JPS58147497A - 重油等の液体燃料の自動乳化方法および之を実施する装置 - Google Patents

重油等の液体燃料の自動乳化方法および之を実施する装置

Info

Publication number
JPS58147497A
JPS58147497A JP2900082A JP2900082A JPS58147497A JP S58147497 A JPS58147497 A JP S58147497A JP 2900082 A JP2900082 A JP 2900082A JP 2900082 A JP2900082 A JP 2900082A JP S58147497 A JPS58147497 A JP S58147497A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
heavy oil
water
emulsification
emulsifier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2900082A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Miyazaki
健 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EE M KK
Original Assignee
EE M KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EE M KK filed Critical EE M KK
Priority to JP2900082A priority Critical patent/JPS58147497A/ja
Publication of JPS58147497A publication Critical patent/JPS58147497A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、重油等の液体燃料にて一定割合の乳化剤と水
とを混ぜて攪拌し、乳化処理することにより得られる乳
化重油を燃料として用い、以って高価な重油等の液体燃
料の節約をはかった重油等の液体燃料の自動乳化方法お
よび之を実施する装置を提供するのにある。
最近の国債的動向から、原油をはしめ冷暖房用の液体燃
料の価格が昂騰している。ところで重油等の液体燃料は
乳化剤を混ぜることにより水と分離し難くなって乳化重
油となり、この乳化重油が燃焼されることが知られてい
る。
本願は上述の如き点に道みてなされたものでありその目
的とするところは、重油等の液体燃料に一定量の乳化剤
と水とを自動的に一定割合で混ぜて攪拌することにより
得られる乳化重油を燃料として用いることにより高価格
の原料を節約して低コストの燃料が得られる重油等の液
体燃料の自動乳化処理方法および之を実施する装置を提
供するのにある。
以下、本願特定発明を之を実施するのに使用する装置と
ともに説明する。
lは全景を示す装置本体で、この装置本体1は略筒状で
、上方から下方に上層2、中間層3、下層4との3層に
形成される。このうち前記上層2は同一水平面内に水性
分はタンク5、重油仕分はタンク6、燃料供給タンク7
がそれぞれ仕切板8.9を用いて3区分に仕切られ、そ
の面積は水性分はタンク5、重油仕分はタンク6、燃料
供給タンク7の順序で大きさを増している。
また前記上層2き下方の中間層3には乳化剤IOを貯留
しておくための乳化剤仕分はタンク11が設けられてい
る。前記乳化剤仕分はタンク11の下部には電磁弁SL
4を設けた連通管12と前記水性分はタンク5、重油仕
分はタンク6の下部から乳化剤仕分はタンクll内を通
り電磁弁SLs、SLsを備えた連通管13.14を介
して重油15、乳化剤10、水16が一定割合、例えば
8:0.002:2の割合で混合されるような乳化タン
ク17が設けられている。18は乳化タンク7から燃料
供給タンク7へ伸びる連通管である。
19は乳化剤仕分はタンク11内に乳化剤IOを流入す
るための注入口である。
20.21は水16、重油15を水性分はタンク5、重
油仕分はタンク6内にそれぞれ流入するための移送管で
、S L2  、 S L3はこの移送管20.21の
それぞれの流入側に設けられた電磁弁である。
24.25.26は前記水性分はタンク5、重油仕分は
タンク6、燃料供給タンク7のそれぞれの側面に、水性
分はタンク5、重油仕分はタンク6、燃料供給タンク7
のそれぞれの内部が連通ずるように設けられたレベル・
ゲージで、このレベル・ゲージ24,25,26の側面
には水性分はタンク5、重油仕分はタンク6、燃料供給
タンク7内にそれぞれ流入される水16、重油15、乳
化重油27のそれぞれの液面が一定になるとオンになる
近接スイッチS2およびオフになる近接スイッチ33.
