JPS58155944A - 金属箔と合成樹脂の積層体 - Google Patents

金属箔と合成樹脂の積層体

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JPS58155944A
JPS58155944A JP3972482A JP3972482A JPS58155944A JP S58155944 A JPS58155944 A JP S58155944A JP 3972482 A JP3972482 A JP 3972482A JP 3972482 A JP3972482 A JP 3972482A JP S58155944 A JPS58155944 A JP S58155944A
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JP
Japan
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synthetic resin
laminate
metal foil
foil
molding
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Pending
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JP3972482A
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English (en)
Inventor
睦 安倍
浩 川合
浅野 和彦
本田 準
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、金属箔と合成樹脂の積層体に関する。
従来、例えば食品、医薬品容器としては、100〜18
0μ程度のアルミ箔または薄板を張り出しあるいは絞り
成形したアルミ箔容器や、ポリスチレンまたはポリプロ
ピレン等の合成樹脂を真空圧空成形あるいは射出成形し
た合成樹脂製容器が開発されている。また、水蒸気や空
気等に対するバリヤー性を重視したアルミ箔積層シート
を筒状に丸めて成形した容器も開発されている。
ところで、上記アルミ箔製容器は、合成樹脂製容器に比
べて容器形状が任意に選定できず、また材料コストも高
いという問題があ”る。なお、アルミ箔は材料コストを
低減するために厚みを薄くすることが考えられるが、ア
ルミ箔の特性として薄くなるに従ってシワの発生、箔の
破壊が起こり、成形加工が難しくなる性質がある。
上記合成樹脂製容器は、コスト的には妥当であるが、水
分、油脂、水蒸気、空気等の透過を防止するバリヤー性
が低いという欠点があり、食品、医薬品等の長期間保存
用容器としては不適である。
また、アルミ箔と紙または合成樹脂とを貼り合わせたア
ルミ箔積層シートを筒状に丸めて成形した容器は、接合
部分が多くバリヤー性が低い欠点がある。
さらに、合成樹脂積層シートを温間で成形する方法が提
案されているが(特公昭54−82822号)、接着剤
が軟化するほとの高温で成形するために、絞り性が欠け
、浅絞り容器しか成形できないという欠点があった。
以上、取りまとめると、食品、医薬品容器に要求される
特性として、■軽量であること、■成形加工性(張出し
、絞り、絞り7ゴキ、伸び、フランジ等)に優れること
、■空気、水蒸気等に対するバリヤー性があること、■
印刷性に優れること、■内容物と反応せず、無臭のもの
、■低コスト等である。
本発明は、上記従来の諸問題点に鑑みてなされたもので
、基本的には、成形性と高バリヤー性に優れた金属箔と
合成樹脂の積層体を新規に提供するものである。具体的
には、成形性に優れた金属箔と合成樹脂の積層シートと
、金属箔と合成樹脂の積層シートを利用した高バリヤー
性の包装容器とその製造方法とを提供するものである。
本発明に係る金属箔と合成樹脂の積層体は、15〜20
0μの金属箔を芯材として、両性層に5〜1000μの
合成樹脂を貼合わせて成ることを特徴とするもので、具
体的には上記金属箔と合成樹脂をシート状に貼合するの
である。
金属箔は、アルミニウムまたはアルミニウム合金箔が好
ましく、合成樹脂は、ポリプロピレンまたはポリスチレ
ンが好ましい。
また、上記合成樹脂が、接着#または熱圧着層によりl
kj’/15so+幅以上の接着強度(15m!II幅
の短冊状積層シートで合成樹脂とアルミ箔を引き裂くと
きに要する強さ)で貼合わすのが好ましい。
