JPS58146510A - 癌正常化組成物 - Google Patents

癌正常化組成物

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JPS58146510A
JPS58146510A JP58011585A JP1158583A JPS58146510A JP S58146510 A JPS58146510 A JP S58146510A JP 58011585 A JP58011585 A JP 58011585A JP 1158583 A JP1158583 A JP 1158583A JP S58146510 A JPS58146510 A JP S58146510A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は癌を正常化するための組成物及び癌治療にお
けるその使用に関する。
癌は望ましくない寄生性新生物であって、それ故に人体
から除去しなければならないと、古くから今日まで医学
の専門家によシ信じられてきたことは周知の事実である
過去の歴史を通し、内科医は上記の線にそって行動し、
従って原発切除術を行ってきた。
このような考え方にそって、エクセレシス(ex@r*
sim )として知られる最も簡単な外科的方法から出
発して癌細胞を破壊する技法が開発されてきた。
現在なお、十分に効果的な技法とは言えないにしてもエ
クセレシスは行われ続けている。実際のところ、この糧
の外、利手術は、それのみを使用する場合にはあtbに
しばしば不完全であり、そして又非常に多くの場合、原
発部位からの拡散がまぬがれなかった。
広く行われてきた他の方法は、X−線、ラソウム、セシ
ウム、コバルト等を用いる放射線療法である。この種の
治療法の原理は、癌細胞は放射線に対して虚弱且つ感受
性であって、それ自体活発に増殖するが、それ以上に放
射線によυ破壊されやすいという事実に基礎を置いてい
る。
しかしながら不都合なことに、放射線は正常細胞から新
たな癌細胞の誘導を促進し、このことは広島における原
子爆弾の爆発後に十分に観察された通シである。
最後に多くの望みが化学及び抗細胞分裂型の新しい薬剤
の生産に基礎ずけられている。抗細胞分裂剤は特に、D
NAの複製を阻害することによpDNA及びその発現の
レベルで機能する。不都合なことに、これらの薬剤は、
癌細胞と、急速な増殖及び健全な体を完熱な平衡状態に
維持するために必須の再生を行りている正常細胞との両
者に区別なく作用する。
その上、化学療法による癌の殺滅により最初の段階にお
いては非常に劇的な癌細胞の対数的減少過程が生ずるが
、すべての癌細胞の殺滅には至らないO 最後に、抗細胞分裂剤は、特にDNAの分裂を阻害する
ようにDNAレベルで作用するために、変異を引き起こ
し、この変異のあるものは数年後に新たな癌を生じさせ
るという大きな障害が最近間らかになった。
現在、免疫刺激療法が再び前面に押し出され、今や活発
に研究されているのは前記のような理由による。
しかしながら、癌の増殖過程が理解されていなかった時
代(今日なお完全には理解されていないが)には考えら
jLなかりた前記以外の基本的な問題解決過程が存在す
る。これは、癌細胞を破壊することなく正常状態に復せ
しめることから成るいわゆる「癌の正常化(Tumor
 Reversion )Jである。
この解決方法は、1981年10月13日にグリフニー
ル(Grlff@ul )賞がユネスコに与えられた際
に癌の正常化は生物学的革命であると述べられた程魅力
的7である。
\゛ り このような展望の中で、最近の研究は、癌細胞は、もと
は正常で、そして従って病的ではなかったが、まだ知ら
れていないなんらかの理由で、活動性の面で変化をきた
した体細胞であって、この変化によシ身体を侵害し、平
衡が破壊された状態と致死的な結果を導く制御されない
