JPS58155852A - レ−ザ治療装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は医療用レーデ装置を用いたレーデ治療におい
て、正常部と患部の反射量の差を測定して患部に照射す
るレーデ光の量を自動的に設定する機能を有するレーデ
治療４ｉｔｌｉｉに関するものである。

〔発明の技術的背景と問題点〕

現在レーデ光な利用した各種の装置が擾案されており、
例えば形成外科領域で用いられるものとして１１１図に
示すようなアゾ、シミ、ソバカス等の母斑除去のための
レーデ治療装置がある。

即ち、第１ｓにおいて１は１ｉｉｌｉ１電滲、２はこの
貨置電ｌ＃１１よりケーブル１ムを介してヱネルギが供
給されて動作してレーデ光を発振するレーデ発振線であ
る。このレーデ＠振ａＸの出力熾にはコネクタ１を介し
て可撓性で導光作用のある光ファイバを内蔵した光導光
部材４が接続され、また、この光導光部材４の出力端側
にはコネクタ５を介して光放出部を有するアプリゲータ
６が接続されている。

このような構成の装置はレーデ発振−２で発振されたレ
ーデ光を導光部材４を介してアプリケータ６に導き、こ
のアプリケータ６の先端より出射させると共に治療に当
ってはａｉｍがアプリケータ６を手で持ち、アプリケー
タ６より出射されるレーデ光を生体患部組−に照射させ
ることにより、母斑などの患ｇ組繊をレーデ光エネルギ
によって瞬間的に焼灼するようにする。

この時、問題となるのは患部ｉｔｉ織における照射する
レーデ光の波長の反射率とレーデ光の照射量であり、こ
れらが治療効果に大きな影響を持つことである３゜ 即ち、レーデ治療のうち、患部組繊細胞の光吸収特性を
利用し、熱破壊を行うものでは正常細胞とのレーず光吸
収量の差が問題となる。

＠２図はシミ、ソバカスなどの色素母斑の・場合の患部
１ｍ１醸を示す断面構造図である。図において、２１は
正常皮膚組織、２１は患部母斑、２Ｊは表皮、２４は真
皮、ｘｉは有色細胞あるいは何色物質である。

患部母斑２２が正常皮膚と色が異なるのは真皮層内にメ
ラニンによる有色細胞が多数存在する。ためであり、−
在するからであって、このメラニンの果粒な染料に置き
換えたものがいわゆる入−である。

従って、母斑治療を対暇としたレーデ装置では入−を消
すことも可能である。作用機序の面では同一であると云
える。

ところで、＠２図からもわかるように患部毎＠ＸＸのす
べてが異常であるわけではない。

即ち、母斑とは正常組織中に有色細胞が混在する状態で
あり、その混在する割合いにより黒や茶色など、色あい
に差を生ずるものである。

従って、治療は有色細胞に対してのみ行うことができれ
ば良いわけである。

今、嘱２図の患部母斑２２にレーデ光を瞬間的に照射し
た場合、真皮層２４内のメラニンに対してはエネルギ吸
収量を多くできるような波長のレーデ光を用い、エネル
ギ密度を適宜な値に保つことによって有色細胞を選択的
に破壊でき、このことをうまく利用したのがレーデ治療
である。

従ってか−る条件を整えることが１襞な一件となるが、
そのためには照射レーザ光に対する患ｇ組織内の正常細
胞の反射率や有色細胞の反射率を知り、有色細胞の割合
いに対応した照射量分、レーデ光を照射する必要がある
。

ところで、一般に患部母斑２１に隣接する正常皮膚組織
１１は患部母’ｍｘｘ内の正常細胞とほとんど同じ反射
率を示すことから、母ｉｉ＊圃の正常部位の反射率を知
ることにより患部ｔｔ２２内の正常細胞を知ることがで
き、該正常部位の反射率をもって患部母斑１１内の正常
細胞の反射率とすることができる。

しかも、患部母斑２１の反射率は患部母斑内の正常細胞
と有色Ｓ廁の各々の反射率を合成したものとなるから、
患部母斑［１′一対する反射率と正常皮膚組織２１に対
する反射率との羞には有色細胞に対する反射率を表わす
要素が含まれていること鑑＝なり、正常部位と患部の反
射率を考慮すれば患部の治療を最も効果的にレーデ治療
する照射量を知る手掛りとなる。

