JPS5814B2 - 電子写真感光層の製造法 - Google Patents

電子写真感光層の製造法

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JPS5814B2
JPS5814B2 JP732421A JP242173A JPS5814B2 JP S5814 B2 JPS5814 B2 JP S5814B2 JP 732421 A JP732421 A JP 732421A JP 242173 A JP242173 A JP 242173A JP S5814 B2 JPS5814 B2 JP S5814B2
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JP
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minutes
photosensitive layer
temperature
heat treatment
dispersion
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宮塚肇
斉田隆
沢田憲一
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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    • G03G5/05Organic bonding materials; Methods for coating a substrate with a photoconductive layer; Inert supplements for use in photoconductive layers
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    • GPHYSICS
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はピグメント・バインダー型電子写真感光層の製
造法に関する。
ピグメント・バインダー型電子写真感光層は、一般に絶
縁性の樹脂の如きバインダー中に光導電性のピグメント
が微細に分散されてなるものであり、具体的には例えば
米国特許3,121,006号に記載されている。
このような感光層をつくるには光導電性微粉末、バイン
ダー樹脂及び溶剤からなる感光液を導電性支持体上に塗
布し、乾燥すればよい。
感光層の厚さが10ミクロン程度―普通用いられるのは
この程度である―の場合、常温(20〜30℃)で2時
間も放置すれば充分乾燥が行われる。
しかし感光層の帯電等性を改良すること及び乾燥時間を
短縮することのために加熱して強制乾燥を行うのが望ま
しい。
エレクトロファックス方式の複写法に用いられる感光紙
のように、メーカー側で感光層が支持体上に塗設される
場合には加熱処理も製造時に行われるので問題はない。
ところが塗料型の電子写真罫書方式における如く、使用
者が感光液を目的とする材料に塗布して感光層をつくる
場合には加熱処理は使用者側で行わなければならない。
このことは単に工程の増加および加熱装置の導入にとど
まらず、実際には極めて多くの問題を含んでいる。
即ち、感光液が塗布される材料はしばしば大きな鋼板で
あるが、これは熱容量が非常に大きいので大巾なコスト
アップを招く。
また熱源としてコストの比較的低い重油などを燃焼させ
る方法をとると、重油中の不純物、特に硫黄の燃焼によ
り発生する硫黄酸化物の作用で感光層の特性が低下する
さらに加熱装置の導入は爆発火炎等・作業上の危険性を
増す要因となる。
感光液は一般に有機溶剤系であるし、トナーの定着工程
にも溶剤が用いられ、更に現像工程に液体現像法を適用
する場合にはそのキャリヤー液体も石油系溶剤であると
いうように電子写真罫書方式が行われる周囲にはしばし
ば有機溶剤が存在するからである。
それ故、塗料型電子写真罫書方式に用いられる感光層は
、加熱処理をせずとも優れた帯電特性を示すことが要求
される。
本発明の目的は塗布後の加熱処理を必要としない電子写
真感光層の製造法を提供することである。
もう1つの目的は塗布後の加熱処理を必要としない電子
写真感光層を提供することである。
更にもう1つの目的は塗布後の加熱処理を必要としない