増殖とをもたらすものであるとする承認された概念に基
礎を置いている。
それ故に、健全な身体の平衡におけるあらかじめ確立さ
れたプログラムの正常な発現を回復せしめることによシ
、本来正常であったがその後癌細胞に変化した細胞が再
び正常な活動を回復する。
研究者はすでに癌の正常化に注意を向けておシ、そして
、非常にまれではあるがある種の癌が自然退化するとい
う事実に勇気ずけられている。
多くの著者が正常化作用を有するかもしれない化学物質
の使用を試みてきたが、成功していない。
しかしながら、本発明者は、可能性のある広範囲にわた
る正常化剤について数年間にわたシ研究及び実験を行っ
た末、1種類の正常化剤を使用するのではなく、複数の
成分の相補的性質を組み合わせた正常化組成物を用いる
ことによシ、試験管内(ln vllro )において
ヒーラ(H@1m)細胞を正常化するのに成功した。
癌の正常化は、細胞培養の分野においてよく知られてい
る2つの標準的基準、すなわち接触阻害の再現及びガラ
スへの付着性にょシ示された。
制御されない増殖の停止と接触阻害の再現は、培養中の
細胞層がガラス容器の全面に拡がり、ガラス容器の底部
が細胞層の担体として機能する場合に増殖が停止するこ
と であシ、この現象が正常化に伴うものである限シ該
現象は革命的である。
さらに、癌細胞の正常化は細胞相互間又は細胞とガラス
との良好な付着によっても示される。
癌細胞はすでに分離性を有しており、このことが転移に
よシ拡散する大きな理由である。
非毒性正常化組成物によシ前記2つの性質の発現が達成
されそして確認されるから、この組成物を医療分野に使
用する可能性を研究することは論理的必然であった。
この組成物は非常に容易に使用することができ、そして
癌の増殖を効果的に阻害する。すなわち、この組成物に
よシ、身体は自らの自然的な手段(動的平衡、特に免疫
的手段)によシ以前は危険であったが、今は単に役に立
たないものとなっている細胞を排除する。
この発明に従えば、この組成物は3種類の化学物質、す
なわちポリエチレングリコール、ジメチルスルホキシド
及びゼオフィリン(thsophylline)を単に
蒸留水中で混合することによって組み合わせたものであ
ることを特徴とする。
周囲培地中の癌細胞培養物(例えばクローン化ヒーラ細
胞のコロニー)に加えた場合、この混合物は癌の正常化
を開始する。
次の例によシ、この組成物及びその使用方法をさらに詳
細に記載する。しかしこの発明の範囲をこれに限定する
ものではない。
実験方法 培養中のヒーラ細胞(癌細胞)の融合層をこの発明に従
って処理した。
培養は、10チの 牛胎児血清(87Fユーロピオ(E
urobio) )を伴う培地(MEM2011ユーロ
ピオ)301を収容した表面積75譚2の7フル実験1
.基礎実験 正常化現象 フラスコ19次の比率で調製した混合物を加えた。
すなわち、ポリエチレングリコール10チ溶液1−5”
C純粋ジメチルスルホキシド0.5*l、及(jゼオフ
ィリン50μ!である。
1週問おきに2回上記の比率において培地の更新を行っ
た。最後に、正常化組成物をさらになんら加えることな
く培地を更新した。
この基礎実験と同時に、比較のために同じタイプの他の
フラスコを置いた。
フラスコ2゜ 通常の培地におけると−ラ細胞の正常な増殖を観察する
ためのなんらの添加も行わない比較フラスコ。
フラスコ3゜ ポリエチレングリコール(10チ溶液1.5m7)のみ
添加。
フラスコ4゜ 純粋なジメチルスルホキシド(0,5m)のみ添加。
7う:xy5゜ゼオフイソ7′so、u−1のみlシ工
Tてフラスコ。
フラスコ6゜ ゼオフィリンを添加しないでポリエチレングリコール(
10嗟溶液を1.5 m )及び純粋ジメチルスルホキ
シド(0,5mt)を添加。
結果 フラスコ1.0時間から8日後、すでに、ガラスに付着
した状態で規則的に配列された細胞が観察され、他の部
