JPS5814914B2 - 折畳み形式の板状体及びその製法 - Google Patents

折畳み形式の板状体及びその製法

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JPS5814914B2
JPS5814914B2 JP9842478A JP9842478A JPS5814914B2 JP S5814914 B2 JPS5814914 B2 JP S5814914B2 JP 9842478 A JP9842478 A JP 9842478A JP 9842478 A JP9842478 A JP 9842478A JP S5814914 B2 JPS5814914 B2 JP S5814914B2
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plates
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sheet
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JP9842478A
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当麻毅
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TOMA KOHAN KK
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TOMA KOHAN KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は展開又は折畳みでき、折畳み形式の扉・間仕切
り・衝立等に用いて好適な折畳み形式のの板状体および
その製法に関するものである。
従来は、例えば第11図に示すように折畳み形式の扉等
を形成する単位体101を連結するばあい軟質ポリ塩化
ビニル等の軟質ひんじ102にて接続をしていたが前記
単位体101と軟質ひんじ102とは一体感がなく異和
感があり、デザイン的にも好ましいものではなく、また
各単位体の接続に犬がかなり装置を用いたものであるが
、それでは全体として重量が増えカーテンのように簡単
に吊り下げることもできず、製品コストも上昇する。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、一枚の高級
な木材板を屈曲して形成したと同様な褒華でデザイン的
に優れた外観を呈し、単位体間に間隙がなく視覚を遮り
、遮音性にも優れ、軽量で使用範囲も広く、しかも製作
も容易な折畳み形式の板状体およびその製法を提供せん
とするものである。
以下本発明を図面に示したー実施例に従って詳細に説明
する。
第1図は本発明の一実施例たる折畳み形式の板状体を利
用した間仕切りの斜視図、第2図は該例を伸展させた状
態における平面図、第3図は該例を折畳んだ状態におけ
る平面図、第4図は折畳んだ状態における該例の一部分
の断面図である。
間仕切りAは、各帯状単位体1…が屈曲自在部2…を介
して交互に連結されてなる。
3は帯状単位体1を形成する帯状板であり、該帯状板3
は第5図で示す如く合板等の木質系材料製基板4の一表
面に布、合成樹脂シート等の強靭で柔軟性のあるシ一ト
5を貼着し、さらにそのシ一ト5の表面に天然木化粧薄
単板あるいは木目模様等の印刷模様を施した塩化ビニル
樹脂シート等の合成樹脂シート等の表面材6を貼着し、
基板4と表面材6との間にシ一ト5を挾着するようにし
て一体となし、且つ該基板4の略中央に析面口状の折曲
溝7を長手方向に開設し基板4を区画して2翼で1対の
帯状板を形成するとともに、端縁8を前記折曲溝7の側
縁7a,?aと同一角度の傾斜端縁となし、更に第5図
矢印で示す如く前記折曲溝7を拡開するようにシ一ト5
および表面材6を撓め第9図に示すごとく表面材6が対
面するように折曲してなる。
なお、折曲溝7は前記シ一ト5の裏面に達するがそれを
傷つけない程度に開設されており、ゆえに溝底7bにお
いてはシ一ト5がほぼ表面に露出し、シ一ト5および表
面材6で帯状板3が連結されている。
9は帯状単位体1の側部を形成する側板であり,該側板
9は第6図に示す如く合板等の木質系材料製台板10表
面に帯状板3と同様シ一ト11を貼着しさらに表面材1
2を貼着し、且つ前記台板10の略中夫に断面略U字形
の嵌着溝13を長手方向に開設して区画するとともに、
両側縁14,14を前記嵌着溝13の側壁部13aと同
一形状の切欠段部に形成してなる。
嵌着溝13の底部13bにおいてはシ一ト11および表
面材12が残存している。
なお、嵌着溝13の側壁部13aの傾斜面のなす角度α