Soが上部に設けられ、またレベル・ゲージ24,25
,26の下方には水性分はタンク5、重油仕分はタンク
6、燃料供給タンク7から水16、重油15、乳化重油
27がそれぞれ排出されて液面が低下するとオフになる
近接スイッチS5およびオン又はオフになる近接スイッ
チS6、さらに1セントの近接スイッチSg、Sh。
が設けられている。
いずれの前記近接スイッチ32  、S3 .510 
iSs  * S6 、Soの構造は例えば導体部を取
付けたフロートを前記レベル・ゲージ24,25,26
の内部に浮かせるとともに前記フロートの導体部と水位
が一致すと通電可能となる導体部をレベル・ゲージ24
,25,26,37の外部に設ける等して形成される。
PB2は常閉のブツシュ・ボタンP B l に接続さ
れた始動用のブツシュ・ボタンであり、このブツシュ・
ボタンPB2を押すと、リレーY+が作動してその接点
y12が入りパイロットランプPL1が点燈されると、
自己保持される。ylは前記リレーYlの接点で、この
接点y1はリレーY1が接点y12が入ることにより自
己保持されると、同時にオンとなる。T1はタイマーで
、このタイマーT1はその接点1.が前記接点ylに接
続され、リレーY+が作動し、接点y1がオンとなると
、燃料供給タンク7内に設けられた攪拌手段28を形成
するモータM2は、密閉の前記接点1゜が開くまでの設
定時間の間、回転することによりモータシャフト29に
数個の攪拌羽根30にて燃料供給タンク7内に溜められ
ている一定割合の乳化重油27は攪拌され、燃料供給タ
ンク7の排出側に設けたバーナ31にて燃焼される準備
が行われる。
32は燃料供給タンク7と移送管33の排出側に設けた
バーナ31との間に設置されたバイパスであり、このバ
イパス32には移送管32内に溜っている乳化重油27
が重油15と水16と分離するのを防止するために、再
び乳化重油27を燃料供給タンク7内に強制的に還流さ
せるためのポンプP2が設置されている。
Y2は燃料供給タンク7内の乳化重油で27がバーナ3
1での燃焼に費されて減ってその液面が低下した場合に
、燃料供給タンク7の一例に設けたレヘル・ゲージ26
内に浮上されているフロートが下がってスイッチS+o
を一度通り過ぎて再びオンとなる近接スイッチS9に接
続されたリレーであり、このリレーY2は近接スイッチ
S9がオンとなり、タイマーT2の常閉の接点t2を介
してリレーY2がオンするようになっている。y2はリ
レーY2の接点で、この接点y2にはリレーY3とタイ
マーT3が接続されている。タイマーT3はリレーY2
がオンすると同時にオンとなる接点721を介して作動
する。この場合、重油仕分はタンク6内には重油15が
近接スイッチS3の位置に供給されているので下方の近
接スイッチS、は閉じている。
重油仕分はタンク6の下部に設けた連通管14の途中に
配設された前記電磁弁SLsは前記リレーY 3がオン
となると、オンとなる接点y3□に接続されている。そ
して電磁弁SLeが開かれると、重油仕分はタンク6内
の重油15は下層の乳化タンク17内に流入される。S
 L 4は前記乳化剤仕分はタンク11の下部に伸びる
連通管12に設けられた電磁弁で、この電磁弁SL4は
前記リレーY3の接点y3に接続され、この接点y3が
閉じると、前記タイマーT3の常閉の接点t3が開かれ
るまでの設定時間、開くことにより乳化剤10が乳化タ
ンク17内に一定割合流入する。タイマーT3の設定時
間がきたら、その接点t3が開き、電磁弁SL4が閉じ
、乳化剤10が乳化タンク17内に流入するのが停止す
る。
このようにして、電磁弁SLεが開かれ、重油仕分はタ
ンク6内の重油15の液面が低下し、密閉の近接スイッ
チS6が開き、近接スイッチS@lがオンすると、リレ
ーY4が作動し、その接点y、とy41がオンになると
同時に近接スイッチS6はオフとなる。このうち1つの
接点y4は、重油仕分はタンク6の上方の近接スイ・ノ
チS3を介してリレーY5に接続されている。
またリレーY5は、その接点y5を介して重油仕分はタ
ンク6に通ずる重油供給管21の電磁弁SL3を開閉す
ようになっている。
また、他の前記接点y引は、スナ・ノプスイ・ノチSY
7を介して水仕分はタンク5に通ずる水供給管20に設