分では非常に不規則な状態のもとの細胞が存在し続けた
。しかし、定期的に培地を更新することによシ、非正常
化細胞が十分に除去され、正常細胞によって押しのけら
れ、分離されそして実際に弱められた後にフラスコの全
表面にわたって厳格に一層の細胞組織が拡がる1箇月〜
6週間後まで、正常化過程が継続した。
フラスコ2.3週間後、ヒーラ細胞の培養物は分離状態
となり、そしてこのタイプの培養において共通に観察さ
れるように細胞は懸濁状態となった。
フラスコ3.ポリエチレングリコールの添加によって培
養に変化が生じず、フラスコ2と同じ増殖経過をたどっ
た。
フラスコ4.ジメチルスルホキシドの添加により培養に
変化が生じず、フラスコ2及び3と同じ増殖経過をたど
った。
フラスコ5.ゼオフィリンの添加により培養に変化が生
じず、フラスコ2.3及び4と同じ増殖経過をたどった
フラスコ6、シかしながらこのフラスコにおいては、8
日後に、規則的に配列した見かけ上正常化過程をたどる
細胞帯が観察された。これらの細胞は、見かけ土工規則
な状態にある組織層の中央でガラスに付着し続けた。
しかしながら、さらに培地の更新を続けても正常化過程
は続かなかった。6週間後、培養の外観4は同じ状態(
静止状態)に維持されており、フラスコ全面にわたるマ
ット層は形成されなかった。
それにもかかわらず1つの重畳な性質に注目する必要が
ある。すなわち、比較フラスコの培養細胞を前記と同じ
時間そのままにおいたが、すべての細胞はすでに3週間
の間に懸濁状態に達していたという事実である。
6週間後実験を終了したがフラスコ1は継続した。18
箇月後に2いても、正常化した細胞は同じ状態すなわち
いわゆる静止状態であシ、単層のままであシフラスコの
縁において限定されていた。
実施2.ヒーラ細胞と正常化細胞の比較この基本実験の
間、比較ヒーラ細胞以外のヒーラ細胞層を、培養株を連
続クローンとして維持するために単に保存した。
これらの細胞層の1つの上に正常化した細胞による思い
がけない汚染が実際に起こった。そして実際の細胞接種
(細菌接種のような)が起こり、そして10日〜15日
後に小さな斑点状の散在コロニーが生じた。
これらのコロニーはフラスコの底に位置を占め、培養物
を害した。これらのコロニーは大きさを増し、そして厳
格に単層の細胞からなる円を形成し、相互に接触し、そ
して融合し、ヒーラ細胞層の上に拡がり、接触の際にく
ちびるに似たふくらみを形成した・ ヒーラ細胞層はやがて網目状(金網状)となった。ヒー
ラ細胞は最後には破壊され、ばらばらになり、無秩序と
なり、そして次々に懸濁状となった。そして、フラスコ
の縁に限定された単層状の正常化細胞の組織のみかのこ
った。
この実験から、正常化細胞はガラスへの強い付着性を示
し、そして培養中のヒーラ細胞に勝る活力を示す(これ
らの細胞のトリプシン処理を行うことが一層困難である
ことから明らかなように)ものと結論することができる
当初予定していなかりたこの実験の結果として、フラス
コの全底面にわたってコロニーを形成する正常化細胞の
組織層又はマットは接触阻害を示すことが観察された。
そして、過去6箇月間このような静止状態に保たれてい
る。
実験3.静止状態の維持 正富化細胞を収容したフラスコの1つを4週間そのtt
に保持し九〇O時間から8箇月後、正常化細胞の幾らか
が死滅し、分離し、そして懸濁状となシ、細胞の組織層
又はマットに穴をのこすことが見出された。その上、培
地が酸性となった。
洗浄し、更新した後、マット層は完全に再構成され、そ
して培養物は前の静止状態にもどった。0時間から18
箇月後、層はなお同じ状態にあった。
実験4.接触阻害の再現の遺伝的性質 0時間において、静止状態の正常化細胞を収容したフラ
スコの1つを、第1パ、セージ(この用語は細菌の前培
養と同じ操作を意味する)を行うために、トリプシン処
理した。
培養によシなんらの困難を伴うことなく新たな単層マッ