は、前記折曲溝7の側縁7aの傾斜面のなす角θと略同
一の角度とする。
さらに、第4図で示す如く帯状板3の折曲溝7の溝底7
bを、側板9の嵌着溝13の底部13bにつき合わせ接
着するとともに帯状板3の折曲溝の側縁7aと側板9の
嵌着溝13の側壁部13aと当着し、且つ帯状板3の一
方の端縁8を他の側板9の側縁14に当着するとともに
もう一方の端縁8を前記後者の側板9とは別の本実施例
を折畳んだ時該後者の側板9と隣接する他の側板9の側
縁14に当着し、各帯状単位体1…が屈曲自在部2たる
側板9の嵌着溝13部位において互に連結されるように
なす。
第2図において17は間仕切りAを伸展したり折畳んだ
りするぱあいに案内する案内側体であり、該案内側体1
7と帯状単位体1間は第7図で示すような長蝶番19で
連結される。
18は室内の柱等に固定する固定用側体であり、案内側
体17と同様第7図で示すような長蝶番18で帯状単位
体1と連結される。
帯状単位体1および案内側体17の上端に、第8図で示
す如く適宜ランナー20が取着され、該ランナー20に
よりレール21に吊り下げられ、該ランナー20がレー
ル21内を摺動することにより帯状単位体1が第2図お
よび第3図で示すように屈曲自在部2で折れ曲がり蛇腹
運動をなす。
なお、案内側体17および固定用側体18もともに前記
帯状単位体1とデザイン的統一を図ること等を意図して
同様な形状とすればよい。
左右両端の帯状単位体1すなわち案内側板17および固
定用側板18と隣接する帯状単位体は他の帯状単位体1
の略半分の幅であり第2図および第3図に示す如く折り
畳みをなしやすくしており、且つ該帯状単位体1を形成
する帯状板3a , 3aは、他の帯状板3の如く折曲
溝7で連結されることなく、第9図の左右の帯状板3′
と同様両端縁を傾斜端縁となし、側板9の側縁14に当
着されている。
なお、前記実施例を製造するに当っては次のようにして
製造する。
まず、第9図に示す如く側板9を形成する台板10の表
面にシ一ト11を貼着しさらに該シ一ト11の表面に表
面材12を貼着した側板素材9aを準備し、前記側板9
の嵌着溝13および切欠段部たる側縁14を形成すべく
嵌着溝13と同一形状の断面略U字状の溝15a,15
bを複数条平行開設する。
かかる溝15a,15bが開設された側板素材9aを二
枚準備する。
一方各2翼1対の帯状板3を折曲溝7が交互に位置する
ように一列に並べる。
しかる後、該帯状板3を挾んで2枚1組の側板素材9a
,9aを対向させ、帯状板3の折曲溝7部位と側板素材
9aの溝15aおよび帯状板3の端縁8と側板素材9a
の溝15bが嵌合するように両側板素材9a,9aを帯
状板3に両側から押し付け、帯状板3の折曲溝7部位と
側板素材9aの溝15aの周縁ならびに側板素材9aの
溝15bの側壁と帯状板3の端縁8および該側軛と当接
する帯状板3の基板4部位等を接着する。
充分接着がなされた後、帯状板3の端縁8側たる側板素
材9aの溝15bの底部15cを切り取り、両側方へ開
き得るようにする。
すなわち、帯状板3の折曲溝7部位が当着する側板素材
9aの溝15aが側板9の嵌合溝13を形成し帯状板3
の端縁8が当着する側板素材9aの溝15bは、その底
部15cすなわち第9図P−P’線で切り取られ側壁部
15dのみが残存して側板9の側縁14を形成する。
なお、左右両端の帯状板3’,3’は、前記帯状板3と
異なり両端縁3/a,3’aを傾斜端縁となしているが
、製造にあたっては当初から両端縁3′aを傾斜端縁と
なすことなく、前記したと同様に側板素材9aと帯状板
3が当着された後側板素材9aの溝1 5 a ,1
5 bの底部15cにおいて切断することにより上記の
ように成形すればよい。
。もつとも当初から目的とする帯状板3′を形成しても
よい。
本発明に係る板状体は種々変更でき、例えば側板の嵌着
溝を第10図に示すごとく略コ字状の嵌着溝13′とな
し、それに対応して帯状板3″の端縁8′も形成し、側
板9′の側縁14′も同様に形成してもよい。
またその用途も前記実施例に限定されるものではなく、
種々利用できる。
本発明は上記のように構成され、屈曲自在部において容
易に撓め屈曲できるため、容易に蛇腹運動をなすことが
でき、天然木化粧単板等の表面材が一面に貼着すれはあ
たかも一枚の板で成形したような外観となり、豪華で木
質感のある室内のふん囲気に調和した外観となり、ヒン
ジ部等が不要であるのでデザイン的にアンバランスとな
ることがなく、中空状であるので軽量で室内等への取り
付けも簡単であり、帯状板を形成する基板および側板を
形成する合板に合板等のねじりやそり等が生じることの
少ない材料を用い得るので耐久性にも優れ、しかも切断
等が容易であるので施工現場においてその寸法に対応し
て加工をすることができるので極めて便利である。