電子写真感光層用分散液を提供することである。
更にもう1つの目的は塗布後の加熱処理を必要としない
電子写真感光層用組成物を提供することである。
我々は、極性基を含むバインダー樹脂と酸化亜鉛を混練
し、加熱処理を施した組成物を用いて感光層をつくった
ところ、この層が常温で乾燥させただけで良好な帯電特
性を示すことを見い出した。
そして厖大な実験の結果、バインダー樹脂は全体として
一定値以上の酸価またはヒドロキシル価を有することが
必要であり、かつ加熱処理は温度及び時間についである
条件以上で行われなければならないことがわかった。
即ち、3以上の酸価または15以上のヒドロキシル価を
示す結合剤樹脂成分中に分散され光導電性粉末からなる
分散物を、図面に示した温度一時間ダイヤグラムにおい
てA、B、C,D、E、F。
G、Hで囲まれる領域で示される条件で加熱処理した感
光性組成物を用いて調製された感光層は塗布後常温で乾
燥することにより優れた帯電等性を示すのである。
本発明によれば、加熱処理を施された感光性組成物は結
合剤樹脂成分を溶解する揮発性溶剤中に再分散され、導
電性支持体上に塗布され、図面に示した温度一時間ダイ
ヤグラムにおいてJ、K。
L、M、Nで囲まれる領域で示される条件で乾燥するこ
とによって優れた帯電特性を有する電子写真感光層が得
られるのである。
本発明に用いられる結合剤樹脂成分はピグメント・バイ
ンダー型電子写真感光層を構成するために要求される通
常の条件の他に上述の如く酸価またはヒドロキシル価に
関する要求が満足されなければならない。
樹脂は熱可塑性であっても熱硬化性であってもよいが、
熱硬化性樹脂を使用する場合には熱による樹脂の硬化に
より生じる以後の再分散工程における困難さを避けるた
めに、加熱処理工程の時間あるいは温度を調節したり、
酸化防止剤を添加するなどの手段を講するのがよい。
樹脂の例としては、アルキド樹脂、スチレン、アクリル
、フェノール変性アルキド樹脂、エポキシエステル樹脂
、酢酸ビニル、アクリル酸エステル、メタクリル酸エス
テル、スチレン、塩化ビニル等を主体とするビニル系共
重合体、ブタジェンを含む共重合体等が挙げられる。
代表的な共重合体は特公昭44−6394号に記載され
ているが、そこに記載されている分子量の範囲は重要で
なく、その範囲以外の重合体を用いても良好な効果が得
られる。
また特公昭44−17316号、ドイツ特許1,552
,562号に記載されている如きヒドロキシアルキルア
クリレートまたはメタクリレート、グリシジルアクリレ
ートまたはメタクリレートを含む重合体も好適な結合剤
である。
塩化ビニル‐酢酸ビニル共重合体は塩化ビニルが80〜
50重量係含まれるものが好ましく、少量成分としてマ
レイン酸、無水マレイン酸あるいはビニルアルコール単
位を含有していてもよい。
これらは勿論混合して使用してもよい。
例えば、英国特許1.141,282号に記載された混
合系が挙げられる。
本発明において、結合剤樹脂成分は単独の系であっても
2種以上からなる混合系であってもよい。
従って、単独の系においてはその樹脂自身が上述の酸価
またはヒドロキシル価の要件を満たさなければならない
が、2種以上の混合系においては、それ自身は上述の要
件を満たさない樹脂であっても混合して用いることがで
きるわけである。
つまり酸価またはヒドロキシル価が比較的低い樹脂はこ
の価が高い樹脂と併用すればよい。
勿論感光層として要求される特性を満たすために必要に
応じて各種を混合することができる。
例えば耐湿性を向上させるためにシリコーン樹脂を加え
てもよい。
樹脂成分の酸価またはヒドロキシル価が低すぎる場合に
は、本発明における温度一時間条件はもとより更に強い
条件で加熱処理しても帯電特性の改良は認められない。
それ故結合剤樹脂成分は3以上の酸価または15以上の
ヒドロキシル価を示すことが本発明の要件となる。
なお酸価またはヒドロキシル価があまりに高すぎる場合
には電子写真特性、耐湿性等の点で不利な効果が生じる
場合もある。
従って酸価5乃至40の範囲、ヒドロキシル価20乃至
150の範囲が好ましい領域である。
光導電性粉末は公知のものが用いられる。
例えば、亜鉛、カドミウム、チタン、ヒ素、鉛等の酸化
物、硫化物が挙げられる。
酸化亜鉛、酸化チタンは白色の背景が得られる色で特に
好ましい。
更に酸化亜鉛は感度の点でも優れている。
樹脂成分及び光導電性粉末を混合し分散する工程は通常