トが生成し、フラスコの縁に到達するとただちに静止状
態になりた。
第2・9.セージは23日後(全期間:23日)に行っ
た。
第3/母、セージは26日後(全期間:49日)に行っ
た。
第4・ぐ、セージは25日後(全期間ニア4日)に行っ
た。
第5パツセージ及び最終パッセージを16日後(全期間
:90日)に行った。
第5ノ9ツセージの終りにおいて全期日が90日となる
実験を行った。この実験条件において現象が安定して再
現することが十分に示された。
連続クローン化コロニーが確立され、そして正常化ヒー
ラ細胞が遺伝的性質を獲得した事実が証明されたと判断
した後実験を終了した。
こうして、他の実験に必要な新しい連続クローン化コロ
ニー細胞の場合と全く同様にして、この正常化細胞をい
つでも使用することができるようになった。
する独立性 この最後の実験が論証的であることを保証するため、1
8箇月が経過し、そして静止状態にある正常化細胞のフ
ラスコを使用した。
トリプシン処理後、新しいフラスコで接種細胞にコロニ
ー形成せしめた。確認のため次々と3回ノタッセーゾを
行りた。癌の正常化の実験的証明が確定した。
この事実は過熱的なものでもなく人為的なものでもなか
った。さらに、再現性は確立された事実であった。
上記実験は次のように要約することができる。
O正常化組成物は培養中のヒーラ細胞に作用して癌細胞
の正常化を行う。
0 この正常化は、癌化によって消失した重要な性質の
再現によって特色ずけられ、特に次の性質、すなわち接
触阻害、ガラスへの一層強い付着、及び細胞組織を構成
する細胞相互間の粘着によシ確認することができる。
○ 特に接触阻害は新たな有糸分裂が起こる際に維持さ
れること、従ってこの性質は次の世代に遺伝的に伝達さ
れること、並びに、これは培養の更新回数及び静止期間
の長さに支配されないことが明確に示された。    
、。
Oさらに、明確に示されたごとく、少なくとも2つの成
分、すなわちポリエチレングリコールとジメチルスルホ
キシドが必須であり、さらにゼオフィリンを加えること
によって正常化過程が十分に効果的となる。
O従って、組成物の正常化反応は、ポリエチレングリコ
ール(分子量1000〜6000の間であれば差がない
)から成る膜変性剤と、アジュバントとしてゼオフィリ
ンを加えたジメチルスルホキシドから成る正常化剤との
連携に依存する。
O実験1において示した比率は基本であり、平均的なも
のである。
補促実験によシ次のことが確立された。
1、弗素性膜変性剤(1f?リエチレングリコール)の
比率はその粘度的限界によってのみ影響され、蒸留水中
溶液において、最適比率は15チ(±7チ)である。
2、実質上毒性を有しない基本的正常化剤(−)メチル
スルホキシド)の比率は実質上増加することができる。
この物質の拡散速度は非常に高いととは良く知られてお
シ、この化学物は粘度的な限界を有しない。従りてこの
比率は溶液の容量の200(±10チ)に固定すること
が容易にできるが、組織的に探索して高い比率にする利
益は実質上存在しない。
3、他方、ゼオフィリンの比率は非常に狭い範囲に保持
しなければならない。培地30−に対して504と固定
したゼオフィリンの比率が実験的標準であシ、これから
あまシかけはなれることは好ましくなく、従って溶液の
5チ(±2.5 % )の範囲に保持すべきである。
試験管内試験によシ結果を得そして確認した彼、抗癌剤
として医療分野に適用することを考慮するのは轟然であ
る。
この適用は、2種類の情報により基礎ずけられなければ
ならない。すなわち、 1) 毒性情報、及び 2) 臨床的情報 である。
この発明の医薬としての使用の可能性を工業的規模で現
実のものとするには、これら2つの点が成功裏に扱われ
なければならない。
1)毒性情報 a)ポリエチレングリコールはいかなる毒性も全く有し
ない中性の化学物質であり、すでに皮下注射又は静脈内