けた電磁弁SL2に接続され、之を開閉するようにして
いる。
水仕分はタンク5の上方に設けた上方の前記近接スイッ
チS2は、その接点S21が、リレーY6を介して下方
の近接スイッチS5に接続している。
前記リレーY6は接点y6  t )’sl ? )f
t2が設けられ、このうち接点y6は自己保持用で、ま
た接点7 slはタイマーT6に接続され、さらに接点
y62は乳化タンク17に通ずる連通管13に設けた電
磁弁SLsにスナップスイッチSYaを介して接続され
ている。
そして前記電磁弁SL2が開かれ、水16が水仕分はタ
ンク5内に流入し、水位が上がると、近接スイッチS2
がオフすると同時に接点321がオンされることにより
リレーY4への通電が断たれ、接点)’41)’41が
開かれる為、電磁弁SL2が閉じられ水仕分はタンク5
内への流入が停止すると同時に接点S21が入っている
ため、゛リレーY6が入り、リレーYεの接点y62が
入る。接点y6はリレーY6の自己保持をするためのも
ので、接点y62はスナップスイッチSLsを介し、電
磁弁SL5を開くことにより、乳化タンク17に水が流
入される。一方水仕分はタンク5の液面が下がり、近接
スイッチS5の位置までフロートが下がると、近接スイ
ッチ5は開かれ、リレーY6への通電が停止するので接
点y6 、yI!0.y6゜が開かれ、電磁弁SLsが
開かれるとにより、乳化タンク17内に一定量の水16
が流入される。
重油供給管21に設けられた前記電磁弁SL3は、重油
仕分はタンク6内に流入する重油15の液面が上って近
接スイッチS3がオフになると、前記リレーY5への通
電が断たれ、その接点y5が開かれることによりスナッ
プスイッチSY4を介して電磁弁SL3が開かれるため
、前記重油仕分はタンク6内への重油15の流入が停止
する。
之と同時に、重油仕分はタンク6内に重油15を供給す
るためのポンプP3も停止す。
このようにして重油15、乳化剤10、水16が一定割
合、乳化タンク17内に流入する。
Y8は乳化タンク17のレベル・ゲージ37のト方に設
けられた近接スイッチs7で動作するリレーであり、こ
のリレーY8の接点yδはタイマーT9の接点t9に接
続されている。S8は同しくレベル・ゲージ37の下方
に設けられた近接スイッチである。そして、重油15、
乳化剤1o、水16が流入することにより液面が上がっ
て、近接スイッチS7がオンすると、リレーY8とタイ
マーT9が作動し、タイマーT9の接点t9が入る。
タイマーT、の接点t9はリレーy8、スナップスイッ
チSY3を介して乳化タンク17内のモータM3に接続
されている。そしてモータM3はタイマーT9の接点t
9が開くまでの設定時間、回転することにより乳化タン
ク17内に流入された重油15、乳化剤10、水16を
モータM3のモータシャフト34に設けた攪拌手段35
の攪拌羽根36にて攪拌して乳化重油27を形成する。
t 81はタイマーT9の接点であり、この接点t、l
はタイマーT9の設定時間が過ぎて接点t9が開くと同
時に閉じることにより、スナップスイッチSY+を介し
て乳化タンク17内で形成された乳化重油27を燃料供
給タンク7に汲み揚げるために、連通管I8に設けられ
たポンプP+を作動するためのものである。
乳化タンク17の側面のフロート37に設けた近接スイ
ッチS8は、乳化タンク17内で形成された乳化重油2
7の液面がポンプP1の汲み揚げにより降下すると、オ
フするので、前記リレーY8とタイマーTsへの通電が
止って接点t atが開かれるため、前記ポンプP+ 
は停止し、乳化重油27の燃料供給タンク7への汲み揚
げは停止する。
前記スナップスイッチS Y2  、 S Y3  、
 S Y+、SY4  、SYs  、SYe  、S
Y?  、SYδは停電した場合、又はリレー等の部品
の故障があった場合に備えるもので、このうちスナップ
スイッチSYi  、SY4  、SYs 、SYら 
、SY♂を電磁弁SL2 、SL3  、SL4 、S
Le 、SLsに対し並列に設けたことにより、自動運
転から停止手動運転に切換えるようになっている。
燃料供給タンク7の側面に設けたレベル・ゲージ26の
上下に形成した近接スイッチS+o、Ssの上部の近接
