JPS5815563A - 触媒含有コ−テイング用組成物 - Google Patents

触媒含有コ−テイング用組成物

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JPS5815563A
JPS5815563A JP10990681A JP10990681A JPS5815563A JP S5815563 A JPS5815563 A JP S5815563A JP 10990681 A JP10990681 A JP 10990681A JP 10990681 A JP10990681 A JP 10990681A JP S5815563 A JPS5815563 A JP S5815563A
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JP
Japan
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coating composition
composition according
polyepoxide
catalyst
copolymer
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JP10990681A
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English (en)
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レイモンド・スタンレ−・スチユワ−ト
ステイ−ブン・ジヨン・ト−マス
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PPG Industries Inc
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PPG Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は触媒含有コーティング用組成物、更に詳しくは
有機溶媒を基剤とし、これに触媒を含有せしめた新規コ
ーティング用組成物に関する。
本発明の組成物は必須成分として(a)ポリエポキシド
樹脂とアミン含有ビニル付加共重合体から成るフィルム
形成成分、(b)■A族の金属の可溶性塩触媒および(
C)有機溶媒から溝成されるものであって、この新規組
成物は特に自動車の表面を再仕上たとえば自動車はこれ
を最初に製造すると法数層のペイントで◆噛伯≠塗装す
る。ペイントは自動車に審美的特色と保護的特色を付与
する。ペイントは自動車を長く持続的に保護するが、時
には自動車を再塗装する必要がある。しかし典型的には
高いキユアリング温度を適用することなく、まだペイン
トの塗装装置は自動車を製造するときの塗装装置と同等
のものではなく、簡便に自動車の再塗装をするとと−が
できる。自動車の表面を再仕上げするのに使用するコー
ティング用組成物は低キユアリング温度で早く乾燥し、
ペイントとして典型的に期待される特性、たとえば耐久
性、良好な外観および接着性を保持せしめるべきである
自動車用ペイントに期待される特性はたとえば有機溶媒
抵抗性、ガソリン抵抗性、湿気抵抗性およびチップ(欠
き端)抵抗性などを包含する。自動車の表面の再仕上げ
のだめの従来技術において、多くの組成物が使用されて
いる。かかる従来技術における組成物は改善することが
できる。
本発明者らは自動車に使用する表面仕上げ用ペイントに
期待されるすべての属性を保持する新規コーティング用
組成物を見出した。加うるに本発明の新規コーティング
用組成物はこれを低い温度で短時間にキユアリング処理
することができる。
以下に本発明のコーティング用組成物を詳述する。
特に説明がない限り、%、部および比はすべて重量によ
る。
特に自動車表面を再仕上げするのに有用な本発明の有機
溶媒を基剤とするコーティング用組成物は必須成分とし
て(a)ポリエポキシド樹脂とアミン含有ビニル付加共
重合体のフィルム形成成分およびΦ)触媒から成るもの
である。ポリエポキシド樹脂は1.OJJ大なる1、2
−エポキシ官能性と約6000を越えない分子量を有す
るものである。好ましい実施態様において、ポリエポキ
シド樹脂は飽和ポリフェノールのポリグリシジルエーテ
ル類、多価アルコールのポリグリシジルエーテル類およ
び窒素含有環式化合物のポリグリシジルエーテル類から
選ばれるものであってよい。付加共重合(1iエチレン
性不飽和カルボン酸モノマーと他の共重合し得るエチレ