の場合と異なるところはない。
ボールミル、アトライター、サンドミル、ロールミル、
ニーダ−等が用いられる。
後の再分散工程を考慮して、この工程は光導電性粉末と
結合剤樹脂との充分な混合がなされる程度でもよい。
場合によっては上記の如き強力な分散装置を用いず、簡
単な攪拌機で間に合うこともある。
結合剤樹脂と光導電性粉末の混合割合についても本発明
に特有な制限はない。
一般的に云われているように、あまり結合剤樹脂が多過
ぎるとカブリが出易くなり、逆にあまりに少な過ぎると
帯電特性が低下する傾向がある。
用いられる樹脂成分および光導電性粉末あるいは他の添
加物等の特性により混合割合は変化し得る。
光導電性粉末として酸化亜鉛を例にとると、光導電性粉
末対樹脂の割合は重量比で3対1乃至10対1程度が適
当であり、特に好ましいのは5対1乃至8対1の範囲で
ある。
勿論、必要に応じて増感剤等通常の添加物を加えてもよ
い。
分散を行う際に用いる溶剤に関しても特別の制限はない
溶剤の量は後の加熱処理を短時間でより簡単に行なうた
めに必要最小限に止めるのがよい。
この点てロールミル、ニーダ−は好適である。
かくして得られた結合剤樹脂と光導電性粉末からなる分
散物は次に本発明の加熱処理を施される。
加熱処理を効率よく行うために分散物中の溶剤は前取っ
て出来るだけ除いておくのがよい。
例えば遠心分離等を行って余分の溶剤を除去することが
できる。
溶剤を除去した固形状の分散物は細かく砕いておくのが
よい。
造粒装置を用いて粒状にしてもよい。
スプレードライング法によってペーストから直接粉末状
にすることもできる。
これらの予備工程によって加熱処理を効率よく短時間に
行うことができる。
加熱処理の条件は本発明において重要なことである。
加熱処理の温度および時間が適正でないと本発明の目的
は達成されない。
処理温度は結合剤樹脂成分の特性、処理時間、被処理物
の形態等によりかなり異なるが少なくとも約40℃以上
であることが必要であり、望ましくは約60℃以上であ
ることがわかった。
一般的に云えば加熱処理の温度が高い程、加熱処理の時
間が長い程、処理される分散物の径が小さい程、得られ
る感光層の帯電特性は向上する。
しかしあまり高温での処理は別の弊害か生じる恐れがあ
るので注意しなければならない。
即ち、以後の再分散の工程で凝集が起こり安定な分散物
とならないこと、樹脂が軟化点付近で加熱されることに
よりブロッキングを起し全体が固まってしまい再分散が
極めて困難になること、増感色素等熱に比較的弱い添加
物の分解が起ること、一旦改良された帯電特性が低下す
ること等を配慮しなければならない。
多くの実験を重ねた結果、加熱処理温度の上限は約12
0℃であること、望ましくは約100℃以下であること
が判明した。
加熱処理時間は温度により大巾に変動し、低温では長時
間を要し、高温では短時間で充分な効果が得られる。
温度と時間の関係を明らかにするため厖大な実験が行な
われ、その結果次のことが判明した。
60℃より低い温度領域では60℃より上の温度領域に
くらべて著るしく長い処理時間を必要とする。
加熱時間の下限は60℃では約1時間であるが、50℃
では約4時間、40℃では約15時間である。
他方、80℃では約30分、100℃では約30分であ
る。
また加熱時間の上限については、特に高温度域では前述
の如き弊害を避けるために、100℃では約1時間、1
20℃では約20分である。
これ以上の温度では加熱時間の上限と下限の差が小さく
なり処理時間の制御がむずかしくなる。
80℃以下では処理時間の上限はあまり明瞭でない。
この温度領域では処理時間を長くしても前述の弊害はほ
とんど認められないから、時間の制限はもっばら工業的
観点から決定される。
以上の傾向は本発明に用いられる結合剤樹脂成分につい
てはほぼ同様に認められる。
以上の結果から本発明における加熱処理の温度及び時間
の範囲が定まる。
本発明の結合剤樹脂と光導電性粉末からなる分散物の加
熱処理は、図面の温度一時間ダイヤグラムにおいてA、
B、C,D、E、F、G、Hで囲まれる領域で行われる
のがよい。
A乃至Hの温度及び時間は第1表の通りである。
ここで温度は±5℃、時間は±10係の変動が見込まれ
る。
加熱処理は各種の方法で行うことができ、特に制限はな
い。
被処理物に熱風を送る熱風加熱処理法が一般に利用され
る。
被処理物を動かさずに行なう表面加熱処理法、通気加熱