スイッチS+oを設けたのは、近接スイッチS、の誤動
作を防止するためのものである。
P3はポンプで、このポンプP3は燃料貯留タンク(図
示せず)の設置位置が、重油仕分はタンク6の設置位置
よりも低い場合、重油15を汲み揚げる為を想定して燃
料貯留タンクと重油仕分はタンク6との中間に電磁弁S
L3 と同時に作動するよう設置される。
前記近接スイッチS11は近接スイッチSs、S2、S
3?S5又はリレーの故障により、乳化タンク17より
燃料供給タンク7内に供給される乳化重油27が過剰供
給された場合、自動的にサイクル動作を停止するように
フロートの上部に設けられている。38はバルブ39を
備えたドレーン、R+、T+ は電源である。y42は
リレーY4の自己保持用のリレー、y71はリレーY5
の自己保持用のリレー、PLは電源、PL+ は運転時
のそれぞれのパイロットランプである。
本願特定発明は上述のような構成からなるものであるか
ら、始動用のブツシュ・ボタンPB2を押すと、リレー
Y1が作動してその接点y12が入り自己保持される。
同時にリレーY1の接点y】が閉じるのでタイマーT1
の接点1.が開くまでの設定時間、燃料供給タンク7の
モータM2が回転駆動するため、数個の攪拌羽根30に
て燃料供給タンク7内に溜っている一定割合の乳化重油
27かバーナ31での燃焼に先立って均一に攪拌される
と同時に燃料供給タンク7と移送管32の排出側に設け
たバーナ31との間に設置されたポンプP2が作動する
ため、移送管33内に溜うている乳化重油27はバイパ
ス33を通って燃料供給タンク7内に惜制的に還流させ
られるので乳化重油27が重油15と水16とに分離さ
れるのが防止される。そしてタイマーT+ の端子t1
が開き設定時間が過ぎると燃料供給タンク7内で回転し
ている攪拌手段28のモータM2と燃料供給タンク7内
に乳化重油27を強制的に還流させているポンプP2が
停止し、バーナ31での燃焼に先立ち乳化重油27を形
成する準備を行う。
一方、燃料供給タンク7内の乳化重油27がバーナ31
での燃焼に費されて減り、その液面が低下すると、燃料
供給タンク7の一側に設けたレベル・ゲージ26内に浮
上されているフロート(図示せず)が下がって近接スイ
ッチS9がオンとなり、タイマーT2の常閉の接点t2
を介してリレY2が入る。このようにリレーY2が入る
とその接点y2を介してリレーY3が入る。同時にリレ
ーY2が入ると、接点y2□を介してタイマーT3が入
る。この場合、重油仕分はタンク6内には重油15が近
接スイ・ノチS3の位置上に供給されているため、下方
の近接スイッチS6は閉じている。
そして前述のようにリレーY3がオンになると、その接
点y3 、y3Iがトンする。こうして接点y31がオ
ンすると、重油仕分はタンク6の下部に設けた電磁弁S
Lsが開かれるため、重油仕分はタンク6内の重油15
は下層の乳化タンク17内に流入される。また接点y3
が閉じると、前記タイマーT3の常閉の接点t3が開が
れるまでの設定時間、乳化剤仕分はタンク11の下部に
設けた連通管12の電磁弁SL、が開くため、重/[1
115に次いで乳化タンク17内に乳化剤1oが一定割
合、流入する。タイマーT3の設定時間がきたら、その
接点t3が開くことによって電磁弁SL4が閉じ、乳化
剤10の流入は停止される。
他面、電磁弁SLeが開がれ、重油仕分はタンク6内の
重油15の液面が低下して密閉の近接スイッチS6が開
きその端子Setがオンすと、リレY4が作動し、その
接点y4とy、1がオンになる。
このうち接点y、は重油15が乳化タンク17内に下降
することにより閉している重油仕分はタンク6の上方の
近接スイッチS3を介してリレーY5がオンし、スナッ
プスイッチSY4が自動側に切換っているためオンし、
電磁弁SL3が開かれるので重油15は重油供給管21
を通して重油仕分はタンク6内に供給される。之と同時
に、燃料貯留タンク(図示せず)の設置位置が、重油仕
分はタンク6内の設置位置よりも低い場合を想定して図
示しないが、燃料貯留タンク(図示せず)と重油仕分は
タンク6との中間に設けられたポンプP3が回転し、重
油供給管21内に重油15が供給される。また前述のよ
うにリレーY4の接点y41が入り、之に通ずるスナッ
