JPS5814723B2 - 可変低抗器用低抗体 - Google Patents
可変低抗器用低抗体Info
- Publication number
- JPS5814723B2 JPS5814723B2 JP50075158A JP7515875A JPS5814723B2 JP S5814723 B2 JPS5814723 B2 JP S5814723B2 JP 50075158 A JP50075158 A JP 50075158A JP 7515875 A JP7515875 A JP 7515875A JP S5814723 B2 JPS5814723 B2 JP S5814723B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resistive film
- low antibody
- resistor
- center
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Details Of Resistors (AREA)
- Adjustable Resistors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、抵抗皮膜が扇形の可変抵抗器用抵抗体に関す
るものである。
るものである。
通常、この種可変抵抗器は第1図に示す構造をしている
。
。
すなわち、ベークライトやアルミナ磁器などの円形の絶
縁基体1上に、炭素皮膜、グレーズ皮膜、金属皮膜など
の抵抗皮膜2を扇形に形成し、抵抗皮膜2上を金属やカ
ーボンからなる刷子3が摺動する構造を有している。
縁基体1上に、炭素皮膜、グレーズ皮膜、金属皮膜など
の抵抗皮膜2を扇形に形成し、抵抗皮膜2上を金属やカ
ーボンからなる刷子3が摺動する構造を有している。
さらに抵抗皮膜20両端には電極4,5が抵抗皮膜2と
の重畳部分6を有するように形成されている。
の重畳部分6を有するように形成されている。
従来、抵抗皮膜は一様な厚さに形成されている。
この場合電極4,5の間に電圧を位加したとき、扇形の
中心に近い部分程電流が多く流れるので、扇の中心に近
い部分では大きなジュール熱が発生し、逆に扇形の中心
から離れた部分では、小さなジュール熱しか発生しない
という結果を生じた。
中心に近い部分程電流が多く流れるので、扇の中心に近
い部分では大きなジュール熱が発生し、逆に扇形の中心
から離れた部分では、小さなジュール熱しか発生しない
という結果を生じた。
このため実用上可変抵抗器に加えうる電力は、主として
扇形の中心に近い部分の抵抗皮膜2の温度上昇で決まり
、抵抗皮膜2の全体を有効に用いることができないとい
う欠点があった。
扇形の中心に近い部分の抵抗皮膜2の温度上昇で決まり
、抵抗皮膜2の全体を有効に用いることができないとい
う欠点があった。
さらにこの不均一な温度上昇のために、抵抗皮膜2と基
体1との熱的性質の差、たとえば熱膨張率の違いにより
抵抗皮膜2に部分的な歪が加わり、電気特性が変化し易
いという欠点があった。
体1との熱的性質の差、たとえば熱膨張率の違いにより
抵抗皮膜2に部分的な歪が加わり、電気特性が変化し易
いという欠点があった。
本発明は、上記欠点を除去できる可変抵抗器用抵抗体を
提供するもので、以下に詳述する。
提供するもので、以下に詳述する。
本発明の要点は、扇形の抵抗皮膜のうち、電極との重畳
部分を除く抵抗皮膜の円周方向の長さを扇形の中心から
離れるに従って短くしたことにある。
部分を除く抵抗皮膜の円周方向の長さを扇形の中心から
離れるに従って短くしたことにある。
すなわち従来の一様な厚さの抵抗皮膜においては、扇形
の中心に近い部分ほど電極4,5間の抵抗値が低くなる
ので、この部分に電流が多く流れる結果不均一な温度上
昇を生じると考えられる。
の中心に近い部分ほど電極4,5間の抵抗値が低くなる
ので、この部分に電流が多く流れる結果不均一な温度上
昇を生じると考えられる。
しかし本発明の抵抗体は、第2図に示す如く、扇形の中
心から離れるに従って、抵抗皮膜2と電極4,5との重
畳部分6を除く抵抗皮膜2の円周方向の長さが短くなる
ように構成しているので、扇形の中心からの抵抗皮膜2
の位置に無関係に電極4,50間の抵抗を一定にするこ
とができる。
心から離れるに従って、抵抗皮膜2と電極4,5との重
畳部分6を除く抵抗皮膜2の円周方向の長さが短くなる
ように構成しているので、扇形の中心からの抵抗皮膜2
の位置に無関係に電極4,50間の抵抗を一定にするこ
とができる。
したがって抵抗皮膜2の全体に一様な電流が流れるので