処理法、被処理物を動かして行なう攪拌加熱処理法、流
動層加熱処理法、噴流層加熱処理法、気流加熱処理法な
ど、また真空加熱処理法、スプレードライング法も用い
られる。
加熱処理後の再分散工程は、加熱前の混線分散工程が充
分に行われており、加熱処理が適正であれば、分散溶媒
と共に簡単な攪拌処理を行うだけでよい。
ここで用いられる分散溶媒は揮発性で、結合剤樹脂を溶
解するものが望ましい。
結合剤樹脂成分の分散溶媒中への溶解性が悪いと安定な
分散物が得られないだけでなく、一応安定な分散物が得
られてもそれを用いて調製された感光層の特性は低いも
のとなってしまう。
一般に感光液の分散性が良い程、感光層の特性は向上す
る傾向がある。
再分散がうまく行かない場合−例えば加熱処理の温度が
やゝ高過ぎた場合−には、ボールミル、アトライター、
サンドミル等強力な分散装置を用いることにより充分な
分散が行われ、良好な感光液をつくることができる。
かくして調製された感光液は導電性支持体上に塗布する
ことにより電子写真感光層が得られる。
塗布の方法は、本発明においては特に制限はなく、常法
に従って行うことがでできる。
支持体として金属板を用いる場合スプレー塗布法が有効
である。
ここで用いられる支持体は鉄板、鋼板などの金属板に限
らず、導電化処理を施しておけば木材、プラスチック、
紙弊多種の材質が使用できる。
感光層の乾燥条件は温度及び時間によって規定される。
乾燥温度が高ければ時間は短かくてよく、温度が低けれ
ば時間は長くなる。
適当な乾燥条件は図面の温度一時間ダイヤグラムにおい
てJ、K。
L、M、Nで囲まれる領域にある。
J乃至Nの温度及び時間は第2表の通りである。
ここで温度は±5℃、時間は±10%の変動が見込まれ
る。
多くの場合乾燥は感光層の表面から分散用溶媒が除去さ
れる程度で充分であり、通常、大気中に放置して乾燥を
行えばよい。
本発明によれば感光液を支持体に塗布後、常温(20〜
30℃)で乾燥するだけで良好な帯電特性を示す感光層
とすることができる。
乾燥時間も通常2時間程度でよい。
これは本発明の感光性組成物の特徴である。
この特徴は電子写真罫書方式あるいは感光層の塗布後短
時間で電子写真工程を行う応用分野において極めて大き
な利点となる。
即ち、加熱処理装置を導入する必要がないから、ランニ
ングコスト等を含めて経費上非常に有利である。
また熱源を必要としないため附近に溶剤があっても、爆
発、火炎等のおそれがなく、作業上安全である。
更に本発明の特徴は常温乾燥型の電子写真感光液に利用
し得る結合剤樹脂成分の領域を大巾に拡げたことである
従来の常温乾燥型感光液に用いられる結合剤樹脂成分は
大部分が熱硬化性の樹脂からなっていた。
このために感光液が保存中に固まってしまうことがあっ
た。
また、電子写真罫書方式においては感光層を後で剥離す
る場合がある。
残存する感光層が罫書を行った材料を溶接するときブロ
ー・ホールのような欠陥を生じる原因となったり、コン
クリート等との密接性を阻害したりするからである。
熱硬化型の感光液を用いると感光層の除去が極めて困難
となる。
本発明に従って熱可塑性樹脂を用いるとこの様な欠点は
改善される。
本発明によれば、感光液としてのみならず、加熱処理さ
れた結合剤樹脂と光導電性粉末からなる組成物はペレッ
トあるいは粗粉体の形態でユーザーの手元に届けること
ができる。
ユーザーは使用前に分散・稀釈し感光液をつくり、塗布
するわけであるが、この時ユーザーは乾燥速度を第一に
考慮して溶剤を選択できる。
メタノール、エタノール等の如き乾燥の速い溶剤が利用
でき、作業時間の短縮が可能になる。
この場合、乾燥温度での蒸気圧が10mmHg以上であ
る溶剤系を利用することが一応の目安となる。
例えば乾燥温度が25℃の場合(乾燥時間1〜2時間)
、n−ブチルアセテート、トルエン、エタノール等の溶
剤より揮発速度の大きいものがよく、乾燥温度が40℃
の場合アルミアセテートより大きいものがよいことにな
る。
実際、現場での乾燥温度は10〜35℃程度のことが多
く、この場合、キシレンが使用し得るもつとも揮発しに
くい溶剤と云える。
この特徴を利用すれば従来法の難点が克服できる。
つまり、ある種の樹脂はブタノール、イソプロパツール
、セロソルブ、セロソルブアセテート等の様に揮発速度
の小さい溶媒を含む溶媒系でないと充分溶解せず、また
安定な分散物が得られなかった。