ン性不飽和モノマー(結合するカルボキシル基約5〜1
00%がアルキレンイミンでイミノ化されたもの。)か
ら誘導されたもの、またはポリカルボキシル含有物質上
に脂肪族アミン基を有するポリアミン類から誘導された
ものであることができる。触媒は元素周期律表の■A族
の元素の可溶性塩であってよい。
本発明は有機溶媒を基剤とするコーティング用組成物を
提供するものである。この組成物は必須成分として(a
)ポリエポキシド樹脂と付加共重合体およびΦ)触媒か
ら成るものである。次に必須成分の詳細および必須成分
の組成物中における組成を説明する。
ポリエポキシド樹脂は1.0を越える1、2−エポキシ
官能性と約6000を越えない分子量を有するものであ
ってよい。好ましいポリエポキシドは分子量約4000
を越えないものである。適当なポリエポキシドの例を1
種あげれば多価アルコールのポリグリシジルエーテル類
である。多価アルコールはエチレングリコール、ジエチ
レンクリコール、トリエチレングリコ−/l/、1.2
−プロピレンクリコール、1.4−ブチレンクリ:I−
/L/、1,5−ベンタンジオール、1,2.6−ヘキ
サンドリオールおよびグリセロールであってよい。
他の有用なポリエポキシドとして飽和ポリフェノールの
ポリグリシジルエーテル類が例示される。
この物質は市販品として得られるか、または適当なビフ
ェニル化合物とエピハロヒドリンの反応生成物の芳香族
環を水素化することにより製造することができる。ビフ
ェニル化合物の例としてビス(4−ヒドロキシフェニル
)メタン(スなわちビスフェノールF)、’Ll−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)エタン、2,2−ビス(4
−ヒドロキシ  フェニル)プロパン(スなわちビスフ
ェノールA)および1.1−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)ブタンがあげられる。このうち、2,2−ビス(
4−ヒドロキシフェニル)プロパンが[Lい。適当なエ
ピハロヒドリンはエピクロルヒドリンおよびエビブロモ
ヒドリンを包含する。ジフェニル化合物とエピハロヒド
リンの反応に用いる適当な触媒は第3アミン類、水酸化
第四アンモニウム、ハロゲン化第四アンモニウム類、ハ
ロゲン化アルカリ類および舗三窒累原子を有するヒドラ
ジン類であってよい。原則としてジフェニル化合物とエ
ピハロヒドリンの反応は加熱(たとえば約60〜200
°C)して進行させる。ハロゲン化水素を分離する薬剤
は一般に無水の水酸化ナトリウムまたは濃水酸化ナトリ
ウム溶液のような強アルカリであってよい。上記反応生
成物は米国特許第3,336゜241号(特許日:19
67年8月15日)に記載の方法によシ製造することが
できる。この特許明細書の記載を本明細書に一部引用し
てる。
本発明に用いる他のポリエポキシド樹脂類の例として窒
素含有環式化合物のポリグリシジルエーテル類があげら
れる。かかる樹脂は市販品として得られるか、またはN
−異項環化合物とエピハロヒドリンを反応させることに
より製造することができる。適当なN−異項環化合物は
2,4−イミダゾリジンジオン(ヒダントイン)、5−
メチルー2.4−イミダゾリジンジオン、5.5−ジメ
チル−2,4−イミダゾリジンジオン、5−メチル−エ
チル−2,4−イミダゾリジンジオン、5−エチル−5
−アミル−2,4−イミダゾリジンジオン、5−イソプ
ロピル−2,4−イミダゾリジンジオンおよび5,5−
ペンタメチレン−2,−イミダゾリジンジオンである。
通常使用されるエピハロヒドリン類としてエピクロルヒ
ドリンおよびエビブロモヒドリンが例示される。なお、
この種のポリエポキシド類は米国特許第3,365,4
71号、第3.391゜097号、第3,450,71
1号および第3.503゜979号ならびに英国特許第
1,172,916号に開示されている。これらの特許
の記載は本明細書中に一部引用されている。
アミン含有ビニル付加共重合体の例を1種あげればエチ
レン性不飽和カルボン酸モノマーと少なくとも1種の共
重合し得るエチレン性不飽和モノマーから誘導されるも
のであ乞。エチレン性不飽和カルボン酸モノマーの例と
してアクリル酸とメタクリル酸があげられる。共重合し
得るエチレン性不飽和モノマーはアクリル酸アルキル(
たとえばアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリ
ル酸プロピル、アクリル酸ブチル、アクリル酸イソブチ
ルなど)、メタクリル酸アルキル(たとえばメタクリル
酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル
、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸イソブチルなど)
、およびスチレン類(たiJfスチレン、α−メチルス
チレン、ハロ置換スチレンなど)を包含する。
上記のような共重合体はエチレン性不飽和カルボン酸モ
ノマー約5〜30%(好捷しくけ約10〜25%)と共
重合し得るエチレン性不飽和モノマー約70〜95%(
好ましくは約75〜90%)から製造することができる
通常、上記モノマー混合物を溶媒中、適当な触媒の存在
下に重合させる。重合反応は通常、加熱制御の下に攪拌
しながら進行させる。溶液重合反応において通常用いら
れる種々の変法、たとえば重合操作の間においてモノマ
ー混合物を徐々に段階的に添加する方法、触媒添加量の
増加、不活性雰囲気下の重合、および連続重合法または
バッチ重合法を適用することができる。
通常、取扱いを容易にするだめ反応混合物中に有機溶媒
を含有せしめる。この溶媒としてプロパツール、ブタノ
ールまたは他の低級アルコールのようなアルコール類、
メチルエチルケトンのよりなケトン類、キシレンおよび
トルエンのようガ芳香族炭化水素、酢酸ブチルのような
エステル頻々どを包含する種々の異なる溶媒を使用する
ことができる。これらの溶媒の混合溶媒を用いてもよい
上記共重合体に結合したカルボキシル基約5〜100モ
ル%をイミノ化するのに充分量のアルキレンイミノと該
共重合体を反応させることによりこの共重合体をイミノ
化する。好ましいイミノ化量は50〜95モル%である
。このイミノ化の度合はコーティング用組成物を早くか
つ低い温度でキユアリングを達成するのに重要である。
高度のイミノ化(たとえば200モル%)により組成物
のキユアリング応答を弱化させ、物性を低下させる。
イミノ化反応に用いられをアルキレンイミン類はエチレ
ンイミン、1,2−プロピレンイミン、1゜3−プロピ
レンイミン、1,1−ジメチルエチレンイミン、フェニ
ルエチレンイミン、トリルエチレンイミン、ベンジルエ
チレンイミン、112−ジフェニルエチレンイミン、ヒ
ドロキシエチルエチレンイミン、アミノエチルエチレン
イミン、2−メチルプロピレンイミン、P−クロロフェ
ニルエチレンイミン、メトキシエチルエチレンイミン、
N−エチルエチレンイ・ミンおよびN−ブチルエチレン
イミンを包含する。好ましいアルキレンイミン類はエチ
レンイミンおよび1,2−プロピレンイミンである。
他の種類のアミン含有ビニル付加共重合体は脂肪族アミ
ノ基を含有し、少なくとも1個のエーテル基を有するポ
リアミンとポリカルボキル含有物質を反応させることに
より製造されるものである。
これらの共重合体は発明の名称ニアミゾ−ジョン・リア
クション・プロダクツ・オブ・ポリアミンズ・アンド・
ポリカルボキシル・コンテイニング・マテリアルス・ア
ンド・コーティング・コンポジョンズ・コンテイニング
・セイム(Ami da t i onReactio
n Products of Polyamines 
andPolycarboxyl Containin
g Materials andCoating Co
mpositions Containing Sam
e)を有し、通常の譲渡手続を行なったコペンデング出
願(出願口:1979年11月27日)に開示されてい
る(この明細書の記載は本明細書中に一部引用されてい
る。)。ポリカルボキシル含有物質の主要のものはアク
リル系、ポリエステル系およびポリアミド系物質を包含
する。
」−記アクリル系重合体は主要物質として使用すること
ができる。また結合カルボキシル基を有する飽和ポリエ
ステル樹脂は本発明の主要な樹脂を構成することができ
る。飽和ポリエステルは飽和ポリカルボン酸(好ましく
はジカルボン酸)および平均官能性2より大なる多価ア
ルコール類の混合物から誘導される。本明細書で説明す
るように、芳香族環中のみに不飽和結合を有する芳香族
ポリカルボン酸は、添加によりその芳香族二重結合は反
応しないので飽和ポリカルボン酸であると考える。かか
る酸に包含されるものの例としてフタル酸、イソフタル
酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸およびこれ
らに存在する各無水物があげられる。一般に使用される
多価アルコール類はエチレングリコール、プロピレング
リコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコ
ール、ブチレングリコール、グリセロール、トリメチロ
ールプロパン、ペンタエリスリトールおヨヒソルビトー
ルである。
他の有用なポリカルボキシル含有物質はポリアミド系樹
脂である。ポリアミド樹脂はジアミンと二環基カルボン
酸を縮合させることにより製せられる。ポリアミド樹脂
はそのポリマー主鎖中の必須部分としてアミド基: −
CONH−を繰返えすことが特色である。ポリアミド樹
脂の製造に使用さ     ゛れるジアミンとしてエチ
レンジアミン、ジエチレントリアミンおよびヘキサメチ
レンジアミンが例示される。この反応で使用されるジカ
ルボン酸はポリエステル樹脂の製造に関連して記載した
前記のような酸であってよく、これらの酸のうち、アジ
ピン酸、セバシン酸、コハク酸、クルタル酸、およびア
ゼライン酸が好ましい酸である。キリアミド樹脂中のジ
アミンのジカルボン酸に対する当量比は約1.5:1な
いし約1=2である。この樹脂を製造するため公知方法
を用いることができる。
好ましいポリカルボキシル含有物質中のカルボキル含量
は7当りカルボキシル約0.5〜12ミリ尚量である。
より好ましいカルボキシル含量はV当りカルボキシル約
1〜10ミリ当量である。
本発明のゲル化していないアミド化生成物は、結合した
カルボキシル基を含有する前記のような物質と脂肪族ア
ミン基を含有し、少なくとも1個のエーテル結合を有す
るポリアミンとを反応させることによシ製造することが
できる。ポリアミン類の例の1種として式: %式% 〔式中、nは2〜6、aは0〜2、RはH,CI(3ま
たはC2H5、Xは1〜60(好ましくは1〜40)、
kは炭素数2〜6のアルキレンを表わす。〕で示される
ポリアミンがあげられる。好ましいポリアミン類を例示
すれば次のとおりである。
H2N−C2H40−C2H4−NH2H2N−(C2
H40) 16−C2H4−NH2H2N−(C2H4
0)25−C2H4−NH2H2N−[CH(CHB 
)CH20:] 3イH2(I((CH3)−P初H2
N−(CH(CH3)G(20)6−CH2CH(C川
)−−H2N−、(CI((CH3)CH20:3 B
 B−CI(2CH(CH3)−NH2H2N−(C4
HBO)3C4HB −NH2、H2N−(CBH60
)3− CH2C(CH3)2CH20−C3H6−N
H2H2N−C3H60−C4HBO−C3H6−NH
2本発明に有用な他のポリアミドは次式で示されポリア
ミドである。
(H2N−(CnRaH2n −aO)x ) y −
Z〔式中、nは2〜4、aはθ〜2、kはH,CH3ま
たはC2、H5、Xは1〜60(好ましくは1〜40)
、yは2または3、Zはアルキル、アリールまだはアル
キルアリール(好ましくは炭素数約1〜20のアルキル
まだはアルキルアリール)を表わす。〕。
かかるポリアミドの特定のものとして次式で示されるポ
リアミドを例示することができる。
H2N−[CH(CH3)CH20:) 、−CT(2
\ H2N−[CH(CH3)CH20:] y−CH2C
CT−T2O(3/ H2N −[CH(CHB )CH20] z −CH
2x + ’l + Z = 5.8前記反応に有用な
他のポリアミド類はエーテル基含有ポリエポキシドをた
とえばアンモニアで開環反応させて得られたポリアミド
である。このような非ゲル化反応生成物は本明細書にお
いてアンモニア脱官能性エポキシド樹脂と呼称する。適
当な種類のポリエポキシドはビスフェノール−Aのよう
なポリフェノールのポリグリシジルエーテル類である。
かかるエーテル類はポリフェノールをアルカリの存在下
、たとえばエピクロルヒドリンでエーテル化することに
より得ることができる。
フェノール性化合物は1.1−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)エタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)イソブタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−【−
ブチルフェニル)プロパン、ビス(2−ヒドロキシナフ
チル)メタン、1,5−ジヒドロキシナフタリンおよび
1,1−ビス(4−ヒドロキシ−3−アリルフェニル)
エタンであってよい。
他の有用なポリエポキシド類は同様にポリフェノール樹
ll1i+から製造することができる。同様にエチレン
グリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリ
コール、1,2−プロピレングリコール、1,4−ブチ
レングリコール、■、5−ベンタンジオール、1,2.
