JPS58149281A - 「あ」曲硝子板の積層包装方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は彎曲硝子板の積層包装方法に関する。

硝子板金積層して輸送する場合、隣接する硝子板が直接
に接触し損傷するのを防止したり、硝子板の焼は防止の
友めに硝子板の間には包装紙が挿入され、硝子板を隔置
して包装するのが普通である。ところが、このように硝
子板の間に包装紙を挿入して積層包装する方法は、この
包装体を解いて硝子板を取出し使用する場合に、前記包
装紙が邪魔になシ機械的に取出すことができないため、
どうしても人手に頼らざるを得ないのが現状である。

このような欠点を解消するために包装紙に代えて糸紐を
硝子板に挿入して積層包装する方法が知られているが、
従来の方法は第１図のように、糸紐全単純に硝子板間に
垂下しているだけに留まるため、通常の平らな硝子板に
対しては初期の目的が達成できるものの、第２図のよう
な曲げ加工した車輌用硝子板の場合には、硝子板の中央
部は糸紐により隔置されても、彎曲している側部は硝子
板の彎曲形状による制約を受けて糸紐による硝子板の隔
置が充分にできないため、輸送中に隣シ合う硝子板が接
触し損傷を発生する。特に第２図に例示するように硝子
板の側端が上方に向って狭幅である彎曲硝子板の場合に
は、従来のような単に上方から糸紐を垂下するだけでは
広幅の下側部は糸紐により隔置することは不可能である
。このため、このような硝子板の積層包装は前記したよ
うに専ら包装紙による隔置によらなければならない。

本発明はこのような課題を解決することを目的としてな
され几もので、糸紐を硝子板の側端に懸架することによ
り、彎曲している硝子板の側部を前記糸紐により隔置す
ることを要旨とするものである。

次に本発明の実施例を図面に従って説明する。

第３図は本発明の最も一般的な実施態様を示すものであ
る。図において、１は彎曲硝子板、２はかかる彎曲硝子
板間に挿入される糸紐である。

糸紐２は通常は図示するように連続する一本のものを硝
子板１の板面に沿って所望のパターンで糸掛し、その上
に次の硝子板を積層することにより、硝子板間に連続的
に挿入することができる。

本発明はかかる糸紐２を硝子板間に所定のパターンで挿
入する場合に、糸紐２を硝子板１の側端３に懸架するこ
とを要件とする。ここで、糸紐２を硝子板１の側端３に
懸架するとは、積層される硝子板１の間に介在される糸
紐２が側端３を横切って、分布される状態を指称する。

糸紐２が硝子板１の側端３を横切ることにより、側端３
の少くとも一部は糸紐２により確実に隔置される。糸紐
２をこのようなパターンに分布させる方法の一例を示す
と、硝子板ｌの輪郭周朋に沿って位置するａ、ｂ、ｃ、
ｄ、θ、ｆ　に糸掛棒（図示は省略）を配置し、これら
糸掛棒に糸紐２を保持させながら、その間にループ状に
垂下させ、前方から硝子板を積層して糸紐２をこれら硝
子板により挾持し定径、糸掛棒を後退させて糸紐２から
外すことにより得られる。かくして、糸紐２は硝子板間
に図示するようなパターンで分布され、硝子板１をその
全域にわたり確実に隔置する。そして、糸掛棒を再び前
進゛させて、糸紐２を逆方向に折り返して動作させ同様
にループ状に垂下することにより、順次硝子板を積層包
装することができる。

硝子板間にこのようなパターンで糸紐２を分布させる場
合、通常は一本の糸紐で行うが、２本の糸紐を使って硝
子板１の左右に分割して分布させることも可能である。

第４図及び第５図は本発明の他の実施態様を示すもので
、第３図と同じ方法によシ硝子板１の板面に沿って糸紐
２を所定のパターンに糸掛けし定径、この糸紐２を硝子
板ｌの側端において折返し、硝子板１の下部に分布させ
ることを特徴とする。糸紐２をこのようなパターンで硝
子板間に分布させると、硝子板１の全面にわたって糸紐
２ｔ−均一に分布させることができ、特に硝子板１の側
端３の２箇所金糸紐２が横切る友め、硝子板１の両側部
をより確実に糸紐２で隔置することが可能となる。

第６図は本発明の更に異なる実施例で、糸紐２の硝子板
１に懸架する位置を第３図より下方に選定すると共にそ
の糸掛はパターンを工夫することにより、より少ない糸
紐２により硝子板１の板面を可及°的に一様に隔置する
ように改善し次場合であシ、本発明において糸掛はパタ
ーンは糸紐２を硝子板ｌの側端に懸架する条件下におい
て適宜変更できる。

本発明は以上の如く、糸紐２を彎曲硝子板の側端に懸架
してその板間に介在させるので、彎曲した硝子板をその
全面にわたって確実に糸紐によシ装置することができる
。特に、硝子板の横幅が上方に向って狭幅となる車輌用
硝子板の積層包装に対しても、硝子板の両側部を糸紐２
によシ装置することが可能となるので、従来どうしても
包装紙に頼らねばならない包装を糸紐２により容易に達
成することができ、これにより硝子板の取出しを前記糸
紐２を巻き取り一から機械手段により自動的に行うこと
が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の糸紐による硝子板の積層包装における糸
掛はパターンの正面説明図、第２図は彎曲硝子板の斜視
図、第３図は本発明の実施例を示す糸掛はパターンの正
面説明図、第４図。 第５図及び第６図は他の実施例を示す糸掛はパターンの
正面説明図をそれぞれ示す。 図において、ｌは彎曲硝子板、２は糸紐、３は硝子板側
端。 才ｌ目

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　複数枚の彎曲硝子板の間に糸紐を介在させて積層
   包装する方法において、前記糸紐を硝子板の側端に懸架
   して積層する硝子板の全面にわたって糸紐を分布せしめ
   、硝子板の側部を肢糸紐によシ装置することを特徴とす
   る彎曲硝子板の積層包装方法 ２　彎曲硝子板の幅が上方に向って狭幅である特許請求
   の範囲第１項記載の彎曲硝子板の積層包装方法 ３、　糸紐が懸架される硝子板の側端が面取加工されて
   いる特許請求の範囲第１項記載の彎曲硝子板の積層包装
   方法