注射に使用されており、そして動物又はヒトのいずれに
おいてもいかなる直接的(アレルギー的)効果又は二次
的効果も有しない。
b)ジメテルスノV不〜シトC2H65oは、相当多数
の動物種及びヒトに対する毒性研究の結果として非常に
広範囲なそして非常に種々の臨床的研究に使用されてい
る。これらの研究のすべては、1967年3月15日の
ニューヨーク、科学アカデミ−の年次会報(第141巻
第1号、1〜671頁)に671頁に及ぶ報告として公
表されている。しかしこの化学物質は、正常化剤として
は全く記載されていない。さらに、これらの報告はジメ
チルスルホキシドはいかなる毒性も有しないことを明ら
かにしている。
C)ゼオフィリンC7H3N402 (ジメチル−x、
3−キサンチン)は長年の間医薬として使用されてきた
化学物質である。この物質は利尿剤でToシ、心臓刺激
剤であυ、そして特に喘息の発作に対して使用される気
管支拡張剤である。
従って、これら3成分に関する限シ、さらに毒性試験を
行う必要がない。
しかしながら、次にDL50を記載する。
Oポリエチレングリコール ラットにおいてポリエチレングリコール(600)のD
L50は7.811Aである。これをヒト(体重的70
に9)に換算すれば546gに相当し、正常化に十分な
量はこのDL50の11546にすぎないと考えられる
Oジメチルスルホキシド ジメチルスルホキシドのDL50は、マウスの場合12
117に9であり、ラットの場合は20,5117に9
である。この物質の全身毒性は低く、すべての檻におい
て同じ発現を示す。比較として、−回の注射でヒトに使
用される投与量は上記のDL50の1/1050である
Oゼオフィリン ゼオフィリンのDL50は、マウスの場合4001v/
kl?、う、トの場合3001119/に9である。
これらの値は高い。この値をヒトに使用する最高薬用量
すなわち10W11の薬剤を1回注射する場合の純ゼオ
フィリン0.021iと比較すれば、この量は平均DL
50である3 5011Vkli+の1/1225にす
ぎない。
2)臨床実験 この実験は現在までの要約であるが、それにもかかわら
ず、次の組成、すなわち、 蒸留水         9(1/ ポリエチレングリコール  9Ii 純ジメチルスルホキシド  91 ゼオフィリン      通常6%医薬溶液311It
からなる混合物を、−回当りIQIIIIずつ原則とし
て8目間隔での一連の皮下注射として投与した後、次の
ような1量な観察結果を得た。
−)イヌ 次の結果が得られた。
Q 例外的な間隔である4量5日ごとに3回注射した後
、皮膚生新物(小さな二次白色腫瘍、表面が滑らかで毛
がない)が萎縮し、がゎき上がシ、そしてその90%が
消滅した。
O同じ動物における主要な腫瘍の変化=3回の注射の後
8目間隔で10回注射した後、波動するようになりてい
た眼下表面の大形肉層は化膿融合し、コールド・アブセ
ス(cold abe・s+s)ノように外に放出され
る。
b)男性 白血病患者の場合状の結果が得られた。
O致命的結果から数日−24時間間隔で2回10R1ず
つ注射した後、白色コロニーのエレメントの数が100
,000から10,000に急速に低下し、残ったエレ
メントの機能価は維持された。
この機能価は芽細胞の92から33への減少、リンA球
の1から65への増加によシ表わされる。
さらに数日後、芽細胞は7に減少し、9779球は漸進
的に87に増加した。
C)女性 O乳癌−ラジオグラフ及びエコーグラフにょる観察で7
1111Iの直径を有する癌(科学的には望ましいが、
患者の危険を回避するため生検は行わなかった)が、正
常化組成物を5回注射(8目間隔で10′111ずつの
皮下注射)した後正常化した。正常化が完成した後2箇
月間にわたシ10日ごとに1回注射することによシこの
治療を継続した。正常化後、月に1回ずつラジオグラフ
及びエコーグラフを撮った結果、癌の像それ自体が変化