上記構成のアルミ箔とポリプロピレン等の積層体であれ
ば、■成形時のダイス、シワ押え等との潤滑性が増大し
、成形限界が向上する、■アルミ箔のネッキング(くび
れ)現象を起こし難くし、成形性が向上する、■包装容
器として成形した場合、剛性が増大する、■素材あるい
は製品の取扱い時の傷がつき難く、スタッキング時の擦
傷もつき難い、■印刷性に優れ■包装容器として成形し
た場合、内・外面コートを行なう必要がない等の利点が
ある。
例えば、アルミ箔製容器に関しては、上述の如くその厚
さが薄くなるほど成形し難く、シワが発生し易くなるが
、ポリプロピレン等の合成樹脂を貼合わせることにより
、プレス成形時の絞り限界が著しく向上し、シワのない
製品が成形でき、同時にその剛性はアルミ箔製容器に比
べてはるかに強いものが得られた。
このような積層体の成形限界向上の原理は次の理由によ
る。
■上記の潤滑効果の増大もさることながら、■アルミ箔
または薄板が一軸または二軸方向に引張られる場合、板
厚方向に縮もうとするが、アルミ表面に変形抵抗の高い
合成樹脂層があれば、その拘束によりアルミ箔内部の転
位の上り糸が異なり、他の上り糸が働いてアルミ箔は一
様に薄くなる。
すなわち、積層体にすることで応力−歪曲線における一
様の伸び領域を増やすとともに、クビレ発生後も破断ま
での伸びを増やす効果がある。
これらは、アルミ箔と合成樹脂が高い接着力で貼合わさ
れていることが前提条件であり、より苛酷な成形条件に
なるほど高い接着力が要求される。
上記アルミ箔は、15〜200μの厚さが好まを表2に
示す。
PP:ポリプロピレン PS:ポリスチレン 引張強さ:15m111幅 短冊試験片の最高荷重絞り
:33φポンチで20Iol高さの容器成形○成功、×
成形できず 表2の如く、接着方法によって成形性能が異なり、接着
強度としては少なくとも1kIP/15m幅が必要であ
ることがわかる。
つぎに、上述した金属箔と合成樹脂の積層体のシート状
成型品を、包装容器状に成型した場合の包装容器及びそ
の製造方法の具体例を説明する。
包装容器として高バリヤー性を付与するために、ピンホ
ール等の欠陥のない15〜200μのアルミニウムまた
はアルミニウム合金箔を芯材として、両外層に10〜1
000μの合成樹脂を貼合わせた積層シートを常温また
は2000以下の温間でプレス成形して包装容器を製作
する。
この場合、両外層の合成樹脂の厚さは必ずしも同一であ
る必要はなく、また、合成樹脂の種類も同一である必要
はない。
上記接着剤は、プレス成形時および殺菌処理等の加熱処
理に耐える必要があり、接着強度として少なくともIk
f/15■幅が必要である。なお、接合方法は、ドライ
ラミネートあるいは接着剤を用いた熱圧着方法を用いて
もよい。
成形温度は、プレス成形する以上不必要に高温で成形す
る必要はなく、むしろ接着剤の軟化が起こらない温度範
囲で成形する必要がある。
すなわち、接着剤の軟化が起これば、成形時にアルミ箔
の保護効果はなくなり、アルミ箔単体の成形と同程度の
成形性しか望めず、深絞り成形容器は加工できなくなる
一方、合成樹脂の種類によっては成形温度が低すぎると
樹脂の白化が起こりやすくなる。
これらのことから、成形温度は樹脂の白化温度と接着剤
の軟化温度の間が最も望ましく、合成樹脂と接着剤の種
類によって決定される。
例えば、ポリステレ/ラミネート箔は常温では白化し成
形加工がし難く、100C前後が推奨され、またポリプ
ロピレンラミネート箔はむしろ常温での加工性が優れ、
白化も殆んどみられない。
上記包装容器の成形加工においては、成形加工時に潤滑
剤が不要で、従って成形品の潤滑剤を洗浄する工程も不
要となり、製造コストの低減に著しく寄与するものであ
る。
つまり、成形用ダイス、ポンチ等を合成樹脂または複合
材(FRP等)を用いることにより、積層シート表面の
合成樹脂とそれらの型の間に充分な潤滑性が得られ、特
に潤滑剤を必要としないのである。
また、接着強度を高くすることで絞りシゴキ加工が可能
になった。つ捷り、絞り加工後、/ゴキ加工を加えるこ
とでさらに深い容器が製造できるのである。
上記アルミ箔は、15〜200μの厚さが好ましいのは
上述と同じ理由であり、また、アルミ箔に限定する必要
はなくスズ箔、銅箔、鉄箔を用いることもできる。
上記合成樹脂は、10〜1000μの厚さが好ましく、
10μ未満では成形時のアルミ箔保護効果がなく成形性
も悪く、容器の補強効果がない。
1000μ以上になると逆にプレス成形が難しく形状回
復(バックリング)が起こり易くなる。