しかし、メラニン等を含む有色細胞に対してエネルギ吸
収の大となるような波長のレーデ光は特定されるのでそ
れを選択することは容易・でも患部毎に正常部位とのレ
ーデ光反射亭の関係を−べるのは大変である。

〔発明の目的〕

本発明はｔ紀事情に鑑みて成されたもので、有色細胞或
いは有色物質のみを選択的に破壊するレーデ治療装置に
おいて、治療上−一と測定モードを設け、測定モードに
おいてはアプリケータを正常部位と患部へ当てることに
よって反射率を測定できるようにし、またその測定によ
り得られたデータより反射率差を求め、この求めた反射
率差をもとに自動的に蛾適照射時間を与え、治療そ一ド
時にはこの時間分、レーデ光を照射するようにして最適
な治療を簡単に実施できるようにしたレーデ治療装置を
提供することを目的とする。

〔発明の概要〕

即ち、本発明は１記目的を達成するためにレーデ発振装
置と、このレーデ発振装置の出力レーデ光を被照射体に
導くと共に被照射体からの反射光を導入する導光部材と
、測定モード時、この導光部材により導入された反射光
を測定する測定器と、この測定器により初めの測定にて
得た出力を記憶すると共に次の測定にて４だ出力を用い
て演算し反射率差を求める装置と、この求めた反射率差
に対応し、予め設定された定格出力レーデ光の照射時間
を指示する装置と、測定指示を受けると所定の時間、前
記レーず発振装置に歇−なレーデ光の発−を行わせる制
御出力を発生し、また治療指示を与えると前記指示され
た定格出力レーデ光の照射時間の間、シープ装置に定格
出力のレーデ光発振を行わせ・るコントローラとより構
成し、測定モードにおいて患部＠Ｈの正常皮膚のレーデ
光反射率と患−のレーデ光反射率を測定してその反射率
差を求め、この反射率差に対応して定格レーデ光による
患部治療を行う場合に液適な治療効果の得られる照射時
間を碍て治療モードではこの照射時間の間、定格出カレ
ーず光を発生させるよ４二し、＃ｊ定と１＆通治療を容
易に実施できるよう１；する。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例について第３図、第４図を参照
しながら説明する。

第３因は本装置の構成を示すブロック図であり、図中Ｊ
１は電−を内蔵したレーデ発振用のシープ装置、Ｊ２は
このレーｆ％ｌｌ　３１のレーデ光発振制御や出力レー
デ光のエネルギ制−を行うコントローラである。

３３はコントローラ３２（二対しレーデ光の発振を指令
するスタートｍｌ、１４はコントローラ１２に対し測定
を指示する測定ｍｌ、Ｊｊはレーデ光の照射時間を手動
設定するための外部設定器、１−は前記レーデ減−３１
より出射されるレーデ光を被照射部等Ｃ：導くと共に被
照射部からの反射光を導入する光ファイバ等によるライ
トガイド、７ｒはこのライトガイドＪσにより導入され
たｌＩ！照射部からの反射光を受け、その反射量を測定
する反射量測定器、Ｓａは計算回路であり、鰻初に入力
される反射量測定器１ｒからの測定出力を記憶し、次に
反射量測定１１１から入力される測定出力を減算してこ
の二つの測定出力の差を求める。Ｊｊは照射量設定器で
あり、照射量設定器Ｓ＃はこの差に応じ予め臨床的に求
めである患部治療に最適なレーデ光照射時間データを有
し、前記計算回路１１の出力する差の値に対応した照射
崎間値をコントローラＳ２に与える。

また、前記コントローラ１２は測定船１４が押されて測
定の指示を受けたときは被照射部には影響を与えない程
度に弱いエネルギレベルのレーデ光を一定時間、発振さ
せるべくシープ装置Ｊ１に制御出力を与え、また、スタ
ート釦ＪＪが操作されたときは定格出力のレーデ光４Ｉ
−前記照射量設定器Ｊ９或いは外部設定器３５で与えら
れる時間、発振させるよう制御する機能を有する。

＠４閃はライトガイドＩＣの詳細な構成を示す図である
。ライトガイド３６は光ファイバ等の可撓性導光材１６
ｍ、３６ｂを用い、この導光材３６ｍ、Ｊｉｂのうち一
方は一端側をシープ装置１１の出射端に接続してレーデ
光を導くようにしである。