6−ヘキサンドリオール、クリセロール、および2,2
−ビス(4−ヒドロキシシクロヘキシル)プロパンのよ
うな多価アルコールカラ誘導される多価アルコールのポ
リグリシジルエーテル類が適当である。上記ポリエポキ
シド樹脂をアンモニアと反応させる。この反応は1個の
環の開環反応を包含し、得られた非ゲル化生成物はポリ
エポキシド樹脂の末端アミノ化生成物である。
使用するアンモニアは水性アンモニアまたは無水アンモ
ニアのいずれであってもよい。ポリエポキシド樹脂中の
1,2−エポキシ基の実質的にすべてをアンモニアと反
応させるのが好ましい。この反応においてエポキシ基に
対してモル過剰量のアンモニアを使用する。アンモニア
は10:1に達するモル過剰量ないしそれ以上の量を使
用することができ、過剰量の未反応アンモニアはこれを
あとで除去する。ポリエポキシド樹脂とアンモニアの反
応はある範囲の温度、好ましくは約30〜100°Cで
進行させることができる。反応時間は反応温度に従って
変わるが、一般に約2〜5時間である。
これらの条件は生成した一級アミンが更にエポキシ基と
反応し、高度に重合してゲル化した物質が生成するのを
最小限に抑制するために必要である。
前記のような結合カルボキシ基含有物質とポリアミン類
の当量比は非ゲル化生成物を得るために重要である。ポ
リアミンのカルボキシル含有ポリマーに対する当量比は
約3:1ないし約1:4、好ましくは約1.5:1ない
し約1:1.5である。
反応温度および時間はかなり変えることができるが、反
応温度を約25〜250°C1好ましくけ約85〜19
5°C1反応時間を約0.1〜48時間、好ましくは約
0.5〜8時間とするのが好ましい。
得られた反応生成物は非ゲル化状のアミド化重合体であ
ってこれは実質的に長時間貯蔵走安性を有する。この非
ゲル化アミド化生成物は一級アミン基、二級アミン基ま
だはその混合体およびカルボキシル基を含有する。アミ
ド化生成物は酸価少なくとも5、好ましくは約10〜5
00、より好ましくは約15〜300、アミン当量値約
100〜5000、好ましくは200〜2000を有す
る。この生成物は50°Cで少なくとも1年間貯蔵でき
る。
本発明のコーティング用組成物は前記のようにポリエポ
キシド樹脂とアミン含有ビニル付加共重合体を含有する
。このコーティング用組成物は有機溶媒を基剤とするも
のであって、フィルム形成成分は必須成分としてポリエ
ポキシド樹脂と付加共重合体を約1=19ないし約19
:1、好ましくは約1:5ないし約5:1の比で含有す
る。
組成物中の有機溶媒濃度は約90%を越えない範囲、好
ましくは約60〜80%の濃度で存在せしめる。適当な
溶媒はアルカン類、トルエン、キシレン、ナフサ、ミネ
ラtaUピリット、アルキレングリコールモノアルキル
エーテル類(たとえばエチレングリコールモノブチルエ
ーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、プロ
ピレングリコールモノメチルエーテルおよびプロピレン
グリコールモノブチルエーテル)、ジアルキレンクリコ
ールモノアルキルエーテル類(たとえハシエチレンクリ
コールモノエチルエーテルおよびジプロピレングリコー
ルモノブチルエーテル)、低級アルコールinとtばエ
タノール、イソプロパツールおよびブタノール)、エス
テル類(たとえば酢酸フチノペ酢酸エチル、エチレング
リコールモノエチルエーテルアセテート)またはこれら
の混合物を包含する。
本発明の組成物はこの中にITA族金属の可溶性塩触媒