プスイッチSY?が自動側に切換わっているため、水供
給管20の途中に設けた電磁弁SL2が開き、水仕分は
タンク5内に水16が供給される。そして水仕分はタン
ク5内の液面が上ることにより、水仕分はタンク5の側
面に設けたレベル・ゲージ24の上方に設けた近接スイ
ッチS2の接点S21が閉じるため、Y4は通電が断た
れy4+が開きSY7を介し電磁弁SL2が開かれ水仕
分はタンクへの給水が停止し同時にリレーY6の接点y
6が自己保持される。
同時にリレーY6の接点’j6+、y62が閉じるため
、接点y62はスナップスイッチS Y aを介し電磁
弁SLsを開くため、水16は乳化タンク17に流入さ
れる。又接点61はタイマーT6の接点t6を介し、リ
レーY7を作動させる補助接点で、乳化タンク17に水
16が流入することにより、水仕分はタンクの液面が下
り、フロートの位置が近接スイッチSもが開かれ、リレ
ーY6への通電が断たれ、接点y61)’62が開かれ
、水仕分はタンク5より乳化タンク17への流入が停止
し、乳化タンク17へ一定量水が入る。
近接スイッチS3は前述のように重油仕分はタンク6内
に重油供給管21から流入される重油15の液面が上が
ることにより、重油仕分はタンク6の側面に設けたレベ
ル・ゲージ25の上部の近接スイッチS3が開かれるた
め、リレーY5への通電が止まり、その接点y5が開く
ので電磁弁SL3が閉じると同時にポンプP3も止まる
。従って重油供給管21から重油仕分はタンク6内に流
入される重油15の供給は停止される。
ところで乳化タンク17内には上記操作により重油15
と乳化剤10と水16が入るため、液面が上るので乳化
タンク17のそくめんに設けたレベル・ゲージ37の上
部に設けた近接スイッチS7が入り、リレーY8とタイ
マーT、の端子y8、t9がオンするため、乳化タンク
17内の攪拌手段35のモータM3はタイマーT、の端
子t。
が開くまでの設定時間だけ、回転する。こうして乳化タ
ンク17内に収容された一定割合、例えば8:0.00
2:2の重油15、乳化剤lO1水16は均一に混合さ
れ、乳化重油27ができる。そしてタイマrT@の接点
t9が設定時間になると開き、之と同時にタイマーT@
の接点t 91が閉じる。従ってこの接点t 81のス
ナップスイッチSY1が自動に切換わっている為、ポン
プP1が回転するため、乳化タンク17内で製造された
乳化重油27はポンプP+が回転駆動することにより乳
化タンク17から燃料供給タンク7に汲み揚げられる。
乳化タンク17から燃料供給タンク7内に乳化重油27
が汲み揚げられると、乳化タンク17内で製造された乳
化重油27の液面が下がることにより近接スイッチS8
が開き、リレーY8とタイマーT9の通電が止まり、タ
イマーT9の接点ts+i)’aが開き、ポンプP+の
回転が停止し、乳化タンク17内の乳化重油27の汲み
揚げは停止する。こうして燃料供給タンク7内に汲み揚
げられた乳化重油27は移送管32内を移送され、バー
ナ31にて燃焼される。
以上で自動運転により1サイクル動作が終了する。
次に停電等による運転状況を簡単に述べれば、作用の概
要は上記自動操作とかれこれ同様であるが、停電などに
より、1サイクル動作の途中で停止した場合や近接スイ
ッチS2.S3又は手動にし、操作する。スナップスイ
ッチSY、を手動にすると、給油用のポンプP3と電磁
弁SL3が開かれ重油仕分はタンク6に重油15が給油
される。
また停止するとポンプP3が止まり、電磁弁SL3も閉
しる。
そしてスナップスイッチSY6が手動によりオンすると
、電磁弁SLeが開かれ、乳化タンク17に重油15が
流入されるが、スナップスイッチSY6がオフすること
により乳化タンク17内への重油15の供給は停止され
る。
同様にスナップスイッチSYsの手動によるオン・オフ
により電磁弁SL4を開閉し、乳化タンク17内へ乳化
剤10を流入したり、停止したりする。
さらにスナップスイッチSY3を手動によりオン・オフ
すると、乳化タンク17内においてモータM3を希望の
時間回転、駆動させる。オフになると前記モータM3の
回転が停止する。
また前記スナップスイッチSY7を手動に切換えてオン
すると、電磁弁S L 2が開かれ、水仕分はタンク5
