合する外向きの閉鎖歯76と、外側ケーシングハンガ5
0に係合する内下方に傾斜した円錐座すなわち支持肩部
80と、閉鎖ハウジング座70をウエルヘッドハウジン
グ46内で固定するためのキー機構78とを有している
リング72の穴74の内径は407.9mm(16.0
60インチ)であり、円錐状の支持肩部80に、ケーシ
ングハンガ50を支持するに十分な約33.゜0mm(
約1.3インチ)の水平方向厚さを提供している。閉鎖
ハウジング座70の壁厚は、閉鎖ハウジング座70に6
327.9Kg/cm2(90,000psi)の垂直
方向圧力が加わっても何ら圧壊等を生じない程度に十分
な大きさとなっており、これは、そのサイズ、重量およ
び厚さにもよるが、ウエルヘッド24は比較的可撓性の
ある部材である閉鎖ハウジング座70に比して強固な部
材からなることに関係する。
第3図において、閉鎖ハウジング座70は閉鎖歯76の
セグメントである複数のグルービング82と、これらの
間に形成されて第2図に示したウエルヘッド46の閉鎖
歯66のセグメントである対応するグルービング88を
受は入れるための閉鎖溝すなわち間隙86とを有してい
る。閉鎖歯66および76はリードを有しても有さなく
ともよいが、無いほうが望ましい。本例において、閉鎖
歯66および76は閉鎖ハウジング座70を回転させて
ウエルヘッド24に連結する際互いに干渉し合いながら
噛み合う設計とはなっていない。ウエルヘッド24側の
閉鎖歯66には内下方に向かう傾斜がつけられており、
ビットの通過が容易となっている。もしも閉鎖歯66が
角型段状のものすなわち鋸歯型式のものであれば、外側
ケーシング44用の穴42をあけるためビットをウエル
ヘッド24を通じて降ろそうとする際、ビットが引っか
かってしまうであろう。閉鎖歯76はウエルヘッド24
の閉鎖歯66にちょうど噛合するよう、対応した傾斜を
有している。グルービング82.88は各々、歯元から
歯先までの高さが約12.7mm(1/2インチ)の歯
を6列有している。閉鎖歯66、76の6列の歯部の面
積は支持肩部80の面積よりも広くなっている。閉鎖歯
76の上方で閉鎖ハウジング座に連設された上部環状フ
ランジ85はグルービング82の間隙87への挿入度を
制限している。最下方に設けられたセグメント84は閉
鎖ハウジング座70がウエルヘッド24内で誤って回転
されることにより環状フランジ部85があたってしまう
ことを防止するため余裕がもたせである。
閉鎖歯66、76の6列のグルービング82、88は荷
重を同等数で支持しかつ分散させ、このような構成によ
り、閉鎖歯66、76に加わる応力が平均化される。ま
たこのように6個のグルービングを各閉鎖歯に備えたこ
とにより、閉鎖歯66と閉鎖歯76とは閉鎖ハウジング
座70を180°をグルービング数で割った角度すなわ
ち30°だけ回転させることにより噛合させることがで
きる。
閉鎖歯66、76の長さが長ければ長いほど噛合に要す
る閉鎖ハウジング座70の回転角度は大きくとらねばな
らない。閉鎖歯66、76は長さを等しくして最大限の
接触状態で荷重を支持しうるようにするのが望ましい。
閉鎖歯66、76は、単に溝すなわち間隙86、87を
有する円形の溝を有して連結されるものであってもよく
、この場合閉鎖歯66、76はリード角ゼロとされかつ
テーバがつけられて噛合面積が増加され、大きなせん断
応力に耐えうるものとされる。また、閉鎖歯66、76
のテーパは30°以上、約55°であるのが好ましく、
それによって噛合面積が実質的に増加されてせん断に耐
えうるものとなる。このような歯形状は閉鎖歯66、7
6の全てに関する応力を均等化させ、このため閉鎖歯6
6、76はいちどきに降伏するようなことはない。
また、閉鎖歯66、76は鋸歯型式のものであてもよい
が、この場合閉鎖歯66、76の角形段部は坑井から出
た岩屑その他の屑を引っかけてしまう。ウエルヘッド2
4と閉鎖ハウジング座70とを閉鎖連結する方法は閉鎖
ハウジング座70をウエルヘッド24内で回転させる際
に閉鎖歯76が閉鎖歯66を掃除する役割を果たすとい
う利点をさらに有している。閉鎖歯76は閉鎖歯66か
らいかなる岩屑をも掻き出してそれらを閉鎖溝すなわち
間隙86、87に落とし込む。
連続ネジ型式はいくつかの欠点を有している。
例えば、ネジでは連結するために何回も回転させねばな
らず、またネジのリードが噛み合い始める前の1インチ
程度の部分に達するまでバックアッブせねばならない。
また、ネジでは、連結のために回転させる際、点的に支
持される状態となる。
閉鎖ハウジング座70とウエルヘッド24とを閉鎖連結
することによってこれらの欠点は排除される。閉鎖ハウ
ジング蓙70が適当な通し具によりウエルヘッド24を
降ろされるとき、、閉鎖ハウジング座70の最下方のセ
グメント84はウエルヘッド24の閉鎖歯66の最上部
のセグメントにあたる。その場合、閉鎖ハウジング座7
0を30°以下で回転させれば閉鎖ハウジング座70の
グルービング82をウエルヘッド24のグルービング8
8間の間隙87内に入り込ませることができる。この場
合の下降距離はほぼ304.8mm(12インチ)であ
って、閉鎖ハウジング座70がウエルヘッド24に入り
込んだことを外部から簡単に感知でき、回転により閉鎖
結合される。この発明の閉鎖連結を利用すれば閉鎖ハウ
ジング座70がウエルヘッド24に完全に結合された時
点の明確な表示を得ることができる。この発明の閉鎖連
結により、閉鎖ハウジング座70をウエルヘッドに挿入
して30°まで回転させれば閉鎖ハウジング座70とウ
エルヘッド24との完全な連結を行なうことができる利
点がさらに加えられる。
第2C、3および3A図においてキー機構78はリング
72の最下端のセグメント84に1つ置きで設けられて
外方に開口する凹溝94に各々摺動可能に挿入されかつ
外方に付勢された複数のドッグ92を有している。ドッ
グ92は平面90と上方および下方への傾斜面91と内
側に形成されてスプリング98の一端を受は入れる溝9
6とを有している。
ワッシャ部93はドッグ92用の溝を残しつつドッグ9
2の両側で凹溝94内に取り付けられている。スプリン
グ98の他端は凹溝94の底部に係止されてドッグ92
を外方に付勢している。係止用のノッチ64は6個全て
のグルービング88の真下に設けられており、ドッグ9
2をリング72に取り付けてウエルヘッドハウジング4
6のノッチ64に係合させればウエルヘッド24の内側
の閉鎖歯66と閉鎖ハウジング座70の外側の閉鎖歯7
6との完全な噛合を果たすことができる。リング72を
閉鎖歯66の内側で回転させるとドッグ92はノッチ6
4に突入してリング72の回転が制止される。ドッグ9
2を解放するため、リング72を貫通して凹溝94に通
ずる穴102が設けられている。
従来の装置では、ケーシングハンガの支持肩部はウエル
ヘッドハウジングと一体に形成されており、ケーシング
および圧力負荷を支持するため十分な長さを有していた
。しかしながら従来の一体支持肩部ではウエルヘッドハ
ウジングの穴は掘削用にウエルヘッドの下方でケーシン
グを受け入れるのに十分な程度の穴に制限されていた。
1054.7Kg/cm2(15,000psi)の作
動圧に耐えうる十分な大きさの一体肩部を利用する場合
、一体肩部の穴では標準的な444.5mm(171/
2インチ)のドリルビットが通らない。このようなウエ
ルヘッドシステムでは下部を穴ぐりする必要がある。
本実施例において、閉鎖ハウジング座70は、大きな作
動圧が加わらないかぎりウエルへッドハウジング46に
取付ける必要のない、着脱自在な支持肩部となっている
。閉鎖ハウジング座70は外側ケーシング44用の穴あ
けが完了するまで装着されず、従って十分大きな穴の提
供が可能である。外側ケーシング44の穴あけの際には
単に通常の作動圧が加わるのみであるので、大きな支持
肩部は不要である。外側ケーシング44用の穴あけが完
了した後、閉鎖ハウジング座70が1054.7Kg/
cm2(15,OOOpsi)に及ぶケーシングおよび
圧力負荷を担うべく取り付けられる。このように、閉鎖
ハウジング座70の装着前には444.5mm(171
/2インチ)のドリルビットが通るのに十分な隙間が提
供される。
閉鎖ハウジング座70を装着するにあたり、閉鎖ハウジ
ング座70は図示しないシュアビンにより、一部を10
4で示した通し具に接続される。
その後ドリルストリングの通し具により閉鎖ハウジング
座70は最下部のセグメント84が閉鎖歯66の最上部
のセグメントにあたるまでウエルヘッド24の穴60内
を降ろされる。閉鎖ハウジング座70は次にウエルヘッ
ド24のグルービング88が間隙86に落ち込んでリン
グ72のグルービング82がウエルヘッド24の閉鎖歯
66の対応する間隙87に入るまで回転される。すると
、環状フランジ部85はウエルヘッド24の閉鎖歯66
の最上部のセグメント上に載る。その後閉鎖ハウジング
座70はキー機構78が係止用ノッチ64に係止されて
回転が制止されるまで回転され、閉鎖ハウジング座70
が確実に落ち込んでいるかどうかの圧力テストを行なう
ことができる。さらに閉鎖ハウジング座70を通し具に
留めているシュアビンがその一部104でせん断され、
通し具が取り外される。
第2C図はケーシングハンガ50がウエルヘッド24内
で閉鎖ハウジング座70により支持されている状態を示
すもので、ケーシングハンガ50は深穴42内で、外側
ケーシング44を吊下する−ために外側ケーシング44
の上部ジョイントに螺合された下側ネジ部112を有す
る略筒状の本体110と、外方に突出形成された環状の
肩部116を有する上方厚肉部114と、以下で詳述す
る通し具200に連結される本体110の内周に形成さ
れた複数の環状溝120(第2B図参照)とを有してい
る。
第2A図および第2B図において、筒状の本体110の
外側にはそのほぼ全長にわたり、後述する押圧密封機構
180と螺合するネジ部118が形成されている。
外側ケーシング44を深穴42にセメント込めする作業
には外側ケーシング44とコンダクタケーシング22の
間の下側環状部130からウエルヘッド24とドリルス
トリング236との間の上側環状部134に至る通路を
形成して戻りを表へ流す必要がある。上部厚肉部114
には、複数の上部および下部溝すなわち循環ポート12
2.124が形成されており、例えばセメント込め作業
のため、流体がケーシングハンガ50の周囲を流れるこ
とが可能となっている。下部溝122は肩部116を通
る通路を提供し、上部溝124は筒状の本体110の上
部ネジ端を通る通路を提供して、流体は保持密封機構1
80の周囲を通ることができる。
肩部116下方の上部厚肉部114の外周には、ケーシ
ングハンガ50周囲の肩リング128を受けて螺合する
ネジ部126が形成されている。肩リング128は内下
方に傾斜する円錐面132を有して閉鎖ハウジング座7
0の外上方に傾斜する円錐面状の支持肩部80に当接係
合している。ケーシングハンガ50は、このように肩部
リング128の円錐面132と支持肩部80とが係合す
ることにより閉鎖ハウジング座70に取り付けられるの