さらに、接着強度は、lkp/15a幅以上が好ましい
のは上述と同じ理由であり、望ましくは、7〜8k)/
15■幅である。
一方、成形温度は、200C以上では接着剤の軟化が起
こり、成形時のアルミ箔保護効果がなく成形性も悪くな
る。常温未満では合成樹脂の白化が起こりやすくなる。
また、成形方法は、真空圧空成形等をするには成形温度
を2ooc以上とする必要があり、深絞りが難かしく、
深底容器を成形するには若干のシワ押えを施こしたプレ
ス成形法が望ましい。
〔実施例夏〕
アルミ箔(50μ、70μ、100μ)にポリプロピレ
ン(200μ、400μ)またはポリスチレン(200
μ)を両外層に熱圧着した積層体を、常温および150
t:’で口径33φ深さ20Mの容器を成形した場合の
結果を表8に示す。接着強度は約7kF/15m+幅で
あった。
コμ PP:ポリプロピレン PS:ポリスチレン ○成功、X成形できず、Δシワ有 表3の如く、アルミ箔の両外層に合成樹脂を熱圧着する
ことで、成形性が著しく向上していることがわかる。
上記包装容器の7ラン7部を同一積層体からなる蓋材で
、常法のようなヒートシールを行ない、それを120C
15分間レトルトしたが、合成樹脂の剥離、ふくれはみ
られなかった。
また、同上の積層体を使用して透過度(JIS・Z・0
208)および酸素透過度(ATSMD−1484)の
測定を行なったが、いずれも零であった。
以上のように、本発明は、金属箔と合成樹脂の積層体で
あるから、成形性と高バリヤー性に優れた従来にない新
素材を提供できるのである。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)15〜200μの金属箔を′芯材として、両性層
    に5〜1000μの合成樹脂を貼合わせて成ることを特
    徴とする金属箔と合成樹脂の積層体。
  2. (2)上記金属箔と合成樹脂をシート状に成型して成る
    ことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の金属
    箔と合成樹脂の積層体。
  3. (3)上記金属箔が、アルミニウムまたはアルミニウム
    合金箔で成ることを特徴とする特許請求の範囲第(2)
    項記載の金属箔と合成樹脂の積層体。
  4. (4)上記合成樹脂が、接着層または熱圧着層によりl
    kj’/15m+幅以上の接着°強度で貼合わされてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第(2)項または第
    (3)項記載の金属箔と合成樹脂の積層体。
  5. (5)上記金属箔と合成樹脂のシート状成型品を、包装
    容器状に成型して成ることを特徴とする特許請求の範囲
    第(2)項、第((1項または第(4)項記載の金属箔
    と合成樹脂の積層体。
  6. (6)上記20〜1000μの合成樹脂を、少なくとも
    上記金属箔の厚さより厚(貼合わせて成ることを特徴と
    する特許請求の範囲第(5)項記載の金属箔と合成樹脂
    の積層体。
  7. (7)上記合成樹脂が、1〜80μの接着層または熱圧
    着層に↓す、lky/15■幅以上の接着強度で貼合わ
    され、かつ金属または合成樹脂製の型によって200t
    :’以下の温度で包装容器状にプレス成型されることを
    特徴とする特許請求の範囲第(5)項または第(6)項
    記載の金属箔と合成樹脂の積層体。
JP3972482A 1982-03-12 1982-03-12 金属箔と合成樹脂の積層体 Pending JPS58155944A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54135082A (en) * 1978-04-11 1979-10-19 Yoshizaki Kozo Light enclosed container and making method thereof

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54135082A (en) * 1978-04-11 1979-10-19 Yoshizaki Kozo Light enclosed container and making method thereof

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