これらの溶剤は乾燥に手間がかかり、必然的に電子写真
特性も向上しない。
本発明によればこのような欠点は上述の如く解決できる
本発明は特定の性質を示す樹脂成分を結合剤とし、特定
の温度・時間条件で光導電性粉末と加熱処理することに
より帯電特性の優れた電子写真感光層用組成物を提供す
るものである。
本発明の感光層用組成物を用いれば、塗布後、放置乾燥
するだけで―加熱する必要なく―帯電特性の優れた感光
層が得られる。
加熱処理の効果は単に溶剤が除去されることに止まらず
、加熱によって結合剤樹脂と光導電性粉末との間に相互
作用が働き帯電特性の改善が行われると考えられる。
実際、本発明の加熱処理を行った組成物と熱処理を行わ
ずに長時間乾燥した組成物とでは、分析の結果共に溶媒
の存在が認められない場合でも、帯電特性は著しく異な
っている。
次に具体例を挙げて本発明を更に詳細に説明する。
なお、部は別にことわりがない限り重量部である。
例1 酸化亜鉛(堺化学製5AZEX2000) 800
部結合剤樹脂ワニス* 200部トルエ
ン 250部* スチレン
(38部)、ブチルアクリレート(50部)、2−ヒド
ロキシエチルメタクリレート(10部)、アクリル酸(
2部)からなる共重合体の50%トルエン−ブタノール
(容量比2:1)ワニス。
樹脂の酸価13、ヒドロキシル価20゜ 上記成分を20℃で三本ロールを2回通して混練しペー
スト状分散物Aをつくった。
この分散物の分散度は非常に高く、グラインドゲージで
測定したところヘゲマンスケールで7.0であった。
分散物Aを40℃で5時間放置し溶剤を除去し、1cm
3程度の大きさにほぐしてから、下記の第3表に示す温
度・時間条件の処理を行った。
処理後の分散物を用いて、分散物100部当り溶剤(ト
ルエン−メタノール、容量比7:3)100部と共にボ
ールミルにて20℃で10時間再分散を行って感光液を
調製した。
感光液をコーティング・ロッドを用いてアルミ蒸着膜を
有するポリエチレンテレフタレートフィルム上に塗布し
、20℃で2時間乾燥して感光層(厚さ8ミクロン)を
つくった。
比較のために、分散物A100部当りトルエン40部を
加えた感光液を上記と同様にしてポリエチレンテレフタ
レートフイルム上に乾燥膜厚8ミクロンになる様塗布し
、下記の第3表に示す温度・時間条件で乾燥し感光層を
つくった。
各感光層につき帯電特性をしらべた。
コロナ帯電電極(帯電電圧ニー6キロボルト)を用いて
帯電を行い、初期帯電電位(Vo)を測定し、次に60
秒後に残留電位(V60)を測定し、これらの値から次
式により電位残留率を求めた。
この結果を第3表に示す。
加熱処理条件が40℃、20時間の感光層8は良好な帯
電特性を示すが、加熱処理条件が低い感光層1〜7では
充分な帯電特性が得られない。
他方、これより強い条件で加熱処理した感光層9〜20
では良好な帯電特性が得られており、これは塗布後の加
熱乾燥により得られる特性に匹敵することがわかる。
例2 酸化亜鉛(堺化学製 5AZEX 3000) 500合 剤合剤樹脂ワニス* 200部トルエン
330部* スチレン(
40部)、ブチルメタクリレート(40部)、メチルメ
タクリレート(8部)、2−ヒドロキシエチルメタクリ
レート(10部)、無水マレイン酸(2部)からなる共
重合体の50%トルエンワニス。
樹脂の酸価14、ヒドロキシル価21゜ 上記成分をボールミルを用いて25℃で6時間混練し、
乾燥して溶剤を除去した後、熱風乾燥器を用いて80℃
で5時間加熱処理した。
処理後の組成物をボールミルを用いトルエンを溶剤とし
て10時間再分散を行って感光液を調製した。
例1と同様にしてポリエチレンテレフタレートフィルム
上に塗布し、25℃で1時間乾燥後感光層の帯電特性を
測定した。
初期帯電電位は−330ボルト電位残留率は83%であ
った。
比較のために、6時間混練後の分散物を、本発明の方法
におけるような加熱処理をせずにポリエチレンテレフタ
レートフィルムに塗布し、25℃で1時間乾燥後帯電特
性を測定したところ、初期帯電電位は一130ボルト、
電位残留率は18%であった。
また、この感光層を恒温槽を用いて50℃で16時間乾
燥を行ったところ初期帯電電位は一281ボルト、電位
残留率は88%であつた。
例3 例2で調製した本発明の感光液をショツトブラスト仕上
を行った鋼板(厚さ10ミリ)上にスプレー塗布し、2