で、結果として加わるケーシングおよび圧力負荷に耐え
るものでなくてはならない。
1054.7Kg/cm2(15,O00psi)程度
の作動圧を有する坑井ではウエルヘッド支持部に特異な
負荷がかかる。ウエルヘッドはケーシングハンガととも
にそれに吊下されたケーシングおよび、チュービングを
吊下する1本もしくはそれ以上のチューピングハンガの
重量を支持せねばならないばかりでなく、1054.7
Kg/cm2(15,000psi)もの作動内圧に耐
えねばならない。このように、ウエルヘッドはケーシン
グおよびチュービングの重量を圧力負荷とともに支持せ
ねばならない。
1054.7Kg/cm2(15,0OOpsi)もの
作動圧がかかるウエルヘッドでは、その設計にあたり、
負荷がウエルヘッド支持部材の垂直方向の圧縮に関する
降伏応力を越えないよう、支持部およびベアリング部が
十分強度を有するようにしなければならない。低作動圧
の場合は4921.7Kg/cm2(70,000ps
i)の下降伏値を有する材料が使用されるけれども10
54.7Kg/cm2(15,000psi)のウエル
ヘッドでは、通常5976.4Kg/cm2(85,0
00psi)の下降伏値を有する材料が使用される。ウ
エルヘッドには控え目にみて6327.9Kg/cm2
(90,000psi)の垂直圧縮応力が加わると仮定
すれば、この実施例のウエルヘッドは、支持部の面積は
419cm2〜452cm2(65inch〜70in
ch)の範囲であるので、271.600Kg(6,0
00,000lbs)以上の荷重を支持することとなる
。このような支持部は、負荷が材料の垂直な圧縮に関す
る降伏値の25%を越えないよう首尾一貫して設計され
ねばならない。最下端のケーシングハンガ50と閉鎖ハ
ウジング座70との間および閉鎖ハウジング座70と、
ウエルヘッド24の閉鎖歯66との間の支持部は、この
ような負荷が材料の垂直圧縮に関する降伏値を実質的に
越えないようすなわち降伏値の25%を越えないように
支持するのに十分なものでなくてはならず、この実施例
のウエルヘッドではそのような設計がなされている。
ケーシングハンガ50と閉鎖ハウジング座70との間の
支持部面積を十分にとるため、肩リング128は、本体
110の上方厚肉部114に突設された肩部116に螺
合されている。肩リング128は閉鎖ハウジング座70
の支持肩部80を係止するための3606の円錐面13
2を提供しており、これによって支持肩部80と円錐面
132との完全な密着が得られる。肩リング128がな
いと、肩部166の溝すなわち循環部122によって、
ケーシングハンガ50と閉鎖ハウジング座70との間の
360°にわたる支持部が失なわれてしまう。
支持肩部80と円錐面132との係合によって、ウエル
ヘッドの内径446.09mm(179/16インチ)
と閉鎖ハウジング座70の内径407.92mm(16
,060インチ)によって定められる面積を上回る支持
部面積が得られる。このように、支持肩部80と円錐面
132との間の支持部の面積は約452cm2(70i
nch2)であり、このような支持部では、27160
0〜(6,000,000lbs)を上回る荷重を支持
することができる。
ウエルヘッド24の内側および外側の閉鎖歯66、76
と閉鎖ハウジング座70とはまた上記のような予想荷重
を支持するのに十分な支持部を提供している。既に述べ
たようK、閉鎖歯66、76はウエルヘッド24と閉鎖
ハウジング座に各々6個のグルーピング82.88を提
供している。各グルーピング82.88は荷重を支持す
るための歯を6個有している。閉鎖歯66、76の支持
部面積は支持肩部80と円錐面132との間のそれより
も大きくなっている。歯の数は組立ての際対応するグル
ーピング82.88を受け入れる6ケ所の間隙86、8
7による支持面積の減少を考慮して定められる。
さて、再び第2C図に戻ると、本体110の上方厚肉部
114から突出する肩部116は内上方に傾斜した円錐
状のカム面136を有しており、この円錐状カム面13
6はその基端から上向きに延出する環状溝138を有し
ている。環状溝138の上部から環状の垂直シール面1
40にかけては環状チャンバ142が延出しており、垂
直シール面140は環状溝138からネジ部118の下
端にかけて延出している。肩部116は、ケーシングハ
ンガ50がウエルヘッド24内に取り付けられた後、ウ
エルヘッドハウジング46の環状の溝68の下方に位置
される。カム面136は溝68の下端直上に至り延出す
る下側環状端を有している。
ケーシングハンガ50は肩部116に取り付けられるラ
ッチリング144を有している。ラッチリング144は
溝68内で拡開されてウエルヘッドハウジング46に係
止されることによりケーシングハンガ50をウエルヘッ
ド24内で保持固定する割りリングでもよい。溝68は
上向き傾斜壁と下向き傾斜壁の基部となる垂直壁146
を有している、ラッチリング144は$68の上向き傾
斜壁と同じ長さの下向き傾斜面と溝68の下向き傾斜壁
に平行な上向き傾斜面との基部となる垂直面148を有
しており、ラッチリング144が拡がると、ラッチリン
グ144の垂直148が溝68の垂直壁146に当たる
。ラッチリング144はさらに肩部116の上向きカム
面136にカム的に係止される外下方傾斜状の下側カム
面152と、環状#138の奥部に嵌入する内向き突出
状の環状突起154と、以下で詳述するように、押圧密
封機構180とカム的に係合する内上方傾斜状のカムヘ
ッド156とを有している。
環状突起154がケーシングハンガ50の溝138内に
突入するとケーシングハンガ50が坑井に通される時の
ラッチリングの溝138からの抜けが防止される。ケー
シングハンガ50を降ろす過程では、ラッチリング14
4が例えば噴出防止機構内のような小径部をいくつも通
ることが必要である。噴出防止機構40はしばしば完全
に引っ込んでいないドーナツ型のゴム製シールを有して
おり、このためケーシングハンガ50はこのようなゴム
製シールを押圧しながら通らねばならない。もしも環状
突起154が溝138内に突入していなければラッチリ
ング144はこのような小径部に引っかかって外面沿い
にひきずられてしまう。このためラッチリング144は
溝138から引き出され、シール機構210に係止され
るまでケーシングハンガ50に沿って上方へ摺動しうる
ようになる。このことは単に押え機構212の作動を妨
げるのみならずシール機構210の作動をも妨げること
となる。環状チャンバ142は環状溝138が環状突起
154を受け入れ得るように隙間を提供している。また
その形状は、ラッチリング144に上方から荷重が加わ
った場合にこのラッチリング144にこのような荷重の
影響を及ぼさない役割を有している。
第2B図および第2C図に示すように、押圧密封機構1
80は回転部材すなわちパッキンナット182に対しリ
テーナ186を介して回転可能に取り付けられた止り爪
部材184を有している。
パッキンナット182は下部にビン188を備えた輪状
の本体と、上向きに突出する係止部202を備えた溝付
上端部198とを有している。パッキンナット182の
内周にはケーシングハンガ50の本体110の外側に形
成されたネジ部118と螺合するネジ部204が形成さ
れている。
止り爪部材184は輪状の本体216を有しており、か
つ、ウエルヘッド24の内部穴壁61とケーシングハン
ガ50の外側の垂直シール面140との間を密封するた
めのシール機構210と、ラッチリング144を動かし
てウエルヘッド24の溝68に嵌入させるための押え機
構212とを有している。輪状の本体216は連続かつ
一体の金属部材からなっており、上部には駆動部218
を、中間にはZ形状部220を、そして下部にはカム部
222を有している。
上部の駆動部218はパッキンナット182の下部のビ
ン188が回転可能に挿入される控え穴190を上方に
有している。リテーナ186は控え穴190とビン18
8とに内外の受は溝を有しており、その内部にリテーナ
ローラすなわちボール196を備えている。リテーナ1
86はいかなる荷重も支持せず、かつパッキンナット1
82から止り爪部材184ヘトルクすなわちスラストを
伝えることには利用されない。ベアリング機構205は
シール機構210の上方に設けられており、控え穴19
0の底部とビン188の下端との間に介在されたベアリ
ングリング206,208を有している。ベアリングリ
ング206,208は摩擦係数が小さく、押え機構21
2とシール機構210が相互に摺動可能としている。こ
のためベアリング機構205はパッキンナット182か
ら止り爪部材184へスラストを伝達するのに利用され
る。
ボール196は単に止り爪部材184をパッキンナット
に対し回転可能に支持している。
押え部材212は、ラッチリング144のカムヘッド1
56に係合するべく外上方に傾斜したカム面224(第
2A図参照)を有する下部のカム部222と、パッキン
ナット182から下部のカム部222へスラストを伝達
するための上部の駆動部218と中間のZ形状部220
とを有している。
シール機構210はZ形状部220と以下で第4図に関
連して詳しく説明するエラストメリック332と、中間
のZ形状部220を押圧するための上部の駆動部218
と下部のカム部222とを含んでいる。シール機構21
0は一次的なメタル対メタルシールと二次的な弾性シー
ルとが組合わされている。一次的なメタル対メタルシー
ルを備えたことにより、弾性シールのような劣化を生じ
ないという利点がある。
押圧密封機構180は通し具200を介してケーシング
ハンガ50を通じて坑井内に降ろされる。
通し具200はその本体となるマンドレル230と連結
部すなわちスリーブ240とスカート部すなわち外側ス
リーブ250と、組付はナット260とを有している。
マンドレル230は海面18に延出するドリルストリン
グ236の下端部に連結するための内ネジ部234を備
えたビン端232を上部に、同様に内ネジ部を備えたボ
ックス端238を下部に有している。ボックス端238
は小径環状の溝部242を有している。溝部242の上
方にはもう一つの小径環状の溝部248が設けられてお
り、それにより環状突部252が形成されている。上部
のビン端232の下方かつ小径の溝部248の上方には
溝部242、248よりもさらに小径のネジ部254(
第2A図参照)が設けられている。
連結体すなわちスリーブ240には環状突部252とボ
ックス端238を移動可能にとり囲むよう寸法設定され
た穴246が形成されている。環状突部252は穴24
6の内面との間を密封するためのOリング264、26
6がそれぞれ装着される環状シール溝258、262を
有している。スリーブ240の上端には小径環状の溝部
248の表面に摺接する内向の環状フランジ部268が
形成されている。またスリーブ240の下端にはケーシ
ングハンガ50の穴272に摺接するよう寸法設定され
た小径部270が形成されている。この小径部270は
、通し具200と押圧密封機構180がウエルヘッド2
4内のケーシングハンガ50に取り付けられる時にケー