製造方法としても工程が少なく極めて簡単なため製品コ
ストの引き下げにも寄与することができる。
本発明は上記のように種々の優れた実用的装飾的効果を
具有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例たる折畳み形式の板状体を利
用した間仕切りの斜視図、第2図は該例を伸展させた状
態における平面図、第3図は該例を折畳んだ状態におけ
る平面図、第4図は帯状単位体の一部分の拡大断面図、
第5図は帯状板の展開状態における平面図、第6図は側
板の断面図,第7図は第2図X部の芹大断面図、第8図
は前記実施例をレールに取り付けた状態の説明図、第9
図は製作過程を示す説明図、第10図は別の実施例の要
部断面図、第11図は従来例の斜視図である。 1……帯状単位体、2……屈曲自在部、3,3’,3″
……帯状板、4……基板,5……シート、6……表面材
、7……折曲溝、8,8′……帯状板の端縁、9,9′
……側板、9a……側板素材、10……台板、11……
シート、12……表面材、13,13’……嵌着溝、1
4,14’……側板の側縁、15a,15b……溝。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 基板の一表面にシートを貼着し且つ該基板に折曲溝
    を開設して2翼となすとともに、前記哲曲溝を拡開する
    ように前記シートを折曲して2翼で1対の基板からなる
    帯状板と、合板の一表面にシートを貼着し且つ台板の略
    々中央に嵌合溝を形成して合板を区画してなる側板とか
    らなり、2翼で1対の基板を区画する折曲溝部位を前記
    側板の嵌合溝に当殖して屈曲自在部となし、且つ、基板
    の両翼の折曲溝部位とは反対の端縁を、隣接する帯状板
    が当着された側板の別の両側縁に当着し、順次2翼で1
    対の帯状板及び該帯状板が当着された側板を交互に連結
    して、屈曲自在部を介して交互に連結された帯状単位体
    を形成してなる折畳み形式の板状体。 2 屈曲自在部は、シートのみが存する特許請求の範囲
    第1項の記載の折畳み形式の板状体。 3 帯状板は、基板の表面にシートを貼着し且つ該シー
    トの表面にきらに表面材を貼着した特許請求の範囲第1
    項または第2項記載の折畳み形式の板状体。 4 側板は、合板の表面にシートを貼着し且つ該シート
    の表面にさらに表面材を貼着した特許請求の範囲第1項
    、第2項または第3項記載の折畳み形式の板状体。 5 基板の表面にシートを貼着し且つ該基板の略略中夫
    に折曲溝を開設して基板を区画して、2翼で1対の基板
    からなる帯状板を形成する工程と、合板表面にシートを
    貼着してなる側板素材の合板に、前記帯状板の基板に形
    成された折曲溝の形状に対応する溝を複数条平行開設し
    て台数を区画し、該溝を介して合板が一連に連設された
    側板素材を形成する工程と、 前記2翼の帯状板を、折曲溝で該折曲溝を拡開するよう
    にシートを折曲して対向させ、且つ同様な帯状板を折曲
    溝が交互に位置するように複数並列する工程と、 複数並列された帯状板を挾んで2枚1組の側板素材を対
    向させ、且つ、帯状板の折曲溝部位を側板素材の溝に嵌
    着して屈曲自在部を形成するとともに、該2翼1対の帯
    状板の両端縁周辺を他の側板素材の溝の溝壁に当着する
    工程と、 帯状板の両端縁側たる側板素材の溝の底部を切り取り1
    条の溝を介してシートで連繋された側板となし、順次2
    翼で1対の帯状板及び該帯状板が当着された側板を交互
    に連結して、屈曲自在部を介して交互に連結された帯状
    単位体を形成する工程と からなることを特徴とする折畳み形式の板状体の製法。
JP9842478A 1978-08-12 1978-08-12 折畳み形式の板状体及びその製法 Expired JPS5814914B2 (ja)

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JPS5526353A JPS5526353A (en) 1980-02-25
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6436011U (ja) * 1987-08-28 1989-03-06

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6436011U (ja) * 1987-08-28 1989-03-06

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