内に水16が流入する。反対にスナップスイッチSYv
が手動動作に切換えられてオフになると、電磁弁SL2
が閉じられ、水仕分はタンク5への水16の供給は停止
する。
さらに水仕分はタンク6内に貯留された水16はスナッ
プスイッチSYaが手動によりオンされると、電磁弁S
Lsが開かれ、乳化タンク17に水が供給され、水位が
近接スイッチS5にきたら手動によりスナップスイッチ
SYgをオフにすると、電磁弁SLsが閉じ、乳化タン
ク17内に水16が流入されるのを停止する。
その後、スナップスイッチSY4を手動によりオンし、
ポンプP+を回転駆動した場合に、乳化タンク17内で
攪拌された乳化重油27が燃料供給タンク7内に汲み揚
げられる。反対にスナップスイッチSY4を手動でオフ
すると、ポンプP1の回転が停止され、燃料供給タンク
7への乳化重油27の汲み揚げが停止される。
以上は手動による汲み揚げ操作である。
上述のように本願は、重油等の液体燃料に一定割合の乳
化剤を先に混ぜて乳化し易くし、次いで水を自動的に一
定割合でまぜて攪拌することにより得られる乳化重油を
燃料として用いるため、高価格の原料を節約して低コス
トの燃料が得られる。
又近接スイッチの移動に重油に対する水の割合や乳化剤
の割合を無段階に可変できるし、設置ボイラー等の大き
さによっても乳化重油等が製造される置を可変でき、カ
ウンターの取付けによって作動回数による乳化重油の消
費量も知り得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願特定発明の自動乳化処理装置の一実施例を
示した配管図、第2図は同じく回路図である。 5・・・水仕分はタンク、6・・・重油仕分はタンク、
7・・・燃料供給タンク、10・・・乳化剤、11・・
・乳化剤仕分はタンク、15・・・重油、16・・・水
、17・・・乳化タンク、31・・・バーナ、32・・
・移送管、33・・・バイパス、35・・・攪拌手段、
P+  、P2 、P3・・・ポンプ。 特許出願人  有限会社ニー、エム

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 Ill  乳化タンク内に最初に重油と乳化剤とが一定
    量流入され、攪拌され、次いで水が一定量流入され、さ
    らに攪拌手段で攪拌されることにより乳化重油が形成さ
    れ、その後この乳化重油が燃料供給タンク内に汲み揚げ
    られてノく−ナ等への燃焼に費やされることを特徴とし
    た重油等の液体燃料の自動乳化方法。 (2)上層と中間層と下層との三層構造の略筒状に形成
    され、このうち前記上層には重油が供給される重油仕分
    はタンクと水が供給される水仕分はタンクと、バーナに
    供給される乳化重油が汲み揚げられる燃料供給タンクと
    が設けられ、前記中間層には乳化剤仕分はタンクが設け
    られ、さらに前記下層には前記重油仕分はタンク、乳化
    剤仕分はタンク、水仕分はタンクから流入される重油、
    乳化剤、水との一定量を攪拌手段によって攪拌して乳化
    重油が形成される乳化タンクが設けられ、該乳化タンク
    と前記燃料供給タンクとを汲み揚げ用のポンプを用いて
    連絡したことを特徴とした重油等の液体燃料の自動乳化
    装置。
JP2900082A 1982-02-26 1982-02-26 重油等の液体燃料の自動乳化方法および之を実施する装置 Pending JPS58147497A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2900082A JPS58147497A (ja) 1982-02-26 1982-02-26 重油等の液体燃料の自動乳化方法および之を実施する装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2900082A JPS58147497A (ja) 1982-02-26 1982-02-26 重油等の液体燃料の自動乳化方法および之を実施する装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS58147497A true JPS58147497A (ja) 1983-09-02