、温度上昇は抵抗皮膜2の全体にわたり一様になる。
、温度上昇は抵抗皮膜2の全体にわたり一様になる。
この結果、抵抗皮膜2に加えうる電力は、抵抗皮膜2全
体を有効に用いることができるので、従来品に比して大
きくすることができる。
体を有効に用いることができるので、従来品に比して大
きくすることができる。
さらに不均一な温度上昇に伴う抵抗皮膜20部分的歪も
なくなるので、電気特性を安定にすることができる。
なくなるので、電気特性を安定にすることができる。
なお本発明の抵抗体は、通常の印刷技術や蒸着、スパツ
タリンなどの薄膜技術、さらには化学的なエッチング技
術を用いることにより容易に実現できる。
タリンなどの薄膜技術、さらには化学的なエッチング技
術を用いることにより容易に実現できる。
以上説明したように、本発明の可変抵抗器用抵抗体は、
扇形をなす抵抗皮膜と電極との重畳部分を除く抵抗皮膜
の円周方向の長さを、扇形の中心から離れるに従って短
くしているので、電極間の抵抗値に偏りがなくなり、抵
抗皮膜全体に一様に電流が流れる。
扇形をなす抵抗皮膜と電極との重畳部分を除く抵抗皮膜
の円周方向の長さを、扇形の中心から離れるに従って短
くしているので、電極間の抵抗値に偏りがなくなり、抵
抗皮膜全体に一様に電流が流れる。
したがって、抵抗皮膜に印加し得る電力を従来品に比べ
て大きくすることができる。
て大きくすることができる。
第1図は可変抵抗器の一般的な構造を説明する平面図、
第2図は本発明にかかる可変抵抗器用抵抗体の電極部分
の一例を示す図である。 2・・・・・・抵抗皮膜、5・・・・・・電極、6・・
・・・・重畳部分。
第2図は本発明にかかる可変抵抗器用抵抗体の電極部分
の一例を示す図である。 2・・・・・・抵抗皮膜、5・・・・・・電極、6・・
・・・・重畳部分。
Claims (1)
- 1 絶縁基板上に形成された扇形の抵抗皮膜と、この抵
抗皮膜の両端部に一部前記抵抗皮膜を覆うように形成さ
れた電極を備え、前記電極との重畳部分を除く前記抵抗
皮膜の円周方向の長さを、扇形の中心から離れるに従っ
て短かくしたことを特徴とする可変抵抗器用抵抗体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50075158A JPS5814723B2 (ja) | 1975-06-19 | 1975-06-19 | 可変低抗器用低抗体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50075158A JPS5814723B2 (ja) | 1975-06-19 | 1975-06-19 | 可変低抗器用低抗体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS51150058A JPS51150058A (en) | 1976-12-23 |
JPS5814723B2 true JPS5814723B2 (ja) | 1983-03-22 |
Family
ID=13568106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50075158A Expired JPS5814723B2 (ja) | 1975-06-19 | 1975-06-19 | 可変低抗器用低抗体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5814723B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5775705U (ja) * | 1980-10-29 | 1982-05-11 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS482137U (ja) * | 1971-05-28 | 1973-01-11 |
-
1975
- 1975-06-19 JP JP50075158A patent/JPS5814723B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS482137U (ja) * | 1971-05-28 | 1973-01-11 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS51150058A (en) | 1976-12-23 |
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