し、そして外側に比べて後方エコーによりてわずかに補
強された中心不完全エコー領域が存在することが示され
た。
O子宮癌は頚管生検によって次の通シ観察された。「非
常に大きな分化した頚管外浸潤侵入及び化膿した類表皮
朧」が存在した。セシウムの局部放射による治療を行っ
た。腹壁切開術を行った。
この場合、生検は行ったが切除は行わなかった。
すなわち、腸骨分岐の結節腫の分析の結果、はとんど分
化していない未熟な多数の新生物性類表皮朧による大き
な浸潤が認められた。結局、膀胱及び子宮に存在したた
め癌を切除することができなかった、正常化組成物を5
回注射する(8目間隔で101ずつ皮下注射する)こと
により治療した。
さらに前記と同じ間隔で治療を継続した。
この結果、子宮スキャンノブラフにより、子宮は体積が
増加し、均一なエコー構造を有し、そして均一な周縁を
有することが明らかになった。特に、「現時点では特記
すべき骨盤塊(pelvlcmams )は存在しない
」と報告された。最後に膣内容量布によシ癌が存在しな
いことが明確に結論された。
結論 Oこの発明の正常化組成物の性質を試験管内実験によシ
明らかにし、この組成物は生体内においても同じ性質を
有することを示した。
Oこの組成物は癌細胞を破壊する作用を有しない。
Oこの組成物は、実際に他の細胞を破壊しない。
Oしかし、−たん癌細胞が正常化すれば、細胞はその場
に残り、そしてその存在がラジオグラフ及びエコーグラ
フによって示され続ける。
Oいずれにしても、細胞の増殖は常に停止することがす
でに約20例認められている。
0 癌細胞が引き起こす制御されない増殖による害をも
はや引き起こすことはないが平衡作用過程(リンAI球
の作用、壊死又は無菌的化膿融合)により外来細胞とし
て除去されなければならない細胞を除去するために、宿
主体それ自体、すなわちそれ自体の手段(もしそのよう
な手段が残存しているとすれば)及び特にその免疫的防
御機構が使われる。
今までの経験によれは、正常化剤の使用に当っては、す
でに記載した、そして療法剤の分野ですでになされてい
るような厳格な考慮がなされなければならない。
しかしながら、試験管内実験のために調製された薬剤模
型は生体内分野に適用されなけれはならない。
このために、蒸留水の代わりに生理的血清又はフィント
ン(Quinton )血清が使用される。
又、ポリエチレングリコール及びジメチルスルホキシド
の希釈が効果的でおることはよく確立された事実である
。他方、すでに決定された、そしてその後に投与される
ゼフィリンの量の1150及び1/100に減少したゼ
オフィリンを含有する薬剤を最初に注射することによυ
、身体をゼオフィリン(常用の医薬において6%溶液と
して知られている)に適応させることが必要である。
特許出願人 ロジャールイスユージン ホケ 特許出願代理人 弁理士 青 木   朗 弁理士 西 舘 邪 之 弁理士 福 本   積 弁理士 山 口 昭 之

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、膜変性剤たるポリエチレングリコール、基本正常化
    化合物たるジメチルスルホキシド及びアジュバントたる
    ゼオフィリンから成る癌正常化組成物。 2、分子量1000〜6000の範囲のポリエチレング
    リコールの蒸留水中15±796溶液K、純粋ジメチル
    スルホキシド2o±10−を加え、さらにこの混合物に
    ゼオフィリン5±2.5チを加えてなる特許請求の範囲
    第1項記載の組成物。 3、膜変性剤たるポリエチレングリコール、基本正常化
    化合物たるジメチルホルムアミド及びアジ−パントたる
    ゼオフィリンから成る組成物を活性成分として含んで成
    る癌正常化医薬。
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