また、他方は一端側を前記反射量測定１ＩＪＦに接続し
、また、導光材３６ｍ、Ｂｉｂの他端側は束ねて前述の
アプリケータ６に接続しである。

従って、レーデ装置Ｊ１の出射レーデ光は一方の導光材
Ｂａａを介してアプリケータＣに送らル、このアプリケ
ーターより外部に出射される。

また、他方の導光材Ｂａｈはアプリケータ６に入射する
光を反射量測定器３ｒに入力するためのもので、アプリ
ケータ６を被照射部人に近づけるとこのアプリケータＣ
の出力レーデ光の一部が被照射部ムの表面より反射され
、その反射光がアプリケータσを介して導光材３＃−に
入り、この入った光が導光材Ｊｏｂを介して反射ｉ３Ｎ
４定！Ｊｙに与えられる。

次にに、配構成の本装置の動作について説明する。本装
置は平常細胞と有色細胞の反射率の差に対応してその差
に応じた時間だけ定格出力のレーデ光な照射させるもの
であり、測定モード時に前記反射率の差を測定できるよ
うこすべく測定順１４を押すと歓弱なエネルギのレーデ
光が発振されるようになっているので、オペレータはま
ず、患部に隣接する正常皮膚にアブ９ケータＣを当て、
測定順Ｓ４を押す。すると、測定順１４の指示によりコ
ントローラＪ１は黴−なエネルギレベルのレーデ光を所
定の時間だけ発振させるべく制碕出力をレーデ装［ＪＪ
に与える。これにより、レーデーーＪｌは歇日なレーデ
光を前記所定時間発生する。

このレーデ光はライトガイド１ｍの導光材１ｅａｆ介し
てアプリケータσに導かれ、このアプリケーターより被
照射体である正常皮膚に照射される。そして、レーデ光
は正常皮膚表面で反射され、アプリケータ６に戻り、ア
プリケータσ内の図示しない光学系によってライトガイ
ド３６の導光材Ｊｉｂに導かれ、この導光材ｊｉｂ　ｔ
／通って反射量測定ａＪ１に入射される。

反射′１１一定器Ｊ１はこの入射光の光重から正常皮膚
における反射量を測定し、七〇渕定値を計算回路１１に
与える。

これにより計算回路Ｊ１はこの−ｊ定値を記憶する。

所定時間が経過するとレーデ光発振は柄滅するので、レ
ーデ光が出射されなくなった時点でオ（レータは今度は
アプリケータＣを患部に当てる。そして、再び測定ｍ１
４を押す。するとコントローラ１１を介してレーデ装置
１１が＃ｊ定モードで駆動制御されるので、レーデ装置
３１より舛び所定時間、微弱なレーデ光が発振され、ラ
イトガイド１６、アプリケータσを介して患部に照射さ
れる。

そして、照射されたレーデ光の患部からの反射光は反射
量測定器３１に導かれてその光量から患部における反射
量が測定され、その一定値は計算回路Ｊ＃に入力される
。

すると計算回路１１は正常皮膚の反射量の測定値から患
部の反射量の測定値を減算し、その減算結果を照射量設
定器Ｊ９に与える。照射置設定器１＃はこの減算結果を
受けると減算結果の値に対応したレーデ光照射時間をコ
ントローラ１２に与える。

即ち、本Ｗｔｍにおいては治療時には装−１１１ＰｉＩ
置Ｓ１を定格出力で駆動させ、患部に照射するため、正
常皮膚と患部との反射率差に対応した最も治療効果の良
い照射時間を臨宋的に予め設定してその反射率差に対応
した照射時間をコントローラ３２に指示する。

次にオペレータは患部の様子を晃てレーデ・党を照射し
ても安全であることを確認した後、アプリケータ６を患
部に肉け、スタ゛−ト釦ＩＪを押す。

これによりコン）０−ラ１１は照射置設定器３９の指示
時間分、定格出力のレーデ光を照射するようレーｆ＠＠
　１１　ｆ制御する。従って、レーデ％＠１１は定格出
力のレーデ光を前記指示時間分、発振し、このレーデ光
はライトガイドＪ−を介してアプリケータ６より患部に
照射される。