シングハンガ50の上端部276に係止される下向きの
環状肩部274を形成している。小径部270は、ケー
シングハンガ50の環状溝120に嵌入して通し具20
0とケーシングハンガ50とを連結する複数の歯282
を有するセグメントすなわちドッグ280が摺動挿入さ
れる溝すなわち窓278を円周方向間隔を置いて複数有
している。ドッグ280は窓278の上部内周まわりに
形成された環状溝286に挿入される突出部284を上
部に有している。窓278の上方にはケーシングハンガ
50の穴272との間をシールするためのOリング29
2.294を装着する複数のシール溝288,290が
設けられている。スリーブ24Qの外周の上端近傍には
後述する通し具200の組付けに利用されるスナップリ
ング298を装着するためのスナップリング溝296が
形成されている。通し具200にトルクを加えて押圧密
封機構180を組み付ける際、図示のように下部のボッ
クス端238が下方位置に動かされると、ドッグ280
は溝部242内に押し戻される。
スカートすなわち外側スリーブ250は上部に内向の放
射状部300を有する略筒状の本体と、中間部302と
、過渡部304と、下部の作動部306とを有している
。これらの各部300、302、304および306は
互いに隣り合っており、ケーシングハンガ50の上端部
276とスリーブ240とマンドレル230を入れ予約
にとり囲みうるよう寸法設定されている。下部の作動部
306は袋ナット182の溝付上端部198と噛合する
溝付下端部308を有しており、これにより通し具20
0から押圧密封機構180へのトルク伝達が可能となっ
ている。作動部306の内径はケーシングハンガ50の
ネジ部118の邪魔にならないよう十分な大きさに設定
されている。
中間部302はスリーブ240を摺動可能にとり囲んで
おり、後述のように通し具200を押圧密封機構180
とケーシングハンガ50から取り外す際に、スリーブ2
40に設けられたスナップリング298を受は入れる環
状溝310を内側に有している。中間部302はまたそ
の外周から環状溝310に至り形成された複数のネジ穴
312を有しており、それにより、通し具200をもう
一つのケーシングハンガに再セットする間にスナップリ
ング298が環状溝310から外れてしまわないようボ
ルト(図示しない)を環状溝310にネジ込むことがで
きる。スナップリング298はボルトの端部があたるカ
ム面316を上部に有している。スリーブ240が外側
スリーブ250とマンドレル30とにより形成された上
方の環状部に一旦入ってしまえばスリーブ240はスナ
ップリング298を環状溝310に入れ込まないかぎり
取り外すことができない。このように、通し具200の
再セットに際してスリーブ240を取り外すには、ボル
トをネジ穴312にネジ込んで環状溝310を塞ぎ、ス
ナップリング298が環状溝310に入って係止されな
いようにする。それによって、スリーブ240は肩部2
69が環状突部252により係止されるまでマンドレル
230沿いに降ろされ、他のケーシングハンガとの連結
に供されることができる。
過渡部304は作動部306と中間部302との間に設
けられて径の変化を補償しており、セメントが外側スリ
ーブ250を通って上側環状部134に戻り込むことが
できるよう、過渡部304には流通口318が設けられ
ている。
上部の放射状部300の環状内周面には溝が設けられて
おり、マンドレル230とのスプライン結合部320を
形成してトルク伝達可能としている。
第2A図、第2B図において、組付はナット260の内
周にはマンドレル230の小径ネジ部254のネジ23
5と部分322で螺合するネジ324が形成されている
。組付はナット260の下端面は外側スリーブ250の
上端面に当接して外側スリーブ250をマンドレル23
0に固定している。
作業の際、袋ナット182を単にケーシングハンガ50
の上部のネジ部に部分的に螺合させればマンドレル23
0をケーシングハンガ50の通し位置に取り付けること
かできる。通し位置では、環状突部252が、スリーブ
240の環状フランジ部268により形成された肩部2
69にあたった状態となる。ボックス端238の筒状表
面はドッグ280の内側部に当接し、それにより歯28
2はケーシングハンガ50の環状溝120に向けて付勢
され、通し具200とケーシングハンガ50とがドリル
ストリングにつけられて坑井内を降ろされる時のそれら
の離脱が防止される。通し具200の通し位置は図示し
ない。
ケーシングハンガ50の肩リング128がウエルヘッド
24内の閉鎖ハウジング座70の支持肩部80に載せら
れると外側ケーシング44が深穴42内位置でセメント
込めされる。セメント込め作業が完了した後通し具20
0が回転されてトルクが密封機構180に伝達され、押
圧密封機構180は第2B図および第2C図に示した押
圧位置へ動かされる。海面18においてドリルストリン
グ236を回転させるとマンドレル230が回転され、
さらにスプライン結合部320を介して外側スリーブ2
50が回転される。外側スリーブ250のトルクはさら
に袋ナット182の係止部202と外側スリーブ250
の溝付下端部308との連結部を介してパッキンナット
182に伝達される。袋ナット182により押圧密封機
構180に軸方向の負荷がかかり、押し機構212のカ
ム部222が移動してラッチリング144のカムヘッド
156に係合する。このようなカム係合によりラッチリ
ング144はウエルヘッド24の溝68に向けて拡開し
、ウエルヘッドハウジング46を係止して第2図に示す
ようにケーシングハンガ50をウエルヘッド24内で押
圧固定する。ここで押圧密封機構180はまだ上側環状
部134と下側環状部130との間の密封作用を発揮し
ていない。ラッチリング144の作動に要されるのは所
定のカム負荷のみであり、従って所定の収縮抗張力を有
している。シール機構210の断面構造は、押し機構2
12によるラッチリング144の作動およびカム係合に
よって早期には圧縮されないことを確実にしうるような
設計になっている。シール機構210を圧縮するに要す
る荷重はラッチリング144を拡張作動させるに要する
荷重よりも十分大きくなっている。押圧密封機構180
が作動するとマンドレル230は外側スリーブ250と
ともに下降し、このようなマンドレル230の下降によ
りドッグ280が解放される。
通しおよび押圧位置と密封位置に関するシール機構21
0の説明については第4図および第4A図をそれぞれ参
照されたい。シール機構210は金属製のZ形状部22
0と上下各々のエラストマー材からなる弾性部材330
、332とこれらZ形状部220と弾性部材330、3
32を圧縮するための上側駆動部218と下側カム部2
22とを有している。環状金属製のZ形状部220は同
じく環状金属製の連結リング340、342によって相
互に連結された複数の環状リンク334、336および
338を有しており、これらの上部は金属製の連結リン
グ344を介して駆動部218に、下部は金属製の連結
リング346を介してカム部222に連結されている。
環状リンク334、336および338は連結リング3
40、342、344および346とともに、下側のカ
ム部22と上側の駆動部218の間の上下にわたる確動
連結リンクを提供している。
このような確動連結リンクによって、環状リンク334
、336および338はシール機構210と押え機構2
12がウエルヘッド24から戻って非係合状態となると
、ウエルヘッド24およびケーシングハンガ50に対し
より傾いた非係合位置に動く。またこのような確動連結
リンクは駆動部218からカム部222に至る金属的な
連結を提供し、このため、非係合時においてカム部22
2に対し積極的な上向き負荷を加えることができる。
このような戻りのためにはならないが、連結リング34
0、342、344および346はなくともよい。
駆動部218とカム部222とに各々隣り合う連結リン
グ344、346の長さは、環状リンク334、338
のシール係合を確実なものとするため最小でなくてはな
らない。もしも連結リング344、346が短かすぎる
と屈曲が不十分となって環状リンク334、338がそ
れぞれ内部内壁61、垂直シール面140に接触できな
い。駆動部218とカム部222は連結リング344、
346に比較してサイズが大きいため、これらの各部2
18,222の部分はがっしりして環状リンク334、
338がシール係合しうるほどには屈曲しない。このた
め、環状リンク334、338がこのような屈曲を実質
上行なうこととなる。連結リング340、342、34
4および346は金属製のZ形状部220全体を通じて
局所点な高応力接点を提供する。
金属製のZ形状部220は例えば316ステンレスのよ
うな非常に柔軟性の有る延性鋼により形成される。この
ような金属はほぼ2812Kg/cm2(40,000
psi)の降伏値を有しており、この値はウエルヘッド
24およびケーシングハンガ50の構成材料の降伏値約
5976Kg/cm2(85,000psi)の半分以
下である。金属製のZ形状部220はシール係合すると
塑性変形するがウエルヘッド24の内部穴壁61と外側
ケーシングハンガ50の垂直シール面140とは弾性変
形する傾向にある。
内部穴壁61と垂直シール面140とにいかなる欠損が
あろうともZ形状部220の構成金属はその延性により
上記欠損部の凸部に沿って変形しもしくは凹部に入り込
むので高圧のメタル対メタルシールが得られる。このよ
うに、金属製のZ形状部220は内部穴壁61と垂直シ
ール面140のそれぞれに噛み込んでシール接触を行な
う。
上部、中間および下部の環状リンク334、336およ
び338は各々菱形の断面形状を有している。
これらの環状リンク334、336および338の断面
形状はほぼ同一であって、以下環状リンク336に関し
てのみ説明し、環状リンク334、338の説明は省く
。環状リンク336はほぼ平行な上部環状面348と下
部環状面350とを有しており、上部環状面348およ
び下部環状面350は互いにほぼ平行な上向きの外部環
状面352と下向きの内部環状面354をそれぞれ有し
ており、外部環状面352の半径方向外側および内部環
状面354の半径方向内側には、互いにほぼ平行な外側
環状シール接触リム358および内側環状シール接触リ
ム356がそれぞれ形成されている。
環状リンク334、338も同様な対応する上、下部環
状面と外、内部環状面と、外、内部環状シール接触リム
とを有している。
押圧位置において、環状リンク334、336および3
38のシール接触リムはウエルヘッドハウジング46の
内部内壁61とケーシングハンガ50の垂直シール面1
40とにほぼ平行に変形する。上部の連結リング344
は上部の駆動部218の下端364から上部の環状リン
ク334に至り延出して環状のチャネル366を形成し
ている。
金属製の連結リング340は上部の環状リンク334の
下面337から中間の環状リンク336の上部環状面3
48に至り延出して環状のチャネル368を形成してお