をフィルム形成成分100部当シ、約01〜5部、好ま
しくは約1〜3部の濃度で含有せしめる。触媒を高濃度
で使用することができるが、触媒効果を増大ぜしめる利
点が見出せないので一般的に高濃度の触媒を使用しない
。また触媒を高濃度で使用して構成物から製せられたフ
ィルムはその特性に逆の影響を与えることがある。たと
えば触媒の濃度が高くなるに従ってフィルムの耐湿性が
低下することがある。適当な触媒に包含されるものとし
て、硝酸マグネシウム、硝酸カルシウム、硝酸ストロン
チウム、硝酸バリウム、塩化マグネシウム、塩化カルシ
ウム、フッ化ストロンチウムおよび塩化バリウムなどが
例示される。これらのうち、硝酸マグネシウムおよび硝
酸カルシウムが好ましく、硝酸マグネシウムが最も好ま
しい。
本発明のフィルム形成成分を用いて低い温度でキュアー
することができるコーティング用組成物を製造するのに
使用するために特に適当な触媒は■A族金属の硝酸塩ま
たはハロゲン化物であることが見出された。
顔料、染料、充填剤、抗酸化剤、流動性制御剤、界面活
性剤、濃化剤のような通常使用する種々の添加剤および
他の製造用添加剤を含有させることができる。
本発明の組成物は自動車の車体表面上に使用するのが好
ましいが、水利、セメントおよびプラスチックを含む種
々の物質をコーティング処理するのに使用することがで
きる。一般に本発明の組成物は噴霧法により使用するこ
とができるが、ブラックかけ、延ばし塗布、浸漬、流動
コーティングおよびロールコーティングなどを含む常套
の方法を適用することができる。
本発明の組成物は大気温度で約36時間以内にキユアリ
ングを終ることができる。しかし温度を上げればキユア
リング時間を早やめることができる。
次に実施例をあげて本発明の好ましい組成物を具体的に
説明する。
実施例1 表1に示す組成を有する本発明の組成物を製造し、その
キユアリング時間に関する利点を以下に示す。
表01の注: (1)DRH151としてシェル・ケミカル・カンパ=
−(ShelI  Chem、Go、)の市販品として
得られる。
(2)メタクリル酸ブチル53.3%、スチレン26゜
7%およびメタクリル酸20.0%から誘導された共重
合体。カルボキシル基95モル%をイミノ化するためプ
ロピレンイミンを使用する。この共重合体は酸価29、
アミン当量515を有する。
上記組成物をそれぞれ金属パネルに適用して1゜8〜2
.1ミルの厚さの乾燥フィルム層を形成させる。このコ
ーティング層を試験して、粘着せずかつテープのない表
面(テープのない表面とはテープを貼ってこれを剥した
とき、マークが残らない表面を云う)を形成するために
必要な時間を測定した。また異なるキュア時間間隔後、
コーテイング物の鉛筆硬度、ガソリン抵抗性、トルエン
ダブルラブ(double  rub)を試験する。コ
ーティング処理したパネルをガソリン中に3分間浸し、
次いでコーティング処理物の曇りおよび軟化を1(27
) 〜4の等級(]がよシ抵抗性大)で視覚的に評価する。
試験結果を表2に示す。
表2 上記結果は本発明の組成物、すなわち組成物A〜Eを対
照組成物より強固な非テープ状態にキュアーしたものの
結果を示すものであって、他のすべての試験における組
成物に匹敵するか、もしくはより良い結果である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■、必須成分としてフィルム形成成分、触媒および有機
    溶媒を含有し、(a)該フィルム形成成分が(1)1.