3℃で1時間乾燥後、帯電特性を測定したところ、初期
帯電電位は一270ボルト、電位残留率は84%であっ
た。
例4 酸化亜鉛(堺化学製 5AZEX 2000) 500合 剤合剤樹脂ワニス* 200部酢酸ブチ
ル 200部* スチレン変性
アルキド樹脂の50%ワニス。
樹脂の酸価5、ヒドロキシル価50゜ 上記成分を20℃で三本ロールを2回通して混練した。
80℃で4時間加熱処理し、酢酸エチルを溶剤としてボ
ールミルで10時間再分散を行って感光液をつくった。
例1と同様にしてポリエチレンテレフタレートフィルム
上に塗布し、20℃で1時間乾燥後感光層の帯電特性を
測定した。
初期帯電電位は一270ボルト、電位残留率は89%で
あった。
比較のために、三本ロールで混練後の分散物をそのまま
酢酸エチルで稀釈し、ポリエチレンテレフタレートフィ
ルムに塗布し20℃で1時間乾燥後帯電特性を測定した
ところ、初期帯電電位は一80ボルト、電位残留率は1
1%であった。
例5 例4において酸化亜鉛のかわりに酸化チタン(石原産業
製 ルチル型酸化チタンR830)を用いたところ初期
帯電電位は−170ボルト電位残留率は77%であった
例6 酸化亜鉛(堺化学製 5AZEX 2000) 800合 剤合剤樹脂ワニス* 200部トルエン
250部酸化防止剤(住
友化学製 SUMILIZERBHT) 1部* アクリル
変性アルキド樹脂50%ワニス。
樹脂の酸価16、ヒドロキシル価25゜ 上記成分を20℃で三本ロールを2回通して混練した。
60℃で2時間加熱処理し、トルエン−メタノール(容
量比7:3)で溶剤としてボールミルで10時間再分散
を行って感光液をつくった。
例1と同様にしてポリエチレンテレフタレートフィルム
上に塗布し、20℃で2時間乾燥後感光層の帯電特性を
測定した。
初期帯電電位は一220ボルト、電位残留率は83%で
あった。
比較のために、三本ロールで混線後の分散物を用いて同
様にしてつくった感光層の帯電特性を測定したところ、
初期帯電電位は一100ボルト、電位残留率は65%で
あった。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明における分散物の加熱処理条件および感光
層の乾燥条件を示す温度‐時間ダイヤグラムであり、横
軸は温度(℃)を、縦軸は対数目盛で時間(分)を表わ
す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 13以上の酸価または15以上のヒドロキシル価を示す
    結合剤樹脂中に分散された光導電性粉末からなる分散物
    を、温度‐時間ダイアグラムにおいてA(80℃、6,
    000分)、B(80℃。 900分)、C(100℃、60分)、D(120℃、
    20分)、E(120℃、10分)、F(60℃、60
    分)、G(40℃、900分)、H(40’C,6,0
    00分)及び前記Aの各点を順に結んで囲まれる領域で
    示される条件で加熱処理された電子写真感光層用組成物
    を用いることを特徴とする電子写真感光層の製造方法。 23以上の酸価または15以上のヒドロキシル価を示す
    結合剤樹脂中に分散された光導電性粉末からなる分散物
    を温度‐時間ダイアグラムにおいてA(80℃、6,0
    00分)、B(80℃。 900分)、C(100℃、60分)、D(120℃、
    20分)、E(120℃、10分)、F(60℃、60
    分)、G(40℃、900分)、H(40℃、6,00
    0分)及び前記Aの各点をこの順に結んで囲まれる領域
    で示される条件で加熱処理された電子写真感光層用組成
    物を、該結合剤樹脂を溶解する揮発性溶剤に再分散し、
    導電性支持体上に塗布し、温度‐時間ダイアグラムにお
    いて、J(40℃、300分)、K(50℃、30分)
    、L(50℃、5分)、M(10℃、30分)、N(1
    0℃、600分)及び前記Jの各点をこの順に結んで囲
    まれる領域で示される条件で乾燥することを特徴とする
    電子写真感光層の製造法。
JP732421A 1972-12-28 1972-12-28 電子写真感光層の製造法 Expired JPS5814B2 (ja)

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