り、金属製の連結リング342は中間の環状リンク33
6の下部環状面350から下部の環状リンク338の上
面339に至り延出して環状のチャネル370を形成し
ている。下部の連結リング346は下部の環状リンク3
38の下面341から下部のカム部222の上端372
に至り延出して環状のチャネル374を形成している。
近接する突部間のこれらのチャネル366、368、3
70および374はZ形状部220が所定の部位すなわ
ち連結リング340、342、344および346位置
において屈曲する助けとなっている。駆動部218の下
端364は上部の環状リンク334の上面335にほぼ
平行となっており、カム部222の上端372は下部の
環状リンク338の下面341にほぼ平行となっている
。通しおよび押圧位置において、外側および内側のシー
ル接触リムは上部の駆動部218および下部のカム部2
22のそれぞれの内外径と同様な径を有している。
上部および下部の弾性部材330、332は、環状リン
ク334、336および338により形成された環状の
溝376、378と同一形状に成形されており、環状リ
ンク334、336、338に接着されている。上部お
よび下部の弾性部材330、332はシール位置におい
て内部穴壁61および垂直シール面140に密接するた
めの外側環状垂直シール面380と内側環状垂直シール
面382をそれぞれ有している。外側および内側の環状
垂直シール面380、382により形成された上部およ
び下部の環状突部は圧縮時に変形して弾性部材330、
332をシール位置となすべく付形されている。弾性部
材330、332はまた、環状リンク334、336、
338の間においても所定の変形をなしうるよう付形さ
れている。弾性部材330、332の断面形状はほぼ同
一であるが、内側の弾性部材332を外側の弾性部材3
30よりもさらにトリミングして環状リンク334、3
36、338に先立つ弾性部材330、332の早期の
突出を防ぐことによりウエルヘッド24の内部穴壁61
およびケーシングハンガ50の垂直シール面140に対
する非突出シールを果たすことができる。
シール機構210は少なくと本3本のリンクを有するの
が好ましく、このような数に設定することにより弾性部
材330、332の各側に関して非突出リンクを提供す
ることができる。また、3本の環状リンク334、33
6および338は対称な設計とすることができる。しか
しながらシール機構210は1本もしくはそれ以上のリ
ンクを有するものであってもよく、かつ複数の弾性部材
を保持する一連のリンクを有するものであってもよい。
駆動部218の下端364と上端372および下部のカ
ム部222はそれぞれ、例えば上記実施例で示した環状
リンク334、338のような隣り合うリンクと同一方
向のテーバを有するのが好ましい。
環状リンク334、336、338の断面を菱形に形成
したことによって、これらの中央部は非常に強固となっ
ている。環状リンク334、336、338の端部の断
面積縮小部は、連結リング340、342.344、3
66に近接する部位のような屈曲部となる。環状リンク
334、336、338が中央部で屈曲することは望ま
しくない。しかしながら、図示のように特に断面形状を
菱形としたのは単にこのような形状に加工することが容
易だからである。環状リンク334、336、338は
連続突面状すなわち楕円状に形成してもよい。
このような形状はフラストコイノディック(frust
oeonoidic)と称され、中央に突部が形成され
る。環状リンク334、336、338の断面がもしも
同厚であったならば、これらはその中央部で屈曲しがち
なものとなる。屈曲点をリム位置にコントロールして所
定の塑性変形が行なわれるようにするためおよび環状リ
ンク334、336、338の中央部における変形を確
実になくするため環状リンク334、336、338の
中央部を厚肉とすることが好ましいが、環状リンク33
4、336、338は、フラストコノディックリングよ
りも多少断面厚が均等なフラストコニカル(frust
oconical)金属リングであってもよい。
第4図および第4A図において、シール機構210は第
4A図ではシール位置にあり、押え機構212がラッチ
リング144に対する移動限に達しかつパッキンナット
182がケーシングハンガ50のネジ部118により下
降動を続けるとシール機構210が圧縮される。
メタル対メタルのシール機構210は下部から上部に至
り一連に動かされる。言い代えれば、まず最下部の環状
リンク338がシール機構210を圧縮しつつ曲がって
内部穴壁61と垂直シール面140に最初にシール接触
し始める。このような一連の動きは、上部の環状リンク
334、336が下部の環状リンク338より以前にシ
ール接触した場合において上部の環状リンク334、3
36が内部穴壁61および垂直シール面140をひきず
って下降してしまうことを防止するので好ましいもので
ある。また上部の環状リンク334に加わる力がバラン
スしていることが好ましい。
弾性部材330、332は初期シールを提供する。弾性
部材330、332は環状リンク334、336、33
8のりムよりも以前に内部穴壁61および垂直シール面
140に接触する。シール機構210に僅かな例えば2
11Kg/cm2(3,000psi)程度の初期圧縮
が加わった時、弾性部材330、332の上記リムを越
えた突出は起こらない。環状リンク334、336、3
38は弾性部材330、332をバックアップする非突
出機構と弾性部材330の保持機構としての役割を果た
す。このように、環状リンク334、336、338の
リムは弾性部材330、332が近接するリムを越えて
突出する以前に内部穴壁61および垂直シール面140
に接触することが望ましい。リムと内部穴壁61および
垂直シール面140との間のいかなる弾性部材の介在も
環状リンク334、336、338のシール係合に悪影
響を及ばずこととなるので、このようなリムを越えた突
出がリムのシール接触に先立って行なわれることは望ま
しくない。
以上の説明のように、弾性部材330、332を構成す
るエラストマー材の対積は、リムが弾性部材330、3
32のいがなる突−出にも先立って内部穴壁60および
垂直シール面141に接触するよう予め計算により設定
される。
環状リンク334、336、338は、141〜211
Kg/cm2(2000〜3000psi)の僅かな圧
縮力で変形してシール係合しうる程度に十分な薄さに設
計されている。連結リング340、342、346は環
状のZ形状部220に応力集中点すなわち弱部を形成し
てZ形状部220の屈曲を所定の位置で行なわせること
によりZ形状部220の内側リムおよび外側リムを内部
穴壁61および垂直シール面140に対し適正にシール
係合させる。
作動が完了すると、リムは内部穴壁61および垂直シー
ル面140に噛み込んで内部穴壁61と垂直シール面1
40との間にメタル対メタルシールを形成し、これによ
り上側環状部134を下側環状部から密封することがで
きる。シール機構210は内部穴壁61と垂直シール面
140との間にいかなる流路すなわち漏出路の形成も確
実に起こらないよう設計されている。
シール位置において、下部の環状リンク338は連結リ
ング346の部位で屈曲し、下部の環状リンク338の
外面343は下方へ動いて下部のカム部222の上端3
72に係止される。カム部222の上端372は傾斜状
をなしており、これにより下部の環状リンク338の初
期変位角度が与えられる。また上端372によって環状
リンク338は水平には絶対ならず、シール機構210
の取り外し時における環状リンク338の非係合を防止
できる。駆動部218の下端364が下方に動くと、上
部の環状リンク334が連結リング344の部位で屈曲
し、上部環状リンク334の内面333は下端364が
Z形状部220を押すと同時に下端364を係止する。
弾性部材330、332は環状リンク334、336、
338の間で圧縮されて内部穴壁61と垂直シール面1
40とに密着する。環状リンク334、336、338
の内側リムは外側ケーシングハンガ50の垂直シール面
140に対し点380、382、383で環状にシール
接触し、環状リンク334、336、338の外側リム
はウエルヘッド24の内部穴壁61に対し点386、3
88、390で環状にシール接触する。シール機構21
0はこのように6ケ所で環状のメタル対メタルシール接
触を行なうことができる。内側リムおよび外側リムがシ
ール接触することによって、環状リンク334、336
、338は弾性部材330、332に関する突出防止リ
ングとなる。弾性部材330、332はメタルシールに
対するバックアップシールとしての役割を果たす。
環状リンク334、336、338は傾斜位置からさら
に水平位置に向けて動くと、環状リンク334、336
、338の各端部すなわち内側および外側の各々のリム
が動いて内部穴壁61および垂直シール面140に係合
する。これは環状リンク334、336、338が水平
になることを意図するものではなく、肝要なことは、環
状リンク334、336、338の内側リムおよび外側
リムがウエルヘッド24の内部穴壁61とケーシングハ
ンガ50の垂直シール面140との間で付勢されること
である。各環状リンクの内側リムおよび外側リムは、他
の押圧負荷からの反力を受ける。例えば環状リンク33
6の内側環状シール接触リム356はケーシングハンガ
50の垂直シール面140に圧接し、このような接触に
よって外側環状シール接触リム358に反力を生じさせ
、これをウエルヘッド24の内部穴壁61に向けて移動
させる。各環状リンクがもしも相対するりムを有してい
ないならば、これらの環状リンクは、内部穴壁61もし
くは垂直シール面140のいずれかにシール係合すると
いうよりもむしろそれらの側面が隣り合う環状リンクに
当たるまで下降し続けることになるであろう。このよう
な内側リムおよび外側リムの圧接は環状リンクの中央部
における座屈すなわち屈曲の防止を必要とする。これゆ
え、環状リンクの中央部を断面菱形として強固とし、座
屈を生じないようにする必要がある。さらに、環状リン
ク334、336、338が水平になることを可能とし
たならば、ウエルヘッド24の内径とケーシングハンガ
50の外径との間の寸法許容差は厳しいものとなってし
まう。また、環状リンク334、336、338が水平
でなく角度を有していることにより、シール機構210
取り外しの際のZ形状部220の解放が容易となってい
る。駆動部218の下端364と下側カム部222の上
端372は傾斜状をなしており、それぞれ環状リンク3
34および338が水平になることを防止している。
環状リンク334、336、338のリムがウエルヘッ
ド24の内部穴壁61とケーシングハンガ50の垂直シ
ール面140に十分係合して上側環状部134に油圧を
加えることが可能となれば弾性部材330、332は不
要−となることを理解されたい。このように環状リンク
334、336および338の間に間隙がある場合でも
或る用途においては弾性部材330、332はなくとも