    0より大なる1、2−エポキシ官能性と約6000を越
    えない分子量を有するポリエポキシドおよび(11)ア
    ミン含有ビニル付加共重合体((i)の(1()に対す
    る重量比は約1:19ないし約19:1)を有し、(1
    ))触媒が■A族金属の可溶性塩であってこの触媒の濃
    度がフィルム形成成分100部当り約0゜1〜5部であ
    るコーティング用組成物。 2、ポリエポキシドが飽和ポリフェノールのポリグリシ
    ジルエーテル類、多価アルコールのポリグリシジルエー
    テル類、窒素含有環式化合物のポリグリシジルエーテル
    類およびこれらの混合物から選ばれるものである特許請
    求の範囲第1項記載のコーティング用組成物。 3、アミン含有ビニル共重合体がエチレン性不飽和カル
    ボン酸モノマー約5〜30%とアクリル酸アルキル、メ
    タクリル酸アルキル、スチレンおよびこれらの混合物か
    ら選ばれる少なくとも1種の共重合し得るエチレン性不
    飽和モノマー約70〜95%から形成され、かつアルキ
    レンイミンでイミノ化しだ共重合体に結合した約5〜1
    00モル%のカルボキシル基を有することから成るもの
    である特許請求の範囲第2項記載のコーティング用組成
    物。 4、エチレン性不飽和カルボン酸モノマーがアクリル酸
    、メタクリル酸またはこれらの混合物である特許請求の
    範囲第3項記載のコーティング用組成物。 5、アクリル酸アルキルとメタクリル酸アルキルがそれ
    ぞれそのアルキル基中に炭素原子1〜20を有するもの
    である特許請求の範囲第4項記載のコーティング用組成
    物。 6、共重合体がエチレン性不飽和カルボン酸モノマー約
    10〜25%と共重合し得るエチレン性不飽和モノマー
    約75〜90%から成るものである特許請求の範囲第5
    項記載のコーティング用組成物。 7、アルキレンイミンがプロピレンイミン、エチレンイ
    ミンまだはこれらの混合物であって、カルボキシル基約
    50〜95モル2がイミノ化されている特許請求の範囲
    第6項記載のコーティング用組成物。 8、アミン含有共重合体が、脂肪族アミン基および少な
    くとも一種のエーテル基を有するポリアミンとポリカル
    ボキシル含有物質との非ゲル化反応\ 生成物である特許請求の範囲第2項記載のコーティング
    用組成物。 9、ポリアミンが 〔式中、nは2〜6、aは0〜2、kはH、Cl4Bま
    たはC2H5、Xは1〜60、λ′は炭素数2〜6のア
    ルキレン基である。〕 で示されるものである特許請求の範囲第8項記載のコー
    ティング用組成物。 10、ポリアミンがアンモニアで脱官能性化されたエポ
    キシド樹脂である特許請求の範囲第8項記載のコーティ
    ング用組成物。 11、ポリカルボキシル含有物質がアクリル樹脂、ポリ
    エステル樹脂、ポリアミド樹脂もしくはこれらの混合物
    である特許請求の範囲第8.9または10項記載のコー
    ティング用組成物。 12、ポリエポキシド樹脂が飽和ポリフェノール類のポ
    リグリシジルエーテルである特許請求の範囲第1項記載
    のコーティング用組成物。 13、ポリエポキシド樹脂が多価アルコールのポリグリ
    シジルエーテルである特許請求の範囲第1項記載のコー
    ティング用組成物。 14、ポリエポキシド樹脂が窒累含有環式化合物のポリ
    グリシジルエーテルである特許請求の範囲第1項記載の
    コーティング用組成物。 15、組成物中の有機溶媒の含量が約60〜80%であ
    る特許請求の範囲第1項記載のコーティング用組成物。 16、触媒が硝酸マグネシウム、硝酸カルシウムまたは
    これらの混合物である特許請求の範囲第1.3″!、だ
    は8項記載のコーティング用組成物。 17、触媒が硝酸マグネシウムである特許請求の範囲第
    16項記載のコーティング用組成物。 18、ポリエポキシドの付加共重合体に対する比が約1
    =5ないし約5=1である特許請求の範囲第1項記載の
    コーティング用組成物。 19、組成物がエポキシドの包装と付加共重合体の包装
    とからなり、いずれかの包装が触媒を含む皿体−組の包
    装物である特許請求の範囲第1項記載のコーティング用
    組成物。
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