Family

ID=12264131

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2900082A Pending JPS58147497A (ja) 1982-02-26 1982-02-26 重油等の液体燃料の自動乳化方法および之を実施する装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58147497A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0247194A (ja) * 1988-08-08 1990-02-16 Intevep Sa 粘性炭化水素/水乳濁液

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0247194A (ja) * 1988-08-08 1990-02-16 Intevep Sa 粘性炭化水素/水乳濁液
JPH0579278B2 (ja) * 1988-08-08 1993-11-01 Intevep Sa

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2669941A (en) Continuous liquid pumping system
US5244586A (en) Machine coolant recycling system
US4066545A (en) Bilge water disposal system including oil recovery means
US4243528A (en) Treater for mechanically breaking oil and water emulsions of a production fluid from a petroleum well
JP2008514851A (ja) 複式ポンプ燃料供給システム
JPS621447A (ja) 水に混和可能な燃料と水の前混合装置をもつ燃料電池システム
US2146729A (en) Automatic fuel control system for vehicles
GB1465722A (en) Apparatus for separating liquids of lower density especially oil from water
CA1313557C (en) Pump control system for instantly reversing the drive motor
JPS58147497A (ja) 重油等の液体燃料の自動乳化方法および之を実施する装置
US3855103A (en) Electrical treater system for producing a combustible fuel
US3355019A (en) Eductor control in sewage treatment plant
CN205586852U (zh) 一种新型柴油乳化装置
GB2234519A (en) Waste oil processing plant
US4430054A (en) Oil-water mixing and supplying system
CN115838217A (zh) 一种一体化乳化型含油废水预处理装置和方法
US3366551A (en) Oil refiners
JPS61138051A (ja) 給湯機付ふろ釜の制御方法
JPH07109955A (ja) 油・水分離装置
SU1507433A1 (ru) Устройство дл приготовлени водотопливных эмульсий
CN106390788B (zh) 柴油乳化转换装备及方法
JPS5933392A (ja) 水及び燃料油の混合供給装置
CN215353236U (zh) 一种用于混合溶液的配比控制系统
CN219463263U (zh) 一种乳胶基质料仓液位监测的安全联锁装置
CN205025666U (zh) 多用途分体油箱