よい。また、このような弾性部材330、332は、環
状リンク334、336、338の所定量の変位を許容
しつるスペーサに置き換えうろことを理解されたい。さ
らに、本発明において、弾性部材330、332はエラ
ストマー材料に限らず他の弾性材例えばデュボン社によ
り製造されるオールグラファイト製のパッキング材料で
あるグラフォイル(Grafoil)により形成しても
よい。グラフォイルは特に耐火性が望まれる用途に使用
される。
このグラフォイルはイギリス国エセックス、グレート・
ランモウのエフ・ダブリエ・ラッセル(F.W.Rus
sel)(プレシジョン・プロダクツ・リミテッド(P
recision Products Ltd.))「
グラフォイル−リボン−バック、ポンプおよびバルブ用
ユニバーサル・フレキシブルグラファイトパッキング」
と称する文献およびアメリカ合衆国イリノイ、モートン
・グループのクレーン・パッキングのカンパニ(Cra
ne Pscking Company)による「グラ
フォイル・ブランド・パッキング」と称する文献に記載
されており、これらの文献を参考として利用する。
また、もしもメタル対メタルシールが望ましくなければ
チャネル368.370および374にエラストマー材
料を充填して内部穴壁61と垂直シール面140に対し
、上記実施例で述べたように一次メタル対メタルシール
を行なうのではなく一次エラストメリックシールを行な
うことができることを理解されたい。もしも弾性部材3
30゜35が一次シールであるならば環状リンク334
、336、338は弾性部材330、332の一次バッ
クアップとなり、弾性部材330、332のための、エ
ネルギーを与えられ九バックアップリングとなる。この
ような場合、バックアップシールは正しい位置からずり
落ちないであろう。
この発明は1055Kg/cm2(15,000psl
)の作動圧用に設計されており、従って、シール機構2
10に1406Kg/cm2(20,000psi)の
圧縮を加えてシール機構210が予想される作動圧以上
のエネルギーを予め与えておくことがこの発明の目的で
ある。
1406Kg/cm2(20,000psi)の圧縮を
行なうためシール機構210はトルクと油圧により作動
される。初めに、約1383Kgm(10,000ft
−1bs)の初期トルクが海面18においてドリルスト
リング236に加えられる。このトルクによりドリルス
トリング236が回転して通し具200にトルクが伝達
され、それによりシール機構210にスラストが加わる
。特に、ドリルストリング236はマンドレル230を
回転させ、このマンドレル230はスプライン連結部3
20を介して外側スリーブ250を順次回転させる。外
側スリーブ250はラッグすなわち溝付上端部198お
よび溝付下端部308の連結部を介してパッキンナット
182を駆動する。パッキンナット182はベアリング
機構205を介してスラストを伝達することにより駆動
部218を押圧する。押え機構212は押圧位置に動い
てラッチリング144に対する下降限に予め達している
のでシール機構210、より詳しくはZ形状部220は
駆動部218と下側のカム部222との間で圧縮される
。このようなトルクによって約68,040Kg(15
0,000lbs)の荷重が軸方向に加わる。
Z形状部220は駆動部218と下側のカム部222と
の間で圧縮されるので、環状リンク334、336、3
38がより水平位置へと動くにつれ弾性部材330、3
32は環状リンク334、336、338の間で圧縮さ
れる。このような圧縮が行なわれると、弾性部材330
、332は、環状リンク334、336、338の間に
これらを収容すべく形成されたチャネル内に充満し始め
る。弾性部材330、332のエラストマー材料の量は
、環状リンク334、336、338がより水平位置に
動くにつれてこれらがウエルヘッド24の内部穴壁61
およびケーシングハンガ50の垂直シール面により十分
な接触を行なって弾性部材330、332の突出を防止
する金属製突出防止機構の機能を果たしうるよう予め設
定されている。特に、内側の環状接触部382、384
は内側の弾性部材332の突出を防止し、環状接触部3
86、388、は外側の弾性部材330の突出を防止す
る。このように、突出防止シールは弾性部材330、3
32、がそれらに近接する環状接触部を越えて突出可能
となる以前に環状リンク334、336、338によっ
て最初に形成される。弾性部材330、332は適正な
体積および形状のエラストマー材料を有して、シール機
構210が圧縮された場合に弾性部材330、332が
環状接触部382、384、386および388を越え
る以前に金属による突出防止シールが形成されることが
肝要である。
特に初期トルクを加える目的は弾性部材330、332
をセットしてバックシールを形成することであって、ウ
エルヘッド24の内部穴壁61とケーシングハンガ50
の垂直シール面140との間にメタル対メタルシールを
形成することではない。
ライザストリング、噴出防止スタックおよびドリルスト
リングそれ自体の内部における摩擦損失さらには例えば
ネジ部118におけるようなさまざまなネジ負荷のため
、初期トルクではシール機構210を完全にメタル対メ
タルシールさせることはできない。またこのような摩擦
損失はドリルストリング236を介してシール機構21
0に加えうる圧縮荷重を制限している。
シール機構210に所望の圧縮を行なわせるためには油
圧がトルクに組合わされ、それによってシール機構21
0のメタル対メタルシールが可能となる。第4A図にお
いて概略を示した噴出防止機構40は上側環状部134
に連通するキル管路38を下方に備えたパイプラム34
を有している。
キル管路38は通常最下位置のパイプラムの下方に配置
される。もしもある理由によりチョーク管路36が噴出
防止機構40の最下部に位置されているならば油圧はチ
ョーク管路36を通じて加えられる。
キル管路38を通じて上側環状部134に圧力を加える
に際しては上側環状部134を密封しておく必要がある
。第2A図にはキル管路38がパイプラム34と同一面
内に位置している状態を示したが実際には90°の角度
をなして製作される。
このような場合、パイプラム34は閉じられてドリルス
トリング236をシールし、上記のようにマンドレル2
30とスリーブ240との間はOリング264、266
によりシールされ、スリーブ240とケーシングハンガ
50の穴272の内周面との間はOリング292.29
4によりシールされ、シール機構210が上側環状部1
34を横切る初期シールを提供する。がくしてキル管路
38を通じて上側環状部134に油圧を加えることが可
能となる。
例えばドリルストリング236のようなドリルストリン
グにトルクを加えることによって生ずる螺旋効果圧よっ
て、通常、最大1383Kgm(10,000ft−1
bs)のトルクを水中のドリルストリングを介して伝達
可能になると考えられる。
この発明においては、ドリルストリング236に138
3Kgm(10,000ft−psi)のトルクが加わ
れば141〜211Kg/cm2(2000〜3000
psi)の油圧に耐えうるシールが上側環状部134を
横切って形成される。このような比較的低い圧力シール
によって、上側環状部134を加圧するとシール機構2
10がさらに圧縮されて上側環状部134に関するシー
ル係合が強化され、さらに大きな油圧に耐えうるように
なる。環状リンク334、336、338を有する金属
環状のZ形状部220は、その環状リンク334、33
6、338が、1383Kgm(10000ft−1b
s)のトルクが加えられた際に141〜211Kg/c
m2(2000〜3000psi)の油圧に耐えうるメ
タル対メタルシールを弾性部材330、332と共同し
て十分形成しうる程度に薄く設計されている。
シール機構210に加わる圧力の作用範囲は通し具のシ
ール部すなわちOリング264の径からドリルストリン
グ236の径を引いた部分の範囲にシール機構210の
環状シール部を加えた範囲である。環状シール部の面積
はウエルヘッドとケーシングハンガのサイズにより決ま
るので、加える圧力の設定に際しては専らOリング26
4とドリルストリング236の加圧範囲の差が変化させ
られる。このように、加圧範囲の差を変化させることに
よってシール機構210に所定の圧縮力が加わるように
することができる。上記の径の差は例えば127〜25
4mm(5〜10インチ)の範囲で変化させることがで
きる。
油圧を加えることによって、フエルヘッドシステムの各
機構の耐圧設計限度を越えることなく1406Kg/c
m2(20,000psi)の圧力をシール機構210
に加えうる軸方向の負荷が提供できるという優れた作用
がもたらされる。油圧が加わった後にパッキンナット1
82にトルクも加えるとパッキンナット182は油圧に
よるシール機構210の下降に伴なって下降し、油圧が
解除された時にシール機構210が弛緩してしまうのを
防止する。
ドリルストリング236に高トルク例えば1383Kg
m(10,0001bs)のトルクを加えておくことに
よって、パッキンナット182がシール機構210の下
降動を妨げることなく追従して移動するようになすこと
が肝要である。このような工程はパッキンナット182
が十分回されてシール機構210に1406Kg/cm
2(20,000psi)の圧縮力が加わるまで油圧を
徐々に連続的に増加させることにより繰り返し行なわれ
る。
通し具200は押圧密封機構180にトルクを加える機
能と、押圧密封機構180に油圧を加える際の補助をす
る機能とを兼ね備えた装置である。
通し具200を介して押圧密封機構180にトルクを伝
達するためにドリルストリング236を回転させると、
ウエルヘッド24とケーシングハンガ50との間の上側
環状部134におけるシール機構210の初期シール係
合が行なわれ、これにより上側環状部134に油圧を加
えてシール機構210をさらに圧縮することができる。
キル管路38を通じて上側環状部134内の油圧が徐々
に連続的に高まるにつれて、シール機構210はさらに
圧縮されてウエルヘッド24の内部穴壁61とケーシン
グハンガ50の垂直シール面140とに対しより強くシ
ール係合される。またこのようにシール係合度が増すに
つれ、シール機構210は同等な大きさで環状部に加わ
る圧力に対するシール性が与えられる。このように、キ
ル管路38を通じての油圧は、シール機構210が約1
406Kg/cm2(20,000psi)の圧縮力を
受けるようになるまで徐々に高められる。キル管路38
を通じて上側環状部134に加えられる油圧はシステム
の設計圧力限を越えるものであってはならない。
全てのシステムは運転時に越えることがないような標準
的な作動圧を有している。本発明のシステムは1055
Kg/cm2(15,000psi)の作動圧用に設計
されており、従って、シール機構210を完全に動かす
ための上側環状部134内の油圧は1406Kg/cm
2(20,000psi)が望ましいが、1055Kg
/cm2(15,000psi)を越えることができな