これにより、患部は反射率差に対応した時間分、定格出
力のレーデ光が照射され、治療が成される。定格出力の
レーデ光が照射されている間は反射１欄定器３１を保護
する目的で例えば反射Ｉ測定器Ｊ１の光入射側部分にレ
ヤッタ等を設けてこれな閉じるようにし、レーデ光によ
り破壊されないような構造としておくことはもちろんで
ある。

〔発明の効果〕

以上樺達したように本発明はレーデ発振装置と、このレ
ーデｉ［の出力レーデ光を被照射体に導くと共に被照射
体からの反射光を導入する導光部材と、測定モード時、
この導光部材により導入された反射光を測定する測定器
と、この測定器により初めの測定にて得た出力を記憶す
ると共に久の測定にて得た出力な用いて演算し反射率差
を求める装置と、この求めた反射率差に対応し予め設定
された定格出力レーデ光の照射時間を指示する装置と、
測定指示を受けると所定の時間、前記レーデ発振Ｎｉｌ
に歇弱なレーデ光の発振を行わせる開園出力を発生し、
また治療指示を与えると前記指示された定格出力レーデ
光の照射時間の間、レーデ独置Ｓ；定格出力のレーデ光
発振を行わせるコントローラとより構成し、測定指示を
与え且つ導光部材を被照射体の患部問題の正常部及び患
部に向けることＣ；より歓弱なレーデ光を照射して患部
ｌＩＩ囲の正常皮膚のレーデ光反射率と患部のレーデ光
反射率を測定してその反射率差を演算し、この反射率差
に対応して定格出力レーデ光による患部治、療を行うに
峡適な治療効果の得られる照射時間を得てコントローラ
に与え、治療指示を与えればこの照射時間の間、レーザ
装置より定格出力のレーデ光が発振されるようにしたの
で、測定は測定指示と被照射体に対する導光部材の位１
１１ｉ設定のみで実施でき、しかもこれにより定格出力
レーデ光による患部の状況に対応した兼適な治療ｔＳる
に必要な照射時間がセットされ、治療指示を与えればこ
の照射時間の間、定格出力のレーデ光を照射させること
ができ、Ｉｌｋ通治療のための測定と、治療が極めて容
易に行える他、照射時間は幅床データに基き、患部の状
態に対応した媛迩治療効果の得られる照射量となるよう
な照射時間に自動設定されるので正常組織に対して被害
を与えたり、何度も患部治療を繰り返えさなければなら
ないような不都合の生じないレーデ治療独置を提供する
ことができる。

−１本発明はｔ記し且つ図面に示す実施例に限定するこ
となくその要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施
し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図はレーデ治療ｔ装置の概略的構成を示す斜視！Ｊ
＠２図は母斑等の患ｇ組−の構造を示す断面図、＠３図
は本発明の一実施例な示すブロック図、第４図はそのラ
イトガイド部分の構造を説明するための図である Ｃ・・・アプリケータ、Ｊｌ・・・レーデｆｉｉｆ％Ｊ
Ｊ・・・コントローラ、ｊＪ・・争スターＨＩＤ、ｘ４
・ａｌｌ定頼、１５・・・外部設定器、３−・・・ライ
トガイド、３１・・・反射童画定器、Ｊｇ・・・計算回
路、Ｊｇ・・・照射ＩＩＷｋ定器。 出軸人代理人　　弁理士　鈴　江　武　彦第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. レーデ発振装−と、このレーデ発＃ｉ装置の出力レーデ
   光を被照射体に導くと共に被照射体からの反射光を導入
   する導光部材と、一定モード時、この導光部材により導
   入された反射光な一定する測定器と、この測定器により
   初めに一定して得た出力を記憶するよ共に次の＃ｊ定に
   て４だ出力な用いて演算し反射率差を求める装置と、こ
   の求めた反射率差に対応し、予め設定さ九た定出力レー
   デ光の最適照射時間を指示するｉｉ！置と、測定指示を
   受けると所定の時間、−り配レーデ発振装置に歓弱なレ
   ーデ光の発振を行わせる制御出力を発磁し、また治療指
   示を与えると１配指示された定格出力レーヂ光蛾遍雇射
   時間の間、レーデ装置に定格出力のレーデ先発＊ｔ−行
   わせるコントローラとを具備したことｔ特徴とするレー
   デ治療５ＩｊＩＩＬ。