い。本発明は1055Kg/cm2(15,000ps
i)を越える油圧なくしてシール機構210に1406
Kg/cm2(20,000psi)の圧縮力を加える
ことができる。
上側環状部134内の油圧が徐々に高まってシール機構
210に1406Kg/cm2(20,000psi)
の圧力が加わると、ドリルストリング236に加えられ
てスリーブ250に伝達される。1383Kgm(10
,OOOft−1bs)のトルクによってパッキンナッ
ト182はネジ部204を通じて上側環状部134内を
シール機構210を伴なって下降する。キル管路38を
通じて上側環状部134内の油圧が解除されると、パッ
キンナット182は、そのケーシングハンガ50のネジ
部204との螺合によって、シール機構210に加えら
れた1406Kg/cm2(20,000psi)の圧
力の解除を防止する。
弾性部材330,332はドリルストリング236によ
り初期トルクが加えられた後シール接触を行なうことが
必要である。もしも弾性部材330、332がシール接
触しないと、キル管路38を通じて油圧を加えた際に、
シール機構210を過って下側環状部130側に油圧が
抜けてしまう。しかしながら、弾性部材330、332
によるシールは、キル管路38を通じての油圧の増加分
例えば35Kg/cm2(500psi)程度の圧力に
対しシールしうるものでありさえすればよい。初期シー
ルが行なわれた後さらに油圧を高めてZ形状部220お
よび弾性部材330、332を加圧すると内部穴壁61
および垂直シール面140に対するメタル対メタルシー
ルおよびエラストメリックシール接触がさらに強まる。
以上のようなシール作動機構は、従来の機構よりも簡単
化されている。従来の作動機構はドリルストリングを通
じて押し下げられて内部のピストン機構を作動させるも
のでおり、ピストン機構を通じて圧力を加えるためにド
リルストリングの穴の端部がダート部材により密封され
、次にピストン機構を通じて圧力がシールに加えられる
。このような従来の作動機構をこの発明に利用すること
も可能であるが、この発明の構成は従来技術に勝る大き
な利点を有している。
噴出防止機構のパイプラム34が閉じた後にドリルスト
リング236に加える初期トルクを増加させることが必
要であり、パイプラム34とドリルストリング236と
の間のゴム接触はメタル対メタル接触ほど摩擦損失を生
じないが、いくつかの付加的な摩擦損失を生ずる。この
ため、可能とあらば、このような摩擦損失を補うべく初
期トルクに加えて付加的なトルクをドリルストリング2
36に加えることも可能である。しかしながら、ドリル
ストリング236は閉状態ではパイプラム34と共に回
転することとなる。ライザとドリルストリング236と
の間の環状部に入った坑井流体は噴出防止機構40が閉
ざされるとパイプラム34とドリルストリング236と
の間に移される。このため、1383Kgm(10,0
00ft−1bS)のトルクは実質的に減少しないもの
と考えられる。
もしも特殊な用途のためパイプラム34とドリルストリ
ング236との間の摩擦を減ぜねばならない場合には、
図示しない特別なパイプジョイントをドリルストリング
236に連結し、パイプラム34に回転部材を有する固
定筒状部を係合させて回転部材を通じてパイプラム34
からのトルクを伝達しうるようにすることができる。こ
のような特別なパイプジョイントでは、固定部と回転部
との間に、流体の漏れを防止するだめの回転シール部が
設けられる。
第5A図、第5B図および第5C図には、406.4m
m(16インチ)のケーシングハンガ420と、339
.7mm(133/8インチ)のケーシングハンガ50
と、244.5mm(95/8インチ)のケーシングハ
ンガ400と、177.8mm(7インチ)のケーシン
グハンガ410とが完全に組付けられた状態が示されて
いる。第5B図においてケーシングハンガ50は押圧密
封位置に位置しており、この位置は第1図〜第4図に関
し説明した押圧密封機構180の動かされる押圧密封位
置に対応する。
244.5mm(95/8インチ)のケーシングハンガ
400はケーシングハンガ50の上端402で支持され
ている。ケーシングハンガ400はまたケーシングハン
ガ50の押圧密封機構180に相当する押圧密封機構4
04を有している。177.8mm(7インチ)のケー
シングハンガ410は244.5mm(95/8インチ
)のケーシングハンガ400の上端412で支持されて
いる。ケーシングハンガ410は押圧密封機構180に
相当する押圧密封機構414を有している。第5A図、
第5B図にはウエルヘッド24の係止溝すなわちケーシ
ングハンガ50用の溝68、ケーシングハンガ400用
の溝406およびケーシングハンガ410用の溝416
が示されている。
ケーシングハンガ400および410はケーシングハン
ガ50用の肩リング128のような肩リングを必要とし
ない。ケーシングハンガ400および410が支持する
荷重は小さいので、ケーシングハンガ50に必要とされ
るような接触支持面積はケーシングハンガ400および
410には必要とされない。ケーシングハンガ50には
、ケーシングハンガ400、410には必要とされない
100%の接触面が要求される。さらに、ケーシングハ
ンガ400、410の肩部は角状であり、支持側のケー
シングハンガの上部に均等に張り出している。
第5C図には着脱自在のケーシングハンガ支持座機構す
なわち第2C図に示した閉鎖ハウジング座70の別例が
示されている。第5C図において、閉鎖ハウジング座4
20は穴60内を降ろされてウエルヘッド24の閉鎖歯
66に連結される。
508mm(20インチ)のケーシング(コンダクタケ
ーシング)の下方の或る部位には、508mmのケーシ
ングが底部穴の圧力を押さえている泥の重量による圧力
を支持する仁とができないフォーメーションが在る。泥
の重量によるこのような累層の破壊を防止するため、3
39.7mm(138/8インチ)のケーシング(ケー
シングハンガ50)用の穴を掘削する以前に406.4
mm(16インチ)のケーシングストリングを累層に通
すことが必要となる。閉鎖ハウジング座420は406
.4mm(16インチ)のケーシングを吊下している。
かくして、閉鎖ハウジング座420はケーシングハンガ
50用の支持肩部および406.4mm(16インチ)
のケーシング422用のケーシング422用のケーシン
グハンガを兼ねることとなる。
閉鎖ハウジング座420は環状の筒状リング424とバ
ックオフリング426とを有している。筒状リング42
4は閉鎖ハウジング座70に関し説明した閉鎖歯76と
ほぼ同様な閉鎖歯428を外面に有している。筒状リン
グ424はまた、バックオフリング426を係止する上
向き傾斜状の円錐座すなわち支持肩部430を有してい
る。筒状リング424はさらに閉鎖ハウジング座420
をウエルヘッドハウジング46内で位置固定するため、
第2C図に示したドッグ92とほぼ同様なドッグ432
を複数個有している。筒状リング424は加えて406
.4mm(16インチ)のケーシングストリング422
の上部パイプ部に螺合するボックス端434を有してい
る。
筒状リング424の上部にはバックオフリング426の
ピン端440を受け入れる控え穴438が形成されてい
る。バックオフリング426は筒状リング424の控え
穴438の内面に形成されたネジ部と部位442で螺合
するネジ部を外面に有している。バックオフリング12
6はケーシングハンガ50の下向肩部132を係止する
上向きの支持肩部450を有している。バックオフリン
グ426の上端外周に形成された環状の溝内にはウエル
ヘッド24の内部穴壁61との間をシールするためのO
リング444、446が装着されている。バックオフリ
ング426のピン端440のネジ部442の上部に形成
された環状の溝内には筒状リング424の控え穴438
の壁面との間をシールするためのOリング452、45
4がまた装着されている。Oリング452とOリング4
54の間にはバックオフリング426をテストするため
のテストボート456が設けられている。
406.4mm(16インチ)のケーシングストリング
422をセメント込めするため、閉鎖ハウジング座42
0には第5C図中に破線で示す流路435が形成されて
いる。流路435は、例えば第3図に示した閉鎖ハウジ
ング座70とウエルヘッド24の溝すなわち間隙86、
87のような閉鎖溝の流通部と、間隙86、87上部の
環状フランジ部85の全周にわたり間隔を置いて配置さ
れた一連の溝部とを有している。環状フランジ部85周
囲の溝部は閉鎖ハウジング座420がウエルヘッド24
を抜けてしまわないよう、間隙86、87よりも狭く形
成されている。バックオフリング426はセメント込め
を終えた後に上側環状部134を封ずるために取り付け
られる。バックオフリング426をテストするには、噴
出防止機構のパイプラムを閉ざして通し具をテストボー
ト456の下部で密封し、その後上側環状部134を加
圧する。もしもウエルヘッドハウジング46とバックオ
フリング426との間もしくはバックオフリング426
と控え穴438との間に漏れがあったとすれば、上側環
状部134の圧力は上昇不能である。またキル管路38
から上側環状部134に流入する油量も増加することと
なる。坑井が完成した段階では圧力はせいぜい1.6K
g/cm2(5,000psi)以下の範囲であるので
、バックオフリング426は高圧シールを構成しうるも
のである必要はない。
閉鎖ハウジング座70とケーシングハンガ50を各1個
有して構成するような或る実施態様においては、閉鎖ハ
ウジング座70とケーシングハンガ50は坑井内に一工
程で下降配置可能であることを理解されたい。ケーシン
グハンガ50は例えばウエルヘッド24の閉鎖歯66と
直接噛合する閉鎖歯を備えて構成される。
また、閉鎖ハウジング座420の筒状リング424を長
手方向に長くしたような実施態様にあっては、シール機
構210および/もしくは押え機構212を閉鎖ハウジ
ング座420および、閉鎖ハウジング座420とウエル
ヘッド24との間に直接配置してウエルヘッド24に対
するシールおよび/もしくは押圧係合を行ないうるよう
構成することができる。このような場合、バックオフリ
ング426はもはや必要とされない。
以上において教示した発明者の観念の範囲内でさまざま
に異なった多くの実施態様を構成でき、かつ法の定める
記載要件に従って記載された上記実施例に多くの変形を
なすことが出来るので、上記説明は単なる例示のための
ものであって限定を意味するものではないと解釈すべき
であることを理解されたい。すなわち、この発明は、説
明のために記載した実施例に限定されるものではなく、
特許請求の範囲の範囲内で変形可能である。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の一実施例を示すもので、第1図は海中ウ
エルヘッドシステムを周辺機構とともに示した概略図、
第2A図、第2B図および第2C図は第1図の要部を示
す断面図、第3図は閉鎖ハウジング座をウエルヘッドの
一部とともに示した一部破断斜視図、第3A図は第3図
に示したキー機構の拡大図、第4図はシール機構の拡大
断面図、第4A図はシール状態にあるシール機構を示す
第4図と同様な拡大断面図、第5A図、第5B図および
第5C図はウエルヘッドに6本のケーシングハンガを押
圧密封状部で取り付けた状態を一連で示す断面図である
。 10…坑井穴       12…海底16…掘削船 
      20…ガイドペース22…コンダクタケー
シング 24…ウエルヘッド    26…噴出防止スタック2
8…マリンライザ    30…穴 54…パイブラム     40…噴出防止機構46…
ウエルヘッドハウシング 50、400、      410…ケーシングハンガ
52…肩部        56…肩部61…内部内壁
      64…係止用ノッチ66、76、428…
閉鎖歯 70、420…閉鎖ハウジング座 72…リング       78…キー機構80、43
0、      450…支持肩部82…グルービング
    84…セグメント85…環状フランジ部   
86、87…間隙92…ドッグ       110…
本体112…下側ネジ部    116…肩部118…
ネジ部      120…環伏溝126…ネジ部  
    128…肩リング150…上側環状部    
164…上側環状部140、380、382…垂直シー
ル面144…ラッチリング 180、404、414…押圧密封機構182…パッキ
ンナット 200…通し具204…ネジ部205…ベア
リング機構210…シール機構    212…押え機
構218…駆動部      220…Z形状部222
…カム部      230…マンドレル236…ドリ
ルストリング 240…スリーブ250…外側スリーブ 264、266、292、294、444、446、4
52、454…Oリング 268…環杖フランジ部  274…環状肩部280…
ドッグ      298…スナップリング318…流
通口330、  332…弾性部材334、336、3
38…環状リンク 342、344、346…連結リング 421…筒状リング    426…バックオフリング
458…テストボート 第1頁の続き 優先権主張@1982年2月19日■米国(US)■3
50374 0発明者アーサー・アールストン アメリカ合衆国93003カリフォ ルニア・ベンチュラ・アゲナス ・ドライブ354 自発手続袖正書(方式) %式% ++/+411児′1塘替2riグCO2ケググ9シJ
3、補jYをするn 1、’[;’h’r’、(?’、lII;)ヌ、ミス・
インターfs/、ゾlム゛イ、ン・j−ガ、°し一デ、
ト(1劃ねアシリカ6fJ1回

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)ウエルヘッド内で複数のパイプハンガを支持しか
    つ坑井内にパイプを吊下するためのハンガ座装置であっ
    て、前記ウエルヘッドに挿入される筒状体と、この筒状
    体に設けられて該筒状体を前記ウエルヘッドに対し着脱
    目在に連結する連結機構と、前記筒状体に設けられて最
    下部のパイプハンガを係合支持する肩機構と、前記パイ
    プを取り付けるため前記筒状体に設けられた取付機構と
    からなるを特徴とするハンガ座装置。 (2)前記肩機構は前記パイプハンガと吊下された前紀
    パイプの荷重と例えば1054.7Kg/cm2(15
    ,000psi)の作動圧に耐えうる支持部を有してい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のハンガ
    座装置。 (3)前記肩機構は前記筒状体の垂直圧縮に関する材料
    降伏値を実質的に越えることなく前記パイプハンガと吊
    下された前記パイプの荷電と坑井の作動圧とに耐えうる
    支持部を有していることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のハンガ座装置。 (4)前記肩機構は約2,721,600Kg(6,0
    00,000ポンド)を越える垂直圧縮力に耐えうる支
    持部を有していることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のハンガ座装置。 (5)前記肩機構は少なくとも33.02(1.3イン
    チ)の水平方向有効厚さを有する環状の支持肩部を備え
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のハ
    ンガ座装置。 (6)前記肩機構は30°以上の傾斜角を有する傾斜状
    の環状肩部を有していることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のハンガ座装置。 (7)前記筒状体を前記ウエルヘッド内で固定するため
    の固定機構を有していることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のハンガ座装置。 (8)通し風を前記筒状体に着脱目在に連結するための
    機構を有していることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のハンガ座装置。 (9)前記連結機構は前記ウエルヘッドおよび前記筒状
    体の各々に形成されたネジ部を有して、前記筒状体の回
    転時にこれらが螺合しうるよう構成されていることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載のハンガ座装置。 (10)前記連結機構は前記筒状体の例えば30°の回
    転により作動するよう構成されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載のハンガ座装置。 (11)前記連結機構が閉制御を有していることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載のハンガ座装置。 (12)前記連結機構は全てにわたる応力を杓等化しう
    る形状を有する歯を備えていることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載ハンガ座装置。 (13)前記取付機構は前記パイプに螺合するネジを有
    していることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    ハンガ座装置。 (14)パイプを吊下するハンガを支持して前記パイプ
    を穴内に吊下するための支持装置であって、ヘッド部材
    と、このヘッド部材内に入れ予的に受け入れられて前記
    ハンガを係止するハンガ支持部材とを有し、該ハンガ支
    持部材をパイプストリングに螺合させてこのパイプスト
    リングを前記穴内に吊下し、かつ前記ヘッド部材の内周
    および前記ハンガ支持部材の外周には円周方向間隔を置
    いて複数のリードなしネジを形成するとともに各側の前
    記ネジを一方の側のネジ間の間隙に対応させて配置して
    、前記ネジが相互に螺合することにより前記ヘッド部材
    と前記ハンガ支持部材とに軸方向の力が加わった際の軸
    方向の離脱を防止しうるよう構成して、前記ハンガ支持
    部材を前記ヘッド部材に係止することにより前記へンガ
    と前記パイプとが支持されるようにしたことを特赦とす
    る支持装置。 (15)坑井内にパイプを吊下するための吊下装置であ
    って、ヘッド部材と、坑井内にパイプストリングを吊下
    するため該パイプストリングに取り付けられかつ前記ヘ
    ッド部材に挿入可能な支持部材と、前記ヘッド部材と前
    記支持部材の各々に設けられて前記支持部材の回転によ
    り前記ヘッド部材と両組支持部材とを着脱自在に連結す
    る歯機構とを有し、この歯機構を間隔を置いて設けられ
    た複数のグルービングにより構成するとともに、前記支
    持部材の前記グルーピング歯が前記支持部材の前記ヘッ
    ド部材への挿入時に咄紀ヘッド部材の前記グルーピング
    歯の間を通りうるよう構成したことを特徴とする吊下装
    置。 (16)前記歯機構の各歯は前記支持部材の一回転以下
    の回転によって相互に完全に噛合しうるよう構成されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第15項記載の吊
    下装置。 (17)前記歯機構の各歯はリード角ゼロで形成されて
    おり、かつ剪断面積を消すためにテーパがつけられてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第15積記載の吊下
    装置。 (18)前記支持部材の各歯と前記ヘッド部材の各歯と
    は相互に干渉的に噛合しないよう形成されていることを
    特徴とする特許請求の範囲第15項記載の吊下装置。 (19)前記歯機構の各歯は坑井肩の集積を防止するた
    め非角形の肩形状を有していることを特徴とする特許請
    求の範囲第15項記載の吊下装置。 (20)前記グルーピング歯は歯セグメントを有して、
    回転による螺合の際に前記支持部材の前記歯セグメント
    の回転による前記ヘッド部材の前記歯セグメントの掃除
    が行なわれるようにしたことを特徴とする特許請求の範
    囲第15項記載の吊下装置。 (21)前記歯機構の各歯は全てにわたる応力を均等化
    しうる形状を有していることを特徴とする特許請求の範
    囲第15項記載の吊下装置。 (22)前記歯機構の各歯は全て等しい長さを有してお
    り、前記ヘッド部材のグルーピング歯の数は前記支持部
    材の前記グルーピング歯の数に等しく設定されており、
    かつ前記ヘッド部材および前記支持部材の前記グルーピ
    ング歯の数は偶数に設定されて、噛合の際には応力およ
    び負荷が前記各歯間に均等に分配されるよう構成したこ
    とを待鹸とする特許請求の範囲第15項記載の吊下装置
    。 (23)前記ヘッド部材および前記支持部材は各々6個
    のグルーピング歯と6ケ所の間隙とを有していることを
    特徴とする特許請求の範囲第15項記載の吊下装置。 (24)前記グルーピング歯は各々6列の歯を有してい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第15項記載の吊下
    装置。 (25)前記支持部材の一つの歯の軸方向の幅は、その
    他の歯の軸方向の輻よりも広く形成されて前記支持部材
    と前記ヘッド部材との早期の螺合が防止されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第15項記載の吊下装置。 (26)前記ヘッド部材と前記支持部材の各々には円筒
    状の非ネジ部が形成されていることを特徴とする特許請
    求の範囲第15項記載の吊下装置。 (27)前記ヘッド部材のグルーピング歯と前記支持部
    材のグルービング歯とはほぼ円周方向同一範囲に形成さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第15項記載
    の吊下装置。 (28)前記ヘッド部材と前記支持部材との相対回転を
    防止するための回転防止機構が設けられていることを特
    徴とする特許請求の範囲第15項記載の吊下装置。 (29)前記回転防止機構は前記ヘッド部材もしくは前
    記支持部材のいずれか一方に般けられて他方の前記部材
    に係合するストッパ部材を有していることを特徴とする
    特許請求の範囲第28項記載の吊下装置。 (30)前記回転防止機構は前記支持部材の一回転以下
    の回転により機能しうるよう構成されていることを特徴
    とする特許請求の範囲第28項記載の吊下装置。 (31)前記回転防止機構は前記ヘッド部材もしくは前
    記支持部材のいずれか一方に設けられて他方の部材の空
    所内に位置する可動部材を有していることを特徴とする
    特許請求の範囲第28項記載の吊下装置。 (32)前記支持部材を前記ヘッド部材に対し相対回転
    させることなく前記ヘッド部材に対し軸方向に移動させ
    ると前記可動部材が移動して、前記ヘッド部材と前記支
    持部材とを相対的に軸方向へ移動させることなく相対的
    に回転させることによって前記ヘッド部材と前記支持部
    材との相互の離脱を行ないうるよう構成したことを特徴
    とする特許請求の範囲第5項記載の吊下装置。 (33)前記支持部材が前記可動部材を離脱位置に移動
    させうる機構を有していることを特徴とする特許請求の
    範囲第31項記載の吊下装置。 (34)前記支持部材の前記グルーピング歯が前記ヘッ
    ド部材のグルーピング歯の間を通過することにより、前
    記歯機構が前記支持部材の回転によって噛合するかどう
    かを感知しうることを特徴とする特許請求の範囲の範囲
    第15項記載の吊下装置。 (35)交互にフラストコニカル(frustocon
    ical)傾斜状をなして連続配置された複数のフラス
    トコニカル形状の金属製リングと、前記支持部材に設け
    られた環状の肩部と、前記支持部材に対し往復動可能に
    取り付けられた作動部材とを有して前記肩部と前記作動
    部材にはレール係合時に前記金属製リング列の端部の前
    記金属製リングに対する係合面を相対して設け、かつ前
    記金属製リング、前記胸部および前記作動部材の外径を
    前記ヘッド部材の穴の径よりも小径に設定し、さらに前
    記作動部材に軸方向の力を加えることにより前記作動部
    材が前記金属製リング列に係合して前記金属製リングの
    内外端を前記支持部材および前記ヘッド部材に対するメ
    タル対メタルシール係合させうる駆動機構とを有するシ
    ール機構を前記ヘッド部材と前記支持部材との間に備え
    たことを特徴とする特許請求の範囲第15項記載の吊下
    装置。 (36)前記金属製リングはその内端および外端間の半
    径方向の幅を十分に有して、前記支持部材および前記ヘ
    ッド部材にメタル対メタルシール係合を行なって小さな
    円錐角に変形可能に構成されていることを特徴とする特
    許請求の範囲第35項記載の吊下装置。 (37)前記シール機構の前記金属製リングは前記肩部
    と前記作動部材との間において降伏点を端えて圧縮され
    ることを特徴とする特許請求の範囲第35項記載の吊下
    装置。 (38)前記金属製リングと前記肩部と前記作動部材と
    の開に線環状リンクが設けられて前記肩部と前記作動部
    材との間に確動リンクを形成していることを特徴とする
    特許請求の範囲第35項記載の吊下装置。 (39)隣り合う前記金属製リングの間には弾性シ一ル
    材を収容する環状の溝が形成されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第38項記載の吊下装置。 (40)隣り合う前記金属製リングの間にはスベーサ機
    構が設けられていることを特徴とする特許請求の範囲第
    35項記載の吊下装置。 (41)前記作動部材に係合して該作動部材に回転トル
    クを伝達するトルク伝達機構を有し、前記作動部材は前
    記支持部材に螺合してトルクは前記作動部材に一方向で
    伝達され、前記作動部材は前記支持部材に沿って十分な
    距離下降することにより前記シール機構にエネルギを与
    えてシール係合させ、かつ前記シール機構に油圧を加え
    ると油圧機構を有して前記レール機構の前記金属製リン
    グを前記ヘッド部材と前記支持部材とにメタル対メタル
    シールを係合させ、さらに前記作動部材は前記シール機
    構の前記支持部材に沿う下降動に追従して移動すること
    により前記油圧の解除時における前記シール機構の弛緩
    を防止しうるよう構成したことを特徴とする特許請求の
    範囲第35項記載の吊下装置。 (23)坑井内にパイプを吊下しかつ坑井内でパイプを
    吊下する複数のパイプハンガを支持するための吊下支持
    装置であって、ヘッド部材と、最下端に位置する前記パ
    イプハンガを係止する第1支持部を有してパイプストリ
    ングの上側管状部に取り付けられる支持部材と、前記ヘ
    ッド部材および前記支持部材の各々に設けられてこれら
    の部材を着脱自在に連結しかつ前記支持部材を前記ヘッ
    ド部材により支持させるための第2支持部を有する歯機
    構とを備え、前記第1支持部および前記第2支持部を十
    分な面積に設定することにより、前記パイプハンガとそ
    の吊下パイプの荷重および前記坑井の作動圧が前記支持
    部材および前記ヘッド部材の垂直圧軸に関す石材料降伏
    値を実質的に越えないよう構成したことを特徴とする吊
    下支持装置。 (43)前記最下端に位置する前記パイプハンガにより
    吊下された前記パイプ用の穴を掘削するための例えば4
    44.5mm(171/2インチ)の標準ドリルビット
    を受け入れる例えば446.1mm(179/16イン
    チ)の穴を前記ヘッド部材が有していることを特徴とす
    る特許請求の範囲第42項記載の吊下支持装置。 (44)前記ヘッド部材および前記支持部材は5861
    Kg/cm2(85,000psi)の最小降伏値を有
    する材料で形成されていることを特徴とする特許請求の
    範囲第42項記載の吊下支持装置。 (45)前記第1支持部および前記第2支持部は、27
    21600Kg(6,000,000ボンド)を越える
    荷重を支持可能となっていることを特徴とする特許請求
    の範囲第42項記戦の吊下支持装置。 (46)前記第1支持部は30°以上の傾斜角をなして
    前記支持部材に設けられた傾斜状の環状肩部を有してい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第42項記載の吊下
    支持装置。 (47)前記歯機構は前記ヘッド部材および前記支持部
    材の各々に設けられた複数のセグメント溝を有しており
    、前記支持部材の前記セグメント溝は前記ヘッド部材の
    前記セグメント溝の間を通過しうるよう構成されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第42項記載の吊下支
    持装置。 (48)坑井内にパイプを吊下しかつ坑井内にその他の
    パイプを吊下するパイプハンガを支持するための吊下支
    持装置であって、ウエルヘッド部材と、このウエルヘッ
    ド部材に入れ子的に受け入れられかつ前記坑井内に前記
    パイプを吊下するパイプストリングの上側管状部に螺合
    するハンガ支持部材と、前記ウエルヘッド部材の内周お
    よび前記ハンガ支持部材の外周に円周万両間隔を置いて
    形成された複数のリードなしネジ部とを備え、このネジ
    部は前記ハンガ支持部材の360°以下の回転により螺
    合可能に形成されており、前記ハンガ支持部材は上向き
    の円筒部を有しておりかつ円筒部と環状の肩部フランジ
    とを上下に備えたパッキンリングを設けて前記肩部フラ
    ンジには前記円錐座に係合する下向面を形成するととも
    に前記円筒部には前記ハンガ支持部材の内周に設けられ
    たネジ部に螺合するネジ部を外周に形成し、さらに前記
    ハンガ支持部材と前記パッキンリングとの間をシールす
    るシール機構と、前記肩部フランジと前記ウエルヘッド
    部材とをシールする別個のシール機構を設けるとともに
    前記パッキンリングには前記パイプハンガに係合する支
    持面を上部に形成したことを特徴とする吊下支持装置。 (49)前記シール機構と前記別個のシール機構のテス
    トを行なうためのテスト機構を有していることを特徴と
    する特許請求の範囲第48項記載の吊下支持装置。 (50)前記シール機構は前記パッキンリングの前記円
    筒部に設けられた上下のOリングを有しており、前記テ
    スト機構は前記上下のOリング間にわたるテストボート
    を有していることを特徴とする特許請求の範囲第46項
    記載の吊下支持装置。 (51)前記歯機構を通って長手方向に延出する流路を
    有していることを特徴とする特許請求の範囲第48項記
    載の吊下支持装置。 (52)海面下の坑井を仕上げるための坑井仕上方法で
    あって、コンダクタケーシングをウエルヘッドと噴出防
    止スタックとドリル機構に向けて上方に延出するライザ
    とを海底に近接して取り付ける工程と、前記ウエルヘッ
    ドおよび前記コンダクタケーシングにドリルストリング
    とドリルビットを通す工程と、前記ウエルヘッドと前記
    コンダクタ!ケーシング内にケーシングを吊下するため
    の穴を形成する工程と、ケーシングストリングを取り付
    けたハンガ座を該ハンガ座が前記ウエルヘッドに載るま
    で坑井内を下降させる工程と、前記ハンガ座を360°
    以下で回転させることにより該ハンガ座をウエルヘッド
    内に連結する工程と、前記ハンガ座を前記ウエルヘッド
    内にフッチ係合させる工程と、別のケーシングを前記ウ
    エルヘッド内に吊下するための穴を形成する工程と、ケ
    ーシングストリングをとる付けたケーシングハンガを前
    記ライザを介して前記ウエルヘッドに通す工程と、前記
    ケーシングハンガを前記ハンガ座に取夛付ける工程とか
    らなるを特徴とする坑井仕上方法。
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